JP3225417U - 導光装飾板及び照明モジュール - Google Patents

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信宏 李
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Abstract

【課題】金型のコストを削減し、金型の開発時間を短縮し、導光装飾板のパターン変化の自由度を高めるという利点を有する導光装飾板及び照明モジュールを提供する。【解決手段】導光装飾板は導光板12及びパターン化透明層14を含み、導光板12は第1入光面、マイクロ構造面18及び出光面20を有し、マイクロ構造面は出光面に対向し、第1入光面はマイクロ構造面と出光面との間に接続され、マイクロ構造面全体には複数の第1マイクロ溝22が設けられ、各第1マイクロ溝は第1入光面に面する第1光対向面221を有し、パターン化透明層は、マイクロ構造面に設けられ、一部の第1マイクロ溝に充填される。【選択図】図2

Description

本考案は、発光装置に関し、特に導光装飾板及び照明モジュールに関する。
現在、照明装飾板の製品は、殆どアクリル基板を採用しており、アクリル基板の表面に射出又はエンボス加工により凹溝を形成し、アクリル基板の一方側に照明光源を配置し、照明光源のビームがアクリル基板内で伝送され、或いは凹溝により反射されて出射する。異なる凹溝の形状及び配列により、特定の照明パターンを形成する。
しかし、凹溝のパターンを有する従来のアクリル基板は、金型を使用して製造する必要があり、熱間圧延、ホットプレス及び射出成形の何れであっても、1つの金型は1つのパターンにしか対応できない。金型の開発コストが大きく、金型の補修時間が長いため、従来の照明装飾板のパターンは殆ど変化せず、また、その価格が高く、多様化及びリーズナブル化で消費者を引き付けるという現在の傾向に適応することは困難である。
「背景技術」段落の内容は本考案の内容の理解を補助するためのものであり、「背景技術」段落に記載される内容は、当技術分野の常用知識を持っている者が把握していること以外の従来技術も含むことができる。「背景技術」段落に記載される内容について、「背景技術」の内容又は本考案の一個又は複数個の実施例が解決しようとする問題を代表するものは、本考案の出願前に当技術分野の常用知識を持っている者が既に把握又は承知しているものではない。
本考案は、金型のコストを削減し、金型の開発時間を短縮し、導光装飾板のパターン変化の自由度を高めるという利点を有する導光装飾板及び照明モジュールを提供する。
本考案の他の目的及び利点は、本考案に開示されている技術的特徴からさらに明らかになる。
上記の目的の一つ、一部若しくは全部、又は他の目的を達成するため、本考案の1つの態様は、導光板と、パターン化透明層と、を含む導光装飾板であって、前記導光板は、第1入光面、マイクロ構造面及び出光面を有し、前記マイクロ構造面は前記出光面に対向し、前記第1入光面は前記マイクロ構造面と前記出光面との間に接続され、前記マイクロ構造面全体には複数の第1マイクロ溝が設けられ、前記複数の第1マイクロ溝のそれぞれは、前記第1入光面に面する第1光対向面を有し、前記パターン化透明層は、前記マイクロ構造面に設けられ、前記複数の第1マイクロ溝の一部に充填される、導光装飾板を提供する。
上記の目的の一つ、一部若しくは全部、又は他の目的を達成するため、本考案のもう1つの態様は、上記の導光装飾板と、第1光源と、を含む照明モジュールであって、前記第1光源は、前記第1入光面に対向して設けられる、照明モジュールを提供する。
本考案の導光装飾板は、導光板全体にマイクロ溝が配置され、パターン化透明層により一部のマイクロ溝を完全に充填することで、出光面のパターン化透明層により完全に充填された部分に対応する位置に光が出射せず、暗い効果を達成すると共に、出光面のパターン化透明層が充填されておらず、或いはパターン化透明層により部分的に充填された部分に対応する位置に光が出射し、明るくなるため、様々なパターンを有するパターン化透明層を設けることにより、導光装飾板が様々な出光パターンのニーズに適応することができる。よって、導光装飾板を製造する際にマイクロ溝が全体的に設けられた金型を使用すればよく、透明材料の充填技術を利用して様々なパターンを有する導光装飾板を製造することができ、金型のコストを削減し、金型の開発時間を短縮し、導光装飾板のパターン変化の自由度を高めることができる。
本考案の上記及び他の目的、特徴及び利点をより明確にするために、以下は図面を参照しながら好ましい実施例を詳細に説明する。
本考案の1つの実施例に係る第1光源及び導光装飾板を含む照明モジュールを示す上面図である。 図1の導光装飾板のP−P’線に沿う断面の部分断面図である。 図1の導光装飾板の領域Aの導光板を示す部分拡大図である。 本考案の1つの実施例に係るマイクロ構造面に対して傾斜する光対向面を示す図である。 本考案のもう1つの実施例に係る第1光源、第2光源及び導光装飾板を含む照明モジュールを示す上面図である。 図5の導光装飾板の領域Bの導光板を示す部分拡大図である。 本考案の1つの実施例に係るマイクロ溝の構成を示す図である。 図7に示す三日月状のマイクロ溝のA−A線に沿う断面の断面図である。 図7に示す三日月状のマイクロ溝のB−B線に沿う断面の断面図である。 図7に示す三日月状のマイクロ溝のC−C線に沿う断面の断面図である。
上述した本考案の上記及び他の技術的内容、特徴及び効果は、以下の図面を参照しながら、好ましい実施例の詳細な説明に示されるように、明らかである。以下実施例に言及される「上」、「下」、「左」、「右」、「前」、「後」等の方向の用語は、単なる図面の方向を参照するものである。よって、本考案は方向の用語に示されるものに限定されない。
図1は本考案の1つの実施例に係る第1光源及び導光装飾板を含む照明モジュールを示す上面図であり、図2は図1の導光装飾板のP−P’線に沿う断面の部分断面図であり、図3は図1の導光装飾板の領域Aの導光板を示す部分拡大図である。図1〜図3に示すように、照明モジュール30は、導光装飾板10及び第1光源32を含む。導光装飾板10は導光板12及びパターン化透明層14を含み、導光板12は、第1入光面16、マイクロ構造面18及び出光面20を有し、マイクロ構造面18は出光面20に対向し、第1入光面16はマイクロ構造面18と出光面20との間に接続される。マイクロ構造面18全体には複数の第1マイクロ溝22が設けられ、複数の第1マイクロ溝22のそれぞれは、第1入光面16に面する第1光対向面221を有する。1つの態様では、第1マイクロ溝22の断面は、例えばV字形の凹溝である。パターン化透明層14は、マイクロ構造面18上に設けられ、一部の第1マイクロ溝22内に充填される。1つの態様では、一部の第1マイクロ溝22はパターン化透明層14により完全に充填され、他部の第1マイクロ溝22はパターン化透明層14により部分的に充填され(図示せず)、或いは何れのパターン化透明層14も充填されていない。ここの「完全に充填される」とは、例えばパターン化透明層14の表面の高さとマイクロ構造面18の高さが同一であるようにパターン化透明層14が第1マイクロ溝22を丁度充填し(図示せず)、或いはパターン化透明層14が第1マイクロ溝22を充填し、且つマイクロ構造面18から突出することを意味する。この場合は、パターン化透明層14は一部のマイクロ構造面18を覆う。図1に示す実施例では、一部の第1マイクロ溝22はパターン化透明層14がマイクロ構造面18から突出するようにパターン化透明層14により充填され、他部の第1マイクロ溝22にはパターン化透明層14が充填されていない。
図1に示すように、1つの態様では、導光板12は、例えば対向する左側面121及び右側面122、並びに対向する上側面123及び下側面124を有する。左側面121及び右側面122は上側面123及び下側面124に接続され、左側面121、右側面122、上側面123及び下側面124はマイクロ構造面18と出光面20(図2に示す)との間に接続されている。1つの態様では、例えば導光板12の左側面121を第1入光面16とし、図3に示すように、マイクロ構造面18上の複数の第1マイクロ溝22は例えば実質的に縦方向に延在し、即ち上側面123に向けて延在し、或いは下側面124に向けて延在する。ここで、第1マイクロ溝22は、平行に配列されることに限定されず、第1マイクロ溝22の第1光対向面221は第1入光面16(左側面121を一例にする場合)に実質的に面する。また、第1マイクロ溝22が実質的に縦方向に延在する場合、導光板12の左側面121を第1入光面16とすることに限定されず、図示しない1つの態様では、導光板12の左側面121及び右側面122両者は共に第1入光面16とされてもよい。この場合は、第1マイクロ溝22は実質的に対向する2つの第1光対向面221を有し、1つの第1光対向面221は導光板12の左側面121に実質的に面しており、もう1つの第1光対向面221は導光板12の右側面122に実質的に面している。
図示しない1つの態様では、導光板12の四隅のうち少なくとも1つに隅切り平面を第1入光面16として形成してもよい。この場合は、第1マイクロ溝22の延在方向は縦方向ではなく、隅切り平面に実質的に沿う方向であるため、第1マイクロ溝22の第1光対向面221は隅部に位置する第1入光面16に実質的に面することができる。
導光板12は第1屈折率を有し、パターン化透明層14は第2屈折率を有し、パターン化透明層14の第2屈折率は第1屈折率に近い。図1及び図2に示すように、パターン化透明層14により第1マイクロ溝22を完全に充填することで、第1入光面16からパターン化透明層14の部分に入射したビームL1は、出光せず、導光板12の内部で全反射され、即ち出光面20のパターン化透明層14により完全に充填された部分に対応する位置に光が出射せず、暗い効果を達成し、一方、第1入光面16から第1マイクロ溝22のパターン化透明層14により部分的に充填され、或いはパターン化透明層14が充填されていない部分に入射したビームL2は、第1光対向面221により出光面20へ全反射されて出光し、即ち出光面20のパターン化透明層14により部分的に充填され、或いはパターン化透明層14が充填されていない部分に対応する位置に光が出射し、明るいパターンが現れる。
ここで、第1光対向面221はマイクロ構造面18に対して傾斜し、図4は本考案の1つの実施例に係るマイクロ構造面に対して傾斜する光対向面を示す図である。図4に示すように、第1光対向面221とマイクロ構造面18とは夾角Φをなし、従来の通常の導光板12の材料の第1屈折率は例えば約1.5であり、空気の屈折率は1である。スネルの法則によると、第1光対向面221により第1入光面16に垂直に入射したビームL2を出光面20に全反射して出光面20を介して出光させるために、出光面20において全反射が生じることを回避するように、出光面20に入射したビームL2の入射角θは42度よりも小さいことを必要とする。このため、第1光対向面221とマイクロ構造面18との夾角Φは156以下である必要があり、好ましくは、夾角Φは90度〜156度の範囲内にある。また、パターン化透明層14が第1マイクロ溝22に充填された後に、第1光対向面221とパターン化透明層14との界面で第1屈折率と第2屈折率との差異により全反射が生じることがないように、パターン化透明層14の材料を選択する際に、第2屈折率が第1屈折率の0.91倍よりも大きいものを選択する必要があり、即ち、第1屈折率をnとし、第2屈折率をnとすると、n>0.91nとなる。
導光板12における第1マイクロ溝22は、ホットプレス、熱間圧延又は射出成形により製造されてもよいが、これに限定されず、導光板12に第1マイクロ溝22を有するフィルム層を設けてもよい。また、パターン化透明層14が充填される際に、透明インク又は膠質体(コロイド)を用いて第1マイクロ溝22に充填されてもよく、その実現方法は例えばインクジェット、スクリーン印刷又は人工描画などを含む。膠質体の硬化条件に応じて、第1マイクロ溝22を完全に充填した後に、焼成、自然乾燥又は紫外線硬化などにより膠質体を硬化させてもよい。ここで、硬化後のパターン化透明層14は上記の第2屈折率を有する。
上記の複数の第1マイクロ溝22の長さは、同一であってもよいし、異なってもよい。1つの態様では、第1マイクロ溝22の長さは、60μm〜280μmの範囲内にある。また、上記の複数の第1マイクロ溝22の深さは、同一であってもよいし、異なってもよい。1つの態様では、第1マイクロ溝22の深さは、5μm〜30μmの範囲内にある。
図1に示すように、照明モジュール30の第1光源32は、第1入光面16に対向して設けられる。第1光源32が点灯していない場合、導光装飾板10は透明となり、第1光源32が点灯している場合、パターン化透明層14のパターンにより、導光装飾板10は透かしのパターン画面を生成する。
図5は本考案のもう1つの実施例に係る第1光源、第2光源及び導光装飾板を含む照明モジュールを示す上面図であり、図6は図5の導光装飾板の領域Bの導光板を示す部分拡大図である。図5及び図6に示すように、照明モジュール30Aは、導光装飾板10A、第1光源32及び第2光源34を含む。導光装飾板10Aは導光板12A及びパターン化透明層14を含む。導光板12Aと前の実施例に係る導光板12との差異として、導光板12Aは第2入光面24をさらに有し、第2入光面24もマイクロ構造面18と出光面20(図2に示す)との間に接続されている。前の実施例と同様に、導光板12Aは、例えば対向する左側面121及び右側面122、並びに対向する上側面123及び下側面124を有する。1つの態様では、第2入光面24は第1入光面16に対向しておらず、例えば導光板12Aの左側面121を第1入光面16とする場合、導光板12Aの上側面123を第2入光面24とする。図6に示すように、マイクロ構造面18全体には複数の第1マイクロ溝22及び複数の第2マイクロ溝26が設けられ、各第1マイクロ溝は第1入光面16に面する第1光対向面221を有し、各第2マイクロ溝26は第2入光面24に面する第2光対向面261を有する。パターン化透明層14は、マイクロ構造面18上に設けられ、一部の第1マイクロ溝22内及び一部の第2マイクロ溝26内に充填されている。
1つの態様では、第1マイクロ溝22及び第2マイクロ溝26の断面は、例えばV字形の凹溝である。図6に示すように、第1マイクロ溝22は実質的に縦方向に延在し、即ち上側面123に向けて延在し、或いは下側面124に向けて延在し、第2マイクロ溝26は実質的に横方向に延在し、即ち左側面121に向けて延在し、或いは右側面122に向けて延在する。ここで、第1マイクロ溝22及び第2マイクロ溝26は、平行に配列されることに限定されず、第1マイクロ溝22の第1光対向面221は第1入光面16(左側面121を一例にする場合)に実質的に面し、第2マイクロ溝26の第2光対向面261は第2入光面24(上側面123を一例にする場合)に実質的に面する。
ここで、第1マイクロ溝22と第2マイクロ溝26とはマイクロ構造面18全体において交差してもよし、交差しなくてもよい。第1マイクロ溝22の第1光対向面221及び第2マイクロ溝26の第2光対向面261はマイクロ構造面18に対して傾斜し、第1光対向面221とマイクロ構造面18との夾角Φは、第2光対向面261とマイクロ構造面18との夾角Φと同一であってもよいし、異なってもよい。上述したように、第1光対向面221及び第2光対向面261に入射したビームを第1光対向面221及び第2光対向面261により出光面20(図2に示す)に全反射して出光面20を介して出光させるために、夾角Φは90度〜156度の範囲内にある必要がある。第2マイクロ溝26の長さ及び深さの範囲は、それぞれ第1マイクロ溝22の長さ及び深さと同一又は近接してもよく、第2マイクロ溝26の製造方法は第1マイクロ溝22の製造方法と同様であり、ここでその説明を省略する。また、第1マイクロ溝22及び第2マイクロ溝26は、同時に製造されてもよいし、二次加工により製造されてもよい。
ここで、第1マイクロ溝22が実質的に縦方向に延在する場合、導光板12Aの左側面121を第1入光面16とすることに限定されず、図示しない1つの態様では、導光板12Aの左側面121及び右側面122両者は共に第1入光面16とされてもよい。また、前の実施例に説明したように、第1マイクロ溝22は実質的に対向する2つの第1光対向面221を有する。第2マイクロ溝26が実質的に横方向に延在する場合、導光板12Aの上側面123を第2入光面24とすることに限定されず、図示しない1つの態様では、導光板12Aの上側面123及び下側面124両者は共に第2入光面24とされてもよい。また、第2マイクロ溝26は実質的に対向する2つの第2光対向面261を有し、1つの第2光対向面261は導光板12Aの上側面123に実質的に面しており、もう1つの第2光対向面261は導光板12Aの下側面124に実質的に面している。
図5に示すように、照明モジュール30Aの第1光源32及び第2光源34は、それぞれ導光板12Aの第1入光面16及び第2入光面24に対向して設けられている。第1光源32及び第2光源34が点灯していない場合、導光装飾板10Aは透明となる。第1光源32又は第2光源34が点灯している場合、第1マイクロ溝22と第2マイクロ溝26のそれぞれの延在方向が異なり、或いは第1光対向面221と第2光対向面261の傾斜度が異なるため、導光板12A上の同一のパターン化透明層14のパターンについて、第1光源32が点灯することにより生成されたビームが第1光対向面221を介して出光面20に全反射された出光効果と、第2光源34が点灯することにより生成されたビームが第2光対向面261を介して出光面20に全反射された出光効果とは異なる。即ち、2つの光源(例えば第1光源及び第2光源)を有する照明モジュールは、入光方向に応じて、異なる特殊効果を表すことができる。1つの態様では、第1マイクロ溝22及び第2マイクロ溝26の配列設定により、導光板12Aの第1入光面16から入光する場合、第1光対向面221を介して出光面20に全反射された出光パターンはサンドブラスト又はモザイク等の出光効果を表すことができ、導光板12Aの第2入光面24から入光する場合、第2光対向面261を介して出光面20に全反射された出光パターンは立体のレーザ線等の特殊な出光効果を表すことができる。また、光対向面の光に対する対向角度及び光源に対する方向及び距離などにより、画面に距離感、ちらつき感、又はアニメーションなどの特殊効果を生成することができる。さらに、出光効果がより多様化するように、第1光源32及び第2光源34は、同一の色のビームを有してもよいし、異なる色のビームを有してもよい。
また、第1マイクロ溝22及び第2マイクロ溝26は細長いV字形の凹溝構造に限定されず、1つの態様では、第1マイクロ溝22及び/又は第2マイクロ溝26は三日月状の構造を有してもよい。図7に示すように、三日月状のマイクロ溝36は、曲率の異なる2つの円弧状の側面を有し、そのうち1つの円弧状の側面は、第1入光面16又は第2入光面24に面する光対向面38とされる。図8A〜図8Cはそれぞれ図7に示す三日月状のマイクロ溝のA−A線、B−B線及びC−C線に沿う断面の断面図である。図8A〜図8Cに示すように、三日月状のマイクロ溝36の各領域は異なる深さを有するため、光対向面38の領域の大きさも異なる。例えば、A−A線に示す領域(即ち三日月状のマイクロ溝36の端部付近の領域)では、三日月状のマイクロ溝36の深さは浅く、光対向面38の領域の面積は小さい。B−B線に示す領域では、端部領域に比べて、三日月状のマイクロ溝36の深さ及び光対向面38の領域の面積は大きくなる。C−C線に示す領域では、三日月状のマイクロ溝36の深さ及び光対向面38の領域の面積は最も大きい。なお、三日月状のマイクロ溝の形状はこれに限定されない。
以上のことから、本考案の導光装飾板は、導光板全体にマイクロ溝が配置され、パターン化透明層により一部のマイクロ溝を完全に充填することで、出光面のパターン化透明層により完全に充填された部分に対応する位置に光が出射せず、暗い効果を達成すると共に、出光面のパターン化透明層が充填されておらず、或いはパターン化透明層により部分的に充填された部分に対応する位置に光が出射し、明るくなるため、様々なパターンを有するパターン化透明層を設けることにより、導光装飾板が様々な出光パターンのニーズに適応することができる。よって、導光装飾板を製造する際にマイクロ溝が全体的に設けられた金型を使用すればよく、透明材料の充填技術を利用して様々なパターンを有する導光装飾板を製造することができ、金型のコストを削減し、金型の開発時間を短縮し、導光装飾板のパターン変化の自由度を高めることができる。
上記の説明は、本考案の好適な実施例に過ぎず、本考案の実施の範囲がこれらに限定されず、本考案の特許請求の範囲及び明細書の内容に基づいて、当業者によって何れの変更及び修飾が可能であり、本考案の保護範囲は特許請求の範囲を基準とする。また、本考案の実施例又は特許請求の範囲は何れも本考案により開示された目的又は利点又は特徴の全てを必ずしも実現する必要はない。また、要約部分と考案の名称は単に特許文献のサーチ作業を補助するためのものであり、本考案の権利範囲を限定するものではない。また、本明細書又は特許請求の範囲における「第1」、「第2」等の用語は単なる素子(element)の名称を命名する或いは異なる実施例又は範囲を区別するためのものであり、部材の数の上限又は下限を限定するものではない。
10、10A 導光装飾板
12、12A 導光板
A、B 領域
121 左側面
122 右側面
123 上側面
124 下側面
14 パターン化透明層
16 第1入光面
18 マイクロ構造面
20 出光面
22 第1マイクロ溝
221 第1光対向面
L1、L2 ビーム
A−A、B−B、C−C、P−P’ 断面
Φ 夾角
θ 入射角
24 第2入光面
26 第2マイクロ溝
261 第2光対向面
30、30A 照明モジュール
32 第1光源
34 第2光源
36 三日月状のマイクロ溝
38 光対向面

Claims (11)

  1. 導光板と、パターン化透明層と、を含む導光装飾板であって、
    前記導光板は、第1入光面、マイクロ構造面及び出光面を有し、前記マイクロ構造面は前記出光面に対向し、前記第1入光面は前記マイクロ構造面と前記出光面との間に接続され、前記マイクロ構造面全体には複数の第1マイクロ溝が設けられ、前記複数の第1マイクロ溝のそれぞれは、前記第1入光面に面する第1光対向面を有し、
    前記パターン化透明層は、前記マイクロ構造面に設けられ、前記複数の第1マイクロ溝の一部に充填される、導光装飾板。
  2. 前記導光板は第1屈折率を有し、前記パターン化透明層は第2屈折率を有し、前記第2屈折率は前記第1屈折率の0.91倍よりも大きい、請求項1に記載の導光装飾板。
  3. 前記第1光対向面は前記マイクロ構造面に対して傾斜し、前記第1光対向面と前記マイクロ構造面とは夾角をなし、前記夾角は90度〜156度の範囲内にある、請求項1に記載の導光装飾板。
  4. 前記パターン化透明層は前記マイクロ構造面から突出する、請求項1に記載の導光装飾板。
  5. 前記複数の第1マイクロ溝の一部は前記パターン化透明層により完全に充填され、前記複数の第1マイクロ溝の一部は前記パターン化透明層により部分的に充填される、請求項1に記載の導光装飾板。
  6. 前記複数の第1マイクロ溝のそれぞれの長さは、60μm〜280μmの範囲内にある、請求項1に記載の導光装飾板。
  7. 前記複数の第1マイクロ溝のそれぞれの深さは、5μm〜30μmの範囲内にある、請求項1に記載の導光装飾板。
  8. 前記導光板は第2入光面をさらに有し、前記第2入光面は前記マイクロ構造面と前記出光面との間に接続され、前記マイクロ構造面全体には複数の第2マイクロ溝が設けられ、前記複数の第2マイクロ溝のそれぞれは、前記第2入光面に面する第2光対向面を有し、
    前記パターン化透明層は、前記複数の第2マイクロ溝の一部に充填される、請求項1に記載の導光装飾板。
  9. 前記第1光対向面と前記マイクロ構造面との夾角は、前記第2光対向面と前記マイクロ構造面との夾角と同一であり、又は異なる、請求項8に記載の導光装飾板。
  10. 導光装飾板と、第1光源と、を含む照明モジュールであって、
    前記導光装飾板は導光板及びパターン化透明層を含み、前記導光板は、第1入光面、マイクロ構造面及び出光面を有し、前記マイクロ構造面は前記出光面に対向し、前記第1入光面は前記マイクロ構造面と前記出光面との間に接続され、前記マイクロ構造面全体には複数の第1マイクロ溝が設けられ、前記複数の第1マイクロ溝のそれぞれは、前記第1入光面に面する第1光対向面を有し、前記パターン化透明層は、前記マイクロ構造面に設けられ、前記複数の第1マイクロ溝の一部に充填され、
    前記第1光源は、前記第1入光面に対向して設けられる、照明モジュール。
  11. 第2光源をさらに含み、
    前記導光板は第2入光面をさらに有し、前記第2入光面は前記マイクロ構造面と前記出光面との間に接続され、前記第2光源は前記第2入光面に対向して設けられ、前記マイクロ構造面全体には複数の第2マイクロ溝が設けられ、前記複数の第1マイクロ溝の延在方向は前記複数の第2マイクロ溝の延在方向と異なり、前記複数の第2マイクロ溝のそれぞれは、前記第2入光面に面する第2光対向面を有し、
    前記パターン化透明層は、前記複数の第2マイクロ溝の一部に充填される、請求項10に記載の照明モジュール。
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