JP3225246U - 流水検知装置 - Google Patents

流水検知装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3225246U
JP3225246U JP2019004668U JP2019004668U JP3225246U JP 3225246 U JP3225246 U JP 3225246U JP 2019004668 U JP2019004668 U JP 2019004668U JP 2019004668 U JP2019004668 U JP 2019004668U JP 3225246 U JP3225246 U JP 3225246U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
housing
running water
main body
terminal box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019004668U
Other languages
English (en)
Inventor
善幸 小原
善幸 小原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Senju Sprinkler Co Ltd
Original Assignee
Senju Sprinkler Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Senju Sprinkler Co Ltd filed Critical Senju Sprinkler Co Ltd
Priority to JP2019004668U priority Critical patent/JP3225246U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3225246U publication Critical patent/JP3225246U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Indication Of The Valve Opening Or Closing Status (AREA)

Abstract

【課題】点検スイッチと外部配線が干渉せず、且つターミナルボックスの小型化が可能な流水検知装置を提供する。
【解決手段】筒状の本体1と、本体1の内部に設置された逆止弁構造の弁体と、弁体の開放により信号を出力するスイッチと、弁体の開放動作をスイッチに伝える伝達機構3と、伝達機構3とスイッチが収容されたターミナルボックス5とを備えた流水検知装置であり、ターミナルボックス5は本体1に隣接して設置された筺体51と蓋を有しており、ターミナルボックス5の内部には、外部機器と接続可能な端子台41と、外部機器に対して信号の出力と遮断を切り替え可能な点検スイッチ44が設置されており、点検スイッチ44の操作部を筺体51から露出して配置させた。
【選択図】図3

Description

本考案は、消火設備配管に設置される流水検知装置に関するものである。
流水検知装置は、消火設備配管内部の流水を検知して信号を出力するものであり、流水検知装置の本体内部に設置された逆止弁構造の弁体の開放動作をリミットスイッチにより検出している。本体外部にはリミットスイッチを収容したターミナルボックスが設置されている。
図11に示す共同住宅用の流水検知装置のターミナルボックスの内部にはリミットスイッチの他に、弁体の変位量をリミットスイッチに伝える伝達機構、弁体の開放からスイッチが信号を出力するまでの時間を遅延させる遅延機構、リミットスイッチと外部配線を接続するための端子台、等が設置されている。
ターミナルボックス80の手前側には点検スイッチ81が設置されている。点検スイッチ81は配管内部への導水時や、機能点検の際に住宅情報盤への信号出力を停止するためのものである。上記のリミットスイッチや点検スイッチ81は端子台82の奥側の接続穴(図示しない)と配線によって接続されている。
端子台の手前側の接続穴83は、住宅情報盤や受信機と接続された外部配線が接続される。外部配線はターミナルボックス80の底面の穴84を通って端子台82に接続されるので、外部配線が点検スイッチと干渉しないように点検スイッチ81と端子台82は離間して配置されている。
図11のターミナルボックスを備えた共同住宅用の流水検知装置は、設置スペースが狭いことから小型化が要求されている。しかしながら、各住戸に設置された住宅情報盤と、管理人室等に設置された受信機と接続するために端子台の接続穴が10個以上設置されており、これがターミナルボックスを小型化することを困難にしていた。また、端子台よりも点検スイッチが手前に設置されているので、結線作業時に誤って点検スイッチに触ってしまいスイッチが切り替わってしまうおそれがある。
特開2009−297586号公報
本考案では、上記問題に鑑み、点検スイッチと外部配線が干渉せず、且つターミナルボックスの小型化が可能な流水検知装置を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、本考案は以下の流水検知装置を提供する。
すなわち、筒状の本体と、本体内部に設置された逆止弁構造の弁体と、弁体の開放により信号を出力するスイッチと、弁体の開放動作をスイッチに伝える伝達機構と、伝達機構とスイッチが収容されたターミナルボックスとを備えた流水検知装置において、ターミナルボックスは本体に隣接して設置された筺体と蓋を有しており、ターミナルボックスの内部には、外部機器と接続可能な端子台と、外部機器に対して信号の出力と遮断を切り替え可能な点検スイッチが設置されており、点検スイッチの操作部を筺体から露出して配置させた。
これによれば、点検スイッチの操作部を筺体から露出させることで、外部配線を端子台に接続する際に、点検スイッチに誤って手や工具等が触れてスイッチを切り替えてしまうことが無くなる。さらに、蓋を筺体の縁に沿ってスライドさせて着脱させることができる。従来品においては点検スイッチの操作部は蓋から露出させていたので蓋の動作方向が制限されていたが、スイッチの操作部を筺体側にしたことで蓋の動作方向の自由度が増す。
一方、点検スイッチと端子台を仕切板で区切り、仕切板の一面側に点検スイッチを設置して、反対面に端子台を設置することもできる。さらに、仕切板の代わりに電子基板を用いて、端子台と点検スイッチを電子基板上に直接接続することで配線が無くなり、省スペース化、ターミナルボックスの小型化を図ることができる。
また、本体にはカバーで塞がれた開口部が備えられており、カバーを外して本体内部の弁体のメンテナンスを行うことができるが、点検スイッチを開口部に対して上方に配置させると、開口部から内部の残水が漏れ出した際に、点検スイッチに水がかかることを防止できる。
上記の流水検知装置に設置される端子台は、各住戸に設置された住宅情報盤と、複数の流水検知装置の信号を表示可能な受信機に接続されており、点検スイッチにより住宅情報盤への信号の出力と遮断を切り替え可能に構成した。これにより、流水検知装置の点検時において住戸内に点検による作動信号を出力させないように切り替えることができる。
上記のように本考案によれば、点検スイッチの操作部をターミナルボックスの筺体から露出して配置したことで、点検スイッチと外部配線が干渉せず、さらにターミナルボックスの小型化を図ることができる。
本考案の一実施形態による流水検知装置の斜視図。 図1の流水検知装置の正面図(蓋を外した状態)。 図1のターミナルボックスの内部構成を示す説明図。 図2のX−X断面図。 図1の流水検知装置の底面図。 図1の試験弁の断面図 ターミナルボックスの内部構成の詳細図。 弁体回動検出手段をターミナルボックスに取り付ける際の分解図。 一実施形態による信号出力停止手段の外観図。 図7のY−Y断面図(信号出力停止手段が装着された状態)。 従来の流水検知装置のターミナルボックスの俯瞰図。
図1から図5に示す流水検知装置は、本体1、弁体2、弁体回動検出手段3(伝達機構)、制御弁4、ターミナルボックス5から構成されている。
本体1は、筒状であり上下に配管と接続するためのフランジ6A、6Bが形成されている。フランジ6A、6Bは正面を除いた両側面と背面が直線上に欠如しており、フランジ側面に平面部が形成されている。これにより軽量化が図られ、さらにフランジ6A,6Bの側面に平面が形成され該平面部分に後述する圧力計の接続口や、制御弁4の弁軸となるステム31を突出させてハンドル30を設けることができる。またフランジ6Bの正面と左側面の間には三角形状の段部6Cが設けられ、段部6C上の平面には刻印が打てるように構成されている。これにより刻印の打刻作業を効率的に行うことができる。
フランジ6A、6Bにおいて、配管と接続する面のボルト穴6Eより内側には、段部6Dが形成されており該段部6Dのリング状平面が配管側のフランジと接触する部分となる。段部6Dを設けたことによって、配管側のフランジと接触する面のみを切削加工すればよく、加工面積が減り作業効率の向上が図られるものである。
また、フランジ6A,6Bのボルト穴6Eを牝ネジとした場合、配管側のフランジ穴にボルトを通して流水検知装置のフランジ6A,6Bの牝ネジ6Eに螺合させることで流水検知装置が配管と接続できる。従来のように配管側のフランジのボルト穴と流水検知装置のフランジのボルト穴にボルトを貫通させてナットで締結する場合と比較して、ナットが不要となりまたボルトの長さもナットと螺合する部分が不要となることから短縮できる。
本体1の内部は隔壁7によって一次側Iと二次側IIに分けられている。本体1の二次側IIにはメンテナンス用の開口8が形成されており、該開口8はカバー9によって閉塞されている。カバー9は複数本のボルト9Aによって本体1に設置されているが、ボルト9Aの位置は、図2に一点鎖線で示す本体1の中心軸よりも10〜30度傾いた位置に設けられている。
本構造とすることで上下のフランジ6A、6Bの間の寸法が本体の中心軸上にボルトを設置した場合と比較して短縮することができるので軽量化が図れる。また、後述するターミナルボックス5の外部に露出した点検スイッチ44を操作する際にボルト9Aとの干渉を防ぐことができる。
本体1内部の隔壁7には一次側Iと二次側IIとを連通する連通口が形成され、連通口上には円筒形状の弁座10が設置されている。弁座10の二次側IIの面には円盤状の弁体2が設置される。弁体2は周縁の一部に円筒状の軸受け部11が形成されており、該軸受け部11にヒンジピン12を挿通させて、弁体2が回動自在な構成となっている。
ヒンジピン12は弁体2の回動と共に回る構造となっており、図示はしていないが軸受け部11の端部に設けた溝に、ヒンジピン12の一端に形成された突起が噛合う構造となっている。ヒンジピン12の他端側は、本体1より外部に突出されており、ヒンジピン12の他端にはカム13が固定設置され、弁体回動検出手段3によって弁体2が開放した場合には信号が出力可能な構成となっている。
弁体回動検出手段3の構造に関する詳細な説明は、特開2005−292113号に記載されているので説明は省略する。また、信号出力停止手段については後述する。
本体1の二次側IIには、二次側II内部の水を外部に排出可能であり、流水検知装置の二次側に設置されるスプリンクラーヘッドのノズル放水量と同等な放出量である試験弁14が接続されている。試験弁14は本体1の背面から水平に外部に延びた水路15の末端に設けられている。水路15の末端はエルボ状に流路が屈曲しており、牝ネジが螺刻され試験弁接続部15Aが形成されている。
水路15は末端側に向かって下り勾配が付けられていることが好ましい。試験弁14はアングル弁構造となっており、図1において試験弁接続部15Aとの接続部は水平であり、排水口16は下方に向いていることから、従来のようにエルボ等の継手を介して排水口16を下方に向ける手間を省くことができる。
水路15は図5に示すように、流水検知装置の軸から少しずれた位置に突出して形成されている。位置をずらしたことで試験弁14のハンドル位置が流水検知装置に近い位置となり、流水検知装置の設置スペース幅を抑えることができる。
試験弁14は前述のようにアングル弁構造をしている。図6に示す試験弁は流水検知装置との接続部が牡ネジ14Aとなっており、牡ネジ14Aから90°回転した位置に牝ネジが螺刻された排水口16が設けられている。牡ネジ14の内部には弁座14Bが形成され、弁座14B上に弁体14C、軸14D、ボンネット14Eが同軸上に設けられている。
弁体14Cの弁座面側には止水部材14Fが組み込まれている。また弁座面と反対側は軸14Dに螺合される柱部が形成されている。軸14Dは棒状であり一端は前述の弁体14Cの柱部が螺入される牝ネジ14Gが形成されている。他端側はボンネット14Eを貫き試験弁14の外部に突出しており、端部にハンドルが固定設置されている。ボンネット14Eは試験弁14本体に螺合されており、着脱可能な構成となっている。
排水口16の内部にはオリフィス14Hが形成されている。該オリフィス14Hによってスプリンクラーヘッドのノズルの放出量と同等な放出量が確保される。
制御弁4は本体1の一次側I内に設置される。一次側Iには通水路21Aが形成されたボール21が収容される空間22が形成されている。空間22の弁体側には、ボール21を受けるシートリング23が設けられており、対向する一次側フランジ6A側にも同様にシートリング24が設置されている。シートリング24は、リング状で外周面に牡ネジが螺刻されたシートキャップ25の内周面側に形成された段部に26に嵌め入れられており、シートキャップ25の牡ネジは空間22の下部内壁に形成された牝ネジ部27と螺合されている。
空間22の牝ネジ部27には、図5に示すように切欠き28が形成されており、一次側フランジ6側から空間22に一次側配管内の水が空間22へ連通可能な構造となっている。さらに空間22には本体1のカバー9が設けられている正面へと通じる穴29が穿設されており、穴29には図示しない圧力計が接続され、一次側配管の圧力を計測することができる。
ボール21は本体1の外部に設置されたハンドル30によりボール21を回転可能であり、図1に示すようにハンドル30が立った状態にあるときはボール21の通水路21Aによって一次側配管から弁体2の間が連通可能となり(図4の状態)、ハンドル30がカバー9がある正面側に90度回動され倒れた状態にあるときはボール21は90度回転して通水路21Aが空間22の内壁側に位置する。空間22内の水はシートリング23により止水されるので一次側配管から弁体2の間は水が不通となる。
ハンドル30とボール21はステム31によって接続されているが、ステム31はフランジ6Aの右側面から空間22の間に肉盛りされた凸部32を貫通して設置されている。
ターミナルボックス5は、筐体51、蓋52から構成される。蓋52は1本のビス72で筐体51に固定されている。内部には複数の仕切りが形成されており、筐体51内を区画割りしている。図3に筐体51の内部構成を示す。図中、左側が流水検知装置の正面側であり、右側が背面側となる。筐体51内は仕切り53によって大きく2つの区画に分けられている。
仕切り53より右側(流水検知装置の背面側)には、前述の弁体回動検出手段3が設置される。仕切り53より左側(流水検知装置の正面側)には、建物内の複数の流水検知装置からの信号を図示しない管理室等に設置されている受信機等の監視装置に伝えるための信号線と、各住戸に設置された住宅情報盤へと続く信号線が接続される端子台41が設けられている。
端子台41は結線部の接続穴42に信号線を差し込んで接続する構造のものが用いられている。これによって信号線を本体1の正面側から接続穴42へ差し込むことができ、ターミナルボックス5の幅を短縮することができる。端子台41は板状をした電子基板43に設置されている。電子基板43の端子台41が設置された面の裏側には点検スイッチ44が接続されている。点検スイッチ44は前述の住宅情報盤への信号の出力と遮断を切り替えるものである。
点検スイッチ44の操作部45は、筺体51の窓51Aから外部に露出するように設置されている。これにより点検スイッチ44を、蓋52を開けずに操作できる。また、点検スイッチ44を電子基板43に設置したことで端子台41と接続するための配線を無くすことができる。配線が無くなったことで配線を収容していたスペースが不要となりターミナルボックス5を小型化することができる。
さらに電子基板43によって端子台41側から点検スイッチ44が隠ぺいされるので、端子台41へ外部配線を接続する際に点検スイッチ44が作業の支障になることがなく、結線作業を効率的に行うことができる。外部配線は筺体51の底面の穴46を通過して端子台41と接続される。
図1、図2において点検スイッチ44の操作部45は、筺体51の本体1と対向する面に設置している。さらに操作部45は、カバー9により塞がれている開口8に対して上方に設置されており、メンテナンス時にカバー9を取り外した際に本体1の内部の残水が操作部45に及ばないように構成している。
弁体回動検出手段3と仕切り53の間には、開口56が設けられ、該開口56からヒンジピン12が筐体51内に突出された状態となる。ヒンジピン12の端には円盤を切り欠いた形状のカム13が固定設置されている。
カム13の円弧部13A付近には略く字型のレバー57の一端が接触している。レバー57は屈曲部付近で軸支されており回動可能な構成となっている。レバー57の他端は、弁体回動検出手段3に含まれるリミットスイッチ押圧手段58を係止している。
弁体回動検出手段3内には信号出力手段としてのリミットスイッチ59が含まれており、該リミットスイッチ59によって弁体が開放した際に信号を出力可能な構成となっている。具体的には、流水検知装置の弁体2が開放すると、弁体2とともに回動するヒンジピン12の先端に固定設置されたカム13も回動する。カム13の回動によりカム13の円弧部13Aがレバーに接触し、レバー57は時計回りに回動してリミットスイッチ押圧手段58の係止が解除される。
リミットスイッチ押圧手段58はレバー57の係止が解除されたことにより、リミットスイッチ59の方向に移動してリミットスイッチ59のボタンを押すことでリミットスイッチ59から電気信号が送られるものである。
図8に示すようにリミットスイッチ押圧手段58およびリミットスイッチ59を含む弁体回動検出手段3はユニットとして筐体51内に設置されるが、リミットスイッチ押圧手段58およびリミットスイッチ59等を筐体51の所定位置に設置する支持板60により弁体回動検出手段3が筐体に設置される。
支持板60には筐体51の台座に載置される複数の脚61が支持板60を屈曲させて設けられている。また、レバー57の軸受け部や弁体回動検出手段3および支持板60を筐体51に設置するためのネジ孔等が設けられている。さらに、リミットスイッチ59からの信号を外部に出力させない手段である信号出力停止手段62を装着するためのガイド63が形成されている。信号出力停止手段62は、仕切り53の下方の収容部64に設置されており紛失を防止している。
ガイド63は、支持板60の脚61を形成するために屈曲前の脚61周辺を切り抜いて形成された開口部の縁に凹状の切欠きを形成したものである。尚、弁体回動検出手段3の表面にもガイド63と同じ位置に開口が形成されており、リミットスイッチ59の一部が露出している。該開口から信号出力停止手段62がリミットスイッチ押圧手段58とリミットスイッチ59の間に装着できるようにしている。
ガイド63に装着される信号出力停止手段62は図9に示すように棒状であり、ガイド63の奥に挿入される信号停止部62A、中間部に設けられた係止部62B、信号出力停止手段62を手で掴む把持部62Cから構成される。信号停止部62Aの軸と把持部62Cの軸は偏芯しており、係止部62Bには段が形成されている。
信号停止部62Aの断面形状はガイド63の切欠き形状と略同じ形をしており、ガイド63に沿ってガイド63の奥に挿入可能である。図10に示すリミットスイッチ押圧手段58は矢印方向に付勢されているが、レバー57によって矢印方向への動きを阻止されている。信号停止部62Aをガイド63の奥に挿入すると、信号停止部62Aはリミットスイッチ押圧手段58とリミットスイッチ59の間に介在され、レバー57の係止が解除されてもリミットスイッチ押圧手段58がリミットスイッチ59側へ移動することを阻止する。
係止部62Bの段は、信号停止部62Aをガイド63の奥に挿入した状態で段がリミットスイッチ59の表面に接触する。また把持部62Cは信号出力停止手段62がガイド63に装着された状態で筐体51の外部にはみ出る程の長さを有しており、この状態においては蓋52を閉じられない構成になっている。
筐体51は箱型で流水検知装置の正面側の面と右側面が開口となっている。対して蓋52は前述の開口を塞ぐ略L字型に屈曲した板状となっている。筺体51の縁には外部に拡張された段71Aを有しており、蓋52の縁には筺体側51に延出された拡張部71Bを備えている。蓋52を閉じたときに筺体51の平面51Bの段71Aに対して、蓋52の拡張部71Bの内面が重なり面接触する構造となっている。これにより筺体51の内部に水が浸入しにくい構造としている。
蓋52は筺体51に対して着脱可能であり、図中において蓋52を上下方向にスライド移動可能である。筺体51の正面側にはビス72とナット73が設置されており、ビス72とナット73に対応する蓋52の位置には溝74が形成されている。溝74はターミナルボックス5の底面側に伸びており、ビス72の牡ネジ部分が溝74の内部に収容可能である。
蓋52を閉じた状態において、ビス72はナット73の側に締め込まれ、ビス72の頭部が蓋52を押圧保持する。蓋52をあける際にはビス72を緩めてビス72の頭部と蓋52が離れたら、蓋52を図中上方に移動して筺体51から蓋52を取り外す。これにより、蓋52の側面にスペースが無くても蓋52を容易に着脱させることができる。
上記に説明した実施形態の変形例として以下の構成を示す。
図2において、電子基板43の代わりに仕切板75を設置して構成することも可能である。図中において仕切板75の右側に端子台41を設置し、仕切板75の左側に仕切板75から離間して点検スイッチ44を設置する。点検スイッチ44と端子台41は従来のように配線で接続する構造であるが、仕切板75により点検スイッチ44が端子台41側から隠れるので外部配線を端子台41に接続する際に、点検スイッチ44が妨げになることを防止できる。
さらに前述の実施形態では、点検スイッチ44の操作部45を筺体51の本体1と対向する面に設置したが、これに限らず筺体51の平面51Bに設置することも可能である。
1 本体
2 弁体
3 弁体回動検出手段(伝達機構)
4 制御弁
5 ターミナルボックス
6A、6B フランジ
9 カバー
12 ヒンジピン
13 カム
14 試験弁
21 ボール
22 空間
23、24 シートリング
25 シートキャップ
30 ハンドル
31 ステム
41 端子台
43 電子基板
44 点検スイッチ
45 点検スイッチの操作部
51 ターミナルボックス筐体
52 ターミナルボックス蓋
58 リミットスイッチ押圧手段
59 リミットスイッチ
60 支持板
62 信号出力停止手段

Claims (7)

  1. 筒状の本体と、
    本体内部に設置された逆止弁構造の弁体と、
    弁体の開放により信号を出力するスイッチと、
    弁体の開放動作をスイッチに伝える伝達機構と、
    伝達機構とスイッチが収容されたターミナルボックスとを備えた流水検知装置において、
    ターミナルボックスは本体に隣接して設置された筺体と蓋を有しており、
    ターミナルボックスの内部には、外部機器と接続可能な端子台と、外部機器に対して信号の出力と遮断を切り替え可能な点検スイッチが設置されており、
    点検スイッチの操作部を筺体から露出して配置させたことを特徴とする流水検知装置。
  2. 点検スイッチの操作部は、筺体の本体と対向する面に設置されている請求項1記載の流水検知装置。
  3. 本体はカバーで塞がれた開口部を備えており、点検スイッチは開口部に対して上方に配置されている請求項1または請求項2記載の流水検知装置。
  4. ターミナルボックス内部には、一面側に点検スイッチが設置され反対面に端子台が設置された仕切板を有する請求項1〜請求項3何れか1項記載の流水検知装置。
  5. 仕切板は点検スイッチと端子台が接続された電子基板である請求項1〜請求項4何れか1項記載の流水検知装置。
  6. 蓋は筺体の縁に沿ってスライドさせて着脱可能である請求項1〜請求項5何れか1項記載の流水検知装置。
  7. 端子台は、各住戸に設置された住宅情報盤と、複数の流水検知装置の信号を表示可能な受信機に接続されており、点検スイッチにより住宅情報盤への信号の出力と遮断を切り替え可能とした請求項1〜請求項6何れか1項記載の流水検知装置。
JP2019004668U 2019-12-10 2019-12-10 流水検知装置 Active JP3225246U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019004668U JP3225246U (ja) 2019-12-10 2019-12-10 流水検知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019004668U JP3225246U (ja) 2019-12-10 2019-12-10 流水検知装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017003037A Continuation JP2018110710A (ja) 2017-01-12 2017-01-12 流水検知装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3225246U true JP3225246U (ja) 2020-02-20

Family

ID=69526378

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019004668U Active JP3225246U (ja) 2019-12-10 2019-12-10 流水検知装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3225246U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3225246U (ja) 流水検知装置
JP2014188092A (ja) 流水検知装置
US7296589B2 (en) Universal gas valve finishing flange assembly
JP4493724B2 (ja) 流水検知装置
TW201704668A (zh) 具鎖定機構的閥與集成閥
JP2018110710A (ja) 流水検知装置
JP5989311B2 (ja) 埋設型ガス栓
WO2009130903A1 (ja) 流水検知装置
JP5437837B2 (ja) 流水検知装置
JP2012217777A (ja) 流水検知装置
JP6545076B2 (ja) 火災受信機
JP6886147B2 (ja) ガスメータ用継手ユニット
KR100778087B1 (ko) 밸브의 개폐 표시용 템퍼스위치
TW200918796A (en) Water flow detecting device
JP3679477B2 (ja) 流水検知装置
KR101403904B1 (ko) 밸브 탬퍼스위치용 스위치 박스
JP2005114174A (ja) 流水検知装置
JP2021188355A (ja) 水栓用ソケットの接続装置、水栓、及び水栓の施工方法
JP3540463B2 (ja) 流水検知装置
JP6290329B2 (ja) ガス供給システム及びその構築方法
KR100619541B1 (ko) 소화전 밸브용 개폐감지장치
JP5462965B2 (ja) 流水検知装置
JP6552397B2 (ja) 流水検知装置
JP2011129403A (ja) 端子台および発信機
KR20180002187A (ko) 커넥팅부가 구비된 소방용 버터플라이밸브

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3225246

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150