JP3225139B2 - 殺菌装置における点検装置 - Google Patents
殺菌装置における点検装置Info
- Publication number
- JP3225139B2 JP3225139B2 JP24092393A JP24092393A JP3225139B2 JP 3225139 B2 JP3225139 B2 JP 3225139B2 JP 24092393 A JP24092393 A JP 24092393A JP 24092393 A JP24092393 A JP 24092393A JP 3225139 B2 JP3225139 B2 JP 3225139B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- heat transfer
- liquid
- sterilization
- treated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は牛乳や酒類或いは果汁類
等の液状食品を加熱殺菌処理する殺菌装置に関する。
等の液状食品を加熱殺菌処理する殺菌装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来よりプレート式熱交換器を用いた殺
菌装置において、伝熱板が破損すると、加熱媒体と被処
理液が殺菌装置内で混合する危険があるが、伝熱板の破
損は外部から点検することができず、生産を中断してプ
レート式熱交換器を分解する以外に方法がなかった。
菌装置において、伝熱板が破損すると、加熱媒体と被処
理液が殺菌装置内で混合する危険があるが、伝熱板の破
損は外部から点検することができず、生産を中断してプ
レート式熱交換器を分解する以外に方法がなかった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のように伝熱板に
破損が生じると、被処理液に加熱媒体が混入する危険が
あるが、このような混入の事実を適格に判断する方法が
なかった。本発明の目的は、伝熱板の破損を殺菌装置の
運転の前後において自動的に点検でき、異常警報に基づ
き熱交換器を分解して修復し、安全運転できる殺菌装置
を提供しようとするものである。
破損が生じると、被処理液に加熱媒体が混入する危険が
あるが、このような混入の事実を適格に判断する方法が
なかった。本発明の目的は、伝熱板の破損を殺菌装置の
運転の前後において自動的に点検でき、異常警報に基づ
き熱交換器を分解して修復し、安全運転できる殺菌装置
を提供しようとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、プレート式熱交換器を用いた間接加熱殺菌装
置において、被処理液の加熱殺菌流路を閉塞できるよう
伝熱部の入口側及び出口側に自動弁を設け、前記伝熱部
の圧力変化を計測する圧力センサーを伝熱部に設け、こ
の圧力センサーにタイマーを付設し、前記伝熱部へ被処
理液を供給して加熱殺菌流路を閉塞した後、圧力センサ
ーの計測により一定時間内に伝熱部の圧力低下があれば
警報を発するようにした警報器を設けた殺菌装置におけ
る点検装置とした。
本発明は、プレート式熱交換器を用いた間接加熱殺菌装
置において、被処理液の加熱殺菌流路を閉塞できるよう
伝熱部の入口側及び出口側に自動弁を設け、前記伝熱部
の圧力変化を計測する圧力センサーを伝熱部に設け、こ
の圧力センサーにタイマーを付設し、前記伝熱部へ被処
理液を供給して加熱殺菌流路を閉塞した後、圧力センサ
ーの計測により一定時間内に伝熱部の圧力低下があれば
警報を発するようにした警報器を設けた殺菌装置におけ
る点検装置とした。
【０００５】
【作用】伝熱部の入口側と出口側に自動弁を設けたの
で、先ず出口側の自動弁を閉じて送液ポンプで伝熱部へ
液を供給し、熱交換器内の圧力が一定になれば入口側の
自動弁を閉じて伝熱部を閉塞できるようになっている。
この閉塞状態でタイマーにより一定時間内の圧力変化を
観察し、圧力が低下するようであれば自動的に熱交換器
の破損と判断して警報を発するようにした。
で、先ず出口側の自動弁を閉じて送液ポンプで伝熱部へ
液を供給し、熱交換器内の圧力が一定になれば入口側の
自動弁を閉じて伝熱部を閉塞できるようになっている。
この閉塞状態でタイマーにより一定時間内の圧力変化を
観察し、圧力が低下するようであれば自動的に熱交換器
の破損と判断して警報を発するようにした。
【０００６】
【実施例】以下、実施例として示した図面に基づき本発
明を説明する。図１は本発明装置のフローチャート図
で、１はプレート式熱交換器、２は被処理液の加熱殺菌
流路、３は加熱媒体流路である。プレート式熱交換器１
では、伝熱部において、加熱殺菌流路２を流れる被処理
液は加熱媒体により、伝熱板を介して被処理液が加熱殺
菌される。４は液タンク、５は送液ポンプ、６は入口側
の自動弁、７は出口側の自動弁、８は圧力センサー、９
はタイマーを示す。
明を説明する。図１は本発明装置のフローチャート図
で、１はプレート式熱交換器、２は被処理液の加熱殺菌
流路、３は加熱媒体流路である。プレート式熱交換器１
では、伝熱部において、加熱殺菌流路２を流れる被処理
液は加熱媒体により、伝熱板を介して被処理液が加熱殺
菌される。４は液タンク、５は送液ポンプ、６は入口側
の自動弁、７は出口側の自動弁、８は圧力センサー、９
はタイマーを示す。
【０００７】被処理液１０は液タンク４より送液ポンプ
５により加熱殺菌流路２を通り、プレート式熱交換器１
へ供給され、加熱殺菌され、次工程へ送り出される。本
発明ではプレート式熱交換器１の伝熱部の入口側及び出
口側に自動弁６、７を備え、この伝熱部の圧力を計測す
る圧力センサー８を備えている。被処理液１０の加熱殺
菌運転開始に当り、自動弁７を閉じ、送液ポンプ５によ
り送液し、伝熱部が一定圧力になれば、自動弁６を閉じ
て閉塞する。タイマー９で一定時間内の圧力を圧力セン
サー８で計測し、圧力低下があれば警報を発するように
した。警報器は図示を省略した。警報が発せられればプ
レート式熱交換器を分解し点検して修復する。
５により加熱殺菌流路２を通り、プレート式熱交換器１
へ供給され、加熱殺菌され、次工程へ送り出される。本
発明ではプレート式熱交換器１の伝熱部の入口側及び出
口側に自動弁６、７を備え、この伝熱部の圧力を計測す
る圧力センサー８を備えている。被処理液１０の加熱殺
菌運転開始に当り、自動弁７を閉じ、送液ポンプ５によ
り送液し、伝熱部が一定圧力になれば、自動弁６を閉じ
て閉塞する。タイマー９で一定時間内の圧力を圧力セン
サー８で計測し、圧力低下があれば警報を発するように
した。警報器は図示を省略した。警報が発せられればプ
レート式熱交換器を分解し点検して修復する。
【０００８】圧力センサー８により計測は加熱殺菌処理
の前又は後若しくは前後共に行なうことができ、すべて
自動弁６、７を自動制御するようにしたが、弁６、７は
手動弁を用いてもかまわない。
の前又は後若しくは前後共に行なうことができ、すべて
自動弁６、７を自動制御するようにしたが、弁６、７は
手動弁を用いてもかまわない。
【０００９】
【発明の効果】本発明では、プレート式熱交換器の伝熱
部の入口側及び出口側に自動弁を備えて加熱殺菌処理の
前後又はいずれか一方で自動的に伝熱部の破損を管理す
ることができ、被処理液中に加熱媒体が混入するような
事故を事前に点検し、修復することができ安全運転ので
きる殺菌装置を提供できるようになった。
部の入口側及び出口側に自動弁を備えて加熱殺菌処理の
前後又はいずれか一方で自動的に伝熱部の破損を管理す
ることができ、被処理液中に加熱媒体が混入するような
事故を事前に点検し、修復することができ安全運転ので
きる殺菌装置を提供できるようになった。
【図１】本発明装置のフローチャート図
１ プレート式熱交換器 ２ 加熱殺菌流路 ６、７ 自動弁 ８ 圧力センサー ９ タイマー
Claims (1)
- 【請求項１】 プレート式熱交換器を用いた間接加熱殺
菌装置において、被処理液の加熱殺菌流路を閉塞できる
よう伝熱部の入口側及び出口側に自動弁を設け、前記伝
熱部の圧力変化を計測する圧力センサーを伝熱部に設
け、この圧力センサーにタイマーを付設し、前記伝熱部
へ被処理液を供給して加熱殺菌流路を閉塞した後、圧力
センサーの計測により一定時間内に伝熱部の圧力低下が
あれば警報を発するようにした警報器を設けたことを特
徴とする殺菌装置における点検装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24092393A JP3225139B2 (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | 殺菌装置における点検装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24092393A JP3225139B2 (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | 殺菌装置における点検装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0787945A JPH0787945A (ja) | 1995-04-04 |
| JP3225139B2 true JP3225139B2 (ja) | 2001-11-05 |
Family
ID=17066664
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24092393A Expired - Fee Related JP3225139B2 (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | 殺菌装置における点検装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3225139B2 (ja) |
-
1993
- 1993-09-28 JP JP24092393A patent/JP3225139B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0787945A (ja) | 1995-04-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA2308706C (en) | Method and apparatus for continuous heat sterilization of liquid | |
| US9314039B2 (en) | Water bath shell egg pasteurization system | |
| EP3015418A1 (en) | Method and device for sterilizing beverage supply system pipeline | |
| JP7116036B2 (ja) | 飲料充填装置の洗浄・殺菌方法及び装置 | |
| WO2004024635A2 (en) | Automatic shut-off for water treatment system | |
| CN108290729B (zh) | 杀菌处理的转换方法及产品充填装置 | |
| CN101263838A (zh) | 用于生产和分配液态或半液态消费食品的机器和方法 | |
| US20120251681A1 (en) | Method and Production Plant for Manufacturing a Beverage Product | |
| JPH04348252A (ja) | メンブランフィルタの完全性検査方法及び検査装置 | |
| US5649575A (en) | Keg filling process and apparatus | |
| US20070131603A1 (en) | Effluent sterilizer system | |
| US20030034146A1 (en) | System and method for detecting flaws in plate-type heat exchanger | |
| JP3225139B2 (ja) | 殺菌装置における点検装置 | |
| US7211229B2 (en) | Method and apparatus for the sterilization of biological waste | |
| Hasting | Practical considerations in the design, operation and control of food pasteurization processes | |
| JPH0353674Y2 (ja) | ||
| AU2020233953B2 (en) | Apparatus and method for supplying liquid to a fluid circuit of a heating or a cooling system | |
| JPH11347105A (ja) | 自己診断システム付きレトルト殺菌装置 | |
| JP2007160121A (ja) | 自己診断システム付きレトルト殺菌装置 | |
| JPS6192555A (ja) | 流体用連続殺菌装置に於ける殺菌値制御機構 | |
| US11325844B2 (en) | Decontamination method and apparatus for effluents | |
| US20020164159A1 (en) | Process for sterilization using a tubular exchanger | |
| KR20060112404A (ko) | 정수기 및 은공급수단작동방법 | |
| JP3213656B2 (ja) | 殺菌方法及びその装置 | |
| JPH0523091U (ja) | プレート式熱交換器伝熱板の破損検査装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080824 Year of fee payment: 7 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |