JP3225068U - ヌメ皮人形 - Google Patents

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光彦 阿部
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Abstract

【課題】変形可能な人形であり、ヌメ皮の特徴を利用する技術と最新鋭のUV加工技術を利用した技術を提供する。【解決手段】ヌメ皮シート2をインクジェットUV加工印刷機1で、展開図UV加工印刷済ヌメ皮シート3として形成する。つぎにこれをプレス機4にセットして、プレス抜型5で展開図部分11のみ切取り、つぎにこの表面に、水や湯7をスプレーして、柔らかくして半乾きの状態に成ったら、手指仕上加工6を施して、ヌメ皮立体完成体10にする。最後にボンド止め9や鋲止め8をして、ヌメ皮人形にする。【選択図】図1

Description

本考案は、多彩なキャラクター図をリアルに、印刷し組立てるヌメ皮人形に関するものである。
従来、ヌメ皮人形は出来上がったものに、つまりヌメ皮立体完成体(10)にしてから、細部に渡って手書きで線および配色をしていた。
考案が解決しようとする課題
今、ヌメ皮人形をもっと可愛いとか、綺麗とか、凄いとか、利用者の感情感性に、何か暖かいものが流れる様な物にしたい。また、人形工房に於いても、その製作方法を簡素化するために、とくに皮材料の加工にもっと特徴を持たせかった。とくに、ヌメ皮人形は展開図の段階では、模様や色、絵、線等はあまり入れずにヌメ皮立体完成体(10)にしてから、あとから描いていた。しかし該完成体にしてから描くのは、技術力と時間が必要であった。
これらの問題点を改善し、今までにない有効な本考案がなされたのである。
課題を解決するための手段
本考案は出来る限りの簡単構成で形成されている。以下解決手段を説明する。
図1の工程図のごとく、まずヌメ皮シート(2)を用意する。つぎにこれに動物等のキャラクターの展開図を印刷する為に、インクジェットUV加工印刷機(1)に、セットする。この印刷機は、UV光線を発して印刷面を瞬時に乾燥コーティング加工処理が出来、色彩等がリアルに表現出来るのである。つまり通常はヌメ皮シート(2)は印刷すると塗料で、濡れた状況にあるので、乾燥しにくく、その間に色彩等の品質も落ちてしまう状況にあった。つぎに該印刷機により印刷された展開図UV加工印刷済ヌメ皮シート(3)を取り出し、これをプレス機(4)のテーブルにセットして、プレス抜型(5)で展開図部分(11)のみを抜き取り設ける。
つぎにこの切り抜かれた、ヌメ皮の展開図部分(11)を用意して、その表面に水や湯(7)、またアルコールのような溶材でも良いが、スプレー加工をして、それらを加工し易く柔らかにする。そして半乾きの状態になったところで、このヌメ皮の展開図部分(11)に手指仕上加工(6)を施して仕上げて、ヌメ皮立体完成体(10)として形成する。つぎにボンド止め(9)をして、さらに鋲止め(8)を加えて、完成させる。本考案は以上のような特徴よりなる、ヌメ皮人形である。
考案の効果
1.本考案は、ヌメ皮で構成されているので、それのどんな箇所でも、水や湯等で湿らせば、粘土のように柔らかくして、指で簡単に自在に曲げる事ができるので、自分流の人形にする楽しみが出来た。
2.また、革工房に於いてもこの人形は、展開図部分(11)に於いて、UV加工で色彩等が細かくリアルに表現され、ヌメ皮立体完成体(10)での配色は無くなった。
3.また、UV加工により立体になった時のより精巧なデザインも可能になり、動物や魚、花そしてトレイ等立体になる総ての物に美的センスが向上し応用された。
まず、図1のごとくA4サイズあるいはA3サイズのヌメ皮シート(2)を用意して、つぎにこのヌメ皮シート(2)を、動物等の多彩なキャラクターの展開図を印刷する為に、インクジェットUV加工印刷機(1)にセットする。つぎに、このセットしたヌメ皮シート(2)に該展開図を印刷して、展開図UV加工印刷済ヌメ皮シート(3)として形成して設ける。この印刷機は、UV光線処理加工ができる最新鋭のもので、従来、ヌメ皮の性質もあり、印刷塗料で濡れる状況にあると、乾燥しにくく、その間に細かい色彩等も品質が落ちてしまう状況にあったが、このUV加工により、瞬時に乾燥とUVコーティングが成されて、色彩等リアルに表現された。さらにこの展開図UV加工印刷済ヌメ皮シート(3)をプレス機(4)のテーブルにセットして、プレス抜型(5)で展開図部分(11)のみを抜き取り設ける。
つぎにこの抜き取った、ヌメ皮の展開図部分(11)の表面に、水や湯(7)でスプレー加工を行い、適度に柔らかくして半乾きの状態になったところで、この切抜いた展開図部分(11)に手指仕上加工(6)を施して仕上げて、ヌメ皮立体完成体(10)として形成する。最後にボンド止め(9)をして、さらに鋲止め(8)を加えて、完成する。
本考案は以上のような構成であり、これを使用実施するときには、
このまま、革工房で作られた形のまま(購入時のまま)で飾ってもよいが、ヌメ皮の人形であるから、水や湯(7)で少し柔らかくして、手指の力だけで容易に人形の形を変えられるので、楽しみながら観賞できる。
本考案の加工工程説明図ある。
1 インクジェットUV加工印刷機
2 ヌメ皮シート
3 展開図UV加工印刷済ヌメ皮シート
4 プレス機
5 プレス抜型
6 手指仕上加工
7 水や湯
8 鋲止め
9 ボンド止め
10 ヌメ皮立体完成体
11 展開図部分

Claims (1)

  1. ヌメ皮シート(2)をインクジェットUV加工印刷機(1)で展開図UV加工印刷済ヌメ皮シート(3)として形成し、つぎに展開図UV加工印刷済ヌメ皮シート(3)をプレス機(4)にセットして、プレス抜型(5)でこの展開図部分(11)のみ切り取り、そして、この展開図部分(11)の表面に、水や湯(7)でスプレーして、柔らかくして、半乾きの状態に成ったら手指仕上加工(6)を施して、ヌメ皮立体完成体(10)にして、最後にボンド止め(9)と鋲止め(8)して設ける、この様な特徴より成る、ヌメ皮人形。
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