JP3225053U - ファスナー用スライダー及びファスナー - Google Patents

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Abstract

【課題】振動でファスナー用スライダーを同一方向に揃えることができ、装着を容易にし、手直し頻度を低減し、装着効率を向上させたファスナー用スライダーを提供する。【解決手段】ファスナー用スライダーは、スライド本体3を有し、スライド本体3にスライド溝が設けられ、スライド溝が延伸方向においてスライド本体3を貫通し、スライド本体3に凸部1が設けられる。スライド本体3が振動盤等の振動機構を通過した後、スライド本体3における凸部1が同じ側に位置するようにすることができる。スライド本体3の同一方向への自動調整が実現され、ファスナーの自動組立を実現でき、ファスナーの自動組立を行う際に、ファスナー用スライダーの方向を調整する必要がなくなり、装着効率を向上させることができる。【選択図】図6

Description

本考案は、接続部品の分野に属し、具体的に、ファスナー用スライダー及びファスナーに関する。
従来のファスナー用スライダーは、装着に方向性を有するので、ファスナーの装着が手動で行わなければならない。そして、手動で装着する際に、正確に装着するように、ファスナー用スライダーの向きをきちんと確認しなければならない。
つまり、装着するとき、向きを間違え、改めて調整してやり直すことがあるので、ファスナー用スライダーを装着する際、時間がかかる場合がある。
本考案は、振動でファスナー用スライダーを同一方向に揃えることができ、装着を容易にし、手直し頻度を低減し、装着効率を向上させたファスナー用スライダーを提供することを目的とする。
本考案は、さらに、ファスナー用スライダーの方向を揃えて、自動装着を容易にし、装着効率を向上させたファスナーを提供することを目的とする。
本考案の実施例は、以下のように実現される。ファスナー用スライダーは、スライド本体を有し、前記スライド本体にスライド溝が設けられ、前記スライド溝が延伸方向において前記スライド本体を貫通し、前記スライド本体に凸部が設けられている。
本考案の好ましい実施例において、前記凸部は、前記スライド本体における、前記スライド溝の溝口を有する側に設けられている。
本考案の好ましい実施例において、前記凸部の長さaが前記スライド本体の長さbと同じである。
本考案の好ましい実施例において、前記凸部は、前記スライド本体から離間する側のエッジが面取りされる。
本考案の好ましい実施例において、前記スライド溝内に案内部が設けられている。
本考案の好ましい実施例において、前記案内部は、三角柱の形状に形成され、前記三角柱の1つのエッジが前記スライド溝の延伸方向に向く。
本考案の好ましい実施例において、前記スライド溝内に少なくとも1対の規制部が設けられ、1対の前記規制部が第1の規制部と第2の規制部とを有し、前記第1の規制部と前記第2の規制部がそれぞれ前記スライド溝の対向する2つの側壁に設けられ、前記第1の規制部と前記第2の規制部との間の隙間が、前記スライド溝の延伸方向に向く前記三角柱のエッジと対向に設けられている。
本考案の好ましい実施例において、前記案内部の高さdが前記スライド溝の深さcより小さい。
ファスナーは、第1のチェーンと、第2のチェーンと、上記のいずれか1種のファスナー用スライダーとを有し、前記第1のチェーンに第1の接続構造が設けられ、前記第2のチェーンに第2の接続構造が設けられ、前記第1のチェーンと前記第2のチェーンが前記ファスナー用スライダーのスライド溝を通ったあと、前記第1の接続構造と前記第2の接続構造とが分離状態又は接続状態になる。
本考案の好ましい実施例において、前記第1のチェーンに、前記第1の接続構造の一側に位置する第1の凹溝が設けられ、前記第2のチェーンに、前記第2の接続構造の一側に位置する第2の凹溝が設けられている。
本考案の実施例は、以下の有益効果を有する。
スライド本体にスライド溝が設けられることによって、チェーンが通ることができ、ファスナーの機能を果たすことができる。また、スライド本体に凸部が設けられることによって、スライド本体の片側の高さを高くなる。これによって、スライド本体が方向チェック口を有する振動盤を通過するとき、凸部を有する側の高さが高いので、方向チェック口から落ちず、凸部を有しない側の高さが低く、方向チェック口の高さよりも低いので、方向チェック口から落ちるようになる。従って、振動盤を通過するスライド本体の方向を揃えるようになる。このため、ファスナーの自動組立を実現でき、そして、ファスナーの自動組立を行う際に、ファスナー用スライダーの方向を調整する必要がなくなり、ファスナー用スライダーの装着効率を向上させることができる。
以下、本考案の実施例の技術案をより明瞭に説明するため、実施例に必要な図面を簡単に説明する。下記の図面は、本考案のいくつの実施例を示したものに過ぎず、範囲を限定するものではない。当業者は、発明能力を用いなくても、これらの図面に基づいてその他の関連図面を得ることが可能である。
本考案の実施例に係るファスナー用スライダーの正面図である。 本考案の実施例に係るファスナー用スライダーの右側面図である。 本考案の実施例に係るファスナー用スライダーの左側面図である。 本考案の実施例に係るファスナー用スライダーの平面図である。 図4におけるA−A線に沿う断面図である。 本考案の実施例に係るファスナー用スライダーの斜視図である。 本考案の実施例に係るファスナーの第1のチェーンの構成模式図である。
本考案の実施例の目的、技術案及び利点をより明瞭にするため、以下、本考案の実施例に用いられる図面を参照しながら、本考案の実施例における技術案を明瞭且つ完全に説明し、説明される実施例が本考案の実施例の一部に過ぎず、すべての実施例ではないことは無論である。ここで図面を用いて示した本考案の実施例における部品は、様々な配置方法で配置、設計することが可能である。
このため、図面に示された本考案の実施例に対する以下の詳細な説明は、保護しようとする本考案の範囲を限定するものではなく、本考案の選択された実施例を示すものに過ぎない。本考案の実施例をもとに、当業者が発明能力を用いることなく得たすべてのその他の実施例は、いずれも本考案の保護範囲に属する。
なお、同様な符号は、図面において同様な項目を示すので、1つの図面で定義された場合、その他の図面で当該項目をさらに定義、解釈することが不要になる。
本考案の説明において、「中心」、「上」、「下」、「左」、「右」、「鉛直」、「水平」、「内」、「外」等の用語で表された方向又は位置関係は、図面に基づくものであり、或いは該考案に係る製品の通常の配置方向又は位置関係であり、本考案を便宜及び簡略に説明するためのものに過ぎず、該当装置又は素子が、必ず定められた方向を有したり、定められた方向に構成、操作されたり、することを明示又は暗示するものではないため、本考案を限定するものではないと理解すべきである。また、「第1」、「第2」、「第3」等の用語は、区別して説明するためのものに過ぎず、相対重要性を明示又は暗示するものではないと理解すべきである。
なお、「水平」、「鉛直」、「重力方向」等の用語は、部品を絶対的な水平又は鉛直に設置すると意味するものではなく、少し傾斜してもよい。例えば、「水平」とは、該当構成の方向が、「鉛直」よりも水平になり、必ず完全水平になるのではなく、少し傾斜してもよい。
さらに、本考案の説明において、明確な定義と限定がない限り、「設置」、「装着」、「連結」、「接続」の用語は、広義的に理解すべきである。例えば、固定接続でもよいし、取外し可能な接続でもよいし、一体的な接続でもよい。そして、機械的な接続でもよいし、電気的な接続でもよい。また、直接に接続してもよいし、中間物を介して間接に接続してもよいし、2つの素子の内部が連通してもよい。当業者は、本考案における上記用語の具体的な意味を、具体的な状況に応じて理解することが可能である。
以下、図1〜6を参照しながら、本考案のいくつの実施形態を詳細に説明する。矛盾がない限り、下記の実施例及び実施例における特徴が互いに組み合わせることができる。
ファスナー用スライダーは、スライド本体3を有し、スライド本体3にスライド溝7が設けられ、スライド溝7が延伸方向においてスライド本体3を貫通し、スライド本体3に凸部1が設けられる。
本実施例において、スライド本体3の片側に凸部1が設けられている。
ファスナーを組み立てる際に、振動盤等の機構により、スライド本体3を、順に並ぶように振動させる。振動盤の部品供給通路に方向チェック口が設けられ、方向チェック口が部品供給通路の側壁と部品供給通路の底部の片側に設けられるので、方向チェック口の縦方向の断面がL形状に形成される。そして、部品供給通路の底部における方向チェック口の幅がスライド本体3の幅より小さく形成されている。スライド本体3が部品供給通路における方向チェック口が位置する箇所を通過するとき、スライド本体3の凸部1が設けられる側が部品供給通路における方向チェック口が設けられる側壁に接する向きとなる場合、スライド本体3の凸部1が設けられる側の高さが部品供給通路の側壁における方向チェック口の高さより高いとともに、スライド本体3の底部における幅が部品供給通路の底部における方向チェック口の幅より大きいので、スライド本体3が部品供給通路を順調に通過することができる。また、スライド本体3の凸部1が設けられる側が部品供給通路における方向チェック口が設けられる側壁から離間する向きとなる場合、スライド本体3の凸部1が設けられていない側の高さが部品供給通路の側壁における方向チェック口の高さよりも低いので、スライド本体3が傾斜して転んで、方向チェック口から落ちるようになる。
つまり、スライド本体3に凸部1を設け、方向チェック口と合わせることによって、部品供給通路を通過するスライド本体3のうちの向きが同一ではないスライド本体3を落させ、向きが同一になるスライド本体3を通過させることができる。これによって、スライド本体3を装着するとき、スライド本体3の向きを判別する必要がなく、正確に装着を行うことできる。
具体的に、本実施例において、スライド本体3におけるスライド溝7が両端を貫通し、ファスナーの2本のチェーンがスライド溝7を通って、スライド溝7により係合するようになる。
より具体的に、本実施例において、スライド溝7の溝口の幅がスライド溝7の対向する内壁の間の距離より小さく形成されている。これによって、2本のチェーンは、スライド溝7を通ることができるとともに、スライド溝7の溝口から離脱できなくなるので、チェーンを確実に係合させることを確保することができる。
本実施例において、スライド本体3の側壁に、複数の滑り止め凸条2が平行に設けられる。滑り止め凸条2が設けられることにより、スライド本体3を押動して移動させることが容易になる。
本考案の好ましい実施例において、凸部1は、スライド本体3における、スライド溝7の溝口が位置する側に設けられる。
具体的に、凸部1は、スライド本体3における、スライド溝7の溝口が位置する側面に設けられるとともに、スライド本体3の縁に設けられている。これによって、凸部1の偏心を保つことができる。
より具体的に、本実施例において、凸部1は、長手方向がスライド本体3の長手方向に沿うように、直方体の形状に形成されている。
なお、凸部1は、直方体の形状に形成されているが、これに限定されず、その他の形状であってもよい。例えば円柱、三角柱、半球体等に形成されることも可能である。つまり、スライド本体3に設けられ偏心作用を奏するものであればよい。
本考案の好ましい実施例において、凸部1の長さaがスライド本体3の長さbと同じである。
本実施例において、直方体の凸部1は、その長手方向がスライド本体3の長手方向と同じであるので、複数のスライド本体3を組み合わせて連結させる場合、凸部1の間に大きな隙間が生じないようになる。これによって、ファスナー用スライダーの装着時の方向調整機能を保障できるとともに、全体としての美観性も保障できる。
本考案の好ましい実施例において、凸部1は、スライド本体3から離間する側のエッジが面取りされる。
具体的に、本実施例において、丸面取りされる。
より具体的に、凸部1は、スライド本体3から離間する側の計4つのエッジが、いずれも面取りされる。
面取りすることにより、鋭いエッジで使用者に切り傷等の傷を付けることを避け、使用者の安全を保障することができる。
なお、丸面取りされてもよいし、45°又は30°の面取りをされてもよい。面取りすることにより使用者の安全を保障するものであればよい。
本実施例において、凸部1だけではなく、スライド本体3のその他の箇所も面取りされる。即ち、ファスナー用スライダーの滑り性及び安全性を保障するように、ファスナー用スライダーにおけるすべてのエッジに対して面取り処理を行う。
なお、スライド本体3と凸部1が同様に面取りされてもよく、異なるように面取りされてもよい。丸面取りされる場合、面取りの径が異なってもよい。つまり、具体的なエッジの位置に応じて適宜に面取りすることが可能である。これによって、面取りの作用を保障するとともにファスナー用スライダーの全体強度を保障することができる。
本考案の好ましい実施例において、スライド溝7内に案内部4が設けられる。
案内部4が設けられることによって、2本のチェーンがスライド溝7を通って、係合状態から分離状態になることができるし、分離状態から係合状態になることもできる。
つまり、案内部4が設けられることによって、チェーンの状態を切り替えて、チェーンの接続及び分離の機能を実現した。
具体的に、本考案の好ましい実施例において、案内部4は、三角柱の形状に形成され、三角柱の1つのエッジがスライド溝7の延伸方向に向く。
より具体的に、本実施例において、案内部4がスライド本体3からはみ出さいないように、三角柱の高さdがスライド溝7の深さcより小さく形成されている。これによって、本実施例において、ファスナーを使用した袋に対する案内部4の影響、つまり、シール性への影響を避けることができるとともに、ファスナー用スライダー全体の美観性と強度を保障することができる。
より具体的に、本実施例において、三角柱の横断面が二等辺三角形となるとともに、二等辺三角形において、等辺の長さが底辺の長さより大きい。二等辺三角形の底辺と頂角がそれぞれスライド溝7の2つの延伸方向に向く。
2本のチェーンは、二等辺三角形の頂角が向く方向からスライド溝7に入ると、頂角が位置するエッジを経由して案内部4で分離され、それぞれ案内部4の側辺が位置する面を通過する。これによって、2本のチェーンを確実に分離することができる。
チェーンは、二等辺三角形の底辺が向く方向からスライド溝7に入ると、三角柱の両側を経由してスライド溝7内に入り、そして三角柱の側面を通過して三角柱のエッジに沿って集まる。さらに、スライド溝7で2本のチェーンが互いに押圧され係合するようになる。これによって、チェーンによる接続が実現された。
なお、本実施例において、案内部4は、三角柱の形状に形成されたが、これに限定されず、その他の形状であってもよい。例えば横断面が菱形に形成された四角柱であってもよいし、横断面が不規則形状となり且つ鋭い角を有するように形成された角柱であってもよい。鋭い角をで係合している2本のチェーンを分離することができるものであればよい。
本考案の好ましい実施例において、スライド溝7内に少なくとも1対の規制部が設けられ、1対の規制部が第1の規制部5と第2の規制部6とを有し、第1の規制部5と第2の規制部6がそれぞれスライド溝7の対向する2つの側壁に設けられ、第1の規制部5と第2の規制部6との間の隙間が、スライド溝7の延伸方向に向かう三角柱のエッジと対向に設けられる。
分離している2本のチェーンをよりよく係合させるために、本実施例において、規制部によりチェーンの位置を規制する。
具体的に、第1の規制部5と第2の規制部6との間の隙間の幅が、1本のチェーンの幅の2倍より小さく、2本のチェーンが係合した後の幅より大きいように形成されている。これによって、2本のチェーンは、第1の規制部5と第2の規制部6との間の隙間を通った後、第1の規制部5と第2の規制部6で互いに押圧され係合するようになる。
具体的に、本実施例において、第1の規制部5と第2の規制部6は、いずれも三角柱における二等辺三角形の頂角が向かう方向の位置に設けられている。
本考案によるファスナーは、図7に示すように、第1のチェーン8と、第2のチェーンと、上記のいずれか1種のファスナー用スライダーとを有する。第1のチェーン8に第1の接続構造9が設けられ、第2のチェーンに第2の接続構造が設けられ、第1のチェーン8と第2のチェーンがファスナー用スライダーのスライド溝を通ったとき、第1の接続構造9と第2の接続構造とが分離状態又は接続状態になる。
つまり、第1のチェーン8と第2のチェーンが、第1の接続構造9と第2の接続構造を介して接続されている。第1の接続構造9と第2の接続構造とが接続状態になったとき、第1のチェーン8と第2のチェーンが係合し、例えば袋の口等の接続箇所を閉じさせることができ、第1の接続構造9と第2の接続構造とが分離状態になったとき、第1のチェーン8と第2のチェーンが分離し、例えば袋の口等の接続箇所を開けさせることができる。
具体的に、本実施例において、第1の接続構造9が凹溝であり、第2の接続構造が凸起であり、凸起が凹溝内に挿入されたことにより、第1の接続構造9と第2の接続構造との接続が実現される。
なお、第1の接続構造9と第2の接続構造は、上記のように設けられているが、これに限定されず、フックを用いる接続等であってもよい。つまり、第1の接続構造9と第2の接続構造の接続により第1のチェーン8と第2のチェーンの接続を実現するものであればよい。
本考案の好ましい実施例において、第1のチェーン8に、第1の接続構造9の一側に位置する第1の凹溝10が設けられ、第2のチェーンに、第2の接続構造の一側に位置する第2の凹溝が設けられている。
第1のチェーン8の第2のチェーンに隣接する側に第1の凹溝10が設けられ、第2のチェーンの第1のチェーンに隣接する側に第2の凹溝が設けられている。第1の凹溝10が第1の接続構造9の上方に設けられ、第2の凹溝が第2の接続構造の上方に設けられている。第1の接続構造9と第2の接続構造がファスナー用スライダーを通って接続又は分離するとき、第1の凹溝10と第2の凹溝もファスナー用スライダーを通ることができる。
第1の凹溝10と第2の凹溝がファスナー用スライダーを通るとき、第1の凹溝10の開口が、ファスナー用スライダーに押圧されて、ファスナー用スライダーにおける三角柱のエッジと衝突する。これによって、音が出されるとともに振動感覚が与えられることができる。
振動感覚により、ファスナー用スライダーがスライドするときの触覚を増強することができ、音により、第1のチェーンと8第2のチェーンとがしっかり係合したか否か、即ち第1のチェーン8と第2のチェーンとの接続又は分離が完全に行われたか否かを判断することができる。
具体的に、本実施例において、第1の凹溝10と第2の凹溝が間欠に設けられることによって、第1の凹溝10と第2の凹溝の数を減らすことができる。これによって、音及び振動を発生できることを保障するとともに、チェーンの生産性を向上させることができる。
具体的に、本実施例において、第1の凹溝10と第2の凹溝は、角形に形成されている。
なお、第1の凹溝10と第2の凹溝は、角形に形成されたが、これに限定されず、その他の形状であってもよい。例えば、円形、三角形等の形状の溝であってもよい。第1の凹溝10と第2の凹溝を設けることにより三角柱のエッジと合わせて音及び振動を発生させることができるものであればよい。
本考案の実施例は、以下の有益効果を有する。
スライド本体3にスライド溝が設けられることによって、チェーンがスライド本体3を通ることができるので、ファスナーの機能を果たすことができる。また、スライド本体3に凸部1が設けられることによって、スライド本体の片側の高さを高くなる。これによって、スライド本体が方向チェック口を有する振動盤を通過するとき、凸部1を有する側の高さが高いので、方向チェック口から落ちず、凸部1を有しない側の高さが低く、方向チェック口の高さよりも低いので、方向チェック口から落ちるようになる。従って、振動盤を通過するスライド本体の方向を揃えるようになる。このため、ファスナー用スライダーを取ってファスナーを組み立てる際に、ファスナー用スライダーの方向を調整する必要がなくなるので、誤作業による手直し率を下げ、ファスナー用スライダーの装着効率を向上させることができる。
上記は、本考案の好ましい実施例にすぎず、本考案を限定するものではない。当業者にとって、本考案に対して種々の変更や変化を行うことも可能である。本考案の精神および主旨内の如何なる変更、均等置換、改良等も、本考案の保護範囲に属する。
1 凸部
2 滑り止め凸条
3 スライド本体
4 案内部
5 第1の規制部
6 第2の規制部
7 スライド溝
8 第1のチェーン
9 第1の接続構造
10 第1の凹溝

Claims (10)

  1. スライド本体を有し、
    前記スライド本体にスライド溝が設けられ、
    前記スライド溝が延伸方向において前記スライド本体を貫通し、
    前記スライド本体に凸部が設けられている
    ことを特徴とするファスナー用スライダー。
  2. 前記凸部は、前記スライド本体における、前記スライド溝の溝口を有する側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のファスナー用スライダー。
  3. 前記凸部の長さが前記スライド本体の長さと同じであることを特徴とする請求項1に記載のファスナー用スライダー。
  4. 前記凸部は、前記スライド本体から離間する側のエッジが面取りされることを特徴とする請求項1に記載のファスナー用スライダー。
  5. 前記スライド溝内に案内部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のファスナー用スライダー。
  6. 前記案内部は、三角柱の形状に形成され、
    前記三角柱の1つのエッジが前記スライド溝の延伸方向に向くことを特徴とする請求項5に記載のファスナー用スライダー。
  7. 前記スライド溝内に少なくとも1対の規制部が設けられ、
    1対の前記規制部が第1の規制部と第2の規制部とを有し、前記第1の規制部と前記第2の規制部がそれぞれ前記スライド溝の対向する2つの側壁に設けられ、
    前記第1の規制部と前記第2の規制部との間の隙間が、前記スライド溝の延伸方向に向く前記三角柱のエッジと対向に設けられている
    ことを特徴とする請求項6に記載のファスナー用スライダー。
  8. 前記案内部の高さが前記スライド溝の深さより小さいことを特徴とする請求項5に記載のファスナー用スライダー。
  9. 第1のチェーンと、第2のチェーンと、請求項1〜8のいずれか1項に記載のファスナー用スライダーとを有し、
    前記第1のチェーンに第1の接続構造が設けられ、
    前記第2のチェーンに第2の接続構造が設けられ、
    前記第1のチェーンと前記第2のチェーンが前記ファスナー用スライダーの前記スライド溝を通ったあと、前記第1の接続構造と前記第2の接続構造とが分離状態又は接続状態になる
    ことを特徴とするファスナー。
  10. 前記第1のチェーンに、前記第1の接続構造の一側に位置する第1の凹溝が設けられ、
    前記第2のチェーンに、前記第2の接続構造の一側に位置する第2の凹溝が設けられている
    ことを特徴とする請求項9に記載のファスナー。
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