JP3224836U - Led駆動構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】温度が変化しても、LEDモジュールに安定電圧が供給され、電界効果トランジスタも安定電圧でLEDモジュールを駆動させるLED駆動構造を提供する。【解決手段】LED駆動構造は、LEDモジュール1と、電源供給回路2と、電圧レギュレータ回路3と、温度補償回路4と、窒化ガリウム電界効果トランジスタ5と、を備える。電源供給回路はLEDモジュールに電流を供給する。電圧レギュレータ回路は整流ダイオードD1と、抵抗器R1と、ツェナーダイオードZD1と、を含み、温度補償回路が電界効果トランジスタのゲートに接続されることにより、安定電圧が供給される。温度補償回路は少なくとも1つの抵抗器R2及びR3と、サーミスタNTC1と、電界効果トランジスタのゲートに接続され、LEDモジュールの通電後に電圧及び温度が変動した際にもパワーを不変に維持させるトランジスタQ1と、を備える。【選択図】図1
Description
本考案は、LEDに関し、更に詳しくは、LED駆動構造に関する。
発光ダイオード(Light−emitting diode、LED)は効率が高く、寿命が長く、壊れにくく、反応速度が速く、信頼性が高い等の従来の光源より優れた長所があり、その技術は進歩し続けており、製造コストも下がり、照明用途に普遍的に適用されている。特に昨今の市場においては、高電圧少電流の高圧LEDが多く使用されるようになっている。高圧LEDはシングルチップにLEDマトリックスが設置され、電圧及び電流調整機能を備える。シングルチップのLED光源であるために単一出力される光源効果を達成させ、光学的設計を改善させ、LEDパッケージプロセスを簡略化させ、発光効率を高める。
しかしながら、高圧LEDは電圧に対する安定化の要求が高く、特に駆動回路中のスイッチ素子、即ち金属酸化物半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)に対する要求が高い。但し、窒化ガリウム電界効果トランジスタのゲート(GaNFET)という新しいスイッチ素子が現在勃興している。新しいGaNFETは効率が更に高く、更に速いスイッチング周波数及び超小型のパッケージサイズという長所を有するが、厳格なゲート電圧駆動が求められるため、従来のLEDの駆動回路には、LEDの動作電圧を安定させてそのパワーが落ちないように維持させるために用いられる通常電圧レギュレータ回路が設けられている。
また、LEDは作動中に大量の熱エネルギーを発生させて温度を上昇させるため、半導体材料の性質故に電圧及びパワーが低下した。また、体積を縮小させて高圧LEDと駆動回路とを単一回路基板に統合させるために、LEDの発光により発生する高熱が駆動回路の電子素子に影響を及ぼした。LEDランプが発生させる熱が周辺の電子素子に与える影響を解決しなければ、良好な電圧レギュレータ回路も減衰したパワーを補償できなくなり、LEDランプのパフォーマンスが低下した。
そこで、本考案者は上記の欠点が改善可能と考え、鋭意検討を重ねた結果、合理的設計で上記の課題を効果的に改善する本考案の提案に到った。
本考案は、このような従来の問題に鑑みてなされたものである。上記課題解決のため、本考案は、LED駆動構造を提供することを主目的とする。つまり、電圧レギュレータ回路中に温度補償回路を設計することで、電圧が変動した場合及び温度が変動した場合にLEDに所定のパワーを維持させ、LEDが通電されて発光した後に発生する温度が駆動回路の電子素子に影響を及ぼしてパワーが低下することを防止させる。
本考案の他の目的は、LED駆動構造を提供することである。つまり、電圧レギュレータ回路中に温度補償回路を設計し、窒化ガリウム電界効果トランジスタのゲートに更に安定的で厳格な電圧を供給することにより、窒化ガリウム電界効果トランジスタの動作効率を更に高め、LEDに恒常的なパワーを維持させる。
上記課題を解決するために、本考案のある態様のLED駆動構造は、電気的に接続されるLEDモジュールと、電源供給回路と、電圧レギュレータ回路と、温度補償回路と、窒化ガリウム電界効果トランジスタと、を備え、
前記電源供給回路は前記LEDモジュールに電流を供給するために用いられ、
前記電圧レギュレータ回路は、整流ダイオードと、抵抗器と、ツェナーダイオードと、を含み、且つ前記温度補償回路が前記窒化ガリウム電界効果トランジスタに接続されることにより安定的な電圧が供給され、
前記温度補償回路は、少なくとも1つの抵抗器と、サーミスタと、前記窒化ガリウム電界効果トランジスタのゲートに接続され、前記LEDモジュールの通電後に熱量が発生してもそのパワーを不変に維持させるトランジスタと、を備える。
前記電源供給回路は前記LEDモジュールに電流を供給するために用いられ、
前記電圧レギュレータ回路は、整流ダイオードと、抵抗器と、ツェナーダイオードと、を含み、且つ前記温度補償回路が前記窒化ガリウム電界効果トランジスタに接続されることにより安定的な電圧が供給され、
前記温度補償回路は、少なくとも1つの抵抗器と、サーミスタと、前記窒化ガリウム電界効果トランジスタのゲートに接続され、前記LEDモジュールの通電後に熱量が発生してもそのパワーを不変に維持させるトランジスタと、を備える。
好ましくは、前記電圧レギュレータ回路はコンデンサを更に備える。
好ましくは、前記LEDモジュールはチップオンボード技術で製造される。
本考案の好適例において、前記LEDモジュールは車両用高圧LEDである。
以下、本開示の実施形態について図面を用いて説明する。なお、本開示は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本開示の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
以下、図1を参照しながら、本考案をさらに詳しく説明する。本考案に係るLED駆動構造は、電気的に接続されるLEDモジュール1と、電源供給回路2と、電圧レギュレータ回路3と、温度補償回路4と、窒化ガリウム電界効果トランジスタ5(GaN FET)と、を備える(図1参照)。本実施例では、前記LEDモジュール1は車両用高圧LEDであり、且つチップオンボード(Chip on Board、COB)技術で製造される。
上述したように、前記電源供給回路2は、前記LEDモジュール1に電流を供給するための複数のダイオードを備える。本実施例では、前記電源供給回路2は、前記LEDモジュールに所定の電流を供給するための複数の整流ダイオードを有する。前記電圧レギュレータ回路3は、整流ダイオードD1と、抵抗器R1と、コンデンサC1と、ツェナーダイオードZD1と、を含み、且つ前記窒化ガリウム電界効果トランジスタ5のゲートに接続され、安定的な電圧を供給させる。前記温度補償回路4は、前記電圧レギュレータ回路3に接続される2つの抵抗器R2及びR3と、サーミスタNTC1と、トランジスタQ1と、を備え、且つトランジスタQ1は前記窒化ガリウム電界効果トランジスタ5のゲートに接続され、温度が変化した際にその電圧を補償させるために用いられる。
LEDモジュール1の通電後、熱エネルギーが発生して温度が上昇する。この際、LEDモジュール1の電圧が低下し、窒化ガリウム電界効果トランジスタ5の導通抵抗が上昇し、電流が低下し、全体のパワーも低下した。但し、上述の回路構造により、温度上昇後にサーミスタNTC1の抵抗値が低下し、トランジスタQ1及び窒化ガリウム電界効果トランジスタ5の電圧が上昇し、更に電流も増加する。これにより、前述の熱により減衰する状態が相殺され、前記LEDモジュール1の作動効率が維持される。
本考案は、温度補償回路4の効果により温度が変化しても電圧が不安定にならず、LEDモジュール1に安定的な電圧が供給されるのみならず、窒化ガリウム電界効果トランジスタ5も安定的な電圧でLEDモジュール1を駆動させることを特徴とする。
以上、本考案の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
1 LEDモジュール
2 電源供給回路
3 電圧レギュレータ回路
4 温度補償回路
5 窒化ガリウム電界効果トランジスタ
C1 コンデンサ
D1 整流ダイオード
NTC1 サーミスタ
Q1 トランジスタ
R1 抵抗器
R2 抵抗器
R3 抵抗器
ZD1 ツェナーダイオード
2 電源供給回路
3 電圧レギュレータ回路
4 温度補償回路
5 窒化ガリウム電界効果トランジスタ
C1 コンデンサ
D1 整流ダイオード
NTC1 サーミスタ
Q1 トランジスタ
R1 抵抗器
R2 抵抗器
R3 抵抗器
ZD1 ツェナーダイオード
Claims (5)
- 電気的に接続されるLEDモジュールと、電源供給回路と、電圧レギュレータ回路と、温度補償回路と、窒化ガリウム電界効果トランジスタと、を備え、
前記電源供給回路は前記LEDモジュールに電流を供給するために用いられ、
前記電圧レギュレータ回路は整流ダイオードと、抵抗器と、ツェナーダイオードと、を含み、且つ温度補償回路が前記窒化ガリウム電界効果トランジスタのゲートに接続されることにより、安定的な電圧が供給され、
前記温度補償回路は、前記電圧レギュレータ回路に接続される少なくとも1つの抵抗器と、サーミスタと、前記窒化ガリウム電界効果トランジスタのゲートに接続され、温度が変化した際にその電圧を補償し、前記LEDモジュールの通電後に熱量が発生した際にもそのパワーを不変に維持させるためのトランジスタと、を備えることを特徴とするLED駆動構造。 - 前記電圧レギュレータ回路はコンデンサを更に備えることを特徴とする請求項1に記載のLED駆動構造。
- 前記電源供給回路は、前記LEDモジュールに所定の電流を供給するための複数の整流ダイオードを有することを特徴とする請求項1に記載のLED駆動構造。
- 前記LEDモジュールはチップオンボード技術により製造されることを特徴とする請求項1に記載のLED駆動構造。
- 前記LEDモジュールは車両用高圧LEDであることを特徴とする請求項1に記載のLED駆動構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019004217U JP3224836U (ja) | 2019-11-06 | 2019-11-06 | Led駆動構造 |
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JP2019004217U JP3224836U (ja) | 2019-11-06 | 2019-11-06 | Led駆動構造 |
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