JP3224769B2 - 学習器、学習方法 - Google Patents

学習器、学習方法

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JP3224769B2
JP3224769B2 JP02363198A JP2363198A JP3224769B2 JP 3224769 B2 JP3224769 B2 JP 3224769B2 JP 02363198 A JP02363198 A JP 02363198A JP 2363198 A JP2363198 A JP 2363198A JP 3224769 B2 JP3224769 B2 JP 3224769B2
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Description

O>
【発明の詳細な説明】
【0001】この発明は、表に問題、裏に正答が記載さ
れた複数の学習カードの問題に対して、手動によって独
学で正答が記憶される、問題とその問題に対する正答が
すぐ出せる学習器、学習方法に関するものである。
【0002】この学習器、学習方法の応用範囲は、例え
ば以下の各項目の学習に利用される。国語・外国語・数
学・理科・社会・歴史・音楽・図工・家庭・体育の各学
科、学校入学、就職試験、各種資格試験、各種職業業
務、外国語会話、健康、家事、教養、常識、囲碁、将
棋、クイズ、趣味、スポーツ、知育玩具。
【0003】
【従来の技術】従来、表に問題、裏に正答を記入したカ
ードを使って学習することは広く行なわれてきた。
【0004】図12A、Bの穴空きのカードは取り外し
可能のリングをカードの穴に通して取り付け、リングの
回りにカードを回転させることによって繰り返し学習を
行なうもので、開閉可能な蓋付きの厚紙製ケース(図示
せず)に入れられている。このケースには、学習履歴を
記入する欄は設けられていない。
【0005】三杉孝太郎著 「勉強のやり方」 株式会
社ごま書房 1990年4月30日初版発行、14ペー
ジには、「大判カードノートは、とじたり、バラしたり
することが自由にできるから、試験まえなど急いで暗記
をしなければならないときは、まず覚えているカード
と、忘れたカードに分け、忘れたカードを反復して全部
覚えてしまう」と、記述されているように、覚えている
カードと、覚えていないカードを分けて、覚えていない
カードを集中的に覚える方法は従来知られていた。 ま
た、同著114ページには3回チェック方法が記載され
ていて、「定期試験のまえとか、入試の準備勉強をはじ
めようという場合、まず手をつけなければならないの
は、既習事項の総復習と要点の整理であって、このよう
な場合は、「要点チェックノート」を作ると、膨大な内
容を短期間に覚えることができる。その作り方は、各ペ
ージの左側にチェック欄の線を引く。普通は3回チェッ
ク用で十分である。つぎに問題のQ欄と解答のA欄を作
る。点検の結果、できたら○できなかったらチェック。
これを3回繰り返せばよい。」図13に示すように、こ
の学習方法では、3回繰り返す学習の工夫がされてい
る。
【0006】問題と解答を伴った学習教材としての市販
されている問題集、ドリル等を含めた問題形式をとって
綴じられた学習教材は広く使われてきた。そして、その
問題の余白に、正誤それぞれに対応して、○や×等を記
入して繰り返し学習することは行なわれていた。
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
課題1 上述した発明の属する技術分野で示した応用範囲の各問
題においてもそうであるが、本発明者の経験では、特
に、囲碁の練習問題において、問題に解答して1回目正
答の出ない問題は、その時、正答と解説を読んで理解で
きて覚えたと思っても、翌日あるいは数日後その問題に
再度解答を試みた時、前回同様ほとんどの問題に正答が
出ない。
【0011】そこで、本発明の第1の目的は、確実に覚
えられる学習器、学習方法を提供することにある。
【0012】課題2 (1)従来、穴空きのカードにて学習する際、リングの
まわりを回転させることによって、繰り返し学習を行な
っていた為、いちいちカードをリングから外すことが厄
介で、正誤別に区分けしながらの学習が困難であった。
【0013】(2)また、穴空きのカードにて学習する
際、繰り返し学習を必要とするカード以外の、すでに正
解の出た習得されたカードをめくったり目を通さなけれ
ばならない為、繰り返し学習を必要とするカードのみを
集中的に学習する場合の時間よりも多くの時間を要し
た。正誤別に区分けされれば、誤答だけのカードを集注
的に学習できる。
【0014】(3) 三杉孝一郎著「勉強のやり方」ご
ま書房1990年4月30日発行14ページに、「普通
のノートを使わないで、大判カードをそのままノートに
してしまう方法も意外に効果がある。カードには、あら
かじめ通し番号を打っておいて、一枚には一項目をまと
めるようにする。大判カードノートは、とじたり、バラ
したりすることが自由にできるから、試験まえなど急い
で暗記をしなければならないときは、まず覚えているカ
ードと、忘れたカードに分け、忘れたカードを反復して
全部覚えてしまう。そのあとで、通し番号順に戻して、
タテの系統をもう一度復習するようにすると、能率的な
暗記ができる。」と記述されている。
【0015】従来、カードにて学習する際、正誤別に区
分けすることは行なわれていた。その時、カードを机の
上に置いたり、手に持って正誤別に区分けを行ってい
た。
【0016】正解のカードと、誤答のカードを、区分け
する手段としての系統化された容器、道具は用意されて
いなかった。その為、カードを正誤別に区分けすること
が整然と行なわれなかった。
【0017】(4)従来、問題と解答を伴った学習教材
としての市販されている問題集、ドリル等を含めた問題
形式をとって綴じられた学習教材は問題の余白に、正誤
それぞれに対応して、○や×等を記入して繰り返し学習
することは行なわれていた。 (イ)問題の出てくる順番は印刷されたままの順番を繰
り返すままであり、同じ順番で問題が出てくる為、誤答
の問題だけを集めて、あるいは正答の問題だけを集め
て、集中的に繰り返し学習することが整然と行なわれな
かった。
【0018】(ロ)正解の出た十分熟知された問題にも
目を通さなければならなかった。その分余分な時間を使
った。
【0019】そこで、本発明の第2の目的は、カードが
整然と正誤別に区分けされ、誤答のカードが整然と繰り
返し学習でき、正答のカードも復習できる学習器、学習
方法を提供することにある。
【0020】課題3 三杉孝一郎著「勉強のやり方」114ページに、3回チ
ェック方法が記載されていて、定期試験のまえとか、入
試の準備勉強をはじめようという場合、まず手をつけな
ければならないのは、既習事項の総復習と要点の整理で
あって、このような場合は、「要点チェックノート」を
作ると、膨大な内容を短期間に覚えることができる。そ
の作り方は、各ページの左側にチェック欄の線を引く。
普通は3回チェック用で十分である。つぎに問題のQ欄
と解答のA欄を作る。点検の結果、できたら○できなか
ったらチェック。これを3回繰り返せばよい。
【0021】図13に示すように、この学習方法では、
3回繰り返す学習の工夫がされている。
【0022】そこで、本発明の第3の目的は、復習が2
回整然と行なえる学習器を提供することにある。
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明では以下の手段が提供される。
【0029】(1)図1に示すように、問題と、その問
題に対する正答がすぐ出せる学習器において、学習カー
ド(41)が取り出されて出題をしたり、第21区画
(21)あるいは第31区画(31)から学習カード
(41)がまとめて戻される第11区画(11)と、誤
答の学習カード(41)が入れられたり、第11区画
(11)へまとめて戻す第21区画(21)と、正答の
学習カード(41)が入れられたり、再出題のためまと
めて戻す第31区画(31)との、3個の区画を設ける
ことを特徴とする学習器。
【0030】(2)図2に示すように、問題と、その問
題に対する正答がすぐ出せる学習器において、学習カー
ド(41)が取り出されて出題をしたり、第22区画
(22)の学習において誤答の学習カード(41)が戻
されたり、第31区画(31)からまとめて戻される
12区画(12)と、誤答の学習カード(41)が入れ
られたり、学習カード(41)が取り出されて出題をす
る第22区画(22)と、正答の学習カード(41)が
入れられたり、再出題のため第12区画(12)へまと
めて戻す第31区画(31)との、3個の区画を設ける
ことを特徴とする学習器。
【0031】(3)図3に示すように、問題と、その問
題に対する正答がすぐ出せる学習器において、学習カー
ド(41)が取り出されて出題をしたり、その出題に対
しての解答が誤答となった学習カード(41)が戻され
たり、第31区画(31)から再出題のためにまとめて
戻される第13区画(13)と、正答の学習カード(4
1)が入れられたり、再出題のためまとめて戻す第31
区画(31)との、2個の区画を設けることを特徴とす
る学習器。
【0032】(4)図4に示すように、(2)の学習器
において、正答2回目の学習カード(41)が入れられ
たり、再出題のためまとめて戻す第32区画(32)
と、正答3回目の学習カード(41)が入れられる第3
3区画(33)との、2個の区画を設けることを特徴と
する学習器。
【0033】(5)図5に示すように、問題と、その問
題に対する正答がすぐ出せる学習器において、学習カー
ド(41)が取り出されて出題をしたり、第22区画
(22)の学習において誤答の学習カード(41)が戻
される第14区画(14)と、誤答の学習カード(4
1)が入れられたり、学習カード(41)が取り出され
て出題する第22区画(22)と、正答の学習カード
(41)が入れられたり、学習カード(41)が取り出
されて出題する第34区画(34)と、正答が続けて2
回目の学習カード(41)が入れられたり、学習カード
(41)が取り出されて出題する第35区画(35)
と、正答が続けて3回目の学習カード(41)が入れら
れる第33区画(33)との、5個の区画を設けること
を特徴とする学習器。
【0034】(6)上記(1)〜(5)の学習器におい
て、各区画は複数の学習カード(41)の収容と、出し
入れができる各区画名が表示される箱構造を特徴とする
学習器。
【0035】(7)上記(6)の学習器において、複数
の学習カード(41)を収容できる各箱は蓋付きの外箱
(81)に入れられることを特徴とする学習器。
【0036】(8)上記(1)〜(5)の学習器におい
て、蓋付きの外箱(81)に入れられた各区画は、複数
の学習カード(41)の収容と、出し入れができる各区
画名が表示された可動の区画隔て(91)によって構成
されることを特徴とする学習器。
【0037】(9)上記(7)〜(8)の学習器におい
て、外箱(81)は学習の履歴が記入できる表示部が設
けられることを特徴とする学習器。
【0038】(10)上記(1)と(7)と(6)ある
いは(8)で構成される学習器を用いる学習方法であっ
て、第11区画(11)は、複数の学習カード(41)
が入れられて学習が行なわれ、学習カード(41)が取
り出されて、その解答が出されてから裏の正答と照合さ
れ、解答が誤答の時、第21区画(21)に入れられ、
解答が正答の時、第31区画(31)に入れられ、この
操作が繰り返されて、第11区画(11)の中の学習カ
ード(41)が無くなると、第21区画(21)の中の
全部の学習カード(41)が、第11区画(11)に戻
されて同様に繰り返し学習され、第31区画(31)に
全部の学習カード(41)が収納されて、全部の学習カ
ード(41)を再出題のため第11区画(11)にまと
めて戻して、1回の学習が終了となることを特徴とする
学習方法。
【0039】(11)上記(2)と(7)と(6)ある
いは(8)で構成される学習器を用いる学習方法であっ
て、第12区画(12)は、複数の学習カード(41)
が入れられて学習が行なわれ、学習カード(41)が取
り出されて、その解答が出されてから裏の正答と照合さ
れ、解答が誤答の時、第22区画(22)に入れられ、
解答が正答の時、第31区画(31)に入れられ、この
操作が繰り返されて、第12区画(12)の中の学習カ
ード(41)が無くなると、第22区画(22)の学習
に移り、解答が誤答の時、第12区画(12)に戻さ
れ、解答が正答の時、第31区画(31)に入れられ、
この操作が繰り返されて、第22区画(22)の中の学
習カード(41)が無くなると、第12区画(12)の
学習に移り、これが繰り返されて学習され、第31区画
(31)に全部のカードが収納されて、全部の学習カー
ド(41)を、再出題のため第12区画(12)にまと
めて戻して、1回の学習が終了となることを特徴とする
学習方法。
【0040】(12)上記(3)と(7)と(6)ある
いは(8)で構成される学習器を用いる学習方法であっ
て、第13区画(13)は、複数の学習カード(41)
が入れられて学習が行なわれ、学習カード(41)が取
り出されて、その解答が出されてから裏の正答と照合さ
れ、解答が誤答の時、第13区画(13)に戻され、解
答が正答の時、第31区画(31)に入れられ、この操
作が繰り返されて、第31区画(31)に全部の学習カ
ード(41)が収納されて、全部の学習カード(41)
を再出題のため第13区画(13)にまとめて戻して、
1回の学習が終了となることを特徴とする学習方法。
【0041】(13)手段(1)(2)(3)および
17)の学習器において、学習回数を示す1、2、3
のステップ数の表示具が設けられることを特徴とする学
習器。
【0042】(14)上記(13)の学習方法であっ
て、手段(1)(2)(3)および(17)の学習器に
おいて、全部の学習カードをそれぞれ第11の区画、第
12の区画、第13の区画、第12の区画に戻すたび
に、前記ステップ数を1つ増加し、1回目の学習中前記
ステップ数1の表示具を表示し、2回目の学習中前記ス
テップ数1に代えて前記ステップ数2の表示具を表示
し、3回目の学習中前記ステップ数2に代えて前記ステ
ップ数3の表示具を表示することを特徴とする学習方
法。 (15)上記(4)と(7)と(6)あるいは(8)で
構成される学習器を用いる学習方法であって、上記(1
1)の学習方法において、第31区画(31)の中に学
習カード(41)がすべて入れられると、1回の学習が
終了し、第31区画(31)の中に入れられた全部の学
習カード(41)を第12区画(12) へまとめて戻
し、第31区画(31)に代えて、第32区画(32)
を用いて、上記、手段(11)の操作を行い、第32区
画(32)に全部の学習カード(41)が入れられる
と、2回目の学習が終了し、第32区画(32)の中に
入れられた全部の学習カード(41)を第12区画(1
2)へまとめて戻し、同様に、第31区画(31)に代
えて、第33区画(33)を用いて、上記、手段(1
1)の操作を行い、第33区画(33)に全部の学習カ
ード(41)が入れられると、3回目の学習が終了し全
体の学習が完了となることを特徴とする学習方法。
【0043】(16)上記(5)と(7)と(6)ある
いは(8)で構成される学習器を用いる学習方法であっ
て、第14区画(14)は、複数の学習カード(41)
が入れられて学習が行なわれ、学習カード(41)が取
り出されて、その解答が出されてから裏の正答と照合さ
れ、解答が誤答の時、第22区画(22)に入れられ、
解答が正答の時、第34区画(34)に入れられ、どの
区画の学習中でも学習者が他の区画の学習に移る意思が
出たら、別の区画の学習に移り、第22区画(22)の
学習において、解答が誤答の時、第14区画(14)に
戻され、解答が正答の時、第34区画(34)に入れら
れ、第34区画(34)の学習において、解答が誤答の
時、第22区画(22)に入れられ、解答が正答の時、
第35区画(35)に入れられ、第35区画(35)の
学習において、解答が誤答の時、第22区画(22)に
入れられ、解答が正答の時、第33区画(33)に入れ
られ、これを繰り返して、全部の学習カード(41)が
第33区画(33)に収納されると、学習が完了となる
ことを特徴とする学習方法。
【0044】
【0045】
【0046】
【0047】(17)図15に示すように、問題と、そ
の問題に対する正答がすぐに出せる学習器において、学
習カード(41)が取り出されて出題をしたり、第22
の1の区画(221)並びに第22の2の区画(22
2)の学習において、誤答の学習カード(41)が戻さ
れたり、第31区画(31)からまとめて戻される第1
2区画(12)と、 誤答の学習カード(41)が入れ
られたり、学習カード(41)が取り出されて出題する
それぞれ複数の枠からなる第22の1の区画(221)
並びに第22の2の区画(222)と、正答の学習カー
ド(41)が入れられたり、再出題するため第31区画
(31)から、学習カード(41)をまとめて第12区
画(12)へ戻す第31区画(31)と、を設けること
を特徴とする学習器。
【0048】(18)前記(17)と(7)と(6)あ
るいは(8)で構成される学習器を用いる学習方法であ
って、(イ) 第12区画(12)は、複数の学習カー
ド(41)が入れられて学習が始められ、学習カード
(41)が取り出されて、その解答が出されてから正答
と照合され、解答が誤答の時、第22の1の区画(22
1)に入れられ、解答が正答の時、第31区画(31)
に入れられ、第22の1の区画(221)の複数の枠が
学習カード(41)で満たされると、(ロ) 第12区
画の学習において、次に、誤答の学習カード(41)は
第22の2の区画(222)に入れられ、第22の2の
区画(222)の複数の枠も、学習カード(41)で満
たされると、第22の1の区画(221)と第22の2
の区画(222)との2区画とも、学習カード(41)
で満たされる。
【0049】(ハ) 第22の1の区画(221)と第
22の2の2区画(222)とも、学習カード(41)
で満たされると、先に満たされていた第22の1の区画
(221)の複数の枠の中の学習カード(41)の学習
を行なう。
【0050】誤答の学習カードは、第12区画(12)
に戻され、正答の学習カードは、第31区画(31)へ
入れられる。
【0051】第22の1の区画(221)の複数の枠内
の学習カード(41)の学習が終わると、(ニ) 第1
2区画(12)の学習に移る。
【0052】第12区画(12)の学習において、解答
が誤答の時、第22の1の区画(221)に入れられ、
解答が正答の時、第31区画(31)に入れられ、第2
2の1の区画(221)の複数の枠が、学習カード(4
1)で満たされると、第22の1の区画(221)と第
22の2の区画(222)との2区画とも、学習カード
(41)で満たされる。
【0053】(ホ) 第22の1の区画(221)と第
22の2の区画(222)の2区画とも、学習カード
(41)で満たされると、先に満たされていた第22の
2の区画(222)の複数の枠の中の学習カード(4
1)の学習を行なう。誤答の学習カード(41)は、第
12区画(12)に戻され、正答の学習カード(41)
は、第31区画(31)へ入れられる。そして、第22
の2の区画(222)の複数の枠の中の学習カード(4
1)がなくなると、以上の(ロ)(ハ)(ニ)(ホ)の
操作をこの順番に繰り返して、全部の学習カード(4
1)が第31区画(31)に収納されて、全部の学習カ
ード(41)を再出題のため第12区画(12)にまと
めて戻して、1回の学習が了となることを特徴とする
学習方法。
【0054】(19)図16に示すように、問題と、そ
の問題に対する正答がすぐに出せる学習器において、学
習カード(41)が取り出されて出題をしたり、第22
の1の区画(221)並びに第22の2の区画(22
2)の学習において、誤答の学習カード(41)が戻さ
れる第14区画(14)と、誤答の学習カード(41)
が入れられたり、学習カード(41)が取り出されて出
題するそれぞれ複数の枠からなる第22の1の区画(2
21)並びに第22の2の区画(222)と、正答の学
習カード(41)が入れられたり、学習カード(41)
が取り出されて出題をする第34区画(34)と、正答
が続けて2回目の学習カード(41)が入れられたり、
学習カード(41)が取り出されて出題をする第35区
画(35)と、正答が続けて3回目の学習カード(4
1)が入れられる第33区画(33)とを設けることを
特徴とする学習器。
【0055】(20)前記(16)の学習器を用いる学
習方法であって、(イ) 第14区画(14)は、複数
の学習カード(41)が入れられて学習が始められ、第
14区画(14)、あるいは第34区画(34)、ある
いは第35区画(35)から学習カード(41)が取り
出されて、その解答が出されてから正答と照合され、解
答が誤答の時、第22の1の区画(221)に入れら
れ、解答が正答の時、学習する区画が第14区画(1
4)、あるいは第34区画(34)、あるいは第35区
画(35)の時、それぞれ第34区画(34)、第35
区画(35)、第33区画(33)に入れられ、第22
の1の区画(221)の複数の枠が学習カード(41)
で満たされると、(ロ) 第14区画(14)、あるい
は第34区画(34)、あるいは第35区画(35)に
おいて学習され、誤答の学習カード(41)は、次に、
第22の2の区画(222)に入れられ、 正答の学習
カード(41)は、学習する区画が第14区画(1
4)、あるいは第34区画(34)、あるいは第35区
画(35)の時、それぞれ第34区画(34)、第35
区画(35)、第33区画(33)に入れられ、第22
の2の区画(222)の複数の枠も、学習カード(4
1)で満たされると、第22の1の区画(221)と第
22の2の区画(222)との2区画とも、学習カード
(41)で満たされる。
【0056】(ハ) 第22の1の区画(221)と第
22の2の区画(222)との2区画とも、学習カード
(41)で満たされると、先に満たされていた第22の
1の区画(221)の複数の枠の中の学習カード(4
1)の学習を行なう。
【0057】誤答の学習カード(41)は、第14区画
14)に戻され、正答の学習カード(41)は、第3
4区画(34)へ入れられる。
【0058】第22の1の区画(221)の複数の枠内
の全部の学習カード(41)の学習が終わると、 (ニ) 第14区画(14)、あるいは第34区画(3
4)、あるいは第35区画(35)の学習に移る。
【0059】そこの学習において、誤答の学習カード
(41)は、第22の1の区画(221)の複数の枠の
中に入れられ、正答の学習カード(41)は、学習する
区画が第14区画(14)、あるいは第34区画(3
4)、あるいは第35区画(35)の時、それぞれ第3
4区画(34)、第35区画(35)、第33区画(3
3)に入れられ、第22の1の区画(221)と第22
の2の区画(222)との2区画とも、学習カード(4
1)で満たされる。
【0060】(ホ) 第22の1の区画(221)と第
22の2の区画(222)との2区画とも、学習カード
(41)で満たされると、先に満たされていた第22の
2の区画(222)の複数の枠の中の学習カード(4
1)の学習を行なう。
【0061】誤答の学習カード(41)は、第14区画
14)に戻され、正答の学習カード(41)は、第3
4区画(34)へ入れられる。
【0062】第22の2の区画(222)の複数の枠内
の全部の学習カード(41)の学習が終わると、 (ヘ) 第14区画(14)、あるいは第34区画(3
4)、あるいは第35区画(35)の学習に移る。
【0063】そこの学習において、誤答の学習カード
(41)は、第22の2の区画(222)の複数の枠の
中に入れられ、正答の学習カード(41)は、学習する
区画が第14区画(14)、あるいは第34区画(3
4)、あるいは第35区画(35)の時、それぞれ第3
4区画(34)、第35区画(35)、第33区画(3
3)に入れられ、第22の1の区画(221)と第22
の2の区画(222)との2区画とも、学習カード(4
1)で満たされる。以上の(ハ)(ニ)(ホ)(ヘ)の
操作をこの順番に繰り返して、全部の学習カード(4
1)が第33区画(33)に収納されると、学習が完了
となることを特徴とする学習方法。
【0064】
【0065】
【0066】
【0067】
【0068】
【0069】
【0070】
【0071】
【0072】
【0073】(21 図17に示すように、本学習器
は、学習カード(41)の同一面に問題と正答を記入し
ておき、学習カード(41)を上記箱(手段6)あるい
は、外箱(手段7)から外に取り出さないで、問題と正
答が見られるようにしたものであって、上記箱(手段
6)あるいは、上記外箱(手段7)の一部あるいは全部
を透明な材料とし、解答部分の覆いが一時外されたり、
めくられたり、ずらされて、正答が見られるようにした
ことを特徴とする学習器。
【0074】さて、本明細書及び図面中では下記「」内
の語句、記号を、下記のように定義する。
【0075】(1)「学習カード41」とは、表に問
題、うらに正答、類似問題あるいは解説を記載したカー
ド、シート、あるいは折り畳んだカード、シートを総称
する。学習カード41は、問題と正答からなる問題形式
のものに限らず、逐条形式(条文の項目と条文の内
容)、会話の記憶、文章と詩の記憶、造形とその説明も
含む。なお、学習カード41は複数枚を綴じたものも、
一綴りのものも1枚と呼ぶ。また、学習カード41と
は、前記のもののほか、カードの同じ面番に問題とその
正答が記載されたものも学習カード41という。
【0076】(2)「区画」とは、まとまった数の学習
カード41を収容でき、学習カード41の取り出しと、
挿入ができる容器、スペースをいう。
【0077】(3)「L・B」とは、出題したり、戻さ
れる第11区画11の表示。LはLESSONの頭文字
で学習、ΒはΒACΚの頭文字で戻す意味。
【0078】(4)「L・●×B」とは、出題したり、
第22区画22と、第22の1区画221と第22の2
区画222の学習において誤答となり戻されたり、まと
めて戻される第12区画12の表示。●×Βは、誤答の
学習カードを入れる区画の学習において誤答を出した学
習カードが戻されることを意味する。
【0079】(5)「L・×B」とは、出題したり、そ
の区画の学習において誤答のカード41が戻されたり、
まとめて戻される第13区画13の表示。×Βは、問題
の解答が誤答となった学習カード41が戻されることを
意味する。 (6)「L・●×B」とは、出題したり、第22区画
(22)の学習において、誤答となった学習カードが、
戻される第14区画(14)の表示。 (7)「●・C」とは、誤答のものが入れられたり、ま
とめて持ち出される第21区画21の表示。●は、誤答
が入れられ、CはCLEARの頭文字で全部持ち出され
ることを意味する表示。
【0080】(8)「●・L」とは、誤答のものが入れ
られたり出題する第22区画22の表示。 (9)「●1・L」と「●2・L」は、その使い方につ
いては手段(18)の学習方法に記述してあるように、
比較的短い時間間隔のうちに、誤答の学習カード(4
1)を再出題するためのもので、再出題用の誤答の学習
カード(41)が入れられたり、再出題する複数に仕切
られた枠に誤答の学習カード(41)を入れる区画であ
る。 (10)「○」とは正答のものが入れられたり、まとめ
て戻す第31区画(31)の表示。戻すときは、このC
の記号のついた区画から、Bの記号のついた区画へまと
めて、戻される。 (11)「○○」とは正答2回目のものが入れられた
り、まとめて戻す第32区画(32)の表示。戻すとき
は、このCの記号のついた区画から、Bの記号のついた
区画へまとめて、戻される。
【0081】
【0082】(12)「○○○」とは、正答3回目のも
のが入れられる第33区画33の表示。
【0083】(13)「○・L」とは、正答のものが入
れられたり出題する第34区画34の表示。
【0084】(14)「○○・L」とは、正答2回目の
ものが入れられたり出題する第35区画35の表示。
【0085】(15)「開始区画」とは、第11区画1
1、第12区画12、第13区画13を総称する。
【0086】(16)「誤答区画」とは、第21区画2
1、第22区画22と、第13区画13と、第22の1
区画221と第22の2区画222を総称する。
【0087】(17)「正答区画」とは、第31区画3
1、第32区画32、第33区画33第34区画34、
第35区画35を総称する。
【0088】(18)「ステップ学習」とは、学習を行
なうまとまった数の学習カード41が全部1回づつ正解
を得る学習過程である。
【0089】(19)「チャレンジ」とは、はじめ開始
区画にまとまった数の学習カード41が入れられてから
学習をはじめ、最終の正解の区画へすべての学習カード
41が入るまでの過程。ただし、正答の区画が1個であ
って、ステップ表示具によって、ステップ学習を繰り返
す場合には、その最終回数のステップ学習を行なう迄の
過程である。
【0090】(20)「第1ステッブ学習」とは、チャ
レンジを行なうときの「ステップ学習」1回目の学習で
ある。
【0091】(21)「第2ステップ学習」とは、チャ
レンジを行なうときの「ステップ学習」2回目の学習で
ある。
【0092】(22)第3ステップ学習」とは、チャレ
ンジを行なうときの「ステップ学習」3回目の学習であ
る。(23)ステップ表示具とは、上記各ステップ学習中に
学習の進行中であることを表示するもので、ステップ1
回目の学習中に表示する1回目のステップ数表示具と、
ステップ2回目の学習中に表示する2回目のステップ数
表示具と、ステップ3回目の学習中に表示する3回目の
ステップ数表示具がある。
【0093】(24)「習得過程」とは、情報を1回目
覚え込む学習過程。
【0094】手段10、11、12、18の学習方法で
学習する第1ステップ、及び手段15、16、20にお
ける上記開始区画と第22区画及び第22の1の区画2
21と第22の2区画222における1回目覚え込む迄
の学習過程。
【0095】(25)「複習過程」とは、1回目覚えた
情報を復習する学習過程。
【0096】手段10、11、12、18における第2
ステップ、第3ステップおよび手段15、16、21
第32区画32、第33区画33、第34区画34、第
35区画35における学習過程。
【0097】(26)「スペア」とは、スペア区画45
を示す表示である。
【0098】(27)「ON」とは、学習を行なう区画
を示す学習中表示具71の表示である。
【0099】(28)「N」とは、誤答の学習カード4
1を入れる区画を示す誤答入れ表示具72の表示であ
る。
【0100】(29)「Y」とは、正答の学習カード4
1を入れる区画を示す正答入れ表示具73の表示であ
る。
【0101】(30)「枠」とは、学習カード41の収
容ができ、学習カード41の挿入と、取り出しができる
区切られた容器、区間、スペースをいう
【0102】本発明のテーマは、記憶するということで
あって、まず記憶の過程と記憶について説明を行なう。
【0103】記憶する過程は、情報を覚え込む段階と、
保存維持する段階から成り立っている。
【0104】栗田昌裕著「SRS記憶法」ダイヤモンド
社1993年3月18日発行11ページに、「記憶には
情報を記銘する力(すなわち、心に正しく刻み込む能
力)と、保持する力(すなわち、心に鮮明に保存してお
く能力)と、想起する力(すなわち、自由自在に思い出
す力)との三つの力が関与しています。」と記述されて
いる。記憶には、三つの力が関与しているが、想起力
は、記憶と言う行為を時間上から考えたとき、最後の結
果のみ表面に出てくるものであって、学習者の学習行為
という面から考えると、記銘の時と保持の時それぞれの
時に学習した行為の結果であると理解される。情報を記
銘する学習段階において、想起する力を同時にインプッ
トしながら行なうと、想起の際に良い結果をもたらすも
のであるし、情報を保存維持する学習段階において、想
起する力を復習しながら行なうと、想起の際に良い結果
をもたらすものである。
【0105】以上のことから、記憶する過程とは、想起
の力もインプットしながら、情報を記憶して頭の中に覚
え込む過程と、想起の力も復習しながら、情報を保存維
持する過程の、2つの過程からなりたっていると言え
る。
【0106】情報を覚え込む過程を学習の段階として、
本明細書において、習得過程と表現し、上記の手段(1
0)、(11)、(12)、(18)における第1ステ
ップ、及び(15)(16)(20)における第12区
画12と第14区画14と第22区画22と22の1区
画221と22の2区画222における1回目覚え込む
迄の学習過程としている。
【0107】情報を保存維持する過程を学習の後段階と
して、本明細書において、復習過程と表現し、上記の手
段(10)、(11)、(12)、(18)における第
2ステップ以降及び(15)(16)(20)の第32
区画32と、第33区画33と、第34区画34と第3
5区画35における学習過程としている。習得過程の学
習は、情報を覚え込むまで繰り返し学ぶことが必要であ
る。
【0108】三杉孝一郎著「勉強のやり方」から引用し
たように「大判カードノートは、試験まえなどいそいで
暗記をしなければならないときは、まず覚えているカー
ドと、忘れたカードに分け、わすれたカードを反復して
全部覚えてしまう。そのあとで、通し番号順に戻して、
タテの系統をもう一度復習するようにすると、能率的な
暗記ができる。」と記述されている。覚えている問題
と、覚えていない問題を区分けし、覚えていない問題を
集中的に繰り返し学習することによって覚える方法が効
果的である。
【0109】一度覚えた情報を、保存維持するには、復
習を2回、即ち習得過程を含めて、都合3回の学習を行
なえば、普通、効果的であると言われている。
【0110】多湖輝著「合格記憶術」ごま書房1993
年2月28日発行59,60ページから引用すると、
「ふつう、徹底して憶えたものは、ざっとおおざっぱに
憶えたものより、長期間、しかも鮮明に憶えているもの
です。試験に出そうもない箇所、やさしい箇所はつい流
しがちになりますが、試験でミスを犯すのはだいたいこ
の部分です。
【0111】『もう憶えた』『ここは簡単に憶えられ
る』という安心感が、じつはくせものなのです。
【0112】こうしたミスを犯さないためには、憶えた
ことを何度も繰り返す「過剰学習」が必要になってきま
す。何度も繰り返すというと、苦痛に思えるでしょう
が、習慣化してしまえば、繰り返すのがあたりまえとい
うふうに、記憶のパターンが作られ、早くスムーズにで
きるようになります。
【0113】ゴルフや野球などのスポーツでも、この
『過剰学習』が大変重要視されています。やさしいこ
と、基本的なことを何度も繰り返すことが、他のどんな
練習をするよりも上達に結びつくというのです。そのた
めに、野球では正しいフォームでバットの素振りを繰り
返すことが奨励されています。ゴルフでも、一日一回ク
ラブを握るとか、クラブを振るとかの簡単なことが、上
達のためのなによりの秘訣だと言われます。
【0114】こうしたことをおろそかにしたために、い
ざ本番で三振したり、とんでもないミスを犯すことにな
るのですが、記憶でもっとも危険なのも、基本をおろそ
かにして『もう憶えた』と安心してしまうことです。
『過剰学習』の原理も、憶えたあと何度も繰り返し、記
憶をたいせつにしてあげようというところに特徴があり
ます。『過剰』などというと、何か余分なことをやるよ
うで『早く憶える記憶術』には、もっとも縁遠いように
思われがちですが、これが結局はもっとも早道なので
す。
【0115】問題は、『過剰学習』で最低何回繰り返せ
ば、余計な時間をとらず、かつ、負担にならないかで
す。私は、勉強の相談にくる受験生に、「とにかく三回
繰り返す』という習慣をつけることをすすめています。
この三回には、心理学的な根拠はありませんが、私の体
験や、多くの受験生の調査からみて、記憶を定着させる
に必要な繰り返しの基準になるのではないかと思われる
からです。」この記述において『過剰学習』とは覚えた
あと繰り返し学習し記憶を呼びだして使いこなせるよう
にする行為である。
【0116】1度覚えたことも、繰り返し学習する『過
剰学習』はしっかりと覚えられる学習方法である。特に
3回学習することは、効果的である。[従来の技術]に
おいて引用された、三杉孝太郎著「勉強のやり方」14
ページの、3回チェックを行なって学習を完成させる三
検用チェックにおいても、3回繰り返して学習すること
が、効果があると説明されている。
【0117】ここで説明されている3回とは、本明細書
においてその内1回は、習得過程の学習であり、あとの
2回は、復習過程の学習であって、この3回という数値
が目途であると考えてよいと思う。
【0118】十分な時間が無い場合とか、問題が易しい
場合とか、すでに学習を行ない、かなり熟知した問題の
場合とか、学習者が幼少であったり忍耐力の少ない人の
場合には、習得過程だけでよく、その後の復習は1回で
も2回でもよい。条件が反対で問題が難しい場合には、
4回以上行なえば効果が出る。
【0119】[課題1、2、3に対する手段]以上の説
明を要約すると、記憶される過程は、覚え込まれる段階
と保存維持される段階から成り立っている。記憶される
過程では正答の問題と誤答の問題を区分けして、その
内、誤答の問題を正答が出されるまで繰り返し学習さ
れ、一度正答が出された問題は更に2回復習が行なわれ
ると、学習効果が出ると説明している。この学習方法を
次のABCDの4個の行為に分割した。
【0120】A.学習カード41が取り出されて解答さ
れ、解答の正誤別に従ってそれぞれ別々の区画へ入れら
れる。
【0121】B.区分けされた誤答の学習カード41は
正答が出されるまで繰り返し学習される。
【0122】C.1回目正答の学習カード41は、その
後2回復習され、都合連続して3回正答が出されるまで
学習される。
【0123】D.復習過程において誤答の学習カード4
1は、誤答の学習カード41を入れる区画へ戻され学習
がやりなおしされる。
【0124】A、Β.C.Dそれぞれに分けて手段とし
て説明を行なう。
【0125】A.学習カード41が取り出されて解答さ
れ、解答の正誤別に従ってそれぞれ別々の区画へ入れら
れる。
【0126】手段(1)の学習器、(10)の学習方法
において、学習は第11区画11において行なわれ、誤
答は第21区画21へ、正答は第31区画31へ入れら
れる。 手段(2)の学習器、(11)の学習方法にお
いて、学習は第12区画12と第22区画22において
行われる、第12区画12の学習時、誤答は第22区画
22へ、正答は第31区画31へ入れられ、第22区画
22の学習時、誤答は第12区画12へ、正答は第31
区画31へ入れられる。
【0127】手段(3)の学習器、(12)の学習方法
において、学習は第13区画13において行なわれ、誤
答は第13区画13へ、正答は第31区画31へ入れら
れる。 手段(4)の学習器、(15)の学習方法において、学
は第12区画12と第22区画22において行なわ
、正答は第1ステップでは第31区画31へ、第2ス
テップでは第32区画32へ、第3ステップでは第33
区画33へ入れられ 12区画12の学習時、誤答は
第22区画22へ、第22区画22の学習時、誤答は第
12区画12へ入れられる。
【0128】手段(5)の学習器、(16)の学習方法
において、学習は第14区画14、第22区画22、第
34区画34、第35区画35において行なわれ、第
区画14の学習時、誤答は第22区画22へ、正答は
第34区画34へ、第22区画22の学習時、誤答は第
14区画へ、正答は第34区画へ、第34区画34の学
習時、誤答は第22区画22へ、正答は第35区画35
へ、第35区画35の学習時、誤答は第22区画22
へ、正答は第33区画33へ入れられる。
【0129】手段(17)の学習器、手段(18)の学
習方法において、出題される区画に対して、誤答が入れ
られる区画と、正答が入れられる区画はそれぞれ 第12区画12は、第22の1(221)又は第22の
2の区画222と、第31区画(31) 第22の1の区画221は、第12区画12と、第31
区画(31) 第22の2の区画222は、第12区画12と、第31
区画(31) 手段(19)の学習器、手段(20)の学習方法におい
て、 出題される区画に対して、誤答が入れられる区画と、正
答が入れられる区画はそれぞれ 第14区画14は、第22の1(221)又は第22の
2の区画222と、第34区画34 第22の1の区画221は、第14区画14と、第34
区画34 第22の2の区画222は、第14区画14と、第34
区画34 第34区画34は、第22の1(221)又は第22の
2の区画222と、第35区画35 第35区画35は、第22の1(221)又は第22の
2の区画222と、第33区画33 B.区分けされた学習カード41の内、誤答の学習カー
ド41は正答が出されるまで繰り返し学習される。
【0130】手段(1)の学習器、(10)の学習方法
において、第11区画11の中の学習カード41が無く
なったら、第21区画21に入っている学習カード41
が全部第11区画11へ戻されて、そこで再び学習さ
れ、これによって正答が出されるまで繰り返し学習され
る。
【0131】手段(2)の学習器、(11)の学習方法
において、第12区画12と第22区画22の学習が交
互に行なわれ、これによって正答が出されるまで繰り返
し学習される。
【0132】手段(3)の学習器、(12)の学習方法
において、第13区画13の学習時、誤答の学習カード
41は第13区画13へ戻されることによって学習が繰
り返される。
【0133】手段(4)の学習器、(15)の学習方法
では、第12区画12と第22区画22の学習が交互に
行われ、正答が出されるまで繰り返し学習される。
【0134】手段(5)の学習器、(16)の学習方法
において、第14区画14と第22区画22の学習が交
互に行なわれ、これによって正答が出されるまで繰り返
し学習される。
【0135】手段(17)の学習器、手段(18)の学
習方法において、第12区画12と、第22の1の区画
221又は第22の2の区画222とで、学習が交互に
行なわれ、正答が出されるまで、繰り返し学習される。
【0136】手段(19)の学習器、手段(20 )の
学習方法において、第14区画14と、第22の1の区
画221または、第22の2の区画222とで、学習が
交互に行なわれ、正答が出されるまで、繰り返し学習さ
れる。
【0137】C.1回目正答の学習カード41は、その
後2回復習され、都合3回正答が出されるまで学習され
る。
【0138】手段(1)の学習器、(10)、(14)
の学習方法、及び手段(2)の学習器、(11)、(1
4)の学習方法、及び手段(3)の学習器、(12)、
(14)の学習方法において、全部の学習カード41が
開始区画へ戻されて、第1ステップの学習が終わると、
第2ステップ、第3ステップの学習が行なわれて2回復
習が行なわれる。
【0139】手段(4)の学習器、(15)の学習方法
において、第1ステップの学習が終わると、全部の学習
カード41が開始区画へ戻されて、第31区画31を第
32区画32に替えて第2ステップ、第32区画32を
第33区画33に替えて第3ステップの都合2回の復習
が行なわれる。
【0140】上記の手段(5)の学習器、(16)の学
習方法において、第34区画34の学習時、1回目の復
習が行なわれ、第35区画35の学習時、2回目の復習
が行なわる。
【0141】手段(17)の学習器、手段(18)の学
習方法において、第12区画12と、第22の1の区画
221と、第22の2の区画222と、第31区画31
とを使用する場合、第1ステップの学習が終わると、第
2ステップ、第3ステップにおいて、2回復習が行なわ
れる。
【0142】手段(19)の学習器、手段(20)の学
習方法において、第12区画12と、第22の1の区画
221と、第22の2の区画222と、第34区画34
と、第35区画35と、第33区画33とを使用し、第
34区画34の学習時、1回目の復習が行なわれ、第3
5区画35の学習時、2回目の復習が行なわれる。
【0143】
【0144】D.復習過程において誤答の学習カード4
1は、誤答の学習カード41が入れられる区画へ戻され
学習がやりなおしされる。
【0145】上記の手段(1)の学習器、(10)
14)の学習方法、及び手段(2)の学習器、(1
1)、(14)の学習方法、及び手段(3)の学習器、
(12)、(14)の学習方法において、 各ステップ
の学習が終わると、全部の学習カード41が開始区画へ
戻されて、第2ステップ、第3ステップの学習が行なわ
れるが、そこで誤答の学習カード41はそれぞれ、第2
1区画21、第22区画22、第13区画13へ入れら
れて誤答の区画から再び学習される。
【0146】上記の手段(4)の学習器、(15)の学
習方法において 32区画32、第33区画33にお
いて誤答の学習カード41は 22区画22へ入れら
れて誤答の区画から再び学習される。
【0147】上記の手段(5)の学習器、(16)の学
習方法で、第34区画34の学習時、誤答は第22区画
22へ入れられ、第35区画35の学習時、誤答は第2
2区画へ入れられて、その区画から再び学習される。
【0148】手段(17)の学習器、手段(18)(1
4)の学習方法において、第2ステップ、第3ステップ
の学習において、誤答のカードは、第22の1の区画2
21か、第22の2の区画222に入れられて、学習が
やり直しされる。手段(19)の学習器、手段(20
(14)の学習方法において、第34区画34、第35
区画の学習において、誤答のカードは、第22の1の区
画221か、第22の2の区画222に入れられて、学
習がやり直しされる。
【0149】
【0150】区画11〜35についての説明 手段(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(
)、(19)に記載の学習器は、問題と、その問題に
対する正答がすぐ出せる学習器であって、問題とその問
題に対する正答が表裏に記入された複数の学習カード4
1が収容でき、なおかつ、その中から学習カード41が
取り出されることができ、入れられることのできる区画
から構成されている。
【0151】学習カード41を学習対象として第11区
画11は、出題したり第21区画21からまとめて戻さ
たり、第31区画31から再出題のためまとめて戻さ
れる三つのはたらきを持つ、第12区画12は、出題し
たり第22区画22の学習において誤答のものが戻され
たり、第31区画31から再出題のためまとめて戻され
る三つのはたらきを持つ、第13区画13は、出題した
りその出題に対しての解答のうち誤答のものが戻され
り、第31区画31から再出題のためまとめて戻される
三つのはたらきを持つ、第14区画は出題したり、誤答
で再出題する区画から、誤答で再出題のため戻される二
つのはたらきをもつ、第21区画21は、誤答のものが
入れられたり第11区画11へまとめて戻す二つのはた
らきを持つ、第22区画22は、誤答のものが入れられ
たり出題する二つのはたらきを持つ、第31区画31
は、正答のものが入れられたり、再出題のためまとめて
戻す二つのはたらきを持つ、第32区画32は、正答2
回目のものが入れられる一つのはたらきを持つ、第33
区画33は、正答3回目のものが入れられる一つのはた
らきを持つ、第34区画34は、正答のものが入れられ
たり出題する二つのはたらきを持つ、第35区画35
は、正答2回目のものが入れられたり出題する二つのは
たらきを持つものであり、第22の1の区画221と第
22の2の区画222は、共に複数の枠に仕切られてい
て、誤答のものが入れられたり、出題するはたらきを持
ち、1つの区画で1つのはたらきを持つものとつのは
たらきを持つものがある。区画の名称は「スペース」
「カード入れ」「箱」「区」「容器」でも良い。
【0152】「出題」の名称は「レッスン」「問題提
出」でも良い。
【0153】「まとめて戻される」の名称は「一括戻さ
れる」「戻される」「帰される」でも良い。
【0154】「誤答のものが戻される」の名称は「正答
と不一致で戻される」「誤答で戻される」でも良い。
【0155】「誤答のものが入れられる」の名称は「誤
答の学習カードが入れられる」、「不正解のものが入れ
られる」でも良い。
【0156】「正答」の名称は「正答1回」「正答1回
目」「正解」「正解1回」「正解1回目」「丸」「丸1
回」「丸1回目」でも良い。
【0157】「正答2回目」の名称は「正答2回」「正
解2回」「正解2回目」「丸2回」「丸2回目」でも良
い。
【0158】「正答3回目」の名称は「正答3回」「正
解3回」「正解3回目」「丸3回」「丸3回目」でも良
い。
【0159】箱構造の説明 手段(6)に記載の学習器は、手段(1)、(2)、
(3)、(4)、(5)、(17)、(19)の学習器
において、各区画は複数の前記の学習カード41が収容
でき、しかも出し入れができる各区画名が表示される箱
構造とする学習器である。
【0160】箱構造は、独立したもの、連結したもの、
ずらせて連結したもの、外箱の内側に固定の仕切りをつ
けたものがあり、箱、袋、容器、棚、引き出し、挟む器
具、伸縮性のある容器、ポケット、おさえる重石、学習
カードを乗せて使われる紙と板状のものがあり、学習カ
ード41を入れる方向によって、上から垂直に入れるも
の、上から水平に入れるもの、横から垂直に入れるも
の、横から水平に入れるものがあり、学習カード41と
平行な箱の面は、学習カード41の成が高いときそのさ
さえとなる突起を付けたり、学習カード41が低いとき
取り出しがしやすいように切り込みをつけたり、学習カ
ード41が飛ばされたり落ちないようにゴム状の伸縮の
ある材料でつくったもりがあり、底が、平らなもの、傾
斜したもの、凹面となっているもの、逆富士のものがあ
り、突起あるいは凹みが着いて外箱81の所定の位置に
定置できるものがある。
【0161】材料は紙、厚紙、木材、布、皮、糸、紐、
毛糸、石、陶磁器類、プラスチック、ガラス、建築材料
等を使ったもので、紙状のもの、厚紙状のもの、板状の
もの、金属板状のもの、プラスチック状のもの、くりぬ
いたもの、編んだものがある。 学習カード41は取り
出さなくても容器の中に入ったままで解答を行なうこと
ができる。それは、容器を透明な材料で作れば、学習カ
ード41を取り出さなくても問題を解き、解答ができ
る。解答後、学習カード41を取り出して裏の正答と照
合すればよい。
【0162】区画の中に入っている学習カード41を取
り出すとき、一番手前から取り出す方法が自然で容易で
あるが、収容された学習カード41の中間から出しても
よく、後ろの方から出してもよい。
【0163】区画の中に学習カード41を入れるとき、
区画のー番後ろに入れる方法が自然で容易であるが、収
容された学習カード41の中間に入れてもよく、後ろの
方に入れてもよい。
【0164】学習中表示具71、ステップ表示具64、
区画名表示具が付けられるものがある。
【0165】外箱81についての説明 上記手段(7)の学習器は、(6)の学習器において、
持運びが容易となる為と、各区画の位置を学習に際して
便利な位置に配列できる為と、収納に際して格納しやす
い為に、各箱は蓋付きの外箱81を設けることである。
【0166】外箱81に蓋はあっても、なくてもよい。
【0167】外箱81の底には、穴や、突起を付けたも
のがあり、区画に取り付けた突起や穴に止めて学習中の
区画が見易い位置に定置して学習がスムーズにできる。
【0168】材料は箱と同じものでも、違うものでもよ
い。
【0169】そして、これは、1組みの学習器によっ
て、手段(10)、(11)、(12)、(14)、
(15)、(16)の各種の学習方法を実施することが
出来る。学習中学習カード41を取り出す区画、誤答の
学習カード41を入れる区画、正答の学習カード41を
入れる区画が、他の区画と明確に判別しやすいように、
段階状に位置をずらせて配置できる。
【0170】蓋を着けることによって学習器の中にほこ
りが入らないようにしたり、積み重ねが可能となる。
【0171】区画隔て91についての説明 上記手段(8)に記載の学習器は、各区画としての容器
はそれぞれ独立したものでなく、外箱の中に可動の仕切
りを入れて区画とするものであって、各区画は複数の学
習カード41が収容できる、蓋付きの外箱内において、
区画名が表示された可動の区画隔て91を設けることで
ある。
【0172】区画隔て91は、平らなものでもよいが、
学習カード41のが高いもののときそのささえとなる
突起を付けたり、学習カード41の成が低いとき取り出
しがしやすいように切り込みをつけたり、カバンやポケ
ットに付けたとき学習カード41が落ちないようにゴム
状の伸縮のある材料でつくってもよい。
【0173】材料は箱と同じものでも、違うものでもよ
い。
【0174】学習履歴記入欄101についての説明 手段(9)の学習器は、外箱81に既チャレンジ回数と
終了年月日を記入し、収納に際して、日常目のつく所に
保管すれば、後日再チャレンジする意欲が沸くであろう
し、所用の外箱81を捜すのに苦労がいらない。
【0175】外箱81の側面には、チャレンジ回数、開
始年月日、終了年月日、所要日数を記入しておけば、再
チャレンジする時の励みにもなるし、大よそのチャレン
ジ日数が予め予定されるので、長期の学習計画を立てる
際、利用価値がある。
【0176】手段(16)は、手段(5)の学習器を用
いる学習方法であって、学習を行なう区画の順番は学習
者がその都度決め、各区画において1回に学習する学習
カード41の量も学習者が自由に決めて学習を進める学
習方法である。一つの区画の学習がすべて終了する前、
その途中に他の区画の学習に移る学習方法の根拠となる
説明。
【0177】習得過程において、覚えることが難しい問
題、正答をすぐに忘れてしまう問題では、繰り返し学習
を行なうインターバルの時間を短くする事が肝要であっ
て、一つの区画の学習を2日も、3日もかかっていて
は、一度学習をした内容の多くを忘れてしまう。学習を
した後10分程度の間隔で学習を繰り返すと習得の学習
効果があがる。この点を実用化したものが手段(16)
の学習方法であって、時間を節約して効率よく覚えるこ
とが出来る学習方法である。
【0178】エビングハウスの忘却曲線(図14参照)
によれば、一度覚えたことは、24時間後には34%しか覚
えていない。6日後には25%しか覚えていない。その日
の20分後には58%覚えているから、学習後早い時間内に
学習を重ねれば、効率よく覚えられる。10分後ならば、
70〜80%程度は覚えているから、10分程度の間隔で学習
すれば効率よく覚えられることになる。1度覚えた後、
1〜2日後と数日後に復習を行なうとさらに効率が良
い。
【0179】友寄英哲著「3秒集中記憶術」光文社19
92年2月20日12刷発行56ぺージから引用する
と、「記憶というものは、忘れたからといってきれいさ
っぱりなくなってしまうものではない。かぶっているほ
こりを払えば、すぐに出てくるものだ。
【0180】しかも、ほこりが厚くならない早いうちに
思い出すと、それはより強固な記憶になる。そのために
反復は、記憶術に絶対に必要な条件となる。しかし、そ
の反復にもタイミングというものがある。
【0181】エピングハウスという心理学者が唱えた理
論に「忘却曲線」がある。図14参照。
【0182】たとえば、まったく意味のない数字などを
1000秒かかって記憶したとする。それを20分後に、
もう一度記憶する。その際、再び記憶するのにどれくら
い時間がかかるか測定するのだ。
【0183】最初、記憶に1000秒かかったものが、2回
目には 420秒ですんだとする。そうすると最初のときよ
り、42%忘れ、 580秒は節約できたことになる。しか
し、約1ヶ月後(31日後)に初めて反復したときは、
790秒かかる。これだと最初にくらべ、20%足らずしか
節約できていない。これは、無駄の多い反復である。
【0184】わたしが円周率を記憶したときは、毎日、
百桁を自宅から駅までの15分で歩きながら覚えた。電車
に乗って、さっそくくり返すと、20%くらいは忘れてい
る。「覚えたばかりなのにくやしい」という感情をこめ
て、また覚えなおす。そして、今度は昼休み、翌日、3
日後、1週間後とだんだんインターバルをながくしてい
く。
【0185】なぜインターバルをながくするかという
と、それだけ忘れにくくなっているからだ。20%忘れる
インターバルがこのように長くなるのだ。そこで別の新
しい項目を記憶していくことができる。こうして最後に
は、確実な記憶となって脳に定着するのである。
【0186】大切なのは、覚えた後すぐもう一度反復す
るということだ。そして、忘却率が、20%になったころ
をメドに、反復のインターバルを延ばしていればいいの
だ。同じ項目を定期的にやるのではなく、忘却率にそっ
て10分後、 1時間後、数時間後、翌日、3日後、1週間
後と20%忘れかけるころ、反復していくのがコツであ
る。」と記述されている。
【0187】上記引用文の内容は、1度学習したことを
覚えるためには、翌日あるいは、数日後ではなく当日の
10分程度間隔に繰り返して学習して覚え込み、翌日と数
日後に復習を行なうと、学習効果があがると説明されて
いる。
【0188】上記の手段(10)、(11)、(1
2)、(15)および(18)の学習方法では、学習を
行なう区画の順番がきめられているから、時間の途中で
他の区画の学習に移ることは不可能であるが、手段(1
6)の学習方法では、ある区画の学習中に他の区画の学
習に移ることが可能としたものであるから、10分程度経
過したら、それ迄に学習を行なった誤答の区画の学習カ
ード41を復習する。できたら、さらにその日の内にそ
れらの学習カード41を何回か復習して正答が出るよう
にしてしまう。そして翌日は、昨日正答となった学習カ
ード41を優先的に復習を行ない、1週間後更にそれら
の復習を行なえば、学習に要する所用時間は、非常に効
率が良くなる。
【0189】ところで、本発明の学習方法は、チャレン
ジに際して、まず、まとまった数の学習カード41を開
始区画へ入れ、その学習カードを学習することから始ま
る。まとまった数の学習カード41とは、50枚のこと
もあるし、200枚のこともある。上記の手段(1
0)、(11)、(12)、(15)の学習方法におい
て開始区画の学習が、どの学習カード41も1回づつ学
習を行なう為に、3日必要とするかもしれず、あるいは
5日必要とするかも知れない。それでは1度学習した内
容のほとんどを忘れてしまう。
【0190】即ち、第14区画14「L・●×B」区画
に於いて、学習を行なうときに、誤答は第22区画22
「●・L」区画へ、正解は第34区画34「○・L」区
画へ入れるが、その操作を10分程度行なったら、第14
区画14「L・●×B」区画の学習を一時中止し、今さ
っき誤答を出した第22区画22「●・L」区画の学習
に移る。そして、時間間隔をそのようにとって学習し、
その日の内にその誤答のカードを覚えてしまう。そして
翌日、その問題を復習する。数日後、その問題を更に復
習する。
【0191】このように、上記の手段(16)の学習方
法の特徴は、1回目覚え込む迄の学習を比較的短い時間
間隔を保って繰り返し学習し、1度覚えた対象を翌日あ
るいは数日後復習を行ない、学習効果を上げる為に、学
習を行なう区画の順番と1回の学習枚数の数量を自由に
した点にある。
【0192】学習者の学習能力、学習問題の難易度によ
って、繰り返し学習する時間間隔は異なるために時間の
定義は行なっていない。
【0193】本学習方法は、第14区画14「L・●×
B」第22区画22「●・L」第34区画34「○・
L」第35区画35「○○・L」第33区画33「○○
○」の5個の区画を用いるものであって、誤答を続けた
学習カードは、第14区画14「L・●×B」で1回
目、第22区画22「●・L」で2回目、更に誤答を重
ねた学習カードは、第14区画14「L・●×B」で3
回目、第22区画22「●・L」で4回目、チェックを
受けることになる。難解な問題も、5回目、あるいは6
回目になれば、かなりの数の正答が出てくる。
【0194】1度正答となった学習カードは、第34区
画34「○・L」へ入れられる。そして第34区画34
「○・L」の学習になった時、2回目正解が得られるか
どうかのチェックを受ける。その時、1度正答が出た問
題も、時間を経過したあとで、再度チェックを行なっ
て、しっかり正答が出るのかどうかを調べ、解答が曖昧
な問題は前の区画へ戻すことによって再度学習を行なっ
て、確かに覚えるようにした学習方法である。2度正答
となった学習カードは、第35区画35「○○・L」区
画において、3回目正答が得られるかどうかのチェック
を受ける。一つの問題に対して、3回正答が得られれ
ば、覚えたとして良いであろうという文献がある。(多
湖輝著[合格記憶術]59.60ページ参照)難しい問
題、すぐに正答を忘れてしまうような問題では、5回で
も、6回でも学習を繰り返して覚え込み、その後、確実
に覚えたのかどうかのチェックを、更に第34区画34
「○・L」第35区画35「○○・L」において2回行
ない、都合3回のチェックをうけることになる。
【0195】問題が難しいもの、正答をすぐに忘れてし
まうような問題では、正答3回目と出題の区画「○○○
・L」正答4回目と出題の区画「○○○○・L」…を組
み入れることによって、確認の回数を多くし、より確実
に覚えることができる。
【0196】それから、手段(17)(19)の学習
器、手段(18)(20)の学習方法は、誤答の区画を
2個とし、更にその区画の中を複数個の枠としたもので
あって、誤答の学習カード41を再度学習するとき、多
くの時間の経過後に行なっていては、問題の正答を忘れ
てしまう割合が多いことから、比較的短い時間内に誤答
の学習カード41を再度学習できるようにしたものであ
って、前記手段(16)の方法では学習者のたゆまぬ細
心の心がけが必要であるが、手段(17)(19)の学
習器、手段(18)(20)の学習方法では、それを機
械的に出来るものとした。誤答の学習カード41を再度
学習するときの時間を短くした理論的根拠の説明は、前
記手段(16)の学習方法の理論的根拠の説明と同じで
ある。
【0197】手段(17)(19)の学習器を使う手段
18)(20)の学習方法において、誤答の学習カー
ド41の学習間隔を機械的に限定した説明。
【0198】手段(17)(19)の学習器を使う手段
18)(20)の学習方法において、第22の1の区
画(221)と第22の2の区画(222)の使い方に
ついて、図19を使って説明する。
【0199】第22の1の区画(221)と第22の2
の区画(222)は、それぞれ3個の枠に仕切られてい
る。
【0200】図19a.学習を始める前、第22の1の
区画(221)と第22の2の区画(222)共、枠内
は学習カード41が入っていない空き状態である。
【0201】図19b.はじめ開始区画の学習から始ま
り、そのあと、開始区画、あるいは第34区画(3
4)、あるいは第35区画(35)において学習され、
誤答の学習カード(41)は、第22の1の区画(22
1)の複数の枠に入れられ、3枠とも満たされる。
【0202】正答の学習カード(41)は第31区画
(31)、あるいは第34区画(34)、あるいは第3
5区画(35)、あるいは第33区画(33)へ入れら
れる。
【0203】第22の2の区画(222)の枠内は学習
カード(41)が入っていない空き状態である。
【0204】図19c.引き続き開始区画、あるいは第
34区画(34)、あるいは第35区画(35)の学習
において、誤答の学習カード(41)は、今度は、第2
2の2の区画(222)の複数の枠に入れられ、3枠と
も満たされる。
【0205】正答の学習カード(41)は第31区画
(31)、あるいは第34区画(34)、あるいは第3
5区画(35)、あるいは第33区画(33)へ入れら
れる。第22の1の区画(221)と第22の2の区画
(222)共、枠内は学習カード(41)で満たされた
状態となる。
【0206】図19d.そうすると誤答の学習カード
(41)を入れる所が無くなるから、その場所を作るた
めに、誤答の区画をあけなければならない。第22の2
の区画(222)では、今すぐ前に誤答を出したばかり
のものであるから、第22の1の区画(221)の枠に
入っている学習カード(41)を学習して、誤答の学習
カード(41)は開始区画へ、正答の学習カード(4
1)は第31区画(31)あるいは、第34区画(3
4)へ入れられる。
【0207】そして第22の1の区画(221)の枠内
は学習カード(41)が入っていない空き状態となる。
【0208】図19e.次は、開始区画、あるいは第3
4区画(34)、あるいは第35区画(35)において
学習され、誤答の学習カード(41)は、第22の1の
区画(221)の複数の枠に入れられ、3枠とも満たさ
れる。
【0209】正答の学習カードは第31区画(31)、
あるいは第34区画(34)、あるいは第35区画(3
5)、あるいは第33区画(33)へ入れられる。
【0210】第22の1の区画(221)と第22の2
の区画(222)共、枠内は学習カード(41)で満た
された状態となる。
【0211】図19f.そうすると誤答のカードを入れ
る所が無くなるから、その場所を作るために、第22の
2の区画(222)の枠に入っている学習カード(4
1)を学習して、誤答の学習カード(41)は開始区画
へ、正答の学習カードは第31区画(31)あるいは、
第34区画(34)へ入れられる。
【0212】そして第22の1の区画(221)の枠内
は学習カード(41)が入っていない空き状態となる。
【0213】図19g.次は、開始区画、あるいは第3
4区画(34)、あるいは第35区画(35)において
学習され、誤答の学習カード(41)は、第22の1の
区画(221)の複数の枠に入れられ、3枠とも満たさ
れる。
【0214】正答の学習カードは第31区画(31)、
あるいは第34区画(34)、あるいは第35区画(3
5)、あるいは第33区画(33)へ入れられる。
【0215】第22の1の区画(221)と第22の2
の区画(222)共、枠内は学習カード(41)で満た
された状態となる。
【0216】以下、図19d.図19e.図19f.図
19gの操作をこの順番に繰り返して、すべての学習カ
ード(41)が、最終の区画へ入れられるか、ステップ
を3回行なって学習の終了となる。
【0217】第22の1の区画(221)と第22の2
の区画(222)の複数の枠を設けた二つの誤答の区画
を使うことにより、比較的短い時間間隔のうちに、機械
的に同一の誤答の学習カード(41)の学習を可能した
ものである。
【0218】図19の説明図では、枠が3個であるが、
この枠は、区画の中にはめ込むカセット形式にして、解
答が比較的短い時間ですむ問題の場合、必要に応じて5
枠、7枠、10枠のものに交換して使用してもよく、1
個の枠の中に2枚づつ、あるいは3枚づつ入れて使用し
てもよい。
【0219】
【0220】
【0221】
【0222】
【発明の実施の形態】[実施の形態1] 図1は、[実施の形態1]の具体例を示す斜視図で、第
11区画11、第21区画21、第31区画31のそれ
ぞれ独立した箱に「L・B」「●・C」「○」の記号が
表示されている。学習カード41の出し入れがしやすい
ように各箱が階段状にずらして第11区画11「L・
B」が手前にされて外箱の中に置かれている。
【0223】第11区画11の区画前受け板51にはス
テップ表示具61、62、63がつけられ、第1ステッ
プの表示の上に「ON」表示してあり第1ステップの学
習中であることを示している。
【0224】手段(10)の学習方法、(14)のステ
ップを繰り返す学習方法、手段(13)のステップ表示
具のついた学習器で学習する、手段(6)の箱構造によ
って造られた、第11区画11と第21区画21と第3
1区画31の3区画と、手段(13)のステップ表示具
61、62、63と、手段(7)の外箱81が組み合わ
されたもの。
【0225】[実施の形態2] 図2は、[実施の形態2]の具体例を示す斜視図で、第
12区画12、第22区画22、第31区画31のそれ
ぞれ独立した箱に「L・●×B」「●・L」「○」の記
号が表示されている。カードの出し入れがしやすいよう
に独立した各箱はそれぞれに離されて第12区画12
「L・●×B」が手前にされて置かれている。収納時、
外箱81に入れらてもよい。
【0226】前面にはステップ表示具61、62、63
が置かれ、第2ステップの第22区画22「●・L」の
学習中であることを示す。
【0227】手段(11)の学習方法、(14)のステ
ップを繰り返す学習方法、手段(13)のステップ表示
具のついた学習器で学習する、手段(6)の箱構造によ
って造られた、第12区画12と第22区画22と第3
1区画31の3区画と、手段(13)のステップ表示具
61、62、63と、手段(7)の不図示の外箱81が
組み合わされたもの。
【0228】[実施の形態3] 図3は、[実施の形態3]の具体例を示す斜視図で、接
続した伸縮性のある透明な二つの容器の箱からなる第1
3区画13、第31区画31に「L・×Β」○」の記
号が表示され、第13区画13「L・×B」が手前にさ
れている。携帯用としても使われる。
【0229】第13区画13「L・×B」の前面には第
3ステップ表示具63がつけられ、第3ステップの学習
中であることを示す。
【0230】手段12の学習方法で学習する、手段14
のステップを繰り返す学習方法、手段(13)のステッ
プ表示具のついた学習器で学習する、手段6の箱構造に
よって造られた、第13区画13と第31区画31の2
区画と、手段(13)のステップ表示具61、62、6
3が組み合わされたもの。
【0231】[実施の形態4] 図4は、[実施の形態4]の具体例を示す斜視図で、蓋
が不図示の外箱81の中に第12区画12、第22区画
22、第31区画31、第32区画32、第33区画3
3がそれぞれ「L・●×Β」「●・L」「○」「○○」
「○○○」の表示をつけて置かれている。
【0232】学習中表示具71「ON」が第12区画1
2「L・●×B」に、誤答入れ表示具72「N」が第2
2区画22「●・L」に、正答入れ表示具73「Y」が
第31区画31「○」に付けられており、第12区画1
2「L・●×B」の学習中であることを示している。
【0233】手段4の学習器 手段15の学習方法で学習する、手段6の箱構造によっ
て造られた、手段2の区画に、手段4の第32区画32
と第33区画33の2区画を加えた区画と、手段7の外
箱81が組み合わされたもの。
【0234】[実施の形態5] 図5は、[実施の形態15]の具体例を示す斜視図で、
外箱の中に第14区画14、第22区画22、第34区
画34、第35区画35、第33区画33がそれぞれ
「L・●×B」「●・L」「○・L」「○○・L」「○
○○」の表示が付けられて少しづつずらせて置かれてい
る。ずらす理由は区画の表示が見やすくしたり、カード
の出し入れが容易にするためである。学習中表示具71
「ON」が第34区画34「○・L」に、誤答入れ表示
具72「N」が第22区画22「●・L」に、正答入れ
表示具73「Y」が第35区画35「○○・L」に付け
られており、第34区画34「○・L」の学習中である
ことを示している。
【0235】手段16の学習方法で学習する、手段6の
箱構造によって造られた、手段5の第12区画12と、
第22区画22と、第34区画34と、第35区画35
と、第33区画33の5区画と、手段7の外箱81が組
み合わされたもの。
【0236】[実施の形態6] 図6は、[実施の形態6]の具体例を示す斜視図で、図
6Aは、第2ステップ表示具62を付けた外箱の中に第
12区画12、第22区画22、第31区画31がそれ
ぞれ「L・●×Β」「●・L」「○」の表示をつけた3
枚の区画隔て91によって仕切られて作られている。
【0237】そのそれぞれの区画隔ての左上には、学習
中表示具71「ON」が第12区画12「L・●×Β」
に、誤答入れ区画表示具72「N」が第22区画22
「●・L」に、正答入れ表示具73「Y」が第31区画
31「○」に付けてある。第2ステップの第12区画1
2「L・●×B」の学習中であることを示している。
【0238】図6Βは、表示具71が各区画のスペース
を保つため物干しばさみの形をしていることを示す。
【0239】実施の形態2において、手段6の箱構造を
使わずに、手段8の区画隔て91を用いたもの。
【0240】[実施の形態7]図7は、[実施の形態
7]の具体例を示す斜視図で、外箱の蓋の学習履歴記入
欄101を示す。
【0241】手段7の外箱81に、手段9の学習履歴記
入欄101をつけたもの。
【0242】
【0243】
【0244】
【0245】
【0246】
【0247】
【0248】
【0249】
【0250】
【0251】
【0252】
【0253】
【0254】
【0255】
【0256】
【0257】
【0258】
【0259】
【0260】[実施の形態] 図は、図1〜7に図示してあるもの以外の手段6の箱
構造の種々な形の実施例を示す。
【0261】図A、Β、C、D、E、F、Gは、学習
カード41を縦にして上から入れるもので、Aは方形、
Bは円弧の区画前受け板51と、区画背板52、Cは方
形の二辺に円弧の切り込みが、Dは弾力性のある2枚の
反った薄板で学習カード41を挟む構造であり、Eは本
の表紙と裏表紙の内側に布状の袋を付けて区画としたも
ので、Fは収容する学習カード41の多少によって区画
に伸縮性をもたせたもの、Gは衣服のポケットを区画と
したもの。
【0262】図H、Ι、J、Κ、Lは、学習カード4
1を縦にして横から入れるもので、Hは方形、Ι、Jは
方形の二辺に切り込みが、Κは弾力性のある2枚の反っ
た薄板で学習カード41を挟む構造であり、Lは区画の
下の一端を支点として区画を外箱から半分出して使用す
るものである。
【0263】図M、N、O、P、Qは、学習カード4
1を水平にして横から入れるもので、Mは方形、Nは方
形の二辺に切り込みがついたもの、Oは切り込みのつい
た蓋を一部つけて風で飛ばないようにしたもの、Pは引
き出し状のもの、Qは使用時蓋の一部が開くもの。
【0264】図R、Sは学習カード41を水平にして
上から入れるもので、Rは方形、Sは双六のように大き
な一枚の紙に印刷して所用の数の区画としたもの。
【0265】箱構造の学習カード41と平行な箱の面
は、学習カードの成が高いときそのささえとなる突起が
付けられたり、学習カード41の成が低いとき学習カー
ド41の取り出しがしやすいように切り込みがつけられ
たり、学習カード41が風等で落ちないようにゴム状の
伸縮のある材料でつくられてもよい。
【0266】学習カード71は取り出されなくても容器
の中に入れられたままで解答を行なうことができる。そ
れは、容器を透明な材料で作れば、学習カード41が取
り出されなくても問題を解き、解答ができる。解答後、
学習カード41を取り出して裏の正答と照合すればよ
い。
【0267】区画の中に入れられている学習カード41
を取り出すとき、一番手前から取り出す方法が自然で容
易であるが、収容された学習カード41の中間から出し
てもよく、後ろの方から出してもよい。
【0268】[実施の形態] 図は、図1〜7に図示してあるもの以外の手段7の外
箱81の種々な形の実施例である。
【0269】図Aは複数の区画を両端の支えで保つも
の、Β、Cは区画を縦にして横から入れるもの、Dは外
箱81が区画1個づつそれぞれに入れられて「ΟN」
「N」「Y」がつけられて外箱81と表示具が併用とな
ったもの、Eは区画を水平にして横から入れるもの、F
は郵送の時にかさばらないよう折り畳みとしたもの、
は各区画の幅が中に入っている学習カード41の全部の
厚さで納まるもの。はハンドバッグの表面を透明な材
料で作り中に区画を設けて学習カード41を正答を見る
まで取り出す必要のないもの。 蓋はあっても、なくて
もよい。
【0270】外箱の底には、穴や、突起があって、学習
中の区画が見易い位置に定置して学習がスムーズにでき
る。
【0271】1組みの学習器によって、手段10、1
1、12、13、14、15、16、1820の各種
の学習方法を実施することが出来る。
【0272】学習中学習カード41を取り出す区画、誤
答の学習カード41を入れる区画、正答の学習カード4
1を入れる区画が、他の区画と明確に判別しやすいよう
に、位置をずらせて配置できる。
【0273】[実施の形態10] 図10は、図6に図示してあるもの以外の手段8の区画
隔て91の実施例である。
【0274】図10Aは区画隔て91に学習カード41
の取り出しが容易となる切り込みをつけたもの。Bはそ
の抽出図。
【0275】図10Cは弾力性のある金属薄板あるいは
プラスチック薄板で円弧を持たせて伸縮性をもたせたも
の。Dはその抽出図。
【0276】図10Eは外箱81の2面の内側にみぞを
つけて区画隔て91をはめこむもの、Fはその抽出図。
【0277】区画隔て91は、平らなものでもよいが、
学習カード41のが高いもののときそのささえとなる
突起を付けたり、カードの成が低いとき学習カード41
が取り出しがしやすいように切り込みをつけたり、カバ
ンやポケットに付けたとき学習カード41が落ちないよ
うにゴム状の伸縮のある材料でつくってもよい。
【0278】[実施の形態11] 図11は、図1〜3に図示してあるもの以外のステップ
表示具64の実施例である。図11Aは磁力あるいはマ
ジックテープによるもの。BはON表示具を切り込みに
はめこむもの。Cは頭つき楊枝をあなに差し込むもの。
DはON表示具を固定穴付きのみぞを移動させるもの。
Eは区画あるいは外箱81の縁に掛けるもの。Fは紙ば
さみ風のもの。Gはサイコロ状のもの。
【0279】[実施の形態12] 図15は、[実施の形態12]の具体例を示す斜視図
で、第12区画12、第22の1の区画221、第22
の2の区画222、第31区画31それぞれ独立した箱
に「L・●×B」「●1・L」「●2・L」「○」と、
第22の1の区画221と第22の2の区画222に
は、それぞれ枠の数を示す1,2,3の記号が表示され
ている。
【0280】学習中でない「●1・L」印のついた第2
2の1の区画221は右方に置かれ、学習カード41の
出し入れがしやすいように、学習中の各箱は左方に段状
におかれている。
【0281】学習中表示具71が第22の2の区画22
2に、誤答入れ表示具72が第12区画12に、正答入
れ表示具73が第31区画31に付いている。
【0282】第12区画12の前面にステップ表示具6
1,62,63がつけられ、第3ステップ表示具の上に
学習中表示具「ON」がつけられている。
【0283】手段18の学習方法、手段14のステップ
を繰り返す学習方法で学習する、手段6の箱構造によっ
て作られた、手段(13)のステップ表示具と、手段
の第12区画12、第22の1の区画221、第22
の2の区画222、第31区画31と、手段7の蓋不図
示の外箱81が組み合わされたもの。
【0284】[実施の形態13] 図16は、[実施の形態13]の具体例を示す平面イメ
ージ図で、第14区画14、第22の1の区画221、
第22の2の区画222、第34区画34、第35区画
35、第33区画33が、それぞれ独立した箱に「L・
●×B」「●1・L」「●2・L」「○・L」「○○・
L」「○○○」と、第22の1の区画221と第22の
2の区画222には、それぞれ枠の数を示す1,2,3
の記号が表示されている。
【0285】学習中でない「L・●×B」印のついた第
14区画14と、「●1・L」印のついた第22の1の
区画221と、「○○○」印のついた第33区画33は
右方に置かれ、学習カード41の出し入れがしやすいよ
うに、学習中の各箱は左方に段状におかれている。
【0286】学習中表示具71「ON」が第34区画3
4に、誤答入れ表示具72「N」が第22の2の区画2
22に、正答入れ表示具73「Y」が第35区画35に
付いている。
【0287】手段20の学習方法、手段6の箱構造によ
って作られた、手段19の第14区画14、第22の1
の区画221、第22の2の区画222、第34区画3
4と、手段7の蓋不図示の外箱81が組み合わされたも
の。
【0288】[実施の形態14] 図17は、[実施の形態14]の具体例を示す斜視図
で、左部分に問題、その右部分にその問題に対する正答
が記載された、学習カード41の同一面に問題と正答と
を記載した学習カード41を使用した実施例であって、
17aは、透明画面414の左半分が出題面となって
いて、学習者が解答後、幕板411を左側にずらして、
17bの状態とし、透明画面414の右半分が、正答
面となって、学習者がそれを見て、解答の正誤を確認す
るものである。
【0289】
【0290】
【0291】
【0292】
【0293】
【0294】
【0295】
【0296】[実施の形態15] 図18は、[実施の形態15]を示す、手段17、手段
19の学習器における、第22の1の区画221、第2
2の2の区画222の実施例を示す。
【0297】Aは、区画前受け板51、区画背板52の
ついていない3枠のもの。
【0298】Bは、階段状の3枠のもの。
【0299】Cは、各枠をずらせた3枠のもの。
【0300】Dは、区画前受け板51、背板のついた5
枠のもの。
【0301】Eは、学習カード41をはさんで使用する
3枠のもの。
【0302】Fは、枠をカセット式にして、枠の個数を
変えて使用できるもの。Gは5枠、Hは3枠。
【0303】
【発明の効果】学習カード41が1回目正答が出される
まで、整然と繰り返し学習されるから、学習効果の出る
学習方法である。
【0304】誤答の学習カード41のみ繰り返し出題さ
れるため、すでに正答の出た問題に目を通す必要がない
から、従来のカードを使った学習あるいは問題集、ドリ
ルを使った学習に比べ、短時間に能率よく学習される。
【0305】全部の問題が正答となると、繰り返し全部
の問題を正答させるまで学習される方法であるため、復
習がよく行なわれるから正答率の高い学習方法を提供で
きる。 学習の進行に従って、誤答のカードの枚数減少
と、正答のカードの枚数増大という学習効果を目の前に
見ながら学習を進めることができるため、学習意欲を増
進させる。
【0306】教材は、製本として装丁されることなく、
問題と正答を1枚の学習カードとして複数のカードを使
用して製本の過程をはぶくことができるし、各区画は単
純な構造の箱であるため、安価な学習器を提供できる。
【0307】すでに製本されて出版された問題集とか、
書籍の内容をカード形式に組み替えて、本発明の学習方
法の学習教材とすれば、多くの労働力を費やさないで、
再び出版の機会が生じる。著作者、出版会社、発行者、
印刷会社、販売店等、再度営業機会を得ることができ
る。また、学習を行なう者も、同じ学習対象を異なった
方法で学習をすれば、更なる学習効果を期待できる。
【0308】以下の記述は手段別の特有の効果である。
【0309】手段1、10に特有の効果は、第11区画
11「L・B」第21区画21「●・C」第31区画3
1「○」の3つの区画を用いる学習器、学習方法であっ
て、出題を行なう区画と、誤答のものを入れる区画と、
正答のものを入れる区画とが別々であるため学習の方法
が極めて簡明であり、第11区画11「L・B」の中の
学習カード41がなくなると第21区画21「●・C」
から学習カードをまとめて戻して学習を続けるため、問
題に対して誤答した回数は常に同一であって、誤答回数
が把握できる。
【0310】手段2、11に特有の効果は、前項の手段
1、10と同じく3つの区画を用いるから、学習器、学
習方法が極めて簡明である
【0311】手段11における方法であれば、第12区
画12「L・●×B」に学習カード41がなくなると、
第22区画22「●・L」の中の学習カード41の学習
を行なう。第12区画12「L・●×B」と第22区画
11「●・L」との区画において順に学習を進めること
ができる。
【0312】手段3、12に特有の効果は、第13区画
13「L・×Β」と第31区画31「○」の2つの区画
を設けた、極めて簡単でコンパクトな構成のため、持運
びが容易で車内とか、どこにいても使用可能であり、特
に安価な学習器を提供できる。
【0313】学習する区画は2つしかなく、その内の1
つである第13区画13「L・×Β」において常に学習
し、正答の学習カードはもう一つの第31区画31
○」へ入れ、誤答の学習カードは、学習している区画
へ戻すしかなく、学習方法は簡明である。
【0314】手段4、15に特有の効果は、第12区画
12「L・●×B」第22区画22「●・L」第31区
画31「○」第32区画32「○○」第33区画33
「○○○」の5区画を用いるものであって、学習回数は
手段14のステップ学習を3回行なうことと同じである
が、正答のカードが第31区画31「○」第32区画3
2「○○」第33区画33「○○○」と次々に上位の区
画へ入れられる様子が目の前に実現されて、3区画のス
テップ学習に比べて、学習器のデラックスさと、第31
区画31「○」第32区画32「○○」第33区画33
「○○○」へと学習カード41が進んでいく学習効果を
実感し学習意欲を増進させる学習方法である。
【0315】手段5、16に特有の効果は、第14区画
14「L・●×B」第22区画22「●・L」第34区
画34「○・L」第35区画35「○○・L」第33区
画33「○○○」の5区画を用いるものであって、手段
16の学習方法の特色は、第14区画14「L・●×
Β」と第22区画22「●・L」と第34区画34「○
・L」第35区画35「○○・L」の正解の区画におい
ても出題することと、どの区画の学習中においても、そ
の途中他のどの区画の学習に移っても良い点と、学習を
行なう区画の順番が決まったものがなく、自由である点
である。
【0316】このようにしたことによって誤答を出した
問題が短時間の内に繰り返し学習され、学習効果を出す
ことができる。短時間の内に何回も学習を行なうと難し
い問題も覚えられて学習効果が出るから、特に難解な問
題に対して、有効な学習方法である。
【0317】手段6に特有の効果は、箱構造と言う形で
複数の区画を作ったために、学習カード41を正誤別に
区分けすることができるようになるし、1個の区画に出
題したり、入れたり、戻したりの機能を与えることによ
って、正答の出ない学習カードを繰り返し学習させた
り、1回正答の出た学習カード41を更に2回目復習さ
せて都合3回正答が出るまで学習を続けさせたり、復習
の途中正答の出ない学習カードは前に戻すことによって
再度学習させ、正答率を高めることのできる学習器、学
習方法である。
【0318】手段7に特有の効果は、学習カード41を
収納した複数の区画の箱を一つの蓋付き外箱81に収納
し、使用に際して互いの位置をずらすことによって、各
区画が見易いところに置ける。また、学習カード41の
取り出しと挿入が容易にすることができ、保管において
積み重ねができて省スペースが可能であり、複数の区画
を1個の容器に収容できるため移動が容易な学習器を提
供できる。
【0319】手段8に特有の効果は、学習カード41を
収納できる箱内の区切りによって各区画が構成できるの
で、各区画毎に箱を作らなくてよいため省スペースであ
り、コンパクトで割安となり、持運びが容易な学習器を
提供できる。
【0320】手段9に特有の効果は、外箱に記入された
学習履歴を見て、再度チャレンジする意欲を起こさせ、
その学習履歴から学習計画が立てられる。
【0321】カード収納ボックスとフロッピーディスク
収納ケース背面あるいは、収納ボックスの正面には既チ
ャレンジ回数とチャレンジ終了年月日を記入して、常時
目のつく書棚等に入れておけば、再度チャレンジを行な
う意欲を起こさせることが出来る。
【0322】大量のカード、問題データを学習する必要
がある時、年間計画、半年間計画、3ケ月計画等がたて
やすい。
【0323】手段13、14に特有の効果は、全部の問
題が正答となると、再び全部の問題を正答させて、この
正答回数を一つの目安である3回と目標を決めるため、
極めて正答率の高い能率の良い学習方法、正答回数が、
2回、3回と増えるため、学習意欲を増進する学習方法
を提供できる。
【0324】学習中表示具61、62、63をつけた学
習器は、学習中学習カード41を取り出す時、正誤別に
次の区画へ入れる時、学習の途中で席を離れ再び席に戻
って学習を再開する時、または、日を変えて学習を再開
する時、どの区画の学習を行なっているのか、どの区画
へ学習カード41を入れるのか分かり易い。
【0325】
【0326】
【0327】
【0328】手段17181920に特有の効果
は、手段5,16の学習方法では、誤答の問題を再び学
習するまでの時間間隔を10分程度にするためには、学
習者のたゆまぬ努力と工夫が必要であるが、手段17
181920 の学習器、学習方法では、誤答のも
のを収容する区画を、第22の1の区画221と、第2
2の2の区画222との2個の区画とし、それぞれの枠
に収容できる問題の個数を制限したことにより、学習を
通して、誤答の区画に入れられる学習時間を制限し、第
22の1の区画221と、第22の2の区画222の双
方共に問題で満たされると、先に満たされていた方の区
画の学習をすることにしたために、誤答の問題を再び学
習する迄の時間間隔を制限出来ることとなった。
【0329】手段21に特有の効果は、本学習器を、立
っているときとか、乗り物に乗っているときに使用する
場合、問題に回答後、学習カード41を学習器の中から
外へ取り出して正答を見ると、片手に学習カードを持
ち、片手に学習器を持って不便である。正答を見て考え
る時間を要するときは、特にそうしたことが不便であ
る。この学習器は、そうした弊害を取り除くことができ
るし、正答がすぐ知ることができるので学習時間を短く
することができるし、また問題を見ながら正答の内容を
吟味することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】手段1、6、7、10、13、14の構成斜視
図であり、第1ステップ表示具61に「ON」表示がつ
き、ステップ学習1回目、出題を示すL記号のついた第
11区画11「L・B」の学習中を示す。
【図2】手段2、6、7、11、13、14の構成斜視
図であり、第2ステップ表示具62に「ΟN」表示がつ
き、ステップ学習2回目、第22区画22「●・L」区
画に「ON」表示がつきこの区画の学習中を示す。
【図3】手段3、6、12、13、14の構成斜視図で
あり、ステップ学習3回目、第13区画13「L・×
Β」の学習中を示す。箱構造である区画は透明な材料で
作られており学習カードは、箱に入ったまま問題に解答
される。
【図4】手段4、6、7、15の構成斜視図であり、第
31区画31「〇」を使っていることからステップ学習
1回目であり、第12区画12「L・●×B」第22区
画22「●・L」第31区画31「〇」の3区画が左側
に寄せられて第22区画22「●・L」には誤答入れ表
示具72「N」が、第31区画31「〇」には正答入れ
表示具73「Y」が、第12区画12「L・●×B」に
は学習中表示具71「ON」が付けられこの区劃の学習
中であることを示している。
【図5】手段5、6、7、16の構成斜視図であり、第
22区画22「●・L」第34区画34「○・L」第3
5区画35「○○・L」の3区画が少しづつずらせて左
側に寄せられて、第22区画22「●・L」には誤答入
れ表示具72「N」が、第35区画35「○○・L」に
は正答入れ表示具73「Y」が、第34区画34「○・
L」には学習中表示具71「ΟN」が付けられ、この区
画の学習中であることを示している。スペア区画45が
外箱81の後部に設けられている。
【図6】図6Aは、手段2、7、8、11、13、14
の構成斜視図であり、ステップ学習2回目、第12区画
12「L・●×B」の学習中を示す。図6Bは、手段8
の区画隔て91に物干しばさみの形をした学習中表示具
71をつけた抽出図。
【図7】図7は、手段7の外箱の蓋に手段9の学習履歴
記入欄101を、ふたの上面と側面につけたもの。
【図8】手段6の箱構造の実施例である。
【図9】手段7の外箱81の実施例である。
【図10】手段8の区画隔て91の実施例である。
【図11】ステップ表示具の実施例。
【図12】図12Aは、従来の技術例の一つである穴空
き「中学歴史Vカード300」の問題面を示す図であ
る。図12Βは、問題面の裏を開いた解答面を示す図で
ある。
【図13】従来の技術例のーつである三杉孝太郎著「勉
強のやり方」114ページの3回チェック方法の要点チ
ェックノートの記入例である。
【図14】心理学者であったエピングハウスが唱えた理
論である「忘却曲線」である。
【図15】手段6,7,13,14,17の構成斜視図
であり、第3ステップ表示具63に「ON」表示がつ
き、ステップ学習3回目、第22の2の区画222
「●2・L」に「ON」表示がつき、この区画の学習中
であることを示す。
【図16】手段6、7、19の平面イメージ図であり、
第34区画34「〇・L」に「ON」表示がつき、この
区画の学習中であることを示す。誤答の学習カード41
は、第22の2の区画222「●2・L」に入れられ
る。
【図17】手段21記載の学習カード41の同一面に問
題と正答が記載されたものの実施例。
【図18】手段17、手段19で使う、第22の1の区
画221、あるいは、第22の2の区画222の実施
例。
【図19】手段18、手段20で使う、第22の1の区
画221と、第22の2の区画222の使われ方の説明
図。
【符号の説明】
11………出題したり、 学習カード41がまとめて戻
されたり、第31区画31からまとめて戻される第11
区画。「L・B」で表示する。 12………出題したり、 誤答の学習カード41が戻さ
れたり、まとめて戻される第12区画。「L・●×Β」
で表示する。 13………出題したり、その出題に対する解答の内、誤
答の学習カード41が戻されたり、まとめて戻される第
13区画。「L・×B」で表示する。 14………出題したり、誤答の学習カード41が再出題
のため戻されて収容される第14区画。「L・●×Β」
で表示する。 21………誤答の学習カード41が入れられたり、第1
1区画11へ学習カード41がまとめて持ち出される第
21区画。「●・C」で表示する。 22………誤答の学習カード41が入れられたり出題す
る第22区画。「●・L」で表示する。 31………正答の学習カード41が入れられたり、まと
めて戻す第31区画。「○」で表示する。 32………正答2回目の学習カード41が入れられた
り、まとめて戻す第32区画。「○○」で表示する。 33………正答3回目の学習カード41が入れられる第
33区画。「○○○」で表示する。 34………正答の学習カード41が入れられたり出題す
る第34区画。「○・L」で表示する。 35………正答2回目の学習カード41が入れられたり
出題する第35区画。「○○・L」で表示する。 41………学習カード 45………スペア区画。「スペア」で表示する。 51………区画前受け板 52………区画背板 61………第1ステップ表示具 62………第2ステップ表示具 63………第3ステップ表示具 64………ステップ表示具 65………ステップ表示具受け 71………学習中表示具 72………誤答入れ表示具 73………正答入れ表示具 74………学習表示具受け 81………外箱 82………外箱蓋 91………区画隔て 92………区画スペーサー 101………学習履歴記入欄 221・・・・・・第22の1の区画 222・・・・・・第22の2の区画 301・・・・・・枠1 302・・・・・・枠2 303・・・・・・枠3 304・・・・・・枠4 305・・・・・・枠5 400・・・・・・区画固定溝 411・・・・・・幕板 412・・・・・・幕板ガイド 413・・・・・・幕板ストッパー 414・・・・・・透明画面
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09B 3/00 - 3/12 G09B 7/04 G09B 7/08 G09B 7/12 G09B 19/00 B42D 15/00 301 A63F 1/02

Claims (27)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に問題が記載され、裏面に正答が記
    載された複数の学習カードと、 前記複数の学習カードのうち出題用の学習カードが収容
    されたり、出題されたり、再出題のため戻されて収容さ
    れる第11の区画と、 前記複数の学習カードのうち誤答の学習カードが収容さ
    れたり、再出題のためまとめて戻す第21の区画と、 前記複数の学習カードのうち正答の学習カードが収容さ
    れたり、再出題のためまとめて戻す第31の区画とを具
    備することを特徴とする学習器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の学習器を使った学習方法
    であって、 前記第11の区画から取り出された学習カードのうち誤
    答の学習カードを前記第21の区画に収容し、正答の学
    習カードを前記第31の区画に収容する工程と、 前記第21の区画に収容された学習カードをまとめて前
    記第11の区画に戻す工程と前記第31の区画から再出
    題のため学習カードがまとめて前記第11の区画に戻さ
    れる工程とを具備することを特徴とする学習方法。
  3. 【請求項3】 表面に問題が記載され、裏面に正答が記
    載された複数の学習カードと、 前記複数の学習カードのうち出題用の学習カードが収容
    されたり、出題されたり、誤答で再出題用の学習カード
    が戻されて収容される第12の区画と、 前記複数の学習カードのうち誤答で再出題用の学習カー
    ドが収容されたり、再出題する第22の区画と、 前記複数の学習カードのうち正答の学習カードが収容さ
    れたり、再出題のためまとめて戻す第31の区画とを具
    備することを特徴とする学習器。
  4. 【請求項4】請求項3記載の学習器を使った学習方法で
    あって、 前記第12の区画から取り出された学習カードのうち誤
    答の学習カードを前記第22の区画に収容し、正答の学
    習カードを前記第31の区画に収容する工程と、 前記第22の区画から取り出された学習カードのうち
    答の学習カードを前記第12の区画に収容し、正答の学
    習カードを前記第31の区画に収容する工程と、 前記第31の区画から再出題のため学習カードがまとめ
    て、前記第12の区画に戻される工程とを具備すること
    を特徴とする学習方法。
  5. 【請求項5】 表面に問題が記載され、裏面に正答が記
    載された複数の学習カードと、 前記複数の学習カードのうち出題用の学習カードが収容
    されたり、出題されたり、誤答で再出題用の学習カード
    が収容されたり、再出題のために戻されて収容される第
    13の区画と、 前記複数の学習カードのうち正答の学習カードが収容さ
    れたり、再出題のためまとめて戻す第31の区画とを具
    備することを特徴とする学習器。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の学習器を使った学習方法
    であって、 前記第13の区画から取り出された学習カードのうち誤
    答の学習カードを前記13の区画に戻し、正答の学習カ
    ードを前記第31の区画に収容する工程と、 前記第31の区画から再出題のため学習カードがまとめ
    て、前記第13の区画に戻される工程とを具備すること
    を特徴とする学習方法。
  7. 【請求項7】 請求項3記載の学習器であって、 正答2回目の学習カードが収容されたり、再出題のため
    まとめて戻す第32の区画と正答3回目の学習カードが
    収容される第33の区画とを具備することを特徴とする
    学習器。
  8. 【請求項8】請求項7記載の学習器を使った学習方法で
    あって、 請求項4記載の学習方法に加えて、前記第31の区画に代えて前記第32の区画を用いて、
    請求項4記載の学習方法を行う工程と、 前記第31の区画に代えて前記第33の区画を用いて、
    請求項4記載の学習方法を行う工程と、 を具備することを特徴とする学習方法。
  9. 【請求項9】 表面に問題が記載され、裏面に正答が記
    載された複数の学習カードと、 前記複数の学習カードのうち出題用の学習カードが収容
    されたり、出題されたり、再出題用の学習カードが収容
    される第14の区画と、 前記複数の学習カードのうち誤答で再出題用の学習カー
    ドが収容されたり、再出題をする第22の区画と、 前記複数の学習カードのうち正答の学習カードが収容さ
    れたり、再出題をする第34の区画と、 正答2回目の学習カードが収容されたり、再出題をする
    第35の区画と、 正答3回目の学習カードが収容される第33の区画とを
    具備することを特徴とする学習器。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の学習器を使った学習方
    法であって、 前記第14の区画から取り出された学習カードのうち誤
    答の学習カードを前記第22の区画に収容し、正答の学
    習カードを前記第34の区画に収容する工程と、 前記第22の区画から取り出された学習カードのうち誤
    答の学習カードを前記第14の区画に収容し、正答の学
    習カードを前記第34の区画に収容する工程とする工程
    と、 前記第34の区画から取り出された学習カードのうち誤
    答の学習カードを前記第22の区画に収容し、正答の学
    習カードを前記第35の区画に収容する工程と、 前記第35の区画から取り出された学習カードのうち誤
    答の学習カードを前記第22の区画に収容し、正答の学
    習カードを前記第33の区画に収容する工程とを具備す
    ることを特徴とする学習方法。
  11. 【請求項11】 請求項1、3、5、7または9記載の
    学習器であって、 各区画が複数の学習カードの収容と出し入れとができる
    各区画名が表示される箱構造であることを特徴とする学
    習器。
  12. 【請求項12】 請求項11の学習器において、 複数の学習カードを収容できる各箱は、蓋付きの外箱に
    入れられることを特徴とする学習器。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の学習器であって、 蓋付きの外箱に入れられた各区画は、複数の学習カード
    の収容と出し入れとができる各区画名が表示された可動
    の区画隔てによって構成されることを特徴とする学習
    器。
  14. 【請求項14】 請求項12または13記載の学習器で
    あって、 外箱には学習の履歴が記入できる表示部が設けられるこ
    とを特徴とする学習器。
  15. 【請求項15】 請求項1、3および5記載の学習器で
    あって、 学習の回数を示す、1、2、3のステップ数の表示具が
    設けられることを特徴とする学習器。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の学習器を使った学習
    方法であって、 全部の学習カードをそれぞれ第11の区画、第12の区
    画、第13の区画、第12の区画に戻すたびにステップ
    数を1つ増加し、 1回目の学習中前記ステップ数1の表示具を表示し、 2回目の学習中前記ステップ数1に代えて前記ステップ
    数2の表示具を表示し、 3回目の学習中前記ステップ数2に代えて前記ステップ
    数3の表示具を表示することを特徴とする学習方法。
  17. 【請求項17】 表面に問題が記載され、裏面に正答が
    記載された複数の学習カードと、 前記複数の学習カードのうち出題用の学習カードが収容
    されたり、出題されたり、再出題のため戻されて収容さ
    れる第12の区画と、 前記複数の学習カードのうち誤答で再出題用の学習カー
    ドが入れられたり、再出題する、複数の枠に仕切られた
    第22の1の区画と、第22の2の区画と、 前記複数の学習カードのうち正答の学習カードが収容さ
    れたり、再出題のためまとめて戻す第31の区画と、 を具備することを特徴とする学習器。
  18. 【請求項18】請求項17記載の学習器を使った学習方
    法であって、 前記第12の区画から取り出された学習カードのうち誤
    答の学習カードを前記第22の1の区画の複数の枠に収
    容し、正答の学習カードを前記第31の区画に収容する
    工程と、 前記第12の区画から取り出された学習カードのうち誤
    答の学習カードを前記第22の2の区画の複数の枠に収
    容し、正答の学習カードを前記第31の区画に収容する
    工程と、 前記第22の1の区画の複数の枠と前記第22の2の区
    画の複数の枠が、双方とも学習カードで満たされたら、
    さきに前記第22の1の区画の学習に移り、 前記第22の1の区画から取り出された学習カードのう
    ち誤答の学習カードを前記第12の区画に収容し、正答
    の学習カードを前記第31の区画に収容する工程と、 前記第22の1の区画の複数の枠と前記第22の2の区
    画の複数の枠が、双方とも学習カードで満たされたら、
    さきに前記第22の2の区画の学習カードに移り、 前記第22の2の区画から取り出された学習カードのう
    ち誤答の学習カードを前記第12の区画に収容し、正答
    の学習カードを前記第31の区画に収容する工程と、 前記第22の1の区画と前記第22の2の区画の学習を
    交互に行い、 前記第31の区画から再出題のため学習カードがまとめ
    て前記第12の区画に戻される工程と、 を具備することを特徴とする学習方法。
  19. 【請求項19】 表面に問題が記載され、裏面に正答が
    記載された複数の学習カードと、 前記複数の学習カードのうち出題用の学習カードが収容
    されたり、出題されたり、再出題用のため戻されて収容
    される第14の区画と、 前記複数の学習カードのうち誤答で再出題用の学習カー
    ドが入れられたり、再出題をする、複数の枠に仕切られ
    た第22の1の区画と、第22の2の区画と、 前記複数の学習カードのうち正答の学習カードが収容さ
    れたり、再出題をする第34の区画と、 正答2回目の学習カードが収容されたり、再出題をする
    第35の区画と、 正答3回目の学習カードが収容される第33の区画とを
    具備することを特徴とする学習器。
  20. 【請求項20】 請求項19記載の学習器を使った学習
    方法であって、 前記第14の区画から取り出された学習カードのうち誤
    答の学習カードを前記第22の1の区画の複数の枠に収
    容し、正答の学習カードを前記第34の区画に収容する
    工程と、 前記第14の区画から取り出された学習カードのうち誤
    答の学習カードを前記第22の2の区画の複数の枠に収
    容し、正答の学習カードを前記第34の区画に収容する
    工程と、 前記第22の1の区画の複数の枠と前記第22の2の区
    画の複数の枠が、双方とも学習カードで満たされたら、
    さきに前記第22の1の区画の学習に移り、 前記第22の1の区画から取り出された学習カードのう
    ち誤答のカードを前記第14の区画に収容し、正答の学
    習カードを前記第34の区画に収容する工程と、 前記第22の1の区画の複数の枠と前記第22の2の区
    画の複数の枠が、双方とも学習カードで満たされたら、
    さきに前記第22の2の区画の学習に移り、 前記第22の2の区画から取り出された学習カードのう
    ち誤答のカードを前記第14の区画に収容し、正答の学
    習カードを前記第34の区画に収容する工程と、 前記第22の1の区画と前記第22の2の区画の学習を
    交互に行い、 前記第34の区画から取り出された学習カードのうち誤
    答の学習カードを前記第22の1の区画の複数の枠に収
    容し、正答の学習カードを前記第35の区画に収容する
    工程と、 前記第34の区画から取り出された学習カードのうち誤
    答の学習カードを前記第22の2の区画の複数の枠に収
    容し、正答の学習カードを前記第35の区画に収容する
    工程と、 前記第35の区画から取り出された学習カードのうち誤
    答の学習カードを前記第22の1の区画の複数の枠に収
    容し、正答の学習カードを前記第33の区画に収容する
    工程と、 前記第35の区画から取り出された学習カードのうち誤
    答の学習カードを前記第22の2の区画の複数の枠に収
    容し、正答の学習カードを前記第33の区画に収容する
    工程とを具備することを特徴とする学習方法。
  21. 【請求項21】請求項1、3、5、7、9、11、13
    の各学習器において、学習カードの同一面に問題と正答
    が記載されたものを使用することを特徴とする学習器。
  22. 【請求項22】 請求項1719または21記載の学
    習器であって、 各区画が複数の学習カードの収容と出し入れとができる
    各区画名が表示される箱構造であることを特徴とする学
    習器。
  23. 【請求項23】 請求項22の学習器において、 複数の学習カードを収容できる各箱は、蓋付きの外箱に
    入れられることを特徴とする学習器。
  24. 【請求項24】 請求項23記載の学習器であって、 蓋付きの外箱に入れられた各区画は、複数の学習カード
    の収容と出し入れとができる各区画名が表示された可動
    の区画隔てによって構成されることを特徴とする学習
    器。
  25. 【請求項25】 請求項23または24記載の学習器で
    あって、 外箱には学習の履歴が記入できる表示部が設けられるこ
    とを特徴とする学習器。
  26. 【請求項26】 請求項17記載の学習器であって、 学習の回数を示す、1、2、3のステップ数の表示具が
    設けられることを特徴とする学習器。
  27. 【請求項27】請求項26記載の学習器を使った学習方
    法であって、 全部の学習カード第12の区画に戻すたびにステップ
    数を1つ増加し、 1回目の学習中前記ステップ数1の表示具を表示し、 2回目の学習中前記ステップ数1に代えて前記ステップ
    数2の表示具を表示し、3回目の学習中前記ステップ数
    2に代えて前記ステップ数3の表示具を表示することを
    特徴とする学習方法。
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