JP3224515U - 坐骨に係わる床ずれ防止装置 - Google Patents

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【課題】筋力の低下した要介護療養者が腰をかける姿勢を継続する場合に生じやすい坐骨と着座マットレスの接触により生じる坐骨に係わる床ずれ防止装置。【解決手段】着座位置で姿勢を変えることが困難な使用者が自らの坐骨による床ずれを起こさぬようにするために、使用するマットレス1の坐骨の対面する部分に開口2を設け、臀部の坐骨部近辺がマットレスによる圧迫や接触を受ける状況を取り除くと共に、マットレスを使用する際のいわゆる底つき感を除去するために、使用するマットレスの厚みを大きくすると共に開口2、3がマットレス下面に向かって開口面積を拡大してゆくように穿設する。その場合、厚みの大きなマットレスの加工が割高になるので、一般的な厚みのマットレスに適宜穿孔したものを複数積層して構成する。【選択図】図1

Description

本案は筋力の低下した要介護療養者が腰をかける姿勢を継続する場合に生じやすい、坐骨と着座マットレスの接触により生じる坐骨に係わる床ずれを防止する装置に関するものである。
寝返りを打つことが困難な療養者あるいは高齢者が床ずれを起こすことは広く知られており、その対処方法としては穴の開いた円座や各種の筒状枕などを使用して、床ずれ部分を寝具類との接触から守る手段が講じられている。
実用新案登録第2539149号 実用新案登録第3139818号
床ずれが発生する最大の理由は、当事者が自力で体をずらしたり姿勢を変えたりすることが困難で、長時間にわたり身体の同じ個所で体重を支える事を続ける結果によるものである。特に、座位を継続した場合、殆どの療養者や高齢者は筋肉の衰えが顕著である場合が多く、坐骨と着座している座面の間に皮膚と僅かな体組織しか存在せず、坐骨の圧を直接受けてしまう皮膚はすぐに炎症を起こし、体組織の潰瘍化が発生しやすい。
着座位置で姿勢を変えることが困難な使用者が自らの坐骨による床ずれを起こさぬようにするために、使用するマットレスの坐骨の対面する部分に開口を設け、臀部の坐骨部近辺がマットレスによる圧迫や接触を受ける状況を取り除くと共に、マットレスを使用する際のいわゆる底付き感を除去するために、使用するマットレスの厚味を大きくすると共に開口がマットレス下面に向かって開口面積を拡大してゆくように穿設する。その場合、厚みの大きなマットレスの加工が割高になるので、一般的な厚みのマットレスに適宜穿孔したものを複数積層して本考案を構成することも任意である。
本考案によると、着座姿勢は維持できるが自分の筋力によりその姿勢を変更することが困難な高齢者や療養者の坐骨に起因する床ずれを大幅に軽減できる効果がある。
本考案の第一の実施例の斜面図である。 図1に示すものの線A−Aによる断面を含む斜面図である。 本考案第二の実施例の分解斜面図である。 本考案第一の実施例とそれを使用する使用者の位置関係を示す説明的断面図である。
本考案を実施する場合の一般的な構造は、図1及びず2に第一の実施例として示す如く、奥行40センチメートル、幅50センチメートル、厚さ20センチメートルの合成樹脂製のマットレス1の上面に、長手方向15センチメートルまた短手方向5センチメートルの長円形の上部開口2と上部開口2よりも開口面積が大であるマットレス1の下部開口3を開設し、上部開口2と下部開口3を内腔4により連結したものである。
使用者Bは図4に示す如く、例えば椅子Cの上にマットレス1を設置し、上部開口2の直上に自己の坐骨Sを位置させてそのまま腰を下ろせば、上部開口に連続する内腔4はマットレス1の下面に向かって拡大しているので、坐骨Sがなにものかに接触して発生する「底つき感」が一切生じない。
図3に示した第二の実施例は、第一の実施例のマットレス1を厚さ方向に分割して、マットレス1、マットレス1a、マットレス1b、マットレス1cの四層とし、これらを積層した場合、各マットレスの開口部2は下方のマットレスほど開口部面積が広く2>2a>2bとなるように穿設されており、それらによって下方に広くなる内腔4・4a・4bが形成されている。
なお、図3に示した実施例には、マットレス1cとして開口部や内腔の無い形状の物が示されているが、これは使用者の好みに応じて決められた枚数のマットレスの最下部に設置して、マットレス全体の挙動を安定させ弾性を調整するために使用する部品である。
いずれの実施例の場合も、マットレスに使用すべき素材は低反発性合成樹脂あるいは反発性合成樹脂、もしくはこれらの混用で達成できる。
更に、いずれの実施例においても、マットレス表面に種々の構造を設置して、使用者の体重を広い面積で受け止め体重を分散させる等の工夫の適用は任意である。
1・・・・・マットレス
2・・・・・上部開口
3・・・・・下部開口
4・・・・・内腔

Claims (3)

  1. マットレス1の上面中央に長手方向寸法概ね15センチメートル、短手方向寸法概ね5センチメートルの長円形の上部開口2と上部開口2よりも開口面積が大であるマットレス1の下部開口3を開設し、上部開口2と下部開口3を内腔4により連結してなる坐骨に係わる床ずれ防止装置。
  2. 複数のマットレス1を積層することによって得られる請求項1記載の坐骨に係わる床ずれ防止装置。
  3. マットレス1が低反発素材若しくは低反発素材と非低反発素材の組み合わせとからなる請求項1及び請求項2記載の坐骨に係わる床ずれ防止装置。
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