JP2004049415A - 敷物装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】健常者から、床ずれ予防、治療を要する患者に至るまで、使用者等に合わせて反発性を調整して、単独で使うことは勿論、既存の寝具と組み合わせて使うことができるようにする。
【解決手段】人体が仰臥可能な寸法の軟質性素材2で構成して、この軟質性素材2に、幅方向に沿って所定間隔ごとに固さ調整欠部4を形成する。この固さ調整欠部4は、軟質性素材2表面に幅方向両端に亘って開口した開口溝部4aと、かかる開口溝部4aと連通して、軟質性素材2内部に拡張展開する断面略長円状の調整溝部4bとを有する。
そして、これら固さ調整欠部4に隙間なく交換可能に嵌合すべき、複数の種々の反発性の調整素材5を備えて、これら種々の反発性の調整素材5を、それぞれ選択的に前記固さ調整欠部4に嵌合させて、使用者の身体状況や嗜好に応じた反発性に調整可能とする。
【選択図】 図2
【解決手段】人体が仰臥可能な寸法の軟質性素材2で構成して、この軟質性素材2に、幅方向に沿って所定間隔ごとに固さ調整欠部4を形成する。この固さ調整欠部4は、軟質性素材2表面に幅方向両端に亘って開口した開口溝部4aと、かかる開口溝部4aと連通して、軟質性素材2内部に拡張展開する断面略長円状の調整溝部4bとを有する。
そして、これら固さ調整欠部4に隙間なく交換可能に嵌合すべき、複数の種々の反発性の調整素材5を備えて、これら種々の反発性の調整素材5を、それぞれ選択的に前記固さ調整欠部4に嵌合させて、使用者の身体状況や嗜好に応じた反発性に調整可能とする。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、健常者には、より快適な敷物装置を提供すると共にかかる健常者から、床ずれ予防、治療を要する患者に至るまで、使用者等に合わせて反発性を調整して、単独で使うことは勿論、既存の寝具と組み合わせて使うことができるようにした、敷物装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
高齢化社会に突入した現在、寝たきり等の入院患者数の増加と共に、褥瘡(じょくそう:床ずれ)発生の危険の高い患者が増加している。
以前、本出願人は、褥瘡対策を施したマットレスとして例えば特開平11−137613号を提案している。この場合のマットレスでは、二層構造としており、通常使用対応の、比較的硬質素材で構成した第1マットレス(図示省略)と、床ずれ対策を施した例えば軟質な低反発ウレタンを用いた第2マットレス(図示省略)とを積層すると共に、これら第1マットレスと第2マットレスとを、表地に一体収容する構成としている。
前記マットレスによれば、床ずれ予防、治療を要する患者のみならず、健常者用のマットレスとしても使うことができるものとなっている。
また最近、本出願人は、ベッド上に限らず、和室に敷いた布団での使用も可能とした敷物を提案している。
かかる敷物によれば、病院内に限らず、在宅においても、より褥瘡の発生予防に効果を発揮するものであるので、高齢化社会に呼応した有効な褥瘡対策であるといえる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このように、上記敷物は、床ずれ予防、治療を要する患者用としてのものであるので、広く健常者から患者、老人が使えるような敷物は未だ見受けられない。そのために、使用者個々の好み、あるいは傷病状況に応じるには、前記敷物の固さの調整がきくようにすることで達成可能であると考えられる。
本発明はこのような背景から提案されたものであって、健常者には、より快適な敷物装置を提供すると共にかかる健常者から、床ずれ予防、治療を要する患者に至るまで、使用者等に合わせて反発性を調整して、単独で使うことは勿論、既存の寝具と組み合わせて使うことができ、褥瘡対策にも呼応した、敷物装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記した課題を解決するために、本発明では、請求項1において、軟質性素材で構成して、人体が仰臥可能な寸法として、表地に収容し、前記軟質性素材に散在させて固さ調整欠部を設ける一方、これら固さ調整欠部に選択的に嵌合すべき、種々の反発性の調整素材を備え、これら種々の反発性の調整素材を、それぞれ選択的に前記固さ調整欠部に嵌合させて、使用者の身体状況や嗜好に応じた反発性に調整可能とした敷物装置を提案する。
また本発明では、請求項2において、軟質性素材で構成して、人体が仰臥可能な寸法として、表地に収容し、前記軟質性素材に散在させて固さ調整欠部を設ける一方、これら固さ調整欠部に選択的に嵌合すべき、種々の反発性の調整素材を備え、これら種々の反発性の調整素材を、それぞれ選択的に前記固さ調整欠部に嵌合させて、使用者の身体状況や嗜好に応じた反発性に調整可能とした敷物を、ベッド上のマットレス上に載置して、前記敷物とマットレスとをカバー部材により被覆する敷物装置を提案する。
また本発明では、請求項3において、軟質性素材で構成して、人体が仰臥可能な寸法として、表地に収容し、前記軟質性素材に散在させて固さ調整欠部を設ける一方、これら固さ調整欠部に選択的に嵌合すべき、種々の反発性の調整素材を備え、これら種々の反発性の調整素材を、それぞれ選択的に前記固さ調整欠部に嵌合させて、使用者の身体状況や嗜好に応じた反発性に調整可能とした敷物を、布団上に載置して、前記敷物と布団とをカバー部材により被覆する敷物装置を提案する。
また本発明では、請求項4において、軟質性素材で構成して、人体が仰臥可能な寸法として、表地に収容し、前記軟質性素材に散在させて固さ調整欠部を設ける一方、これら固さ調整欠部に選択的に嵌合すべき、種々の反発性の調整素材を備え、これら種々の反発性の調整素材を、それぞれ選択的に前記固さ調整欠部に嵌合させて、使用者の身体状況や嗜好に応じた反発性に調整可能とした敷物を、この敷物に比較して硬質の素材で構成した下層部材と、前記敷物に比較して薄手且つ軟質の素材で構成した上層部材との間に介在して、これら上層部材と敷物と下層部材とをカバー部材により被覆する敷物装置を提案する。
また本発明では、請求項5において、前記固さ調整欠部は、前記軟質性素材表面に軟質性素材幅方向に所定間隔ごとに形成した開口溝部と、この開口溝部に連通して前記軟質性素材内部に拡張展開する調整溝部とで構成した敷物装置を提案する。
さらに本発明では、請求項6において、前記表地は、伸縮性を兼ね備えた防水性の布部材で構成した敷物装置を提案する。
【0005】
請求項1によれば、使用者に応じて軟質性素材に形成した固さ調整欠部に、種々の反発性の調整素材を適宜、選択的に嵌合して、その使用者に対応した反発性に調整することができ、健常者から床ずれ対策を要する患者まで対応させることができる。
【0006】
請求項2によれば、使用者に応じて軟質性素材の固さ調整欠部に、種々の反発性の調整素材を適宜、選択的に嵌合して、その使用者に対応した反発性に調整することができ、ベッドのマットレス上に載置して、前記敷物とマットレスとをカバー部材により被覆して使用することができる。なお、軟質性素材は一体であり、安定性があり、ベッド上において使用者にあった好適な体圧分散がもたらされ、寝姿勢の保持が図られる。
【0007】
請求項3によれば、敷物をその使用者に対応した反発性に調整可能であるので、前記敷物と通常の布団とをカバー部材により被覆すれば、和室における布団をその使用者の好みに応じた固さとすることができる。
なお、軟質性素材は一体であることから安定した寝姿勢保持が可能であり、前記調整素材によって、使用者にあった好適な体圧分散がもたらされ、快適な寝心地を得ることができる。
【0008】
請求項4によれば、敷物をその使用者に対応した反発性に調整可能であるので、その敷物に比較して硬質の素材で構成した下層部材と、敷物に比較して薄手且つ軟質の素材で構成した上層部材との間に介在して、これら上層部材と敷物と下層部材とをカバー部材により被覆して使用することができる。
その際、使用者が上層部材に乗っても、下層部材によって衝撃が吸収され、軟質性素材は一体であることから安定した寝姿勢が確保され、前記敷物における調整素材によって体圧が好適に分散される。
【0009】
請求項5によれば、前記軟質性素材表面に軟質性素材幅方向に所定間隔ごとに形成した固さ調整欠部の開口溝部を介して、軟質性素材内部に拡張展開する調整溝部に、種々の反発性の調整素材を適宜、選択的に嵌合することで、簡単に使用者に対応した反発性に調整することができ、いっそう効果的な体圧分散、および寝姿勢の保持が図られる。軟質性素材は一体であり、また、前記調整素材は、簡単に固さ調整欠部から外れることはなく、安定した寝姿勢が確保される。
【0010】
請求項6によれば、表地内に収容した軟質性素材、および調整素材に外部からの水分、汚れ等が侵入するのを遮断して、感染予防に寄与することができ、且つ清拭等、清掃も容易である。
【0011】
【発明の実施の態様】
以下、本発明にかかる敷物装置につき、一つの実施の態様を示し、添付の図面に基づいて説明する。
図1に敷物1を示す。この敷物1は、人体が仰臥可能な寸法の軟質性素材2で構成して、袋状表地3に収容するようにしている。
【0012】
前記軟質性素材2としては、例えば厚さ30mm〜70mm、見掛け密度が10kg/m3〜100kg/m3、圧縮硬さが10N〜400Nのウレタンフォーム材を用いることができる。また軟質性素材2としては、フォームラバーも可能である。
かかる軟質性素材2には、幅方向に沿って所定間隔ごとに固さ調整欠部4を形成している。この場合、固さ調整欠部4は、軟質性素材2表面に幅方向両端に亘って開口した開口溝部4aと、かかる開口溝部4aと連通して、軟質性素材2内部に拡張展開する断面略長円状の調整溝部4bとを有している。
前記開口溝部4aは、溝幅が調整溝部4bの軟質素材2長手方向寸法に比較してはるかに小さく設定されている。
また前記調整溝部4bは、軟質素材2内部において、軟質性素材2幅方向両端に亘って連通形成され、最大幅方向が軟質素材2長手方向に指向するようにしている。
【0013】
そして、これら固さ調整欠部4に隙間なく交換可能に嵌合すべき、複数の種々の反発性の調整素材5を備えている。すなわちこれら調整素材5は、固さ調整欠部4における開口溝部4a、調整溝部4bにそれぞれ対応した、基部5aと、膨出部5bとを備えている。
これら種々の反発性の調整素材5を、それぞれ選択的に前記固さ調整欠部4に嵌合させて、使用者の身体状況や嗜好に応じた反発性に調整可能としている(図2参照)。なお、調整素材5の材質は明示しないが、周知の様々な反発性の合成樹脂で構成することができる。
【0014】
また前記表地3には、伸縮性のある布部材を用いている。また、伸縮性と共に撥水性、または防水性を有する布地を用いることもできる。かかる表地3は長手方向側面側にファスナ(図示省略)を設けて、前記軟質性素材2における固さ調整欠部4に、適宜な調整素材5を交換嵌合すると共に、容易に一体収容するようにしている。
【0015】
以上のような敷物1において、前記調整素材5を軟質性素材2における固さ調整欠部4に嵌合させるには、軟質性素材2表面に幅方向両端に亘って開口した開口溝部4aを溝幅方向に拡張変形させて、かかる開口溝部4aを介して調整素材5の膨出部5bを押し入れていくようにする。これによって、軟質性素材2内部の調整溝部4bに前記膨出部5bを、前記開口溝部4aに調整素材5の基部5aを隙間なく嵌合させることができる。
このように、軟質性素材2は一体であり、また、軟質性素材2の反発性を利用して、軟質性素材2内部の調整溝部4bに前記調整素材5における幅広の膨出部5bを隙間なく嵌合させるので外れにくく、安定性があり、使いやすいものとなる。
【0016】
前記調整素材5における幅広の膨出部5bを、軟質性素材2内部の調整溝部4bに嵌合させると、前記膨出部5bはあたかも軟質性素材2の芯材として機能し、かかる調整素材5を嵌合した固さ調整欠部4近傍の軟質性素材2の反発性は、前記調整素材5の反発性によって調整されたものとすることができる。
以上のように機能する固さ調整欠部4を、軟質性素材2に所定間隔ごとに形成したので、種々の反発性の調整素材5を適宜、選択的に嵌合することで、健常者から床ずれ対策を要する患者まで対応させることができ、いっそう効果的な体圧分散、および寝姿勢の保持が図られる。
なお軟質性素材2には、例えば厚さ30mm〜70mm、見掛け密度が10kg/m3〜100kg/m3、圧縮硬さが10N〜400Nの範囲のウレタンフォーム材を用いているので、前記調整素材5を、軟質性素材2と同様の反発性のものを用いれば床ずれ対策を要する患者に対応させることができる。
【0017】
このように、前記敷物1の詰め物としての軟質性素材2は単層であるので扱いやすく、ベッドBのマットレスM上に載置して、前記敷物1とマットレスMとをカバー部材6により被覆して使用することができる(図3参照)。その際、敷物1の詰め物としての軟質性素材2の固さ調整欠部4に、種々の反発性の調整素材5を、それぞれ選択的に前記固さ調整欠部4に嵌合させて、使用者の身体状況や嗜好に応じた反発性に調整することができ、健常者は勿論、床ずれ対策を要する患者に対応した反発性に調整することができる。
これにより、ベッドB上において使用者にあった好適な体圧分散がもたらされ、寝姿勢の保持が図られる。
【0018】
また、前記敷物1と通常の布団7とをカバー部材6により被覆すれば、和室における布団7をその使用者の好みに応じた固さとすることができる(図4参照)。なお、軟質性素材は一体であり、また、調整素材は外れにくく安定性があり、使用者にあった好適な体圧分散がもたらされ、快適な寝心地を得ることができる。
【0019】
さらに、その敷物1に比較して硬質の素材で構成した下層部材8と、敷物1に比較して薄手且つ軟質の素材で構成した上層部材9との間に介在して、これら上層部材9と敷物1と下層部材8とをカバー部材6により被覆して使用することもできる(図5参照)。
その際、使用者が上層部材9に乗っても、下層部材8によって衝撃が吸収され、軟質性素材2は一体であり、また、調整素材5は外れにくく安定性のある前記敷物1によって体圧が好適に分散され、寝姿勢保持が図られる。
【0020】
なお、表地3には、伸縮性を有する布地を用いることにより、分割片2a〜2eを弛みなく保持することができ、また伸縮性と共に、撥水性、または防水性を有する布地を用いれば、表地3内に収容した軟質性素材2、調整素材5に、外部からの水分、汚れ等が侵入するのを遮断して、感染予防に寄与することができ、且つ清拭等、清掃も容易である。
【0021】
【発明の効果】
本発明によれば、
(1)使用者に応じて軟質性素材に形成した固さ調整欠部に、種々の反発性の調整素材を適宜、選択的に嵌合して、その使用者に対応した反発性に調整することができ、健常者から床ずれ対策を要する患者まで対応させることができる。
(2)使用者に応じて軟質性素材の固さ調整欠部に、種々の反発性の調整素材を適宜、選択的に嵌合して、その使用者に対応した反発性に調整することができ、ベッドのマットレス上に載置して、前記敷物とマットレスとをカバー部材により被覆して使用することができる。なお、軟質性素材は一体であり、安定性があり、ベッド上において使用者にあった好適な体圧分散がもたらされ、寝姿勢の保持が図られる。
(3)敷物をその使用者に対応した反発性に調整可能であるので、前記敷物と通常の布団とをカバー部材により被覆すれば、和室における布団をその使用者の好みに応じた固さとすることができる。
なお、軟質性素材は一体であることから安定した寝姿勢保持が可能であり、前記調整素材によって、使用者にあった好適な体圧分散がもたらされ、快適な寝心地を得ることができる。
(4)敷物をその使用者に対応した反発性に調整可能であるので、その敷物に比較して硬質の素材で構成した下層部材と、敷物に比較して薄手且つ軟質の素材で構成した上層部材との間に介在して、これら上層部材と敷物と下層部材とをカバー部材により被覆して使用することができる。
その際、使用者が上層部材に乗っても、下層部材によって衝撃が吸収され、軟質性素材は一体であることから安定した寝姿勢が確保され、前記敷物における調整素材によって体圧が好適に分散される。
(5)前記軟質性素材表面に軟質性素材幅方向に所定間隔ごとに形成した固さ調整欠部の開口溝部を介して、軟質性素材内部に拡張展開する調整溝部に、種々の反発性の調整素材を適宜、選択的に嵌合することで、簡単に使用者に対応した反発性に調整することができ、いっそう効果的な体圧分散、および寝姿勢の保持が図られる。軟質性素材は一体であり、また、前記調整素材は、簡単に固さ調整欠部から外れることはなく、安定した寝姿勢が確保される。
(6)表地内に収容した軟質性素材、および調整素材に外部からの水分、汚れ等が侵入するのを遮断して、感染予防に寄与することができ、且つ清拭等、清掃も容易である。
【0022】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる敷物装置の一例を示す、外観斜視図である。
【図2】図1に示す敷物装置の断面説明図である。
【図3】図1に示す敷物装置をベッド上におけるマットレスと組み合わせて使用した例を示す、側面説明図である。
【図4】図1に示す敷物装置を布団と組み合わせて使用した例を示す、側面説明図である。
【図5】図1に示す敷物装置を下層部材、上層部材間の中間層として使用した例を示す、側面説明図である。
【符号の説明】
1 敷物
2 軟質性素材
3 表地
4 固さ調整欠部
4a 開口溝部
4b 調整溝部
5 調整素材
5a 基部
5b 膨出部
6 カバー部材
7 布団
8 下層部材
9 上層部材
B ベッド
M マットレス
【発明の属する技術分野】
本発明は、健常者には、より快適な敷物装置を提供すると共にかかる健常者から、床ずれ予防、治療を要する患者に至るまで、使用者等に合わせて反発性を調整して、単独で使うことは勿論、既存の寝具と組み合わせて使うことができるようにした、敷物装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
高齢化社会に突入した現在、寝たきり等の入院患者数の増加と共に、褥瘡(じょくそう:床ずれ)発生の危険の高い患者が増加している。
以前、本出願人は、褥瘡対策を施したマットレスとして例えば特開平11−137613号を提案している。この場合のマットレスでは、二層構造としており、通常使用対応の、比較的硬質素材で構成した第1マットレス(図示省略)と、床ずれ対策を施した例えば軟質な低反発ウレタンを用いた第2マットレス(図示省略)とを積層すると共に、これら第1マットレスと第2マットレスとを、表地に一体収容する構成としている。
前記マットレスによれば、床ずれ予防、治療を要する患者のみならず、健常者用のマットレスとしても使うことができるものとなっている。
また最近、本出願人は、ベッド上に限らず、和室に敷いた布団での使用も可能とした敷物を提案している。
かかる敷物によれば、病院内に限らず、在宅においても、より褥瘡の発生予防に効果を発揮するものであるので、高齢化社会に呼応した有効な褥瘡対策であるといえる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このように、上記敷物は、床ずれ予防、治療を要する患者用としてのものであるので、広く健常者から患者、老人が使えるような敷物は未だ見受けられない。そのために、使用者個々の好み、あるいは傷病状況に応じるには、前記敷物の固さの調整がきくようにすることで達成可能であると考えられる。
本発明はこのような背景から提案されたものであって、健常者には、より快適な敷物装置を提供すると共にかかる健常者から、床ずれ予防、治療を要する患者に至るまで、使用者等に合わせて反発性を調整して、単独で使うことは勿論、既存の寝具と組み合わせて使うことができ、褥瘡対策にも呼応した、敷物装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記した課題を解決するために、本発明では、請求項1において、軟質性素材で構成して、人体が仰臥可能な寸法として、表地に収容し、前記軟質性素材に散在させて固さ調整欠部を設ける一方、これら固さ調整欠部に選択的に嵌合すべき、種々の反発性の調整素材を備え、これら種々の反発性の調整素材を、それぞれ選択的に前記固さ調整欠部に嵌合させて、使用者の身体状況や嗜好に応じた反発性に調整可能とした敷物装置を提案する。
また本発明では、請求項2において、軟質性素材で構成して、人体が仰臥可能な寸法として、表地に収容し、前記軟質性素材に散在させて固さ調整欠部を設ける一方、これら固さ調整欠部に選択的に嵌合すべき、種々の反発性の調整素材を備え、これら種々の反発性の調整素材を、それぞれ選択的に前記固さ調整欠部に嵌合させて、使用者の身体状況や嗜好に応じた反発性に調整可能とした敷物を、ベッド上のマットレス上に載置して、前記敷物とマットレスとをカバー部材により被覆する敷物装置を提案する。
また本発明では、請求項3において、軟質性素材で構成して、人体が仰臥可能な寸法として、表地に収容し、前記軟質性素材に散在させて固さ調整欠部を設ける一方、これら固さ調整欠部に選択的に嵌合すべき、種々の反発性の調整素材を備え、これら種々の反発性の調整素材を、それぞれ選択的に前記固さ調整欠部に嵌合させて、使用者の身体状況や嗜好に応じた反発性に調整可能とした敷物を、布団上に載置して、前記敷物と布団とをカバー部材により被覆する敷物装置を提案する。
また本発明では、請求項4において、軟質性素材で構成して、人体が仰臥可能な寸法として、表地に収容し、前記軟質性素材に散在させて固さ調整欠部を設ける一方、これら固さ調整欠部に選択的に嵌合すべき、種々の反発性の調整素材を備え、これら種々の反発性の調整素材を、それぞれ選択的に前記固さ調整欠部に嵌合させて、使用者の身体状況や嗜好に応じた反発性に調整可能とした敷物を、この敷物に比較して硬質の素材で構成した下層部材と、前記敷物に比較して薄手且つ軟質の素材で構成した上層部材との間に介在して、これら上層部材と敷物と下層部材とをカバー部材により被覆する敷物装置を提案する。
また本発明では、請求項5において、前記固さ調整欠部は、前記軟質性素材表面に軟質性素材幅方向に所定間隔ごとに形成した開口溝部と、この開口溝部に連通して前記軟質性素材内部に拡張展開する調整溝部とで構成した敷物装置を提案する。
さらに本発明では、請求項6において、前記表地は、伸縮性を兼ね備えた防水性の布部材で構成した敷物装置を提案する。
【0005】
請求項1によれば、使用者に応じて軟質性素材に形成した固さ調整欠部に、種々の反発性の調整素材を適宜、選択的に嵌合して、その使用者に対応した反発性に調整することができ、健常者から床ずれ対策を要する患者まで対応させることができる。
【0006】
請求項2によれば、使用者に応じて軟質性素材の固さ調整欠部に、種々の反発性の調整素材を適宜、選択的に嵌合して、その使用者に対応した反発性に調整することができ、ベッドのマットレス上に載置して、前記敷物とマットレスとをカバー部材により被覆して使用することができる。なお、軟質性素材は一体であり、安定性があり、ベッド上において使用者にあった好適な体圧分散がもたらされ、寝姿勢の保持が図られる。
【0007】
請求項3によれば、敷物をその使用者に対応した反発性に調整可能であるので、前記敷物と通常の布団とをカバー部材により被覆すれば、和室における布団をその使用者の好みに応じた固さとすることができる。
なお、軟質性素材は一体であることから安定した寝姿勢保持が可能であり、前記調整素材によって、使用者にあった好適な体圧分散がもたらされ、快適な寝心地を得ることができる。
【0008】
請求項4によれば、敷物をその使用者に対応した反発性に調整可能であるので、その敷物に比較して硬質の素材で構成した下層部材と、敷物に比較して薄手且つ軟質の素材で構成した上層部材との間に介在して、これら上層部材と敷物と下層部材とをカバー部材により被覆して使用することができる。
その際、使用者が上層部材に乗っても、下層部材によって衝撃が吸収され、軟質性素材は一体であることから安定した寝姿勢が確保され、前記敷物における調整素材によって体圧が好適に分散される。
【0009】
請求項5によれば、前記軟質性素材表面に軟質性素材幅方向に所定間隔ごとに形成した固さ調整欠部の開口溝部を介して、軟質性素材内部に拡張展開する調整溝部に、種々の反発性の調整素材を適宜、選択的に嵌合することで、簡単に使用者に対応した反発性に調整することができ、いっそう効果的な体圧分散、および寝姿勢の保持が図られる。軟質性素材は一体であり、また、前記調整素材は、簡単に固さ調整欠部から外れることはなく、安定した寝姿勢が確保される。
【0010】
請求項6によれば、表地内に収容した軟質性素材、および調整素材に外部からの水分、汚れ等が侵入するのを遮断して、感染予防に寄与することができ、且つ清拭等、清掃も容易である。
【0011】
【発明の実施の態様】
以下、本発明にかかる敷物装置につき、一つの実施の態様を示し、添付の図面に基づいて説明する。
図1に敷物1を示す。この敷物1は、人体が仰臥可能な寸法の軟質性素材2で構成して、袋状表地3に収容するようにしている。
【0012】
前記軟質性素材2としては、例えば厚さ30mm〜70mm、見掛け密度が10kg/m3〜100kg/m3、圧縮硬さが10N〜400Nのウレタンフォーム材を用いることができる。また軟質性素材2としては、フォームラバーも可能である。
かかる軟質性素材2には、幅方向に沿って所定間隔ごとに固さ調整欠部4を形成している。この場合、固さ調整欠部4は、軟質性素材2表面に幅方向両端に亘って開口した開口溝部4aと、かかる開口溝部4aと連通して、軟質性素材2内部に拡張展開する断面略長円状の調整溝部4bとを有している。
前記開口溝部4aは、溝幅が調整溝部4bの軟質素材2長手方向寸法に比較してはるかに小さく設定されている。
また前記調整溝部4bは、軟質素材2内部において、軟質性素材2幅方向両端に亘って連通形成され、最大幅方向が軟質素材2長手方向に指向するようにしている。
【0013】
そして、これら固さ調整欠部4に隙間なく交換可能に嵌合すべき、複数の種々の反発性の調整素材5を備えている。すなわちこれら調整素材5は、固さ調整欠部4における開口溝部4a、調整溝部4bにそれぞれ対応した、基部5aと、膨出部5bとを備えている。
これら種々の反発性の調整素材5を、それぞれ選択的に前記固さ調整欠部4に嵌合させて、使用者の身体状況や嗜好に応じた反発性に調整可能としている(図2参照)。なお、調整素材5の材質は明示しないが、周知の様々な反発性の合成樹脂で構成することができる。
【0014】
また前記表地3には、伸縮性のある布部材を用いている。また、伸縮性と共に撥水性、または防水性を有する布地を用いることもできる。かかる表地3は長手方向側面側にファスナ(図示省略)を設けて、前記軟質性素材2における固さ調整欠部4に、適宜な調整素材5を交換嵌合すると共に、容易に一体収容するようにしている。
【0015】
以上のような敷物1において、前記調整素材5を軟質性素材2における固さ調整欠部4に嵌合させるには、軟質性素材2表面に幅方向両端に亘って開口した開口溝部4aを溝幅方向に拡張変形させて、かかる開口溝部4aを介して調整素材5の膨出部5bを押し入れていくようにする。これによって、軟質性素材2内部の調整溝部4bに前記膨出部5bを、前記開口溝部4aに調整素材5の基部5aを隙間なく嵌合させることができる。
このように、軟質性素材2は一体であり、また、軟質性素材2の反発性を利用して、軟質性素材2内部の調整溝部4bに前記調整素材5における幅広の膨出部5bを隙間なく嵌合させるので外れにくく、安定性があり、使いやすいものとなる。
【0016】
前記調整素材5における幅広の膨出部5bを、軟質性素材2内部の調整溝部4bに嵌合させると、前記膨出部5bはあたかも軟質性素材2の芯材として機能し、かかる調整素材5を嵌合した固さ調整欠部4近傍の軟質性素材2の反発性は、前記調整素材5の反発性によって調整されたものとすることができる。
以上のように機能する固さ調整欠部4を、軟質性素材2に所定間隔ごとに形成したので、種々の反発性の調整素材5を適宜、選択的に嵌合することで、健常者から床ずれ対策を要する患者まで対応させることができ、いっそう効果的な体圧分散、および寝姿勢の保持が図られる。
なお軟質性素材2には、例えば厚さ30mm〜70mm、見掛け密度が10kg/m3〜100kg/m3、圧縮硬さが10N〜400Nの範囲のウレタンフォーム材を用いているので、前記調整素材5を、軟質性素材2と同様の反発性のものを用いれば床ずれ対策を要する患者に対応させることができる。
【0017】
このように、前記敷物1の詰め物としての軟質性素材2は単層であるので扱いやすく、ベッドBのマットレスM上に載置して、前記敷物1とマットレスMとをカバー部材6により被覆して使用することができる(図3参照)。その際、敷物1の詰め物としての軟質性素材2の固さ調整欠部4に、種々の反発性の調整素材5を、それぞれ選択的に前記固さ調整欠部4に嵌合させて、使用者の身体状況や嗜好に応じた反発性に調整することができ、健常者は勿論、床ずれ対策を要する患者に対応した反発性に調整することができる。
これにより、ベッドB上において使用者にあった好適な体圧分散がもたらされ、寝姿勢の保持が図られる。
【0018】
また、前記敷物1と通常の布団7とをカバー部材6により被覆すれば、和室における布団7をその使用者の好みに応じた固さとすることができる(図4参照)。なお、軟質性素材は一体であり、また、調整素材は外れにくく安定性があり、使用者にあった好適な体圧分散がもたらされ、快適な寝心地を得ることができる。
【0019】
さらに、その敷物1に比較して硬質の素材で構成した下層部材8と、敷物1に比較して薄手且つ軟質の素材で構成した上層部材9との間に介在して、これら上層部材9と敷物1と下層部材8とをカバー部材6により被覆して使用することもできる(図5参照)。
その際、使用者が上層部材9に乗っても、下層部材8によって衝撃が吸収され、軟質性素材2は一体であり、また、調整素材5は外れにくく安定性のある前記敷物1によって体圧が好適に分散され、寝姿勢保持が図られる。
【0020】
なお、表地3には、伸縮性を有する布地を用いることにより、分割片2a〜2eを弛みなく保持することができ、また伸縮性と共に、撥水性、または防水性を有する布地を用いれば、表地3内に収容した軟質性素材2、調整素材5に、外部からの水分、汚れ等が侵入するのを遮断して、感染予防に寄与することができ、且つ清拭等、清掃も容易である。
【0021】
【発明の効果】
本発明によれば、
(1)使用者に応じて軟質性素材に形成した固さ調整欠部に、種々の反発性の調整素材を適宜、選択的に嵌合して、その使用者に対応した反発性に調整することができ、健常者から床ずれ対策を要する患者まで対応させることができる。
(2)使用者に応じて軟質性素材の固さ調整欠部に、種々の反発性の調整素材を適宜、選択的に嵌合して、その使用者に対応した反発性に調整することができ、ベッドのマットレス上に載置して、前記敷物とマットレスとをカバー部材により被覆して使用することができる。なお、軟質性素材は一体であり、安定性があり、ベッド上において使用者にあった好適な体圧分散がもたらされ、寝姿勢の保持が図られる。
(3)敷物をその使用者に対応した反発性に調整可能であるので、前記敷物と通常の布団とをカバー部材により被覆すれば、和室における布団をその使用者の好みに応じた固さとすることができる。
なお、軟質性素材は一体であることから安定した寝姿勢保持が可能であり、前記調整素材によって、使用者にあった好適な体圧分散がもたらされ、快適な寝心地を得ることができる。
(4)敷物をその使用者に対応した反発性に調整可能であるので、その敷物に比較して硬質の素材で構成した下層部材と、敷物に比較して薄手且つ軟質の素材で構成した上層部材との間に介在して、これら上層部材と敷物と下層部材とをカバー部材により被覆して使用することができる。
その際、使用者が上層部材に乗っても、下層部材によって衝撃が吸収され、軟質性素材は一体であることから安定した寝姿勢が確保され、前記敷物における調整素材によって体圧が好適に分散される。
(5)前記軟質性素材表面に軟質性素材幅方向に所定間隔ごとに形成した固さ調整欠部の開口溝部を介して、軟質性素材内部に拡張展開する調整溝部に、種々の反発性の調整素材を適宜、選択的に嵌合することで、簡単に使用者に対応した反発性に調整することができ、いっそう効果的な体圧分散、および寝姿勢の保持が図られる。軟質性素材は一体であり、また、前記調整素材は、簡単に固さ調整欠部から外れることはなく、安定した寝姿勢が確保される。
(6)表地内に収容した軟質性素材、および調整素材に外部からの水分、汚れ等が侵入するのを遮断して、感染予防に寄与することができ、且つ清拭等、清掃も容易である。
【0022】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる敷物装置の一例を示す、外観斜視図である。
【図2】図1に示す敷物装置の断面説明図である。
【図3】図1に示す敷物装置をベッド上におけるマットレスと組み合わせて使用した例を示す、側面説明図である。
【図4】図1に示す敷物装置を布団と組み合わせて使用した例を示す、側面説明図である。
【図5】図1に示す敷物装置を下層部材、上層部材間の中間層として使用した例を示す、側面説明図である。
【符号の説明】
1 敷物
2 軟質性素材
3 表地
4 固さ調整欠部
4a 開口溝部
4b 調整溝部
5 調整素材
5a 基部
5b 膨出部
6 カバー部材
7 布団
8 下層部材
9 上層部材
B ベッド
M マットレス
Claims (6)
- 軟質性素材で構成して、人体が仰臥可能な寸法として、表地に収容し、前記軟質性素材に散在させて固さ調整欠部を設ける一方、これら固さ調整欠部に選択的に嵌合すべき、種々の反発性の調整素材を備え、これら種々の反発性の調整素材を、それぞれ選択的に前記固さ調整欠部に嵌合させて、使用者の身体状況や嗜好に応じた反発性に調整可能としたことを特徴とする敷物装置。
- 軟質性素材で構成して、人体が仰臥可能な寸法として、表地に収容し、前記軟質性素材に散在させて固さ調整欠部を設ける一方、これら固さ調整欠部に選択的に嵌合すべき、種々の反発性の調整素材を備え、これら種々の反発性の調整素材を、それぞれ選択的に前記固さ調整欠部に嵌合させて、使用者の身体状況や嗜好に応じた反発性に調整可能とした敷物を、ベッド上のマットレス上に載置して、前記敷物とマットレスとをカバー部材により被覆することを特徴とする敷物装置。
- 軟質性素材で構成して、人体が仰臥可能な寸法として、表地に収容し、前記軟質性素材に散在させて固さ調整欠部を設ける一方、これら固さ調整欠部に選択的に嵌合すべき、種々の反発性の調整素材を備え、これら種々の反発性の調整素材を、それぞれ選択的に前記固さ調整欠部に嵌合させて、使用者の身体状況や嗜好に応じた反発性に調整可能とした敷物を、布団上に載置して、前記敷物と布団とをカバー部材により被覆することを特徴とする敷物装置。
- 軟質性素材で構成して、人体が仰臥可能な寸法として、表地に収容し、前記軟質性素材に散在させて固さ調整欠部を設ける一方、これら固さ調整欠部に選択的に嵌合すべき、種々の反発性の調整素材を備え、これら種々の反発性の調整素材を、それぞれ選択的に前記固さ調整欠部に嵌合させて、使用者の身体状況や嗜好に応じた反発性に調整可能とした敷物を、この敷物に比較して硬質の素材で構成した下層部材と、前記敷物に比較して薄手且つ軟質の素材で構成した上層部材との間に介在して、これら上層部材と敷物と下層部材とをカバー部材により被覆することを特徴とする敷物装置。
- 前記固さ調整欠部は、前記軟質性素材表面に軟質性素材幅方向に所定間隔ごとに形成した開口溝部と、この開口溝部に連通して前記軟質性素材内部に拡張展開する調整溝部とで構成したことを特徴とする請求項1ないし4記載のうち、いずれか1記載の敷物装置。
- 前記表地は、伸縮性を兼ね備えた防水性の布部材で構成したことを特徴とする請求項1、3ないし5記載のうち、いずれか1記載の敷物装置。
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