JP3224476B2 - トナーカートリッジの製造方法 - Google Patents
トナーカートリッジの製造方法Info
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Description
を形成する画像装置に現像剤を補給するためのトナーカ
ートリッジの製造方法に関する。
ンター等の画像形成装置は、一様に帯電させた感光体ド
ラムに選択的な露光をして潜像を形成し、その潜像を現
像剤で現像して現像像を形成し、該現像像を記録媒体に
転写して画像記録を行なう。このような装置にあって
は、現像剤がなくなる都度補給しなければならないが、
画像形成装置に現像剤を補給するためのトナーカートリ
ッジは、収納した現像剤を画像形成装置本体の現像剤受
入装置に一度に全量補給する、所謂補給型カートリッジ
と、画像形成装置本体にカートリッジ装着後、そのまま
該カートリッジを据え置き、現像剤を使いきるまで徐々
に現像装置に現像剤を補給する、所謂据え置き型カート
リッジとに大別される。
ため、カートリッジは据え置き型が使用される傾向にあ
り、特に円筒状のカートリッジを装着時に回転して該カ
ートリッジの長手方向にスリット状に形成した現像剤排
出口を下方よりむしろ横方向にし、現像剤撹拌部材によ
って現像剤を汲み上げるように構成したものがおおくな
ってきた(例えば、特開昭62−86382 号、特開昭62−17
0987号、実開昭63−62857 号、実開昭63−188665号)。
置のコンパクト化のために現像装置とトナーカートリッ
ジの配置上の自由度を増すと共に、現像剤を過不足なく
補給して現像装置内の現像剤量及び二成分現像剤の場合
にキャリア成分と現像剤成分の混合比を常に一定のレベ
ルに維持させるためである。
トリッジ内の撹拌部材として、ステンレスを略クランク
状に屈曲して回転可能とし、これによって現像剤を撹拌
輸送するものや、或いはトナーカートリッジ内に撹拌翼
を回転可能に設け、この回転によってトナーを送り出す
ようにしている(例えば、特開平 3−131881号)。
トナーカートリッジにおいては、略円筒部材の長手方向
端部内面またはフランジ部材端部外面のいずれかに接着
剤を塗付し、該略円筒と該フランジとを圧入し接合して
カートリッジを形成する方法がとられている。そのよう
なカートリッジにおいては、接合時に接着剤がフランジ
によってしごかれて押し出されることによる該略円筒内
の接着剤のはみ出しの発生、接着剤層の不均一により輸
送時の粉(トナー)漏れの発生、さらには高温高湿下及
び低温低湿下などの環境変化で接着強度が不安定になる
問題点があった。特に輸送時の粉(トナー)漏れや環境
変化による接着強度の不安定化はトナーカートリッジに
とって致命的な問題である。それらを改良するために、
はみ出し量は増える方向出あるが接着剤量を増やしてそ
れらの問題を改良してきているが今だ十分でないのが現
状である。
リッジは、一度にトナーを本体に補給する用途が主であ
ったため、接着剤のはみ出しの影響は少なかったが、こ
こ近年複写機等のコンパクト化に伴いトナーカートリッ
ジに攪拌機能を持たせる等の機能を付加する傾向になっ
てきている。
ートリッジに攪拌部材を回転可能に取付ける場合は、カ
ートリッジ内部(略円筒内部)に接着剤のはみ出しがあ
ると撹拌部材と円筒が接着してしまい、撹拌部材が回転
しないとかトルク上昇等の回転不良が生じたり、さらに
は撹拌部材が回転したときに接着剤のはみ出し部分を削
り、その削粉がトナー中に混入し画像不良を生じる問題
点があった。
トナーカートリッジの場合は、攪拌部材として接着剤の
はみ出し部に攪拌部材が接触しない様にカートリッジ端
部(内部)まで摺接させない形状の攪拌部材を使用し問
題点を改良してきたが、カートリッジ端部(内部)まで
摺接させない分トナーの排出能力が低下する問題点があ
った。
ッジ及び略円筒のトナーカートリッジの製造方法におけ
る前述の各種問題点を解決したトナーカートリッジ及び
トナーカートリッジの製造方法を提供することを目的と
する。
接合時においてカートリッジ内部の接着剤のはみ出しが
無く、また環境変化においても安定した接着強度有し、
且つ輸送時の粉(トナー)漏れの無いトナーカートリッ
ジの製造方法等を提供することを目的とする。本発明
は、カートリッジ端部に接触できる回転可能な攪拌部材
を装備でき、トナー排出能力の高いトナーカートリッジ
の製造方法等を提供することを目的とする。
発明により達成される。即ち、トナーを収容する略円筒
状のトナー補給容器と、前記トナー補給容器に設けられ
るトナー排出開口と、前記トナー補給容器の少なくとも
一端に設けられるフランジと、を有するトナーカートリ
ッジの製造方法において、前記トナー補給容器と前記フ
ランジとの接合部に形成される空間に対し、前記トナー
補給容器と前記フランジとの接合部に形成される空間を
V(cm3)、ホットメルト接着剤の24℃における密度をd
(g/cm3)、ホットメルト接着剤の塗付量をM(g)とした場
合、0.1V×d≦M≦0.8V×d(式中の数値は空間率)
の関係を満足する量のホットメルト接着剤を1〜70m/mi
nの塗布速度で塗付して前記トナー補給容器と前記フラ
ンジとを接合することを特徴とする。
の長手方向にフランジを接着する際に、前記トナー補給
容器と前記フランジとの接合部に形成される前記空間よ
り接着剤の流出を防止することにより円筒外部及び内部
のホットメルト接着剤のはみ出しが防げ、外観欠点を防
止できる。
する場合は、ホットメルト接着剤のはみ出し部と撹拌部
材との接着が防止できる。
部と撹拌部材との摺接により発生するホットメルト接着
剤の削粉のトナー中への混入も防げ、それに起因する画
像不良も防止できる。
ず第1実施例について説明し、次に他の実施例について
説明し、最後に実験結果を示す。
図面を参照して具体的に説明する。ここでは、説明の順
序として、トナーカートリッジを装着する現像装置を
用いる複写機の全体構成、トナーカートリッジの構
成、トナーカートリッジの現像装置への装着、トナ
ーカートリッジから現像装置へのトナー送り動作、ト
ナーカートリッジの現像装置からの脱着の順に説明す
る。
構成説明図であり、図2は現像装置の構成説明図であ
る。図1において、1は原稿読取装置であり、原稿台ガ
ラス1aに載置した原稿に対し、照明ランプ1bで光照
射すると共に、ランプ1b及び走査ミラー1cを走査
し、原稿からの反射光を前記ミラー1c及び反射ミラー
1d,1e,1f、更には合焦及び変倍機能を有するレ
ンズ1gを介して像担持体である感光体ドラム2へ照射
して静電潜像を形成する。
インモータ3によって画像形成動作に応じて図1の矢印
方向へ回転可能である。この感光体ドラム2の周囲には
帯電装置4、現像装置5、転写装置6及びクリーニング
装置7が配置してある。そして回転する感光体ドラム2
の表面を帯電装置4で一様に帯電すると共に、前記原稿
読取装置1からの露光によって静電潜像を形成し、現像
装置5で前記静電潜像にトナーを転移させてトナー像を
形成する。
をトナー送り部材5bによって固定磁石を内蔵した現像
スリーブ5cに送り出し、現像スリーブ5cを回転させ
ると共に、現像ブレード5dによって摩擦帯電電荷を付
与したトナー層を現像スリーブ5cの表面に形成し、そ
のトナーを前記潜像に応じて感光体ドラム2へ転移させ
ることによってトナー像を形成して可視像化するもので
ある。
る記録媒体9に、転写装置6の電圧印加によって転写す
る。この転写装置6は転写帯電器6aと分離帯電器6b
とを有しており、転写帯電器6aによってトナーと逆極
性の電圧を印加することにより、搬送された記録媒体9
にトナー像を転写し、転写後の記録媒体9に対して分離
帯電器6bで電圧印加して感光体ドラム2から分離す
る。
体ドラム2の表面に残留したトナーは、クリーニングブ
レード7aで掻き落とし、回収トナー溜め7bへ回収す
るクリーニング装置7によって除去する。
下カセット8a1,8a2が装着してあり、それぞれのカセ
ット8a1,8a2に収容した記録媒体9がピックアップロ
ーラ8b1,8b2によって一枚ずつレジストローラ対8c
へ供給可能となっている。前記カセット8a1,8a2又は
手差しトレイ8dから供給された記録媒体9は、前記感
光体ドラム2による画像形成動作と同期して回転するレ
ジストローラ対8cにより搬送され、転写装置6の位置
で前述したようにトナー像が転写される。
8eにより、駆動ローラ10a及びヒータを内蔵した加熱
押圧ローラ10bからなる定着装置10へ搬送し、この定着
手段10で熱及び圧力を印加して転写像を定着し、排出ロ
ーラ対8fによって装置外へ排出する。
ス1aの上部に原稿自動給送装置11が装着してあり、複
数枚の原稿を自動的に一枚毎に分離給送可能にしてい
る。尚、この原稿自動給送装置11の構成は、公知である
ために具体的な説明は省略する。
リッジCの構成について説明する。このトナーカートリ
ッジCは、図2及び図3に示すように、カートリッジ装
着手段となる現像装置5のカートリッジ装着部5eに装
着し、そのまま据え置いてトナーを使いきるまで徐々に
現像室5aへトナーを補給する、所謂据え置き型(ビル
トイン)のカートリッジである。
に示すように、トナー補給容器12、フランジ13,14、攪
拌部材15、キャップ16及び把手部材17からなる。以下、
各部材について順次説明し、続いて組立て方法について
説明し、更にトナー補給容器12とフランジ13,14の接着
構成についてする。
について説明すると、図4に示すように、これは円筒状
部材であり、その長手方向に延びるスリット状のトナー
排出開口12aを設け、円筒両端部には後述するフランジ
13,14の突起と嵌合して位置決めするための切欠12bが
設けてある。
は、約 160mm〜 400mmの範囲で設定するのが好ましく、
より好ましくは約 180mm〜 330mm、最も好ましくは約 2
00mm〜325mmに設定するのが望ましい。
と、現像室内に供給されたトナーが現像スリーブ5cの
長手方向端部に充分行きわたらず、白抜け等の画像不良
を発生させ易くなる。一方、円筒の内法長さが 400mmを
越える場合には、容器挿入方向の現像装置5の長さが大
きくなり、現像装置5をコンパクト化する上で好ましく
ない。もっとも、前記長さは画像を記録する記録媒体9
のサイズ(A3、A4、B4サイズ等)に応じて適宜変
更することが好ましい。
50mmの範囲に設定するのが好ましく、より好ましくは約
15mm〜35mm、最も好ましくは約25mm〜30mmに設定するの
が望ましい。
合には、容器内に装着される攪拌部材15がトナーをほぐ
す能力、容器内から現像室にトナーを搬出する能力が低
下するために好ましくない。また前記半径が50mmを越え
る場合には、容器内に装着された攪拌部材15のトナー攪
拌時の回転トルクが大きくなるために好ましくない。
15との関係上、円筒の内径精度及び真円度を高精度に出
すことが好ましい。そのために、容器12を構成する材質
としては熱可塑性樹脂が最も好適で、中でもアクリロニ
トリル・スチレン・ブタジエン共重合体(ABS)、ポ
リエステルは、精度が出し易く、且つ比較的安価であ
り、しかも落下衝撃にも強いことから特に好ましく、次
いで耐衝撃性ポリスチレン樹脂(HIPS)も好ましく
利用出来る。尚、熱可塑性樹脂以外には紙やアルミニウ
ム等も利用可能である。
ては、押出成型後にトナー排出開口12aと切欠12bとを
プレス加工によって形成するのが好適で、より好ましく
はコア冷却タイプと呼ばれる内部サイジングを行うこと
で内径精度及び真円度をより高くすることが可能であ
る。更に好ましい製造方法としては、射出成型を利用す
ることが挙げられ、押出成型よりも更に精度が向上し、
それにより円筒とフランジとの接合部に形成される空間
のバラツキが抑えられ、ホットメルト接着剤のはみ出し
に対しても有利になる。また、フィルム状シール部材の
ヒートシールやフランジ13,14のホットメルト接着等の
熱履歴によって変形することもない。
-64803号に記載の如く、どちらかのフランジと丸筒とを
一体的に成型すれば、部品点数及び組立て工程を減少出
来るので好ましく、射出圧力が 500〜1500kgf/cm2 (4
9.03 〜147.1MPa)、樹脂の充填時間は 0.005〜0.02秒
程度が好適である。
部材12cで封止される。このシール部材12cはトナーカ
ートリッジCを使用開始するときに、オペレータによっ
て剥離するものである。
トで、例えばポリエステル、ナイロン、ポリエチレン、
エチレン酢酸ビニル系接着層を積層してなり、厚さ約50
μm〜 200μm 程度、より好ましくは 100μm 〜 150μm
程度が好適である。シール部材12cは物流過程におけ
る温湿度変動、気圧変動、振動、落下衝撃等によっても
トナー漏れの発生を防止するに充分で、しかも引き剥が
し可能な強度でトナー補給容器12に固着する。この引き
剥がし強度は、シール部材12cを 180度折り返して長手
方向に引いた場合で、最大値が10kgf 以下、より好まし
くは6kgf 以下、最も好ましくは 4.5kgf 以下とするこ
とが望ましい。
しては、熱板溶着、インパルスシール、超音波溶着、高
周波溶着等が利用出来、特に熱板溶着が好ましい。
12aの長手方向の長さの2倍以上に設定してあり、前記
開口12aの周囲に固着されていない部分を 180度折り返
して引手とし、粘着剤、ホットメルト接着剤、両面テー
プ等の手段により、シール部材12cの固着部分、トナー
補給容器12、フランジ13、把手部材17のいずれかに軽く
固定する。
状のトナー補給容器12の両端部に取り付けるものであ
り、アクリロニトリル・スチレン・ブタジエン共重合体
(ABS)、ポリエステル、或いは耐衝撃性ポリスチレ
ン(HIPS)のような熱可塑性樹脂を射出成型して製
造する。このフランジ13,14は周面にそれぞれ2個の突
起13a1,13a2、14a1,14a2を有し、これらの突起13a1,
13a2、14a1,14a2を前述したトナー補給容器12の切欠12
bに嵌合して位置決めする。
するための充填口13bがあり、その充填口内部には十字
状のリブ13cが形成してあり、その中心には後述する攪
拌部材15を軸支するための軸孔13dが形成してある。
尚、前記充填口13bの口径は、トナー補給容器12の内径
の50%以上、より好ましくは60%以上に設定するのが望
ましい。これはトナー充填時間及び充填効率を向上させ
るためである。
入するための孔14bが形成してあると共に、この孔14b
の周囲には後述する攪拌部材15のギア部15a2の外周面を
支持するためのリング状鍔部14cが設けてある。そして
鍔部14cの一部にはギア部15a2に設けたリング状リブ15
a3を係止するための爪部14dが設けてある。
取り付けたトナー補給容器12の両端に嵌合して結合す
る。この結合方法としては、ホットメルト接着が簡便、
且つ充分な密閉性と接着強度が得られるために好まし
い。
1,13a2、14a1,14a2の高さやトナー排出開口12aとの
位置関係等については後述する。
に示すように、攪拌軸15aと、これに取り付けられる攪
拌翼15bとからなる。
字形状の棒状部材であり、軸方向一方端には前記フラン
ジ13の軸孔13dに嵌入する嵌入部15a1が形成してあり、
他方端には駆動系と連結するギア部15a2が形成してあ
る。このギア部15a2には外周面にリング状のリブ15a3が
設けてある。また軸胴部には数カ所に攪拌翼15bを取り
付けるためのカシメボス15a4が形成してある。
であり、このために攪拌軸15aの縦断面形状としては略
H字型、略L字型、略T字型等の反り難い形状にするの
が好ましいが、特に断面略H字型にするのが最も好まし
い。
部分の摺動性と耐クリープ性を考慮すると、ポリアセタ
ール(POM)が最も好ましい。また製造方法として
は、製法の容易性から射出成型が好ましく用いられる。
拌翼15bは、軸15aから少なくとも2方向以上へ張り出
した翼部を有するものであり、本実施例では2方向へ張
り出した可撓性の主翼部15b1と補助翼部15b2を有するも
のである。主翼部15b1は軸15aの略全長にわたって端面
を有し、且つ所々にスリット15b3を有する。そして前記
スリット15b3部分と連通して矩形状の孔部15b4を有して
いる。補助翼部15b2は前記スリット15b3に対応する位置
に端面を有する。
攪拌軸15aのカシメボス15a4が嵌入するカシメ孔部15b5
が複数設けてある。
適度な弾性と耐クリープ性のあるものが利用出来、例え
ばポリウレタンゴムのシートやゴム引き布でもよいが、
特に好ましいのはポリエステル(PET)のフィルムで
ある。そして厚さは約50μm〜 500μm 程度が好まし
く、特に好ましくは約 150μm 〜 300μm が好適であ
る。前記厚さが約50μm よりも薄いと弾性が弱くなって
トナー搬送力が低下し、約500μm よりも厚くなると、
弾性が強くなり過ぎて攪拌翼15bが容器12の内壁に摺擦
して回転するときに大きな回転トルクが必要となる。
尚、本実施例では厚さを 188μm で構成している。
うな材質をプレス加工で打ち抜いて製造するのが高精度
且つ安価であるために好ましい。
翼15bは、カシメボス15a4をカシメ孔部15b5に挿入し、
且つ熱カシメ、或いは超音波カシメによって両者を結合
して一体化する。この攪拌部材15をトナー補給容器12内
に挿入し、両端をフランジ13,14で支持して回転可能に
取り付ける。尚、この攪拌部材15の取り付け方法は後述
する。
明する。攪拌翼15bは攪拌軸15aから少なくとも2方向
以上の方向に張り出していることが好ましく、特に本実
施例のように2方向に張り出した翼部がそれぞれトナー
補給容器12の内壁に摺擦する接線の長さを異ならせるよ
うにするのが望ましい。即ち、一方の主翼部15b1は所々
にスリット15b3を設けているものの、攪拌翼15aの略全
長にわたっているので充分な復元力を持ち、高いトナー
搬送能力を有する。しかも、主翼部15b1に設けたスリッ
ト15b3と矩形孔部15b4のために回転トルクを上昇させる
こともない。更に前記スリット15b3と孔部15b4の位置に
対応した部分にのみ張り出した補助翼部15b2により、ト
ナー残量を極めて少なくすることが出来る。このように
することにより、例えば2方向に均等に張り出した翼部
の場合と比較すると、本実施例の形状にした攪拌翼15b
にあってはトナー搬送能力が高いにも拘わらず、回転ト
ルクはむしろ小さくなる。
の低減の観点から、主翼部15b1に設けるスリット15b3の
幅は約 0.5mm〜3mmであることが好ましい。またスリッ
ト相互間の間隔は約20mm〜60mm、より好ましくは 約30
mm〜55mmに、最も好ましくは約34mm〜52mmに設定するの
が望ましい。
記スリット相互間の間隔の約20%〜80%であることが好
ましい。また前記孔部15b4の攪拌軸15aに平行で、該軸
15aに近い方の辺が、略攪拌軸15aに接するように構成
するのが望ましい。
回転トルクを低減する観点から、前記補助翼部15b2の端
面の回転軸方向長さは、スリット15b3の幅よりも約5mm
〜15mm長くなるように設定することが好ましい。
の距離について説明する。これはトナー補給容器12aの
内法半径よりも若干長く、回転時に容器12aの内壁を軽
く摺擦しながら回転する。これにより、攪拌翼15b1,15
b2は軽く撓みながら回転し、トナー排出開口12aにおい
て攪拌翼15b1, 15b2の弾性で復元して突出したときに、
トナーを弾き飛ばすことによりトナー供給効果を高める
ものである。
部の先端までの距離は、トナー補給容器12の内法半径よ
りも約 0.5mm〜5mm、より好ましくは 1.0mm〜4mm、最
も好ましくは 1.5mm〜3mm程度長くなるように構成する
ことか望ましい。
分な復元が望めず、逆に3mmよりも長いとトナー搬送能
力が必要以上に大きくなるために、過剰のトナーを現像
室5aに送り込んでトナーの凝集を発生させるばかり
か、回転トルクも大きくなってしまうために好ましくな
い。
15aと攪拌翼15bとを個別に構成し、これをカシメによ
って一体化した例を示したが、好ましくは攪拌軸15aと
攪拌翼15bとを射出成型等によって一体的に構成するの
がよい。このようにすれば、部品点数や組立て工程を減
少することが出来るばかりか、回転軸中心から翼部先端
までの長さの精度を出す上でも有利である。
型機を利用するのが好ましく、軸部の肉厚部分と翼部の
肉薄部分を同時に精度よく成型するのに適している。こ
の一体射出成型の場合、射出圧力は約 500kgf/cm2 〜15
00kgf/cm2 、樹脂の充填時間は約 0.005秒〜0.02秒程度
が好適である。前記値で攪拌軸15aと攪拌翼15bとが一
体となった攪拌部材15を射出成型してみたが、攪拌翼15
bの部分に波打ち等の不都合は発生しなかった。
スト射出成型機を用いることが挙げられる。この場合は
攪拌軸15aを中空にすることが出来るので、攪拌軸15a
の真直度を出す上で非常に好都合であり、断面形状とし
ては中空の二方取りした円形が最も好ましい。この二方
取りは攪拌翼15bを取り付けるための座面とするためで
ある。
12にトナーを充填した後、フランジ13に設けた充填口13
bを閉塞するものであり、低密度ポリエチレン、高密度
ポリエチレン、ポリプロピレン等の材質(好ましくは低
密度ポリエチレン)によって底部を有する円筒状に形成
した部材からなる。
とにより、充填口13bを密閉し、トナー漏れを防止す
る。
すると、これはトナー補給容器12内にトナーを充填した
後、充填口13bを密閉したキャップ16を覆うと共に、ト
ナーカートリッジCを現像装置5に着脱するときの把手
となるものである。その構成は、図4及び把手部材の断
面説明図である図6に示すように、嵌合部17aと把手部
17b及びトナーカートリッジCの回転を阻止するための
ロック手段を構成する可動レバー17cを一体的に構成し
ている。この把手部材17の材質としては、ポリプロピレ
ン(PP)、或いはアクリロニトリル・スチレン・ブタ
ジエン共重合体(ABS)、又は耐衝撃性ポリスチレン
(HIPS)のような熱可塑性樹脂が利用出来るが、そ
の有する弾性力によって可動な可動部であるレバー17c
を有することから、特にポリプロピレンが好ましく用い
られる。
合する部分であり、筒状に形成されると共に、筒状端部
には前述したフランジ13の突起13a1,13a2と対応した位
置に切欠17a1が設けてあると共に、その内周面の数カ所
(本実施例では円周方向等間隔で3箇所)に係止爪17a2
が設けてある。この切欠17a1をフランジ13の突起13a1,
13a2に嵌合して位置決めすると共に、係止爪17a2をフラ
ンジ13の外周面に対応して設けた係止凹部13eにハメ殺
し状態に係止(所謂パッチン止め)することにより、把
手部材17をフランジ13に嵌合係止する。
限定はないが、4本程度が好ましい)のリブ17a3が設け
てある。このリブ先部における相互間の内径はキャップ
16の外径と略等しく、把手部材17をフランジ13に嵌合す
ると、前記リブ内径部分がキャップ16の外周面を押さえ
るようにしている。更に前記リブ17a3の所定位置には段
部17a4が設けてあり、この段部17a4は把手部材17をフラ
ンジ13に嵌合したときに、図6に示すように、キャップ
16の端部を押さえる位置にある。
合するとキャップ16が完全に隠蔽されると共に、リブ17
a3によって押さえられ、キャップ16が充填口13bから脱
落することが完全に防止される。
方法としては、前述したパッチン止めに限定する必要は
なく、ホットメルト接着や超音波溶着、圧入嵌合、粘着
テープ巻き付け等の種々の方法が可能である。しかし、
簡便性であることから前述したパッチン止めが特に好ま
しい。またパッチン止めの場合、前述したハメ殺し状態
の係止でなく、着脱可能にするようにしてもよい。
に切込みを入れ、嵌合部17aの弾性により上下動可能に
したものであり、所定位置にロック突起17c1を突設して
いる。このロック突起17c1は、後述するようにトナーカ
ートリッジCを現像装置5に回転して装着したときに、
現像装置5の所定位置に係止して画像形成時にトナーカ
ートリッジCの回転を阻止するものである。
述した各部材を組み付け、トナーカートリッジCを製造
する方法について説明する。
トナー補給容器12の開口12aにシート部材12cを取り付
けて前記開口12aを塞ぎ、このトナー補給容器12の両端
部内面にホットメルト接着剤を塗布する。そしてフラン
ジ13,14に設けた突起13a1,13a2、14a1,14a2をトナー
補給容器12の切欠12bに嵌合するように位置合わせし、
フランジ13,14をトナー補給容器12の両端部に嵌入接着
する。
攪拌部材15を、フランジ14の孔14bから差し込んで前記
トナー補給容器12内へ組み付けるわけであるが、攪拌翼
15bは可撓性を有する薄手のものであり、且つ主翼部15
b1の端部から補助翼部15b2の端部までの長さが前記孔14
bの径よりも大きいために、そのままでは差し込み難
い。
ジ14に治具18を取り付ける。この治具18は、大径孔から
小径孔へ連続した漏斗状の孔18aが穿孔してあり、この
漏斗孔18aの小径部はフランジ14の孔14bと同じ大きさ
に設定してある。そして治具18をフランジ14に取り付け
ると前記小径部と孔14bとが連通する。このため、攪拌
部材15を前記治具18の漏斗孔18aから挿入すると、翼部
15b1,15b2は漏斗孔18aの面に沿って撓み、かつ孔面に
ガイドされながらフランジ14の孔14bにスムーズに挿入
される。
器12内へ挿入し、攪拌部材15の挿入先端に設けた嵌入部
15a1をフランジ13の軸孔13dに嵌入する。このとき前記
嵌入を容易にするために、図7(b)に示すように、フ
ランジ13に治具19を取り付ける。前記治具19は、フラン
ジ13の充填口13bに嵌入し得る外径を有し、且つ充填口
13bに設けた十字リブ13cを避けられるように十字溝
(図示せず)が切ってある。そして治具19の挿入先端に
は漏斗状の穴19aが形成してあり、先端部は大径であ
り、徐々にその穴径が小さくなり、最小径部は軸孔13d
に連続するようになっている。このため、トナー補給容
器12のフランジ14側から挿入された攪拌部材先端の嵌入
部15a1は、前記漏斗穴19aにガイドされてスムーズに軸
孔13dに嵌入する。
した後、攪拌部材15を強く押し込むと、ギア部15a2に設
けたリング状リブ15a3(図4参照)がフランジ14の爪部
14dに係止して(所謂パッチン止め)回転軸方向に移動
不能となり、且つギア部15a2の外周がフランジ14のリン
グ状鍔部14c(図4参照)に支持されて回転半径方向に
移動不能となる。このため、攪拌部材15は両フランジ1
3,14に両端が支持され、ガタツクことなく回転可能と
なる。尚、この攪拌部材15の取り付けに際し、フランジ
14の孔14bと攪拌部材15のギア部15a2の間からトナーが
漏れるのを防止するために、前記間に後述するようにト
ナー漏れ防止シールを取り付けておくのが好ましい。
bからトナーを充填する。これは例えば図8に示すよう
に、現像ホッパー30を利用する等によってトナー(本実
施例では一成分磁性トナー)Tを充填することが出来
る。この現像ホッパー30は、漏斗状の本体30aの上部
に、トナーTを充填するための供給口30bが形成されて
おり、また下端部にはトナーカートリッジCの充填口13
bに適合するアダプタ30cが装着されている。更に本体
30aの内部には、回転自在のオーガ30dが配置され、こ
のオーガ30dの回転を適宜制御することによって、トナ
ーの充填速度を調整する。尚、本体30aの内面等にフッ
素処理を施す等して、摩擦係数を低減させるようにする
と、現像ホッパー30からトナーカートリッジCに対する
トナーの充填効率をよくすることが可能である。このよ
うにしてトナーTを充填した後、その充填口13bにキャ
ップ16を圧入して充填口13bを閉塞する。
材17の切欠17a1とを位置合わせし、把手部材17をの嵌合
部17aをフランジ13に圧入すると、嵌合部17aに設けた
係止爪17a2がフランジ13の係止凹部13eに係止して脱落
不能状態に固定される。これによって前述の如くキャッ
プ16が完全に隠蔽されると共に、リブ17a3によってキャ
ップ16が固定される(図6参照)。
0前述の如くして図3に示すような
トナーカートリッジCを組み立てることが出来る。
前述したトナーカートリッジCを製造するに当たり、ト
ナー補給容器とフランジ13,14とはホットメルト接着剤
により接着するが、次にその接着構成について説明す
る。
トナー補給容器12である円筒と前記フランジ13,14との
接合部に形成される空間に対して、条件0.1 V×d≦M
≦0.8 V×dが好ましく、より好ましくは、0.2 V×d
≦M≦0.7 V×dであり、さらに、より好ましくは、0.
2 V×d≦M≦0.6 V×dの関係をもつように構成して
いる。
給容器12と前記フランジ13,14との接合部に形成される
空間(cm3 )を示す。dはホットメルト接着剤の24℃に
おける密度(g/cm3 )を示す。Mはホットメルト接着剤
の塗付量(g)を示している。式中の数値(0.1 、0.2
、0.6 、0.7 及び0.8 )は空間率を示す。
>Mでは、前記トナー補給容器12の外部及び内部からの
ホットメルト接着剤のはみ出しは発生しないが、容器の
密閉性不良や容器を落下したときにフランジのはずれが
発生してしまうために好ましくない。また、ホットメル
ト接着剤の塗付量が0.8 V×d<Mでは、容器の密閉性
及び容器を落下したときのフランジのはずれは発生しな
いが、前記円筒内部でのホットメルト接着剤のはみ出し
が発生してしまうので好ましくない。
系(エチレンー酢酸ビニル共重合)、オレフィン系(低
分子量ポリプロピレン、低分子量ポリエチレン、アタク
チックポリプロピレン)、ゴム系(スチレンーイソプレ
ンブロック共重合、スチレンー水素添加ブタジエン共重
合)、ポリアミド系、ポリエステル系を使用できる。
は、1Pa・s 〜10Pa・s (1000cP〜10000cP )の範囲、
さらに好ましくは1.5 Pa・s 〜8Pa・s (1500cP〜8000
cP)の範囲を使用できる。
・s (1000cP)より低い場合は、前記トナー補給容器12
にホットメルト接着剤を塗付時にホットメルト剤のダレ
が生じ、塗付層を均一に形成できないないので好ましく
ない。また、前記ホットメルト接着剤の塗付粘度が10Pa
・s (10000cP )より高い場合は、前記ホットメルト接
着剤塗工機での塗付ができない、または塗付できたとし
ても均一な塗付ができず、また、糸ヒキの発生があるの
で好ましくない。
は、ホットメルト接着剤の分解温度(熱安定性)と前記
トナー補給容器12及び前記フランジ13,14の材質の耐熱
温度を満足し、且つ前述のホットメルト接着剤の塗付粘
度範囲1Pa・s 〜10Pa・s (1000cP〜10000cP )になる
ような温度を使用することが好ましい。前記ホットメル
ト接着剤塗工機におけるホットメルト接着剤の塗付速度
は、1〜70m/min の範囲で使用することが好ましく、さ
らに好ましくは2〜30m/min である。
ットメルト接着剤のオープンタイムの影響を受け、前記
円筒内周においてホットメルト接着剤の塗り始め部分と
塗り終わり部分での接着強度が異なる現象(接着強度の
不均一化)が発生し、フランジ13,14の引き抜き強度の
低下や、容器の密閉性が得られなくなるため好ましくな
い。また、塗付速度が70m/min より速い場合には、ホッ
トメルト接着剤の塗付量のバラツキが大きくなるので好
ましくない。
合は、ホットメルト接着剤のオープンタイムの影響も受
けにくく、またホットメルト接着剤の塗付量のバラツキ
も少なくなるので好ましい。
ルトアプリケター)としては、溶融方式としてタンク
式、定量加熱溶融方式及び移動ヘッド式を用いることが
できる。タンク式の場合は、直接加熱式、間接加熱式、
オイル式、熱風式、赤外線加熱式を用いることができ、
定量加熱方式の場合は、加熱ホイル式及びエクストルー
ジョン式を用いることができる。ホットメルト接着剤形
状の制約が少ない点では、タンク式の方が好ましい。ま
た、前記ホットメルト接着剤塗工機の塗付機構として
は、ノズルタイプのものが好ましく用いられる。
には、ノズル内径(穴径)を0.02mm〜1mmの範囲にする
ことが好ましい。さらに、前記ホットメルト塗工機の塗
付ノズルは、所定量のホットメルト接着剤を精度良く塗
布することができれば一個のノズルに限定されるもので
はなく、複数のノズルを用いてもかまわない。
ば、図9(a)に示すようなストレートタイプ、(b)
に示すようなテーパータイプ、(c)に示すようなスト
レート+テーパータイプを用いることができる。さら
に、前記フランジ13,14に関しては、図10のように溝40
やリブ41の何れか一方、または両方を組み合わせて使用
してもかまわない。また、溝40及びリブ41の形状、或い
は数については、ホットメルト接着剤の粘度、塗付量、
接着力により適宜選択すればよく、さらに、リブ及び溝
の数についても、ホットメルト接着剤の粘度、塗付量、
接着力により適宜に選択すれば良い。
の塗付範囲(位置)について説明する。尚、図9におい
て、Lはフランジ反挿入側長さ、L1 はフランジ13,14
のストレート部の長さ、L2 はフランジ13,14のテーパ
ー部の長さ、d1 はトナー補給容器12の内法直径、d2
はフランジ13,14の最小内法直径、d3 はフランジ13,
14の最大内法直径を示す。また,図9における網目部分
はトナー補給容器12とフランジ13,14の接着部に形成さ
れる空間を示す。
イプのフランジ13,14の場合、ホットメルト接着剤の塗
付範囲(位置)としては、フランジ13,14の内法長さL
1 に対して14%〜86%が好ましく、20%〜86%に、さら
に、より好ましくは40%〜86%に設定することが望まし
い。
0%〜14%の場合は、特にトナー補給容器12にフランジ
13,14を挿入する際にホットメルト接着剤が、せん断力
を受けながら広範囲に引き伸ばされ、容器の密閉性に必
要なシール層ともいえる均一な接着層を形成し難くな
る。加えてトナー補給容器12にフランジ13,14を挿入す
る際にホットメルト接着剤が円筒外部にはみ出したりす
るので好ましくない。また、ホットメルト接着剤の塗付
範囲(位置)が86%〜100 %の場合は、容器の密閉性に
必要なシール層ともいえる均一な接着層を形成しやすい
が接着面積を稼げないので容器落下時にフランジ外れが
発生したり、さらに円筒内部でのホットメルト接着剤の
はみ出し等が発生するので好ましくない。
においては、フランジ13,14の内法長さL1 の40%より
円筒内部側(100 %)にホットメルト接着剤を塗付した
ほうが、ホットメルト接着剤の受けるせん断力の影響も
小さく、容器の密閉性に必要なシール層ともいえる均一
な接着層を形成しやすい。従って、ホットメルト接着剤
の塗付範囲(位置)としては、フランジ13,14の内法長
さL1 の40%〜86%の範囲にすることが、トナー補給容
器12とフランジ間の十分な接着強度も得られ、且つ容器
の密閉性に必要なシール層ともいえる均一な接着層を形
成する上で特に好ましい(図9参照)。
フランジ13,14の場合、ホットメルト接着剤の塗付範囲
(位置)としては、フランジ13,14の内法長さL2 に対
して14%〜86%が好ましく、より好ましくは14%〜80%
に、さらにより好ましくは14%〜60%にすること望まし
い。
0%〜14%の場合は、トナー補給容器12にフランジ13,
14を挿入する際にホットメルト接着剤が円筒外部にはみ
出したりするので好ましくない。また、ホットメルト接
着剤の塗付範囲(位置)が86%〜100 %の場合は容器の
密閉性に必要なシール層ともいえる均一な接着層を形成
しやすいが接着面積を稼げないので容器落下時にフラン
ジ外れが発生したり、さらに円筒内部でのホットメルト
接着剤のはみ出し等が発生するので好ましくない。
円筒端部側から円筒奥側に行くに従い、トナー補給容器
12とフランジ13,14のクリアランスが拡がる。そのため
テーパーフランジにおいては、フランジ13,14の内法長
さL2 の60%より円筒端部側(0%)にホットメルト接
着剤を塗付したほうが、容器の密閉性に必要なシール層
ともいえる均一な接着層を形成しやすい。
(位置)としては、フランジ13,14の内法長さL2 の14
%〜60%の範囲にすることが、トナー補給容器12とフラ
ンジ13,14間の十分な接着強度も得られ、且つ容器の密
閉性に必要なシール層ともいえる均一な接着層を形成す
る上で特に好ましい。この時、ホットメルト接着剤の塗
付範囲(位置)は、円筒端部側を0%とし円筒内部側を
100 %と定義する(図9参照)。
パータイプのフランジ13,14の場合、ホットメルト接着
剤の塗付範囲(位置)としては、ストレート部からテー
パー部に変曲する位置を基準にフランジ13,14の内法長
さL1 に対して−73%からフランジ13,14の内法長さL
2 に対して+73%の範囲が好ましく、より好ましくはス
トレート部からテーパー部に変曲する位置を基準にフラ
ンジ13,14の内法長さL1 に対して−67%からフランジ
13,14の内法長さL2 に対して+67%の範囲に、さらに
より好ましくはストレート部からテーパー部に変曲する
位置を基準にフランジ13,14の内法長さL1 に対して−
60%からフランジ13,14の内法長さL2に対して+60%
の範囲にすることが望ましい(図9参照)。
が、ストレート部からテーパー部に変曲する位置を基準
にフランジ13,14の内法長さL1 に対して−100 %から
−73%の場合は、トナー補給容器12にフランジ13,14を
挿入する際にホットメルト接着剤が、せん断力を受けな
がら広範囲に引き伸ばされ、容器の密閉性に必要なシー
ル層ともいえる均一な接着層を形成し難くなる。加えて
トナー補給容器12にフランジ13,14を挿入する際にホッ
トメルト接着剤が円筒外部にはみ出したりするので好ま
しくない。
置)が、ストレート部からテーパー部に変曲する位置を
基準にフランジ13,14の内法長さL2 に対して+73%か
ら+100 %の場合は、容器の密閉性に必要なシール層と
もいえる均一な接着層を形成しやすいが接着面積を稼げ
ないので容器落下時にフランジ外れが発生したり、さら
に円筒内部でのホットメルト接着剤のはみ出し等が発生
するので好ましくない。
トレートタイプとテーパータイプの組み合わされたもの
であり、ストレート部からテーパー部に変化する付近に
ホットメルト接着剤を塗布することが容器の密閉性に必
要なシール層ともいえる均一な接着層を形成しやすい。
従って、ホットメルト接着剤の塗付範囲(位置)として
は、ストレート部からテーパー部に変曲する位置を基準
にフランジ13,14の内法長さL1 に対して−60%からフ
ランジ13,14の内法長さL2 に対して+60%の範囲にす
ることが、トナー補給容器12とフランジ13,14間の十分
な接着強度も得られ、且つ容器の密閉性に必要なシール
層ともいえる均一な接着層を形成する上で特に好ましい
(図9参照)。
着〕前述したトナーカートリッジCは、図11に示すよう
に、現像装置5にのカートリッジ装着部5eに挿入して
装着する。即ち、現像装置5は、図2に示すように、現
像室5a側にトナーカートリッジCを装着するカートリ
ッジ装着部5eを有しており、この装着部5eと現像室
5aとを開口部5fを介して連通している。そして前記
連通部分には開口部5fを開閉可能なシャッタ部材20を
設けている。このシャッタ部材20はトナーカートリッジ
Cの着脱に伴って回動する。
カートリッジCの装着手順について説明する。
カートリッジCを装着部5eに装着していないときは、
図12(a)に示すように、開口部5fを閉鎖して現像室
5aから装着部5e側へトナーが逆流しないようにす
る。尚、この閉鎖状態にあっては、シャッタ部材20はカ
ートリッジ装着部5eの内天面に取り付けたバネ部材29
によって押さえされ、ずり落ちが防止されている。
装着したときは、シャッタ部材20が回転し、図12(b)
に示すように、開口部5fを開放してトナーカートリッ
ジCから現像室5aへトナーを補給可能にするものであ
る。
に、トナー補給容器12の周面形状に沿った半円筒面の一
部に開口20aを有している。そして開口20aの形状及び
大きさは、トナー補給容器12のトナー排出開口12aと略
同一又はシャッタ部材20の開口20aの方が若干大きい。
このシャッタ部材20はSUS等の板金を打ち抜き、曲げ
加工したものが好ましく用いられ、開口20aの内周囲に
はトナー漏れを防止するためにシール部材20bを取り付
けている(図12参照)。このシール部材20bは弾性体で
あることが好ましく、ポリエステルシートやポリウレタ
ンの発泡体等がより好ましく用いられる。
すると、前記シール部材20bがトナーカートリッジCの
外側面に当接してシャッタ部材20とトナーカートリッジ
Cの間からトナーが漏れるのを防止する。また図12に示
すように、現像室5aの開口5f周囲とシャッタ部材20
との間にも前記と同様なシール部材21を設け、両者間か
らのトナー漏れを防止している。
ペレータが前述したトナーカートリッジCを現像装置5
へ装着する手順について説明する。まずトナーカートリ
ッジCを装着する概略手順を図14を参照して説明する
と、装着する場合には複写機のサイドカバー22を開け
(図14(a))、使用済みトナーカートリッジCを抜き
取った後、現像装置5のカートリッジ装着部5eに新し
いトナーカートリッジCのトナー排出開口12aが上方を
向くようにして挿入する(図14(b))。次に前記トナ
ー排出開口12aを塞いでいるシール部材12cを引き抜い
た後(図14(c))、トナー排出開口12aの位置が現像
装置5の開口部5fと一致するように、トナーカートリ
ッジCを略90度回転してセットする(図14(d)。この
ときトナーカートリッジCは、後述するように攪拌部材
15の回転につれ回りしないようにロックされる。そして
前記サイドカバー22を閉じてトナーカートリッジCの装
着を完了する(図14(e))。
には、可動レバー17cを操作して前記ロックを解除し
(図14(f))、前記装着する場合と逆に操作して現像
装置5から取り外すことが出来る。
カートリッジCを現像装置5へ装着するときの、各部の
作用について説明する。
部5eに挿入する場合、装着部5eの挿入側端部には、
図15(a)(b)に示すように、フランジ14に設けた突
起14a1,14a2と対応する位置に2個の溝23a,23cが設
けてあり、両者が一致しないとトナーカートリッジCを
挿入出来ないようになっている。フランジ13にも突起13
a1,13a2が設けてあるが、その角度位置は突起14a1,14
a2に合わせ、且つ対応する突起13a1,13a2をそれぞれ同
一形状か、または突起13a1,13a2を小さくしてあるため
に、フランジ突起13a1,13a2も前記溝23a,23bに自動
的に挿入可能である。尚、前記溝23aとフランジ突起14
a1の形状を、トナーカートリッジCの種類(トナーの種
類等により使用する現像装置が異なる)毎に変えておく
ことにより、種類の異なるトナーカートリッジCを誤っ
て装着してしまうことを防止することが出来る。
さを違えてあり、且つ 180度反対の位置に来ないように
配設してあるので、トナーカートリッジCの挿入角度は
一義的に決定される。そしてトナーカートリッジCの挿
入時にはトナー排出開口12aが略上方を向くように構成
している。これは、トナーカートリッジCの着脱時にト
ナーが飛散するのを防止するためで、特に使用済みトナ
ーカートリッジCを引き出した際に、内部に残留した微
量のトナーがこぼれて飛散しないようにするためであ
る。
ッジ装着部5eの内面には、カートリッジ挿入方向に平
行なガイドレール24が設けてあり、フランジ突起14a1は
これに沿って挿入されていく。従って、オペレータがト
ナーカートリッジCを所定位置まで挿入しきらないと、
トナーカートリッジCを装着方向(図15(b)の矢印方
向)に回転させることは出来ない。このガイドレール24
は、図15(a)に示すように、カートリッジ装着部5e
の挿入前部及び奥部において途切れており、トナーカー
トリッジCを所定位置まで挿入しきると、フランジ突起
14a1が前記ガイドレール24から外れると共に、フランジ
13の突起13a2が溝23bから外れ、トナーカートリッジC
を装着方向に回転させることが出来るようになる。
ジ挿入側縁部には、図15(a)に示すように、鍔部25が
設けてある。そしてオペレータが前記のようにしてトナ
ーカートリッジCをカートリッジ装着部5eに挿入しき
ると、図16(a)示すように、可動レバー17cが弾性変
形してロック突起17c1が前記鍔部25を乗り越える。これ
により、オペレータがシール部材12cの端部12c1を掴ん
でトナー排出開口12aを覆っているシール部材12cを引
き抜くときでも、前記のようにロック突起17c1が鍔部25
に係止するために、トナーカートリッジCがシール部材
12cの引き抜きに連れてカートリッジ装着部5eから引
き抜かれてしまうことはない。
終えると、図13に示すように、シャッタ部材20とはトナ
ー排出開口12aとシャッタ開口20aとが連通した状態と
なり、しかもフランジ突起13a1,13a2、14a1,14a2がそ
れぞれシャッタ部材20の4隅を挟み込むようにしてシャ
ッタ部材20の両端部と係合する。これにより、トナーカ
ートリッジCの回転によってシャッタ部材20が一体的に
回転可能となる。
12cを引き剥がすが、トナーカートリッジCは完全にカ
ートリッジ装着部5e内に収まっているために、トナー
が飛散したり、こぼれ出てくることはない。特に従来ト
ナーカートリッジ内でのトナーの長手方向における偏り
を解消するために、トナーカートリッジを振るというこ
とが一般的に行われているが、このようにトナー補給容
器12内のトナーが充分に空気を含んで容器内のトナー嵩
密度が低下し、流動性が高いトナーカートリッジにあっ
ては、本実施例のように構成するとトナー飛散防止の効
果が顕著である。
引き剥がしてトナーカートリッジCを開封したら、次に
トナーカートリッジCを回転し、トナー排出開口12aを
所定の向きにする。本実施例では現像装置5の開口5f
がトナーカートリッジCの略真横にあるため、トナー排
出開口12aは略水平方向を向かせる。前述したように、
トナーカートリッジCのフランジ突起13a1,13a2、14a
1,14a2によってシャッタ部材20を挟み込むように係合
しているために、トナーカートリッジCの把手部17bを
持って回転させるとシャッタ部材20が従動して一体的に
回転する。このときトナーカートリッジCの外面とシャ
ッタ部材20の間、及び現像室5aとシャッタ部材20の間
はシール部材20b,21によって密着性が保持されてい
る。
いるときは、図15(a)に示すように、フランジ13の突
起13a2がカートリッジ装着部5eに設けた段部26に係止
しているために、回転途中でトナーカートリッジCを引
き抜こうとしても、前記突起13a2が段部26に規制されて
引き抜くことは出来ない。
ッジCのフランジ突起と、トナー排出開口12aとの関係
について説明する。まずフランジ突起はトナー排出開口
12aの長手方向延長線上から外れた位置にあれば、少な
くともフランジ13,14のどちらか一方のみに設けてある
場合でもシャッタ部材20を回転させることは可能であ
る。しかし、シャッタ部材20の開閉に伴う作用力をシャ
ッタ部材20及びトナーカートリッジCの回転軸方向両端
部に略均等に分散することでトナーカートリッジCの変
形を少なくし、シャッタ部材20の開閉の移動をよりスム
ーズにするには、前記フランジ突起がトナーカートリッ
ジCの回転軸方向両端に少なくとも1つずつ設けてある
方が好ましく、更には本実施例のようにトナーカートリ
ッジCの軸方向両端部にトナー排出開口12aの延長線を
挟むようにして対向する位置に開操作用と閉操作用それ
ぞれ2つの突起13a1,13a2、14a1,14a2を設けているの
がより好ましい。
トナー補給容器12上に該容器12と一体的に成型若しくは
別部材として溶着、接着等してもよいが、強度的、コス
ト的な観点からすれば、本実施例のようにトナー補給容
器12の軸方向両端に取り付けるフランジ13,14に一体的
に成型してある方がより好ましい。
のトナー排出開口12a側の端部は、シャッタ部材20の開
閉動作時に、該シャッタ部材20と係合する部位であり、
シャッタ開閉の作用力が最もかかるところである。その
ため、その係合面にかかる作用力の分力が、トナー補給
容器12の筒の中心線から離れる方向に作用する分力及び
筒の中心に向かって作用する分力は、可能な限り小さい
ことが好ましい。そのために、前記フランジ突起13a1,
13a2、14a1,14a2のトナー排出開口12a側の側端は、該
部分の円筒の外周面接線に対して略垂直であることが好
ましい。
は、シャッタ部材20と確実に係合し、シャッタ部材20を
開閉させるため、トナー補給容器12の外周面よりも約2
mm〜10mmの範囲で突出していることが好ましく、4mm〜
6mmであればより好ましい。この突出量が2mmよりも小
さいと、係合部のかかり量が少なく、シャッタ部材20の
開閉時にシャッタ部材20の係合部が突起13a1,13a2,14
a1,14a2に乗り上げ作動不良を起こし易くなる。逆に前
記突出量が10mmよりも大きいと、現像装置5のカートリ
ッジ装着部5eのコンパクト化の妨げとなって好ましく
ない。
aを挟んで対向して設けられた突起13a1,13a2(第1の
突起)及び14a1,14a2(第2の突起)との筒周方向の位
置関係は、図17に示すように、トナー補給容器12の円筒
中心とトナー排出開口12aの長手方向の中心c1とを結ん
だ直線と、円筒中心とシャッタ部材開操作用の突起13a
1,14a1のトナー排出開口側の側端とを結んだ直線との
なす角度をθ1 、トナー補給容器12の円筒中心とトナー
排出開口12aの長手方向の中心c1とを結んだ直線と、円
筒中心とシャッタ部材閉操作用の突起13a2,14a2のトナ
ー排出開口側の側端とを結んだ直線とのなす角度をθ2
とした場合、角度θ1 は約20度〜90度の範囲に、より好
ましくは約30度〜50度、最も好ましくは約40度〜50度に
設定するのが望ましい。また前記角度θ2 は約70度〜 1
60度の範囲に、より好ましくは約 105度〜 130度、最も
好ましくは約 110度〜 120度に設定するのが望ましい
(尚、本実施例では前記角度θ1 を45±1度、θ2 を 1
15±1度に設定している)。
さいと、剛性の弱いトナー補給容器12のトナー排出開口
12aに突起13a1,13a2、14a1,14a2が近くなるため、シ
ャッタ部材20の開閉動作中にトナー排出開口12aの変形
が生じ易くなると共に、シャッタ開口20aの周囲に付設
するシール部材20bを設けるスペースが得られなくなっ
てしまうので好ましくない。また前記角度θ1 が90度、
θ2 が 160度よりも大きいと、シャッタ部材20の周方向
長さが必然的に長くなり、シャッタ部材20の開閉に伴う
操作力が不要に大きくなってしまうために好ましくな
い。
ー補給容器12の長手方向両端にそれぞれ一対のシャッタ
部材開操作用の突起13a1,14a1及びシャッタ部材閉操作
用の突起13a2,14a2を設けたが、前記突起をトナー補給
容器12の長手方向一方端にのみ設けた場合は、前記場合
と同様の理由により、トナー排出開口12aを挟んで対向
した突起の位置は、円筒の中心とトナー排出開口12aの
長手方向の中心とを結んだ直線と、円筒の中心と前記突
起のトナー排出開口12a側の側端とを結んだ直線とのな
す角度が約20度〜 160度の範囲に設定することが望まし
い。
トナーカートリッジCを、装着方向に回転すると、前記
のようにシャッタ閉操作用のフランジ突起13a1,14a1が
シャッタ部材20に係止してカートリッジCとシャッタ部
材20とが一体的に回転する。この回転は、図15(a)に
示すように、フランジ突起13a2,14a2がカートリッジ装
着部5eに設けた段部27に突き当たった時点で規制され
る。このときトナー補給容器12及びシャッタ部材20の開
口12a,20aは略水平方向を向き、現像装置5の開口部
5fと連通する(図12(b)参照)。
位置まで回転すると、図16(b),(c)に示すよう
に、可動レバー17cが弾性変形し、ロック突起17c1がカ
ートリッジ装着部5eに設けた鍔部25の端部25aを乗り
越えて該端部に自動的に係止してロックする。これによ
り、トナーカートリッジCを図16(b)において時計回
り方向に回転しようとしても、前記ロック突起17c1が鍔
部端部に係止しているために、回転が規制される。
ッジCを装着方向に回転したときに前記端部25aを乗り
越え易いように、前記回転方向へ傾斜した傾斜面17c2が
形成してある。このために可動レバー17cを押さえなく
ても、トナーカートリッジCを装着方向に回転させ、ロ
ック突起17c1が鍔部端部25aに当接すると前記傾斜面17
c2に沿って可動レバー17cが弾性変形し、ロック突起17
c1が端部25aを乗り越える。そして乗り越えた時点で可
動レバー17cが弾性復帰して自動的に係止する。このと
きのクリック感により、オペレータはトナーカートリッ
ジCが確実にロックされたことを知ることが出来る。
図15(a)に示すように、攪拌部材15のギア部15a2が装
置本体側の駆動ギア28と連結し、駆動回転可能となる。
カートリッジCを現像装置5に装着して画像形成を行う
が、次に画像形成時におけるトナーカートリッジC内の
トナー送り動作について説明する。
され、該部材15が図12(b)の時計回り方向に、例えば
10.2rpm の速度で回転する。これによってトナー補給容
器12内のトナーは、攪拌翼15bによって充分に攪拌、均
一化され、且つ適度に帯電を付与されながらトナー排出
開口12a、シャッタ開口20a、現像装置開口部5fを通
って現像装置5の現像室5aに送られる。このときトナ
ー排出開口12aが略水平方向を向いているために、一度
に大量の未攪拌、未帯電のトナーが現像装置5へ殺到す
るようなことはない。そして現像が進行していくと、ト
ナー補給容器12内のトナーは減少していくが、攪拌部材
15によるトナー送り出し力が充分であるために、現像装
置5の現像室5a内のトナーは常に一定量に保たれる。
も攪拌翼15bの回転半径がトナー補給容器の筒半径より
も若干長く、翼先端がトナー排出開口12aから僅かに外
へ飛び出すように構成されているためである。即ち、攪
拌翼15bは容器12の内壁に摺擦しながら回転していると
きに撓んで付勢された状態だったものが、トナー排出開
口12aにさしかかると、攪拌翼15bの弾性で復元する際
に、トナーを跳ね飛ばすようにしてトナーを現像装置5
へ送り込むためである。
容器12内にトナー量が多いときは、多量のトナーが抵抗
となるために顕著ではなく、過剰のトナーを現像装置5
へ送り込んでトナーの凝集と、これに起因する画像不良
の発生を防止する。しかも、攪拌翼15bが撓むので、回
転トルクの上昇が防止される。一方、トナー補給容器12
内のトナー量が少なくなるに従って、攪拌翼15bの復元
動作がスムーズに行われるようになり、高いトナー送り
込み力が発揮される。
は殆ど残ることなく現像装置5へ送り込むことが出来
る。また前記攪拌翼15bが容器内壁に摺擦するために、
トナーの粗粒発生が防止される。
給容器12の内壁に摺擦しながら回転するために、攪拌部
材15の回転にトナーカートリッジCがつれ回りすること
が考えられるが、本実施例にあっては前述したように、
ロック突起17c1がカートリッジ装着部5eの鍔部25に係
止しているために(図16(b),(c)参照)、トナー
カートリッジCがつれ回りすることなく、トナー排出開
口12aの位置(特に下側縁の角度位置)が常に安定的に
保証され、トナー供給量及び画像品質の安定化が保証さ
れる。
状態において、トナー排出開口12aの下側縁がトナー補
給容器12の円筒軸線に対して水平方向を0度とした場
合、±10度の角度範囲に、より好ましくは±5度の角度
範囲にあるように設定するのが好ましい。本実施例では
前記角度が− 3.6度となるように設定している。
着〕次に前記トナーカートリッジCを現像装置5から取
り外す場合には、図16(b),(c)に示す状態から、
オペレータが把手部材17に設けた可動レバー17cを把手
部17b側へ押し下げ、ロック突起17c1と鍔部25の端部25
aとの係止状態を解除しながらトナーカートリッジCを
時計回り方向に回転し(シャッタ部材20も一体的に回転
する)、トナー排出開口12aが上向きの状態に戻した
後、トナーカートリッジCをカートリッジ装着部5eか
ら引き抜く。このとき、トナーカートリッジCの装着時
と逆に、トナー排出開口12aが上向きになるまで回転さ
せないと、トナーカートリッジCを引き抜けないように
なっている。
脱着のすべての過程を通じ、トナー補給容器12aの外面
とシャッタ部材20とは密着した状態にあり、シール性が
維持される。従って、現像装置5から取り外した使用済
みトナーカートリッジCの外面にトナーの付着はなく、
オペレータが手や衣服をトナーで汚すことなく、使用済
みのトナーカートリッジCを処分することが出来る。更
に、前述したように、攪拌部材15の高いトナー送り込み
力により、使用済みカートリッジC中に残留したトナー
の量も極めて少ないために、使用済みカートリッジCを
処分する過程においても、トナーがこぼれたり、飛散し
たりすることがない。
明する。尚、図面を参照して説明する場合に、前述した
第1実施例と同一機能を有する部分は同一符号を付して
説明を援用する。
実施例で説明したトナーカートリッジCの各部の他の実
施例について、攪拌部材、トナー補給容器、把手
部材の順に説明する。
の他例を図18に示す。この図18に示す実施例にあって
は、主翼部15b1及び補助翼部15b2が途中から攪拌部材15
の回転方向に対して下流側へ屈曲している。この形状の
場合、翼部の先端側の部分がトナーに対して斜めに向か
っていくので、攪拌部材15の回転トルクをより低くする
効果がある。
先端がトナー排出開口12aにさしかかり、翼部の弾性が
開放されてトナーを跳ね飛ばす際に、トナーを水平方向
に送り込む力の成分が増加し、トナーをトナー補給容器
12の底部よりトナー排出開口12aまで汲み上げるのみな
らず、トナー排出開口12aから現像装置5へと送り込む
力が増強される。
5eとが略水平に並んでいるコンパクトな現像装置にお
いては、攪拌翼15bを前記の如く構成するのが有効であ
る。また前記のように、攪拌翼15bを途中で屈曲させる
と、攪拌翼先端とトナー補給容器12の内壁面との接触角
が、前述した第1実施例の場合と比較して小さくなるた
めに、トナーの粗粒もより発生し難くなる。
ら屈曲する場合、前述したトナー送り込み力の増加及び
回転トルクの減少の観点から、その屈曲角度は約0度〜
90度に、より好ましくは約20度〜90度に、最も好ましく
は約40度〜90度に設定するのが望ましい。また前記屈曲
した翼部の屈曲部が、翼部の回転径方向全長の回転軸か
ら約50%〜95%、より好ましくは約60%〜90%、最も好
ましくは約70%〜80%の位置となるように構成するのが
望ましい。
てもよい。この図19に示す実施例にあっては、主翼部15
b1に設けた孔部15b4の間に、複数のトナー通過用窓15b6
を設けたものである。このように構成すると、画像形成
時に攪拌部材15が回転すると、トナー補給容器12内のト
ナーは主翼部15b1の孔15b4のみならず、トナー通過用窓
15b6からもトナーが通過するようになり、攪拌部材15の
回転トルクが低下するようになる。更に前記窓15b6を適
当な大きさにすることにより主翼部15b1の腰の強さを調
整し、トナーを適当な強さで排出開口12aから弾き飛ば
すことが出来るようになる。
ー補給容器12の他の実施例について説明する。前述した
第1実施例では、トナー補給容器12に設けたトナー排出
開口12aを矩形状にしたが(図4参照)、図20に示すよ
うに、矩形状のトナー排出開口12aの角部であって、把
手部材17が取り付けられる側の角部(本実施例にあって
はトナーカートリッジCを現像装置5に装着したときの
下側角部)12a1が斜めになるように構成し、該部分を他
の開口部分よりも幅狭に構成してもよい。
して画像を形成するとき、トナー排出開口12aの角部、
特に把手部材17を取り付けた側の角部からトナーが現像
室内へ排出され易いが、前記のように把手部材17を取り
付けた側の角部、特に下側各部12a1を斜めに形成して幅
狭にしておくことにより、長手状のトナー排出開口12a
の全体にわたって均一にトナーが排出されるようにな
り、またトナーこぼれも生じない。
トリッジCを着脱するときに、該カートリッジCと一体
的にシャッタ部材20を回動させるために、該シャッタ部
材20の端部に係止可能な突起13a1,13a2,14a1,14a2を
それぞれフランジ13,14に設けたが、この突起13a1,13
a2,14a1,14a2はフランジ13,14ではなく、図21に示す
ように、トナー補給容器12の長手方向端部に設けるよう
にしてもよい。
トナー補給容器12とを一体的に成型してもよい。この場
合は、図22に示すように、充填口13bを有するフランジ
13を一体的に成型する方が、金型のコア倒れの発生を防
止出来るのでより好ましい。更にこの場合の成型機とし
ては、超高速高圧射出成型機を利用するのが好ましく、
そのときの射出圧力が 500kgf/cm2 〜1500kgf/cm2 、樹
脂の充填時間は 0.005秒〜0.02秒程度にするのが望まし
い。
したようにトナー補給容器12に設けたトナー排出開口12
aと一定の角度位置にあるように配置する必要があるた
め(図17参照)、トナー排出開口12aを有するトナー補
給容器12を射出成型する場合に、前記のように一体的に
形成するようにすれば、前記位置決めが、より高精度に
且つ容易になし得るものである。
は他の実施例として、図23に示すように構成してもよ
い。この把手部材17は嵌合部17aの所定位置、即ちトナ
ー補給容器12に取り付けたときのトナー排出開口12aが
ある側と反対側の位置にH型に突出したリブ17dを設け
た例を示す。
ジCを現像装置5のカートリッジ装着部5eに挿入する
と共に回転させて図12(b)に示すように、トナーカー
トリッジCを装着したときに、前記把手部材17のH型リ
ブ17dがカートリッジ装着部5eの内周面に当接し、ト
ナーカートリッジCを図12(b)の左側へ押し出す。こ
れによってトナー補給容器12が現像装置5の開口部5f
に設けシール部材21により密着するようになり、トナー
排出開口12aから排出されたトナーがカートリッジ装着
部5e内へこぼれることなく、現像室へ確実に供給され
るものである。
ては、公知の2成分磁気ブラシ現像法、カスケード現像
法、タッチダウン現像法、クラウド現像法等の種々の現
像法を用いることが可能である。
成する像担持体としては、前述した第1実施例の感光体
ドラムに限定されることなく、例えば次のものが含まれ
る。まず感光体としては光導電体が用いられ、光導電体
としては例えばアモルファスシリコン、アモルファスセ
レン、酸化亜鉛、酸化チタン及び有機光導電体(OP
C)等が含まれる。また前記感光体を搭載する形状とし
ては、例えばドラム状、ベルト状等の回転体及びシート
状等が含まれる。尚、一般的にはドラム状又はベルト状
のものが用いられており、例えばドラムタイプの感光体
にあっては、アルミ合金等のシリンダー上に光導電体を
蒸着又は塗工等を行ったものである。
例では所謂接触帯電方法を用いたが、他の構成として従
来から用いられているタングステンワイヤーの三方周囲
にアルミ等の金属シールドを施し、前記タングステンワ
イヤーに高電圧を印加することによって生じた正又は負
のイオンを感光体ドラムの表面に移動させ、該ドラムの
表面を一様に帯電する構成を用いても良いことは当然で
ある。
外にも、ブレード型(帯電ブレード)、パッド型、ブロ
ック型、ロッド型、ワイヤ型等のものでも良い。
ーニング方法としても、ブレード、ファーブラシ、磁気
ブラシ等を用いてクリーニング手段を構成しても良い。
を用いた画像形成装置として複写機を例示したが、トナ
ーを使用して画像を形成する装置であれば、前記複写機
に限定する必要はなく、例えばレーザービームプリンタ
やLEDプリンタ、ファクシミリ装置等であっても本発
明を適用することが可能であることはいうまでもない。
較例を挙げて本発明を具体的に説明する。尚、実験結果
をまとめた図24乃至図26の接着剤塗布状態を示す記号
(◎○△×)は、以下のような状態を示す。
外部)。 ○…接着剤がフランジ端部まで到達しているが、攪拌翼
と接触するほどでない(内部)。 △…部分的にはみ出しが発生しており、且つ攪拌翼と接
触する(内部)。 ×…全周にわたって多量のはみ出しが発生している(内
部及び外部)。
かも密閉性が極めて良好な状態。 ○…接着層が全周にわたって形成されているが、少し不
均一に形成されている。しかし、密閉性は良好。 △…接着層が全周にわたって形成されているが、かなり
不均一であり、密閉性としても不十分である。 ×…接着層が極めて不均一に形成されており、しかも密
閉性も殆ど得られない。
カートリッジ部品を以下に示す。円筒状のトナー補給容
器12は、長手方向長さ296 mm、短手方向8.5 mmの前記ト
ナー排出口12aを有する内法直径(d1 )55mm、長手方
向長さ322.5mm のABS樹脂製の円筒を使用した。
が9mm(L=9mm)、フランジ13,14のストレート部の
長さ11mm(L1 =11mm)、フランジ13,14のテーパー部
の長さ11.5mm(L2 =11.5mm)、フランジ13,14の最小
内法直径52.4mm(d2 =52.4mm)、フランジ13,14の最
大内法直径54.8mm(d3 =54.8mm)のABS樹脂製のス
トレート+テーパータイプを使用した(図9参照)。
り、シール部材12cは、厚さ111 μm のポリエステル
(PET)、ナイロン、ポリエチレン、エチレン−酢酸
ビニル系接着を積層したフィルムを使用した。また、キ
ャップ16は低密度ポリエチレン製のものを使用し、把手
部材17はポリプロピレン製を使用した。
エステル(PET)フィルムをポリアセタール製の撹拌
軸15aにカシメたものを使用した(図4参照)。
塗工機としては、塗付ノズルとして0.3 mmφのノズル穴
を1個有するノズルを使用し、3100型ホットメルトアプ
リケーター(ノードソン社製)を組込んだフランジ自動
挿入機構付きのホットメルト接着剤塗工機(自社製作)
を用いた。
(旭化学合成製、24℃における密度0.92)を使用し、前
記トナー補給容器12とフランジ接合部に形成される空間
に対する空間率を0.4 、塗付温度を170 ℃(RS901
0の170 ℃での溶融粘度は2.95Pa・s (2950(cP)であ
る。)、塗付速度を8m/min 、ホットメルト接着剤の塗
付位置(範囲)をストレート部からテーパー部に変曲す
る位置を基準にして−59.1%〜−35.5%(−6.5mm 〜−
3.9mm )になるように前述のホットメルト接着剤塗工機
を用いホットメルト接着剤の塗付を円筒端部内面に行な
った。
給容器12とフランジ13,14の接着部に形成される空間V
(図9の網目部分)に対する比率である。従って、空間
率が0.1 の場合は、前記空間に対して10%の空間を示
し、空間率が0.8 の場合は、前記空間に対して80%の空
間を示すものと定義する。
験機テンシロンRTM250(オリエンテック社製)を
用い、室温(24℃)で、引張速度50mm/minにてフランジ
13,14の引抜強度を測定したところ110.3Kgfであった。
トリッジ形態にし、前記トナーカートリッジにトナーを
380 g充填して、−5℃下で12時間保持し、その直後、
室温(24℃)で55cmの高さから1角3陵6面の集合落下
(24本/1箱)を行なったがフランジ13,14の外れ等は
見られなかった。さらに、上記ホットメルト接着品につ
いてホットメルト接着剤のはみ出しについて調べたとこ
ろ、円筒内部及び外部の接着剤のはみ出しは見られなか
った。加えて、上記トナー補給容器12を透明ABS樹脂
に変え接着層形成状態を調べたところ、全周にわたり接
着層が均一に形成され接着層の状態としては極めて良好
な状態であった。また、最終トナーカートリッジ形態し
たものについてトナーの排出テスト及び32時間空回転テ
ストを行なったが、トナー残量も極めて少なく、異物の
混入も認められなかった。結果を図24にまとめた。
し、ホットメルト接着剤の塗付位置(範囲)をストレー
ト部からテーパー部に変曲する位置を基準にして−59.1
%〜−46.4%(−6.5 mm〜−5 . 1 mm)になるようにし
た以外は実施例1と同様に行なった。
験機テンシロンRTM250(オリエンテック社製)を
用い、室温(24℃)で、引張速度50mm/minにてフランジ
の引抜強度を測定したところ67.7Kgf であった。
トリッジ形態にし、前記トナーカートリッジにトナーを
380 g充填して、−5℃下で12時間保持し、その直後、
室温(24℃)で55cmの高さから1角3陵6面の集合落下
(24本/1箱)を行なったがフランジの外れ等は見られ
なかった。さらに、上記ホットメルト接着品についてホ
ットメルト接着剤のはみ出しについて調べたところ、円
筒内部及び外部の接着剤のはみ出しは見られなかった。
接着層形成状態としては、全周にわたり接着層は形成さ
れているが少し不均一傾向にある。しかし、密閉性は良
好であった。
のについてトナーの排出テスト及び32時間空回転テスト
を行なったが、トナー残量も極めて少なく、異物の混入
も認められなかった。結果を図24にまとめた。
し、ホットメルト接着剤の塗付位置(範囲)をストレー
ト部からテーパー部に変曲する位置を基準にして−59.1
%〜−40.9%(−6.5 mm〜−4.5 mm)になるようにした
以外は実施例1と同様に行なった。上記のホットメルト
接着品ついて、引張試験機テンシロンRTM250(オ
リエンテック社製)を用い、室温(24℃)で、引張速度
50mm/minにてフランジの引抜強度を測定したところ90.6
Kgf であった。このホットメルト接着品を最終トナーカ
ートリッジ形態にし、前記トナーカートリッジにトナー
を380 g充填して、−5℃下で12時間保持し、その直
後、室温(24℃)で55cmの高さから1角3陵6面の集合
落下(24本/1箱)を行なったがフランジの外れ等は見
られなかった。
ホットメルト接着剤のはみ出しについて調べたところ、
円筒内部及び外部の接着剤のはみ出しは見られなかっ
た。接着層形成状態としては、全周にわたり接着層が均
一に形成され接着層の状態としては極めて良好な状態で
あった。また、最終トナーカートリッジ形態したものに
ついてトナーの排出テスト及び32時間空回転テストを行
なったが、トナー残量も極めて少なく、異物の混入も認
められなかった。結果を図24にまとめた。
し、ホットメルト接着剤の塗付位置(範囲)をストレー
ト部からテーパー部に変曲する位置を基準にして−59.1
%〜−27.3%(−6.5mm 〜−3.0mm )になるようにした
以外は実施例1と同様に行なった。上記のホットメルト
接着品ついて、引張試験機テンシロンRTM250(オ
リエンテック社製)を用い、室温(24℃)で、引張速度
50mm/minにてフランジの引抜強度を測定したところ129.
9Kgfであった。
トリッジ形態にし、前記トナーカートリッジにトナーを
380 g充填して、−5℃下で12時間保持し、その直
後、室温(24℃)で55cmの高さから1角3陵6面の集合
落下(24本/1箱)を行なったがフランジの外れ等は見
られなかった。さらに、上記ホットメルト接着品につい
てホットメルト接着剤のはみ出しについて調べたとこ
ろ、円筒内部及び外部の接着剤のはみ出しは見られなか
った。接着層形成状態としては、全周にわたり接着層が
均一に形成され接着層の状態としては極めて良好な状態
であった。また、最終トナーカートリッジ形態したもの
についてトナーの排出テスト及び32時間空回転テストを
行なったが、トナー残量も極めて少なく、異物の混入も
認められなかった。結果を図24にまとめた。
し、ホットメルト接着剤の塗付位置(範囲)をストレー
ト部からテーパー部に変曲する位置を基準にして−59.1
% 〜−24.5%(−6.5mm 〜−2.7mm )になるようにし
た以外は実施例1と同様に行なった。上記のホットメル
ト接着品ついて、引張試験機テンシロンRTM250
(オリエンテック社製)を用い、室温(24℃)で、引張
速度50mm/minにてフランジの引抜強度を測定したところ
139.8Kgfであった。
トリッジ形態にし、前記トナーカートリッジにトナーを
380 g充填して、−5℃下で12時間保持し、その直後、
室温(24℃)で55cmの高さから1角3陵6面の集合落下
(24本/1箱)を行なったがフランジの外れ等は見られ
なかった。さらに、上記ホットメルト接着品についてホ
ットメルト接着剤のはみ出しについて調べたところ、円
筒外部の接着剤のはみ出しは見られなかった。しかし円
筒内部は撹拌翼と接触する程のはみ出しは無かったが、
ホットメルト接着剤がフランジ端部まで達していた。接
着層形成状態としては、全周にわたり接着層が均一に形
成され接着層の状態としては極めて良好な状態であっ
た。また、最終トナーカートリッジ形態したものについ
てトナーの排出テスト及び32時間空回転テストを行なっ
たが、トナー残量も極めて少なく、異物の混入も認めら
れなかった。結果を図24にまとめた。
し、ホットメルト接着剤の塗付位置(範囲)をストレー
ト部からテーパー部に変曲する位置を基準にして−59.1
%〜−21.8%(−6.5mm 〜−2.4mm )になるようにした
以外は実施例1と同様に行なった。
験機テンシロンRTM250(オリエンテック社製)を
用い、室温(24℃)で、引張速度50mm/minにてフランジ
の引抜強度を測定したところ149.6Kgfであった。
トリッジ形態にし、前記トナーカートリッジにトナーを
380 g充填して、−5℃下で12時間保持し、その直後、
室温(24℃)で55cmの高さから1角3陵6面の集合落下
(24本/1箱)を行なったがフランジの外れ等は見られ
なかった。さらに、上記ホットメルト接着品についてホ
ットメルト接着剤のはみ出しについて調べたところ、円
筒外部の接着剤のはみ出しは見られなかった。しかし円
筒内部は撹拌翼と接触する程のはみ出しは無かったが、
ホットメルト接着剤がフランジ端部まで達しており、実
施例5に比べ少し多かった。接着層形成状態としては、
全周にわたり接着層が均一に形成され接着層の状態とし
ては極めて良好な状態であった。また、最終トナーカー
トリッジ形態したものについてトナーの排出テスト及び
32時間空回転テストを行なったが、トナー残量も極めて
少なく、異物の混入も認められなかった。結果を図24に
まとめた。
min とした以外は実施例1と同様に行なった。上記のホ
ットメルト接着品ついて、引張試験機テンシロンRTM
250(オリエン記ック社製)を用い、室温(24℃)
で、引張速度50mm/minにてフランジの引抜強度を測定し
たところ93.8Kgf であった。
トリッジ形態にし、前記トナーカートリッジにトナーを
380 g充填して、−5℃下で12時間保持し、その直後、
室温(24℃)で55cmの高さから1角3陵6面の集合落下
(24本/1箱)を行なったがフランジの外れ等は見られ
なかった。さらに、上記ホットメルト接着品についてホ
ットメルト接着剤のはみ出しについて調べたところ、円
筒内部及び外部の接着剤のはみ出しは見られなかった。
接着層形成状態としては、全周にわたり接着層は形成さ
れているが少し不均一傾向にある。しかし、密閉性は良
好であった。また、最終トナーカートリッジ形態したも
のについてトナーの排出テスト及び32時間空回転テスト
を行なったが、トナー残量も極めて少なく、異物の混入
も認められなかった。結果を図24にまとめた。
min とした以外は実施例1と同様に行なった。上記のホ
ットメルト接着品ついて、引張試験機テンシロンRTM
250(オリエンテック社製)を用い、室温(24℃)
で、引張速度50mm/minにてフランジの引抜強度を測定し
たところ110.1Kgfであった。
トリッジ形態にし、前記トナーカートリッジにトナーを
380 g充填して、−5℃下で12時間保持し、その直後、
室温(24℃)で55cmの高さから1角3陵6面の集合落下
(24本/1箱)を行なったがフランジの外れ等は見られ
なかった。さらに、上記ホットメルト接着品についてホ
ットメルト接着剤のはみ出しについて調べたところ、円
筒内部及び外部の接着剤のはみ出しは見られなかった。
接着層形成状態としては、全周にわたり接着層が均一に
形成され接着層の状態としては極めて良好な状態であっ
た。また、最終トナーカートリッジ形態したものについ
てトナーの排出テスト及び32時間空回転テストを行なっ
たが、トナー残量も極めて少なく、異物の混入も認めら
れなかった。結果を図24にまとめた。
inとした以外は実施例1と同様に行なった。上記のホッ
トメルト接着品ついて、引張試験機テンシロンRTM2
50(オリエンテック社製)を用い、室温(24℃)で、
引張速度50mm/minにてフランジの引抜強度を測定したと
ころ110.0Kgfであった。
トリッジ形態にし、前記トナーカートリッジにトナーを
380 g充填して、−5℃下で12時間保持し、その直後、
室温(24℃)で55cmの高さから1角3陵6面の集合落下
(24本/1箱)を行なったがフランジの外れ等は見られ
なかった。さらに、上記ホットメルト接着品についてホ
ットメルト接着剤のはみ出しについて調べたところ、円
筒内部及び外部の接着剤のはみ出しは見られなかった。
接着層形成状態としては、全周にわたり接着層が均一に
形成され接着層の状態としては極めて良好な状態であっ
た。また、最終トナーカートリッジ形態したものについ
てトナーの排出テスト及び32時間空回転テストを行なっ
たが、トナー残量も極めて少なく、異物の混入も認めら
れなかった。結果を図24にまとめた。
inとした以外は実施例1と同様に行なった。上記のホッ
トメルト接着品ついて、引張試験機テンシロンRTM2
50(オリエンテック社製)を用い、室温(24℃)で、
引張速度50mm/minにてフランジの引抜強度を測定したと
ころ99.3Kgf であった。
トリッジ形態にし、前記トナーカートリッジにトナーを
380 g充填して、−5℃下で12時間保持し、その直後、
室温(24℃)で55cmの高さから1角3陵6面の集合落下
(24本/1箱)を行なったがフランジの外れ等は見られ
なかった。さらに、上記ホットメルト接着品についてホ
ットメルト接着剤のはみ出しについて調べたところ、円
筒内部及び外部の接着剤のはみ出しは見られなかった。
接着層形成状態としては、全周にわたり接着層が均一に
形成され接着層は形成されているが、少し不均一傾向に
ある。しかし密閉性は良好であった。また、最終トナー
カートリッジ形態したものについてトナーの排出テスト
及び32時間空回転テストを行なったが、トナー残量も極
めて少なく、異物の混入も認められなかった。結果を図
24にまとめた。
におけるLの長さが9mm(L=9mm)、フランジのスト
レート部の長さ22.5mm(L1 =22.5mm)、フランジの最
大内法直径54.8mm(d3 =54.8mm)の ABS樹脂製のスト
レートタイプ(図9参照)に変更し、ホットメルト接着
剤の塗付位置(範囲)をフランジ内法長さ22.5mm(L1
=22.5)に対して14%〜26.8%(3.1mm 〜6.0mm )とし
た以外は実施例1と同様に行なった。
記のホットメルト接着品ついて、引張試験機テンシロン
RTM250(オリエンテック社製)を用い、室温(24
℃)で、引張速度50mm/minにてフランジの引抜強度を測
定したところ63.5Kgf であった。
トリッジ形態にし、前記トナーカートリッジにトナーを
380 g充填して、−5℃下で12時間保持し、その直後、
室温(24℃)で55cmの高さから1角3陵6面の集合落下
(24本/1箱)を行なったがフランジの外れ等は見られ
なかった。さらに、上記ホットメルト接着品についてホ
ットメルト接着剤のはみ出しについて調べたところ、円
筒内部及び外部の接着剤のはみ出しは見られなかった。
接着層形成状態としては、全周にわたり接着層は形成さ
れているが少し不均一傾向にある。しかし、密閉性は良
好であった。また、最終トナーカートリッジ形態したも
のについてトナーの排出テスト及び32時間空回転テスト
を行なったが、トナー残量も極めて少なく、異物の混入
も認められなかった。結果を図24にまとめた。
剤の塗付位置(範囲)をフランジ内法長さ22.5mm(L1
=22.5)に対して20%〜32.9%(4.5mm 〜7.4mm )とし
た以外は実施例11と同様に行なった。
験機テンシロンRTM250(オリエンテック社製)を
用い、室温(24℃)で、引張速度50mm/minにてフランジ
の引抜強度を測定したところ67.5Kgf であった。このホ
ットメルト接着品を最終トナーカートリッジ形態にし、
前記トナーカートリッジにトナーを380 g充填して、−
5℃下で12時間保持し、その直後、室温(24℃)で55cm
の高さから1角3陵6面の集合落下(24本/1箱)を行
なったがフランジの外れ等は見られなかった。さらに、
上記ホットメルト接着品についてホットメルト接着剤の
はみ出しについて調べたところ、円筒内部及び外部の接
着剤のはみ出しは見られなかった。接着層形成状態とし
ては、全周にわたり接着層は形成されているが少し不均
一傾向にある。しかし、密閉性は良好であった。また、
最終トナーカートリッジ形態したものについてトナーの
排出テスト及び32時間空回転テストを行なったが、トナ
ー残量も極めて少なく、異物の混入も認められなかっ
た。結果を図24にまとめた。
剤の塗付位置(範囲)をフランジ内法長さ22.5mm(L1
=22.5)に対して40%〜52.9%(9.0mm 〜11.9mm)とし
た以外は実施例11と同様に行なった。
験機テンシロンRTM250(オリエンテック社製)を
用い、室温(24℃)で、引張速度50mm/minにてフランジ
の引抜強度を測定したところ66.2Kgf であった。このホ
ットメルト接着品を最終トナーカートリッジ形態にし、
前記トナーカートリッジにトナーを380 g充填して、−
5℃下で12時間保持し、その直後、室温(24℃)で55cm
の高さから1角3陵6面の集合落下(24本/1箱)を行
なったがフランジの外れ等は見られなかった。さらに、
上記ホットメルト接着品についてホットメルト接着剤の
はみ出しについて調べたところ、円筒内部及び外部の接
着剤のはみ出しは見られなかった。接着層形成状態とし
ては、全周にわたり接着層が均一に形成され接着層の状
態としては極めて良好な状態であった。また、最終トナ
ーカートリッジ形態したものについてトナーの排出テス
ト及び32時間空回転テストを行なったが、トナー残量も
極めて少なく、異物の混入も認められなかった。結果を
図24にまとめた。
剤の塗付位置(範囲)をフランジ内法長さ22.5mm(L1
=22.5)に対して73.1%〜86.0%(16.5mm〜19.4mm)と
した以外は実施例11と同様に行なった。
験機テンシロンRTM250(オリエンテック社製)を
用い、室温(24℃)で、引張速度50mm/minにてフランジ
の引抜強度を測定したところ64.8Kgf であった。このホ
ットメルト接着品を最終トナーカートリッジ形態にし、
前記トナーカートリッジにトナーを380 g充填して、−
5℃下で12時間保持し、その直後、室温(24℃)で55cm
の高さから1角3陵6面の集合落下(24本/1箱)を行
なったがフランジの外れ等は見られなかった。さらに、
上記ホットメルト接着品についてホットメルト接着剤の
はみ出しについて調べたところ、円筒内部及び外部の接
着剤のはみ出しは見られなかった。接着層形成状態とし
ては、全周にわたり接着層が均一に形成され接着層の状
態としては極めて良好な状態であった。また、最終トナ
ーカートリッジ形態したものについてトナーの排出テス
ト及び32時間空回転テストを行なったが、トナー残量も
極めて少なく、異物の混入も認められなかった。結果を
図24にまとめた。
におけるLの長さが9mm(L=9mm)、フランジのテー
パー部の長さ22.5mm(L2 =22.5mm)、フランジの最小
内法直径52.4mm(d2 =52.4mm)、フランジの最大内法
直径54.8mm(d3 =54.8mm)のABS樹脂製のテーパー
タイプ(図9参照)に変更し、ホットメルト接着剤の塗
付位置(範囲)をフランジ内法長さ22.5mm(L2 =22.
5)に対して73.1%〜86.0%(16.5mm〜19.4mm)とした
以外は実施例1と同様に行なった。
記のホットメルト接着品ついて、引張試験機テンシロン
RTM250(オリエンテック社製)を用い、室温(24
℃)で、引張速度50mm/minにてフランジの引抜強度を測
定したところ66.7Kgf であった。
トリッジ形態にし、前記トナーカートリッジにトナーを
380 g充填して、−5℃下で12時間保持し、その直後、
室温(24℃)で55cmの高さから1角3陵6面の集合落下
(24本/1箱)を行なったがフランジの外れ等は見られ
なかった。さらに、上記ホットメルト接着品についてホ
ットメルト接着剤のはみ出しについて調べたところ、円
筒内部及び外部の接着剤のはみ出しは見られなかった。
接着層形成状態としては、全周にわたり接着層は形成さ
れているが少し不均一傾向にある。しかし、密閉性は良
好であった。また、最終トナーカートリッジ形態したも
のについてトナーの排出テスト及び32時間空回転テスト
を行なったが、トナー残量も極めて少なく、異物の混入
も認められなかった。結果を図24にまとめた。
剤の塗付位置(範囲)をフランジ内法長さ22.5mm(L2
=22.5)に対して67.1%〜80.0%(15.1mm〜18.0mm)と
した以外は実施例15と同様に行なった。
験機テンシロンRTM250(オリエンテック社製)を
用い、室温(24℃)で、引張速度50mm/minにてフランジ
の引抜強度を測定したところ69.6Kgf であった。
トリッジ形態にし、前記トナーカートリッジにトナーを
380 g充填して、−5℃下で12時間保持し、その直後、
室温(24℃)で55cmの高さから1角3陵6面の集合落下
(24本/1箱)を行なったがフランジの外れ等は見られ
なかった。さらに、上記ホットメルト接着品についてホ
ットメルト接着剤のはみ出しについて調べたところ、円
筒内部及び外部の接着剤のはみ出しは見られなかった。
接着層形成状態としては、全周にわたり接着層は形成さ
れているが少し不均一傾向にある。しかし、密閉性は良
好であった。また、最終トナーカートリッジ形態したも
のについてトナーの排出テスト及び32時間空回転テスト
を行なったが、トナー残量も極めて少なく、異物の混入
も認められなかった。結果を図24にまとめた。
剤の塗付位置(範囲)をフランジ内法長さ22.5mm(L2
=22.5)に対して47.1%〜60.0%(10.6mm〜13.5mm)と
した以外は実施例15と同様に行なった。
験機テンシロンRTM250(オリエンテック社製)を
用い、室温(24℃)で、引張速度50mm/minにてフランジ
の引抜強度を測定したところ71.0Kgf であった。
トリッジ形態にし、前記トナーカートリッジにトナーを
380 g充填して、−5℃下で12時間保持し、その直後、
室温(24℃)で55cmの高さから1角3陵6面の集合落下
(24本/1箱)を行なったがフランジの外れ等は見られ
なかった。さらに、上記ホットメルト接着品についてホ
ットメルト接着剤のはみ出しについて調べたところ、円
筒内部及び外部の接着剤のはみ出しは見られなかった。
接着層形成状態としては、全周にわたり接着層が均一に
形成され接着層の状態としては極めて良好な状態であっ
た。また、最終トナーカートリッジ形態したものについ
てトナーの排出テスト及び32時間空回転テストを行なっ
たが、トナー残量も極めて少なく、異物の混入も認めら
れなかった。結果を図25にまとめた。
剤の塗付位置(範囲)をフランジ内法長さ22.5mm(L2
=22.5)に対して14.0%〜26.8%(3.1mm 〜6.0mm )と
した以外は実施例15と同様に行なった。
験機テンシロンRTM250(オリエンテック社製)を
用い、室温(24℃)で、引張速度50mm/minにてフランジ
の引抜強度を測定したところ68.2Kgf であった。
トリッジ形態にし、前記トナーカートリッジにトナーを
380 g充填して、−5℃下で12時間保持し、その直後、
室温(24℃)で55cmの高さから1角3陵6面の集合落下
(24本/1箱)を行なったがフランジの外れ等は見られ
なかった。さらに、上記ホットメルト接着品についてホ
ットメルト接着剤のはみ出しについて調べたところ、円
筒内部及び外部の接着剤のはみ出しは見られなかった。
接着層形成状態としては、全周にわたり接着層が均一に
形成され接着層の状態としては極めて良好な状態であっ
た。また、最終トナーカートリッジ形態したものについ
てトナーの排出テスト及び32時間空回転テストを行なっ
たが、トナー残量も極めて少なく、異物の混入も認めら
れなかった。結果を図25にまとめた。
剤の塗付位置(範囲)をストレート部からテーパー部に
変曲する位置を基準にして−73.0%〜−46.7%(−8.0m
m 〜−5.1mm )になるようにした以外は実施例1と同様
に行なった。
験機テンシロンRTM250(オリエンテック社製)を
用い、フランジの引抜強度を測定したところ105.9Kgfで
あった。
トリッジ形態にし、前記トナーカートリッジにトナーを
380 g充填して、−5℃下で12時間保持し、その直後、
室温(24℃)で55cmの高さから1角3陵6面の集合落下
(24本/1箱)を行なったがフランジの外れ等は見られ
なかった。さらに、上記ホットメルト接着品についてホ
ットメルト接着剤のはみ出しについて調べたところ、円
筒内部及び外部の接着剤のはみ出しは見られなかった。
接着層形成状態としては、全周にわたり接着層は形成さ
れているが少し不均一傾向にある。しかし、密閉性は良
好であった。また、最終トナーカートリッジ形態したも
のについてトナーの排出テスト及び32時間空回転テスト
を行なったが、トナー残量も極めて少なく、異物の混入
も認められなかった。結果を図25にまとめた。
剤の塗付位置(範囲)をストレート部からテーパー部に
変曲する位置を基準にして−67.1%〜−40.6%(−7.4m
m 〜−4.5mm )になるようにした以外は実施例1と同様
に行なった。
験機テンシロンRTM250(オリエンテック社製)を
用い、室温(24℃)で、引張速度50mm/minにてフランジ
の引抜強度を測定したところ112.5Kgfであった。
トリッジ形態にし、前記トナーカートリッジにトナーを
380 g充填して、−5℃下で12時間保持し、その直後、
室温(24℃)で55cmの高さから1角3陵6面の集合落下
(24本/1箱)を行なったがフランジの外れ等は見られ
なかった。さらに、上記ホットメルト接着品についてホ
ットメルト接着剤のはみ出しについて調べたところ、円
筒内部及び外部の接着剤のはみ出しは見られなかった。
接着層形成状態としては、全周にわたり接着層は形成さ
れているが少し不均一傾向にある。しかし、密閉性は良
好であった。また、最終トナーカートリッジ形態したも
のについてトナーの排出テスト及び32時間空回転テスト
を行なったが、トナー残量も極めて少なく、異物の混入
も認められなかった。結果を図25にまとめた。
剤の塗付位置(範囲)をストレート部からテーパー部に
変曲する位置を基準にして−60.0%〜−33.6%(−6.6m
m 〜−3.7mm )になるようにした以外は実施例1と同様
に行なった。
験機テンシロンRTM250(オリエンテック社製)を
用い、フランジの引抜強度を測定したところ110.3Kgfで
あった。
トリッジ形態にし、前記トナーカートリッジにトナーを
380 g充填して、−5℃下で12時間保持し、その直後、
室温(24℃)で55cmの高さから1角3陵6面の集合落下
(24本/1箱)を行なったがフランジの外れ等は見られ
なかった。さらに、上記ホットメルト接着品についてホ
ットメルト接着剤のはみ出しについて調べたところ、円
筒内部及び外部の接着剤のはみ出しは見られなかった。
接着層形成状態としては、全周にわたり接着層が均一に
形成され接着層の状態としては極めて良好な状態であっ
た。また、最終トナーカートリッジ形態したものについ
てトナーの排出テスト及び32時間空回転テストを行なっ
たが、トナー残量も極めて少なく、異物の混入も認めら
れなかった。結果を図25にまとめた。
剤の塗付位置(範囲)をストレート部からテーパー部に
変曲する位置を基準にして+34.8%〜+60.0%(+4.0m
m 〜+6.9mm )になるようにした以外は実施例1と同様
に行なった。
験機テンシロンRTM250(オリエンテック社製)を
用い、室温(24℃)で、引張速度50mm/minにてフランジ
の引抜強度を測定したところ110.2Kgfであった。
トリッジ形態にし、前記トナーカートリッジにトナーを
380 g充填して、−5℃下で12時間保持し、その直後、
室温(24℃)で55cmの高さから1角3陵6面の集合落下
(24本/1箱)を行なったがフランジの外れ等は見られ
なかった。さらに、上記ホットメルト接着品についてホ
ットメルト接着剤のはみ出しについて調べたところ、円
筒内部及び外部の接着剤のはみ出しは見られなかった。
接着層形成状態としては、全周にわたり接着層が均一に
形成され接着層の状態としては極めて良好な状態であっ
た。また、最終トナーカートリッジ形態したものについ
てトナーの排出テスト及び32時間空回転テストを行なっ
たが、トナー残量も極めて少なく、異物の混入も認めら
れなかった。結果を図25にまとめた。
剤の塗付位置(範囲)をストレート部からテーパー部に
変曲する位置を基準にして+41.7%〜+67.0%(+4.8m
m 〜+7.7mm )になるようにした以外は実施例1と同様
に行なった。
験機テンシロンRTM250(オリエンテック社製)を
用い、室温(24℃)で、引張速度50mm/minにてフランジ
の引抜強度を測定したところ108.1Kgfであった。
トリッジ形態にし、前記トナーカートリッジにトナーを
380 g充填して、−5℃下で12時間保持し、その直後、
室温(24℃)で55cmの高さから1角3陵6面の集合落下
(24本/1箱)を行なったがフランジの外れ等は見られ
なかった。さらに、上記ホットメルト接着品についてホ
ットメルト接着剤のはみ出しについて調べたところ、円
筒内部及び外部の接着剤のはみ出しは見られなかった。
接着層形成状態としては、全周にわたり接着層は形成さ
れているが少し不均一傾向にある。しかし、密閉性は良
好であった。また、最終トナーカートリッジ形態したも
のについてトナーの排出テスト及び32時間空回転テスト
を行なったが、トナー残量も極めて少なく、異物の混入
も認められなかった。結果を図25にまとめた。
剤の塗付位置(範囲)をストレート部からテーパー部に
変曲する位置を基準にして+47.8%〜+73.0%(+5.5m
m 〜+8.4mm )になるようにした以外は実施例1と同様
に行なった。
験機テンシロンRTM250(オリエンテック社製)を
用い、室温(24℃)で、引張速度50mm/minにてフランジ
の引抜強度を測定したところ103.7Kgfであった。
トリッジ形態にし、前記トナーカートリッジにトナーを
380 g充填して、−5℃下で12時間保持し、その直後、
室温(24℃)で55cmの高さから1角3陵6面の集合落下
(24本/1箱)を行なったがフランジの外れ等は見られ
なかった。上記ホットメルト接着品についてホットメル
ト接着剤のはみ出しについて調べたところ、円筒外部の
接着剤のはみ出しは見られなかった。しかし円筒内部は
撹拌翼と接触する程のはみ出しは無かったが、ホットメ
ルト接着剤がフランジ端部まで達していた。接着層形成
状態としては、全周にわたり接着層は形成されているが
少し不均一傾向にある。しかし、密閉性は良好であっ
た。また、最終トナーカートリッジ形態したものについ
てトナーの排出テスト及び32時間空回転テストを行なっ
たが、トナー残量も極めて少なく、異物の混入も認めら
れなかった。結果を図25にまとめた。
剤の塗付位置(範囲)をストレート部からテーパー部に
変曲する位置を基準にして−60.0%〜−47.3%(−6.6m
m 〜−5.2mm )になるようにした以外は実施例1と同様
に行なった。
験機テンシロンRTM250(オリエンテック社製)を
用い、室温(24℃)で、引張速度50mm/minにてフランジ
の引抜強度を測定したところ105.3Kgfであった。
トリッジ形態にし、前記トナーカートリッジにトナーを
380 g充填して、−5℃下で12時間保持し、その直後、
室温(24℃)で55cmの高さから1角3陵6面の集合落下
(24本/1箱)を行なったがフランジの外れ等は見られ
なかった。上記ホットメルト接着品についてホットメル
ト接着剤のはみ出しについて調べたところ、円筒外部の
接着剤のはみ出しは見られなかった。しかし円筒内部は
撹拌翼と接触する程のはみ出しは無かったが、ホットメ
ルト接着剤がフランジ端部まで達していた。接着層形成
状態としては、全周にわたり接着層は形成されているが
少し不均一傾向にある。しかし、密閉性は良好であっ
た。また、最終トナーカートリッジ形態したものについ
てトナーの排出テスト及び32時間空回転テストを行なっ
たが、トナー残量も極めて少なく、異物の混入も認めら
れなかった。 結果を図25にまとめた。
剤の塗付位置(範囲)をストレート部からテーパー部に
変曲する位置を基準にして−60.0%〜−41.8%(−6.6m
m 〜−4.6mm )になるようにした以外は実施例1と同様
に行なった。
験機テンシロンRTM250(オリエンテック社製)を
用い、室温(24℃)で、引張速度50mm/minにてフランジ
の引抜強度を測定したところ107.9Kgfであった。
トリッジ形態にし、前記トナーカートリッジにトナーを
380 g充填して、−5℃下で12時間保持し、その直後、
室温(24℃)で55cmの高さから1角3陵6面の集合落下
(24本/1箱)を行なったがフランジの外れ等は見られ
なかった。上記ホットメルト接着品についてホットメル
ト接着剤のはみ出しについて調べたところ、円筒外部の
接着剤のはみ出しは見られなかった。しかし円筒内部は
撹拌翼と接触する程のはみ出しは無かったが、ホットメ
ルト接着剤がフランジ端部まで達していた。接着層形成
状態としては、全周にわたり接着層は形成されているが
少し不均一傾向にある。しかし、密閉性は良好であっ
た。また、最終トナーカートリッジ形態したものについ
てトナーの排出テスト及び32時間空回転テストを行なっ
たが、トナー残量も極めて少なく、異物の混入も認めら
れなかった。結果を図25にまとめた。
剤の塗付位置(範囲)をストレート部からテーパー部に
変曲する位置を基準にして−60.0%〜−35.5%(−6.6m
m 〜−3.9mm )になるようにした以外は実施例1と同様
に行なった。
験機テンシロンRTM250(オリエンテック社製)を
用い、室温(24℃)で、引張速度50mm/minにてフランジ
の引抜強度を測定したところ110.2Kgfであった。
トリッジ形態にし、前記トナーカートリッジにトナーを
380 g充填して、−5℃下で12時間保持し、その直後、
室温(24℃)で55cmの高さから1角3陵6面の集合落下
(24本/1箱)を行なったがフランジの外れ等は見られ
なかった。さらに、上記ホットメルト接着品についてホ
ットメルト接着剤のはみ出しについて調べたところ、円
筒内部及び外部の接着剤のはみ出しは見られなかった。
接着層形成状態としては、全周にわたり接着層が均一に
形成され接着層の状態としては極めて良好な状態であっ
た。また、最終トナーカートリッジ形態したものについ
てトナーの排出テスト及び32時間空回転テストを行なっ
たが、トナー残量も極めて少なく、異物の混入も認めら
れなかった。結果を図25にまとめた。
剤の塗付位置(範囲)をストレート部からテーパー部に
変曲する位置を基準にして−60.0%〜+60%(−6.6mm
〜+6.9mm )になるようにし、0.2mm φのノズル穴を4
個有するノズルを塗付ノズルとして使用した以外は実施
例1と同様に行なった。
験機テンシロンRTM250(オリエンテック社製)を
用い、室温(24℃)で、引張速度50mm/minにてフランジ
の引抜強度を測定したところ110.1Kgfであった。
トリッジ形態にし、前記トナーカートリッジにトナーを
380 g充填して、−5℃下で12時間保持し、その直後、
室温(24℃)で55cmの高さから1角3陵6面の集合落下
(24本/1箱)を行なったがフランジの外れ等は見られ
なかった。さらに、上記ホットメルト接着品についてホ
ットメルト接着剤のはみ出しについて調べたところ、円
筒内部及び外部の接着剤のはみ出しは見られなかった。
接着層形成状態としては、全周にわたり接着層が均一に
形成され接着層の状態としては極めて良好な状態であっ
た。また、最終トナーカートリッジ形態したものについ
てトナーの排出テスト及び32時間空回転テストを行なっ
たが、トナー残量も極めて少なく、異物の混入も認めら
れなかった。結果を図25にまとめた。
剤をMZ280(コニシ製、170 ℃時のMZ280の溶
融粘度は1.9 Pa・s (1900cP)、24℃におけるMZ28
0の密度は0.92)とした以外は実施例1と同様に行なっ
た。
験機テンシロンRTM250(オリエンテック社製)を
用い、室温(24℃)で、引張速度50mm/minにてフランジ
の引抜強度を測定したところ150.1Kgfであった。
トリッジ形態にし、前記トナーカートリッジにトナーを
380 g充填して、−5℃下で12時間保持し、その直後、
室温(24℃)で55cmの高さから1角3陵6面の集合落下
(24本/1箱)を行なったがフランジの外れ等は見られ
なかった。さらに、上記ホットメルト接着品についてホ
ットメルト接着剤のはみ出しについて調べたところ、円
筒内部及び外部の接着剤のはみ出しは見られなかった。
接着層形成状態としては、全周にわたり接着層が均一に
形成され接着層の状態としては極めて良好な状態であっ
た。また、最終トナーカートリッジ形態したものについ
てトナーの排出テスト及び32時間空回転テストを行なっ
たが、トナー残量も極めて少なく、異物の混入も認めら
れなかった。結果を図25にまとめた。
剤をMG80(コニシ製)に変更し、塗付温度を1800℃
(170 ℃時のMG80の溶融粘度は7.0Pa ・s (7000c
P))とした以外は実施例1と同様に行なった。
験機テンシロンRTM250(オリエンテック社製)を
用い、室温(24℃)で、引張速度50mm/minにてフランジ
の引抜強度を測定したところ166.6Kgfであった。
トリッジ形態にし、前記トナーカートリッジにトナーを
380 g充填して、−5℃下で12時間保持し、その直後、
室温(24℃)で55cmの高さから1角3陵6面の集合落下
(24本/1箱)を行なったがフランジの外れ等は見られ
なかった。さらに、上記ホットメルト接着品についてホ
ットメルト接着剤のはみ出しについて調べたところ、円
筒内部及び外部の接着剤のはみ出しは見られなかった。
接着層形成状態としては、全周にわたり接着層が均一に
形成され接着層の状態としては極めて良好な状態であっ
た。また、最終トナーカートリッジ形態したものについ
てトナーの排出テスト及び32時間空回転テストを行なっ
たが、トナー残量も極めて少なく、異物の混入も認めら
れなかった。結果を図25にまとめた。
剤をMG80(コニシ製)に変更し、塗付温度を180 ℃
(180 ℃時のMG80の溶融粘度は5.0Pa ・s (5000c
P)、24℃におけるMG80の密度は0.94)とした以外
は実施例1と同様に行なった。
験機テンシロンRTM250(オリエンテック社製)を
用い、室温(24℃)で、引張速度50mm/minにてフランジ
の引抜強度を測定したところ156.6Kgfであった。
トリッジ形態にし、前記トナーカートリッジにトナーを
380 g充填して、−5℃下で12時間保持し、その直後、
室温(24℃)で55cmの高さから1角3陵6面の集合落下
(24本/1箱)を行なったがフランジの外れ等は見られ
なかった。さらに、上記ホットメルト接着品についてホ
ットメルト接着剤のはみ出しについて調べたところ、円
筒内部及び外部の接着剤のはみ出しは見られなかった。
接着層形成状態としては、全周にわたり接着層が均一に
形成され接着層の状態としては極めて良好な状態であっ
た。また、最終トナーカートリッジ形態したものについ
てトナーの排出テスト及び32時間空回転テストを行なっ
たが、トナー残量も極めて少なく、異物の混入も認めら
れなかった。結果を図25にまとめた。
(160 ℃時のRS9010の溶融粘度は3.3Pa ・s (33
00cP))とした以外は実施例1と同様に行なった。
験機テンシロンRTM250(オリエンテック社製)を
用い、室温(24℃)で、引張速度50mm/minにてフランジ
の引抜強度を測定したところ138.1Kgfであった。
トリッジ形態にし、前記トナーカートリッジにトナーを
380 g充填して、−5℃下で12時間保持し、その直後、
室温(24℃)で55cmの高さから1角3陵6面の集合落下
(24本/1箱)を行なったがフランジの外れ等は見られ
なかった。さらに、上記ホットメルト接着品についてホ
ットメルト接着剤のはみ出しについて調べたところ、円
筒内部及び外部の接着剤のはみ出しは見られなかった。
接着層形成状態としては、全周にわたり接着層が均一に
形成され接着層の状態としては極めて良好な状態であっ
た。また、最終トナーカートリッジ形態したものについ
てトナーの排出テスト及び32時間空回転テストを行なっ
たが、トナー残量も極めて少なく、異物の混入も認めら
れなかった。結果を図25にまとめた。
し、ホットメルト接着剤の塗付位置(範囲)をストレー
ト部からテーパー部に変曲する位置を基準にして−59.1
%〜−50%(−6.5mm 〜−5.5mm )になるようにした以
外は実施例1と同様に行なった。上記のホットメルト接
着品ついて、引張試験機テンシロンRTM250(オリ
エンテック社製)を用い、室温(24℃)で、引張速度50
mm/minにてフランジの引抜強度を測定したところ34.1Kg
f であった。このホットメルト接着品を最終トナーカー
トリッジ形態にし、前記トナーカートリッジにトナーを
380 g充填して、−5℃下で12時間保持し、その直後、
室温(24℃)で55cmの高さから1角3陵6面の集合落下
(24本/1箱)を行なったがフランジの外れ等が見られ
た。さらに、上記ホットメルト接着品についてホットメ
ルト接着剤のはみ出しについて調べたところ、円筒内部
及び外部の接着剤のはみ出しは見られなかった。接着層
形成状態としては、全周にわたり接着層が不均一に形成
され、しかも密閉性も殆ど得られなかった。また、最終
トナーカートリッジ形態したものについてトナーの排出
テスト及び32時間空回転テストを行なったが、トナー残
量も極めて少なく、異物の混入も認められなかった。結
果を図26にまとめた。
し、ホットメルト接着剤の塗付位置(範囲)をストレー
ト部からテーパー部に変曲する位置を基準にして−59.1
%〜−20%(−6.5mm 〜−2.2mm )になるようにした以
外は実施例1と同様に行なった。
験機テンシロンRTM250(オリエンテック社製)を
用い、室温(24℃)で、引張速度50mm/minにてフランジ
の引抜強度を測定したところ159.4kgfであった。
トリッジ形態にし、前記トナーカートリッジにトナーを
380 g充填して、−5℃下で12時間保持し、その直後、
室温(24℃)で55cmの高さから1角3陵6面の集合落下
(24本/1箱)を行なったがフランジの外れ等は見られ
なかった。さらに、上記ホットメルト接着品についてホ
ットメルト接着剤のはみ出しについて調べたところ、円
筒外部への接着剤のはみ出しが少し見られ、且つ円筒内
部においては多量のはみ出しが生じていた。接着層形成
状態としては、全周にわたり接着層が均一に形成され接
着層の状態としては極めて良好な状態であった。また、
最終トナーカートリッジ形態したものについてトナーの
排出テスト及び32時間空回転テストを実施使用とした
が、攪拌部材と円筒部材との接着が生じ、攪拌部材のト
ルクが極めて高く、測定機破損のが懸念されたのテスト
は実施しなかった。結果を図26にまとめた。
min とした以外は実施例1と同様に行なった。上記のホ
ットメルト接着品ついて、引張試験機テンシロンRTM
250(オリエンテック社製)を用い、室温(24℃)
で、引張速度50mm/minにてフランジの引抜強度を測定し
たところ44.1kgf であった。
トリッジ形態にし、前記トナーカートリッジにトナーを
380 g充填して、−5℃下で12時間保持し、その直後、
室温(24℃)で55cmの高さから1角3陵6面の集合落下
(24本/1箱)を行なったがフランジの外れ等は見られ
なかった。さらに、上記ホットメルト接着品についてホ
ットメルト接着剤のはみ出しについて調べたところ、円
筒内部及び外部の接着剤のはみ出しは見られなかった。
接着層形成状態としては、全周にわたり接着層が不均一
に形成され、しかも密閉性も殆ど得られなかった。ま
た、最終トナーカートリッジ形態したものについてトナ
ーの排出テスト及び32時間空回転テストを行なったが、
トナー残量も極めて少なく、異物の混入も認められなか
った。結果を図26にまとめた。
inとした以外は実施例1と同様に行なった。上記のホッ
トメルト接着品ついて、引張試験機テンシロンRTM2
50(オリエンテック社製)を用い、室温(24℃)で、
引張速度50mm/minにてフランジの引抜強度を測定したと
ころ77.2kgf であった。
トリッジ形態にし、前記トナーカートリッジにトナーを
380 g充填して、−5℃下で12時間保持し、その直後、
室温(24℃)で55cmの高さから1角3陵6面の集合落下
(24本/1箱)を行なったがフランジの外れ等は見られ
なかった。さらに、上記ホットメルト接着品についてホ
ットメルト接着剤のはみ出しについて調べたところ、円
筒外部へのホットメルト接着剤のはみ出しは見られなか
ったが、円筒内部については、部分的に撹拌翼と接触す
るようなはみ出しが見られた。接着層形成状態として
は、全周にわたり接着層が不均一に形成され、しかも密
閉性も殆ど得られなかった。また、最終トナーカートリ
ッジ形態したものについてトナーの排出テスト及び32時
間空回転テストを行なった。トナー残量としては少なっ
たが、32時間空回転テストの結果異物の混入が認められ
た。結果を図26にまとめた。
剤の塗付位置(範囲)をフランジ内法長さ22.5mm(L1
=22.5)に対して0%〜12.9%(0mm〜2.9mm )とした
以外は実施例11と同様に行なった。
験機テンシロンRTM250(オリエンテック社製)を
用い、室温(24℃)で、引張速度50mm/minにてフランジ
の引抜強度を測定したところ40.5kgf であった。
トリッジ形態にし、前記トナーカートリッジにトナーを
380 g充填して、−5℃下で12時間保持し、その直後、
室温(24℃)で55cmの高さから1角3陵6面の集合落下
(24本/1箱)を行なったがフランジの外れ等は見られ
なかった。上記ホットメルト接着品についてホットメル
ト接着剤のはみ出しについて調べたところ、円筒外部へ
の接着剤のはみ出しが少し見られたが、円筒内部のはみ
出しは見られなかった。
着層が不均一に形成され、しかも密閉性も殆ど得られな
かった。また、最終トナーカートリッジ形態したものに
ついてトナーの排出テスト及び32時間空回転テストを行
なったが、トナー残量も少なく、異物の混入も認められ
なかった。結果を図26にまとめた。
剤の塗付位置(範囲)をフランジ内法長さ22.5mm(L1
=22.5)に対して87.1%〜100 %(19.6mm〜22.5mm)と
した以外は実施例11と同様に行なった。
験機テンシロンRTM250(オリエンテック社製)を
用い、室温(24℃)で、引張速度50mm/minにてフランジ
の引抜強度を測定したところ27.3kgf であった。
トリッジ形態にし、前記トナーカートリッジにトナーを
380 g充填して、−5℃下で12時間保持し、その直後、
室温(24℃)で55cmの高さから1角3陵6面の集合落下
(24本/1箱)を行なったがフランジの外れ等が見られ
た。さらに、上記ホットメルト接着品についてホットメ
ルト接着剤のはみ出しについて調べたところ、円筒外部
へのホットメルト接着剤のはみ出しは見られなかった
が、円筒内部については、多量のはみ出しが見られた。
接着層形成状態としては、全周にわたり接着層は形成
されているが少し不均一傾向にある。しかし、密閉性は
良好であった。また、最終トナーカートリッジ形態した
ものについてトナーの排出テスト及び32時間空回転テス
トを実施使用としたが、攪拌部材と円筒部材との接着が
生じ、攪拌部材のトルクが極めて高く、測定機破損のが
懸念されたのテストは実施しなかった。結果を図26にま
とめた。
剤の塗付位置(範囲)をフランジ内法長さ22.5mm(L2
=22.5)に対して0%〜12.9%(0mm〜2.9mm )とした
以外は実施例15と同様に行なった。
験機テンシロンRTM250(オリエンテック社製)を
用い、室温(24℃)で、引張速度50mm/minにてフランジ
の引抜強度を測定したところ42.6kgf であった。
トリッジ形態にし、前記トナーカートリッジにトナーを
380 g充填して、−5℃下で12時間保持し、その直後、
室温(24℃)で55cmの高さから1角3陵6面の集合落下
(24本/1箱)を行なったがフランジの外れ等は見られ
なかった。上記ホットメルト接着品についてホットメル
ト接着剤のはみ出しについて調べたところ、円筒外部へ
の接着剤のはみ出しが少し見られたが、円筒内部のはみ
出しは見られなかった。接着層形成状態としては、全周
にわたり接着層は形成されているが少し不均一傾向にあ
る。しかし、密閉性は良好であった。また、最終トナー
カートリッジ形態したものについてトナーの排出テスト
及び32時間空回転テストを行なったが、トナー残量も少
なく、異物の混入も認められなかった。結果を図26にま
とめた。
剤の塗付位置(範囲)をフランジ内法長さ22.5mm(L2
=22.5)に対して87.1%〜100 %(19.6mm〜22.5mm)と
した以外は実施例15と同様に行なった。
験機テンシロンRTM250(オリエンテック社製)を
用い、室温(24℃)で、引張速度50mm/minにてフランジ
の引抜強度を測定したところ28.4kgf であった。
トリッジ形態にし、前記トナーカートリッジにトナーを
380 g充填して、−5℃下で12時間保持し、その直後、
室温(24℃)で55cmの高さから1角3陵6面の集合落下
(24本/1箱)を行なったがフランジの外れ等が見られ
た。さらに、上記ホットメルト接着品についてホットメ
ルト接着剤のはみ出しについて調べたところ、円筒外部
へのホットメルト接着剤のはみ出しは見られなかった
が、円筒内部については、多量のはみ出しが見られた。
接着層形成状態としては、全周にわたり接着層が不均一
に形成され、しかも密閉性も殆ど得られなかった。ま
た、最終トナーカートリッジ形態したものについてトナ
ーの排出テスト及び32時間空回転テストを実施使用とし
たが、攪拌部材と円筒部材との接着が生じ、攪拌部材の
トルクが極めて高く、測定機破損のが懸念されたのテス
トは実施しなかった。結果を図26にまとめた。
置(範囲)をストレート部からテーパー部に変曲する位
置を基準にして−100 %〜−73.6%(−11.0mm〜−8.1m
m )になるようにした以外は実施例1と同様に行なっ
た。
験機テンシロンRTM250(オリエンテック社製)を
用い、室温(24℃)で、引張速度50mm/minにてフランジ
の引抜強度を測定したところ66.2kgf であった。
トリッジ形態にし、前記トナーカートリッジにトナーを
380 g充填して、−5℃下で12時間保持し、その直後、
室温(24℃)で55cmの高さから1角3陵6面の集合落下
(24本/1箱)を行なったがフランジの外れ等は見られ
なかった。上記ホットメルト接着品についてホットメル
ト接着剤のはみ出しについて調べたところ、円筒外部へ
の接着剤のはみ出しが少し見られたが、円筒内部のはみ
出しは見られなかった。接着層形成状態としては、全周
にわたり接着層が不均一に形成され、しかも密閉性も殆
ど得られなかった。また、最終トナーカートリッジ形態
したものについてトナーの排出テスト及び32時間空回転
テストを行なったが、トナー残量も少なく、異物の混入
も認められなかった。結果を図26にまとめた。
置(範囲)をストレート部からテーパー部に変曲する位
置を基準にして+74.8%〜+100 %(+8.6mm 〜+11.5
mm)になるようにした以外は実施例1と同様に行なっ
た。
験機テンシロンRTM250(オリエンテック社製)を
用い、室温(24℃)で、引張速度50mm/minにてフランジ
の引抜強度を測定したところ44.1kgf であった。
トリッジ形態にし、前記トナーカートリッジにトナーを
380 g充填して、−5℃下で12時間保持し、その直後、
室温(24℃)で55cmの高さから1角3陵6面の集合落下
(24本/1箱)を行なったがフランジの外れ等は見られ
なかった。さらに、上記ホットメルト接着品についてホ
ットメルト接着剤のはみ出しについて調べたところ、円
筒外部へのホットメルト接着剤のはみ出しは見られなか
ったが、円筒内部については、部分的に撹拌翼と接触す
るようなはみ出しが見られた。接着層形成状態として
は、全周にわたり接着層が不均一に形成され、しかも密
閉性も殆ど得られなかった。また、最終トナーカートリ
ッジ形態したものについてトナーの排出テスト及び32時
間空回転テストを行なった。トナー残量としては少なっ
たが、32時間空回転テストの結果異物の混入が認められ
た。結果を図26にまとめた。
置(範囲)をストレート部からテーパー部に変曲する位
置を基準にして−60.0%〜−53.6%(−6.6mm 〜−5.9m
m )になるようにした以外は実施例1と同様に行なっ
た。
験機テンシロンRTM250(オリエンテック社製)を
用い、室温(24℃)で、引張速度50mm/minにてフランジ
の引抜強度を測定したところ60.5kgf であった。
トリッジ形態にし、前記トナーカートリッジにトナーを
380 g充填して、−5℃下で12時間保持し、その直後、
室温(24℃)で55cmの高さから1角3陵6面の集合落下
(24本/1箱)を行なったがフランジの外れ等は見られ
なかった。上記ホットメルト接着品についてホットメル
ト接着剤のはみ出しについて調べたところ、円筒外部へ
の接着剤のはみ出しが少し見られ、また円筒内部につい
ては、部分的に撹拌翼と接触するようなはみ出しが見ら
れた。接着層形成状態としては、全周にわたり接着層が
不均一に形成され、しかも密閉性も殆ど得られなかっ
た。また、最終トナーカートリッジ形態したものについ
てトナーの排出テスト及び32時間空回転テストを行なっ
た。トナー残量としては少なったが、32時間空回転テス
トの結果異物の混入が認められた。結果を図26にまとめ
た。
(160 ℃時のMG80の溶融粘度は10.2Pa・s (10200c
P ))とした以外は実施例30と同様に行なった。ホット
メルト接着剤の塗付を実施したが、現行の装置では、こ
の溶融粘度で塗付ができなかった。結果を図26にまとめ
た。
(200 ℃時のMZ280の溶融粘度は0.8 Pa・s(800cP
))とした以外は実施例29と同様に行なった。
この溶融粘度では円筒端部内面に塗付した際にホットメ
ルト接着剤のダレが発生し、接着剤層として不均一なも
のとなった。そのために、フランジを円筒に挿入した際
に円筒外部への接着剤のはみ出しが少し見られ、また円
筒内部については、部分的に撹拌翼と接触するようなは
み出しが見られた。上記のホットメルト接着品ついて、
引張試験機テンシロンRTM250(オリエンテック社
製)を用い、室温(24℃)で、引張速度50mm/minにてフ
ランジの引抜強度を測定したところ37.5kgf であった。
このホットメルト接着品を最終トナーカートリッジ形態
にし、前記トナーカートリッジにトナーを380 g充填し
て、−5℃下で12時間保持し、その直後、室温(24℃)
で55cmの高さから1角3陵6面の集合落下(24本/1
箱)を行なったがフランジの外れ等は見られなかった。
また、最終トナーカートリッジ形態したものについてト
ナーの排出テスト及び32時間空回転テストを行なった。
トナー残量としては少なったが、32時間空回転テストの
結果異物の混入が認められた。結果を図26にまとめた。
器とフランの間(接合部)に接着剤を収納する空間を設
け、円筒の長手方向にフランジを接着する際に、円筒と
フランジの接着部に形成される前記空間より接着剤の流
出を防止することにより、円筒外部及び内部のホットメ
ルト接着剤のはみ出しが防げ、外観欠点を防止できる。
する場合は、ホットメルト接着剤のはみ出し部と撹拌部
材との接着が防止できる。
部と撹拌部材との摺接により発生するホットメルト接着
剤の削粉のトナー中への混入も防げ、それに起因する画
像不良も防止できるものである。
る。
である。
する場合の説明図である。
である。
した状態説明図、(b)は挿入したトナーカートリッジ
を回転して使用可能状態にした状態説明図である。
の係止状態の説明図である。
である。
関係説明図である。
装着部に挿入した状態説明図、(b),(c)はトナー
カートリッジをカートリッジ装着部にロックした状態説
明図である。
示す説明図である。
明図である。
斜めにした実施例の説明図である。
体的に設けた実施例の説明図である。
に設けた実施例の説明図である。
である。
のである。
のである。
のである。
Claims (5)
- 【請求項1】 トナーを収容する略円筒状のトナー補給
容器と、前記トナー補給容器に設けられるトナー排出開
口と、前記トナー補給容器の少なくとも一端に設けられ
るフランジと、を有するトナーカートリッジの製造方法
において、 前記トナー補給容器と前記フランジとの接合部に形成さ
れる空間に対し、前記トナー補給容器と前記フランジと
の接合部に形成される空間をV(cm3)、ホットメルト接
着剤の24℃における密度をd(g/cm3)、ホットメルト接
着剤の塗付量をM(g)とした場合、 0.1V×d≦M≦0.8V×d(式中の数値は空間率) の関係を満足する量のホットメルト接着剤を1〜70m/mi
nの塗布速度で塗付して前記トナー補給容器と前記フラ
ンジとを接合することを特徴とするトナーカートリッジ
の製造方法。 - 【請求項2】 トナーを収容する略円筒状のトナー補給
容器と、前記トナー補給容器に設けられるトナー排出開
口と、前記トナー補給容器の少なくとも一端に設けられ
るフランジと、を有するトナーカートリッジの製造方法
において、 前記トナー補給容器と前記フランジとの接合部に形成さ
れる空間に対し、前記トナー補給容器と前記フランジと
の接合部に形成される空間をV(cm3)、ホットメルト接
着剤の24℃における密度をd(g/cm3)、ホットメルト接
着剤の塗付量をM(g)とした場合、 0.1V×d≦M≦0.8V×d(式中の数値は空間率) の関係を満足する量のホットメルト接着剤を、塗付粘度
が1Pa・s〜10Pa・s(1000cP〜10000cP)の状態で塗付し
て前記トナー補給容器と前記フランジとを接合すること
を特徴とするトナーカートリッジの製造方法。 - 【請求項3】 前記フランジがストレートタイプ形状で
ある場合、フランジ内法長さL1に対して14%〜86%の
範囲内においてホットメルト接着剤を塗布することを特
徴とした請求項1又は2記載のトナーカートリッジの製
造方法。 - 【請求項4】 前記フランジがテーパータイプ形状であ
る場合、フランジ内法長さL2に対して14%〜86%の範
囲内においてホットメルト接着剤を塗付することを特徴
とした請求項1又は2記載のトナーカートリッジの製造
方法。 - 【請求項5】 トナーを収容する略円筒状のトナー補給
容器と、前記トナー補給容器に設けられるトナー排出開
口と、前記トナー補給容器の少なくとも一端に設けられ
るフランジと、を有するトナーカートリッジの製造方法
において、 前記トナー補給容器とストレート+テーパー形状である
前記フランジとの接合部に形成される空間に対し、前記
トナー補給容器と前記フランジとの接合部に形成される
空間をV(cm3)、ホットメルト接着剤の24℃における密
度をd(g/cm3)、ホットメルト接着剤の塗付量をM(g)と
した場合、 0.1V×d≦M≦0.8V×d(式中の数値は空間率) の関係を満足する量のホットメルト接着剤を前記ストレ
ート部から前記テーパー部に変曲する位置を基準にスト
レート部の内法長さL1に対して−73%からテーパー部
の内法長さL2に対して+73%の範囲内において塗付し
て前記トナー補給容器と前記フランジとを接合すること
を特徴とするトナーカートリッジの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12131794A JP3224476B2 (ja) | 1994-06-02 | 1994-06-02 | トナーカートリッジの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12131794A JP3224476B2 (ja) | 1994-06-02 | 1994-06-02 | トナーカートリッジの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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