JP3224368U - 植栽用コンセントボックス - Google Patents
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Abstract
【課題】地表面に設置するタイプでありながら、植栽の中に紛れ込めるような形状とし、作業員にも安全で、雨水が入りにくい構造の植栽用コンセントボックスを提供する。【解決手段】埋設配管8を地中からボックス本体1内部に引き入れて、当該配管8の電線と接続したケーブル9の先端にプラグ受け11を取付け、前記ケーブル9をボックス本体1内から引き出して、又はボックス本体1内で前記プラグ受け11をコンセントとして使用するコンセントボックスにおいて、ボックス本体1を有底の円形筒型とし、当該ボックス本体1の上端を地表面より上に突出させ、前記埋設配管8をボックス本体1の底板1aに設けた孔を通してボックス本体1内に引き入れて、ボックス本体1内で前記ケーブル9と接続させ、当該ボックス本体1内に前記ケーブル9及びプラグ受け11を収納し、当該ボックス本体1の上端縁にドーム型の蓋2を被せた。【選択図】 図1
Description
この考案は、主に植栽等の作業の際に使用する電源としてのコンセントボックスに関するものである。
現在、植栽内にコンセントを設置する場合、通常防水性の関係でポール付け等にする必要がある。しかしながら、一部では植栽内にポールを付けることが意匠上好まれていないため、植栽のなかに隠れるようなコンセントが望まれている。このような場合、散水栓に使用しているような地中にボックスを設けて、その中にコンセントを収めている。また、特許文献1のように、上記ボックスを地表面に設けている場合もある。
上記ボックスを地中に埋設したものは、地表面以下にコンセントが配置されることにより防水面が懸念される。また、地中に埋まっているため、コンセントボックスの使用時に容易にその位置を見つけ出しにくい。
また、地表面から出ているものは、蓋面に水が溜まり隙間からボックス内に水が入ってしまう可能性がある。上記特許文献1のものは、コンセント本体部を被うカバーが伏せ椀型であり、前記コンセント本体が、周囲より隆起した台座からなるが、カバーとコンセント本体部との間に間隙があり、当該間隙から雨水が入り、コンセント本体部が水に浸されるおそれがある。
また、前記コンセントボックスは、植え込み等の視界が悪い箇所にあることが多く、ボックスが矩形であると植栽の作業員たちが足などをぶつけて怪我をする可能性がある。
また、地中、地表面を問わず、蓋を密閉タイプとした場合、プラグ受け受けやケーブルを使用する際は、蓋を開けた状態となってしまう。それ故、雨や土が内部に入ってしまうおそれがある。また、蓋を閉めた状態でケーブルを取り出せるように蓋に切り欠き(開口部)を設けた場合は当該切り欠き又は開口部から雨や土が入ってしまう。
この考案は、上記の点に着目し、地中埋設型ではなく、地表面に設置するタイプでありながら、植栽の中に紛れ込めるような形状とし、作業員にも安全で、雨水が入りにくい構造の植栽用コンセントボックスを提供することを目的としたものである。
請求項1の考案は、埋設配管を地中からボックス本体内部に引き入れて、当該配管の電線と接続したケーブルの先端にプラグ受けを取付け、前記ケーブル及びプラグ受けをボックスから引き出して、又はボックス本体内で前記プラグ受けをコンセントとして使用するコンセントボックスにおいて、ボックス本体を有底の円形筒型とし、当該ボックス本体の上端を地表面より上に突出させ、前記埋設配管をボックス本体の底板に設けた孔を通してボックス本体内に引き入れて、当該ボックス本体内で前記ケーブルと接続させ、また、当該ボックス本体内に前記ケーブル及びプラグ受けを収納し、当該ボックス本体の上端縁にドーム型の蓋の下端縁を被せた、植栽用コンセントボックスとした。
また、請求項2の考案は、前記ボックス本体の上端縁及び蓋の下端縁の重合箇所にそれぞれ前記ケーブル断面の大きさの切り欠きを設けた、請求項1に記載の植栽用コンセントボックスとした。
また、請求項3の考案は、前記蓋の下端縁内周に、下部が下方に突出し内周縁板を設け、当該内周縁板の下部を、前記ボックス本体の上端縁内周に入れて重合させて前記蓋でボックス本体上面を被う、請求項1又は2に記載の植栽用コンセントボックスとした。
また、請求項4の考案は、前記ボックス本体内に中底を設け、当該中底の下方でボックス本体内に引き入れた埋設配管と前記ケーブルの一端を接続し、前記ケーブルの他端を前記中底に穿った孔を通して中底の上方に導出し、当該中底の孔貫通箇所にケーブル抜け止め具を設け、前記ケーブルの他端及びプラグ受けを中底の上のボックス本体内に収納した、請求項1〜3のいずれかに記載の植栽用コンセントボックスとした。
請求項1の考案によれば、植栽に紛れる程度の大きさにすることができるため、普段は目立たないようにすることができる。一方また、全てが埋設されていないため、使用時に見つけ易い。
また、上部をドーム型の球形にしたことで、蓋に水が溜まらない。また、蓋を被せる形状としたにで、内部に水が溜まりにくい。また、鋭角部がないため、作業者の足がぶつかっても怪我をしにくい。
また、請求項2の考案によれば、蓋をボックス本体に被せて閉じた状態でもプラグ受け付きのケーブルを外部に取り出して使用でき、その際もケーブルが通るだけの大きさの切り欠きのため、当該切り欠きから雨水や土が入りにくい。また、使用しないときは、前記蓋とボックス本体の切り欠きをずらして蓋をすることで、密閉され、雨や土が内部に入らない。
また、請求項3の考案によれば、蓋の下端に内周縁板を突設し、当該内周縁板をボックス本体の上端内周に重合させているため、蓋をボックス本体に被せた際、より密閉できる。
また、請求項4の考案によれば、ボックス本体内部に、内部を上下に二分する中底を設けて、埋設配管とケーブルとを分けて収容しているため、先端にプラグ受けを有するケーブルのボックス本体からの出し入れの際、埋設配管の接続部に触れることがなく、安全である。また、ケーブル抜け止め具を設けているため、ケーブルの取り扱いが容易にできる。
(実施の形態例1)
この考案の実施の形態例1の植栽用コンセントボックスAを図1〜図5に基づいて説明する。
この考案の実施の形態例1の植栽用コンセントボックスAを図1〜図5に基づいて説明する。
この植栽用コンセントボックスAは、有底の円筒型のボックス本体1と、当該ボックス本体1の上面を被うドーム型の蓋2とから構成されている。この蓋2の下端内周には、当該内周に沿って内周縁板3の上部が取り付けられ、その下部を蓋2の下端縁から下方に突出させている。
そして、蓋2をボックス本体1の上端に被せた際、前記内周縁板3の下部が、ボックス本体1の開口する上端内周に接して入り、重合、固定し、ボックス本体1は密閉される。また、図2に示すように、前記内周縁板3の下端縁及びボックス本体1の上端縁の一箇所、すなわち蓋2とボックス本体1との重合箇所に、後述のケーブル9の断面と同じ大きさの切り欠き4、5がそれぞれ設けられ、これらの切り欠き4、5の位置を合わせると、ケーブル9が挿通可能である。また、これらの切り欠き4、5の位置をずらすとボックス本体1と蓋2は密閉される。
また、図1及び図3に示すように、前記ボックス本体1内には中底6が設けられ、ボックス本体1の底板1aと前記中底6との間に密閉された空間7が設けられている。地中に埋設された埋設配管8、8は前記底板1aに設けられた孔を通してボックス本体1の前記空間7に導入され、そこでケーブル9の一端が埋設配管8、8のケーブル8aと圧着スリーブ10等で電気的に接続されている。
図4はケーブル9と埋設配管8,8の前記圧着スリーブ10による接続の配線構成を示す。具体的には前記ケーブル8aはケーブルシース8b内に絶縁体8cが被覆された導体8dが2本通っている。地中に埋設された埋設配管8のケーブル8aの一部をボックス本体1の前記空間7内に導入し、当該空間7内の前記ケーブル8の一定幅のケーブルシース8bをはぎ取り、その中央部の絶縁体8cをはぎ取って2本の導体8dをむき出しにする。また、前記ケーブル9もケーブルシース9a内に絶縁体9bが被覆された導体9cが2本通っている。そして前記空間7内に一端を入れたケーブル9の端部の2本の導体9cをむき出しにして、圧着スリーブ10により前記各導体8d及び各導体9cを電気的に接続したものである。
そして、前記ケーブル9の他端は前記中底6に穿った孔6aを通って、中底6の上のボックス本体1内に導入され、ケーブル9の先端に、プラグ受け11が一体に接続されている。また、中底6の孔6aを通るケーブル9の周囲には抜け止め具12が被冠され、ケーブル9が中底6で固定されている。また、前記蓋2はチェーン13でボックス本体1とつながっている。
このケーブル9の長さは、当該コンセントボックスAの外側に引き出されても一定の長さを有する長さである。また、このコンセントボックスAはボックス本体1の底板1aを植栽の中の地表面に置いて固定されている。
そして、植栽中に、電源が必要となった際、前記蓋2を開け、ボックス本体1内からケーブル9を取出し、ボックス本体1の上端の切り欠き5にケーブル9を入れ、図5に示すように、このケーブル9箇所に蓋2の下端の切り欠き4を合わせて蓋2をボックス本体1に被せれば、ボックス本体1は密閉される。
また、この状態で、コンセントボックスAからケーブル9及びプラグ受け11が引き出されており、使用する機器の電線ケーブルをプラグ受け11につなぎ電源を供給できる。勿論蓋2を開けた状態で、前記プラグ受け11に前記電線カーブルをつなげても良く、また、ボックス本体1内でプラグ受け11に前記電線ケーブルを接続し、当該電線ケーブルを前記切り欠き4、5に通して、コンセントボックスAの外に引きだし、蓋2を閉めた状態で使用することもできる。
なお、上記実施の形態例1では、切り欠き4、5を設けたが、これらはこの考案の必須要件ではない。また、蓋2の下端縁に内周縁板3を設けたが、この内周縁板も必須要件ではない。
また、上記実施の形態例1では、ボックス本体1内に中底6を設けたが、当該中底6はこの考案の必須要件ではない。また、抜け止め具12はなくても良い。
A コンセントボックス
1 ボックス本体 1a 底板
2 蓋 3 内周縁板
4 切り欠き 5 切り欠き
6 中底 6a 孔
7 空間 8 埋設配管
8a ケーブル 8b ケーブルシース
8c 絶縁体 8d 導体
9 ケーブル 9a ケーブルシース
9b 絶縁体 9c 導体
10 スリーブ 11 プラグ受け
12 抜け止め具 13 チェーン
1 ボックス本体 1a 底板
2 蓋 3 内周縁板
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9 ケーブル 9a ケーブルシース
9b 絶縁体 9c 導体
10 スリーブ 11 プラグ受け
12 抜け止め具 13 チェーン
Claims (4)
- 埋設配管を地中からボックス本体内部に引き入れて、当該配管と接続したケーブルの先端にプラグ受けを取付け、前記ケーブル及びプラグ受けをボックス本体内から引き出して、又はボックス本体内で前記プラグ受けをコンセントとして使用するコンセントボックスにおいて、
ボックス本体を有底の円形筒型とし、当該ボックス本体の上端を地表面より上に突出させ、
前記埋設配管をボックス本体の底板に設けた孔を通してボックス本体内に引き入れて、当該ボックス本体内で前記ケーブルと接続させ、
また、当該ボックス本体内に前記ケーブル及びプラグ受けを収納し、
当該ボックス本体の上端縁にドーム型の蓋の下端縁を被せたことを特徴とする、植栽用コンセントボックス。 - 前記ボックス本体の上端縁及び蓋の下端縁の重合箇所にそれぞれ、前記ケーブル断面の大きさの切り欠きを設けたことを特徴とする、請求項1に記載の植栽用コンセントボックス。
- 前記蓋の下端縁内周に、下部が下方に突出し内周縁板を設け、当該内周縁板の下部を、前記ボックス本体の上端縁内周に入れて重合させて前記蓋でボックス本体上面を被うことを特徴とする、請求項1又は2に記載の植栽用コンセントボックス。
- 前記ボックス本体内に中底を設け、当該中底の下方でボックス本体内に引き入れた埋設配管と前記ケーブルの一端を接続し、前記ケーブルの他端を前記中底に穿った孔を通して中底の上方に導出し、当該中底の孔貫通箇所にケーブル抜け止め具を設け、前記ケーブルの他端及びプラグ受けを中底の上のボックス本体内に収納したことを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の植栽用コンセントボックス。
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JP2019003726U JP3224368U (ja) | 2019-10-01 | 2019-10-01 | 植栽用コンセントボックス |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2019003726U Active JP3224368U (ja) | 2019-10-01 | 2019-10-01 | 植栽用コンセントボックス |
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