JP3224252U - 水耕栽培用具 - Google Patents

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Abstract

【課題】養液を補給しなくても、植物の種子や球根などの水耕栽培の対象物が養液に浸かったまま保たれる水耕栽培用具を提供する。【解決手段】水耕栽培用具100は、養液に浮かぶ浮力体10からなり、浮力体には、環状の中空チューブや中実部材を使用する。浮力体の孔部20に、水耕栽培の対象物を受け止める対象物受部を設けてもよい。浮力体は、串状の軸体を突き刺し可能な中実部材によって形成することが可能である。【選択図】図1

Description

本考案は、水耕栽培用具、特に、ベランダでの水耕栽培で家庭菜園を楽しんだり、室内で観葉植物の1種として植物を水耕栽培で育成したりするのに有益な水耕栽培用具に関する。
アボカドやライチといった植物を、それらの丸くて大きな種子から観葉植物の1種として水耕栽培で育成するときには、実を食べたあとに残った種子を水のような養液の入った容器に浸けておくと、種子から芽や根が出て次第に葉っぱが延び出して苗に成長する。このような水耕栽培を家庭のキッチンの窓辺やベランダで楽しむときには、容器にガラスや陶器のコップが使用され、養液には水が使用されることが多かった。
次に、家庭で多く行われている従来例としての第1及び第2の2つの事例による水耕栽培の方法や水耕栽培に用いる水耕栽培用具を説明する。
図12は第1の従来例による初期状態での水耕栽培用具の使用状態を説明的に示した縦断正面図である。この事例では、容器1としてガラスコップが使用され、養液2として水が使用されている。そして、アボガドのような丸くて大きな植物の種子でなる水耕栽培の対象物3に突き刺した爪楊枝のような複数本(たとえば3本)の串状の軸体4を対象物3の周囲に突き出させた後、それらの軸体4を容器1の口縁部に乗せ掛けることによって対象物3を養液2に浸けている。したがって、この第1の従来例において、養液2の適切な水位は、図10に仮想線で示したように対象3が浸かる程度の水位である。
図13は第2の従来例による初期状態での水耕栽培用具の使用状態を説明的に示した縦断正面図、図14は第2の従来例による植物5が成育した状態での水耕栽培用具の使用状態を説明的に示した縦断正面図である。この事例では、容器1として絞り形状の首部1aを有するガラスポットが使用され、養液2として水が使用されている。そして、丸くて大きな植物の種子でなる栽培の対象物3を容器1の首部1aに載置することによって対象物3を養液2に浸けている。図13の初期状態から図14のように植物5が成育して根6や葉っぱ7が伸びてくれば、それらの伸びに合わせて少しずつ養液2の量を減らすことも許容されるけれども、一般的には、対象物3が養液2に浸かっていることが望ましい。したがって、この第2の従来例においても、養液2の適切な水位は、図13及び図14に仮想線で示したように対象物3が浸かる程度の水位である。
一方、先行例では、貯水槽の水を吸水紐によって吸い上げた水を、植物を置いた育成槽に補給するようにしたペットボトル水耕栽培法が提案されている(たとえば特許文献1参照)。また、他の先行例には、液肥ボトルのボトル口を下向きにして水槽に臨ませておくことにより、水槽内の液肥レベルが常に一定になるように液肥ボトルから液肥を補給するようにした水耕栽培装置が提案されている(たとえば特許文献2参照)。
特開2001−320970号公報 実用新案登録第3153340号公報
図13及び図14の第2従来例では、対象物3から伸び出た根6がある程度の長さになるまでは、対象物3や根6が養液2に浸かったままになっていることが好ましいけれども、図14のように対象物3の根6が長く伸び出してくれば、上記したように根6の伸びに合わせて少しずつ養液2の量を減らすことも許容される。しかし、養液2の量が減ることにより水位が下がり過ぎ、養液2に浸かっていない対象物3がそのまま長時間放置されたり、根6が養液2の上に露出し過ぎたりすると、容器1に多くの養液2が残っているにもかかわらず対象物3や植物5が弱りやすくなるという問題がある。このような問題は、旅行などで世話ができないような場合に、養液2の水位管理が数日間もできずに放置されたりするときに生じやすい。
この点に関し、先行例である特許文献1のペットボトル水耕栽培法では、貯水槽の水が空になると吸水紐による育成槽への水の補給ができなくなる。他の先行例である特許文献2の水耕栽培装置でも、液肥ボトルの液肥が空になると、液肥ボトルから水槽へ液肥が補給されなくなる。したがって、これらの特許文献1又は特許文献2によって提案されているものによっては、旅行などで世話ができなときに起こり得るような養液の水位が下がり過ぎることによる上記の問題点を改善することはできない。
本考案は、以上の状況に鑑みてなされたものであり、旅行などで世話ができないようなときに、養液を補給しなくても植物の種子や球根などの水耕栽培の対象物が養液に浸かったまま保たれるようになり、容器に多くの養液が残っているにもかかわらず対象物が養液に浸かっていないという状況が生じなくなる水耕栽培用具を提供することを目的としている。
また、本考案は、アボカドやライチといった植物を、家庭のキッチンの窓辺やベランダで、観葉植物の1種として水耕栽培で手軽に育成するときに便利に使用することのできる水耕栽培用具を提供することを目的とする。
本考案に係る水耕栽培用具は、容器に養液を貯留して行う植物の種子や球根などの対象物の水耕栽培に用いられる水耕栽培用具であって、上記対象物を位置させるための孔部を備えた養液に浮かぶ浮力体でなる、というものである。
この考案によると、養液に浮かべた浮力体が、浮力体の孔部に位置させた植物の種子や球根などの水耕栽培の対象物と共に養液の液位の変動に追従するので、養液の量が少なくなって液位が低下しても対象物が養液の上方に露出したりすることがなくなる。したがって、旅行などで世話ができないようなときには、大きな容器に溜めた養液に浮力体を浮かべておけば、容器に多くの養液が残っているにもかかわらず対象物が養液に浸かっていないという状況が生じなくなる。また、浮力体や養液を溜める容器などは容易に入手できるので、アボカドやライチといった植物を、家庭のキッチンの窓辺やベランダで観葉植物の1種として水耕栽培で手軽に育成することが可能になる。
本考案にあっては、浮力体の上記孔部に、この孔部に挿入された対象物を受け止める対象物受部が設けられている、という構成を採用することが可能である。この考案では、対象物受部に様々な構成のものを採用することができる。たとえば、上記対象物受部が、浮力体の上記孔部に一体に内向き突出状に装備されて切断加工が可能な突片でなる、という構成を採用することができ、これによると、浮力体に装備されている突片を切断加工してその出幅や形状を対象物の大きさ及び形状に合わせることにより、当該水耕栽培用具を様々な大きさの対象物に使用することができるようになる。また、上記対象物受部が、上記対象物を保持する保持部材を載置可能な内鍔状の段付部によって形成されている、という構成を採用することもでき、これによると、浮力体の孔部の大きさに比べて対象物が小さ過ぎるような場合でも、その対象物を保持させた保持部材を浮力体の内鍔状の段付部に載置することによって、対象物を安定して浮力体の孔部に位置させることが可能になる。
本考案においては、上記浮力体が2枚の環状の樹脂シートの内外の周縁に備わっている耳縁同士を熱溶着して形成されている環状の中空チューブでなる、という構成や、上記浮力体が、串状の軸体を突き刺し可能な中実部材でなる、という構成を採用することが可能である。上記の環状の中空チューブや串状の軸体を突き刺し可能な中実部材は安価にかつ容易に入手することができるので、アボカドやライチといった植物を、家庭のキッチンの窓辺やベランダで観葉植物の1種として水耕栽培で手軽に育成することが可能になる。
以上説明したように、本考案に係る水耕栽培用具によれば、旅行などで世話ができないようなときに養液を補給しなくても、容器に多くの養液が残っているにもかかわらず植物の種子や球根などの水耕栽培の対象物が養液に浸かっていないという状況の生じることを未然に回避することが可能になる。また、浮力体や養液を溜める容器などは容易にかつ安価に入手できるので、アボカドやライチといった植物を、家庭のキッチンの窓辺やベランダで観葉植物の1種として水耕栽培で手軽に育成するときに便利に使用することができる。
本考案の実施形態に係る水耕栽培用具の概略斜視図である。 同水耕栽培用具の垂直断面図である。 図2の一部を拡大して示した部分断面図である。 図1の水耕栽培用具の第1使用例を断面図で示した説明図である。 図1の水耕栽培用具の第2使用例を断面図で示した説明図である。 図1の水耕栽培用具の第2使用例を平面図で示した説明図である。 本考案の他の実施形態に係る水耕栽培用具の断面図である。 本考案のさらに他の実施形態に係る水耕栽培用具の断面図である。 図8の水耕栽培用具100の他の使用例を断面図で示した説明図である。 本考案のさらに他の実施形態に係る水耕栽培用具を例示した断面図である。 本考案のさらに他の実施形態に係る水耕栽培用具の概略斜視図である。 第1の従来例による初期状態での水耕栽培用具の使用状態を説明的に示した縦断正面図である。 第2の従来例による初期状態での水耕栽培用具の使用状態を説明的に示した縦断正面図である。 第2の従来例による植物が成育した状態での水耕栽培用具の使用状態を説明的に示した縦断正面図である。
図1は本考案の実施形態に係る水耕栽培用具の概略斜視図、図2は同水耕栽培用具の断面図、図3は図2の一部を拡大して示した部分断面図である。
図1に例示した水耕栽培用具100は浮力体10でなり、この浮力体10は、植物の種子や球根などの対象物(図1〜図3において不図示)を位置させるための孔部20を備えている。図2又は図3のように、図例の浮力体10は、空気を閉じこめた状態で、2枚の円環状の樹脂シート11、11の内外の周縁に備わっている耳縁12,13同士を熱溶着することによって製作された環状の中空チューブでなる。このような浮力体10には、外周径が9〜10cm程度、内周径が3〜4cm程度のものを好適に用いることが可能であり、この程度のサイズの環状の中空チューブでなる浮力体10であると、丸くて大きなアボガドの種子のような対象物を水耕栽培するのに適し、しかも、このような環状の中空チューブであれば容易にかつ安価に製造することができる。浮力体10において、平面視形状については円環状に限定されることはなく、環状であれば、たとえば偏平な楕円形や長円形、さらには矩形や三角形であってもよい。
図4は図1の水耕栽培用具の第1使用例を断面図で示した説明図である。水耕栽培を行うときには、図4のように、アボガドの種子のような丸くて大きな対象物50を、容器(不図示)に貯留している養液60に浮かべた浮力体10の孔部20に挿入して位置させる。この場合において、対象物50の大きさが浮力体10の孔部20のサイズに比べて比較的小さいときには、浮力体10の孔部20に挿入された対象物50が、実線で示したように、上記した2枚の円環状の樹脂シート11、11の内側の耳縁13により支えられて位置決めされるのに対して、対象物50の大きさが浮力体10の孔部20のサイズに比べて比較的大きいときには、浮力体10の孔部20に挿入された対象物50が、仮想線で示したように、浮力体10内側周面14により支えられて位置決めされる。ここで説明した第1使用例では、対象物50の大きさに応じて、浮力体10の内側の耳縁13や浮力体10内側周面14が、浮力体10の孔部20に挿入された対象物50を受け止める対象物受部15として作用している。
図4の第1使用例によると、浮力体10の孔部20に位置している対象物50が、浮力体10の耳縁13でなる対象物受部15又は内側周面14により養液60に浸かる位置で支えられたまま、浮力体10と共に養液60の水位の変動に追従するようになるので、養液60の量が少なくなって水位が低下しても、対象物50が養液60の上方に露出したりすることがなくなる。養液60を貯留する容器には、ガラスコップや陶器などの小形容器のほか、バケツなどの大形容器を使うことができ、特に、大形容器を使うと、多くの養液60を予め貯留させておくことができるので、旅行などで世話ができないようなときに、容器に多くの養液60が残っているにもかかわらず対象物50が養液60に浸かっていないという状況が生じなくなる。また、養液60には水を使用できるけれども、必要に応じて、植物育成に必要な養分を含む液を使用することもできる。
図5は図1の水耕栽培用具の第2使用例を断面図で示した説明図、図6は図1の水耕栽培用具の第2使用例を平面図で示した説明図である。図5及び図6に示した第2使用例では、対象物50が孔部20よりも極めて小さく、耳縁13でなる対象物受部15によっても支えられず位置決めできないほど小さい場合に、対象物50に突き刺した爪楊枝のような複数本(たとえば3本)の串状の軸体51を対象物50の周囲に突き出させた状態で、それらの軸体51を、養液60に浮かべられた浮力体10に乗せ掛けることによって浮力体10の孔部20に位置させている。この第2使用例によっても、軸体51を介して浮力体10により養液60に浸かる位置で支えられた対象物50が、養液60に浸かる位置で支えられたまま浮力体10と共に養液60の水位の変動に追従するようになるので、養液60の量が少なくなって水位が低下しても、対象物50が養液60の上方に露出したりすることがなくなる。養液60を貯留容器に、ガラスコップや陶器などの小形容器のほか、バケツなどの大形容器を使うことができる点、養液60に水を使用することができる点などは、図4を参照して説明したところと同様である。
図7は本考案の他の実施形態に係る水耕栽培用具100の例示した断面図である。この水耕栽培用具100では、上記した浮力体10の内側の耳縁13を幅広に形成してあると共に、この幅広の耳縁13によって、浮力体10の孔部20に一体に内向き突出状に装備された切断加工が可能な環状の突片16を構成している。この突片16は、浮力体10の孔部20に挿入された対象物を受け止める対象物受部15としての役割を備えている。この実施形態によると、環状の突片16をカッターや鋏を用いて容易に切断加工することができるので、対象物の大きさや形状に合わせて、たとえば図7に仮想線イで示した箇所で突片23を切断加工することにより、浮力体10の内側周面14からの出幅Lを調節することができ、そのような出幅調節を行うことにより、大きさの異なる対象物を対象物受部15によって安定して位置させることが可能になる。この実施形態によっても、浮力体10により養液60に浸かる位置で支えられた対象物50が、養液60に浸かる位置で支えられたまま、浮力体10と共に養液60の水位の変動に追従するようになるので、養液60の量が少なくなって水位が低下しても、対象物50が養液60の上方に露出したりすることがなくなる。養液60を貯留した容器に、ガラスコップや陶器などの小形容器のほか、バケツなどの大形容器を使うことができる点、養液60に水を使用することができる点などは、図4を参照して説明したところと同様である。
図8は本考案のさらに他の実施形態に係る水耕栽培用具100を例示した断面図である。この実施形態では、浮力体10を環状の発泡樹脂成形体(たとえば、発泡スチロール成形体)やバルサ材といった環状の中実部材によって形成している。そして、環状の中実部材でなる浮力体10の孔部20の内周下部の壁を内側に向けて段付き状に膨らみ出させることによって形成された環状の段付部17を具備させ、この段付部17によって、上記した対象物受部15を形成している。これによると、使用状態では、仮想線で示したように、孔部20に挿入された対象物50が、段付部17によって形成された対象物受部15によって受け止められる。また、対象物受部15を、浮力体10の孔部20の内周中央部に設けることもできる。
図9は図8の水耕栽培用具100の他の使用例を断面図で示した説明図である。この使用例では、段付部17によって形成されている対象物受部15に、仮想線で示したように、対象物50を載置して保持させたリング状の保持部材18を載置している。これによると、浮力体10の孔部20の大きさに比べて対象物50が小さすぎるような場合でも、その対象物50を浮力体10の孔部20に安定して位置させることができる。
図10は本考案のさらに他の実施形態に係る水耕栽培用具100を例示した断面図である。この実施形態においても、浮力体10を環状の発泡樹脂成形体(たとえば、発泡スチロール成形体)やバルサ材といった環状の中実部材によって形成している。この水耕栽培用具100によると、図示したように、浮力体10に複数本の串状の軸体51を突き刺して、それらの軸体51を孔部20の内側に向けて突出させておき、仮想線で示したように、対象物50を、浮力体10に突き刺した複数本の軸体51に乗せ掛けて孔部20に位置させることが可能である。
図11は本考案のさらに他の実施形態に係る水耕栽培用具100の概略斜視図である。この実施形態では、浮力体10が板状に形成されていて、その複数箇所に孔部20が設けられている。これによると、1つの水耕栽培用具100を用いて複数個の対象物を育成することが可能になる。
図7〜図11を参照して説明した水耕栽培用具100によっても、上記したように、浮力体10により養液60に浸かる位置で支えられた対象物50が、養液60に浸かる位置で支えられたまま、浮力体10と共に養液60の水位の変動に追従するようになるので、養液60の量が少なくなって水位が低下しても、対象物50が養液60の上方に露出したりすることがなくなる。養液60を貯留する容器に、ガラスコップや陶器などの小形容器のほか、バケツなどの大形容器を使うことができる点、養液60に水を使用することができる点などは、図4を参照して説明したところと同様である。さらに、図7〜図10に示した浮力体10において、その外周径や内周径は、図1を参照して説明した浮力体10の外周径や内周径と同等程度に定めておくことが望ましい。また、平面視形状については円環状に限定されることはなく、環状であれば、たとえば偏平な楕円形や長円形、さらには矩形や三角形であってもよい。また、図8〜図10に示した浮力体10において、断面形状は正円形に限定されることはなく、たとえば偏平な楕円形や長円形、さらには矩形や三角形の断面形状であってもよい。
以上の説明では、水耕栽培の対象物50として、アボガドの種子を例示したけれども、本考案に係る水耕栽培用具100を用いて水耕栽培を行うことのできる対象物50には、アボガドの種子のほか、ライチの種子やパイナップルの葉、スイセンやヒヤシンスなどの球根類、サボテンなどの多肉植物、などを挙げることができる。また、養液には、水のほか、必要な養分を含んだ養液を使用することが可能である。
なお、図1〜図11において、同一又は相応する部分又は要素に同一の符号を付している。
10 浮力体
15 対象物受部
16 突片
17 段付部
20 孔部
50 対象物
51 軸体
60 養液
100 水耕栽培用具

Claims (6)

  1. 容器に養液を貯留して行う植物の種子や球根などの対象物の水耕栽培に用いられる水耕栽培用具であって、
    上記対象物を位置させるための孔部を備えた養液に浮かぶ浮力体でなる水耕栽培用具。
  2. 浮力体の上記孔部に、この孔部に挿入された対象物を受け止める対象物受部が設けられている請求項1に記載した水耕栽培用具。
  3. 上記対象物受部が、浮力体の上記孔部に一体に内向き突出状に装備されて切断加工が可能な突片でなる請求項2に記載した水耕栽培用具。
  4. 上記対象物受部が、上記対象物を保持する保持部材を載置可能な内鍔状の段付部によって形成されている請求項2に記載した水耕栽培用具。
  5. 上記浮力体が2枚の環状の樹脂シートの内外の周縁に備わっている耳縁同士を熱溶着して形成されている環状の中空チューブでなる請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載した水耕栽培用具。
  6. 上記浮力体が、串状の軸体を突き刺し可能な中実部材でなる請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載した水耕栽培用具。
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