JP3224163U - マルチアングルの微調整ができる工具収納ケース構造 - Google Patents

マルチアングルの微調整ができる工具収納ケース構造 Download PDF

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JP3224163U
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劉慎慰
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Abstract

【課題】ケースの収容槽の中に工具を吸着ポジショニングして、携帯時に勝手に揺れないように最適な状態にマルチアングルの微調整ができる工具収納ケース構造を提供する。【解決手段】ベース10、ケース20及び吸着部品30を含み、ベースは長いプレート状であり、前の両側にはブラケット12が設置され、ブラケットの端面にはレールが設置され、レールのボトムエンドには調整エリアが設置され、ケースには収容槽が設置され、工具が順次に配列されて収納され、左右両外側には調整ブロックがベースの調整エリアと嵌め合うように対称設置されて、角度調整とポジショニングができる。調整ブロックは収容槽の左右両外側の後下方コーナーに位置し、ケースとベースが回転空間を持ち、調整ブロックが調整エリアに沿って回転移動して、アングル微調整とアングルポジショニング機能を具備する。吸着部品は磁石であり、マルチアングルの微調整ができる。【選択図】図12

Description

本新案はマルチアングルの微調整ができる工具収納ケース構造に関するものであり、各種
サイズの手工具ソケットを提供して、きちんと配列且つ収納できるようにする。
目下、市販の工具収納ケースから見れば、その大部はソケットやラチェットレンチ、ドラ
イバヘッド、六角カムなどの手工具を組・セット別方式で収納ケースの中に入れて収納す
るので、工具の種類が多過ぎで、所要の手工具を直ちに取り出すことができず、苦労をし
て探したのみ、適正な工具を探し出すことができ、携帯上にも大きな空間を占めるし、重
たくて、使用上にも不便である。また、販売上にも、組・セット別に部品を買わなければ
ならないため、経済的でなく、一旦単一部品の手工具を買って使用すると、しばしば収納
工具が不足して作業台に勝手に置きっ放しにする現象が発生し、仕事の現場がメチャクチ
ャになり、仕事上いつも手工具を探す状態になり、仕事の能率を大きく低下させる。
本考案者は上記マルチアングルの微調整ができる工具収納ケース構造デザイン及び使用上
の欠点などを考案の趣旨として、多年間の経験を生かしてデザインし、多くの検討及び多
くの修正・改良を重ねて、本考案を提出した。
本考案の主要課題:マルチアングル微調整ができる工具収納ケース構造を提供し、ケース
の調整ブロックが左右両外側の後下コーナーに位置させて、ベースの調整エリアに収容さ
せるデザインを利用して、ケースとベースの間に回転可能な空間を維持させて、使用者が
容易にケースを引き寄せる時に、調整ブロックは調整エリアの引き寄せ力の大きさによっ
て回転移動されるとともに、ロック・ポジショニングされ、当該収納ケースにアングル微
調整及びアングルポジショニング機能を具備させる。
本考案の副次的課題:マルチアングル微調整ができる工具収納ケース構造を提供し、特に
そのケースがベースと垂直する角度まで回る時に、ベースを水平でいずれかのプラットホ
ーム又は工具ボックス中に入れることができ、ケースは安定的に90°を維持して、使用
者が収容槽中の工具を取るようにして、使用上より円滑・容易・快速になり、探す時間を
短縮して、仕事の能率を向上することができる。
本考案のまた一つの課題:マルチアングル微調整ができる工具収納ケース構造を提供し、
ケースの収容槽中に吸着部品及びベースの背面にも吸着ブロックを設置され、ソケットが
サイズの大きさ順に収容槽中に配列且つ入れられ、吸着部品の磁力によって吸着されてポ
ジショニングされ、携帯上いかなる揺れも発生せず、最適な安定性を達成することができ
、ベースの背面の吸着ブロックを利用して直接金属作業台又は金属展示フレーム上に吸着
させることによって、収容槽内の工具が落ちないようにし、さらに、各場所における全方
位的円滑で使用上制限を受けず、消費者の購入上にも組・セット別に部品を用意する悩み
をなくすので、もっと強い市場競争力を有する。
本考案の立体分解図である。 本考案の立体組立図である。 本考案ケースの回転ポジショニングが傾斜角になっている略図である。 本考案ケースの回転ポジショニングがベースと垂直状態になっている時の図2である。 本考案附帯の工具ボックス及びソケットを収容する使用状態を示した略図である。 図5の他の使用状態を示した略図である。 本考案が作業台に使用される状態を示した略図である。 本考案の他のケース立体図である。 図8のケースにベースを附帯した立体組立図である。 本考案のもう一つの立体分解図である。 図10の立体組立図である。 本考案のまた一つの立体分解図である。
貴審査委員会に本考案の構造と技術特徴及び達成できる効能をご理解させるために、次で
は図面及び部品記号に結合して、本考案の最良の形態について、さらに詳しく説明する。
図1のとおり、ベース10、ケース20及び吸着部品30を含み、そのうち、ベース10
は長いプレート状の金属材料であり、ベースの背面には1個以上の磁石からなる吸着ブロ
ック11が吸着され、前の両側にはブラケット12が対称に突出設置され、ブラケット1
2の端面には斜めにレール13が設置され、レール13のボトムエンドには円形鋸歯状の
調整エリア14が設置され、ケース20には高から低へと漸次に低くなる収容槽21が設
置され、収容槽21の背面の一側には押付エリア22が突出設置され、左右両外側には円
形鋸歯状の調整ブロック23が対称に設置され、ベース10の調整エリア14と嵌め合い
、当該調整ブロック23は収容槽21の左右両外側の後下コーナーに位置し、当該ケース
20は金属材料とし、吸着部品30は磁石であり、ケース20の収容槽21に比べてやや
小さい長いプレート状とする。
これを組立(図2を参照)ようとする場合には、ケース20の調整ブロック23をベース
10のレール13に沿って調整エリア14入れるだけで両ブラケット12の間にポジショ
ニングされ、さらに吸着部品30を収容槽21の中にいれて吸着ポジショニングさせるこ
とによって、手軽且つ速やかに組み立てられ、この時、調整ブロック23(図3を参照)
が左右両側後下コーナーに位置するデザインを利用して、ケース20とベース10との間
に回転空間を持たせ、使用者が押付エリア22でケース20を前に引き寄せると、調整ブ
ロック23の歯車は調整エリア14の歯車引寄せ力の大きさによって、回転移動されると
ともに、ロック・ポジショニングされ、ケース20にアングル微調整及びアングルポジシ
ョニン機能を具備させて、ケース20がベース10と垂直(図4及び図5を参照)する時
に、ベース10を水平でいずれかの工具ボックスAに入れることができ、ケース20を9
0°に維持させて、ソケットBをサイズの大きさ順に収容槽21の中に入れるとともに、
吸着部品30の磁力よって吸着ポジショニングされ、携帯上に任意揺れを防げる最適な安
定性目的を達成でき、工具を取る場合にも、もっと手軽且つ速やかに探すための時間を節
減し、仕事の能率を向上することができ、工具ボックスAの蓋を閉めたい時には、ケース
20(図6を参照)をベース10方向に押して水平状態にした後、工具ボックスAがソケ
ットB高さの影響を受けずに順調に収納されて最適な使用状態にすることができ、当該収
納ケースを金属作業台C(図7を参照)に使用又は金属展示フレーム上に展示したい時に
は、ベース10背面の吸着ブロック11を利用して金属作業台C又は金属展示フレーム上
に直接付着させて、ベース10を手軽に作業台C上に付着させてケース20の収容槽21
中のソケットAが吸着部品30の磁力に吸着されて落ちなくなり、さらに、各場所におけ
る全方位的円滑で使用上制限を受けず、消費者の購入上にも組・セット別に部品を用意す
る悩みをなくすので、もっと強い市場競争力を有する。
図8及び図9のとおり、そのうち、ケース20の収容槽21はソケットAのサイズによっ
て、漸次縮小する形状にすることでき、個々のソケットAが収容槽21の中にちょうど入
れるようにする。
図10及び図11のとおり、そのうち、ケース20の収容槽21の外側に収容しようとす
る工具(例えばソケットA)のサイズをマーキングして認識及び収納させることができ、
使用者がより速やかに工具を取り、マークの表示によって工具(例えばソケットA)を収
納することができる。
図12のとおり、ベース10、ケース20及び吸着部品30を含み、そのうち、ベース1
0は長いプレート状の金属材料であり、ベースの背面には1個以上の磁石からなる吸着ブ
ロック11が吸着され、前の両側にはブラケット12が対称に突出設置され、ブラケット
12の内側面後下方にはメネジ131′の合せ穴13′が設置され、合せ穴13′の外周
には調整エリア14が設置され、ケース20には高から低へと漸次に低くなる収容槽21
が設置され、収容槽21の左右両外側には枢穴22′の調整エリア23′が対称に設置さ
れ、ベース10の調整エリア14′と嵌め合い、当該ベース10とケース20の調整エリ
ア14′、23′には、幾つかの扇形のブロック141′、231′が環状・放射状に設
置され、個々のブロック141′、231′の間隔によって一定のポジショニング空間1
42′、232′が形成され、当該調整エリア23′の枢穴22′は収容槽21の左右両
外側の後下方コーナーに位置し、ベース10の個々のブロック141′がケース20のポ
ジショニング空間232′の間にちょうど入れるようにし、ケース20のブロック231
′は、ベース10のポジショニング空間142′の中にロッキングされ、オネジ区切り4
1及びサポート区切り42を有するポジショニング部品40がベース10の合せ穴13′
及びケース20の枢穴22′を通り抜けるように設置され、さらに、オネジ区切り41を
メネジ区切り131′に締め付け固定し、ケース20がポジショニング部品20のサポー
ト区切り42を通じて、枢穴22′を通り抜けてベース10の両ブラケット12の間にリ
ミッティングさせ、当該ケース20は金属材料であり、吸着部品30は磁石且つケース2
0の収容槽21に比べてやや小さい長いプレート状にして、角度を調整したい場合には、
ケース20の枢穴22′を押してサポート区切り42に沿って回転させると、ケース20
のブロック231′は押力を受ける方向上でベース10のブロック141′を押し付けて
、他のポジショニング空間142′中にジャンピングするようにさせて、手軽にケース2
0角度のマルチアングル微調整の目的を達成する。
要するに、本考案は産業上の利用性と進歩性を有するとともに、いかなる刊行物にも登載
されていないので、斬新性もあり、特許法の規定を満たすと認められ、法律によって実用
新案の特許出願をするので、貴審査委員会により特許を許可してくださいますようお願い
申し上げます。
上記内容は本考案の実施可能な実施例に過ぎず、本考案の実施範囲を制限するものではな
い。本考案の請求範囲に基づいて等価変動と修飾そたものは、いずれも本考案の特許請求
の範囲に属する。
10 ベース
11 吸着ブロック
12 ブラケット
13 レール
13′レール
131′ メネジ
141 調整エリア
14′ 調整エリア
141′ ブロック
142′ ポジショニング空間
20 ケース
21 収容槽
22 押付エリア
22′ 枢穴
23 調整ブロック
23′ 調整エリア
231′ ブロック
232′ ポジショニング空間
30 吸着部品
A ソケット
B 工具ボックス
C 金属作業台

Claims (17)

  1. ベース、ケース及び吸着部品を含み、そのうち、ベースは長いプレート状であり、前の両
    側にはブラケットが対称に突出設置され、ブラケットの内側面後下方には合せ穴が設置さ
    れ、合せ穴の外周には調整エリアが設置され、ケースには高から低へと収容槽が漸次に低
    く設置され、収容槽の左右両外側には枢穴の調整エリアとベースの調整エリアが対称に設
    置されるとともに、ポジショニング部品がベースの合せ穴とケースの枢穴を通り抜けるよ
    うに設置され、ケースがポジショニング部品を沿って角度調整及びポジショニングできる
    ようにし、当該枢穴は収容槽の左右両外側の後下方コーナーに位置し、ケースとベースの
    間に回転空間を持つようにして、ケースの調整エリアがベースの調整エリアを沿って回転
    しながらロック・ポジショニングできるようにして、アングル微調整及びアングルポジシ
    ョニング機能を具備させる、マルチアングル微調整ができる工具収納ケース構造。
  2. ベースは金属材料であり、ベース背面には1個以上の磁石の吸着ブロックが吸着される、
    請求項1に記載のマルチアングル微調整ができる工具収納ケース構造。
  3. ポジショニング部品にはオネジ区切り及びサポート区切りが設置され、ベースの合せ穴に
    はメネジが設置される、請求項1に記載のマルチアングル微調整ができる工具収納ケース
    構造。
  4. ベースとケースの調整エリアには幾つかの扇形のブロックが環状・放射状に設置され、個
    々のブロックの間隔にはポジショニング空間が設置され、当該調整エリアは収容槽の左右
    両外側の後下方コーナーに位置する、請求項1に記載のマルチアングル微調整ができる工
    具収納ケース構造。
  5. ケースの収容槽は高から低へと漸次に低くなる、請求項1に記載のマルチアングル微調整
    ができる工具収納ケース構造。
  6. ケースは金属材料と磁石の吸着部品が嵌め合って構成される、請求項1に記載のマルチア
    ングル微調整ができる工具収納ケース構造。
  7. ケースの収容槽は工具のサイズによって、漸次に縮小する形状にすることができる、請求
    項1に記載のマルチアングル微調整ができる工具収納ケース構造。
  8. ケースの収容槽の外側面には収容しようとする工具のサイズをマーキングすることができ
    る、請求項1に記載のマルチアングル微調整ができる工具収納ケース構造。
  9. ベース、ケース及び吸着部品を含み、そのうち、ベースは長いプレート状であり、前の両
    側にはブラケットが設置され、ブラケットの端面にはレールが設置され、レールのボトム
    エンドには調整エリアが設置され、ケースには収容槽が設置され、工具が順次に配列され
    て収納されるようにし、左右両外側には調整ブロックとベースの調整エリアが嵌め合うよ
    うに対称に設置されて、角度調整及びポジショニングをすることができ、当該調整ブロッ
    クは収容槽の左右両外側の後下方コーナーに位置し、ケースとベースが回転空間を持つよ
    うにして、ケースの調整ブロックがベースの調整エリアに沿って回転移動するとともに、
    ロック・ポジショニングできるようにして、アングル微調整及びアングルポジショニング
    機能を具備させる、マルチアングル微調整ができる工具収納ケース構造。
  10. ベースは金属材料であり、ベース背面には1個以上の磁石の吸着ブロックが吸着される、
    請求項9に記載のマルチアングル微調整ができる工具収納ケース構造。
  11. ベースのレールは斜めになっている、請求項9に記載のマルチアングル微調整ができる工
    具収納ケース構造。
  12. ベースの調整エリアケースの調整ブロックは円形の鋸歯状である、請求項9に記載のマル
    チアングル微調整ができる工具収納ケース構造。
  13. ケースの収容槽は高から低へと漸次に低くなる、請求項9に記載のマルチアングル微調整
    ができる工具収納ケース構造。
  14. ケースの収容槽の背面の一側には押付エリアが突出設置される、請求項9に記載のマルチ
    アングル微調整ができる工具収納ケース構造。
  15. ケースは金属材料と磁石の吸着部品が嵌め合って構成される、請求項9に記載のマルチア
    ングル微調整ができる工具収納ケース構造。
  16. ケースの収容槽は工具のサイズによって、漸次に縮小する形状にすることができる、請求
    項9に記載のマルチアングル微調整ができる工具収納ケース構造。
  17. ケースの収容槽の外側面には収容しようとする工具のサイズをマーキングすることがで
    きる、請求項1に記載のマルチアングル微調整ができる工具収納ケース構造。
JP2019003545U 2018-09-20 2019-09-19 マルチアングルの微調整ができる工具収納ケース構造 Active JP3224163U (ja)

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TW107212870 2018-09-20
TW107212870U TWM580031U (zh) 2018-09-20 2018-09-20 Tool storage box structure with multi-angle fine adjustment

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115805573A (zh) * 2022-12-06 2023-03-17 江苏神铸智能科技有限公司 一种可重心偏移改变的航空航天发动机维修支架

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115805573A (zh) * 2022-12-06 2023-03-17 江苏神铸智能科技有限公司 一种可重心偏移改变的航空航天发动机维修支架
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