JP3224033U - くさび式手動ジャッキのネジ式引張構造 - Google Patents

Abstract

【課題】くさび式手動ジャッキを提供する。【解決手段】ネジ式の引張構成材がくさび１組のスライド方向の中央に貫通しているくさび式ジャッキでその引張構成材とくさび本体ａ、ｄの係合方法が、一方のくさびには、メネジが形成されている長いメネジの棒状金物が、くさびに横貫通する先端ボルトｆ付き回転軸ｅで両側から固定されている。また他方のくさびには、くさびに貫通するボルト用座付き回転軸ｃと、ボルト貫通したその背面には、ボルトの抜け止めリング状金物が篏合している。【選択図】図１

Description

本考案は、くさび式ジャッキの工具に関するものである。

従来から、部材間隔を広くさせる場合、軽量の場合１組のくさびで、打撃により調整するか、あるいは、重量の場合は、手動ジャッキや油圧式ジャッキを用いるが、ジャッキスペースと大きな作業スペースが必要があった。又、特に手動ジャッキに関しては、広げることと、狭めることが安全であることが特徴である。

図１はくさび式手動ジャッキに最低限必要な構成部材の図であるが、１組のくさびに於いて、引張構成材の伸縮にて、一方はボルト頭部が抜けないように回転軸をボルトが貫通した背面に抜け止め留め具を設け、さらに他方は長いメネジ部材とそれを固定するためのくさび貫通回転軸で両サイドから締結させている構造を提案する。

狭い場所で利用する図３のくさび式ジャッキは、ナットを含むボルト類を締め付ける場合にだけ、その広げ量はコントロールできるが、狭める場合は、ナットを緩めても時には接する面の摩擦の大きさによってはくさび本体が戻らない場合がある。本件は、ボルトを緩める場合でも、ガタが生じない構造を追加してくさびの位置をコントロールし作業の安全性を高めることが可能となる。又内部に長いメネジ部材を採用することで、余剰ボルトが出ることなく内部で収納でき、さらにメネジ外形はくさびの強固なガイドとしての機能を兼ねることが出来る。

はくさび式手動ジャッキの引張構成材の断面図である。ａとｄは、くさび本体、ｂ通称長ナット、ｃは長ナットを固定するための先端ボルト付き回転軸、ｅはボルト座付き回転軸、ｆはボルト、ｇはボルト用抜け止め金物、ｈとｉは対象物、ｊは任意の潤滑プレート設置例を示す。 は、本考案のくさび式手動ジャッキに最低限必要な構成部材の分解図。ｃ２はｃの締結部、ｂ２とｂ３はｂのヌスミ、ｆ２は、ボルト頭の回転座面、ｇ１はリング金物ｇのかかり溝、ｇ２はｇのリング金物の座を示す。 は簡単なくさび式手動ジャッキ必要最低限の構成部材分解図

Claims (1)

1. ネジ式の引張構成材がくさび１組のスライド方向の中央に貫通しているくさび式ジャッキでその引張構成材とくさび本体の係合方法が、一方のくさびには、メネジが形成されている長いメネジの棒状金物が、くさびに横貫通する先端ボルト付き回転軸で両側から固定されている。また他方のくさびには、くさびに貫通するボルト用座付き回転軸と、ボルト貫通したその背面には、ボルトの抜け止めリング状金物が篏合していることを特徴とするくさび式手動ジャッキ

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