JP3223756U - 掃除具 - Google Patents
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Abstract
【課題】電源コンセントの内部に付着した塵や埃を除去する掃除具を提供する。【解決手段】掃除機に吸い込まれる気流を導く吸塵風路部材20に接続される掃除具100であって、帯電部130および吸塵風路部材接続端部110を具備し、吸引口200に接続することができる。帯電部130は、電源コンセント12のプラグ差し込み口13の近傍に配置されて静電気を帯電する。吸塵風路部材接続端部110は、吸塵風路部材20に着脱可能に接続される。また、吸引口200は、一方の端部201がコンセントカバー11を覆う形状に構成され、他端に接続端部202が配置される。この接続端部202は、先端の径がすぼまった形状に構成され、掃除具100の吸引口接続端部120に接続することができる。【選択図】図2
Description
本考案は、掃除具に関する。詳しくは、電気掃除機等に装着される掃除具に関する。
従来、掃除機の集塵能力を向上させるために、静電気により塵を引き寄せて吸引する掃除機が提案されている。例えば、掃除機本体に接続される蛇腹式の吸引ホースの先端の柄の部分に連結される略T字の吸引ヘッドの下面中央に構成された吸引口に隣接して静電気発生装置が配置される掃除機が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。この静電気発生装置は、摩擦帯電発生用のローラおよび当該ローラと摺動する摩擦材により構成され、吸引口の外側に配置される。掃除機本体の作動と同時に静電気発生装置を作動させ、絨毯や畳等の内部といった空隙部に入り込んだ塵や埃を静電気の作用により表面に引き出させ、掃除機本体により吸引して除去する。
上述の従来技術は、絨毯や畳等の比較的広い面積の対象物の清掃に対応したものであり、電源コンセントの内部等の狭い空間からの塵等の除去能力が十分でないという問題がある。電源コンセントの内部に塵や埃が溜まるとトラッキング現象を生じる場合がある。ここで、トラッキング現象とは、コンセントに差し込まれたプラグの2つの差し刃の間に付着した塵に湿気等の水分が加わって電路が形成される現象である。塵により形成された電路を流れる微小な電流により発熱を生じる。塵の付着量が増加すると流れる電流が増加して発熱量も増加する。この発熱によりプラグやコンセントを構成する樹脂等の絶縁能力が劣化すると、さらに電流が増加する。プラグの差し刃の間やコンセントの差し込み口の間が炭化して炭化導電路が形成されるまで電流が増加すると発火し、火災の原因になる。通常、コンセントの表面の塵は、上述の従来技術により除去することができる。しかし、コンセント内部の塵等の除去に上述の従来技術を適用すると、吸引力が不足するという問題がある。
本開示は、上述した問題点に鑑みてなされたものであり、電源コンセントの内部の塵や埃を容易に除去することを目的としている。
本開示は、上述の問題点を解消するためになされたものであり、その第1の態様は、掃除機に吸い込まれる気流を導く吸塵風路部材に接続される掃除具であって、電源コンセントのプラグ差し込み口の近傍に配置されて静電気を帯電する帯電部と、上記吸塵風路部材に着脱可能に接続される吸塵風路部材接続端部とを具備する掃除具である。
また、この第1の態様において、上記電源コンセントのプラグ差し込み口が配置された面および上記帯電部を覆う形状に構成される吸引口をさらに具備してもよい。
本開示の態様により、帯電部の静電気が電源コンセントのプラグ差し込み口の内部の塵や埃を浮揚させるという作用をもたらす。浮揚した塵や埃の吸入による容易な吸塵が想定される。
本開示によれば、電源コンセントの内部の塵や埃を容易に除去するという優れた効果を奏する。
次に、図面を参照して、本開示を実施するための形態(以下、実施の形態と称する)を説明する。以下の図面において、同一または類似の部分には同一または類似の符号を付している。また、以下の順序で実施の形態の説明を行う。
1.実施の形態
2.変形例
1.実施の形態
2.変形例
<1.第1の実施の形態>
[掃除具の構成]
図1は、本開示の実施の形態に係る掃除具の構成例を示す図である。同図は、掃除具100の構成例を表す図である。同図におけるA、B、CおよびDは、掃除具100の側面図、断面図、上面図および底面図を表す。
[掃除具の構成]
図1は、本開示の実施の形態に係る掃除具の構成例を示す図である。同図は、掃除具100の構成例を表す図である。同図におけるA、B、CおよびDは、掃除具100の側面図、断面図、上面図および底面図を表す。
同図の掃除具100は、掃除機に吸い込まれる気流を導く吸塵風路部材に接続される掃除具である。ここで、掃除機とは、電気掃除機等の外気を吸引しながら外気とともに塵や埃を吸引する装置である。この掃除機には、外気とともに塵等を吸引する吸塵口が配置される。吸塵風路部材とは、掃除機の吸塵口に接続される部材であり、吸引ホースや延長管等が該当する。なお、同図の掃除具100には、後述する吸引口200を接続することができる。同図の掃除具100は、本体101と、帯電部130とを備える。
本体101は、円筒形状に構成され、一方の端部に吸塵風路部材に接続するための吸塵風路部材接続端部110が配置される。この吸塵風路部材接続端部110は、径がすぼまった形状に構成され、後述する吸塵風路部材の開口部に嵌挿される。吸塵風路部材接続端部110には端面111が配置される。この端面111には、開口部112および帯電部130が配置される。開口部112は、端面111を貫通する形状に構成され、掃除機に吸い込まれる気流の通路となる開口部である。
帯電部130は、静電気を帯電するものである。この帯電部130は、一端が閉じられた円筒形状に構成される。具体的には、帯電部130は、一端が吸塵風路部材接続端部110の端面111に結合し、他端が端面により封じられた形状に構成される。この静電気が帯電した帯電部130の端面が電源コンセントの清掃時にプラグ差し込み口の近傍に配置される。これにより、プラグ差し込み口の内部の塵や埃を静電気により浮揚させる。この浮揚された塵や埃は開口部112および吸塵風路部材を介して掃除機に吸い込まれる。
帯電部130の静電気の帯電は、公知の方法により行うことができる。例えば、摩擦により静電気を発生させて帯電部130を帯電させる方法を採ることができる。例えば、帯電部130を構成する部材に対して帯電列が異なる部材との摩擦を行うことにより帯電部130に静電気を帯電することができる。この摩擦による静電気の帯電を効率よく行うには、帯電列が離れた部材を適用する必要がある。例えば、帯電部130の部材に塩化ビニルを使用し、毛皮等を使用して摩擦する方法を採ることができる。また、静電気を発生する帯電ガンを当てて帯電させる方法を採ることもできる。また、高電圧の電源を内蔵し、端面111に電極を配置して電圧を印加することにより帯電させる方法を採ることもできる。なお、本体101は、帯電部130の静電気の消失を防ぐ部材を使用すると好適である。例えば、帯電防止剤を含有していないポリアミド等の素材により本体101を構成することができる。
本体101の吸塵風路部材接続端部110の反対側の端部には、吸引口を接続するための吸引口接続端部120が配置される。ここで、吸引口は、電源コンセントのプラグ差し込み口が配置された面を覆うとともに帯電部130を覆うものである。吸引口の構成の詳細については後述する。
[掃除具の使用方法]
図2は、本開示の実施の形態に係る掃除具の使用方法の一例を示す図である。同図におけるAは、清掃対象である壁コンセント10の構成と掃除具100および吸引口200の接続を表す図である。壁コンセント10は、中央部に電源コンセント12が配置され、電源コンセント12の周囲にコンセントカバー11が配置される。電源コンセント12は、1つ口コンセントを構成し、プラグ差し込み口13が配置される。
図2は、本開示の実施の形態に係る掃除具の使用方法の一例を示す図である。同図におけるAは、清掃対象である壁コンセント10の構成と掃除具100および吸引口200の接続を表す図である。壁コンセント10は、中央部に電源コンセント12が配置され、電源コンセント12の周囲にコンセントカバー11が配置される。電源コンセント12は、1つ口コンセントを構成し、プラグ差し込み口13が配置される。
また、吸引口200は、一方の端部201がコンセントカバー11を覆う形状に構成され、他端に接続端部202が配置される。この接続端部202は、先端の径がすぼまった形状に構成され、掃除具100の吸引口接続端部120に接続することができる。
同図におけるBは、掃除具100による壁コンセント10の清掃の様子を表す図である。同図におけるBに表したように、吸引口200が一体に構成された掃除具100を吸塵風路部材20に接続し、吸引口200が壁コンセント10の電源コンセント12を覆うように密着させる。この状態において掃除機による吸塵を開始すると、帯電部130の静電気により浮揚された塵や埃がフラグ差し込み口13から吸い出されて吸塵される。
[コンセントおよび掃除具の断面の構成]
図3は、本開示の実施の形態に係るコンセントおよび掃除具の断面の一例を示す図である。同図は、上述の壁コンセント10、吸引口200および掃除具100の水平方向の断面を表した図である。壁コンセント10に配置された電源コンセント12の内部には、1対の電極14が配置される。この電極14は、差し込み口13を介して挿入されたプラグの差し刃を挟持する。また、電極14には、電線15の導線部分がねじ止めされて接続される。この2つの電極14の間に塵や埃が付着するとトラッキング現象を生じる。吸引口200を使用することにより、電極14の近傍を含む電源コンセント12の内部の塵等をプラグ差し込み口13から吸塵することができる。この際、吸塵の際の気流は、電線15の取付け孔(不図示)等を介して供給される。
図3は、本開示の実施の形態に係るコンセントおよび掃除具の断面の一例を示す図である。同図は、上述の壁コンセント10、吸引口200および掃除具100の水平方向の断面を表した図である。壁コンセント10に配置された電源コンセント12の内部には、1対の電極14が配置される。この電極14は、差し込み口13を介して挿入されたプラグの差し刃を挟持する。また、電極14には、電線15の導線部分がねじ止めされて接続される。この2つの電極14の間に塵や埃が付着するとトラッキング現象を生じる。吸引口200を使用することにより、電極14の近傍を含む電源コンセント12の内部の塵等をプラグ差し込み口13から吸塵することができる。この際、吸塵の際の気流は、電線15の取付け孔(不図示)等を介して供給される。
しかし、電極14には商用電源が印加されており、電源コンセント12の内部は帯電している。このため静電気が発生して、電源コンセント12の内部に塵や埃が強固に付着する場合がある。そこで、掃除具100を使用して帯電部130を電源コンセント12のプラグ差し込み口13の近傍に配置する。帯電部130の静電気により電源コンセント12の内部に付着した塵や埃を引き剥がし、プラグ差し込み口13から吸い出して吸塵することができる。
なお、掃除具100の構成は、この例に限定されない。例えば、2つ口のコンセントに対応するためT字状の側面に構成された帯電部130を備える構成にすることもできる。
[変形例]
上述の掃除具100は、一端が吸塵風路部材接続端部110の端面111に結合して他端が端面により封じられた形状に構成された帯電部130を備えていたが、異なる形状の帯電部130を備えてもよい。
上述の掃除具100は、一端が吸塵風路部材接続端部110の端面111に結合して他端が端面により封じられた形状に構成された帯電部130を備えていたが、異なる形状の帯電部130を備えてもよい。
[掃除具の構成]
図4は、本開示の実施の形態の変形例に係る掃除具の構成例を示す図である。同図は、変形例に係る掃除具100の構成例を表す図である。同図におけるA、BおよびCは、掃除具100の断面図、上面図および底面図を表す。なお、掃除具100の側面の構成は、図1におけるAの側面図と同様である。
図4は、本開示の実施の形態の変形例に係る掃除具の構成例を示す図である。同図は、変形例に係る掃除具100の構成例を表す図である。同図におけるA、BおよびCは、掃除具100の断面図、上面図および底面図を表す。なお、掃除具100の側面の構成は、図1におけるAの側面図と同様である。
同図の帯電部130は、両端が開放された円筒形状に構成されて、一端が吸塵風路部材接続端部110の端面111に結合する。同図の帯電部130は、開口部113を備え、掃除機に吸い込まれる気流を通すことができる。同図の帯電部130は、開放された端部が電源コンセントの清掃時にプラグ差し込み口の近傍に配置される。同図の掃除具100においては、帯電部130に開口部113が配置されるため、図1において説明した開口部112を省略することができる。また、比較的大きな開口部113を配置することができるため、掃除機に吸い込まれる気流の抵抗を軽減することができ、掃除具100を接続した際の吸塵力の低下を軽減することができる。
これ以外の掃除具100の構成は図1において説明した掃除具100の構成と同様であるため、説明を省略する。
以上説明したように、本開示の実施の形態の掃除具100は、静電気が帯電する帯電部130を備えて、静電気によりコンセント内部の塵や埃を浮揚させる。これにより、コンセント内部の塵等の吸塵力を向上させることができ、電源コンセントの内部の塵や埃を容易に除去することができる。トラッキング現象の発生の防止が可能となる。
最後に、上述した各実施の形態の説明は本開示の一例であり、本開示は上述の実施の形態に限定されることはない。このため、上述した各実施の形態以外であっても、本開示に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
また、本明細書に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものでは無い。また、他の効果があってもよい。
また、上述の実施の形態における図面は、模式的なものであり、各部の寸法の比率等は現実のものとは必ずしも一致しない。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれることは勿論である。
10 壁コンセント
12 電源コンセント
13 プラグ差し込み口
14 電極
20 吸塵風路部材
100 掃除具
101 本体
110 吸塵風路部材接続端部
111 端面
112、113 開口部
120 吸引口接続端部
130 帯電部
200 吸引口
12 電源コンセント
13 プラグ差し込み口
14 電極
20 吸塵風路部材
100 掃除具
101 本体
110 吸塵風路部材接続端部
111 端面
112、113 開口部
120 吸引口接続端部
130 帯電部
200 吸引口
Claims (2)
- 掃除機に吸い込まれる気流を導く吸塵風路部材に接続される掃除具であって、
電源コンセントのプラグ差し込み口の近傍に配置されて静電気を帯電する帯電部と、
前記吸塵風路部材に着脱可能に接続される吸塵風路部材接続端部と
を具備する掃除具。 - 前記電源コンセントのプラグ差し込み口が配置された面および前記帯電部を覆う形状に構成される吸引口をさらに具備する請求項1記載の掃除具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019003088U JP3223756U (ja) | 2019-08-19 | 2019-08-19 | 掃除具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019003088U JP3223756U (ja) | 2019-08-19 | 2019-08-19 | 掃除具 |
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2019
- 2019-08-19 JP JP2019003088U patent/JP3223756U/ja not_active Expired - Fee Related
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