JP3223470U - タクシーの「空車」に、空車である［目印］を付ける表示装置 - Google Patents

Abstract

【課題】遠くからでも空車であることを容易に確認することができるタクシーの表示装置を提供する。【解決手段】タクシーに取り付ける表示装置であって、複数個の青色ＬＥＤからなる文字列を備え、青色ＬＥＤの点灯により空車状態を示す。「ＴＡＸＩ」あるいは「タクシー」の文字列を判別できない様な遠くからであっても、“青い点”で文字が表示される事により、空車であることを判別し認識できる。【選択図】図１

Description

タクシーの空車を示す表示装置に関するものである。

従来からの「空車表示」の為の装置は、赤色などで［空車］と文字で表示し、そしてこれを読むと言う行為を行って初めて「認識」する装置である。

従来の方法では、空車タクシーが遠くに居る場合、こちらに来るであろう事はわかったとしても、それが「空車」なのか「実車」(客が乗っていて“空車”でない状態)なのかは次の理由で判別不能なのである。

従来の空車表示灯は“表示色”の殆どが“赤”で、周囲の雑踏、環境（車幅灯、ウインカー、前照灯、など）に同系色の為、溶け込んでしまい、表示灯すら発見することが困難。

更に、［空車］だけでなく［賃走］［送迎］［貸切］［回送］などと、表示種類が多く先ずはそれを読みとる事が必要で、この表示の文字を読みそして理解する、これが出来ない限りこの従来型の表示灯の機能は、空車を示す意味においては“無”に等しい。

つまり“従来型の表示灯”の文字を人の視力が認識できる距は、およそ10ｍ前後。つまり人の視力が及ばない距離（文字として認識できない距離）では、従来の「空車表装置」は機能していないのである。
文字での認識が全てと考える従来の装置は、人の視力が及ぶ範囲（文字として認識できる距離）での機能追求であり且つ、それが機能の限界であった。
つまり従来品は［空車の“目印”］にはなり得ないのである。
本考案は、上記の問題点を解決するためのものであり、タクシーに［空車の“目印”］をつけることのみを目的としている。

本考案は、上記の課題を解決するためにタクシーに取り付ける表示装置であって、1個又は複数個の青色LEDを備え、前記の青色LEDの点灯により空車を示すことを特徴とする表示装置である。
また、本考案の表示装置は、複数個の前記LEDを並べて文字又は記号を表現する事を特徴とする。
また、本考案の表示装置は、手の平サイズである事を特徴とする。また、本考案の表示装置の前記複数個のLEDは、料金メーターに接続し、前記料金メーターに連動して、空車時にのみ点灯する様に制御することを特徴とする。
また、本考案の表示装置は、車両の前部の左右ヘッドライトに挟まれた領域に取り付けることを特徴とする。

文字として人の視力が及ばないはるか遠くに於いても、本装置は〈空車タクシーに印を付ける〉と言う機能を持っている。
それは単にLEDを並べ文字を表示するだけでは無く、使い方、本装置の大きさ、取付け位置をも統一し、これらを含めて〈空車タクシーに印を付ける〉と言う機能が発揮され、効果を得るものである。

本考案の表示装置全体を示す図である。 本装置の取付位置を示す図である。

図１は、本考案の表示装置の一例を示す図である。
図１に示すように、大きさは凡そ 天地８cm×左右15cm×厚さ３cmのプラスチック製防水ケースに収納され、表面には青色LEDにて［TAXI］又は［空車］などと配列したものがある、電源が入るとこれが点灯する。
この［TAXI］又は［空車］と表示する表示装置は、車のバッテリーの12Ｖを通電する事で点灯する。
さらに本装置は、メーターを「空車」とした時のみ、通電点灯となる様に結線され。タクシーメーターには、〈空車〉〈賃走〉〈回送〉〈送迎〉などいくつもポジションがあるが、本装置へはタクシーメーターの〈空車〉ポジヂョンのみで通電点灯し、この車両が空車状態である事を示す。
本装置の通電スイッチは、タクシーメーターの〈空車〉ポジションに連動させる。
「本装置が放つ“青色光”は、目に飛び込む「色」且つ、雑踏や周囲の環境から独立して、飛び出して目に入ってくる“色”である。
周囲には、自家用車、タクシーの他、トラック、バス、二輪車等、全ての車輛の「ウィンカー」「車幅灯」「ヘッドライト」、タクシーの従来からの赤色で表示される「空車などの表示灯」、天井にある各社独自の「行灯」などが乱在している。
これら各種表示灯の光は“赤”“橙”“黄色”で、どれもが“暖系色”で、周囲や風景に同化して、遠くから見れば所謂100万ドルの夜景の様にキラキラと輝いてはいるが、どれ一つ特徴的な“輝き”の物はない。
ところが今回の「装置」は、そのキラキラの中でLEDで青色であるからこそ遠くに於いては《青い点》として、浮かび上がる様にひと際目立つ存在となり、「空車タクシー」を待つ者には、はるか遠くからでも認識できる。
当然この時点では「TAXI」或いは「タクシー」等の文字は認識できるはずはないが、1〜2度近くで見れば、人は自然に学習し、遠くの「点」だけでも、それが「青い点」と言うだけで「空車タクシー」と認識する様になる。
図２は、表示装置の取り付け位置を説明するための図である。
同図に示すように、表示装置は、車両の前部の左右ヘッドライトに挟まれた領域に取り付けることを特徴とし、取り付け位置を特定する事で、利用者は空車タクシーとして判別しやすくなる。

本考案は、国内及び世界の流しタクシーの全てにおいて適用する事ができる。

図１は、本考案の表示装置の一例を示す図である。
図１に示すように、大きさは凡そ 天地８cm×左右15cm×厚さ３cmのプラスチック製防水
ケースに収納され、表面には青色LEDにて［TAXI］又は［空車］などと配列したものがある、電源が入るとこれが点灯する。
この［TAXI］又は［空車］と表示する表示装置は、車のバッテリーの12Vを通電する事で点灯する。
さらに本装置は、メーターを「空車」とした時のみ、通電点灯となる様に結線され。タクシーメーターには、〈空車〉〈賃走〉〈回送〉〈送迎〉などいくつもポジションがあるが、本装置へはタクシーメーターの〈空車〉ポジションのみで通電点灯し、この車両が空車状態である事を示す。
本装置の通電スイッチは、タクシーメーターの〈空車〉ポジションに連動させる。
本装置が放つ“青色光”は、目に飛び込む「色」且つ、雑踏や周囲の環境から独立して、飛び出して目に入ってくる“色”である。
周囲には、自家用車、タクシーの他、トラック、バス、二輪車等、全ての車輛の「ウィンカー」「車幅灯」「ヘッドライト」、タクシーの従来からの赤色で表示される「空車などの表示灯」、天井にある各社独自の「行灯」などが乱在している。
これら各種表示灯の光は“赤”“橙”“黄色”で、どれもが“暖系色”で、周囲や風景に同化して、遠くから見れば所謂100万ドルの夜景の様にキラキラと輝いてはいるが、どれ一つ特徴的な“輝き”の物はない。
ところが今回の「装置」は、そのキラキラの中でLEDで青色であるからこそ遠くに於いては《青い点》として、浮かび上がる様にひと際目立つ存在となり、「空車タクシー」を待つ者には、はるか遠くからでも認識できる。
当然この時点では「TAXI」或いは「タクシー」等の文字は認識できるはずはないが、1〜2度近くで見れば、人は自然に学習し、遠くの「点」だけでも、それが「青い点」と言うだけで「空車タクシー」と認識する様になる。
図２は、表示装置の取り付け位置を説明するための図である。
同図に示すように、表示装置は、車両の前部の左右ヘッドライトに挟まれた領域に取り付けることを特徴とし、取り付け位置を特定する事で、利用者は空車タクシーとして判別しやすくなる。

Claims (5)

1. タクシーに取り付ける表示装置であって、複数個の青色LEDを備え、前記の青色LEDの点灯により空車を示すことを特徴とする表示装置。
2. 複数個の前記LEDを並べて文字又は記号を表現する事を特徴とする請求項1記載の表示装置である。
3. 前記表示装置は、手の平サイズである事を特徴とする請求項１又は、請求項２に記載の表示装置である。
4. 前記の複数個のLEDは、料金メーターに接続しており、前記料金メーターに連動して、空車時にのみ点灯する様に制御することを特徴とする請求項１から請求項３のいずれか一項に記載の表示装置。
5. 前記表示装置は、車両の前部の左右ヘッドライトに挟まれた領域に取り付けることを特徴とする請求項１から請求項４のいずれか一項に記載の表示装置。