JP3223432B2 - 静電記録装置の電源異常対策装置 - Google Patents

静電記録装置の電源異常対策装置

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JP3223432B2 JP20550492A JP20550492A JP3223432B2 JP 3223432 B2 JP3223432 B2 JP 3223432B2 JP 20550492 A JP20550492 A JP 20550492A JP 20550492 A JP20550492 A JP 20550492A JP 3223432 B2 JP3223432 B2 JP 3223432B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ページプリンタ、アナ
ログ複写機、デジタル複写機等、電子写真プロセスを用
いた静電記録装置の電源異常対策装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ページプリンタ(レーザビームプリン
タ)等の静電記録装置においては、帯電器によって像担
持体である例えば感光体ドラム周面に一様に帯電した
後、感光体ドラム周面にレーザビームによって像露光を
行い、静電的な潜像を形成する。この潜像は現像器によ
って現像・顕像化されてトナー像となる。この感光体ド
ラム周面に形成されたトナー像はタイミングを合わせて
給送される記録紙上に転写される。そして、トナー像の
転写を受けた記録紙は、感光体ドラムから分離されて、
定着手段に搬送され、そのトナー像が定着された後、装
置外に排出される。
【0003】ところで、このような静電記録装置におい
ては、帯電、現像、転写等のためにそれぞれ高圧電源
( 1.5KV以上)が使用される。この場合、帯電、転写
には5〜10KV、現像には3KV前後の高圧が使用され
る。また、紙の分離性能を上げるため紙先端を帯電させ
たり除電するためには、2KV前後の高圧電源が使用さ
れる。更に、クリーニング性能を上げるために、やはり
高圧を印加することがある。
【0004】しかし、高圧電源は、機械を長く使用して
いると、高圧給電路又は電極部にて十分な沿面距離、空
間距離が保たれなくなり、リーク(火花放電)を起こす
場合が生じる。リーク時にはトナーが燃えたりする。そ
こで、最近は、安全のために、各高圧電源に異常放電を
出力電流の増大をもって検出する異常放電検出回路を設
け、異常放電発生時に自ら電源をオフして高圧の出力を
停止するようにしている。そしてまた、異常放電検出回
路からの信号によって、機械自体を停止させて、プリン
ト動作を停止させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにすると、記録される画像には直接影響のない部分、
例えば、紙分離のために使用される高圧電源や、クリー
ニングのために使用される高圧電源の異常により、これ
らの電源がオフしても、プリント動作が禁止されてしま
い、これを解除するためには、必ず機械の主電源をオフ
/オンして復帰することになり、使い勝手が悪いという
問題点があった。
【0006】本発明は、このような問題点に鑑み、各高
圧電源の機能に応じて異常時の対策を工夫することによ
り、高圧電源の異常による記録動作の停止を可及的に減
らすことができるようにした静電記録装置の電源異常対
策装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は、像
担持体に帯電し、像露光し、現像して、トナー像を形成
し、これを記録紙に転写し、定着して記録する静電記録
装置であって、複数の高圧電源を備え、各高圧電源ごと
に異常放電を検出して自ら電源をオフする異常放電検出
回路を備えるものにおいて、前記複数の高圧電源の内の
トナー像形成及び転写に用いられる第1グループの高圧
源の各異常放電検出回路による異常放電の検出時に
記録動作を停止させ、前記第1グループの高圧電源以外
第2グループの高圧電源の各異常放電検出回路による
異常放電の検出時には、当該異常放電の検出回数が所定
数未満の場合には記録動作を停止させることなく前記第
2グループの高圧電源をオン状態に復帰させ、当該異常
放電の検出回数が所定数に達した場合には記録動作を停
止させ異常処理手段を設けて、電源異常対策装置を構
成したものである。
【0008】
【作用】上記の構成においては、トナー像形成及び転写
に用いられる第1グループの高圧電源のいずれかに異常
放電が生じた場合には、その高圧電源をオフ状態にし
、記録動作を停止させる。また、記録画像に影響を与
えない第2グループの高圧電源のいずれかに異常放電が
生じた場合には、当該異常放電の検出回数が所定数未満
のときには記録動作を停止させることなく前記第2グル
ープの高圧電源をオン状態に復帰させ、当該異常放電の
検出回数が所定数に達したときには記録動作を停止させ
ることで、ランニング性能を向上させる。
【0009】
【実施例】以下に本発明の一実施例を説明する。先ず図
1を参照して静電記録装置の全体構成を説明する。像担
持体である感光体ドラム10は、ドラム上に光を受けて導
通するOPC感光層を塗布してなり、図で時計方向に回
転駆動される。
【0010】感光体ドラム10には、スコロトロン帯電器
12により、一様な帯電をコロナ放電によって与える。一
様帯電の後、感光体ドラム10に対し、像露光手段13によ
り画像信号に基づいた1色目の像露光が行われる。像露
光手段13は、図示しないレーザダイオードを発光光源と
し、回転するポリゴンミラー13a、fθレンズ13b、反
射ミラー13c等により主走査を行うもので、感光体ドラ
ム10の回転(副走査)によって感光体ドラム10上に潜像
が形成される。ここでは、例えば画像部分に対して露光
を行い、画像部分が低電位となるような反転潜像を形成
する。
【0011】像露光の後、感光体ドラム10に対し、1色
目の現像が行われる。すなわち、イエロー(Y)、マゼ
ンタ(M)、シアン(C)、黒色(K)のトナーとキャ
リアとからなる現像剤をそれぞれ内蔵した4個の現像器
14が設けられていて、そのうちの1つにより、1色目の
現像がマグネットを内蔵し現像剤を保持して回転する現
像スリーブ14aによって行われる。現像域における現像
スリーブ14aと感光体ドラム10との間にはバイアス電圧
が印加され、これによりトナーはキャリアから離脱し、
感光体ドラム10の低電位の部分に付着して顕像化(反転
現像)が行われる。
【0012】1色目のトナー像形成が終わった後、感光
体ドラム10の2回転目に2色目のトナー像形成工程に入
り、再び帯電器12による一様帯電が行われ、2色目の画
像データによる潜像が像露光手段13によって形成された
後、2色目の現像による顕像化が行われる。3色目、4
色目についても、2色目と同様のトナー像形成が行わ
れ、感光体ドラム10周面上には4色の顕像が形成され
る。
【0013】一方、給紙カセット15より給紙機構16によ
って給送された記録紙Pは、感光体ドラム10と転写ベル
ト17とで形成されるニップ部(転写域)18へと送られ、
転写ベルト17裏面よりコロナ放電器を用いた転写電極19
により転写電界が付与され、記録紙P上に多色像が転写
される。ここで、転写ベルト17を張架する保持ローラ2
0,21のうち上流側保持ローラ20の軸に対しては電圧が
印加されており、記録紙Pがこの保持ローラ20に巻掛け
られた転写ベルト17と接地されているブラシ22との間に
進入すると、記録紙Pに対して電荷が注入され、記録紙
Pと転写ベルト17との間に吸着力が生じる。
【0014】また、下流側保持ローラ21の近傍では後述
する除電器26により下流側保持ローラ21の軸を対向電極
としてコロナ放電による除電を受けて、記録紙Pは転写
ベルト17から分離する。また、転写ベルト17の記録紙P
分離後の戻り経路には電圧が印加されたクリーニングロ
ーラ23が設けられ、転写ベルト17に付着したトナーを除
去する。詳しくは、図3に示されるようにトナーがクリ
ーニングローラ23に移り、これがクリーニングブレード
23aによって掻き落とされて回収される。
【0015】尚、転写ベルト17は、多色像形成中、下流
側保持ローラ21の軸を中心として時計方向に回動し、感
光体ドラム10より離間している。転写ベルト17から分離
した多色像を保持した記録紙Pは、内部にヒータ24aを
有する定着ヒータローラ24と、これに圧接する定着加圧
ローラ25との間へと搬送され、これらのローラ24,25間
で熱と圧力とを加えられることにより、付着トナーが溶
融し、記録紙P上に固定された後、装置外へ排出され
る。
【0016】転写後の感光体ドラム10周面上に残った残
留トナーは、コロナ放電器を用いた除電器26により除電
を受けた後、クリーニングブレード27に至り、これによ
って掻き落とされて回収される。ここで、除電器26はそ
の配置によって記録紙Pの除電を兼ねている。尚、多色
像形成中は、除電器26による除電はOFF状態に保た
れ、クリーニングブレード27は感光体ドラム10から離間
した状態に保たれる。
【0017】ここにおいて、図2に示すように、帯電器
12、現像器14、転写電極19に対し、それぞれ高圧電源31
〜33が使用されている。また、転写ベルト17の上流側保
持ローラ(以下紙帯電ローラという)20及びクリーニン
グローラ23に対し、共通の高圧電源34が使用されてい
る。更に、除電器26に対して、高圧電源35が使用されて
いる。
【0018】各高圧電源31〜35は、CPU40から図示省
略したI/Oドライバを介して出力される高圧リモート
信号(CONT)によりON・OFF制御されると共
に、それぞれ異常放電(火花放電)を検出して自ら電源
をOFFする異常放電検出回路を有する。また、各異常
放電検出回路による異常検出信号(NG)がCPU40へ
送られるようになっている。尚、異常放電検出回路は出
力電流の増大をもって異常放電を検出する。
【0019】このことを転写ユニット部分の例で図3に
より説明する。転写電極19用の高圧電源33は、 6.5KV
と極めて高圧であり、異常放電検出回路33aにより異常
放電を検出すると、高圧リモート信号(CONT)をO
FFにして、高圧の出力を禁止するようになっている。
そして、異常検出信号(NG)がCPU40へ送られるよ
うになっている。
【0020】紙帯電ローラ20及びクリーニングローラ23
用の高圧電源34は、例えば2KVと比較的低圧であり、
異常放電検出回路34aにより異常放電を検出すると、高
圧リモート信号(CONT)をOFFにして、高圧の出
力を禁止するようになっている。そして、異常検出信号
(NG)がCPU40へ送られるようになっている。CP
U40においては、各高圧電源31〜35の異常放電検出回路
からの異常検出信号を受けて各種の処理を行うが、高圧
電源31〜35を、トナー像形成及び転写に用いられる第1
グループの高圧電源と、それ以外の第2グループの高圧
電源とに分けて、それぞれ異なる処理を行うようになっ
ている。
【0021】CPU40の処理内容について図4及び図5
のフローチャートによって説明する。図4は高圧異常検
出処理ルーチンのフローチャートであり、本発明に係る
異常処理手段に相当する。ステップ1(図にはS1と記
してある。以下同様)では、帯電器12用の高圧電源31の
異常検出信号の有無を検出する。帯電器12用の高圧電源
31は、トナー像形成に用いられるもので、第1のグルー
プの高圧電源に相当する。従って、異常検出信号有りの
場合はステップ6へ進む。
【0022】ステップ2では、現像器14用の高圧電源32
の異常検出信号の有無を検出する。現像器14用の高圧電
源32は、トナー像形成に用いられるもので、第1のグル
ープの高圧電源に相当する。従って、異常検出信号有り
の場合はステップ6へ進む。ステップ3では、転写電極
19用の高圧電源33の異常検出信号の有無を検出する。転
写電極19用の高圧電源33は、トナー像の転写に用いられ
るもので、第1のグループの高圧電源に相当する。従っ
て、異常検出信号有りの場合はステップ6へ進む。
【0023】ステップ4では、紙帯電ローラ20及びクリ
ーニングローラ23用の高圧電源34の異常検出信号の有無
を検出する。紙帯電ローラ20及びクリーニングローラ23
用の高圧電源34は、トナー像形成及び転写に用いられる
ものではなく、記録画像に影響を与えないので、第2の
グループの高圧電源に相当する。従って、異常検出信号
有りの場合はステップ8へ進む。
【0024】ステップ5では、除電器26用の高圧電源35
の異常信号の有無を検出する。除電器26用の高圧電源35
は、トナー像形成及び転写に用いられるものではなく、
記録画像に影響を与えなので、第2のグループの高圧
電源に相当する。従って、異常検出信号有りの場合はス
テップ9へ進む。このように第1のグループの高圧電源
の異常の場合は、ステップ6へ進んで、高圧異常状態を
表示し、次のステップ7で記録(プリント)動作を停止
させて、本ルーチンを終了する。
【0025】従って、例えば転写電極19用の高圧電源33
にて異常放電を生じた場合は、その異常放電検出回路33
aによって高圧リモート信号(CONT)がOFFにな
って高圧の出力が禁止されると共に、CPU40により記
録動作が停止される。この状態を解除するには、装置の
主電源をOFF/ONする必要がある。帯電器12用の高
圧電源31及び現像器14用の高圧電源32についても同様で
ある。
【0026】これに対し、第2のグループの高圧電源の
異常の場合は、ステップ8又はステップ9へ進んで、エ
ラーフラグF1又はエラーフラグF3をセットするだけ
で、記録動作を停止させることなく、本ルーチンを終了
する。従って、紙帯電ローラ20及びクリーニングローラ
23用の高圧電源34にて異常放電を生じた場合は、その異
常放電検出回路34aによって高圧リモート信号(CON
T)がOFFになって高圧の出力が禁止され、紙帯電及
びクリーニング機能はなくなるものの、CPU40により
記録動作が停止されることはなく、プリント可能であ
る。
【0027】但し、図5の第2処理ルーチンによる処理
がなされる(図4のステップ8でエラーフラグF1がセ
ットされるため)。ステップ11では、エラー動作フラグ
F2がセットされているか否かを判定し、NOの場合は
ステップ12へ進む。ステップ12では、エラーフラグF1
がセットされているか否かを判定し、NOの場合はステ
ップ13へ進む。
【0028】従って、正常の場合はステップ13へ進み、
1プリント中、高圧電源34に異常がなかったか否かを判
定し、NOの場合はそのまま、YESの場合はステップ
14でエラーカウンタCをリセットして、このルーチンを
終了する。異常の場合、すなわち、高圧電源34に異常を
生じて図4のルーチンによりエラーフラグF1がセット
されている場合は、ステップ12での判定でYESとなる
ので、ステップ15以降へ進む。
【0029】ステップ15では、異常発生からの経過時間
を計測するため、タイマをスタートさせる。次のステッ
プ16では、エラーカウンタCをインクリメントする。次
のステップ17では、エラー動作フラグF2をセットす
る。次のステップ18では、エラーフラグF1をリセット
する。次のステップ19では、エラーカウンタCが所定値
(例えば 150)に達したか否かを判定し、最初は、当然
に達していないので、このルーチンを終了する。
【0030】次回以降のルーチンにおいては、エラー動
作フラグF2がセットされているので、ステップ11から
ステップ20へ進む。ステップ20では、タイマが所定値
(例えば6秒)になったか否かを判定し、6秒経過する
まではこのルーチンを終了し、6秒経過した時点でステ
ップ21以降へ進む。
【0031】ステップ21では、高圧電源34への高圧リモ
ート信号(CONT)をOFF/ONし、その異常放電
検出回路34aによりOFFにされていた高圧電源34をO
N状態に復帰させる。そして、次のステップ22では、エ
ラー動作フラグF2をリセットする。このようにして、
高圧電源34に異常を生じてその異常放電検出回路34aに
より自ら電源がOFFされても、6秒後には自動的にO
N状態に復帰させる。
【0032】但し、復帰させても異常状態が続く場合は
危険であるので、ステップ19での判定でエラーカウンタ
Cが所定値(例えば 150)に達すると、ステップ23へ進
んで高圧異常状態を表示し、次のステップ24で記録動作
を停止させる。この状態を解除するには、装置の主電源
をOFF/ONする必要がある。また、除電器26用の高
圧電源35にて異常放電を生じた場合は、その異常放電検
出回路によって高圧リモート信号(CONT)がOFF
になって高圧の出力が禁止され、除電機能はなくなるも
のの、CPU40により記録動作が停止されることはな
く、プリント可能である。
【0033】但し、図6の第3処理ルーチンによる処理
がなされる(図4のステップ9でエラーフラグF3がセ
ットされるため)。ステップ31では、エラー動作フラグ
F4がセットされているか否かを判定し、NOの場合は
ステップ32へ進む。ステップ32では、エラーフラグF3
がセットされているか否かを判定し、NOの場合はステ
ップ33へ進む。
【0034】従って、正常の場合はステップ33へ進み、
1プリント中、高圧電源35に異常がなかったか否かを判
定し、NOの場合はそのまま、YESの場合はステップ
34でエラーカウンタDをリセットして、このルーチンを
終了する。異常の場合、すなわち、高圧電源35に異常を
生じて図4のルーチンによりエラーフラグF3がセット
されている場合は、ステップ32での判定でYESとなる
ので、ステップ35以降へ進む。
【0035】ステップ35では、異常発生からの経過時間
を計測するため、タイマをスタートさせる。次のステッ
プ36では、エラーカウンタDをインクリメントする。次
のステップ37では、エラー動作フラグF4をセットす
る。次のステップ38では、エラーフラグF3をリセット
する。次のステップ39では、エラーカウンタDが所定値
(例えば 150)に達したか否かを判定し、最初は、当然
に達していないので、このルーチンを終了する。
【0036】次回以降のルーチンにおいては、エラー動
作フラグF4がセットされているので、ステップ31から
ステップ40へ進む。ステップ40では、タイマが所定値
(例えば6秒)になったか否かを判定し、6秒経過する
まではこのルーチンを終了し、6秒経過した時点でステ
ップ41以降へ進む。
【0037】ステップ41では、高圧電源35への高圧リモ
ート信号(CONT)をOFF/ONし、その異常放電
検出回路によりOFFにされていた高圧電源35をON状
態に復帰させる。そして、次のステップ42では、エラー
動作フラグF4をリセットする。このようにして、高圧
電源35に異常を生じてその異常放電検出回路により自ら
電源がOFFされても、6秒後には自動的にON状態に
復帰させる。
【0038】但し、復帰させても異常状態が続く場合は
危険であるので、ステップ39での判定でエラーカウンタ
Dが所定値(例えば 150)に達すると、ステップ43へ進
んで高圧異常状態を表示し、次のステップ44で記録動作
を停止させる。この状態を解除するには、装置の主電源
をOFF/ONする必要がある。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数の高圧電源の内のトナー像形成及び転写に用いられる
第1グループの高圧電源異常放電を検出した時には記
録動作を停止させ前記第1グループの高圧電源以外の
第2グループの高圧電源の異常放電を検出した時には
当該異常放電の検出回数が所定数未満の場合には記録動
作を停止させることなく前記第2グループの高圧電源を
オン状態に復帰させ、当該異常放電の検出回数が所定数
に達した場合には記録動作を停止させるので、高圧電源
の異常放電が記録画像に直接影響を与えない場合にはプ
リントが可能となる。また、高圧電源の異常による記録
動作の停止回数安全性を損なうことなく減らすこと
ができるので、ランニング性能が向上するという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す静電記録装置の全体
構成図
【図2】 高圧電源の配置図
【図3】 転写ユニット部の高圧電源の配置図
【図4】 高圧異常検出処理ルーチンのフローチャート
【図5】 第2処理ルーチンのフローチャート
【図6】 第3処理ルーチンのフローチャート
【符号の説明】
10 感光体ドラム 12 帯電器 13 像露光手段 14 現像器 17 転写ベルト 19 転写電極 20 紙帯電ローラ 23 クリーニングローラ 26 除電器 31〜35 高圧電源 33a,34a 異常放電検出回路 40 CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−77762(JP,A) 特開 昭64−25166(JP,A) 特開 平2−173678(JP,A) 特開 昭54−157628(JP,A) 特開 昭63−148276(JP,A) 特開 昭58−21265(JP,A) 特開 平4−356065(JP,A) 特開 平3−289321(JP,A) 実開 昭59−136645(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/00 370 - 520 B41J 29/46 G03G 15/02 101

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体に帯電し、像露光し、現像して、
    トナー像を形成し、これを記録紙に転写し、定着して記
    録する静電記録装置であって、複数の高圧電源を備え、
    各高圧電源ごとに異常放電を検出して自ら電源をオフす
    る異常放電検出回路を備えるものにおいて、 前記複数の高圧電源の内のトナー像形成及び転写に用い
    られる第1グループの高圧電源の各異常放電検出回路に
    よる異常放電の検出時に記録動作を停止させ、前記第1グループの高圧電源以外の 第2グループの高圧
    電源の各異常放電検出回路による異常放電の検出時に
    、当該異常放電の検出回数が所定数未満の場合には記
    録動作を停止させることなく前記第2グループの高圧電
    源をオン状態に復帰させ、当該異常放電の検出回数が所
    定数に達した場合には記録動作を停止させ異常処理手
    段を設けたことを特徴とする静電記録装置の電源異常対
    策装置。
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