JP3223116U - 交通整理用コーン - Google Patents

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茂雄 池上
茂雄 池上
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株式会社イケガミ
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【課題】内部の状態を外部から目視し確認できることが好ましく、本考案は斯かる目的を容易に解決できる交通整理用コーンを提供する。【解決手段】本考案の交通整理用コーン1は、内部が透視可能とした材料で成形して成る本体内部に光源が装置されていること、内部が透視可能な透明部分又は半透明部分21が存在している状態で、前記本体外部に着色した帯状の反射シート4が巻着されている。【選択図】図2

Description

本考案は、工事現場や交通規制区域等の交通事故処理現場、交通取締り現場などで所定の領域を区切るために設置されるコーンに関するものである。
従来、交通整理用コーンは、夜間でも視認性を確保するため表面に反射シートが貼り合わされたり、交通整理用コーンの内部に装置した光源が発光して存在を示し、道路補修工事や土木建築工事などの工事現場で危険区域を明確にして人を誘導したり、交通規制区域で車両の通行を規制したりするために使用されている。
また、従来の改良点の目的とするところは、バーコーンの設置、後片づけ、運搬、保管に際してコーンを手で持ちやすくして、持ち運び作業の省力化および設置作業の確実化を図るための解決手段。
交通整理用コーンに反射シートを装設した場合、運搬や保管時に頻繁に積み重ねる結果、反射シートが損傷したり、剥離したりして耐久性に問題があることに対する問題点の指摘。
或いは、コーン本体筒部に場所を特定せず接着剤を塗布し,コーンと反射カバーを接着した場合,転倒時及び設置回収の脱着時に反射カバー最下端部がめくれ返る現象や,経時変化に於けるコーン本体と反射カバーとの伸縮率が違うためカバー表面に波打ち(皺)状態が出てくる現象に対する解決手段が提案されている。
特開2000−355915号公報 特開2003−41535号公報 特開2011−32848号公報 実用新案登録第3037306号公報
各種の目的で設置されるコーンを警備安全上の要請から内部に不審物・危険物隠されている場合が考えられ、また、内部に装置した器具等の確認や正常な作動が期待できるかを目視する場合に、いちいちコーンを持ち上げてチェックする必要がある。
そこで、内部の状態を外部から目視し確認できることが好ましく、本考案は斯かる目的を容易に解決できる交通整理用コーンを提供することを目的とする。
本考案の請求項1の交通整理用コーンは、内部が透視可能とした材料で成形して成る本体内部に光源が装置されていること、内部が透視可能な透明部分又は半透明部分が存在している状態で、前記本体外部に着色した帯状の反射シートが巻着されていることを特徴とするものである。
本考案の請求項2の交通整理用コーンは、請求項1の考案において、内部が透視可能な透明部分又は半透明部分が存在している状態で、前記本体外部に径の異なるリング状の反射シートが嵌挿されて係止して成ることを特徴とするものである。
交通整理用コーンは、本体を内部が透視可能とした材料で成形して成るものであるから、外部からコーンの本体を透過した内部が視認できるものとなる。
したがって、コーン内部に不審物等を隠してあってもコーンを持ち上げる必要が無く内部をチェックできる効果を有し、防犯上の安全性を容易となすことができる。
また、目的に応じた反射シートを表面に設けても、内部が透視可能な透明部分又は半透明部分から内部を視認できる同様の効果を有する。
さらに、防犯用に限らず内部に装置した器具等の確認や正常な作動が期待できるかを外部から容易に目視することができる効果も奏するものである。
本考案の交通整理用コーンの一実施の形態を示す図である。 他の実施例を示す前記コーンの正面図である。 他の実施例を示す前記コーンの正面図である。
本考案の実施の形態を図面に基づき手説明する。
図1は本考案の交通整理用コーンの一実施の形態を示す図であり、交通整理用コーン1の公知の形態を成し、円錐形状の本体部2とベース部3との一体の構成と成っている。
本体部2及びベース部3は共に透明又は半透明の材質で成形されており、本体部2及びベース部3の内部が透視可能となっており、外部から内部の状態が視認できるものである。
材質は当該コーンに多く用いられているポリエチレン等の透明性のある樹脂で色素を入れずに成形することで得られるけれども、スチレン・ブタジエン樹脂成型が、耐熱性、耐摩耗性、耐老化性に富んでより好ましい。
更に、酸化防止剤を添加することで、素材の酸化を防止し透明性を持続させ、紫外線による着色防止と光沢保持し劣化を防ぐため光安定剤や紫外線カット剤を含ませることで付加価値の高い製品に成ることが期待できる。
図2は他の実施例を示す前記コーン1の正面図であり、本体部2に内部が透視可能な透明部分又は半透明部分21が残って存在する状態で、着色した帯状の反射シート4が渦巻き状に本体部2の表面に巻着されている。
図3は他の実施例を示す前記コーン1の正面図であり、径の異なるリング状の反射シート41,41・・が本体部2に間隔をおいて嵌挿され、径に応じて円錐状の本体部2に係止した各反射シート41の間に、内部が透視可能な透明部分又は半透明部分21が存在している状態と成っているものである。
各リング41は上端円の径より徐々に広くなるようにすれば、本体部2への密着性が増して係止状態が安定する。
上記の各反射シート4,41の色は目的及び用途により、赤、緑、青、黄等が選択され、透明部分又は半透明部分21の面積が多い方が望ましい。
また、ベース部3には安定用の錘や、内部に光源が装置されて適宜色の発光手段を設けることも公知の構成であり、必要により選択可能である。
以上説明した本考案の技術的範囲は、上記の実施の形態例に限定されるものではなく、本明細書及び図面に記載した事項から明らかになる本考案が真に意図する技術的思想の範囲全体に、広く及ぶものである。
1 交通整理用コーン
2 本体部
21 透明部分又は半透明部分
3 ベース部
4,41 反射シート

Claims (2)

  1. 内部が透視可能とした材料で成形して成る本体内部に光源が装置されていること、内部が透視可能な透明部分又は半透明部分が存在している状態で、前記本体外部に着色した帯状の反射シートが巻着されていることを特徴とする交通整理用コーン。
  2. 内部が透視可能な透明部分又は半透明部分が存在している状態で、前記本体外部に径の異なるリング状の反射シートが嵌挿されて係止して成ることを特徴とする請求項1に記載の交通整理用コーン。
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