JP3223088U - ガラスレンズ - Google Patents
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Abstract
【課題】4つの側面を有するガラスレンズであって、各側面をそれぞれ取付け面として使用することができ、それによりユーザがより迅速に台上に適切に配置することができるガラスレンズを提供する。【解決手段】ガラスレンズは、レンズ本体10及び2つのレンズ部20を有する。レンズ本体10上に、2つの作用面11、4つの取付け面12、及び4つの接続面13が取り付けられている。2つの作用面11は、レンズ本体10の2つの対向面である。4つの取付け面12と4つの接続面13とは、交互に配置されており、2つの作用面11のそれぞれの周囲を取り囲んでいる。2つの作用面11は、2つのレンズ部20上に個別に形成されている。レンズ本体10上に複数の平坦な取付け面12を形成することによって、いずれの面が台と接触する適切な面であるかをユーザが迅速に特定し得る。【選択図】図1
Description
本発明はガラスレンズに関し、特に、光伝送モジュールの製造に使用されるガラスレンズに関する。
ガラスレンズは非常に広範な用途を有する。2つの日本の特許出願であるJP2018−66771及びJP2018−72499に、用途の分野の1つが開示されている。特に、ガラスレンズは光伝送モジュールの製造に使用され、当該製造においてレーザビームが出射されてガラスレンズを通過し、最終的に光ファイバへと集束される。
さらに、この種のガラスレンズは、2つの作用面、4つの側面、及び取付け面を備える。2つの作用面はガラスレンズの2つの対向面であり、2つの作用面の両方が凸レンズである。側面は、2つの作用面を取り囲んでおり、2つの作用面のそれぞれの周囲につながっている。取付け面は、側面の1つの上に形成されている。取付け面は平坦面をなし、使用時に、ユーザは取付け面を下向きにして台に対する接触面としながらガラスレンズを台上に設置することができ、次いでユーザは光伝送モジュールの製造工程を開始することができる。
しかしながら、構造的に、従来のガラスレンズは取り付け面を1つしか有さないため、ガラスレンズを台上に取り付ける前に、ユーザはガラスレンズが適切に配置されていること(取付け面が下向きであることを意味する)を確認しなければならない。ガラスレンズが不適切に配置されていると、ガラスレンズが製造工程中に台上で転倒する原因となり得る。一方で、ガラスレンズの寸法は比較的小さいため、いずれの面が配置すべき正しい面であるかをユーザが確認することは時間を要する工程であり、そのことによって、光伝送モジュールを製造する工程における従来のガラスレンズは非効率となる。
当該欠点を克服するために、本発明は、上述の問題を低減または防止するガラスレンズを提供する。
本発明の主目的は、4つの側面を有するガラスレンズであって、各側面をそれぞれ取付け面として使用することができ、それによりユーザがより迅速に台上に適切に配置することができるガラスレンズを提供することである。
前記ガラスレンズは、レンズ本体及び2つのレンズ部を有する。前記レンズ本体は、2つの作用面、4つの取付け面、及び4つの接続面を有する。前記2つの作用面は、前記レンズ本体の2つの対向面である。前記4つの取付け面は、前記2つの作用面を取り囲んでおり、前記2つの作用面の2つの周囲を接続している。前記4つの接続面は、前記2つの作用面を取り囲んでおり、前記2つの作用面の前記2つの周囲を接続している。前記4つの取付け面と前記4つの接続面とは交互に配置されており、前記4つの取付け面のそれぞれは平坦面をなす。前記2つのレンズ部は、前記2つの作用面上に個別に形成されている。
前記4つの取付け面及び前記4つの接続面を備えた、前記ガラスレンズの上記の構造の場合に、前記ユーザは、前記4つの取付け面のうちのいずれか1つの取付け面を台に対する接触面として使用し得る。つまり、本発明は、製造工程中に台に対する接触面となり得る4つの面を有する。従来のガラスレンズの1つのみの取付け面と比較して、本発明は、いずれの面が適切な面であるかを特定する必要性を解消する。したがって、前記光伝送モジュールの製造速度を大きく向上させることができる。
本発明の他の目的、利点、及び新規な特徴は、以下の詳細な説明を添付の図面と併せて考慮することにより、より明らかになるであろう。
図1及び図2を参照すると、本発明に係るガラスレンズは、レンズ本体10及び2つのレンズ部20を備える。2つのレンズ部20は、それぞれレンズ本体10上に形成されている。
図1、図2、及び図4を参照すると、特に、レンズ本体10は、2つの作用面11、4つの取付け面12、及び4つの接続面13を有する。2つの作用面11は、レンズ本体10上に形成された2つの対向面である。4つの取付け面12と4つの接続面13とは、交互に配置されており、2つの作用面11のそれぞれの周囲を取り囲んでいる。第1の実施形態において、レンズ本体10は八角柱をなし、2つの作用面11は八角柱の2つの対向面であり、4つの取付け面12及び4つの接続面13は、取り囲むように八角柱の8つの側面を形成している。また、第1の実施形態において、各取付け面12と隣接する接続面13との間の角度は、限定されるものではないが、135度である。
特に、図1、図2、及び図9を参照すると、各取付け面12は平坦面をなす。本発明が台91上に取り付けられる場合に、4つの取付け面12の1つは、台91に対する接触面として使用され、取付け面12の平坦な形状は、設置工程及び後続の製造工程中にレンズ本体10の安定性を向上させることが可能である。
図2を参照すると、第1の実施形態において、各接続面13は平坦面をなし、したがって2つの作用面11の一方から見ると本発明の輪郭は八角形であるが、本発明の形状はこれに限定されない。例えば、図3を参照すると、第2の実施形態において、各接続面13Aは弧状面をなし、したがって2つの作用面11Aの一方から見ると、本発明の輪郭は面取りされた四角形である。
2つのレンズ部20は、レンズ本体10の2つの作用面11上に個別に形成されている。特に、第1の実施形態において、各レンズ部20は、対応する作用面11から突出した凸面をなす。ただし、各レンズ部20の形状はこれに限定されず、その他の候補を以下に示す。
図5を参照すると、第3の実施形態において、2つのレンズ部20Bのそれぞれは凹面をなして、対応する作用面11B上に形成されている。
図6を参照すると、第4の実施形態において、2つのレンズ部20Cの一方は凸面をなして、対応する作用面11Cから突出しており、他方のレンズ部20Cは凹面をなして、対応する作用面11C上に形成されている。
図7を参照すると、第5の実施形態において、2つのレンズ部20Dの一方は凸面をなして、対応する作用面11Dから突出している。他方のレンズ部20Dは平坦面をなして、他方の作用面11D上に形成されている。
図8を参照すると、第6の実施形態において、2つのレンズ部20Eの一方は凹面をなして、対応する作用面11E上に形成されている。他方のレンズ部20Eは平坦面をなして、他方の作用面11E上に形成されている。
上述した第3の実施形態乃至第6の実施形態は、一般的な形状とそれらの形状の組合せとのみからなるが、各レンズ部20の形状とレンズ本体10の組合せとはこれに限定されない。
本発明の範囲内には、規定される複数の長さ及び比率が存在する。特に、図2を参照すると、本発明において、4つの取付け面12のそれぞれについて、2つの隣接する接続面13に接続された2つの対辺はそれぞれ、個別の接続辺として規定される。また、各取付け面12について、2つの接続辺間の距離は、取付け面の長さL1として規定される。
さらに、2つの最も離れた取付け面12間の距離は、間隔L2として規定される。取付け面の長さL1と間隔L2との差分の半分は、接続面の突出長さL3(L3=(L1−L2)/2)として規定される。
第1の実施形態において、取付け面の長さL1に対する接続面の突出長さL3の比率(L3/L1)は、0.3〜1(端点を両方とも含む)の範囲を取る。比率(L3/L1)のより良い数値範囲は、さらに0.4〜0.9(端点を両方とも含む)に限定される。比率(L3/L1)の理想の数値範囲は、0.6〜0.8(端点を含む)である。
以下は、本発明の使用工程及び利点である。
本発明は、入射光を集束・発散あるいは平行光(Collimate beam)に変換するガラスレンズを要する多くの製造工程に使用することが可能であり、以下の例は、光伝送モジュールを製造する工程によって示されている。
図9を参照すると、光伝送モジュールを製造する場合に、第1の段階は、本発明を台91上に配置することであり、本発明の2つの相対する側に、光源92、光ファイバ93を個別に取り付ける。光源92を点灯させた後に、光ファイバ93に向けて光線を出射する。本発明は光源92と光ファイバ93との間に配置されているため、光線は光ファイバ93に達する前に本発明を通過することとなり、本発明は、すべての光線を集光源に集束することが可能である。集束後に、光線の大部分を光ファイバ93内に適切に導き、光伝送モジュールの製造を終了し得る。
ただし、用途の分野は上述の分野に限定されず、本発明を他の分野に用いることもできる。
レンズ本体10上に複数の取付け面12を有することによって、ユーザが台91上に本発明を配置しようとする際に、いずれの側面が台91と接触させる好適な面であるかをユーザが特定することが容易になり、したがって取付け及び製造工程の効率が向上する。
その上、取付け面の長さL1に対する接続面の突出長さL3の比率(L3/L1)が0.6〜0.8(理想の比率)である場合に、さらに2つの利益がある。
第1に、各取付け面12の面積が設置プロセス中にレンズ本体10の安定性を向上させるのに十分大きく、第2に、各接続面13の面積が比較的小さいため、レンズ本体10が台91上に取り付けられて、対応する接続面13が台91と接触するように接着される場合に、レンズ本体と台91とを接続するために用いられる接着剤の量を減少させることもできる。それゆえ、温度変動により接着剤の体積がこれまでのように膨張または収縮しても、本発明の安定性に対する全体の影響は大きく低減される。
10 レンズ本体
11 作用面
12 取付け面
13 接続面
20 レンズ部
11 作用面
12 取付け面
13 接続面
20 レンズ部
Claims (11)
- レンズ本体であって、
前記レンズ本体の2つの対向面である2つの作用面と、
前記2つの作用面を取り囲んで前記2つの作用面の2つの周囲を接続した4つの取付け面と、
前記2つの作用面を取り囲んで前記2つの作用面の前記2つの周囲を接続した4つの接続面とを有し、前記4つの取付け面と前記4つの接続面とは交互に配置されており、前記4つの取付け面のそれぞれは平坦面をなす、レンズ本体と、
前記2つの作用面上に個別に形成された2つのレンズ部とを備える、ガラスレンズ。 - 請求項1に記載のガラスレンズであって、
前記4つの取付け面のそれぞれは2つの接続辺を有し、前記2つの接続辺は、2つの隣接する接続面に個別に接続された、前記取付け面の2辺として規定され、
各取付け面の前記2つの接続辺間の距離は、取付け面の長さとして規定され、
前記4つの取付け面のそれぞれと隣接する接続面との間の角度は135度であり、
2つの最も離れた前記取付け面間の距離と前記取付け面の長さとの差分の半分は、接続面の突出長さとして規定され、
前記取付け面の長さに対する前記接続面の突出長さの比率は0.3〜1の範囲を取る、ガラスレンズ。 - 請求項2に記載のガラスレンズであって、
前記取付け面の長さに対する前記接続面の突出長さの前記比率は0.4〜0.9の範囲を取る、ガラスレンズ。 - 請求項3に記載のガラスレンズであって、
前記取付け面の長さに対する前記接続面の突出長さの前記比率は0.6〜0.8の範囲を取る、ガラスレンズ。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載のガラスレンズであって、
前記接続面のそれぞれは弧状面をなす、ガラスレンズ。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載のガラスレンズであって、
前記接続面のそれぞれは平坦面をなす、ガラスレンズ。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載のガラスレンズであって、
前記レンズ部のそれぞれは、凸面をなして、対応する前記作用面から突出している、ガラスレンズ。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載のガラスレンズであって、
前記レンズ部のそれぞれは、凹面をなして、対応する前記作用面内に形成されている、ガラスレンズ。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載のガラスレンズであって、
前記2つのレンズ部のうち、前記レンズ部の一方は、凸面をなして、対応する前記作用面から突出しており、他方のレンズ部は、凹面をなして、対応する前記作用面内に形成されている、ガラスレンズ。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載のガラスレンズであって、
前記2つのレンズ部のうち、前記2つのレンズ部の一方は、凸面をなして、対応する前記作用面から突出しており、他方のレンズ部は、平坦面をなして、対応する前記作用面上に形成されている、ガラスレンズ。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載のガラスレンズであって、
前記2つのレンズ部のうち、前記2つのレンズ部の一方は、凹面をなして、対応する前記作用面内に形成されており、他方のレンズ部は、平坦面をなして、対応する前記作用面上に形成されている、ガラスレンズ。
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