JP3223025U - 電子機器用コントローラ - Google Patents

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Abstract

【課題】 3次元描画(3D描画)などのために用いて好適な、使い勝手の良い電子機器用コントローラを提供する。【解決手段】 グリップ部11とトラッカー用の載置台12との大きく2つの構成部分を備える。グリップ部11は、使用者の手のひらに当てられて、その状態で親指と他の4本の指とで握り持つようにされる部分、即ち、使用者の手によって把持される部分である。グリップ部11が使用者の手によって把持されている場合に、トラッカー用の載置台12は、当該使用者の手の甲の上に位置するように構成されている。【選択図】図2

Description

この考案は、例えば、3次元描画(3D描画)などのために用いて好適な電子機器用コントローラに関する。
デジタイザと呼ばれる座標入力装置に対して、電子ペンにより連続的に位置指示することにより描画することで、アニメーション画像などを作成する描画システムが知られている。この場合に、操作者は、電子ペンのペン先を、デジタイザを内蔵したタブレット装置の入力面に接触させた状態で、描画画像を生成するための位置指示操作を行う。あるいは、操作者は、タブレット装置の入力面には非接触の状態ではあるが、位置検出可能な上方領域に置いた状態(ホバー状態)で、描画画像を生成するための位置指示操作を行う。デジタイザは、電子ペンにより指示された位置を検出し、その検出結果として描画画像を生成し、表示画面に表示する。操作者は、表示画面に表示されている描画画像を確認しながら、位置指示操作を行い描画していく。
最近は、2次元の表示画面に表示された描画画像を、視覚的に、3次元画像のように描画表現することができるようにする描画システムやアプリケーションが登場している。その場合には、描画システムやアプリケーションは、デジタイザを用いて生成した描画画像に対して、削ったり、凹ませたり、膨らませたりするための操作者の手や指の動きによる動き操作(ジャスチャー)を、動きセンサを用いて検出する。描画システムやアプリケーションは、その検出した動き操作(ジェスチャー)に基づいて3次元の描画表現処理を行うようにするものが多い。
本願の出願人は、後に国際出願番号を示すように、空間位置指示部と棒状部とを有する3次元位置指示器に関する発明の特許出願を既に行っている。この場合の空間位置指示部は、いわゆるトラッカーと呼ばれるものであり、また、棒状部は上述したデジタイザに対する電子ペンに相当するものとして使用者の手によって把持するようにされるものである。当該3次元位置指示器の場合には、あたかも電子ペンを用いるようにして3次元空間に描画を行うことができる。なお、トラッカーに関する情報としては、後に記すようにインターネット上に開示された非特許文献がある。
国際出願2018/46976号
VIVEトラッカー[online]、[令和01年06月04日検索]、インターネット<URL: https://www.vive.com/jp/vive-tracker/>
上述したように、3次元位置指示器は、空間位置指示部(トラッカー)と、使用者が手に持って操作する電子機器用コントローラとから構成される。電子機器用コントローラは、その外観ができるだけシンプルで、持ちやすく、これを手に持った使用者が種々の方向に自由に動かすことができるものである必要がある。また、電子機器用コントローラは、これが使用者の手に持たれた時には、3次元位置検出システムによって、3次元空間内における位置を適切に検出できるように空間位置指示部(トラッカー)を取り付けておくことができる必要もある。
以上のことに鑑み、この考案は、上記の要件を兼ね備え、3次元描画(3D描画)などのために用いて好適な、使い勝手の良い電子機器用コントローラを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、
使用者の手によって把持されるグリップ部と、
前記グリップ部が使用者の手によって把持されている場合に、当該使用者の手の甲の上に位置するトラッカー用の載置台と
を備えることを特徴とする電子機器用コントローラを提供する。
この電子機器用コントローラによれば、当該電子機器用コントローラは、グリップ部とトラッカー用の載置台との大きく2つの構成部分を備える。グリップ部は、使用者の手のひらに当てられて、その状態で親指と他の4本の指とで握り持つようにされる部分、即ち、使用者の手によって把持される部分である。グリップ部が使用者の手によって把持されている場合に、トラッカー用の載置台は、当該使用者の手の甲の上に位置するように構成されている。
このように、当該電子機器用コントローラは、グリップ部を手で握れば持つことができる。また、使用者の手の甲は、外側に露呈した部分であり、その上に載置台が位置し、当該載置台にトラッカーを載置して固定できる。従って、3次元空間における位置を適切に検出できようにして、トラッカーを電子機器用コントローラに対して取り付けることができる。そして、グリップ部を握ってさえいれば、電子機器用コントローラを安定に手に保持することができ、3次元空間内を自由に動かすこともできる。
この考案の電子機器用コントローラの一実施の形態が用いられて構成される空間位置検出システムの概要を説明するための図である。 実施の形態の電子機器用コントローラの外観を説明するための図である。 実施の形態の電子機器用コントローラの外観を説明するための図である。 実施の形態の電子機器用コントローラの内部構成の概要を説明するための図である。
[空間位置検出システムの概要]
図1は、この考案の電子機器用コントローラの一実施の形態が用いられて構成される空間位置検出システムの概要を説明するための図である。当該空間位置検出システムは、図1に示すように、電子機器用コントローラ1と、電子機器用コントローラ1に装着されるトラッカー2と、空間位置検出用ユニット30と、空間描画情報生成装置40と、ヘッドマウントディスプレイ50とを備えて構成される。なお、以下においては、電子機器用コントローラ1を、単にコントローラ1と記載する。
空間描画情報生成装置40は、空間位置検出装置としての機能と3次元画像を生成する表示画像生成装置としての機能を備えるもので、例えばパーソナルコンピュータにより実現される。図1では、コントローラ1について、おおよその外観しか示していないが、グリップ部とトラッカー用の載置台とを備え、トラッカー2を載置台に固定した状態で、使用者がグリップ部を握ることにより手に持つことができる。コントローラ1は、使用者が手に持った状態で3次元空間内を移動させるようにして使用し、3次元空間内における位置を指示して、3次元画像の描画を可能にする。
コントローラ1は、使用者によって操作される操作部を備え、当該操作部を通じて受け付けた操作に応じた操作情報を、有線でまたは無線で、空間描画情報生成装置40に供給することができるものである。なお、この実施の形態において、コントローラ1と空間描画情報生成装置40とは、無線通信機能を備えており、コントローラ1が操作部を通じて受け付けた操作情報は、無線により、コントローラ1から空間描画情報生成装置40に供給されるものとする。
空間位置検出用ユニット30は、この例では、3次元空間領域を設定して、当該3次元空間領域において、トラッカー2の位置を検出するためのものである。これにより、トラッカー2が取り付けられ、使用者が手に持って3次元空間内を移動させるコントローラ1の3次元空間内における位置が検出できる。空間位置検出用ユニット30は、この実施形態では、トラッカー2との間での光学的なインタラクションによりトラッカー2の位置を検出するもので、図1に示すように、例えば2個の発光追跡装置31A、31Bを含んで構成されている。
トラッカー2は、発光追跡装置31A、31Bからの赤外線レーザ光を検知する受光センサを備える。当該受光センサは、いずれの方向からのレーザ光も受光することができるように、複数個がトラッカー2に設けられている。また、トラッカー2は、受光センサで赤外線レーザ光の受光を検知したときに、発光追跡装置31A、31Bにそれを通知するための、例えばLED(Light Emitting Diode)からなる発光部も備えている。
なお、トラッカー2には、動きや方向(向き)を検出するための例えば9軸センサが設けられている場合もある。トラッカー2からの受光センサの受光出力や9軸センサの出力が、有線でまたは無線で、あるいは、トラッカー2が取り付けられているコントローラ1経由で、空間描画情報生成装置40に供給される。この場合に、トラッカー2からの情報には、トラッカー2の識別情報も含まれる。この実施の形態では、トラッカー2は無線通信機能を備え、受光センサの受光出力や9軸センサの出力が、トラッカー2から空間描画情報生成装置40に対して無線により供給されるものとする。
空間描画情報生成装置40では、トラッカー2からの複数個の受光センサの受光出力及び/または9軸センサの出力から、トラッカー2が装着されているコントローラ1の3次元空間における姿勢や動きを検出する。なお、トラッカー2が装着されているコントローラ1の3次元空間における姿勢や動きを検出するには、トラッカー2には、複数個の受光センサと9軸センサとのいずれか一方が設けられていればよい。
2個の発光追跡装置31A、31Bは、同一の構成を有するものである。発光追跡装置31A、31Bは、赤外線レーザ光のレーザ発光部と、発光した赤外線レーザ光により3次元空間内をサーチするようにするサーチ手段と、赤外線レーザ光を受けたトラッカー2の発光部の発光を検知する光位置検知手段とを備える。
この場合に、発光追跡装置31Aは、赤外線レーザ光により、3次元空間内を水平方向に走査すると共に、その水平方向の走査位置を、所定のピッチτXで、順次に垂直方向に移動するようにサーチする。また、発光追跡装置31Bは、赤外線レーザ光により、3次元空間内を垂直方向に走査すると共に、その垂直方向の走査位置を、所定のピッチτYで、順次に水平方向に移動するようにサーチする。
トラッカー2は、赤外線レーザ光の受光を、受光センサで監視し、赤外線レーザ光の受光を検出したときに、LEDからなる発光部を点灯する。発光追跡装置31A,31Bは、トラッカー2の発光部の発光を検知することで、当該トラッカー2が装着されているコントローラ1の3次元空間内における位置を検出する。発光追跡装置31A、31Bは、トラッカー2の発光部の発光を検知したときに、当該検知した時点の、発光した赤外線レーザの発光時刻からの経過時刻をも検知することができるように構成されている。この場合に、トラッカー2のそれぞれは、自身の識別情報に応じた異なる発光をする。
これにより、空間位置検出用ユニット30は、3次元空間内におけるコントローラ1に取り付けられたトラッカー2の位置(つまり、コントローラ1の位置)を、所定のピッチτX及び所定のピッチτYに応じた精度で検出できる。2個の発光追跡装置31A,31Bは、空間描画情報生成装置40に対して、有線で、あるいは、無線で接続されており、空間描画情報生成装置40に対して、検知したトラッカー2の3次元空間内における空間位置情報を通知する。この場合に、2個の発光追跡装置31A、31Bからの情報には、それぞれ自身の識別情報が含まれる。
空間描画情報生成装置40は、2個の発光追跡装置31A、31Bで検知されたトラッカー2の3次元空間内における空間位置情報と、トラッカー2からの受光センサの受光出力と9軸センサの検出出力と、コントローラ1からの操作情報とを受け付ける。空間描画情報生成装置40は、受け付けた情報に基づいて、3次元空間内に3次元画像を描画し、この3次元画像を表示するための情報を形成してヘッドマウントディスプレイ50に供給する。
これにより、使用者は、3次元空間に描画するようにした3次元画像を、ヘッドマウントディスプレイ50を通じて観視できる。使用者は、ヘッドマウントディスプレイ50を通じて観視可能になる3次元画像を見ながら、3次元画像に対して、追加、変更、削除などのための操作を行うようにして、3次元画像を描画できる。従って、今までデジタイザを用いて2次元空間で作成していたキャラクタなどを、3次元空間における3次元画像として、すなわち、立体的な画像として描画することができ、より立体観のある3次元画像を描画することが可能になる。
[電子機器用コントローラ1の構成例]
図2、図3は、実施の形態の電子機器用コントローラ1の外観を説明するための図である。図2(A)は、トラッカー2が取り付けられた状態の右手用のコントローラ1の外観図である。図2(A)に示すように、コントローラ1は、グリップ部11と、トラッカー用の載置台12とからなる。なお、図2(A)においては、使用者の右手の手のひらが当たるグリップ部11の前面に対向する側からコントローラ1を見た場合を示している。
図2(A)に示すように、グリップ部11は、使用者の右手によって把持される把持部11Aと、その上側に円形状に広がった面を備える前面操作部11Bとを備える。グリップ部11の把持部11Aは、その前面に使用者の手のひらが当たり、左側からは親指が、右側からは親指以外の4本の指が、把持部11Aを回り込むようにして把持される(握られる)部分である。
グリップ部11の前面操作部11Bには、操作ボタンB11、B12、B13が設けられている。また、グリップ部11の把持部11Aの左側の側面には、操作ボタンB21が設けられた左側の側面操作部を備えている。更に、前面操作部11Bの先端側の側面には、操作ボタンB31が設けられた先端側の側面操作部を備えている。このように、グリップ部11には、前面上部と、左側の側面と、先端側の側面との3箇所に使用者によって操作される操作ボタンが設けられた操作部が設けられている。
トラッカー用の載置台12は、使用者の右手によってグリップ部11の把持部11Aが把持された場合に、当該使用者の右手の甲の上に位置するようになっている。図2(A)に示すように、グリップ部11の中心軸J1と、載置台12に取り付けられたトラッカー2の中心軸J2とを考える。グリップ部11の中心軸J1は、グリップ部11の長手方向の軸心に一致する。トラッカー2の中心軸J2は、トラッカー2の上面の中心(軸心)を通り、載置台12と直交する方向に延伸した線に一致する。
図2(A)に示すように、グリップ部11の前面(上面)に対向する側からコントローラ1を見た場合の中心軸J1と中心軸J2とが形成する角の角度θが、40度〜90度となるように、グリップ部11と載置台12との位置関係が定められる。これにより、使用者の右手によってグリップ部11の把持部11Aを把持すると、トラッカー用の載置台12は、当該使用者の右手の甲の上に位置し、これに取り付けられているトラッカー2もまた、当該使用者の右手の甲の上に位置する。
使用者の手の甲は、常時、外側に露呈し、通常の動作においては、使用者の身体によって覆わることも少ない部分である。このため、トラッカー2は、上述した発光追跡装置31A、31Bからのレーザ光を安定に受光できる。一方、発光追跡装置31A、31Bは、トラッカー2の発光部からの発光を、安定に認識できる。これにより、発光追跡装置31A、31Bを通じて、3次元空間におけるトラッカー2の位置を安定に特定することが可能になる。なお、中心軸J1と中心軸J2とが形成する角の角度θは、より好ましくは、60度〜70度の範囲にすることにより、使用者の手の甲と載置台12とが近すぎたり、離れすぎたりせずに、良好な位置関係とすることができる。
図2(B)は、図2(A)に示した矢印aの側から見た場合のコントローラ1の外観図であり、トラッカー2が取り外された状態のコントローラ1を示している。すなわち、トラッカー2は、コントローラ1の載置台12に対して、着脱可能にされている。図2(B)に示すように、グリップ部11の前面操作部11Bに設けられている操作ボタンB11、B12、B13は、グリップ部11の把持部11Aを把持する右手の主に親指によって操作可能にされる。また、グリップ部11の左側面に設けられた操作ボタンB21は、グリップ部11の把持部11Aを把持する右手の主に人差し指若しくは親指によって操作可能にされる。もちろん、操作可能であれば、他の指を用いて操作してもよい。
前面操作部11Bに設けられた操作ボタンB11、B12、B13やグリップ部11の左側面に設けられた操作ボタンB21は、例えば、操作モードを切り替えたり、設定内容を切り替えたりする場合に用いられる。なお、操作ボタンB11、B12、B13や操作ボタンB21を、回動操作が可能なダイヤル式の操作手段や回動操作と押下操作との両方が可能な操作手段に替えたり、いわゆるトラックボールと呼ばれる球体を用いた操作手段に替えたりすることも可能である。また、前面操作部11Bに設ける操作ボタンなどの操作手段の数は、前面操作部11Bに操作可能に設けることができれば増やすことも可能である。
図3は、図2(A)に示した矢印bの側から見た場合のトラッカー2が取り外された状態のコントローラ1の外観図である。図2(A)、(B)にも示し、また、図3にも示すように、グリップ部11の先端側の側面に設けられている操作ボタンB31は、グリップ部11の把持部11Aを把持する右手の人差し指によって操作可能なものである。すなわち、操作ボタンB31は、いわゆる引き金(トリガー)式に操作可能であり、細かくオン/オフを切り替える必要のある操作に用いて好適なものである。従って、例えば、描画状態と非描画状態とを細かく切り替える場合などに用いられる。
[コントローラ1の内部の構成例]
上述のように、コントローラ1のグリップ部11には、前面上部と、左側の側面と、先端側の側面との3箇所に使用者によって操作される操作ボタンが設けられた操作部が設けられている。このため、コントローラ1は、各操作ボタンが操作された場合に、操作された内容を示す操作情報を、無線により空間描画情報生成装置40に送信する構成を備える。
図4は、コントローラ1の内部構成の概要を説明するための図である。近距離無線通信アンテナ101Aと近距離無線通信部101とは、例えばBluetooth(登録商標)規格の近距離無線機能を実現する。制御部102は、図示しないが、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read only Memory)、RAM(Random Access Memory)、不揮発性メモリなどがバスを通じて接続されたマイクロプロセッサである。制御部102は、ROMなどに記憶保持されている種々のプログラムを実行し、コントローラ1の各部を制御する。
第1の操作部103は、前面操作部11Bに対応し、操作ボタンB11、B12、B13が操作された場合に、これに応じた操作信号を形成して、制御部102に通知する。第2の操作部104は、左側の側面に設けられている左側の側面操作部(操作ボタンB21)に対応し、操作ボタンB21が操作された場合に、これに応じた操作信号を形成して、制御部102に通知する。第3の操作部104は、先端側の側面に設けられている先端側側面操作部(操作ボタンB31)に対応し、操作ボタンB31が操作された場合に、これに応じた操作信号を形成して、制御部102に通知する。
操作情報生成部106は、制御部102の制御の下、第1の操作部103、第2の操作部104、第3の操作部105が操作された場合に、その操作に応じた操作情報を形成する。当該操作情報には、コントローラ1の識別情報も含まれる。操作情報生成部106は、生成した操作情報を近距離無線通信部101及び近距離無線通信アンテナを通じて送信し、空間描画情報生成装置40に供給する。これにより、空間描画情報生成装置40は、コントローラ1からの操作情報の供給を受けることができる。上述したように、空間描画情報生成装置40は、トラッカー2からの機器の識別情報と、受光出力と及び/または9軸センサの出力と、発光追跡装置31A、31Bからの3次元空間内における位置情報の供給も受けている。
これにより、空間描画情報生成装置40は、供給を受けた情報に基づいて、3次元空間内におけるコントローラ1による指示位置を特定し、コントローラ1に対する使用者の操作に応じて、3次元空間内に3次元画像を描画することができる。すなわち、3次元空間内に、3次元画像を描画したり、描画した3次元画像を修正したり、描画した3次元画像を削除したりすることができる。
[左手用のコントローラ1]
上述した実施の形態では、コントローラ1は使用者の右手によって把持される右手用のものである場合を例にして説明したが、これに限るものではない。コントローラ1は左手用のものとしても構成できる。左手用のコントローラもまた、グリップ部とトラッカー用載置台とからなる。そして、左手でグリップ部の把持部を把持した(握った)場合に、トラッカー用の載置台が、左手の甲の上に位置するように構成すればよい。
また、左手用のコントローラの場合には、右側の側面に操作ボタンが設けられる。このように、左手用のコントローラは、図2〜図3を用いて説明した右手用のコントローラ1を右に置き、左手用のコントローラを左に置いた場合に、左右対称となるように構成すればよい。
そして、右手用のコントローラ1を右手に持ち、左手用のコントローラを左手に持つことにより、コントローラを持った両手を、3次元空間内を移動させ、両手を用いて3次元画像を描画することができる。もちろん、右手用のコントローラ1だけを用いたり、左手用のコントローラだけを用いたりすることもちろん可能である。なお、いずれの場合も、トラッカー2が、載置台に載置され、固定されている必要がある。
[実施の形態の効果]
上述した実施の形態のコントローラ1によれば、その外観がシンプルで、持ちやすく、これを手に持った使用者が種々の方向に自由に動かすことができる。また、コントローラ1には、これを手に持つ使用者の手の甲の上に、トラッカーが位置するようにできる。すなわち、コントローラ1は、これが使用者の手に持たれた時には、3次元位置検出システムによって、3次元空間内における位置を適切に検出できるようにトラッカーを好適な位置に取り付けておくことができる。従って、3次元描画(3D描画)などのために用いて好適な、従来にない使い勝手の良い電子機器用コントローラを実現できる。
[変形例]
なお、トラッカー2とコントローラ1との間で情報のやり取りが可能なように、デジタルI/Fを用いて接続しておき、トラッカー2からの受光出力、9軸センサの出力をコントローラ1に供給するように構成することもできる。これにより、コントローラ1の操作情報に加えて、トラッカー2の識別情報、トラッカー2からの受光出力や9軸センサの出力を含む送信情報を形成し、これをコントローラ1の近距離無線通信機能を用いて、空間描画情報生成装置40に送信することができる。
また、上述もしたように、前面操作部11Bには、複数の種々の操作ボタン、ダイヤル、トラックボール等を設けることができる。同様に、左側の側面操作部や先端側の側面操作部にも、複数の操作ボタンを設けたり、操作が可能であれば、ダイヤルやトラックボールなどを設けたりすることも可能である。
1…電子機器用コントローラ、11…グリップ部、11A…把持部、11B…前面操作部、B11…操作ボタン、B12…操作ボタン、B13…操作ボタン、B21…操作ボタン、B31…操作ボタン、12…トラッカー用の載置台、2…トラッカー、30…空間位置検出用ユニット、31A、31B…発光追跡装置、40…空間描画情報生成装置、50…ヘッドマウントディスプレイ

Claims (8)

  1. 使用者の手によって把持されるグリップ部と、
    前記グリップ部が使用者の手によって把持されている場合に、当該使用者の手の甲の上に位置するトラッカー用の載置台と
    を備えることを特徴とする電子機器用コントローラ。
  2. 請求項1に記載の電子機器用コントローラであって、
    前記グリップ部の先端側の前面に、操作部を備えることを特徴とする電子機器用コントローラ。
  3. 請求項1に記載の電子機器用コントローラであって、
    前記グリップ部の先端側の端面に、操作部を備えることを特徴とする電子機器用コントローラ。
  4. 請求項1に記載の電子機器用コントローラであって、
    前記グリップ部の側面に、操作部を備えることを特徴とする電子機器用コントローラ。
  5. 請求項1に記載の電子機器用コントローラであって、
    トラッカー用の前記載置台は、トラッカーの着脱が可能にされていることを特徴とする電子機器用コントローラ。
  6. 請求項1に記載の電子機器用コントローラであって、
    前記グリップ部の長手方向の中心を通る第1の中心軸と、前記載置台の載置面の中心を通り、前記載置面と交差する方向の第2の中心軸とがなす角の角度は、40度から90度の範囲にあることを特徴とする電子機器用コントローラ。
  7. 請求項1に記載の電子機器用コントローラであって、
    右手用と左手用とのそれぞれが構成されることを特徴とする電子機器用コントローラ。
  8. 請求項2、請求項3または請求項4に記載の電子機器用コントローラであって、
    前記操作部を通じて受け付けた操作入力に応じた操作情報を形成する形成手段と、
    前記形成手段で形成された操作情報を、有線あるいは無線により、電子機器に送信する送信手段と
    を備えることを特徴とする電子機器用コントローラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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USD907040S1 (en) * 2018-12-28 2021-01-05 Wacom Co., Ltd. Controller for an electronic device

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