JP3222817U - シフォンケーキ冷却スタンド - Google Patents

Abstract

【課題】シフォンケーキの金属製焼型の冷却用スタンドを提供する。【解決手段】スタンド台中央丸棒に焼型のパイプ部分を差し込み、このパイプの先端を型支え丸棒の上部面の外周側で支える冷却スタンドで、焼型を差し込んだ時のぐらつきが無く安定感を保つ事が出来、シフォンケーキを製造する際の不手際を無くす事が出来る。型支え丸棒３は大きな焼型やミニ焼型までオプションなしで多種の型に対応可能な形状になり、また差し込んでからの移動も指先二本で持ち運びが出来、効率よく作業出来る。【選択図】図１

Description

本考案は、シフォンケーキの金属製焼型の冷却用スタンドに関するものである。

シフォンケーキは容器型の焼型本体とこの焼型本体の中央部に配置された中央パイプを有する金属焼型にケーキ生地を収容し、焼型をオーブンに入れてドーナツ状のケーキを焼き上げる。ここで、ケーキを焼き上げてから直ちにケーキを取り出すとシフォンケーキ特有の膨らみが生じない。
シフォンケーキに膨らみを持たせるには、オーブンから取り出した焼型を逆さにしてすなわち焼型の取り出し口側を下にして充分冷却してから取り出す事になる。
従来冷ます際に、瓶やカップの上に逆さまに置くなどしていた。

シフォンケーキを焼き上がった後冷ます方法として、焼型を逆さまにして焼型の中央パイプの先端を従来は空瓶の口部の外周に嵌めて焼型を保持するようにしているが、焼型を安定して保持することが出来ない。型にも大きさが様々ありその都度瓶などの種類を変えていた。これらを一個の冷却スタンドで調節材の部品等のオプションなしで複数種類の型に兼用出来ることを可能にした。またぐらぐらした不安定さや移動させる時の不便さを解決しようとするものである。

本考案は焼き上がったシフォンケーキの焼型を大きさの大小にかかわらず、安定して冷却の為に保持出来る冷却用スタンドを提供する事を目的とする。この目的を達成するための本考案の冷却用スタンドはシフォンケーキの焼型の冷却用スタンドであって、スタンド台に固定された型支え丸棒とこの型支え丸棒よりも小径であり型支え丸棒に固定された中央丸棒とを備え、前記中央丸棒を焼型の中央パイプに先端側から通し前記型支え丸棒の環状の上端面で焼型の中央パイプの先端を支えるものである。中央丸棒は焼型の中央パイプと同じ程度の長さ又は中央パイプを貫通する長さとする事が出来る。長い中央丸棒によって、焼型は安定して保持出来る。又、型支え丸棒の環状の上端面、すなわち中央丸棒の外周の上端面の幅を広くしておけば、様々な大きさの焼型、さまざまな太さの中央パイプの先端を支えることが出来る。

本考案のシフォンケーキ冷却スタンドは１台で複数の型に対応出来るため大きなシフォン型やミニシフォン型まで、オプションなしで多種の型に対応可能になり、また差し込んでからの移動も指先二本で持ち運びが出来、効率よく作業が出来る。また瓶とは違い安定感があり、倒れる心配も無い。シンプルな形状で軽くて使い易く、シフォンケーキスタンドを洗ったり拭いたりが容易に出来、シフォンケーキを製造する際の不手際を無くす事が出来る。

本考案のシフォンケーキ冷却スタンドの実施形態を示す斜視図である。 本考案のシフォンケーキ冷却スタンドの部品を分解した立面図である。 冷却スタンドにシフォンケーキの型を差し込んだ斜視図である。 冷却スタンドに差し込むシフォンケーキの型を２つの部品で分解して示す斜視図である。 シフォンケーキの型に具材を流し込んだ時の斜視図である。 シフォンケーキの型に具材を流し込みオーブンで焼いた後、冷却スタンドに差し込んだ時の斜視図である。

シフォンケーキ冷却スタンドは、型に差し込んだ時、ベースとなる木製台、型支え丸棒、中央丸棒のそれぞれの中心を垂直且つ水平に保つことにより安定し、傾きやぐらつきを解決する。

以下添付図面に従って、実施例を説明する。シフォンケーキ冷却スタンドは図１及び図２に示すように木製台２の上にシフォンケーキの型を支える型支え丸棒３を木製台の裏側からネジ７で固定する。さらに型支え丸棒３の上から中央丸棒４を型支え丸棒３の上部の溝６にさしこみ本考案のシフォンケーキ冷却スタンドの完成品とする。
シフォンケーキの型は図４に示すように型が２つに分かれている。この型を図５に示すように組み合わせ生地１０を流し込みオーブンで焼き上げる。焼き上がった生地１１が縮まないように前記の冷却スタンドの中央丸棒４に上下を逆さにして中央丸棒に差し込む。シフォンケーキの型には複数のサイズがあり、中央丸棒４に型（図６参照）を差し込んだ時、型支え丸棒の上部５（図６参照）がその型を支える。
型支え丸棒３の上部平面の部分を多種の型に対応可能な形状とし、中央丸棒４の太さについても通常の多種の型（パイプの高さ１７０ｍｍまでのパイプ９と前記パイプ９の内径が３２ｍｍ〜４６ｍｍ）に使用可能な長さと太さにする。例外的に特に大きな型の場合には、型に合わせて変更した長さ及び太さのパイプを使用してもよい。

１ シフォンケーキ冷却スタンド
２ 木製台
３ 型支え丸棒
４ 中央丸棒
５ 型支え丸棒の上部
６ 型支え丸棒の中央丸棒を差し込む溝
７ ネジ
８ シフォンケーキ型の部品、カップ部
９ シフォンケーキ型の部品、パイプ部
１０シフォンケーキ生地（オーブン焼成前）
１１シフォンケーキ生地（オーブン焼成後）

Claims (1)

1. 焼き上がったホール型シフォンケーキを冷ます冷却スタンドであって、スタンド台とこのスタンド台に固定された型支え丸棒と、この型支え丸棒よりも小径である型支え丸棒に固定された中央丸棒とを備え、前記中央丸棒にホール型のパイプ部分を差し込みこのパイプの先端を型支え丸棒の環状の上端面で支える冷却スタンド。

Images