JP3222635U - 昇降式ボラード - Google Patents

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Abstract

【課題】電動モータを用いることなく自動で容易に地上に突出させることができると共に、必要に応じて地中に格納することができ、加えて安価に製造、設置及び保守作業を行い得る昇降式ボラードを提供する。【解決手段】地中に埋設されるケースと、前記ケース内に立設されたガイドレールと、前記ガイドレールに沿って昇降可能に設けられ、最下点の格納位置では前記ケース内に埋没し、最上端の使用位置では前記ケースの外に突出するボラード1と、前記ボラードの下端とワイヤーロープ4で結合されると共に前記ボラードと反対方向へ昇降し、前記ボラードを前記格納位置から前記使用位置に向けて付勢するカウンターウエイト5と、前記ケース外から手動で操作され、前記使用位置又は前記格納位置に設定された前記ボラードを当該位置で係止するロック位置、あるいは前記ボラードを自由に昇降させることが可能な解放位置のいずれかに設定可能な昇降規制部材と、を備えている。【選択図】図2

Description

本考案は、非使用時には地中に格納される一方、使用時には地上に突出し、車両の進入規制や進行方向の誘導に利用される昇降式ボラードに関するものである。
ボラードは、例えば歩行者専用道路に対する車両の進入を規制し、あるいは道路における車両の進行方向を誘導する目的で使用され、路面に固定された常設型、必要に応じて取り外し可能な非常設型、非使用の場合には地中の空洞に落とし込む格納型が公知である。また、近年では、必要に応じて地中から地上に突出する「ライジングボラード」と称される自動昇降式のボラードシステムも普及してきており、例えば、施設の入口に設けられて車両を選択的に通行させ、あるいは道路の車線を時間帯に応じて変更する目的等で使用されている。
特許文献1は格納型のボラードを開示している。同文献に開示される装置は、地中に埋設したケースから人力によってボラードを引き上げて、当該ボラードを地上に突出した状態で係止できるように構成されている。また、前記ケース内には油圧ダンパーが設けられており、ボラードを地中に格納する際に、係止状態から解かれたボラードが急激にケース内に落下するのを防ぎ、当該ボラードの破損防止を図っている。
特許文献2は自動昇降式のボラードシステムの一例を開示している。同文献のボラードシステムは電動モータの回転運動をボールねじ装置でボラードの昇降運動に変換しており、前記電動モータの回転に応じてボラードを地上に突出させ、又は地中に格納できるように構成されている。また、前記電動モータからボールねじ装置へ回転運動を伝達する経路にクラッチ機構が設けられており、前記クラッチ機構の接続状態を解除することによって、故障や停電時においても手動でボラードを地中へ格納できるようになっている。
特開昭58−160416 特開2005−320795
特許文献1に開示される装置では、地中に格納されたボラードを人力によって地上に引き上げる必要があり、複数本のボラードを地上の使用位置に設定する作業は負荷が大きかった。
一方、特許文献2に開示される自動昇降式のボラードシステムでは、スイッチのオン/オフ操作やセンサーによる車両の検出に応じ、ボラードを任意に昇降させることができ、作業負荷は極めて低いが、ボラードの昇降機構が複雑なものになるのに加え、ボラードの昇降を制御するシステムも必要となり、システム全体の費用は高価なものとなる。また、複数本のボラードを設置する場合、制御システムと各ボラードを繋ぐ電気配線も必要となり、設置工事が高価なものとなると共に、保守作業にかかる費用も高価なものとなってしまう。
通常、このようなボラードを必要としているのは、国や県、あるいは市等の道路管理者や、道路管理者の許可を得て道路を利用又は管理する商店街組合や町の自治会といった団体である。しかし、前述のように大掛かりな自動昇降式のボラードシステムは導入及び保守にかかる費用が極めて高額であり、車両の進入規制が必要であっても、高価な自動昇降式のボラードを導入することができないといった課題があった。
本考案はこのような着眼からなされたものであり、その目的とするところは、電動モータを用いることなく自動で容易に地上に突出させることができると共に、必要に応じて地中に格納することができ、加えて安価に製造、設置及び保守作業を行い得る昇降式ボラードを提供することにある。
すなわち、本考案の昇降式ボラードは、天板が地面に露出するように地中に埋設されるケースと、前記ケース内に立設されたガイドレールと、前記ガイドレールに沿って上下に昇降可能に設けられ、最下点の格納位置では前記ケース内に埋没し、最上端の使用位置では前記ケースの天板から当該ケース外に突出するボラードと、前記ボラードの下端とワイヤーロープで結合されると共に前記ケース内を前記ボラードと反対方向へ昇降し、前記ボラードを前記格納位置から前記使用位置に向けて付勢するカウンターウエイトと、前記ケース外から手動で操作され、前記使用位置又は前記格納位置に設定された前記ボラードを当該位置で係止するロック位置、あるいは前記ボラードを自由に昇降させることが可能な解放位置のいずれかに設定可能な昇降規制部材と、を備えている。
このように構成された本考案によれば、ロック解除部材を解放位置に設定するのみで、格納位置に係止されていたボラードがカウンターウエイトの働きによってケース外に突出した使用位置に自ずと上昇する一方、使用位置に設定されているボラードを前記カウンターウエイトの付勢力に抗して前記ケース内へ押し込むのみで、使用位置に設定されていたボラードを容易に格納位置に移動させることができる。また、ロック解除部材をロック位置に設定すると、前記使用位置及び格納位置の夫々においてボラードの移動を係止することが可能となる。
従って、本考案は、電動モータを用いることなく、機構的な仕組みのみによって昇降式ボラードを実現するものであり、安価に製造することができる他、設置及び保守作業を容易に行うことができ、昇降式ボラードの普及や利用促進に資するものである。
本考案を適用した昇降式ボラードの実施形態の一例を示す概略図である。 実施形態にかかるボラードを昇降させるための機構を示す概略図である。 ケース内におけるガイドレール及び昇降規制部材の配置を記す概略図である。 ケース内における各種部材の位置関係を示す平面図である。 ボラードの設定位置と規制プレートの位置関係を示す概略図である。
以下、添付図面を用いて本考案を適用した昇降式ボラードの実施形態を詳細に説明する。
図1は本考案を適用した昇降式ボラードの実施形態の一例を示すものであり、図1(a)はボラード1が最上端に設定されて地上に突出した状態、すなわちボラード1の使用位置を示している。また、図1(b)はボラード1が地中のケース2内の最下点に降下した状態、すなわちボラード1の格納位置を示している。
前記ケース2は中空部を有して有底筒状に形成されており、上部開口は天板20によって閉塞されている。前記ケース2は天板20が地面GFに露出するように地中に埋設され、前記天板20は地面GFと同じレベルに設けられている。前記天板20には前記ボラード1を挿通する貫通孔が形成されており、図1(a)に示すように、前記ボラード1の使用位置において当該ボラード1は前記貫通孔から地上に突出している。また、図1(b)に示すように、前記ボラード1が前記ケース2の中空部内に完全に降下した格納位置では、当該ボラード1の先端面が地面GFと略合致したレベルに存在している。
前記ボラード1はポリウレタン等の合成樹脂から円筒状に形成されており、先端部はキャップで閉塞されている。前記ボラード1の下端部には雄ねじが設けられており、当該雄ねじに螺合するナット部材10を用いて前記ボラード1の下端には支持受け板3が固定されている。このため、前記ボラード1が車両等との接触によって破損した場合には、当該ボラード1のみを前記支持受け板3から取り外して交換可能である。
図2(a)及び図2(b)は前記ボラード1を昇降させるための機構を示す概略図である。この昇降機構においては、前記ボラード1とカウンターウエイト5をワイヤーロープ4で接続した所謂つるべ式の機構が用いられている。前記ボラード1の下端に固定された前記支持受け板3にはUボルト30が固定されており、前記Uボルト30には前記ワイヤーロープ4の一端が接続されている。前記ワイヤーロープ4は前記天板20の下面に取り付けられた滑車40に架け回され、当該ワイヤーロープ4の他端は前記カウンターウエイト5に接続されている。このため、前記カウンターウエイト5が前記ケース2内を降下すると前記支持受け板3が上昇し、当該支持受け板3と一体に設けられた前記ボラード1が前記天板20の貫通穴から地上へ突出する。また、前記カウンターウエイト5が上昇すると前記支持受け板3がケース2内を降下し、前記ボラード1が前記ケース2内に格納される。
前記カウンターウエイト5の重量は、当該カウンターウエイト5に対して前記ワイヤーロープ4の反対側の端部に接続された部材の重量、すなわち前記ボラード1、前記支持受け板3、前記ナット部材10及び前記Uボルト30の総重量よりも僅かに重く設定されている。従って、ボラード1の動きを何ら係止していない状態では、前記カウンターウエイト5がケース2内を自然落下し、前記ボラード1が地上に突出した使用位置(図1(a)に示す位置)に設定される。すなわち、前記ボラード1は常に使用位置に向けて付勢された状態にある。また、前記ワイヤーロープ4の両端における重量差は僅かなので、使用位置に設定されたボラードに対して鉛直下向きの外力を軽く加えると、当該ボラードを前記ケース内に下降させて格納位置(図1(b)に示す位置)に移動させることができる。但し、前記外力を取り除くと、ボラード1は再び使用位置に向けて上昇する。
図3は前記ケース2内における前記支持受け板3及び前記カウンターウエイト5の昇降を案内する機構を示すものである。前記ケース2内には前記ボラード1を径方向から挟むようにして一対のガイドレール6が設けられている。各ガイドレール6には長手方向に沿って案内溝6aが設けられており、前記支持受け板3及び前記カウンターウエイト5は当該案内溝6aに導かれて前記ケース2内を昇降する。前記一対のガイドレール6の上端は前記天板20に固定される一方、下端はベースプレート60に固定されている。前記ベースプレート60は前記天板20から垂下した前記一対のガイドレール6によって支持されており、当該ベースプレート60は前記ケース2に対して浮いた状態となっている。尚、図3では一対のガイドレール6が紙面奥行き方向に並んでいるため、手前側のガイドレール6のみが描かれている。
前記天板20と前記ベースプレート60の間には前記ガイドレール6に隣接して昇降規制部材7が設けられている。前記昇降規制部材7は前記使用位置(図1(a)に示す位置)又は前記格納位置(図1(b)に示す位置)に設定された前記ボラード1を当該位置で係止する機能を担っている。すなわち、前記昇降規制部材7は前記使用位置に設定されたボラード1が外力によってケース2内に押し込まれてしまうのを防止する一方、前記格納位置に設定されたボラード1が前記カウンターウエイト5の働きで使用位置に向けて上昇するのを係止する。前記昇降規制部材7は、前記ガイドレール6と平行に設けられたロック軸70を有している。このロック軸70は前記天板20に固定された上部ブラケット71及び前記ベースプレート60に固定された下部ブラケット72によって、これら天板20及びベースプレート60に対して回転自在に設けられている。前記ロック軸70の上端には矩形状のスタッド73が形成されると共に、当該スタッドは天板20を貫通する鍵穴に挿入されており、前記鍵穴内のスタッド73に対して前記天板20の外側から操作ハンドル74を嵌合させることで、前記ロック軸70を前記ケース2の外側から回すことができるようになっている。
また、前記ロック軸70には一対の規制プレート75a,75bが固定されている。一方の規制プレート75aは前記ボラード1の使用位置に対応して前記ロック軸70に固定される一方、他方の規制プレート75bは前記ボラード1の格納位置に対応して前記ロック軸70に固定されている。これら規制プレート75a,75bは細長い板状に形成されており、前記操作ハンドル74を使用して前記ロック軸70を回転させると、前記規制プレート75a,75bが当該ロック軸70の周囲で揺動するようになっている。
図4は前記ケース2内における前記ベースプレート60、前記ガイドレール6、前記支持受け板3、前記カウンターウエイト5及び前記昇降規制部材7の位置関係を示す平面図である。
前記ガイドレール6は角柱状に形成されたアルミニウム押出材であり、長手方向の四面の夫々には前記案内溝6aが形成されている。一方、前記支持受け板3は前記ボラード1の直径よりも僅かに大きな直径の円板状に形成されており、当該支持受け板3の中央には前記ボラード1の雄ねじを挿通させる透孔31が形成されている。前記支持受け板3は前記ベースプレート60に固定された前記一対のガイドレール6の間に位置している。また、前記支持受け板3には径方向に一対の案内片32が突出しており、これら案内片32が前記ガイドレール6の案内溝に遊嵌している。これら案内片32の夫々には前記ワイヤーロープ4を接続する前記Uボルト30が溶接されている。
また、前記カウンターウエイト5は前記支持受け板3との干渉を回避するため、凹所50を有して略C字状に形成されている。また、前記カウンターウエイト5には一対の案内爪51が設けられており、これら案内爪51は前記ガイドレール6の案内溝に遊嵌している。従って、前記カウンターウエイト5は前記ガイドレール6に沿ってケース2内を昇降し、前記ボラード1が昇降する際にケース2内で揺らいで当該ケース2に接触する不具合が防止されている。尚、図4中の符合52はアイボルトを締結するタップ穴であり、前記ワイヤーロープ4は当該アイボルトに接続している。
従って、前記カウンターウエイト5が前記ケース2内をガイドレール6に沿って降下すると、前記支持受け板3がガイドレール6に沿ってケース2内を上昇してボラード1を押し上げ、当該ボラード1を使用位置に設定する。また、前記ケース2外に突出したボラード1を当該ケース2内に向けて押圧すると、前記支持受け板3がガイドレール6に沿ってケース2内を下降し、前記カウンターウエイト5がガイドレール6に沿って前記ケース2内を上昇する。
一方、前述したように、前記ロック軸70に操作ハンドルを嵌合させて当該ロック軸を回転させると、図4に示すように、前記規制プレート75a,75bが当該ロック軸70の周囲で揺動し、前記規制プレート75a,75bをロック位置(図4中に実線で示した位置)と解放位置(図4中に一点鎖線で示した位置)に選択的に設定することができる。前記支持受け板3には前記ロック位置に設定された規制プレート75a,75bと重なる係止突辺33が設けられている。このため、前記規制プレート75a,75bがロック位置に設定された状態で前記ボラード1がケース2内を昇降すると、前記係止突辺33が規制プレート75a,75bと干渉し、前記支持受け板3の昇降が前記規制プレート75a,75bによって係止される。
図5は前記ボラード1の設定位置と前記規制プレート75a,75bの位置関係を示す概略図である。前記ボラード1がケース2内を上昇して最上位の使用位置P0に設定された状態で、前記規制プレート75aをロック位置に揺動させると、当該規制プレート75aは前記支持受け板3の係止突辺33の下に潜り込む。このため、前記支持受け板3の下降が前記規制プレート75aによって係止され、ボラード1を地上に突出した使用位置に係止することができる。一方、前記ボラード1がケース2内を下降して最下点の格納位置P1に設定された状態で、前記規制プレート75bをロック位置に揺動させると、当該規制プレート75bは前記支持受け板3の係止突辺33の上に被さる。このため、前記支持受け板3の上昇が前記規制プレート75bによって係止され、ボラード1をケース2内の格納位置に係止することができる。
次に、この昇降式ボラードの使用方法について説明する。
前記ケース2内に格納されているボラード1を地上に突出させる手順として、先ず、ユーザーは操作ハンドル74をロック軸70のスタッド73に嵌合させ、当該ロック軸70を回転させる。前記ロック軸70の回転に伴って前記規制プレート75bがロック位置から解放位置に設定されると、前記支持受け板3がカウンターウエイト5の働きによって前記ケース2内を自ずと上昇し、ボラード1は前記天板20の貫通穴から地上に進出する。そして、ボラード1が最上位の使用位置P0に到達したならば、ユーザーは前記操作ハンドル74によってロック軸70を元の位置に回転させる。これにより、前記規制プレート75aは解放位置からロック位置に復帰し、当該規制プレート75aが前記支持受け板3の下降を係止するので、ボラード1が地上に突出した状態を維持することができる。
一方、前記ボラード1をケース2内に格納する手順として、先ず、ユーザーは操作ハンドル74をロック軸70のスタッド73に嵌合させ、当該ロック軸70を回転させて、前記規制プレート75aをロック位置から解放位置に設定する。これにより、前記支持受け板3はケース2内での下降が可能となり、ユーザーが地上に突出したボラード1を地面に向けて軽く押圧することで、前記支持受け板3はケース2内を下降し、ボラード1は当該ケース2に格納される。前記ボラード1の先端面が地面GFと合致したならば、前記ロック軸70を回転させて前記規制プレート75bを解放位置からロック位置に設定する。ロック位置に設定された規制プレート75bは前記支持受け板3と干渉して、カウンターウエイト5の働きによる前記支持受け板3の上昇を係止するので、ボラード1は格納位置P1に係止される。
また、前記ケース2は地中に埋設されてしまい、簡単には地中から取り出せないので、本実施形態の昇降式ボラードでは、例えば保守作業が必要な場合に、前記ケース2を地中に残したまま、当該ケース2の中空部に収容された各種部品を地上に取り出すことが可能となっている。すなわち、前記天板20をケース2から取り外して地中から持ち上げると、図3に示したように、当該天板20と一体に設けられた前記ガイドレール6及び昇降規制部材7を前記ベースプレート60と共に前記ケース2外に取り出すことができる。このとき、前記ガイドレール6によって案内されている前記支持受け板3及びカウンターウエイト5も当該ガイドレール6と一緒にケース2外に取り出すことができる。従って、前記天板20をケース2から持ち上げるだけで、前記ボラード1の昇降に関わる全ての機構をケース2外に取り出すことができ、保守作業を容易に行うことができるようになっている。
以上のように構成された本考案の昇降式ボラードによれば、前記昇降規制部材を手動で操作するのみで、地中に格納されたボラードを自動的に地上に突出させて使用位置に設定することができる他、地中に対するボラードの格納も容易に行うことができる。また、電動モータを使用していないので電気配線等の大掛かりな工事をすることなく地中に簡便に設置することが可能である。
従って、安価に製造することができると共に、設置及び保守作業を容易に行うことができるものであり、昇降式ボラードの普及や利用促進を図ることが可能となる。
1…ボラード、2…ケース、3…支持受け板、4…ワイヤーロープ、5…カウンターウエイト、6…ガイドレール、7…昇降規制部材、20…天板、75a,75b…規制プレート

Claims (4)

  1. 天板が地面に露出するように地中に埋設されるケースと、
    前記ケース内に立設されたガイドレールと、
    前記ガイドレールに沿って上下に昇降可能に設けられ、最下点の格納位置では前記ケース内に埋没し、最上端の使用位置では前記ケースの天板から当該ケース外に突出するボラードと、
    前記ボラードの下端とワイヤーロープで結合されると共に前記ケース内を前記ボラードと反対方向へ昇降し、前記ボラードを前記格納位置から前記使用位置に向けて付勢するカウンターウエイトと、
    前記ケース外から手動で操作され、前記使用位置又は前記格納位置に設定された前記ボラードを当該位置で係止するロック位置、あるいは前記ボラードを自由に昇降させることが可能な解放位置のいずれかに設定可能な昇降規制部材と、を備えたことを特徴とする昇降式ボラード。
  2. 前記ワイヤーロープは前記天板に固定された滑車に架け回される一方、前記カウンターウエイトは前記ガイドレールに沿って昇降することを特徴とする請求項1記載の昇降式ボラード。
  3. 前記昇降規制部材は、前記ケース内に前記ガイドレールと平行に設けられると共に前記ロック位置又は前記解放位置に回転設定されるロック軸と、前記ボラードの使用位置及び格納位置に対応して前記ロック軸に設けられた一対の規制プレートと、前記ボラードの下端に設けられて当該ボラードとケース内を昇降する支持受け板と、前記天板を介して前記ロック軸に着脱自在な操作ハンドルと、を備え、
    前記ロック軸を前記ロック位置に設定した際に、前記規制プレートが前記支持受け板の昇降を係止することを特徴とする請求項1又は2記載の昇降式ボラード。
  4. 前記ガイドレール及び前記昇降規制部材は前記天板に固定され、当該天板をケースから持ち上げると、前記ボラード、前記ガイドレール、前記ワイヤーロープ、前記カウンターウエイト及び前記昇降規制部材を当該ケースから取り出せることを特徴とする請求項2又は3記載の昇降式ボラード。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021055486A (ja) * 2019-10-02 2021-04-08 株式会社Toko チェーン式ゲート

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