JP3222540U - 停電時用機器収納箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】停電時用機器を収納するのに適した、視認しやすく使いやすい、停電時用機器収納箱を提供する。【解決手段】停電時用機器収納箱10は、収納スペース11を有する箱本体12と、該箱本体12に取り付けられて前記収納スペース11を開閉自在な開閉部材13と、前記収納スペース11内で停電時用機器Mを支持する支持部材14と、前記箱本体12の大きさ及び形状に応じた人目に付きやすい部位に設けられる表示部15と、を備える。【選択図】 図2

Description

本考案は、停電時、特に長時間又は長期間の停電時に有用な機器を収納する停電時用機器収納箱に関するものである。
地震大国である日本では、いつどこで大地震が起きても不思議ではない。例えば内閣府の南海トラフ巨大地震シミュレーションでは、次のような予測がなされている。
1 今後30年で70%〜80%の発生率を予想
2 最大32万3000人が死亡
3 最大津波30メートル以上(静岡では最短2分で33メートルの津波予想)
4 ライフラインは途絶し、交通機関は通行不能
5 消防や自衛隊などの救援には限界がある
6 水や食料は3日間ではなく7日間以上の備蓄を推奨
7 電気、ガスなどの公共インフラも回復が遅れる可能性がある
災害時には大規模停電が起こりやすい。現代の文明は電力に依存して構築されているので、停電が起こると身の回りの一切の機器が使用不能になると言っても過言ではない。特に、病院などの医療機関や、ホテル、学校、公共施設、大規模企業施設など、多くの人を収容する施設で停電が起こると、多くの人に多大な不便と大きな不安感を与えることになる。
そこで、医療機関や公共施設やマンションやビル等の、多くの人々が集まる施設では、停電時に備えて、蓄電池をはじめとする停電時用の機器を常備しておくことが必要である。これらの機器は、視認しやすく使いやすい収納箱に入れて、廊下等の、人目につきやすく且つ邪魔にならない箇所に設置するのが好ましい。
特開2009−106817号公報
しかしながら、停電時用の機器を収納するのに適した、視認しやすく使いやすい収納箱は提供されていなかった。
本考案は前記のような事情に鑑みてなされたもので、停電時用機器を収納するのに適した、視認しやすく使いやすい、停電時用機器収納箱を提供しようとするものである。
前記課題を解決するため、請求項1の本考案に係る停電時用機器収納箱は、収納スペースを有する箱本体と、該箱本体に取り付けられて前記収納スペースを開閉自在な開閉部材と、前記収納スペース内で停電時用機器を支持する支持部材と、前記箱本体の大きさ及び形状に応じた人目に付きやすい部位に設けられる表示部と、を備えることを特徴とする。前記開閉部材は、扉(ドア)式のものであってもよいし、覆い(カバー)式のものであってもよい。
請求項2の本考案に係る停電時用機器収納箱は、請求項1のものにおいて、前記箱本体が縦長であり、該箱本体の底部より面積が広いベース板が前記箱本体の前記底部に固定されることを特徴とする。
請求項3の本考案に係る停電時用機器収納箱は、請求項1又は2のものにおいて、前記開閉部材の、人の目に触れやすい位置に、前記収納スペース内を外部から目視できる透明部が設けられることを特徴とする。
請求項4の本考案に係る停電時用機器収納箱は、請求項1,2又は3のものにおいて、前記開閉部材が開いたことを検知してアラーム音を発する警報音発生機構を備え、前記開閉部材を開くとアラーム音が鳴ることが表示されていることを特徴とする。
請求項5の本考案に係る停電時用機器収納箱は、請求項1のものにおいて、前記箱本体の高さ及び強度が該箱本体を荷台や椅子として利用可能な高さ及び強度とされていることを特徴とする。
請求項6の本考案に係る停電時用機器収納箱は、請求項1のものにおいて、前記箱本体の天板が前記支持部材であり、前記開閉部材が前記天板上に着脱可能に配設される覆いであり、該覆いと前記天板とで前記収納スペースが画成されることを特徴とする。
請求項7の本考案に係る停電時用機器収納箱は、請求項6のものにおいて、前記覆いの少なくとも人の目に触れやすい面が透明であることを特徴とする。
請求項1の本考案に係る停電時用機器収納箱は、医療機関や公共施設やマンションやビル等の、多くの人々が集まる施設や建物の廊下やエントランスホール等に設置しておく。箱本体の収納スペース内に支持部材を利用して停電時用機器を収納し、平時には開閉部材を閉じておく。不測の停電時には、開閉部材を開け、収納箱内の停電時用機器を取り出して使用することができる。箱本体の大きさ及び形状に応じた人目に付きやすい部位に表示部が設けられるので、この表示部に必要な表示を施しておくことで、利用者の便を図ることができる。
請求項2の本考案によれば、箱本体が縦長であるので、建物内の廊下やエントランスホール等に停電時用機器収納箱を設置しても邪魔になりにくい。一方、箱本体が縦長であると地震の際に倒れやすいという問題がある。しかし、請求項2の本考案では、箱本体の底部よりも面積が広いベース板が箱本体の底部に固定されるので、地震の際にも箱本体が転倒しにくい。
請求項3の本考案によれば、透明部によって収納スペース内の停電時用機器を目視することができるので、開閉部材を開けなくても内容物を確認できて好適である。
請求項4の本考案によれば、非常時以外に悪戯で開閉部材が開けられることを防止できて好適である。
請求項5の本考案によれば、箱本体の高さ及び強度が箱本体を荷台や椅子として利用可能な高さ及び強度とされているので、平時には停電時用機器収納箱を荷台や椅子として利用できて好適である。
請求項6の本考案によれば、停電時用機器は、覆いと天板とで画成される収納スペース内に収納される。非常時には、箱本体の天板上の覆いを開くことで収納スペースが開放されるので、天板で支持される停電時用機器を取り出して使用することができる。
請求項7の本考案によれば、収納スペース内の停電時用機器を覆いの外から目視することができるので、覆いを開くことなく内容物を確認できて好適である。
本考案の実施の一形態に係る停電時用機器収納箱(防災タワー)の斜視図である。 図1の停電時用機器収納箱(防災タワー)の開扉状態の斜視図である。 停電時用機器の様々な具体例を示す斜視図であり、(a)は蓄電池、(b)は太陽光パネル、(c)は電球、(d)は電球を取り付けるための延長コード付きソケット、(e)は携帯用のLEDライト、(f)は定置式の照明器具である。 本考案の他の実施の形態に係る停電時用機器収納箱(防災ボックス)の開扉状態の斜視図である。 本考案のさらに他の実施の形態に係る停電時用機器収納箱(防災ミニタワー)の斜視図である。
以下、添付図面を参照して、本考案の実施の形態について説明する。
図1及び図2に示すように、本考案の実施の一形態に係る停電時用機器収納箱10は、収納スペース11を有する箱本体12と、この箱本体12に取り付けられて収納スペース11を開閉自在な開閉部材13と、収納スペース11内で停電時用機器Mを支持する支持部材14と、箱本体12の大きさ及び形状に応じた人目に付きやすい部位に設けられる表示部15と、を備える。
図1及び図2の停電時用機器収納箱10は縦長であり、全高が例えば140cm程度の高さとされる。以下、図1及び図2の停電時用機器収納箱10を防災タワーと称する。図1及び図2の防災タワー10は縦長であるので、建物内の廊下やエントランスホール等に設置しても邪魔になりにくい。一方、箱本体12が縦長であると地震の際に倒れやすいという問題がある。そこで、この問題を解決するため、箱本体12の底部よりも面積が広いベース板16が箱本体12の底部に固定されている。このベース板16により、防災タワー10が床面上で安定的に起立状態を維持できる。
本実施の形態では、収納スぺース11として、図2に示すように、箱本体12が上中下三段の収納スペース11a,11b,11cを備える。上段収納スペース11aの開口部は、開閉部材13としての取っ手付きの上扉13aで開閉自在とされる。また、中段収納スペース11bの開口部と下段収納スペース11cの開口部は、開閉部材13としての取っ手付きの下扉13bで同時に開閉自在とされる。上扉13aと下扉13bは、それぞれの縦端面部が蝶番(図示せず)で箱本体12に取り付けられている。
限定はされないが、本実施の形態では、上扉13aの人の目に触れやすい位置に、上段収納スペース11a内を外部から目視できる透明部17が設けられる。具体的には、人の歩行時に目の高さとなる上扉に、透明な窓パネル(透明部)17が嵌め込まれており、上段収納スペース11a内が外部から目視できるようになっている。これにより、上扉13aを開けなくても上段収納スペース11a内の内容物を確認できる。上扉13aだけでなく、下扉13bにも透明な窓パネル(透明部)を設けてもよい。
限定はされないが、上扉13aや下扉13bが開いたことを検知してアラーム音を発する警報音発生機構(図示せず)を設け、扉13a,13bを開けるとアラーム音が鳴ることを表示しておくと、非常時以外に悪戯で扉13a,13bが開けられることを防止できて好適である。
限定はされないが、本実施の形態では、図2に示すように、各収納スペース11a,11b,11cがほぼ同一の大きさとされている。三つの収納スペース11a,11b,11cには、適宜の停電時用機器Mが収納される。各収納スペース11a,11b,11c内には支持部材14が配設され、各支持部材14によって各収納スペース11a,11b,11c内で停電時用機器Mが支持される。
図2の例では、上段収納スペース11a内と中段収納スペース11b内でそれぞれ停電時用機器Mを支持する支持部材14が棚板14a,14bであり、下段収納スペース11c内で停電時用機器Mを支持する支持部材14がベース板16である。棚板14a,14bとベース板16は網目状又は格子状等の板材であってもよい。また、他の態様の支持部材14として、収納スペース11内で停電時用機器Mを吊り下げ支持するフックや竿材(図示せず)を用いることもできる。フックや竿材は、箱本体12の内面に固定する。なお、中段収納スペース11bと下段収納スペース11cとを仕切る棚板14bを箱本体12に対して上下位置変更可能とすることにより、中段収納スペース11bと下段収納スペース11cの広さを調節可能にすることもできる。
限定はされないが、防災タワー10に収納される停電時用機器Mとしては、図3に示すように、蓄電池Maや、太陽光パネルMbや、電球Mcや、この電球Mcを取り付けるための延長コード付きソケットMdや、携帯式のLEDライトMeや、定置式の照明器具Mf等が挙げられる。
蓄電池Maとしては、例えば、太陽光パネルMbで充電可能なリチウムイオン蓄電池を用いることができる。例えば、太陽光パネルMbを用いて6時間でフル充電可能な蓄電池Maにより、一度に60台のスマートフォンを一気に充電することができる。電球Mcとしては、例えば、55時間連続点灯可能なLED電球を用いることができる。携帯式のLEDライトMeとしては、例えば、懐中電灯や警告灯や虫よけ灯等として使用可能な、モバイルバッテリー搭載式の筒状LEDライトを用いることができる。定置式の照明器具Mfとしては、例えば、水銀灯100W以上の明るさを有し、フル充電時で約11時間の長時間点灯が可能な、リチウムイオンバッテリー搭載式のLED照明器具を用いることができる。
図2の例では、人目に付きやすいように目立つ色彩(例えば赤色)の外観とされた蓄電池Maを透明な窓パネル17を有する上扉13a内の上段収納スペース11aに収納し、外部から内容物を視認しやすいようにしてある。図3の蓄電池Ma以外の停電時用機器Mは、図2の中段収納スペース11b及び下段収納スペース11cに適宜に収納することができる。
防災タワー10には、箱本体12の大きさ及び形状に応じた人目に付きやすい部位に表示部15が設けられる。図1及び図2の例では、箱本体12が140cm程度の縦長とされることから、人の目に触れやすい箇所として、箱本体12の前面最上部の横長の空き領域を表示部15としてある。この表示部15には、停電時用又は非常時用であることを示す文字や絵文字等を目立つ大きさや色彩で表示しておく。一例として、図1及び図2の例では、非常時用の電源箱であることを示すべく、「Emergency Power BOX(EPB)」と大きく赤字等で表示してある。
また、図1の例では、上扉13aの透明な窓パネル17の上部も表示部15とされ、この表示部15には、例えば、上扉13aを開けるとアラーム音が鳴ることが表示される。
さらに、図1の例では、下扉13bの外面も表示部15とされ、この表示部15には、例えば、緊急時以外の使用を禁ずる旨が複数の言語で表示される。
図1及び図2の防災タワー10は、医療機関や公共施設やマンションやビル等の、多くの人々が集まる施設や建物の廊下やエントランスホール等に設置しておく。これにより、不測の停電時、特に大規模災害等により長時間又は長期間に及ぶ停電時に、防災タワー10内に収納されている停電時用機器Mを取り出して使用することができる。蓄電池Maは、予めフル充填したものを防災タワー10内に収納しておけば、非常時にすぐに電源として使用できる。また、蓄電池Maの電力が尽きたら、太陽光パネルMbを用いて屋外で蓄電池Maの充電を行うことで、蓄電池Maを長期間に亘って使用することができる。
なお、防災タワー10は、それ自体周知であるAED(自動体外式除細動器)の収納箱と並べて設置しておくと好適である。
次に、図4を参照して、本考案の他の実施の形態に係る停電時用機器収納箱20を説明する。
図4の停電時用機器収納箱20も、図1及び図2のものと同様に、収納スペース21を有する箱本体22と、この箱本体22に取り付けられて収納スペース21を開閉自在な開閉部材23と、収納スペース21内で停電時用機器Mを支持する支持部材24と、箱本体22の大きさ及び形状に応じた人目に付きやすい部位に設けられる表示部25と、を備える。図4の停電時用機器収納箱20にも、図3に示した各種の停電時用機器M(Ma〜Mf)を収納することができる。
図4の停電時用機器収納箱20の箱本体22は横長であり、箱本体22の高さが箱本体22を荷台や椅子として利用可能な高さとされ、荷台や椅子として必要な強度を有する。このため、平時には、停電時用機器収納箱20を荷台や椅子として利用できる。図4の停電時用機器収納箱20は箱本体22が横長であるので、地震の際にも倒れにくい。図4の停電時用機器収納箱20は、荷台や椅子として利用可能なタイプであることから、以下、防災ボックスと称する。
図4の防災ボックス20は、箱本体22の内部が縦仕切板28で左右の収納スペース21L,21Rに区画され、左側収納スペース21Lが上下二枚の棚板24a,24bで上中下三段の収納スペース21La,21Lb,21Lcに区画されている。これらの収納スペース21には、前述した通りの適宜の停電時用機器Mが収納される。各収納スペース21内には支持部材24が配設され、各支持部材24によって各収納スペース21内で停電時用機器Mが支持される。収納スペース21の開口部は、開閉部材としての取っ手付きの単一の扉23で開閉自在とされる。扉23は、縦端面部が蝶番(図示せず)で箱本体22に取り付けられている。
図4の防災ボックス20では、右側収納スペース21R内で停電時用機器Mを支持する支持部材が箱本体22の底板22aであり、左側の上段収納スペース21La内で停電時用機器Mを支持する支持部材が上棚板24aであり、左側の中段収納スペース21Lb内で停電時用機器Mを支持する支持部材が下棚板24bであり、左側の下段収納スペース21Lc内で停電時用機器Mを支持する支持部材が箱本体12の底板22aである。棚板24a,24bと縦仕切板28は網目状又は格子状等の板材であってもよい。
図4の防災ボックス20にも、箱本体22の大きさ及び形状に応じた人目に付きやすい部位に表示部25が設けられる。図4の例では、人の目に触れやすい箇所として、箱本体22の上面や側面を表示部25とするとよい。
次に、図5を参照して、本考案のさらに他の実施の形態に係る停電時用機器収納箱30を説明する。
図5の停電時用機器収納箱30も、図1〜図2及び図4のものと同様に、収納スペース31(31a,31b)を有する箱本体32と、この箱本体32に取り付けられて収納スペース31を開閉自在な開閉部材33と、収納スペース31内で停電時用機器Mを支持する支持部材34と、箱本体32の大きさ及び形状に応じた人目に付きやすい部位に設けられる表示部35と、を備える。図5の停電時用機器収納箱30にも、図3に示した各種の停電時用機器M(Ma〜Mf)を収納することができる。
図5の停電時用機器収納箱30は縦長である点で図1及び図2のものと同じであるが、図1及び図2のものより全高が低く形成され、全高が、例えば平均的な身長の人の胸くらいの高さとされる。このため、図5の停電時用機器収納箱30を、以下、防災ミニタワーと称する。
図5の防災ミニタワー30は、停電時用機器Mを支持する支持部材34が箱本体32の天板32aであり、開閉部材33が天板34上に着脱可能に配設される覆い33aであり、この覆い33aと天板32aとで上部収納スペース31aが画成される。
図5の防災ミニタワー30においては、停電時用機器Mは、覆い33aと天板32aとで画成される上部収納スペース31a内に収納される。非常時には、箱本体32の天板32a上の覆い33aを開くことで上部収納スペース31aが開放されるので、天板32aで支持される停電時用機器Mを取り出して使用することができる。覆い33aを開くと起立状態の利用者の腹部辺りの高さに停電時用機器Mが現れる。よって、停電時用機器Mを取り出しやすい。
覆い33aの少なくとも人の目に触れやすい面は透明とするのが好ましい。このようにすれば、上部収納スペース31a内の停電時用機器Mを覆い33aの外から目視することができるので、覆い33aを開くことなく内容物を確認できて便利である。図5の例では、下向き開口の直方体又は立方体の箱体で覆い33aが形成され、覆い33aの全体が透明なプラスチックで成形される。
図示例では、人目に付きやすいように目立つ色彩の外観とされた蓄電池Maを上部収納スペース31aに収納し、外部から視認しやすいようにしてある。
図示は省略しているが、図5の防災ミニタワーにおいても、停電時用機器Mを収納するための下部収納スペース31bが、箱本体32の内部に配設される。すなわち、箱本体32の内部には、下部収納スペース31b内に支持部材34としての棚板によって上段収納スペースと下段収納スペースとが区画形成され、これらの収納スペースの開口部が開閉部材33としての取っ手付きの単一の扉33bで同時に開閉自在とされる。
図5の防災ミニタワー30は縦長であるので、建物内の廊下やエントランスホール等に設置しても邪魔になりにくい。また、図5の防災ミニタワー30は、図1及び図2の防災タワー10と同様に、箱本体32の底部よりも面積が広いベース板36が箱本体32の底部に固定されている。このベース板36により、箱本体32が床面上で安定的に支持される。よって、地震の際にも転倒しにくい。
図5の防災ボックスにも、箱本体32の大きさ及び形状に応じた人目に付きやすい部位に表示部35が設けられる。図5の例では、人の目に触れやすい箇所として、箱本体32の前面を構成する扉33bの外面を表示部35とするとよい。
以上、本考案の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本考案に含まれる。また、上述の実施の形態は、その目的及び構成等に特に矛盾や問題がない限り、互いの技術を流用して組み合わせることが可能である。
10 停電時用機器収納箱(防災タワー)
11(11a,11b,11c) 収納スペース
12 箱本体
13 開閉部材
13a 上扉(開閉部材)
13b 下扉(開閉部材)
14 支持部材
15 表示部
17 透明部(窓パネル)
20 停電時用機器収納箱(防災ボックス)
21 収納スペース
22 箱本体
23 開閉部材
24 支持部材
25 表示部
30 停電時用機器収納箱(防災ミニタワー)
31 収納スペース
32 箱本体
33 開閉部材
33a 覆い(開閉部材)
33b 扉(開閉部材)
34 支持部材
34a 箱本体の天板(支持部材)
35 表示部
M 停電時用機器

Claims (7)

  1. 収納スペースを有する箱本体と、該箱本体に取り付けられて前記収納スペースを開閉自在な開閉部材と、前記収納スペース内で停電時用機器を支持する支持部材と、前記箱本体の大きさ及び形状に応じた人目に付きやすい部位に設けられる表示部と、を備える停電時用機器収納箱。
  2. 前記箱本体が縦長であり、該箱本体の底部より面積が広いベース板が前記箱本体の前記底部に固定される、請求項1に記載の停電時用機器収納箱。
  3. 前記開閉部材の、人の目に触れやすい位置に、前記収納スペース内を外部から目視できる透明部が設けられる、請求項1又は2に記載の停電時用機器収納箱。
  4. 前記開閉部材が開いたことを検知してアラーム音を発する警報音発生機構を備え、前記開閉部材を開くとアラーム音が鳴ることが表示されている、請求項1,2又は3に記載の停電時用機器収納箱。
  5. 前記箱本体の高さ及び強度が該箱本体を荷台や椅子として利用可能な高さ及び強度とされている、請求項1に記載の停電時用機器収納箱。
  6. 前記箱本体の天板が前記支持部材であり、前記開閉部材が前記天板上に着脱可能に配設される覆いであり、該覆いと前記天板とで前記収納スペースが画成される、請求項1に記載の停電時用機器収納箱。
  7. 前記覆いの少なくとも人の目に触れやすい面が透明である、請求項6に記載の停電時用機器収納箱。
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