JP3222484B2 - Rfモジュレータ - Google Patents

Rfモジュレータ

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JP3222484B2 JP09945991A JP9945991A JP3222484B2 JP 3222484 B2 JP3222484 B2 JP 3222484B2 JP 09945991 A JP09945991 A JP 09945991A JP 9945991 A JP9945991 A JP 9945991A JP 3222484 B2 JP3222484 B2 JP 3222484B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はRFモジュレータに係わ
り、特に、PAL/SECAMの各信号に対応した動作
モードに切り換え可能であるとともに、上記PAL/S
ECAMの各動作モードに切り換えるのに伴う調整を不
要にするものに用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、テレビジョン信号は日本お
よびアメリカなどにおいて採用されているNTSC方
式、フランスにおいて採用されているSECAM方式、
およびフランス以外のヨーロッパにおいて採用されてい
るPAL方式の3つが実用化されている。
【0003】テレビジョン信号の方式がこのように種々
であるので、フランスで使用されるビデオテープレコー
ダにはSECAMの変調方式である正変調のRFモジュ
レータが設けられ、その他の国において使用されるビデ
オテープレコーダには負変調のRFモジュレータが用い
られる。これにより、それぞれのビデオテープレコーダ
においては、その国で採用されている方式に合ったテレ
ビ信号を生成することができ、この生成したテレビ信
号、すなわち、ビデオ再生映像を各方式のテレビ受像機
で視聴することが可能になる。
【0004】このように、各国においてそれぞれテレビ
ジョン信号方式にあった信号を生成することにより、ビ
デオテープレコーダで再生した映像をテレビジョン受像
機に映して楽しんでいる。ところで、フランスに隣接す
る国々においてはフランスとの交流が盛んであり、フラ
ンスの放送を受信することができるようにするために、
PAL方式およびSECAM方式の両方のテレビ信号を
受信することができるデュアルタイプのテレビジョン受
像機が多く用いられている。
【0005】また、これとは逆にフランスの国内におい
ても、外国と隣接している地域においては周辺国のテレ
ビ放送を受信するために上記デュアルタイプのテレビジ
ョン受像機が用いられることが多い。したがって、この
ような地域においてはビデオテープレコーダにおいて
も、PAL方式とSECAM方式との両方のテレビ信号
を取り扱うことができるデュアルタイプのビデオテープ
レコーダが求められるようになってきた。
【0006】そこで、このような要求に応えるために、
PAL方式とSECAM方式との切換え型に構成された
RFモジュレータが配設されていて、SECAM方式の
テレビ信号もPAL方式のテレビ信号も自由に処理する
ことができるビデオテープレコーダが実用化され、数年
前からこれらの地域において広く使用されている。
【0007】図5は、従来より用いられているPAL/
SECAM切り換え型RFモジュレータの要部の構成を
示す回路図である。図5に示されているRFモジュレー
タは、FMモジュレータを構成する集積回路20に種々
の回路やスイッチSW1〜SW3などを外付けして構成
されている。
【0008】これら3つのスイッチSW1〜SW3のう
ち、スイッチSW1は音声入力端子Ainに与えられる
オーディオ信号SA を、PALモードで動作させている
ときと、SECAMモードで動作させているときとで切
り換えるために設けられているものであり、これは以下
に述べる理由により集積回路20に外付けされて設けら
れている。すなわち、上記集積回路20にはFM変調器
が1個だけ設けられていて、SECAMモードで動作さ
せているときには、上記FM変調器をAMのキャリアを
発生させるための発振器として動作させるようにしてい
る。このため、SECAMモードで動作させているとき
には、上記集積回路20に音声信号SA が完全に入力さ
れないようにする必要があり、これを完全に実現するた
めに上記SW1を設けて入力音声信号の送出先を切り換
えるようにしている。
【0009】上記したように構成されることにより、こ
のRFモジュレータにおいては上記スイッチSW1をS
ECAM側に切り換えているときには、端子(10)か
ら6.5MHzのキャリア信号Scが音声AM変調器2
2に導出され、上記音声AM変調器22にてSECAM
用の音声RF信号が生成される。この生成された音声R
F信号は、映像入力端子Vinを介して集積回路20内
に入力された映像信号によって変調され、端子(12)
から導出される映像信号と加算され、RFモジュレータ
の出力信号RFoutとして、出力端子outを介して
外部に導出される。
【0010】またスイッチSW2は、上記集積回路20
の端子(6)に接続されていて、これをPAL/SEC
AMに切り換えることにより、端子(7)および端子
(8)の各々に接続されているインターキャリア発振用
の共振回路を、PALモードで動作させているときと、
SECAMモードで動作させているときとで切り換える
ようにしている。一方、スイッチSW3の場合は、2つ
のショットキーダイオード23により構成されるRF変
調器21の直流バイアスを切り換えるために設けられて
いる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図5に示したような従
来より用いられているRFモジュレータは、ディスクリ
ートで構成される外付け部品が多く必要であった(例え
ば、13個程度)。これは、PALモードとSECAM
モードとでは変調度が相違することなどにより、RF変
調器21の動作を微調整する必要があり、これを集積回
路20内に組み込むことが困難であるとの理由からであ
る。
【0012】また、上記したようにRF変調器21の要
求特性が厳格なので、オーディオ用変調器の変調特性を
可変するための回路を設けなければならないので、オー
ディオ用変調器も上記集積回路20の内部に取り込むこ
とができず、従って、スイッチSW2も必ず必要とされ
ていた。このため、オーディオ入力用、ミキサー動作点
用、音声発振切り換え用などのモード切り換えのため
に、3回路2接点スイッチのような高価なスイッチが、
上記したように全部で3個必要であった。
【0013】更に、ショットキーダイオード23のアイ
ドリング電流を制御して変調度を調整しているので、従
来のRFモジュレータはばらつきが大きい。したがっ
て、これを調整するのに多くの手間や費用を必要として
いた。また、上記スイッチSW3においてはIF信号の
キャリアが漏れると不都合が発生するので、これを厳重
にシールドする必要があった。本発明は上述の問題点に
鑑み、小型に構成されるとともに調整する手間が不要で
あり、しかも高周波信号の干渉からくる実装配線上の制
約を解消でき、かつ高価な3回路2接点スイッチをなく
すことが可能なRFモジュレータを提供できるようにす
ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のRFモジュレー
タは、RFキャリア発生源から与えられる高周波信号を
所定の信号で変調することによりRF出力信号を生成す
る2つのダブルバランス型ミキサと、外部から与えられ
るSECAM用音声信号をAM変調して上記2つのダブ
ルバランス型ミキサのうちのSECAM用ダブルバラン
ス型ミキサに導出するSECAM用音声変調器と、外部
から与えられるPAL用音声信号をFM変調して上記2
つのダブルバランス型ミキサのうちのPAL用ダブルバ
ランス型ミキサに導出するPAL用音声変調器と、外部
から与えられるモード切り換え信号に応じて、ビデオ信
号源から上記2つのダブルバランス型ミキサのうちの一
方のみに与えられるビデオ信号と、上記SECAM用音
声変調器がAM変調したSECAM用音声信号または上
記PAL用音声変調器がFM変調したPAL用音声信号
のいずれかとを基に、SECAM時には音声がAM変調
で映像が正変調となるSECAM用RF出力信号を生成
させ、PAL時には音声がFM変調で映像が負変調とな
るPAL用RF出力信号を生成させるPAL/SECA
M切り換え回路と、上記2つのダブルバランス型ミキサ
からの出力を加算混合する加算アンプとを備え、上記S
ECAM用RF出力信号または上記PAL用RF出力信
号の生成にあたって、その基になるビデオ信号および音
声信号が同一のダブルバランス型ミキサに与えられた場
合には当該ダブルバランス型ミキサでの加算混合結果を
上記SECAM用RF出力信号または上記PAL用RF
出力信号とし、その基になるビデオ信号および音声信号
が互いに異なるダブルバランス型ミキサに与えられた場
合には上記加算アンプでの加算混合結果を上記SECA
M用RF出力信号または上記PAL用RF出力信号とす
るように構成されるとともに、上記ビデオ信号が与えら
れるダブルバランス型ミキサには、当該ダブルバランス
型ミキサからの2つの出力電流のうちの一方が流れる経
路を、PAL時とSECAM時とで切り換えるスイッチ
ング回路と、上記2つの出力電流のうちの他方が流れる
経路上の負荷抵抗値を上記スイッチング回路の切り換え
に対応して変化させ、該変化に応じて異なる大きさの電
圧を発生させることにより、当該ダブルバランス型ミキ
サにおけるRFレベルを補正し、PAL方式とSECA
M方式とで変調度が異なることによって生じるRFレベ
ル偏差を修正する電圧生成回路とが設けられている。
【0015】
【作用】RF出力信号を生成するためのミキサ回路を、
正変調によるSECAM用のものと負変調によるPAL
用のものと2つ備え、外部からのモード切り換え信号に
応じて選択的に切り換え得るようにするとともに、各ミ
キサ回路をダブルバランス型ミキサ回路により構成す
る。ただし、ビデオ信号源からのビデオ信号はこれら2
つのダブルバランス型ミキサのうちの一方のみに与えら
れるので、そのビデオ信号が与えられるダブルバランス
型ミキサには、そのダブルバランス型ミキサからの2つ
の出力電流のうちの一方が流れる経路を切り換えるスイ
ッチング回路と、そのスイッチング回路の切り換えに対
応した負荷抵抗値の変化によって異なる大きさの電圧を
発生させる電圧生成回路とを設け、電圧生成回路で発生
させる電圧の大きさをPAL方式とSECAM方式とで
加減し、PAL時とSECAM時とでは変調度が異なる
ことによって生じるRFレベルの偏差を自動的に補償す
ることにより、PAL/SECAMの動作切り換えに伴
う調整を不要にする。これにより、集積回路内には組み
込むことが困難なために、従来は上記集積回路に外付け
していた回路部品を不要にすることができるようにな
り、RFモジュレータ全体の集積回路化が可能となる。
【0016】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示すRFモジュ
レータの構成図である。図1から明らかなように、本実
施例のRFモジュレータは、RFモジュレータを構成す
る全ての回路が集積回路1内に設けられている。また、
本実施例のRFモジュレータは、SECAM用ミキサ回
路2とPAL用ミキサ回路3と備えており、端子T3,
T4を介して入力されるSECAM用オーディオ信号S
SECAM およびPAL用オーディオ信号SPAL は、AM変
調器10、FM変調器11を通してミキサ回路2,3に
それぞれ別々に与えられる。
【0017】また、SECAM用ミキサ回路2を駆動す
るために第1のミキサドライバ4が設けられるととも
に、PAL用ミキサ回路3を駆動するために第2のミキ
サドライバ5が設けられ、これらのミキサドライバ4,
5により各ミキサ回路2,3は独立的に駆動される。そ
して、各ミキサドライバ4,5には、OSCバッファア
ンプ6からキャリア用の高周波出力が与えられる。すな
わち、外部から端子T1に供給されるRFキャリアはバ
ッファアンプ6に与えられ、ここで2系統に分離されて
第1のミキサドライバ4および第2のミキサドライバ5
にそれぞれ供給される。
【0018】一方、端子T5を介して集積回路1内に送
られたビデオ信号Svは、ビデオクランプ回路12を通
してPAL用ミキサ回路3に与えられる。また、端子T
6に供給されたモード切り換え信号SM は、PAL/S
ECAMモードを切り換えるための切り換えスイッチ回
路13に与えられる。モード切り換えスイッチ回路13
は、与えられたモード切り換え信号SM に基いてAM変
調器10およびFM変調器11の動作を制御するととも
に、PAL用ミキサ回路3の動作を制御する。また、P
ALモードとSECAMモードとでは映像の変調度が異
なるので、映像変調度微調整回路14の動作を制御し
て、動作モードを切り換えたときに不都合が発生しない
ようにする。なお、上記映像変調度微調整回路14は、
端子T7を介して可変抵抗器16に接続されていて、上
記可変抵抗器16の抵抗値を調整することにより映像変
調度を高精度に制御することができるようになされてい
る。
【0019】本実施例のRFモジュレータにおいては、
上記したようにAM変調器10およびFM変調器11の
両方がそれぞれ独立的に設けられるとともに、各変調器
10,11はそれぞれ独立した発振器を備えている。し
かも、後述するようにミキサの要求特性が緩やかになっ
たので、AM/FM変調器の動作特性を微調整する必要
がなくなった。このため、これらのAM/FM音声変調
器を構成する全ての回路部品を集積回路1の内部に組み
込むことができるようになる。このため、集積回路1の
内部に組み込み可能な簡単な切り換えスイッチによる動
作切り換えが可能となり、高価なスイッチを外付けしな
くてもよくなる。
【0020】次に、図2のRFモジュレータの回路構成
図に従って、各回路の具体的な構成について説明する。
なお、図2においてはPAL信号系のみをディスクリー
ト回路で示しているが、SECAM信号系の回路もこれ
と同様に構成されている。図2から明らかなように、本
実施例のRFモジュレータにおいては、SECAM用ミ
キサ回路2およびPAL用ミキサ回路3がダブルバラン
ス型ミキサによって構成されている。そして、このダブ
ルバランス型ミキサ回路3の出力電流の流れを切り換え
るスイッチング回路17と、上記ダブルバランス型ミキ
サ回路3の出力電流の流れに応じた大きさの電圧を発生
させるために、抵抗器RL1,RL2を直列に接続して
なる電圧生成回路18とを設けている。さらに詳しく
は、抵抗器RL1,RL2よりなる電圧生成回路18
は、ダブルバランス型ミキサ回路3の差動接続回路を構
成するトランジスタのコレクタと電源ラインVccとの
間に接続されている。そして、スイッチング回路17を
構成するトランジスタQ2のコレクタが抵抗器RL1と
抵抗器RL2との間に接続されるとともに、抵抗器RL
1と上記ダブルバランス型ミキサ回路3のトランジスタ
のコレクタとの間から取り出された電圧が加算用アンプ
7へ出力される。したがって、スイッチング回路17の
トランジスタQ2のオン/オフに応じて、上記ダブルバ
ランス型ミキサ回路3のトランジスタのコレクタ電流に
対する負荷抵抗値が変わるので、加算用アンプ7へ出力
される電圧の大きさも変わることになる。つまり、スイ
ッチング回路17に切り換えによって、電圧発生回路1
8で発生させる電圧の大きさをPAL方式とSECAM
方式とで加減することによりRF出力レベルを補正し、
PAL方式/SECAM方式に拘わらず略同じレベルの
出力が得られるようにしている。
【0021】音声AM/音声FM変調器10,11の動
作の切り換え回路13は、図2に示すように2個の差動
接続回路により構成され、一方の各差動接続回路の出力
でもってこれらの変調機を選択的に動作させることによ
り、モード切り換えを行っている。同様に他方の差動接
続回路の出力でもって電流源19を構成するトランジス
タをオン/オフすることにより、図4の動作波形図に示
すように、入力された映像信号の変調極性を正変調にし
たり、負変調にしたりするモード切り換えを行ってい
る。そして、SECAMモードにて動作させる場合にの
み、ミキサ電流を微調整するための電流原15を動作さ
せて、正変調度を調整するようにしている。また、電流
源8を構成するトランジスタの動作を切り換えることに
より、スイッチ回路17を構成するトランジスタQ1,
Q2の動作状態を切り換え、出力をSECAM時に1d
B大きくするようにしている。
【0022】図3は、本実施例のPAL/SECAM切
り換えシステムの構成図を示している。図3から明らか
なように、本実施例のRFモジュレータは集積回路1内
に組み込むことが可能な簡単なDCスイッチにて、音声
変調器10,11、映像変調器3、SECAM微調整回
路14、RFレベル切り換え回路17などの動作状態を
切り換えることが可能となり、従来は非常に複雑であっ
た回路構成を簡素化することができる。
【0023】本実施例のRFモジュレータは、上述した
ようにしてSECAM用ミキサ回路2およびPAL用ミ
キサ回路3により、それぞれ別々に変調されたSECA
M用オーディオ信号SSECAMと、PAL用オーディオ信
号SPALおよびビデオ信号Svを加算用アンプ7によっ
て混合し、RF出力信号RFoutとして出力端子T2
から外部に出力する。なお、上記実施例においては、R
F処理回路を2系統設け、RF処理した後の信号を加算
用アンプ7で混合してRFモジュレータ出力RFout
を生成するようにしたので相互変調の発生を防止するこ
とができる。このため、映像信号が全く入力されていな
くても音声信号の変化分が変調成分として現れることに
より発生する音縞妨害の発生を無くすことができる。
【0024】
【発明の効果】本発明は上述したように、RF出力信号
を生成するためのミキサ回路を、正変調によるSECA
M用のものと負変調によるPAL用のものと2つ備え、
外部からのモード切り換え信号に応じて選択的に切り換
え得るようにするとともに、各ミキサ回路をダブルバラ
ンス型ミキサ回路により構成する。そして、ビデオ信号
が与えられる一方のダブルバランス型ミキサに対し、そ
のダブルバランス型ミキサからの2つの出力電流のうち
の一方が流れる経路を切り換えて、その切り換えに対応
した負荷抵抗値の変化によってPAL時とSECAM時
とで異なる大きさの電圧を発生させるようにしたので、
PAL時とSECAM時とでは変調度が異なることによ
って生じるRFレベルの偏差を自動的に補償することが
できる。したがって、PAL/SECAMの動作切り換
えに伴う調整を不要にすることができ、集積回路内には
組み込むことが困難なために外付されていた調整用回路
部品を不要にすることができる。また、ミキサ回路の要
求特性が緩やかになることなどにより、AMおよびFM
音声変調器の調整を不要にできるので、音声変換器の全
体を集積回路内に設けることができるようになり、これ
らによりRFモジュレータ全体の集積回路化を実現で
き、高価なスイッチを設けることなくRFモジュレータ
を構成することを可能にして小型化やコストダウンなど
を実現できるなど、種々の利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すRFモジュレータの構
成図である。
【図2】RFモジュレータの具体的な構成例を示す回路
構成図である。
【図3】本発明のPAL/SECAM切り換えシステム
を説明する構成図である。
【図4】PALモードとSECAMモードとの相違を示
す動作波形図である。
【図5】従来のRFモジュレータの一例を示す構成図で
ある。
【符号の説明】
1 集積回路 2 SECAM用ミキサ回路 3 PAL用ミキサ回路 4 第1のミキサドライバ 5 第2のミキサドライバ 6 バッファアンプ 7 加算用アンプ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−88474(JP,A) 特開 平4−281685(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/38 - 5/46

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 RFキャリア発生源から与えられる高周
    波信号を所定の信号で変調することによりRF出力信号
    を生成する2つのダブルバランス型ミキサと、 外部から与えられるSECAM用音声信号をAM変調し
    て上記2つのダブルバランス型ミキサのうちのSECA
    M用ダブルバランス型ミキサに導出するSECAM用音
    声変調器と、 外部から与えられるPAL用音声信号をFM変調して上
    記2つのダブルバランス型ミキサのうちのPAL用ダブ
    ルバランス型ミキサに導出するPAL用音声変調器と、 外部から与えられるモード切り換え信号に応じて、ビデ
    オ信号源から上記2つのダブルバランス型ミキサのうち
    の一方のみに与えられるビデオ信号と、上記SECAM
    用音声変調器がAM変調したSECAM用音声信号また
    は上記PAL用音声変調器がFM変調したPAL用音声
    信号のいずれかとを基に、SECAM時には音声がAM
    変調で映像が正変調となるSECAM用RF出力信号を
    生成させ、PAL時には音声がFM変調で映像が負変調
    となるPAL用RF出力信号を生成させるPAL/SE
    CAM切り換え回路と、 上記2つのダブルバランス型ミキサからの出力を加算混
    合する加算アンプとを備え、 上記SECAM用RF出力信号または上記PAL用RF
    出力信号の生成にあたって、その基になるビデオ信号お
    よび音声信号が同一のダブルバランス型ミキサに与えら
    れた場合には当該ダブルバランス型ミキサでの加算混合
    結果を上記SECAM用RF出力信号または上記PAL
    用RF出力信号とし、その基になるビデオ信号および音
    声信号が互いに異なるダブルバランス型ミキサに与えら
    れた場合には上記加算アンプでの加算混合結果を上記S
    ECAM用RF出力信号または上記PAL用RF出力信
    号とするように構成されるとともに、 上記ビデオ信号が与えられるダブルバランス型ミキサに
    は、 当該ダブルバランス型ミキサからの2つの出力電流のう
    ちの一方が流れる経路を、PAL時とSECAM時とで
    切り換えるスイッチング回路と、 上記2つの出力電流のうちの他方が流れる経路上の負荷
    抵抗値を上記スイッチング回路の切り換えに対応して変
    化させ、該変化に応じて異なる大きさの電圧を発生させ
    ることにより、当該ダブルバランス型ミキサにおけるR
    Fレベルを補正し、PAL方式とSECAM方式とで変
    調度が異なることによって生じるRFレベル偏差を修正
    する電圧生成回路とが設けられていることを特徴とする
    RFモジュレータ。
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