JP3222321B2 - インクジェットヘッド - Google Patents

インクジェットヘッド

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JP3222321B2 JP15834794A JP15834794A JP3222321B2 JP 3222321 B2 JP3222321 B2 JP 3222321B2 JP 15834794 A JP15834794 A JP 15834794A JP 15834794 A JP15834794 A JP 15834794A JP 3222321 B2 JP3222321 B2 JP 3222321B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェットヘッド
に関し、より詳細には、オンデマンド型のインクジェッ
ト記録装置のアクチュエータとして圧電素子を用いたイ
ンクジェットヘッドにおいて、ノズルに連通した液室
に、アクチュエータによる変位を受けて体積変化を与え
る加圧板の形状に関する。
【0002】
【従来の技術】ノンインパクト記録方法の1つであるイ
ンクジェット記録方法は、インク液室内のインクを急激
に加圧して吐出口(ノズル)よりインク滴を記録紙に向
けて噴させ、このインク滴により記録紙上に印写するも
のであり、インク加圧手段として発熱抵抗体を利用する
もの、圧電素子を利用するものなど、種々の方式のもの
が提案されている。しかも、このインクジェット記録方
式は、記録時の騒音が原理的に発生しないこと、また、
プロセスが非常にシンプルであるため、小型・高信頼性
・高耐久性達成が容易であること等、多くの特徴がある
ため、極めて有力な記録方法とされている。
【0003】アクチュエータとして圧電素子を用いたオ
ンデマンド型のインクジェットヘッドは、例えば、PZ
T(ジルコン酸チタン酸鉛)等の板状の圧電素子と電極
材料とを交互に積層した積層構造の圧電素子をアクチュ
エータとしたものである。アクチュエータの圧電変位の
変位方向は、圧電素子に印加される電圧が、分極方向で
あるか分極と逆方向であるかに従って定められ、印加電
圧が分極方向と同一である場合は、圧電定数をd33とし
て印加電圧に比例して伸びる圧電変位が発生し、逆方向
の場合は、圧電定数をd31として印加電圧に比例して印
加電圧と直角方向に伸びる圧電変位が発生する。
【0004】このようなアクチュエータの圧電変位は、
加圧板を変位させ、変位した加圧板を介して液室に体積
変化を与えて液室に連通するノズルよりインクを吐出さ
せる。
【0005】従来の加圧板には、液室と対応した位置
に、圧電素子と接触する液室よりも小さい島状の凸起を
加圧板に配設し、この凸起を介して液室に体積変化を与
える方式のものと、図5に示すように、一定厚さの加圧
板に対して液室に接する部分の厚さが、圧電素子と接触
する部分を残して薄層となるようにした方式のものがあ
る。
【0006】図5は、従来のオンデマンド型のインクジ
ェットヘッドの一例の要部断面図を示す図で、列状に配
設された圧電素子40a,40b…に対し、直角方向か
らみた断面図である。
【0007】インクジェットヘッド30は、ノズル32
を有するノズル板31と、このノズル板31と接合さ
れ、該ノズル板3のノズル32に連通する液室34を有
する液室板33と、液室板33と接合され、同一厚さ
(L1)の厚層部36,37と厚さ(L3)の薄層部38
とで構成された加圧板35とからなる液室ユニットと、
基板39に固着された圧電素子40a,40b…をアク
チュエータとするアクチュエータユニットとからなり、
液室ユニットIとアクチュエータユニットIIとは圧電素
子40a,40b…と各々対応する厚層部36とが接触
するように接合されている。
【0008】薄層部38は、液室34に対応する面積を
もつ薄板であり、中央に圧電素子40a,40b…と接
触する厚層部36を有している。厚層部36は、圧電素
子40a,…を駆動したとき、圧電素子40a,…の圧
電変位を薄層部38に伝えて液室34に体積変化を与
え、ノズル32よりインクを噴射させる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図5に示した従来のイ
ンクジェットヘッド30の加圧板35は、液室34の幅
に対応した幅の薄層部38と、同一厚みの厚層部36,
37とからなる二層の厚みをもって構成されているの
で、圧電素子40a,40b…の幅を一定としたときの
圧電素子40a,40b…の間隔は、厚層部37の幅に
より制限され、圧電素子40a,40b…の間隔を小さ
くして分解能を高くすることができなかった。
【0010】また、分解能を高くするため、圧電素子4
0a,40bの間隔を縮めて厚層部37の幅を小さくす
ると、薄層部38の変位が隣接する薄層部38に影響を
与えるいわゆるノズル間干渉が生ずるので、厚層部37
の幅を小さくするのには、限界があった。
【0011】本発明は、上述の課題に鑑みなされたもの
で、インクジェットヘッドのノズル間に生ずる干渉を取
り除き、高剛性をもってインク噴出の効率を高め、安定
して高分解能をもったオンデマンド型のインクジェット
ヘッドを提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、(1)複数のノズルを有するノズル板
と、前記ノズルの各々に対応し、かつ該ノズルに連通す
る複数の液室を有する液室板と、前記液室に容積変化を
与える加圧板と、前記液室に対応して配列された圧電素
子を有し、該圧電素子の駆動により前記加圧板に変位を
与えるアクチュエータユニットからなるインクジェット
ヘッドにおいて、前記加圧板は、前記液室の各々に対応
して配列され、前記圧電素子の変形に応動して該液室に
容積変化を与える薄層部と、該薄層部外周に配設された
厚層部と、前記圧電素子に接合され、前記薄層部の中央
部に配設された最厚層部からなり、前記アクチュエータ
ユニットは、基板と、該基板に固着された前記複数の圧
電素子と、該複数の圧電素子を囲む枠体であって前記基
板に固着されたケースとからなり、該アクチュエータユ
ニットの前記ケースに接合される前記加圧板の外周部の
厚さを該加圧板の中央部に配設された前記最厚層部の厚
さとしたこと、更には、(2)前記加圧板の厚層部と最
厚層部との厚みの差を、前記圧電素子の変形量よりも大
きくしたこと、更には、(3)前記アクチュエータの両
端部に配列された圧電素子を圧電駆動されない非駆動柱
とし、該非駆動柱を前記加圧板の外周部に接合したこ
と、更には、(4)前記アクチュエータユニットに配列
された圧電素子の配列方向に対し、前記ノズルと液室お
よび加圧板加圧部とを、千鳥配列された構造としたこと
を特徴とするものである。
【0013】
【作用】圧電素子をアクチュエータとするオンデマンド
型のインクジェットヘッドの加圧板を、厚みの異なる最
厚層部と薄膜部と厚層部の三層構造と、圧電素子と接
触してその周囲の薄層部に圧電変位を与える部分とアク
チュエータのケースと接合する外周部とを最厚層部とし
て、薄層部の周囲の厚層部に圧電素子の自由端が接する
ことがないようにし圧電素子間のピッチを小さくして
ノズル間隔を縮め、印字の分解能を高めるとともに、組
立構造上剛性を高めてインク噴射効率を高め、安定して
高分解能の印字を可能とする。
【0014】
【実施例】 図1は、実施例1のインクジェットヘッドを
説明するための部分斜視断面図であり、図中、1はノズ
ル板、2はノズル、3は液室板、4は液室、5は加圧
板、6は最厚層部、7は厚層部、8は薄層部、Iは液室
ユニット、IIはアクチュエータユニット、10は基板、
11はケース(フレーム)、12a,12b,12c…
は積層圧電素子である。
【0015】図1に示したオンデマンド型のインクジェ
ットヘッドは、ノズル板1と液室板3および加圧板5と
を一体に接合した液室ユニットIと、複数の圧電素子を
所定間隔Lで基板10に取り付け、これら圧電素子12
a,12b…を囲む枠体のケース11を有するアクチュ
エータユニットIIとからなっている。
【0016】ノズル板1には、間隔Lで穿設されたノズ
ル2が複数配設され、液室板3には、間隔L毎にノズル
2に連通する液室4が穿設されている。加圧板5は、液
室板3との接合面は平面であるが、非接合面には、ノズ
ル2と液室4との中心を結ぶY−Y線上に最厚層部6
が、最厚層部6の隣接部には、液室4の幅と略等しい幅
の薄層部8が設けられ、更に、薄層部8の外側には、最
厚層部よりも薄く、薄層部8よりも厚い厚層部7が設け
られて三層構造となっている。
【0017】図2,図3は、図1のアクチュエータユニ
ットの詳細を説明するための図で、図2は圧電素子の分
極方向がd33のアクチュエータユニット、図3は圧電
素子の分極方向がd31のアクチュエータであり、図
中、13は基板共通電極、14は基板個別電極、15,
16はPZT端面電極、17は導電性ペースト、12
a,12b,…12nおよび18a,18b,…,18
nは圧電素子であり、図1と同様の作用を有する部分に
は、図1と同じ参照番号を付してある。なお、図2,3
には、煩雑を避けるため、ケース11の図示を省いてあ
る。
【0018】図2に示したアクチュエータユニットは、
基板9上に固着され、圧電変位がd33方向である積層さ
れた圧電素子12a,12b,…,12nからなるアク
チュエータを有している。圧電素子12a,12b,
…,12nが配列された配列方向の側端面には、PZT
端面電極15とPZT端面電極16とがパターン形成さ
れており、各々のPZT端面電極15,16には積層さ
れた個別素子に配設された電極が交互に接続されてい
る。
【0019】基板10は矩形状で、長さ方向の上面には
中央部10aで分離された共通電極13aを有する基板
共通電極13と基板個別電極14がパターン形成され、
基板共通電極13とPZT端面電極16、および、基板
個別電極14とPZT端面電極15とが、導電性ペース
ト17で接合されている。
【0020】基板個別電極14は、基板10上に、溝1
0bにより分離され、該溝10bを介して各々の圧電素
子12a,12b,…,12nが配設され、個々の圧電素
子が独立して駆動されて積層方向(矢印F)に圧電変位
を生じるようになっている。
【0021】図3のアクチュエータユニットは、図2に
示したアクチュエータユニットと同様に、基板10上に
圧電素子18a,18b,…,18nが固着された構造
のものであるが、圧電素子18a,18b,…,18n
は、圧電変位がd31方向である。このため、素子の変位
方向は図3の場合と同様、矢印Fで示した方向で基板1
0の面と直角な方向となっている。
【0022】図1において、ノズル板1と液室板3およ
び加圧板5とからなる液室ユニットIと、アクチュエー
タユニットIIとは、圧電素子12a,12b,…を取り
囲むように基板10上に固着されたケース11により接
合されている。
【0023】図1に示したインクジェットヘッドは、駆
動時、例えば、圧電素子12bに電圧が印加されると、
圧電素子12bには伸びる方向の圧電変位が生じ、これ
に従って最厚層部6が上方に押される。薄層部8は、最
層部6の押し上げにより変形し、液室4の体積変化を
生じさせる。この容積変化により液室4内のインクがノ
ズル2より飛び出し、インク滴となり記録紙上に乗り、
印字記録が行われる。なお、液室4には共通液室(図示
せず)からインクが供給される。
【0024】上述のように、加圧板5に、最厚層部6
と、最厚層部6に隣接した周囲に薄層部8を設け、更
に、薄層部8の外部に厚層部7を設けた三層構造とした
ので、圧電素子12bの自由端は、厚層部7と接触する
ことはなく、その分、圧電素子12bと12cの間隔を
小さくすることが可能となり、高分解能の記録が可能と
なり、しかも隣接する液室4との間には、厚層部7が設
けられているので、ノズル間の干渉がなく、高画質の印
字が可能となる。
【0025】しかし、最厚層部6と厚層部7との厚みの
差よりも圧電変形量の方が大きいと、圧電素子12b,
12cを駆動したとき圧電素子12b,12c,…端面
と厚層部7とが接触する干渉が生ずるので、圧電素子1
2b,12c,…と厚層部7とをオーバーラップする程
度まで圧電素子12b,12c,…の配列の間隔を小さ
くすることができず、高密度に限界が生ずる。
【0026】 上述の干渉は、最厚層部6と厚層部7との
厚みの差を圧電素子12b,12c…の駆動時における
変形量よりも大きくすることで、解決することができ
る。
【0027】この結果、圧電素子12b,12c,…と
間の間隔を、圧電素子12b,12c,…と隣接する
層部7とがオーバーラップする程度に小さくすることが
可能となり、インクジェットヘッドを高密度化すること
ができる。
【0028】インクジェットヘッドを高密度化してイン
ク噴射の効率を高め、安定した高画質が得られるように
するためには、インクジェットヘッドの剛性を高くする
必要があり、剛性が低いと、加圧板4の薄層部8以外の
部分が変形し、インク噴射効率を高めることができず安
定した高画質が得られなくなる。
【0029】 インクジェットヘッドの剛性を高くするた
めの一つの手段は、ケース11と接合される加圧板5の
外周部を最厚層部6とすることにより、ケース11と加
圧板5とが高剛性で接合され、この結果、、インクジェ
ットヘッド全体の剛性が高くなる。
【0030】 インクジェットヘッドの剛性を高くするた
めの他の手段は、アクチュエータユニットのケース11
に近接した両端部の圧電素子、例えば、図1において、
圧電素子12aを非駆動の圧電素子として単なる非駆動
柱とし、ケース11と圧電素子12aとを加圧板5外周
部の最厚層部6で接合させることである。
【0031】このように、ケース11と、非駆動の圧電
素子12aとが加圧板5の外周の最厚層部6で接合され
ることにより、加圧板5の剛性はより高くなり、変形す
るのを防止することができるのでインク噴射効率が高
く、安定した高画質の印字が可能となる。
【0032】インクジェットヘッドを高密度化するため
に、隣接する液室4との間隔を小さくすると、圧電素子
12の駆動により隣接する液室4に影響を及ぼす干渉が
生ずるので、隣接する液室4間の間隔の限界があり、従
って高密度にするための限界がある。実施例5は、高密
度の限界を高くするためになされたものである。
【0033】 図4は、本発明によるインクジェットヘッ
ドの、他の実施例を説明するための図である。図中、2
1はノズル板、22a,22b,…はノズル、23は液
室板、24a,24b,…は液室、25は加圧板、26
は最厚層部、27は厚層部、28は薄層部であり、図
中、図1と同様の作用をする部分には、図1と同じ参照
番号を付してある。
【0034】図4に示したノズル板21と液室板23お
よび加圧板25からなる液圧ユニットIは、各々図1に
示したノズル板1と液室板3および加圧板5からなる液
圧ユニットIと同じ作用をもっており、各々は一体に接
合された液室ユニット部であるが、ノズル板21には、
ノズル22a,22b,22c,…,22f,…が圧電
素子12a12b,…の配列方向に従って間隔Dを隔て
て順次千鳥状に配設されている。
【0035】液室板23には、ノズル22a,22b,
…,22f,…に対応して、液室24a,24b,…,
24f,…,および最厚層部26a,…,薄層部28
a,…が配設されている。従って、最厚層部26aと接
触し、圧電変位を伝達するための圧電素子12b,12
c…の接触位置は、間隔Dを隔てて交互に千鳥配置され
た図示の点P1,P2…となる。
【0036】図4に示した実施例5によるインクジェッ
トヘッドによると、液室板23に液室24a,24b,
…,24f,…が交互に千鳥配設されているので、隣接
する液室、例えば、液室24aと24bとの間隔は大き
くなり、同じ列の液室24aと24cとでは2倍の液室
間隔となる。この結果、相互干渉の発生はなく、高密度
高画質の印字が可能となる。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、以下の効果がある。 (1)請求項1に対応する効果:加圧板が、薄層,厚
層、最厚層の3層で構成されているので、圧電素子と薄
層部外周の厚層部とが接触する干渉を避けることができ
る。この結果、液室間ピッチを小さくすることが可能と
なり、インクジェットヘッドの高密度化が計れる。アク
チュエータユニットのケースと接合される加圧板外周部
の厚みを最厚層としたので、加圧板およびヘッド全体の
剛性をも高めることができ、インク噴射の高効率化が計
れる。 (2)請求項2に対応する効果:加圧板の薄層外周部の
厚層部と、圧電素子に接合されている最厚層部との厚み
差を圧電素子の変形量より大としたので、圧電素子上面
と厚層部とをオーバーラップするまで液室間ピッチを小
さくすることができ、ヘッドの高密度化が計れる。アク
チュエータユニットのケースと接合される加圧板外周部
の厚みを最厚層としたので、加圧板およびヘッド全体の
剛性をも高めることができ、インク噴射の高効率化が計
れる。(3) 請求項に対応する効果:アクチュエータ両端部
の圧電素子を駆動されない非駆動柱とし、この非駆動柱
と接合される加圧板外周部の厚みを最厚層としたので、
加圧板剛性,ヘッド全体の剛性を高めることができ、イ
ンク噴射の高効率化が計れる。(4) 請求項に対応する効果:アクチュエータユニッ
トの圧電素子列に対して、加圧板加圧部,液室,ノズル
を千鳥配列に配設したので、隣接する液室間ピッチを小
さくでき、インクジェットヘッドの高密度化が計れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1のインクジェットヘッドを説明する
ための斜視断面図である。
【図2】 図1のアクチュエータユニットの詳細を説明
するためのアクチュエータユニット−1である。
【図3】 アクチュエータユニット−2の各々の部分斜
視図である。
【図4】 本発明によるインクジェットヘッドの、他の
実施例を説明するための図である。
【図5】 従来のオンデマンド型のインクジェットヘッ
ドの要部断面図の一例を示す図である。
【符号の説明】
1…ノズル板、2…ノズル、3…液室板、4…液室、5
…加圧板、6…最厚層部、7…厚層部、8…薄層部、I
…液室ユニット部、II…アクチュエータユニット、10
…基板、11…ケース(フレーム)、12a,12b,
…12n…圧電素子、13…基板共通電極、14…基板
個別電極、15…PZT端面電極、17…導電性ペース
ト、18a,18b,…18n…圧電素子、21…ノズ
ル板、22a,22b……ノズル、23…液室板、24
a,24b……液室、25…圧板、26…最厚層部、
27…厚層部、28…薄層部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−15555(JP,A) 特開 平5−338151(JP,A) 特開 平6−8423(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/045 B41J 2/055

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のノズルを有するノズル板と、前記
    ノズルの各々に対応し、かつ該ノズルに連通する複数の
    液室を有する液室板と、前記液室に容積変化を与える加
    圧板と、前記液室に対応して配列された圧電素子を有
    し、該圧電素子の駆動により前記加圧板に変位を与える
    アクチュエータユニットからなるインクジェットヘッド
    において、前記加圧板は、前記液室の各々に対応して配
    列され、前記圧電素子の変形に応動して該液室に容積変
    化を与える薄層部と、該薄層部外周に配設された厚層部
    と、前記圧電素子に接合され、前記薄層部の中央部に配
    設された最厚層部からなり、前記アクチュエータユニッ
    トは、基板と、該基板に固着された前記複数の圧電素子
    と、該複数の圧電素子を囲む枠体であって前記基板に固
    着されたケースとからなり、該アクチュエータユニット
    の前記ケースに接合される前記加圧板の外周部の厚さを
    該加圧板の中央部に配設された前記最厚層部の厚さとし
    たことを特徴とするインクジェットヘッド。
  2. 【請求項2】 前記加圧板の厚層部と最厚層部との厚み
    の差を、前記圧電素子の変形量よりも大きくしたことを
    特徴とする請求項1に記載のインクジェットヘッド。
  3. 【請求項3】 前記アクチュエータの両端部に配列され
    た圧電素子を圧電駆動されない非駆動柱とし、該非駆動
    柱を前記加圧板の外周部に接合したことを特徴とする請
    求項に記載のインクジェットヘッド。
  4. 【請求項4】 前記アクチュエータユニットに配列され
    た圧電素子の配列方向に対し、前記ノズルと液室および
    加圧板加圧部とを、千鳥配列された構造としたことを特
    徴とする請求項1に記載のインクジェットヘッド。
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