JP3222307U - 同期昇降機構およびそれを用いたテーブル - Google Patents

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Abstract

【課題】同期昇降機構およびそれを用いたテーブルを提供する。【解決手段】同期昇降機構は、第一昇降ドライバ、第二昇降ドライバ、第一内側固定管および第二内側固定管を含み、さらに第一昇降ドライバおよび第二昇降ドライバを同期昇降させる同期機構を含む。同期機構は、第一昇降ドライバの昇降端に接続され、第一昇降ドライバの昇降と共に昇降する第一ブラケットと第二昇降ドライバの昇降端に接続され、第二昇降ドライバの昇降と共に昇降する第二ブラケットと第一可撓性牽引部材であって、一端は第二内側固定管に接続され、第二ブラケットの一端、第一ブラケットの一端、第一ブラケットの他端に可撓嵌合された後、他端は第一内側固定管に固定接続される第一可撓性牽引部材と、第二可撓性牽引部材であって、一端は第一内側固定管に接続され、第一ブラケットの一端、第二ブラケットの一端、第二ブラケットの他端に可撓嵌合された後、他端は第二内側固定管に固定接続される第二可撓性牽引部材とを含む。【選択図】図1

Description

本考案は、同期昇降機構およびそれを用いたテーブルに関する。
テーブルは毎日の必需品として、生活、仕事および学校でよく使われ、一般的なテーブルは、通常、テーブルトップとレッグで固定接続され、レッグの長さも固定され、それによりテーブルトップ全体の高さが固定されて調整不可能になる。様々な適用環境、および様々な人々のニーズに応じて、テーブルの高さ、自動化、快適性への要件がますます高くなっている。
ガススプリングを用いてテーブルのレッグ支持面として、テーブルの下面にはガススプリングの開閉を制御する制御アセンブリが取り付けられるものがあり、該制御アセンブリは、ケーブルなどによって1つの接続アセンブリ上のケーブルコネクタに接続され(ケーブルコネクタは接続アセンブリにヒンジ接続される)、該ケーブルコネクタの他端は、ガススプリングのスイッチに当接し、テーブルを昇降させる必要がある場合、使用者は制御アセンブリを制御することによってケーブルを介して動力を伝達してケーブルコネクタを回転させることにより、ガススプリングのスイッチをオンにし、それによって、ガススプリングは、使用者の意図に応じて昇降する。
テーブル両端のレッグはいずれもガススプリングで支持されるため、テーブルを昇降させるとき、ガススプリングを同期させる必要があり、そうでない場合、一側が上昇または下降し、他側は未移動状態にあり、このようにしてテーブルトップを傾斜させ、例えば、テーブルを下降させる必要がある場合、操作者はテーブルの一端に加えられた下圧力が大きく、他端に加えられた下圧力が小さく、このようにしてテーブルトップが最も傾斜しやすくなる。
本考案の目的は、同期昇降機構およびテーブルを提供することであり、本考案は、同期昇降機構上に支持された部材が傾斜しないように確保することができる。
上記技術的問題を解決する技術的解決手段は、以下のとおりであり、
同期昇降機構であって、第一昇降ドライバ、第二昇降ドライバ、第一内側固定管および第二内側固定管を含み、さらに第一昇降ドライバおよび第二昇降ドライバを同期昇降させる同期機構を含み、
同期機構は、
第一昇降ドライバの昇降端に接続された第一ブラケットと、第一ブラケットが第一昇降ドライバの昇降と共に昇降し、
第二昇降ドライバの昇降端に接続された第二ブラケットと、第二ブラケットが第二昇降ドライバの昇降と共に昇降し、
第一可撓性牽引部材と、該第一可撓性牽引部材の一端は第二内側固定管に接続され、第一可撓性牽引部材は、第二ブラケットの一端、第一ブラケットの一端、第一ブラケットの他端に可撓性嵌合された後、第一可撓性牽引部材の他端は第一内側固定管に固定接続され、
第二可撓性牽引部材と、を含み、該第二可撓性牽引部材の一端は第一内側固定管に接続され、第二可撓性牽引部材は、第一ブラケットの一端、第二ブラケットの一端、第二ブラケットの他端に可撓性嵌合された後、第二可撓性牽引部材の他端は第二内側固定管に固定接続される。
テーブルであって、テーブルトップを含み、さらに同期昇降機構を含み、前記テーブルトップは前記同期昇降機構における同期機構に接続される。
本考案の利点は、第一昇降ドライバおよび第二昇降ドライバが昇降するとき、同期機構が第一昇降ドライバおよび第一昇降ドライバに対して牽引力を同時に形成し、それにより第一昇降ドライバの昇降が第二昇降ドライバの昇降に対して早すぎるという状況を回避し、第一昇降ドライバおよび第二昇降ドライバの昇降を同期させ、同期昇降機構上で支持された部材(例えば、テーブルトップ)を傾斜しないように確保される。
図1は本考案におけるテーブルの構造概略図ある。 図2は図1に基づいてテーブルトップを隠した後の概略図である。 図3は図2に基づいてビーム、第一可動外側管および第二可動外側管を隠した後の概略図である。 図4は図3に基づいて第一内側管および第二内側管を隠した後の概略図である。 図5は第一ブラケットと第一回転部材、第二回転部材および第三回転部材との組み立て図である。 図6は第二ブラケットと第四回転部材、第五回転部材および第六回転部材との組み立て図である。 図7は第一コネクタの概略図である。 図8は第二コネクタの概略図である。
第一実施形態
図1に示すとおり、本考案のテーブルは、テーブルトップ10、第一支持部材20、第二支持部材21、第一昇降ドライバ30、第二昇降ドライバ31、第一内側固定管、第二内側固定管、および第一昇降ドライバおよび第二昇降ドライバを同期昇降させる同期機構を含み、以下は、各部分およびそれらの間の関係について詳細に説明し、
図1および図2に示すとおり、1つまたは複数の実施形態において、第一支持部材20および第二支持部材22はそれぞれテーブルトップ10の下に位置し、第一支持部材20上に第一昇降ドライバ30が取り付けられ、第二支持部材21上に第二昇降ドライバ31が取り付けられ、第一昇降ドライバ30および第二昇降ドライバ31はガススプリングが好ましく、第一昇降ドライバ30および第二昇降ドライバ31の構造、第一支持部材20および第二支持部材21の組み立て構造は、公開番号CN106308039Aに開示された構造が好ましく、ここで説明しない。第一昇降ドライバ30および第二昇降ドライバ31はまたガスシリンダまたは油圧シリンダなどの部材を使用することができる。
図2〜図6に示すとおり、同期機構は、第一ブラケット40、第二ブラケット41、第一可撓性牽引部材42、および第二可撓性牽引部材43を含み、以下は、同期機構の構造について詳細に説明する。
図2〜図6に示すとおり、第一ブラケット40の一端は第一昇降ドライバ30の昇降端に接続され、第一ブラケット40は第一昇降ドライバ30の昇降と共に昇降し、第一ブラケット40と第一昇降ドライバ30の好ましい接続方式は、第一ブラケット40の一端に第一孔401が設けられ、第一昇降ドライバ30の昇降端に第一取り付け孔が設けられ、1つの第一軸301は第一孔401および第一取り付け孔を貫通し、第一昇降ドライバ30と第一ブラケット40との接続を一体にする。好ましくは、第一ブラケット40の一部は第一内側固定管内に位置し、第一昇降ドライバ30の一部も第一内側固定管内に位置する。第一内側固定管の一端は第一支持部材20に固定接続され、したがって、第一昇降ドライバ30の昇降端の昇降により第一ブラケット40を昇降させるとき、第一内側固定管は移動しない。
図2〜図6に示すとおり、第一ブラケット40は、第一ブラケット本体411、第一回転部材412、第二回転部材413、および第三回転部材414を含み、第一回転部材412は第一ブラケット本体411の一端に回転可能に取り付けられ、第二回転部材413は第一ブラケット本体411の一端に回転可能に取り付けられ、第三回転部材414は第一ブラケット本体411の他端に回転可能に取り付けられる。
図2〜図6に示すとおり、第一ブラケット本体411の断面はU字型であり、好ましくは、第一ブラケット本体411は溝鋼であり、第一回転部材412および第二回転部材413はいずれも第一ブラケット本体411の一端の溝内に位置し、前記第一軸301は第一回転部材412および第二回転部材413を貫通し、第一回転部材412および第二回転部材413を第一軸301によって支持させ、それにより第一回転部材412および第二回転部材413を回転することができる。第三回転部材414は第一支持本体411の他端の溝内に位置し、第三回転部材414は第一スピンドル(図示せず)によって支持され、それにより第三回転部材414を回転することができる。第一回転部材412、第二回転部材413、および第三回転部材414は、ベアリングまたはローラーまたはスプロケットのいずれかである。
図2〜図6に示すとおり、第二ブラケット41の一端は第二昇降ドライバ31の昇降端に接続され、第二ブラケット41は第二昇降ドライバ31の昇降と共に昇降し、第二ブラケット41と第二昇降ドライバ31の好ましい接続方式は、第二ブラケット41の一端に第二孔410が設けられ、第二昇降ドライバ31の昇降端に第二取り付け孔が設けられ、1つの第二軸311は第二孔410および第二取り付け孔を貫通し、第二昇降ドライバ31と第二ブラケット41との接続を一体にする。好ましくは、第二ブラケット41の一部は第二内側固定管内に位置し、第二昇降ドライバ31の一部も第二内側固定管内に位置する。第二内側固定管の一端は第二支持部材21に固定接続され、したがって、第二昇降ドライバ31の昇降端の昇降により第二ブラケット41を昇降させるとき、第二内側固定管は移動しない。
図2〜図6に示すとおり、第二ブラケット42は、第二ブラケット本体421、第四回転部材422、第五回転部材423、および第六回転部材424を含み、第四回転部材422は第二ブラケット本体421の一端に回転可能に取り付けられ、第五回転部材423は第二ブラケット本体421の一端に回転可能に取り付けられ、第六回転部材424は第二ブラケット本体421の他端に回転可能に取り付けられる。
図2〜図6に示すとおり、第二ブラケット本体421の断面はU字型であり、好ましくは、第二ブラケット本体421は溝鋼であり、第四回転部材422および第五回転部材423はいずれも第二ブラケット本体421の一端の溝内に位置し、前記第二軸311は第四回転部材422および第五回転部材423を貫通し、第四回転部材422および第五回転部材423を第二軸311によって支持させ、それにより第四回転部材422および第五回転部材423を回転することができる。第六回転部材424は第二支持本体421の他端の溝内に位置し、第六回転部材424は第二スピンドルによって支持され、それにより第六回転部材424を回転することができる。第四回転部材422、第五回転部材423、および第六回転部材424は、ベアリングまたはローラーまたはスプロケットのいずれかである。
図2〜図6に示すとおり、第一可撓性牽引部材42の一端は第二内側固定管に接続され、第一可撓性牽引部材42は、第二ブラケット41の一端、第一ブラケット40の一端、第一ブラケット41の他端に可撓性嵌合された後、第一可撓性牽引部材42の他端は第一内側固定管に接続される。好ましくは、前記第一可撓性牽引部材42は、第五回転部材423、第一回転部材412および第三回転部材414に可撓性嵌合され、該可撓性嵌合はベルトおよびプーリーの嵌合方式と同様であり、すなわち、第一可撓性牽引部材42は、第五回転部材423、第一回転部材412および第三回転部材414によって引っ張られる。
図2〜図6に示すとおり、第二可撓性牽引部材43の一端は第一内側固定管50に固定接続され、第二可撓性牽引部材42は、第一ブラケット40の一端、第二ブラケット41の一端、第二ブラケット41の他端に嵌合された後、第二可撓性牽引部材43の他端は第二内側固定管60に固定接続される。前記第二可撓性牽引部材43は、第二回転部材413、第四回転部材422および第六回転部材424に可撓性嵌合され、該可撓性嵌合はベルトおよびプーリーの嵌合方式と同様であり、すなわち、第二可撓性牽引部材43は、第六回転部材424、第二回転部材413および第四回転部材422によって引っ張られる。
図2〜図6に示すとおり、前記第一内側固定管は、第一内側管50および第一コネクタ51を含み、第一内側管50の一端は第一支持部材20に固定され、第一コネクタ51の少なくとも一部は、第一内側管50内に位置し、かつ第一内側管50と固定され、第一コネクタ51は、第一U字型接続部510および第一U字型接続部510の両端が曲げて形成された第一曲げ接続部511で構成され、前記第一内側管50の管壁上に第一貫通孔が設けられ、第一U字型接続部510は第一貫通孔を貫通して第一内側管50内に位置し、第一曲げ接続部511は第一内側管50の外部に位置し、かつ第一内側管50に固定接続される。
図2〜図6に示すとおり、前記第二内側固定管は、第二内側管60および第二コネクタ61を含み、第二コネクタ61の少なくとも一部は、第二内側管60内に位置し、かつ第二内側管60aと固定され、第二コネクタ61は、第二U字型接続部610および第二U字型接続部610の両端が曲げて形成された第二曲げ接続部611で構成され、前記第二内側管60の管壁上に第二貫通孔が設けられ、第二U字型接続部610は第二貫通孔を貫通して第二内側管60内に位置し、第二曲げ接続部611は第二内側管60の外部に位置し、かつ第二内側管60に固定接続される。
図2〜図8に示すとおり、第一可撓性牽引部材42の一端は第二コネクタ61に固定接続され、第一可撓性牽引部材42の他端は第一コネクタ51に固定接続され、第二可撓性牽引部材43の一端は第一コネクタ51に固定接続され、第二可撓性牽引部材43の他端は第二コネクタ61に固定接続される。好ましくは、第一可撓性牽引部材42の一端は第二コネクタ61の第二U字型接続部610とネジまたはピンによって固定接続され、第一可撓性牽引部材42の他端は第一コネクタ51の第一U字型接続部510とネジまたはピンによって固定接続され、第二可撓性牽引部材43の一端は第一コネクタ51の第一U字型接続部510とネジまたはピンによって固定接続され、第二可撓性牽引部材43の他端は第二コネクタ61の第二U字型接続部610とネジまたはピンによって固定接続される。
図2〜図6に示すとおり、前記第一可撓性牽引部材42および第二可撓性牽引部材43はそれぞれロープ状部材またはベルト状部材またはワイヤーまたはチェーンのいずれかである。第一可撓性牽引部材42および第二可撓性牽引部材43がロープ状部材またはベルト状部材またはワイヤーを使用するとき、第一回転部材412、第二回転部材413、第三回転部材414、第四回転部材422、第五回転部材423、および第六回転部材424はベアリングまたはローラーを使用し、これらのベアリングまたはローラーの外周面上に溝が設けられ、第一可撓性牽引部材42および第二可撓性牽引部材43と嵌合するために使用される。
図2〜図6に示すとおり、第一可撓性牽引部材42および第二可撓性牽引部材43がチェーンを使用するとき、第一回転部材412、第二回転部材413、第三回転部材414、第四回転部材422、第五回転部材423、および第六回転部材424はスプロケットを使用する。
図2〜図6に示すとおり、本考案のテーブルは、ビーム70、第一可動外側管71、および第二可動外側管72を含み、ビーム70の一端は第一昇降ドライバ30の昇降端と固定され、ビーム70の他端は第二昇降ドライバ31の昇降端と固定され、ビーム70は第一軸301に接続され、このようにして、第一昇降ドライバ30および第二昇降ドライバ31の昇降端が昇降するとき、ビーム70は第一昇降ドライバ30および第二昇降ドライバ31と共に昇降する。
図2〜図6に示すとおり、第一可動外側管71の一端はビーム70の一端と固定され、第一可動外側管71はビーム70の昇降と共に昇降する。該第一可動外側管71は第一内側固定管上に嵌着され、すなわち、第一可動外側管71は第一内側管50上に嵌着され、第一内側管50上に第一摩擦アセンブリ80が取り付けられ、好ましくは、第一摩擦アセンブリ80は第一内側管50の他端の外周面上に固定され、第一摩擦アセンブリ80は第一可動外側管71の内壁面と嵌合され、第一可動外側管71の昇降をガイドする。第一可動外側管71の他端の内周面上に第二摩擦アセンブリが取り付けられ、第二摩擦アセンブリは第一内側管50の外周面と嵌合され、第一可動外側管71の昇降をガイドし、第一摩擦アセンブリ80と第二摩擦アセンブリはスクロール摩擦アセンブリでもよいし、スライド摩擦アセンブリでもよく、第一摩擦アセンブリ80と第二摩擦アセンブリの構造は公開番号がCN106308039Aの特許に開示されたスクロール摩擦アセンブリの構造と同じであり、ここでは説明しない。
図2〜図6に示すとおり、第二可動外側管72の一端はビーム70の他端と固定され、第二可動外側管72はビーム70の昇降と共に昇降する。第二可動外側管72は第二内側固定管上に嵌着される。すなわち、第二可動外側管72は第二内側管60上に嵌着され、第二内側管60上に第三摩擦アセンブリが取り付けられ、好ましくは、第三摩擦アセンブリは第二内側管60の他端の外周面上に固定され、第三摩擦アセンブリは第二可動外側管72の内壁面と嵌合され、第二可動外側管72の昇降をガイドする。第二可動外側管72の他端の内周面上に第四摩擦アセンブリが取り付けられ、第四摩擦アセンブリは第二内側管60の外周面と嵌合され、第二可動外側管72の昇降をガイドし、第三摩擦アセンブリと第四摩擦アセンブリはスクロール摩擦アセンブリでもよいし、スライド摩擦アセンブリでもよく、第三摩擦アセンブリと第四摩擦アセンブリの構造は公開番号がCN106308039Aの特許に開示されたスクロール摩擦アセンブリの構造と同じであり、ここでは説明しない。
前記テーブルトップ10は前記同期昇降機構における同期機構と固定される。テーブルトップ10は同期機構におけるビーム70と固定される。
本考案の動作について、テーブルのテーブルトップを上昇させる必要があるとき、スイッチによって第一昇降ドライバ30および第二昇降ドライバ31をオンにし、第一昇降ドライバ30は動力を第一軸301に伝達し、第二昇降ドライバ31は動力を第二軸311に伝達し、第一軸301および第二軸はビーム70、テーブルトップ10、第一ブラケット本体411および第二ブラケット本体421を上昇させ、第一回転部材412および第二回転部材413は第一軸301および第一ブラケット本体411によって、第一回転部材412および第二回転部材413は第一軸301および第一ブラケット本体411によって、第三回転部材414は第一スピンドルおよび第一ブラケット本体411によって接続され、第四回転部材422および第五回転部材423は第二軸311および第二ブラケット本体421によって、第六回転部材424は第二スピンドルおよび第二ブラケット本体421によって接続され、したがって、第一ブラケット本体411および第二ブラケット本体421が上昇するときに、第一回転部材412、第二回転部材413、第三回転部材414は第二ブラケット本体421と共に上昇し、第一コネクタ51および第二コネクタ61が移動することができず、このとき、第一コネクタ51と第三回転部材414との間の間隔が小さくなり、第二コネクタ61と第六回転部材424との間の間隔が小さくなり、第一回転部材412および第五回転部材423は第一可撓性牽引部材42に対して上向きの牽引力作用を形成し、第一可撓性牽引部材42を移動させ、移動の方向は第一回転部材412が第五回転部材423の方向へ移動し、第二回転部材413および第四回転部材422は第二可撓性牽引部材43に対して上向きの牽引力作用を形成し、第二可撓性牽引部材43を移動させ、移動の方向は第四回転部材422が第二回転部材413の方向へ移動し、このようにして、第一昇降ドライバ30および第二昇降ドライバ31が上昇するとき、第一可撓性牽引部材42および第二可撓性牽引部材43は第一昇降ドライバ30および第二昇降ドライバ31に対して牽制作用を形成し、第一昇降ドライバ30および第二昇降ドライバ31を同期上昇させる。逆に、第一昇降ドライバ30および第二昇降ドライバ31が下降するとき、同様に、第一可撓性牽引部材42および第二可撓性牽引部材43は第一昇降ドライバ30および第二昇降ドライバ31に対して牽制作用を形成し、第一昇降ドライバ30および第二昇降ドライバ31を同期下降させる。
第二実施形態
本考案は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、例えば、前記第一ブラケット40および第二ブラケット41の両端にそれぞれ円形の溝が設けられ、前記第一可撓性牽引部材42および第二可撓性牽引部材43はそれぞれ第一ブラケットおよび第二ブラケット上の溝と嵌合される。このような方式は、第一ブラケット40上に第一回転部材412、第二回転部材413、第三回転部材414を取り付ける必要がなく、また第二ブラケット41上に第四回転部材422、第五回転部材423、第六回転部材424を取り付ける必要がない。このような方式で、第一可撓性牽引部材42および第二可撓性牽引部材43がベルト状部材またはロープ状部材を使用する場合、第一可撓性牽引部材42と第一ブラケット40と第二ブラケット41との間に面接触を形成し、第一可撓性牽引部材42が移動するとき、第一可撓性牽引部材42と第二可撓性牽引部材43と第一ブラケット40と第二ブラケット41との間に面と面の間の摩擦力を形成する。第一可撓性牽引部材42および第二可撓性牽引部材43がワイヤーを使用するとき、第一可撓性牽引部材42と第一ブラケット40と第二ブラケット41との間に線面接触を形成し、第一可撓性牽引部材42が移動するとき、第一可撓性牽引部材42と第二可撓性牽引部材43と第一ブラケット40と第二ブラケット41との間に線と面の間の摩擦力を形成する。このような方式において、第一可撓性牽引部材42および第二可撓性牽引部材43がベルト状部材またはロープ状部材またはワイヤーを使用することにかかわらず、第一可撓性牽引部材42と第二可撓性牽引部材43が移動するとき、第一ブラケット40と第二ブラケット41との間の摩擦力はいずれも第一実施形態における摩擦力より大きく、したがって、実際の使用ときにブラケットの端部に回転部材を設けた構造を使用することが好ましい。
以上では実施形態によって本考案の同期昇降装置をテーブルに適用した場合について説明したが、本考案の同期昇降装置はテーブル上での使用に限定されず、椅子または昇降を必要とする他の場合に使用することができる。
図1〜8における参照番号について、
10はテーブルトップであり、
20は第一支持部材であり、21は第二支持部材であり、
30は第一昇降ドライバであり、301は第一軸であり、31は第二昇降ドライバであり、311は第二軸であり、
40は第一ブラケットであり、401は第一孔であり、411は第一ブラケット本体であり、412は第一回転部材であり、413は第二回転部材であり、414は第三回転部材であり、
41は第二ブラケットであり、410は第二孔であり、421は第二ブラケット本体であり、422は第四回転部材であり、423は第五回転部材であり、424は第六回転部材であり、
42は第一可撓性牽引部材であり、
43は第二可撓性牽引部材であり、
50は第一内側管であり、51は第一コネクタであり、510は第一U字型接続部であり、511は第一曲げ接続部であり、
60は第二内側管であり、61は第二コネクタであり、610は第二U字型接続部であり、611は第二曲げ接続部であり、
70はビームであり、71は第一可動外側管であり、72は第二可動外側管であり、
80は第一摩擦アセンブリである。

Claims (10)

  1. 第一昇降ドライバ、第二昇降ドライバ、第一内側固定管および第二内側固定管を含み、さらに第一昇降ドライバおよび第二昇降ドライバを同期昇降させる同期機構を含む同期昇降機構であって、
    同期機構は、
    第一昇降ドライバの昇降端に接続され、第一昇降ドライバの昇降と共に昇降する第一ブラケットと、
    第二昇降ドライバの昇降端に接続され、第二昇降ドライバの昇降と共に昇降する第二ブラケットと、
    第一可撓性牽引部材であって、一端は第二内側固定管に接続され、第二ブラケットの一端、第一ブラケットの一端、第一ブラケットの他端に可撓嵌合された後、他端は第一内側固定管に固定接続される第一可撓性牽引部材と、
    第二可撓性牽引部材であって、一端は第一内側固定管に接続され、第一ブラケットの一端、第二ブラケットの一端、第二ブラケットの他端に可撓嵌合された後、他端は第二内側固定管に固定接続される第二可撓性牽引部材と、を含むことを特徴とする、
    同期昇降機構。
  2. 前記第一内側固定管は、第一内側管および第一コネクタを含み、第一コネクタは第一内側管内に位置し、かつ第一内側管と固定され、第一可撓性牽引部材の他端は第一コネクタに固定接続され、第二可撓性牽引部材の一端は第一コネクタに固定接続され、
    前記第二内側固定管は、第二内側管および第二コネクタを含み、第二コネクタは第二内側管内に位置し、かつ第二内側管と固定され、第一可撓性牽引部材の他端は第二コネクタに固定接続され、第二可撓性牽引部材の他端は第二コネクタに固定接続される、ことを特徴とする、
    請求項1に記載の同期昇降機構。
  3. 第一ブラケットの一部は第一内側固定管内に位置し、第二ブラケットの一部は第二内側固定管内に位置する、ことを特徴とする、
    請求項1に記載の同期昇降機構。
  4. 第一ブラケットは、
    第一ブラケット本体と、
    第一ブラケット本体の一端に回転可能に取り付けられた第一回転部材と、
    第一ブラケット本体の一端に回転可能に取り付けられた第二回転部材と、
    第一ブラケット本体の他端に回転可能に取り付けられた第三回転部材と、を含み、
    第二ブラケットは、
    第二ブラケット本体と、
    第二ブラケット本体の一端に回転可能に取り付けられた第四回転部材と、
    第二ブラケット本体の一端に回転可能に取り付けられた第五回転部材と、
    第二ブラケット本体の他端に回転可能に取り付けられた第六回転部材と、を含み、
    前記第一可撓性牽引部材は、第五回転部材、第一回転部材および第三回転部材と可撓嵌合され、
    前記第二可撓性牽引部材は、第二回転部材、第四回転部材および第六回転部材と可撓嵌合される、ことを特徴とする、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の同期昇降機構。
  5. 第一回転部材、第二回転部材、第三回転部材、第四回転部材、第五回転部材、および第六回転部材は、ベアリング、ローラーまたはスプロケットのいずれかである、ことを特徴とする、
    請求項4に記載の同期昇降機構。
  6. 第一回転部材、第二回転部材、第三回転部材、第四回転部材、第五回転部材、および第六回転部材は、ベアリングまたはローラーであって、ベアリングまたはローラーの外周面上に溝が設けられる、ことを特徴とする、
    請求項5に記載の同期昇降機構。
  7. 前記第一可撓性牽引部材および第二可撓性牽引部材は、それぞれロープ状部材、ベルト状部材、ワイヤーまたはチェーンのいずれかである、ことを特徴とする、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の同期昇降機構。
  8. 前記第一ブラケットおよび第二ブラケットの両端にはそれぞれ円形の溝が設けられ、前記第一可撓性牽引部材および第二可撓性牽引部材はそれぞれ第一ブラケットおよび第二ブラケットの溝と嵌合される、ことを特徴とする、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の同期昇降機構。
  9. さらに、
    一端が第一昇降ドライバの昇降端と固定され、他端が第二昇降ドライバの昇降端と固定されるビームと、
    一端がビームの一端に固定され、第一内側固定管上に嵌着される第一可動外側管と、
    一端がビームの他端に固定され、第二内側固定管上に嵌着される第二可動外側管と、を含む、ことを特徴とする、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の同期昇降機構。
  10. テーブルトップを含み、さらに、請求項1〜9のいずれか1項に記載の同期昇降機構を含むテーブルであって、前記テーブルトップは前記同期昇降機構の同期機構と固定される、ことを特徴とする、
    テーブル。

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