JP3222160U - 荷下用フック - Google Patents

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Abstract

【課題】ウインチ等の巻き上げ装置や電力を必要としないで、吊り下げた荷物を自動にてリリースすることができる荷下用フックを提供する。【解決手段】荷下用フック10は、アーム1とアーム2を有するリンク機構とバネ5と、を備えている。アーム1は、上腕部1aと下腕部1bを有し、アーム2は、上腕部2aと下腕部2bを有している。リンク機構は、アーム1の上腕部の一端と下腕部の一端を接合する連結部材3cと、アーム2の上腕部の一端と下腕部の一端を接合する連結部材3bと、アーム1の上腕部の他端側とアーム2の上腕部の他端側を接合する連結部材3aと、アーム1の下腕部とアーム2の下腕部を交差して接合する連結部材3dとを有している。【選択図】図1

Description

本考案は、荷下用フックに関する。
従来、ドローンのような飛行体に装着する荷下用フックが知られている(例えば、特許文献1)。また、電動でフックの開閉を行う電動フックが知られている(例えば、特許文献2)。
特開2019−18929号公報 特開平7−111175号公報
しかし、特許文献1に示す荷下用フック1は、フックの開閉を行う可動部材20が牽引部材150の巻き上げ/引き出し駆動に連動する構造であるため、吊り下げた荷物を自動にてリリースするためには、牽引部材150を巻き上げ/引き出しを行うウインチ等の巻き上げ装置が不可欠であり、重量が制限されるドローン等に用いることができない場合がある。また、特許文献2に示す電動フックは、電力を必要とするためフックの重量が重くなり、さらにフックに電力を供給する装置等が必要となるため、重量が制限されるドローン等に用いることができない場合がある。
本考案は、このようなことに鑑みてなされたものであり、ウインチ等の巻き上げ装置や電力を必要としないで、吊り下げた荷物を自動にてリリースすることができる荷下用フックを提供することである。
上記目的は、
第一のアーム(1)と第二のアーム(2)を有するリンク機構と
バネ(5)と、を備え、
前記第一のアームは、上腕部(1a)と下腕部(1b)を有し、
前記第二のアームは、上腕部(2a)と下腕部(2b)を有し、
前記リンク機構は、
前記第一のアームの前記上腕部の一端と該第一のアームの前記下腕部の一端を接合するリンク機構(1a、1b、3c)と、前記第二のアームの前記上腕部の一端と該第二のアームの前記下腕部の一端を接合するリンク機構(2a、2b、3b)と、該第一のアームの該上腕部の他端側と該第二のアームの該上腕部の他端側を接合するリンク機構(1a、2a、3a)と、該第一のアームの該下腕部と該第二のアームの該下腕部を交差して接合するリンク機構(1b、2b、3d)とを有し、
前記第一のアームの前記上腕部と前記第二のアームの前記下腕部は、バネ(5)で連結される、荷下用フック(10)
によって達成される。
また、上記目的は、
前記第一のアームおよび前記第二のアームにかかっている荷重の合計が所定の大きさより大きくなると、該第一のアームの前記下腕部の下端と該第二のアームの前記下腕部の下端が閉じられた状態になり、
前記第一のアームおよび前記第二のアームにかかっている荷重の合計が所定の大きさより小さくなると、該第一のアームの前記下腕部の下端と該第二のアームの前記下腕部の下端が開いた状態になる、上記の荷下用フック(10)
によっても達成される。
また、上記目的は、
前記第一のアームの前記下腕部の下端と前記第二のアームの前記下腕部の下端が閉じられた状態では、該第一のアームの該下腕部の下端が該第二のアームの該下腕部の下端よりも下方に位置する、上記の荷下用フック(10)
によっても達成される。
また、上記目的は、
記第一のアームの前記下腕部の下端と前記第二のアームの前記下腕部の下端が閉じられた状態では、該第一のアームの該下腕部と該第二のアームの該下腕部の接点と、該第一のアームの該下腕部と該第二のアームの該下腕部を交差点と、前記紐状部材取付部は、鉛直線状に位置している、上記の荷下用フック(10)
によっても達成される。
本考案によれば、ウインチ等の巻き上げ装置や電力を必要としないで、吊り下げた荷物を自動にてリリースすることができる荷下用フックを提供することができる。
本考案の実施形態による荷下用フック10を説明する図である。 本考案の実施形態による荷下用フック10をドローンに用いた例を説明する図である。 本考案の実施形態による荷下用フック10の変形例を説明する図である。 本考案の実施形態による荷下用フック10の具体例説明する図である。 本考案の実施形態による荷下用フック10の具体例説明する図である。 本考案の実施形態による荷下用フック10の具体例説明する図である。
以下、図1〜図6を用いて、本考案の実施形態による荷下用フック10を説明する。なお、以下の全ての図面においては、理解を容易にするため、各構成要素の寸法や比率などは適宜異ならせて図示する場合がある。
図1(a)、(b)は、本実施形態による荷下用フック10の正面図である。図1(a)は、荷下用フック10が閉じた状態の正面図であり、図1(b)は、荷下用フック10が開いた状態の正面図である。図1(c)は、図1(a)に示すA−Aの仮想直線の切断部端面図である。また、図1(a)に示すA−Aの仮想直線以外の点線部分は外観に表れない隠れ線を示している。
図1(a)に示すように、荷下用フック10は、アーム1、アーム2、バネ5、及びアーム1とアーム2に設けられる連結部材3a〜3dで構成される。本実施形態において、連結部材3a〜3dは、回転ピンを用いた回転固定具が用いられるがこれ以外の回転固定具が用いられてもよい。
アーム1は、上腕部1aと下腕部1bと上腕部1aの下端側と下腕部1bの上端側をそれぞれが回転可能に連結する連結部材3cで構成される。下腕部1bは、L字状である。
アーム2は、上腕部2aと下腕部2bと上腕部2aの下端側と下腕部2bの上端側をそれぞれが回転可能に連結する連結部材3bで構成される。下腕部2bは、L字状である。
アーム1の上腕部1aの上端側とアーム2の上腕部2aの上端側は、それぞれを回転可能に連結する連結部材3aで連結される。連結部材3aには、紐状部材20を取り付ける紐状部材取付部4が設けられる。また、アーム1の下腕部1bとアーム2の下腕部2bは、それぞれが交差するように設けられ、交差する箇所に下腕部1bと下腕部2bとが連結部材3dで連結される。
アーム1の上腕部1aとアーム2の下腕部2bは、バネ5で連結される。本実施形態では、バネ5にはコイルバネが用いられているが、板バネであってもいい。
このように、本実施形態の荷下用フック10は、アーム1およびアーム2にかかっている荷重の合計が所定の大きさ(バネ5の張力によって下腕部1b、2bに働く上向きの力)より大きくなると、アーム1の下腕部1bの下端とアーム2の下腕部2bの下端が閉じられた状態になり(図1(a)参照)、アーム1およびアーム2にかかっている荷重の合計が所定の大きさより小さくなると、バネ5の張力によって、アーム1の下腕部1bの下端とアーム2の下腕部2bの下端が開いた状態になる(図1(b)参照)。所定の大きさは、バネ5のバネ定数によって定められるため、任意に設定することが可能である。好ましくは、運搬する荷物の重量を1とした場合に、荷重が0.1以下になった場合に荷下用フック10が開くように設定されるのがよい。
本実施形態の荷下用フック10は、アーム1の下腕部1bとアーム2の下腕部2bは、端面が凹形状であり、図1(c)に示すように、荷下用フック10が閉じられた状態では、アーム1の下腕部1bにアーム2の下腕部2bの一部が挿入されるように構成される。このため、アーム2の下腕部2bの下端がアーム1の下腕部1bの下端よりも上方に位置することで引っ掛かりができるため、荷下用フック10を閉じた際の保持力向上と、荷物をリリースする際に荷下用フック10をスムーズに開くことが可能となる。また、荷下用フック10は、アーム1の下腕部1bの下端とアーム2の下腕部2bの下端が閉じられた状態では、下腕部1bと下腕部2bの接点と、下腕部1bと下腕部2bの交差点と、紐状部材取付部4は、鉛直線状に位置している。
次いで、図2を用いて、荷下用フック10をドローンに用いた例を説明する。図2(a)は、ドローン30によって荷物50を運搬している状態を示し、図2(b)は、ドローン30によって荷物50をリリースした状態を示している。
図2に示すように、荷下用フック10は、紐状部材20によってドローン30の下部に取り付けられる。荷物50は、吊下用紐40によって荷下用フック10に吊り下げられる。また、ドローン30にウインチを設ける構成であってもよい。
ドローン30によって荷物50を空中から地面に着地させることで、荷下用フック10にかかる荷物50の荷重が0になる。この際、荷下用フック10がバネ5の張力によって自動的に開くことになり、自動で荷物50のリリースが可能となる。
図3を用いて、本実施形態の荷下用フック10の変形例を説明する。本変形例では、アーム1の下腕部1bとアーム2の下腕部2bのそれぞれに、紐を引っかける切欠きの引掻部1ba、2baが設けられる。このため、引掻部1ba、2baに紐を引っかけることが可能となり、荷物をフックに引っかけ易くなるという効果がある。
図4〜図6を用いて、本発明の実施形態による荷下用フック10の具体例を説明する。図4(a)は、荷下用フック10の具体例の正面図であり、図4(b)は、荷下用フック10の具体例の背面図である。図5(a)は、荷下用フック10の具体例の平面図であり、図5(b)は、荷下用フック10の具体例の底面図である。図6(a)は、荷下用フック10の具体例の右側面図であり、図4(b)は、荷下用フック10の具体例の左側面図である。本例では、上記のアーム1の下腕部1bに相当する下腕部とアーム2の下腕部2bに相当する下腕部は、L字状である。また、アーム1の下腕部1bに相当する下腕部(バネが係止されていない方の下腕部)の屈曲部の角度は、アーム2の下腕部2bに相当する下腕部(バネが係止されている方の下腕部)の屈曲部の角度よりも鋭角にしている。このため、本例では、荷物の紐をアーム1の下腕部1bに相当する下腕部にかけやすくなるという効果を奏する。なお、アーム2の下腕部2bに相当する下腕部の屈曲部の角度をアーム1の下腕部1bに相当する下腕部の屈曲部の角度よりも鋭角にしてもよい。
上述の実施形態は、本考案の好適な一例であるので、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本考案の範囲は、上述の説明によって不当に限定されるものではない。また、上述の実施形態で説明される構成の全てが本考案の必須の構成要件ではない。また、上述の実施形態で説明される構成は相互に付け足したり組み合わせたりしてもよい。
本考案は、荷下用フックに関して広く利用可能であり、特に、重量が制限されるドローンやその他の荷物搬送機に設ける荷下用フックにおいて有用である。
10 荷下用フック
1、2 アーム
1a、2a 上腕部
1b、2b 下腕部
3a、3b、3c、3d 連結部材
4 紐状部材取付部
5 バネ
20 紐状部材
30 ドローン
40 吊下用紐
50 荷物

Claims (3)

  1. 第一のアームと第二のアームを有するリンク機構と
    バネと、を備え、
    前記第一のアームは、上腕部と下腕部を有し、
    前記第二のアームは、上腕部と下腕部を有し、
    前記リンク機構は、
    前記第一のアームの前記上腕部の一端と該第一のアームの前記下腕部の一端を接合するリンク機構と、前記第二のアームの前記上腕部の一端と該第二のアームの前記下腕部の一端を接合するリンク機構と、該第一のアームの該上腕部の他端側と該第二のアームの該上腕部の他端側を接合するリンク機構と、該第一のアームの該下腕部と該第二のアームの該下腕部を交差して接合するリンク機構とを有し、
    前記第一のアームの前記上腕部と前記第二のアームの前記下腕部は、バネで連結される、荷下用フック。
  2. 前記第一のアームおよび前記第二のアームにかかっている荷重の合計が所定の大きさより大きくなると、該第一のアームの前記下腕部の下端と該第二のアームの前記下腕部の下端が閉じられた状態になり、
    前記第一のアームおよび前記第二のアームにかかっている荷重の合計が所定の大きさより小さくなると、該第一のアームの前記下腕部の下端と該第二のアームの前記下腕部の下端が開いた状態になる、請求項1に記載の荷下用フック。
  3. 請求項1または請求項2に記載の荷下用フックが取り付けられたドローン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2022049640A1 (ja) * 2020-09-01 2022-03-10 株式会社Acsl 荷物連結装置、及び、無人航空機

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