JP3221593U - 耳栓付イヤホン - Google Patents
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Abstract
【課題】空気振動式で簡易な構成で周囲の騒音を遮音し、スピーカからの音声等を明確に聞き取ることができる耳栓付イヤホンを提供する。【解決手段】耳栓付イヤホンは、本体1と耳栓部2を備える。本体は、空気振動式のスピーカを備え、中央に開口部を有する突出部11を備え、耳栓部は、根本から先端に貫通する貫通孔23を有する低反発素材の耳栓本体21と、貫通孔に挿入されて接着固定された中空パイプの芯部22と、根元に固定され、突出部11の外周部分にはめ込まれて本体と耳栓部とを連結する連結部3とを備える。【選択図】図1
Description
本考案は、耳栓付のイヤホンに係り、特に、外部の騒音は遮断し、イヤホンのスピーカからの音は聞き取ることができる耳栓付イヤホンに関する。
[先行技術の説明]
従来、耳栓付のイヤホンは、騒音環境の作業現場で騒音を遮音し、イヤホンのスピーカからの音声等を聞き取ることができるよう構成されるものである。
そのため、音声等を空気振動によってスピーカから発生させる空気振動式のイヤホンではなく、頭蓋骨の一部を振動させて音を感知させる骨伝導式のイヤホンが用いられることが多い。
従来、耳栓付のイヤホンは、騒音環境の作業現場で騒音を遮音し、イヤホンのスピーカからの音声等を聞き取ることができるよう構成されるものである。
そのため、音声等を空気振動によってスピーカから発生させる空気振動式のイヤホンではなく、頭蓋骨の一部を振動させて音を感知させる骨伝導式のイヤホンが用いられることが多い。
[関連技術]
尚、関連する先行技術としては、実開昭63−111128号公報「耳栓」(特許文献1)、特開2012−050049号公報「イヤホンとイヤホン用遮音エレメント」(特許文献2)、特開2018−148339号公報「骨伝導型イヤホン」(特許文献3)、特許第5891012号公報「環境騒音の遮音用イヤホンアタッチメント」(特許文献4)がある。
尚、関連する先行技術としては、実開昭63−111128号公報「耳栓」(特許文献1)、特開2012−050049号公報「イヤホンとイヤホン用遮音エレメント」(特許文献2)、特開2018−148339号公報「骨伝導型イヤホン」(特許文献3)、特許第5891012号公報「環境騒音の遮音用イヤホンアタッチメント」(特許文献4)がある。
特許文献1には、イヤホンの音出口に芯パイプを接続し、その芯パイプを覆うように円柱状の耳栓を形成した構成が記載されている。
特許文献2には、中空チューブの外側に円柱状の耳栓の遮音エレメントを設けた構成が記載されている。
特許文献2には、中空チューブの外側に円柱状の耳栓の遮音エレメントを設けた構成が記載されている。
特許文献3には、お椀型の耳栓を備える骨伝導イヤホンの構成が記載されている。
特許文献4には、特許文献2の改良に関するイヤホンのアタッチメントで、耳栓の先端を開放せず塞ぎ、但し、内側には音の通り道に切り欠きを設けた構成が記載されている。
特許文献4には、特許文献2の改良に関するイヤホンのアタッチメントで、耳栓の先端を開放せず塞ぎ、但し、内側には音の通り道に切り欠きを設けた構成が記載されている。
しかしながら、従来の耳栓付イヤホンにおける空気振動式イヤホンでは、周囲の騒音が大きくなると、スピーカからの音声等が聞き取り難くなるという問題点があった。
また、従来の耳栓付イヤホンにおける骨伝導イヤホンでは、構造が複雑でコスト高となるという問題点があった。
また、従来の耳栓付イヤホンにおける骨伝導イヤホンでは、構造が複雑でコスト高となるという問題点があった。
尚、特許文献1〜4には、空気振動式のイヤホンについて、周囲の騒音を遮音すると共に、イヤホンのスピーカからの音声等を耳内に伝達する構成は記載されていない。
本考案は上記実状に鑑みて為されたもので、空気振動式で簡易な構成で周囲の騒音を遮音し、スピーカからの音声等を明確に聞き取ることができる耳栓付イヤホンを提供することを目的とする。
上記従来例の問題点を解決するための本考案は、耳栓付イヤホンであって、空気振動式のスピーカを備え、中央に開口部を有する突出部を備えた本体と、根本から先端に貫通する貫通孔を有する低反発素材の耳栓と、貫通孔に挿入されて接着固定された中空の芯部と、根元に固定され、突出部の外周部分にはめ込まれて本体と耳栓とを連結する連結部とを備えた耳栓部とを有することを特徴とする。
本考案は、上記耳栓付イヤホンにおいて、芯部が、直径2.0mm以上2.6mm以下で、長さ10mm以上20mm以下で、本体の突出部に接していないことを特徴とする。
本考案は、上記耳栓付イヤホンにおいて、連結部が、塩化ビニールであって、内径が本体の突出部の直径より小さいことを特徴とする。
本考案は、上記耳栓付イヤホンにおいて、耳栓の低反発素材が、ポリウレタンで、JIS T8161EP−1の規格又はANSI S3 19−1974の規格に適合していることを特徴とする。
本考案によれば、空気振動式のスピーカを備え、中央に開口部を有する突出部を備えた本体と、根本から先端に貫通する貫通孔を有する低反発素材の耳栓と、貫通孔に挿入されて接着固定された中空の芯部と、根元に固定され、突出部の外周部分にはめ込まれて本体と耳栓とを連結する連結部とを備えた耳栓部とを有する耳栓付イヤホンとしているので、空気振動式で簡易な構成で周囲の騒音を遮音し、スピーカからの音声等を明確に聞き取ることができる効果がある。
本考案の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
[実施の形態の概要]
本考案の実施の形態に係る耳栓付イヤホン(本イヤホン)は、本体が、空気振動式のスピーカを備え、中央に開口部を有する突出部を備え、耳栓部が、根本から先端に貫通する貫通孔を有する低反発素材の耳栓本体と、貫通孔に挿入されて接着固定された中空パイプの芯部と、根元に固定され、突出部の外周部分にはめ込まれて本体と耳栓部とを連結する連結部とを備えたものとしているので、空気振動式のイヤホンで簡易な構成で周囲の騒音を遮音し、スピーカからの音声等を明確に聞き取ることができるものである。
[実施の形態の概要]
本考案の実施の形態に係る耳栓付イヤホン(本イヤホン)は、本体が、空気振動式のスピーカを備え、中央に開口部を有する突出部を備え、耳栓部が、根本から先端に貫通する貫通孔を有する低反発素材の耳栓本体と、貫通孔に挿入されて接着固定された中空パイプの芯部と、根元に固定され、突出部の外周部分にはめ込まれて本体と耳栓部とを連結する連結部とを備えたものとしているので、空気振動式のイヤホンで簡易な構成で周囲の騒音を遮音し、スピーカからの音声等を明確に聞き取ることができるものである。
[本イヤホン:図1]
本イヤホンについて図1を参照しながら説明する。図1は、本イヤホンの概略図である。
本イヤホンは、図1に示すように、本体1と、耳栓部2と、連結部3とから構成されている。
各部の詳細は、以下に説明する。
本イヤホンについて図1を参照しながら説明する。図1は、本イヤホンの概略図である。
本イヤホンは、図1に示すように、本体1と、耳栓部2と、連結部3とから構成されている。
各部の詳細は、以下に説明する。
[本体:図2]
本イヤホンの本体1について図2を参照しながら説明する。図2は、本体の概略図であり、(a)が側面図で、(b)が正面図である。
本体1は、空気振動式のイヤホンで、図1、図2(a)に示すように、本体ケース10から耳栓部2側に円柱状の突出部11が形成され、本体ケース10からコード12が引き出されている。
本イヤホンの本体1について図2を参照しながら説明する。図2は、本体の概略図であり、(a)が側面図で、(b)が正面図である。
本体1は、空気振動式のイヤホンで、図1、図2(a)に示すように、本体ケース10から耳栓部2側に円柱状の突出部11が形成され、本体ケース10からコード12が引き出されている。
突出部11の耳栓部2側は、外周へ出っ張る環状部11aが形成されている。環状部11aは、連結部3が容易に外れることを防止している。
また、本体1は、図2(b)に示すように、突出部11の中央に開口部11bが形成され、その内部に音声等を発生させるスピーカ(図示せず)が設けられている。
また、本体1は、図2(b)に示すように、突出部11の中央に開口部11bが形成され、その内部に音声等を発生させるスピーカ(図示せず)が設けられている。
[耳栓部:図3]
次に、耳栓部2について図3を参照しながら説明する。図3は、耳栓部の概略図であり、(a)が側面説明図で、(b)が正面図である。尚、(a)には連結部3を付している。
耳栓部2は、図1、図3(a)に示すように、円柱状の低反発素材の耳栓本体21と、その耳栓本体21の中心軸に形成された貫通孔23に挿入される芯部22と、連結部3に接着して固定される固定部24とから構成されている。耳栓本体21と固定部24を請求項で「耳栓」と称している。
次に、耳栓部2について図3を参照しながら説明する。図3は、耳栓部の概略図であり、(a)が側面説明図で、(b)が正面図である。尚、(a)には連結部3を付している。
耳栓部2は、図1、図3(a)に示すように、円柱状の低反発素材の耳栓本体21と、その耳栓本体21の中心軸に形成された貫通孔23に挿入される芯部22と、連結部3に接着して固定される固定部24とから構成されている。耳栓本体21と固定部24を請求項で「耳栓」と称している。
耳栓本体21の低反発素材は耳栓用のポリウレタンで、JIS T8161EP−1の規格又はANSI S3 19−1974の規格に適合しているものである。これら規格に適合する材料であれば、遮音性に優れ、外部の騒音を有効に遮断できるものである。
芯部22は、耳栓本体21の貫通孔23内に固定され、突出部11側に固定部24から一部突出し、耳栓本体21の先端(耳内)側には突出していない。
芯部22は、耳栓本体21の貫通孔23内に固定され、突出部11側に固定部24から一部突出し、耳栓本体21の先端(耳内)側には突出していない。
[芯部:図4]
次に芯部22について図4を参照しながら説明する。図4は、芯部の概略図であり、(a)が拡大側面説明図で、(b)が拡大正面図である。
芯部22は、図4(a)(b)に示すように、スピーカの音を通す中空のパイプとなっており、円柱状の外周部22aと貫通するホール部22bとを備え、直径が2.0mm以上2.6mm以下で、長さが10mm以上20mm以下である。
そして、芯部22は、本体1の突出部11に接触しない構成になっている。
次に芯部22について図4を参照しながら説明する。図4は、芯部の概略図であり、(a)が拡大側面説明図で、(b)が拡大正面図である。
芯部22は、図4(a)(b)に示すように、スピーカの音を通す中空のパイプとなっており、円柱状の外周部22aと貫通するホール部22bとを備え、直径が2.0mm以上2.6mm以下で、長さが10mm以上20mm以下である。
そして、芯部22は、本体1の突出部11に接触しない構成になっている。
[連結部:図5]
次に、連結部3について図5を参照しながら説明する。図5は、連結部の概略図であり、(a)が側面説明図で、(b)が正面図である。
連結部(キャップ)3は、塩化ビニール等で伸縮性がある中空の円柱状となっており、外周部3aと内側空間部3bとから構成され、内径が本体1の突出部11の直径より小さいものとなっている。
連結部3の内径部分が突出部11の外周に接触するよう固定され、環状部11aによって連結部3が本体1の突出部11から容易に外れず、突出部11と耳栓部2を連結している。
次に、連結部3について図5を参照しながら説明する。図5は、連結部の概略図であり、(a)が側面説明図で、(b)が正面図である。
連結部(キャップ)3は、塩化ビニール等で伸縮性がある中空の円柱状となっており、外周部3aと内側空間部3bとから構成され、内径が本体1の突出部11の直径より小さいものとなっている。
連結部3の内径部分が突出部11の外周に接触するよう固定され、環状部11aによって連結部3が本体1の突出部11から容易に外れず、突出部11と耳栓部2を連結している。
[実施の形態の効果]
本イヤホンによれば、本体1が、空気振動式のスピーカを備え、中央に開口部11bを有する突出部11を備え、耳栓部2が、根本から先端に貫通する貫通孔23を有する低反発素材の耳栓本体21と、貫通孔23に挿入されて接着固定された中空パイプの芯部22と、根元に固定され、突出部11の外周部分にはめ込まれて本体1と耳栓部2とを連結する連結部3とを備えたものとしているので、空気振動式のイヤホンで簡易で安価な構成で周囲の騒音を遮音し、スピーカからの音声等を明確に聞き取ることができる効果がある。
本イヤホンによれば、本体1が、空気振動式のスピーカを備え、中央に開口部11bを有する突出部11を備え、耳栓部2が、根本から先端に貫通する貫通孔23を有する低反発素材の耳栓本体21と、貫通孔23に挿入されて接着固定された中空パイプの芯部22と、根元に固定され、突出部11の外周部分にはめ込まれて本体1と耳栓部2とを連結する連結部3とを備えたものとしているので、空気振動式のイヤホンで簡易で安価な構成で周囲の騒音を遮音し、スピーカからの音声等を明確に聞き取ることができる効果がある。
本考案は、空気振動式で簡易な構成で周囲の騒音を遮音し、スピーカからの音声等を明確に聞き取ることができる耳栓付イヤホンに適している。
1…本体、 2…耳栓部、 3…連結部、 3a…外周部、 3b…内側空間部、 11…突出部、 10…本体ケース、 11a…環状部、 11b…開口部、 12…コード、 21…耳栓本体、 22…芯部、 22a…外周部、 22b…ホール部
Claims (4)
- 耳栓付イヤホンであって、
空気振動式のスピーカを備え、中央に開口部を有する突出部を備えた本体と、
根本から先端に貫通する貫通孔を有する低反発素材の耳栓と、前記貫通孔に挿入されて接着固定された中空の芯部と、前記根元に固定され、前記突出部の外周部分にはめ込まれて前記本体と前記耳栓とを連結する連結部とを備えた耳栓部とを有することを特徴とする耳栓付イヤホン。 - 芯部は、直径2.0mm以上2.6mm以下で、長さ10mm以上20mm以下で、本体の突出部に接していないことを特徴とする請求項1記載の耳栓付イヤホン。
- 連結部は、塩化ビニールであって、内径が本体の突出部の直径より小さいことを特徴とする請求項1又は2記載の耳栓付イヤホン。
- 耳栓の低反発素材は、ポリウレタンで、JIS T8161EP−1の規格又はANSI S3 19−1974の規格に適合していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の耳栓付イヤホン。
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JP2019001054U JP3221593U (ja) | 2019-03-26 | 2019-03-26 | 耳栓付イヤホン |
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