JP3221568U - 結束バンド用ワッシャ及びそれと結束バンドとのセット - Google Patents
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Abstract
【課題】穴の開いた部品をボルトナットのように一直線上に固定できる結束バンド用ワッシャを提供する。【解決手段】結束バンド用ワッシャ2であって、使用する結束バンド1の固定部1bよりも大きな面積を有し、使用する結束バンド1のバンド部1aは通るが、固定部1bは通らない長穴2aを中心付近に備える。【選択図】図1
Description
本考案は、結束バンドをボルトナットのように使用するための、結束バンド用ワッシャに関するものである。
結束バンドは、ロック部に締め付けを維持する機能を備え、複数のケーブルなどを束ねたり、物を固定したりするために使用されるものであり、インシュロックや、ケーブルタイ、結束タイ、配線バンドと呼ばれることもある。従来の結束バンドは、例えば、特許文献1及び非特許文献1などに開示されているように、バンド部が一方向のみへロック部の挿入口に挿入され、挿入口にある爪とバンド部の溝をかみ合わせて締め付けを維持することにより、ケーブルなどをしっかりと束ねることができ、また、バンド部を一方向に引っ張ることしかできず、逆方向より抜き出すことができないように構成されている。
ヘラマンタイトン株式会社、技術情報、結束バンドの豆知識、結束バンドとは、[online]、2019年、[平成31年1月26日検索]、インターネット〈URL:https://www.hellermanntyton.co.jp/information/lnsulok/point.html〉
結束バンド2本または、結束バンドと結束バンドの固定部を使って、穴の開いた部品をボルトナットのように固定する場合、結束バンド固定部より部品の穴が大きい場合が多く、結束バンド固定部が穴を通り抜けてしまい、固定できないことが課題であった。本課題を解決する為、結束バンド用ワッシャを提供する。
本考案は、使用する結束バンドのバンド部は通るが、固定部は通らない長穴を設けた結束バンド用ワッシャを使うことにより、問題点を解決している。
上述のように、本考案の結束バンド用ワッシャを使い、穴の開いた部品をボルトナットのように一直線状に固定することにより、必要最小限の長さの結束バンドでの固定が可能となる。ボルトナットの代用も可能となることにより、コスト削減が可能となると同時に、ボルトナット使用時に必要な工具が不要となる。一直線状での固定が可能となることにより、整列した状態での部品梱包が可能となり、輸送効率の向上に繋がる。
結束バンドと結束バンド用ワッシャをセットにすることにより、使用する結束バンドに適した結束バンド用ワッシャを選定する手間が省け、作業時間の短縮に繋がる。
結束バンドと結束バンド用ワッシャを一体的に形成することにより、取り出しやすくなり、作業性の向上に繋がる。
結束バンドを結束バンド用ワッシャに通した後、固定する二つ以上の部品の穴に結束バンドを通し、部品を挟み込むようにもう1枚の結束バンド用ワッシャを通し、結束バンドまたは、結束バンドの固定部を使って固定する。
図1は、一般的に使用されている結束バンド1と、結束バンド用ワッシャ2と、結束バンド固定部3である。
図2は、パイプの上下に板状の部品を固定した実施例である。結束バンド1を結束バンド用ワッシャ21に挿入し、結束バンドを板状部品51、パイプ材4、板状部品52の穴に通し、結束バンド用ワッシャ22を通し、結束バンド1及び結束バンド固定部3を使って固定する。このように穴の開いた部品を固定する場合、M3〜M10のボルトナットを使用することが多い為、部品の穴の直径は、3mm〜12mmの穴が多い。結束バンド用ワッシャ2の面積は、3mm〜12mmの穴よりも大きい必要がある為、20mm2〜400mm2の範囲が好ましい。結束バンド用ワッシャ2の中央付近に設けた長穴2aの大きさが必要以上に大きい場合、固定部1b又は結束バンド固定部3と結束バンド用ワッシャ2の接触面積が小さくなってしまい、固定部1b又は結束バンド固定部3が結束バンド用ワッシャ2にめり込んでしまう為、長穴2aの大きさは、使用する結束バンド1のバンド部1aとの隙間が2mm以下になる大きさが好ましい。
図3は、穴の開いた部品(例:ナット)を纏める際に固定した実施例である。結束バンド1を結束バンド用ワッシャ21に挿入し、穴の開いた複数の部品6を結束バンドに通し、結束バンド用ワッシャ22を通し、結束バンド1及び結束バンドの固定部3を使って固定する。
使用する結束バンド1は、多くの種類が流通しており、使用する結束バンド1の種類に適した結束バンド用ワッシャ2をセットにすることにより、より利便性が高まる。
図4のように、使用する結束バンド1の種類に適した結束バンド用ワッシャ2を結束バンドと一体的に形成することにより、より利便性が高まる。なお、使う時には簡単に切り離して使える構造とする。
図5のように、使用する結束バンド1の種類に適した結束バンド用ワッシャ2と結束バンド固定部を結束バンドと一体的に形成することにより、より利便性が高まる。なお、使う時には簡単に切り離して使える構造とする。
1 結束バンド
1a バンド部
1b 固定部
2、21、22 結束バンド用ワッシャ
2a 長穴
3 結束バンド固定部
4 パイプ材
5、51、52 板状部材
6 ナット
1a バンド部
1b 固定部
2、21、22 結束バンド用ワッシャ
2a 長穴
3 結束バンド固定部
4 パイプ材
5、51、52 板状部材
6 ナット
Claims (7)
- 結束バンド用ワッシャの面積は、使用する結束バンドの固定部よりも大きな面積を有し、かつ、使用する前記結束バンドのバンド部は通るが、前記結束バンド固定部は通らない長穴を中央付近に設けた結束バンド用ワッシャ。
- 前記結束バンド用ワッシャの面積は、20mm2〜400mm2であることを特徴とする請求項1記載の結束バンド用ワッシャ。
- 前記結束バンド用ワッシャの前記長穴の大きさは、使用する結束バンドのバンド部との隙間が2mm以下であることを特徴とする請求項1または請求項2記載の結束バンド用ワッシャ。
- 請求項1ないし3のいずれかに記載の結束バンド用ワッシャと、前記結束バンドを組み合わせた、結束バンドと結束バンド用ワッシャのセット。
- 請求項4に記載の結束バンドと結束バンド用ワッシャのセットであって、結束バンドと、結束バンド用ワッシャが一体的に形成されていることを特徴とする、結束バンドと結束バンド用ワッシャのセット。
- 請求項1ないし3のいずれかに記載の結束バンド用ワッシャと、前記結束バンドと、前記結束バンド固定部を組み合わせた、結束バンドと結束バンド用ワッシャと結束バンド固定部のセット。
- 請求項6に記載の結束バンドと結束バンド用ワッシャと結束バンド固定部のセットであって、結束バンドと、結束バンド用ワッシャと、結束バンド固定部が一体的に形成されていることを特徴とする、結束バンドと結束バンド用ワッシャと結束バンド固定部のセット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019001023U JP3221568U (ja) | 2019-03-05 | 2019-03-05 | 結束バンド用ワッシャ及びそれと結束バンドとのセット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019001023U JP3221568U (ja) | 2019-03-05 | 2019-03-05 | 結束バンド用ワッシャ及びそれと結束バンドとのセット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3221568U true JP3221568U (ja) | 2019-06-06 |
Family
ID=66691118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019001023U Active JP3221568U (ja) | 2019-03-05 | 2019-03-05 | 結束バンド用ワッシャ及びそれと結束バンドとのセット |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3221568U (ja) |
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2019
- 2019-03-05 JP JP2019001023U patent/JP3221568U/ja active Active
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