JP3221393U - 空気ばね - Google Patents

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Abstract

【課題】設置場所の雰囲気を容易に認識でき、その雰囲気に基づく設置場所の管理により低寿命化を抑制できる空気ばねを提供する。【解決手段】空気ばね10は、ゴム膜から形成された中空筒状をなす蛇腹状の空気ばね本体12と、金属製の面板である下面板14および上面板16と、3つの締め付けリング18とを含んで構成されている。空気ばね本体の表面の全域に、塗布タイプのインジケータが塗布されている。インジケータは、空気ばねが設置された場所の雰囲気、例えば、温度、湿度、酸性度やアルカリ度、結露、紫外線などを検出して表示するものであって、空気ばねの設置場所の雰囲気が予め設定された雰囲気に変化すると、その変化に応じて色彩が変化し、一度色彩が変化すると元の色彩に戻らない不可逆性を有している。【選択図】図1

Description

本考案は、空気ばねに関する。
空気ばねは、空気の弾性を利用して振動を吸収するばねであって、鉄道車両や自動車、各種産業機器、建築物等に用いられている。
例えば、ベローズ型の空気ばねは、ゴム膜などの可撓性材料から形成された中空筒状をなす空気ばね本体と、その空気ばね本体の両端開口部に取り付けられた下面板および上面板と、空気ばね本体のくびれ部に取り付けられた締め付けリングとを備えている。
そして、ベローズ型の空気ばねは、例えば、下面板を床などの下部構造体に取り付け、上面板を産業機器などの上部構造体に取り付け、下面板の中央部に設けられた給気口から空気ばね本体の内部に空気を供給し、内圧を調整して高さを合わせることで上部構造体の振動を吸収するばねとして利用されている(特許文献1参照)。
特開平8−326818号公報
上述のような空気ばね本体のゴム膜は、例えば、内面ゴム層と、外面ゴム層と、それらゴム層の間に配置される複数の補強層とが積層されて構成されている。
一般的に、空気ばねなどに使用されるゴムは、設置場所により使用できる期間(寿命)が変わってくる。
例えば、熱はゴムの劣化を促進させ、物性の低下、すなわち空気ばねの低寿命化に拍車をかけてしまう。
また、例えば、湿度は内部の補強層の劣化を促進させ、低寿命化や故障に直結する重要な要素となっている。
つまり、空気ばねの寿命は、温度や湿度、その他酸性度やアルカリ度等の外的要因により、製造時に想定しているよりも短くなってしまうことがある。
しかしながら、空気ばねの設置場所に関する情報は、利用者の管理および自己申告によることが大半であるため、製造者が空気ばねの設置場所に関する情報を正確に把握することは困難である。
また、空気ばねの設置場所は機械下部などの狭い部分が多いため、利用者が認識している管理状態よりも高温多湿の環境下に設置されている場合もある。
本考案は上記事情に鑑みなされたものであり、設置場所の雰囲気を容易に認識でき、その雰囲気に基づく設置場所の管理により低寿命化を抑制できる空気ばねを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本考案は、ゴム膜から形成された中空筒状をなす空気ばね本体を有する空気ばねであって、前記空気ばねの表面に、前記空気ばねの設置場所の雰囲気の変化に応じて色彩が変化する不可逆性を有するインジケータが設けられている、ことを特徴とする。
また、本考案は、前記雰囲気は、前記空気ばねの設置場所の温度、湿度、酸性度、アルカリ度のうち少なくとも一つを含む、ことを特徴とする。
また、本考案は、前記インジケータは、前記空気ばね本体の表面に設けられている、ことを特徴とする。
また、本考案は、前記インジケータは、前記空気ばね本体の表面の全域に設けられている、ことを特徴とする。
また、本考案は、前記インジケータは、前記空気ばね本体の外周面の周方向に所定の間隔をおいて周方向の全周にわたって設けられている、ことを特徴とする。
また、本考案は、前記空気ばね本体は、その軸心方向に沿って並べられた少なくとも2つの大径部と、それら大径部の間にくびれ部とを有し、前記インジケータは、前記空気ばね本体の前記大径部の最も外径が大きい箇所を含む中央領域の外周面に設けられている、ことを特徴とする。
また、本考案は、前記空気ばね本体の両端開口部にそれぞれ取り付けられ、前記空気ばねを所定の機器に設置するための取り付け部材をさらに備え、前記インジケータは、前記取り付け部材の外周面に設けられている、ことを特徴とする。
また、本考案は、前記空気ばね本体は、その軸心方向に沿って並べられた少なくとも2つの大径部と、それら大径部の間に締め付けリングが取り付けられたくびれ部とを有し、前記インジケータは、前記締め付けリングの外周面に設けられている、ことを特徴とする。
また、本考案は、前記インジケータは、前記締め付けリングの最も外径が大きい最外部分の外周面に設けられている、ことを特徴とする。
また、本考案は、前記インジケータは、周方向に連続して設けられている、ことを特徴とする。
また、本考案は、前記インジケータは、周方向に所定の間隔をおいて周方向の全周にわたって設けられている、ことを特徴とする。
また、本考案は、前記空気ばね本体は、その軸心方向に沿って並べられた少なくとも2つの大径部と、それら大径部の間にくびれ部とを有し、前記空気ばねは、前記空気ばね本体の両端開口部に取り付けられ、前記空気ばねを所定の機器に設置するための取り付け部材と、前記くびれ部に装着された締め付けリングとを備え、前記インジケータは、前記取り付け部材の外周面または前記締め付けリングに保持される保持部材に設けられている、ことを特徴とする。
また、本考案は、前記インジケータは、前記雰囲気の変化に応じて変化した後の色彩が、前記インジケータが設けられた箇所の色に対して視認性の高い色であること、を特徴とする。
また、本考案は、前記インジケータは、前記雰囲気の変化に応じて変化する前の色彩が、前記インジケータが設けられた箇所の色に対して視認性の低い色であること、を特徴とする。
本考案によれば、空気ばねの表面に、空気ばねの設置場所の雰囲気の変化に応じて色彩が変化する不可逆性を有するインジケータが設けられているため、空気ばねの設置場所の雰囲気を容易に認識でき、その雰囲気に基づく設置場所の管理により低寿命化を抑制する上で有利となる。
また、本考案によれば、インジケータにより空気ばねの設置場所の温度、湿度、酸性度、アルカリ度のうち少なくとも一つの雰囲気を容易に認識でき、その雰囲気に基づく設置場所の管理により低寿命化を抑制する上で有利となる。
また、本考案によれば、インジケータが空気ばね本体の表面に設けられているため、空気ばね本体が接している雰囲気を容易に認識できる。
また、本考案によれば、インジケータが空気ばね本体の表面の全域に設けられているため、空気ばね本体が接している雰囲気を周方向のいずれの位置からも容易に認識できる。
また、本考案によれば、インジケータが空気ばね本体の外周面の周方向に所定の間隔をおいて周方向の全周にわたって設けられているため、空気ばね本体が接している雰囲気を周方向のいずれの位置からも容易に認識できるとともに費用を削減できる。
また、本考案によれば、インジケータが空気ばね本体の大径部の最も外径が大きい箇所を含む中央領域の外周面に設けられているため、空気ばね本体が接している雰囲気を周方向のいずれの位置からも容易に認識できるとともに費用を削減できる。
また、本考案によれば、インジケータが取付け部材の外周面に設けられているため、空気ばね本体が膨張または圧縮した場合でも影響を受けにくい。
また、本考案によれば、インジケータが締め付けリングの外周面に設けられているため、空気ばね本体が膨張または圧縮した場合でも影響を受けにくい。
また、本考案によれば、インジケータが締め付けリングの最も外径が大きい最外部分の外周面に設けられているため、空気ばねの設置場所の雰囲気を周方向のいずれの位置からも容易に認識できるとともに費用を削減できる。
また、本考案によれば、インジケータが周方向に連続して設けられているため、空気ばねの設置場所の雰囲気を周方向のいずれの位置からも容易に認識できる。
また、本考案によれば、インジケータが周方向に所定の間隔をおいて周方向の全周にわたって設けられているため、空気ばねの設置場所の雰囲気を周方向のいずれの位置からも容易に認識できるとともに費用を削減できる。
また、本考案によれば、インジケータが取り付け部材の外周面または締め付けリングに保持される保持部材に設けられているため、使用済みのインジケータを容易に交換できる。
また、本考案によれば、空気ばねの設置場所の雰囲気の変化に応じて変化した後のインジケータの色彩が、インジケータが設けられた箇所の色に対して視認性の高い色であるため、インジケータの色彩が変化した場合に容易に視認でき、雰囲気の変化を早期に認識することができる。
また、本考案によれば、空気ばねの設置場所の雰囲気の変化に応じて変化する前のインジケータの色彩が、インジケータが設けられた箇所の色に対して視認性の低い色であるため、インジケータの色彩が変化した場合にその変化を見つけやすく、雰囲気の変化を早期に認識することができる。
第1の実施の形態にかかる空気ばね本体の表面にインジケータを塗布した状態を示す正面図である。 第1の実施の形態の変形例1にかかる空気ばね本体の表面にインジケータを塗布した状態を示す正面図である。 第1の実施の形態の変形例2にかかる空気ばね本体の表面にインジケータを塗布した状態を示す正面図である。 第1の実施の形態の変形例3にかかる空気ばね本体の表面にインジケータを塗布した状態を示す正面図である。 第2の実施の形態にかかる空気ばねの面板の外周面にインジケータを塗布した状態を示す図であって、(A)は面板の平面図であり、(B)は面板の側面図である。 第3の実施の形態にかかる空気ばねの面板の外周面にインジケータを貼付した状態を示す図であって、(A)は面板の平面図であり、(B)は面板の側面図である。 第4の実施の形態にかかる空気ばねの締め付けリングの外周面にインジケータを塗布した状態を示す図であって、(A)は締め付けリングの側面図であり、(B)は締め付けリングの断面図である。 第4の実施の形態の変形例にかかる空気ばねの締め付けリングの外周面にインジケータを塗布した状態を示す側面図である。 第5の実施の形態にかかる空気ばねの締め付けリングの外周面にインジケータを貼付した状態を示す面であって、(A)は締め付けリングの側面図であり、(B)は締め付けリングの断面図である。 第5の実施の形態の変形例にかかる空気ばねの締め付けリングの外周面にインジケータを貼付した状態を示す側面図である。 (A)は、第6の実施の形態にかかる空気ばねに保持される保持部材の平面図であり、(B)は保持部材を空気ばねの締め付けリングに取り付けた状態を示す図であり、(C)は保持部材を空気ばねの上面板に取り付けた状態を示す図である。
(第1の実施の形態)
以下、本考案の実施の形態について図面を参照して説明する。以下の実施の形態では、空気ばねの一例として、ベローズ型の空気ばねについて説明する。
空気ばね10は、圧縮空気の弾力性を利用して軸心方向に振動を吸収するばね装置であって、本実施の形態では、軸心方向を鉛直方向に向けて使用している。
図1に示すように、ベローズ型の空気ばね10は、ゴム膜から形成された中空筒状をなす蛇腹状の空気ばね本体12と、金属製の面板である下面板14および上面板16と、3つの締め付けリング18とを含んで構成されている。
空気ばね本体12は、空気ばね本体12の軸心方向に沿って並べられた4つの大径部20と、それら大径部20の間に設けられた3つのくびれ部22とを含んで構成されている。
すなわち、空気ばね本体12は、ゴム膜から形成され上下に隣り合う大径部20の間にくびれ部22が設けられた中空筒状を呈している。
空気ばね本体12を構成するゴム膜は、内層ゴムと、複数の補強層と、外層ゴムとを貼り合わせて接着した積層ゴムで形成されている。
各くびれ部22には締め付けリング18が取り付けられている。
締め付けリング18は、金属製で、空気ばね10に供給された空気の内圧による膨れを抑制して形状を保持するものであり、空気ばね10のくびれ部22に取着される。
下面板14と上面板16は、空気ばね本体12の両端に取り付けられ、空気ばね本体12の両端開口部を閉塞するものであって、空気ばね10を所定の機器に設置するための取り付け部材として機能する。
下面板14と上面板16は、本実施の形態では、空気ばね本体12の外径と同等、もしくはそれ以上大きな寸法の同一外径の円形で形成されている。
下面板14には、空気ばね本体12内部へ空気やガスを供給するための給気口(不図示)が形成されている。
下面板14と上面板16は、図5、6に示すように、複数のボルト挿通孔1402、1602が設けられている。
空気ばね10は、ボルト挿通孔1402に挿通された不図示のボルトにより下面板14を下部構造体Dに取り付け、ボルト挿通孔1602に挿通された不図示のボルトにより上面板16を上部構造体Uに取り付けた後に、下面板14の給気口から空気を供給し、内圧を調整し上部構造体Uの高さを合わせることで上部構造体Uの振動を吸収するばねとして使用される。
このような空気ばね10は、内部の空気の弾性により空気ばね本体12が伸縮することでばねとして機能するが、設置場所の雰囲気、すなわち温度や湿度、酸性度、アルカリ度、その他の外的要因により、製造時に想定している使用期間(寿命)が短くなってしまうことがある。
しかし、空気ばね10の設置場所は機械下部などの狭い部分が多いため、利用者が認識している管理状態よりも高温多湿の環境下に設置されている場合もある。
そこで、本実施の形態では、空気ばね10の表面に、空気ばね10が設置された雰囲気の変化に応じて色彩が変化する不可逆性を有するインジケータが設けられている。
次に、本実施の形態の空気ばね10に設けられるインジケータの詳細ついて説明する。
インジケータは、空気ばね10が設置された場所の雰囲気、例えば、温度、湿度、酸性度やアルカリ度、結露、紫外線などを検出して表示するものであって、公知のインジケータ技術が適用可能である。
インジケータは、空気ばね10の設置場所の雰囲気が予め設定された雰囲気に変化すると、その変化に応じて色彩が変化し、一度色彩が変化すると元の色彩に戻らない不可逆性を有している。
すなわち、例えば、空気ばね10に設けられたインジケータが温度を検出する場合、設置場所の雰囲気である温度があらかじめ定めた温度に達すると、その変化に応じて色彩が変化し、再度温度が下がっても変化した色彩が元には戻らないため、わずかな時間だけ温度が急激に上昇して設定された温度に達した場合でも、設定した温度を超えたという履歴を残すことができ、早期に異常を検出することができる。
インジケータには、例えば、温度などの雰囲気によって色が変化する塗料を対象の機器に塗る塗布タイプや、裏面に接着剤が塗布され雰囲気によって表面の色が変化するシートを対象の機器に貼り付ける貼付タイプ等がある。
また、インジケータは、空気ばね10の雰囲気の変化に応じて変化した後の色彩が、インジケータが設けられた箇所(対象の部材)の色に対して視認性の高い色であることが望ましく、さらに、変化する前の色彩が、インジケータが設けられた箇所の色に対して視認性の低い色であることが望ましい。
つまり、表面が黒色である空気ばね本体12にインジケータを設ける場合、インジケータは、変化する前の色彩が空気ばね本体12と同じ黒色か黒色に対して視認性の低い灰色や紺色等であって、変化した後の色彩が黒色に対して視認性の高い白色、黄色、橙色などであることが望ましい。
これにより、インジケータの色彩が変化した場合にその変化を見つけやすく容易に認識でき、空気ばね10の設置場所の雰囲気の変化を早期に認識することができる。
以上説明したいずれのインジケータを用いて空気ばね10を構成してもよいが、以下の実施の形態では、温度を検知するインジケータを空気ばね10に設ける場合について説明する。
図1に示すように、本実施の形態の空気ばね10は、空気ばね本体12の表面の全域に、塗布タイプのインジケータ30Aが塗布されている。
すなわち、空気ばね本体12のうち、下面板14、上面板16、及び締め付けリング18と接している部分以外の大径部20及びくびれ部22の表面に塗布されたインジケータ30Aが認識可能になっている。
インジケータ30Aは、空気ばね10の製造過程において空気ばね本体12の表面の全域に塗布したのちに締め付けリング18、下面板14、および上面板16を取り付けてもよいし、締め付けリング18、下面板14、および上面板16を取り付けた後に空気ばね本体12の表面の全域に塗布するようにしてもよい。
この塗布タイプのインジケータ30Aは、塗料を直接対象物に塗布するものであるため、表面に凹凸部分がある場合や広い面積、熱電対の付きにくい箇所の温度管理に適している。
このように、第1の実施の形態の空気ばね10は、空気ばね本体12の表面の全域に塗布タイプのインジケータ30Aが塗布されているため、空気ばね10の設置場所の雰囲気を容易に認識でき、その雰囲気に基づく設置場所の管理により低寿命化を抑制する上で有利となる。
また、空気ばね本体12の表面の全域にインジケータ30Aが設けられているので、空気ばね10を設置する際、空気ばね本体12の表面の一部にインジケータ30Aが設けられている場合に比べ、インジケータ30Aが設けられた空気ばね本体12の向きを考慮する必要はなく、空気ばね10を簡単に設置する上で有利となる。
また、本実施の形態の空気ばね10は、空気ばね本体12の表面の全域にインジケータ30Aが設けられているため、空気ばね本体12が接している雰囲気を周方向のいずれの位置からも容易に認識できる。
例えば、本実施の形態のように、空気ばね10に温度を検出するインジケータ30Aを設けた場合、空気ばね10の劣化等につながるような影響を与える閾値の温度をインジケータ30Aに設定しておけば、設置場所がその閾値の温度に達した場合にインジケータ30Aの色彩が変化し、不可逆性を有しているため温度が下がってもその履歴が残ることになり、利用者や製造者が設定した温度を超えたことを容易に認識することができる。
従って、利用者は認識した温度を参考にして設置場所の温度を管理することで空気ばね10の低寿命化を抑制できるとともに、製造者は認識した温度を加味して製品開発を行うことで低寿命化の抑制につなげることができる。
(第1の実施の形態の変形例1)
第1の実施の形態の空気ばね10は、インジケータ30Aが空気ばね本体12の表面の全域に設けられていたが、空気ばね本体12の外周面の周方向に所定の間隔をおいて周方向の全周にわたって設けられていてもよい。
なお、以下の実施の形態の説明では、第1の実施の形態と同様な個所、部材に同一の符号を付してその説明を省略し、第1の実施の形態と異なった個所について重点的に説明する。
図2に示すように、第1の実施の形態の変形例1の空気ばね10は、空気ばね本体12の外周面の周方向に所定の間隔をおいて周方向の全周にわたって塗布タイプのインジケータ30Bが塗布されている。
空気ばね本体12は、上方から見ると周方向に均等な間隔で6箇所のインジケータ30Bが設けられている。
インジケータ30Bを塗布する際には、空気ばね本体12の塗布しない領域をマスキングすることにより、所望の領域のみに塗布できる。
このように、第1の実施の形態の変形例1の空気ばね10は、空気ばね本体12の外周面の周方向に所定の間隔をおいて周方向の全周にわたってインジケータ30Bが塗布されているため、第1の実施の形態の効果に加え、全域にインジケータ30を塗布する場合に比べインジケータ30の使用量を削減してコストダウンを図る上で有利となる。
(第1の実施の形態の変形例2)
第1の実施の形態の空気ばね10は、インジケータ30Aが空気ばね本体12の表面の全域の全周に設けられていたが、空気ばね本体12の大径部20の一部の領域の周方向に連続して設けられていてもよい。
図3に示すように、第1の実施の形態の変形例2の空気ばね10は、空気ばね本体12の大径部20の全域ではなく、大径部20の最も外径が大きい箇所を含む中央領域20Aの外周面の周方向に連続して帯状に塗布タイプのインジケータ30Cが塗布されている。
このように、第1の実施の形態の変形例2の空気ばね10は、空気ばね本体12の大径部20の最も外径が大きい箇所を含む中央領域20Aの外周面の周方向にインジケータ30Cが塗布されているため、第1の実施の形態の効果に加え、最も見やすい箇所のみにインジケータ30Cが塗布され、インジケータ30の使用量を削減してコストダウンを図る上で有利となる。
(第1の実施の形態の変形例3)
第1の実施の形態の空気ばね10は、インジケータ30Aが空気ばね本体12の表面の全域の全周に設けられていたが、空気ばね本体12の大径部20の一部の領域の周方向に所定の間隔をおいて設けられていてもよい。
図4に示すように、第1の実施の形態の変形例3の空気ばね10は、空気ばね本体12の大径部20の中央領域20Aの周方向に所定の間隔をおいて周方向の全周にわたって塗布タイプのインジケータ30Dが設けられている。
インジケータ30Dは、空気ばね10の軸方向に沿って短辺が位置するような長方形に塗布されており、空気ばね本体12を上方から見ると周方向に均等な間隔で6箇所のインジケータ30Dが設けられている。
このように、第1の実施の形態の変形例3の空気ばね10は、空気ばね本体12の大径部20の中央領域20Aの周方向に所定の間隔をおいて周方向の全周にわたって塗布タイプのインジケータ30Dが塗布されているため、第1の実施の形態の変形例2に比べ、インジケータ30Dの使用量を削減してコストダウンを図る上で有利となる。
上述した第1の実施の形態および第1の実施の形態の変形例1〜3では、塗布タイプのインジケータが空気ばね本体12の表面の全域に設けられた構成、空気ばね本体12の表面に所定の間隔をおいて設けられた構成、大径部20の中央領域20Aの外周面の周方向に連続して設けられた構成、および大径部20の中央領域20Aの外周面の周方向に所定の間隔をおいて設けられた構成を示したが、これに限定されることはなく、空気ばね本体12の所望の領域に塗布する構成としてもよい。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態の空気ばね10は、空気ばね本体12の表面の全域にインジケータ30Aが設けられた構成であったのに対し、本実施の形態の空気ばね10は、面板14、16の外周面にインジケータが設30Eけられている。
図5(A)(B)に示すように、本実施の形態の空気ばね10は、下面板14および上面板16の外周面の周方向に連続して、塗布タイプのインジケータ30Eが塗布されている。
本実施の形態のインジケータ30Eも、第1の実施の形態と同様に、空気ばね10が設置された雰囲気の変化に応じて色彩が変化するとともに不可逆性を有しているため、設定した温度を超えたという履歴を残すことができる。
このように、第2の実施の形態の空気ばね10は、下面板14および上面板16の外周面の周方向に連続して塗布タイプのインジケータ30Eが塗布されているため、空気ばね10の設置場所の雰囲気を周方向のいずれからも容易に認識でき、その雰囲気に基づく設置場所の管理により低寿命化を抑制する上で有利となる。
また、本実施の形態の空気ばね10は、空気ばね本体12が膨張または圧縮した場合でもその影響を受けにくく、塗布したインジケータ30Eの取り付け性に優れている。
上述した第2の実施の形態では、図5に示すように、下面板14および上面板16の外周面に塗布タイプのインジケータ30Eが塗布された構成となっているが、下面板14の外周面のみ、または上面板16の外周面のみに、連続してインジケータ30Eが塗布された構成としてもよい。
また、下面板14および上面板16の外周面、下面板14のみの外周面、もしくは上面板16のみの外周面に、所定の間隔をおいて周方向の全周にわたってインジケータ30Eが塗布された構成としてもよいし、所望の位置に塗布する構成としてもよい。
(第3の実施の形態)
第2の実施の形態の空気ばね10は、面板14、16の外周面の周方向に連続してインジケータが設けられた構成であったのに対し、本実施の形態の空気ばね10では、面板14、16の外周面の周方向に所定の間隔をおいて周方向の全周にわたってインジケータが設けられている。
図6(A)(B)に示すように、本実施の形態の空気ばね10は、下面板14および上面板16の外周面の周方向に所定の間隔をおいて周方向の全周にわたって貼付タイプのインジケータ32Aが貼付されている。
本実施の形態の空気ばね10では、図3(A)に示すように、下面板14および上面板16それぞれの周方向に均等な間隔で6箇所にインジケータ32Aが貼付されている。
本実施の形態のインジケータ32Aも、塗布タイプのインジケータと同様に、空気ばね10が設置された雰囲気の変化に応じて色彩が変化するとともに不可逆性を有しているため、設定した温度を超えたという履歴を残すことができる。
このように、第3の実施の形態の空気ばね10は、下面板14および上面板16の外周面の周方向に所定の間隔をおいて貼付タイプのインジケータ32Aが貼付されているため、空気ばね10の設置場所の雰囲気を周方向のいずれからも容易に認識でき、その雰囲気に基づく設置場所の管理により低寿命化を抑制する上で有利となる。
また、本実施の形態の空気ばね10は、空気ばね本体12が膨張または圧縮した場合でもその影響を受けにくいため、インジケータ30Eの取り付け性に優れている。
さらに、本実施の形態の空気ばね10は、下面板14および上面板16の外周面に所定の間隔をおいてインジケータ32Aが貼付されているため、第2の実施の形態に比べ、インジケータ30Eの使用量を削減してコストダウンを図る上で有利となる。
上述した第3の実施の形態では、下面板14および上面板16の外周面に貼付タイプのインジケータ32Aが所定の間隔をおいて周方向の全周にわたって貼付された構成となっているが、下面板14の外周面のみ、または上面板16の外周面のみにインジケータ32Aが所定の間隔をおいて周方向の全周にわたって貼付された構成としてもよい。
また、下面板14および上面板16の外周面、下面板14の外周面のみ、または上面板16の外周面のみに連続してインジケータ32Aが貼付された構成としてもよい。
さらに、第3の実施の形態では、下面板14および上面板16の外周面の周方向に所定の間隔でインジケータ30Eが貼付された構成となっているが、外周面の1個所に貼付する等、所望の位置に貼付する構成としてもよい。
(第4の実施の形態)
第1の実施の形態の空気ばね10は、空気ばね本体12の表面の全域にインジケータ30Aが設けられた構成であったのに対し、本実施の形態の空気ばね10は、締め付けリング18の外周面にインジケータが設けられている。
図7(A)(B)に示すように、本実施の形態の空気ばね10は、締め付けリング18の外周面の周方向に連続して、塗布タイプのインジケータ30Fが塗布されている。
具体的には、図7(B)に示すように、本実施の形態の空気ばね10は、締め付けリング18が空気ばね本体12に取り付けられた場合に目視可能な領域、すなわち締め付けリング18の側面1802と、半径方向外側の上面1804及び半径方向外側の下面1806に塗布されている。
本実施の形態のインジケータ30Fも、第1の実施の形態と同様に、空気ばね10が設置された雰囲気の変化に応じて色彩が変化するとともに不可逆性を有しているため、設定した温度を超えたという履歴を残すことができる。
このように、第4の実施の形態の空気ばね10は、締め付けリング18の外周面の周方向に連続して塗布タイプのインジケータ30Fが塗布されているため、空気ばね10の設置場所の雰囲気を周方向のいずれからも容易に認識でき、その雰囲気に基づく設置場所の管理により低寿命化を抑制する上で有利となる。
また、本実施の形態の空気ばね10は、空気ばね本体12が膨張または圧縮した場合でもその影響を受けにくく、インジケータ30Fの取り付け性に優れている。
(第4の実施の形態の変形例)
第4の実施の形態の空気ばね10は、インジケータ30Fが締め付けリング18の外周面に連続して設けられていたが、締め付けリング18の外周面の周方向に所定の間隔をおいて設けられていてもよい。
図8に示すように、第4の実施の形態の変形例の空気ばね10は、締め付けリング18の外周面の周方向に所定の間隔をおいて周方向の全周にわたって塗布タイプのインジケータ30Gが塗布されており、上方からみると周方向に均等な間隔で6箇所にインジケータ30Gが設けられている。
このように、第4の実施の形態の変形例の空気ばね10は、締め付けリング18の外周面の周方向に所定の間隔をおいてインジケータ30Gが塗布されているため、第4の実施の形態に比べ、インジケータ30Gの使用量を削減してコストダウンを図る上で有利となる。
上述した第4の実施の形態、第4の実施の形態の変形例では、図7(B)に示すように、締め付けリング18が空気ばね本体12に取り付けられた場合に目視可能な領域にインジケータ30F、30Gが塗布された構成となっていたが、締め付けリング18の外周面の1個所に塗布する等、所望の位置に塗布する構成としてもよい。
(第5の実施の形態)
第4の実施の形態の空気ばね10は、締め付けリング18の外周面の目視可能な領域にインジケータ30Gが設けられた構成であったのに対し、本実施の形態の空気ばね10は、締め付けリング18の外周面の最も外径が大きい最外部分1808にインジケータ32Bが設けられている構成について説明する。
図9(A)(B)に示すように、本実施の形態の空気ばね10は、締め付けリング18の外周面の最も外径の大きい最外部分1808に連続して、帯状の貼付タイプのインジケータ32Bが貼付されている。
本実施の形態のインジケータ32Bも第3の実施の形態と同様に、空気ばね10が設置された雰囲気の変化に応じて色彩が変化するとともに不可逆性を有しているため、設定した温度を超えたという履歴を残すことができる。
このように、第5の実施の形態の空気ばね10は、締め付けリング18の外周面の周方向の最外部分1808に連続して貼付タイプのインジケータ32Bが貼付されているため、空気ばね10の設置場所の雰囲気を周方向のいずれからも容易に認識でき、その雰囲気に基づく設置場所の管理により低寿命化を抑制する上で有利となる。
また、本実施の形態の空気ばね10は、空気ばね本体12が膨張または圧縮した場合でもその影響を受けにくく、貼付したインジケータ32Bの取り付け性に優れている。
また、本実施の形態の空気ばね10は、締め付けリング18の最外部分1808の外周面に帯状にインジケータ32Bが貼付されているため、締め付けリング18の外周面の全域に貼付する場合に比べ、インジケータ30Bの使用量を削減してコストダウンを図る上で有利となる。
(第5の実施の形態の変形例)
第5の実施の形態の空気ばね10は、インジケータ32Bが締め付けリング18の最外部分1808の外周面に連続して設けられていたが、締め付けリング18の最外部分1808の外周面に所定の間隔をおいて設けられていてもよい。
図10に示すように、第5の実施の形態の変形例の空気ばね10は、締め付けリング18の最外部分1808の外周面に所定の間隔をおいて周方向の全周にわたって貼付タイプのインジケータ32Cが貼付されており、上方からみると周方向に均等な間隔で6箇所にインジケータ32Cが設けられている。
このように、第5の実施の形態の空気ばね10は、締め付けリング18の最外部分1808の外周面の周方向に所定の間隔をおいて周方向の全周にわたってインジケータ32Cが貼付されているため、第5の実施の形態に比べ、インジケータ30Bの使用量を削減してコストダウンを図る上で有利となる。
上述した第5の実施の形態、第5の実施の形態の変形例では、図9(B)に示すように、締め付けリング18の最外部分1808にインジケータ32B、32Cが貼付された構成となっていたが、締め付けリング18の最外部分1808の1個所に貼付する等、所望の位置に貼付する構成としてもよい。
(第6の実施の形態)
上述した第1〜5の実施の形態では、インジケータを空気ばね10の表面に塗布または貼付する構成となっていたが、空気ばね10とは別個の保持部材にインジケータを設け、その保持部材を空気ばね10の下面板14、上面板16、または締め付けリング18に保持させる構成としてもよい。
図11(A)に示すように、保持部材40は、例えば、矩形の板部42の一方の面に、貼付タイプまたは塗布タイプのインジケータ34を接着し、板部42の他方の面に空気ばね10に取り付けるための取り付け部44が接着されている。
取り付け部44は、板部42との接着面は平面となっているが、空気ばね10への取り付け面4402は、取り付けられる空気ばね10の下面板14、上面板16、または締め付けリング18の外周面に合わせた曲面を有している。
取り付け面4402は、例えば、空気ばね10に取り付けるための接着剤等が塗布されている場合、その接着剤により保持部材40が空気ばね10に着脱可能となる。
また、例えば、下面板14、上面板16、または締め付けリング18が、磁石が吸着する金属や磁性材料で形成されていれば、取り付け部44を磁石により形成することで、取り付け面4402からの磁力により保持部材40が空気ばね10に着脱可能となる。
図11(B)は、締め付けリング18の外周面に保持部材40が取り付けられて保持されており、図11(C)は、上面板16の外周面に保持部材40が取り付けられて保持されている状態を示しているが、下面板14の外周面に取り付けられてもよい。
このように、第6の実施の形態の空気ばね10は、インジケータ34を接着した保持部材40を空気ばね10に取り付けるため、空気ばね10の設置場所の雰囲気を容易に認識でき、その雰囲気に基づく設置場所の管理により低寿命化を抑制する上で有利となる。
また、保持部材40は空気ばね10に対して着脱可能となっているため、インジケータ34の使用後に容易に交換することができる。
上述の第6の実施の形態では、保持部材40を一つ設けた構成となっていたが、複数備えた構成とし、所望の位置に取り付けてもよい。
上述した第1〜6の実施の形態では、空気ばね10のいずれかの個所に温度を検知するインジケータを設けた構成について説明したが、温度のみに限定されず、湿度、酸性度、アルカリ度等の雰囲気を検出するインジケータを設けた構成としてもよい。
また、温度、湿度、酸性度、アルカリ度等の雰囲気を検出するインジケータを複数種類備えた構成としてもよく、その場合は、例えば、空気ばね本体12や下面板14、上面板16、締め付けリング18の外周面の周方向に交互に設けたり、軸心方向に交互に並べたり、上下の板面のいずれか一方に温度、他方に湿度を検出するインジケータを設ける等、所望の位置に設けてもよい。
上述した第2、3、6の実施の形態では、インジケータが空気ばね12の下面板14、上面板16に設けた構成について説明したが、この場合のインジケータは、空気ばね10の雰囲気の変化に応じて変化した後の色彩が、下面板14、上面板16の側面の色に対して視認性の高い色であることが望ましく、変化する前の色彩が、下面板14、上面板16の側面の色に対して視認性の低い色であることが望ましい。
同様に、上述した第4〜6の実施の形態では、インジケータが空気ばね12の締め付けリング18に設けた構成について説明したが、この場合のインジケータは、空気ばね10の雰囲気の変化に応じて変化した後の色彩が、締め付けリング18の表面の色に対して視認性の高い色であることが望ましく、変化する前の色彩が、締め付けリング18の表面の色に対して視認性の低い色であることが望ましい。
上述した実施の形態では、ベローズ型の空気ばねに適用した例を示したが、ベローズ型のみに限定されず、ダイヤフラム型、スリーブ型等、他の空気ばねに適用可能である。
10 空気ばね
12 空気ばね本体
14 下面板
16 上面板
18 締め付けリング
20 大径部
22 くびれ部
30A〜G、32A〜C、34 インジケータ
40 保持部材

Claims (14)

  1. ゴム膜から形成された中空筒状をなす空気ばね本体を有する空気ばねであって、
    前記空気ばねの表面に、前記空気ばねの設置場所の雰囲気の変化に応じて色彩が変化する不可逆性を有するインジケータが設けられている、
    ことを特徴とする空気ばね。
  2. 前記雰囲気は、前記空気ばねの設置場所の温度、湿度、酸性度、アルカリ度のうち少なくとも一つを含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気ばね。
  3. 前記インジケータは、前記空気ばね本体の表面に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の空気ばね。
  4. 前記インジケータは、前記空気ばね本体の表面の全域に設けられている、
    ことを特徴とする請求項3に記載の空気ばね。
  5. 前記インジケータは、前記空気ばね本体の外周面の周方向に所定の間隔をおいて周方向の全周にわたって設けられている、
    ことを特徴とする請求項3に記載の空気ばね。
  6. 前記空気ばね本体は、その軸心方向に沿って並べられた少なくとも2つの大径部と、それら大径部の間にくびれ部とを有し、
    前記インジケータは、前記空気ばね本体の前記大径部の最も外径が大きい箇所を含む中央領域の外周面に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の空気ばね。
  7. 前記空気ばね本体の両端開口部にそれぞれ取り付けられ、前記空気ばねを所定の機器に設置するための取り付け部材をさらに備え、
    前記インジケータは、前記取り付け部材の外周面に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の空気ばね。
  8. 前記空気ばね本体は、その軸心方向に沿って並べられた少なくとも2つの大径部と、それら大径部の間に締め付けリングが取り付けられたくびれ部とを有し、
    前記インジケータは、前記締め付けリングの外周面に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の空気ばね。
  9. 前記インジケータは、前記締め付けリングの最も外径が大きい最外部分の外周面に設けられている、
    ことを特徴とする請求項8に記載の空気ばね。
  10. 前記インジケータは、周方向に連続して設けられている、
    ことを特徴とする請求項6〜9の何れか1項に記載の空気ばね。
  11. 前記インジケータは、周方向に所定の間隔をおいて周方向の全周にわたって設けられている、
    ことを特徴とする請求項6〜9の何れか1項に記載の空気ばね。
  12. 前記空気ばね本体は、その軸心方向に沿って並べられた少なくとも2つの大径部と、それら大径部の間にくびれ部とを有し、
    前記空気ばねは、前記空気ばね本体の両端開口部に取り付けられ、前記空気ばねを所定の機器に設置するための取り付け部材と、前記くびれ部に装着された締め付けリングとを備え、
    前記インジケータは、前記取り付け部材の外周面または前記締め付けリングに保持される保持部材に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の空気ばね。
  13. 前記インジケータは、前記雰囲気の変化に応じて変化した後の色彩が、前記インジケータが設けられた箇所の色に対して視認性の高い色であること、
    を特徴とする請求項1〜12の何れか1項に記載の空気ばね。
  14. 前記インジケータは、前記雰囲気の変化に応じて変化する前の色彩が、前記インジケータが設けられた箇所の色に対して視認性の低い色であること、
    を特徴とする請求項13に記載の空気ばね。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112373584A (zh) * 2020-11-23 2021-02-19 江阴圣世杰机械制造有限公司 一种用于带空气弹簧车辆的驾驶室高度可升降调节装置

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