JP3221232U - 光源モジュール及びデュアルディスプレイ表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】体積が小さいという利点を有する光源モジュール及びデュアルディスプレイ表示装置を提供する。【解決手段】光源モジュール100は第1導光板110、第2導光板120、光スプリッタ130及び光源140を含み、第1導光板110は第1入射面111を有し、第2導光板120は第2入射面121を有し、光スプリッタ130は第1出射面131、第2出射面132、第3入射面133、第1導光部134及び第2導光部135を有し、第1入射面111は第1出射面131に対向し、第2入射面121は第2出射面132に対向し、第1導光部134は第3入射面133から第1出射面131に延在し、第2導光部135は第3入射面133から第2出射面132に延在し、光源140は第3入射面133の傍に配置され、第3入射面133を介して光スプリッタ130に入射する光線L1、L2を発する。【選択図】図1

Description

本考案は、光源モジュールに関し、特に表示装置に適用可能な光源モジュール及び該光源モジュールを用いるデュアルディスプレイ表示装置(dual display device)に関する。
液晶表示装置は、主にバックライトモジュールにより面光源を提供する。バックライトモジュールは、直下型バックライトモジュールとサイドライト型バックライトモジュールを含む。従来の通常の直下型バックライトモジュールは、二次元アレイ状に配列された複数の発光ダイオードが拡散板の下方に配置されている。しかし、直下型バックライトモジュールは、優れた輝度の均一性を有するが、厚さが厚いという問題がある。
サイドライト型バックライトモジュールは、発光ダイオードのライトバーが導光板の側面に配置されているため、直下型バックライトモジュールよりも薄い厚さを有する。しかし、従来のサイドライト型バックライトモジュールは、1つの導光板と1つの光源がペアとされたものであり、液晶表示装置は構造設計として2つの導光板が用いられる場合、個別の光源を配置する必要があるため、液晶表示装置の体積をさらに小さくすることができなくなる。
「背景技術」段落の内容は本考案の内容の理解を補助するためのものであり、「背景技術」段落に記載される内容は、当技術分野の常用知識を持っている者が把握していること以外の従来技術も含むことができる。「背景技術」段落に記載される内容について、「背景技術」の内容又は本考案の一個又は複数個の実施例が解決しようとする問題を代表するものは、本考案の出願前に当技術分野の常用知識を持っている者が既に把握又は承知しているものではない。
本考案は、体積が小さいという利点を有する光源モジュールを提供する。
本考案は、体積が小さいという利点を有するデュアルディスプレイ表示装置を提供する。
本考案の他の目的及び利点は、本考案に開示されている技術的特徴からさらに明らかになる。
上記の目的の一つ、一部若しくは全部、又は他の目的を達成するため、本考案の1つの実施例は、第1入射面を有する第1導光板と、第2入射面を有する第2導光板と、第1出射面、第2出射面、第3入射面、第1導光部及び第2導光部を有する光スプリッタであって、前記第1入射面は前記第1出射面に対向し、前記第2入射面は前記第2出射面に対向し、前記第1導光部は前記第3入射面から前記第1出射面に延在し、前記第2導光部は前記第3入射面から前記第2出射面に延在する、光スプリッタと、前記第3入射面の傍に配置され、前記第3入射面を介して前記光スプリッタに入射する光線を発する光源と、を含む、光源モジュールを提供する。
上記の目的の一つ、一部若しくは全部、又は他の目的を達成するため、本考案の1つの実施例は、第1表示パネルと、第2表示パネルと、上記の光源モジュールと、を含むデュアルディスプレイ表示装置であって、前記第1表示パネルは、前記第1導光板の第3出射面に対向するように配置され、前記第2表示パネルは、前記第2導光板の第4出射面に対向するように配置される、デュアルディスプレイ表示装置を提供する。
本考案の1つの実施例では、前記第1出射面、前記第2出射面及び前記第3入射面のうち少なくとも1つは、前記光源から発せられた光線を特定の方向に向けるように導く複数のマイクロ構造が設けられる。
本考案の1つの実施例では、前記光源モジュールは、前記第1入射面と前記第1出射面との間に配置され、前記第1導光板に入射する光線の強度を調整する第1調光素子と、前記第2入射面と前記第2出射面との間に配置され、前記第2導光板に入射する光線の強度を調整する第2調光素子と、をさらに含む。
本考案の1つの実施例では、前記光源モジュールは、前記第3入射面の前記第1導光部に対応する第1部分と前記光源との間に配置され、前記第1導光板に入射する光線の強度を調整する第1調光素子と、前記第3入射面の前記第2導光部に対応する第2部分と前記光源との間に配置され、前記第2導光板に入射する光線の強度を調整する第2調光素子と、をさらに含む。
本考案の1つの実施例では、前記第1調光素子及び前記第2調光素子は高分子分散型液晶である。
本考案の1つの実施例では、前記第1入射面と前記第2入射面とは同一側に向いている。
本考案の1つの実施例では、前記第1表示パネルの表示面は、前記第1導光板の前記第3出射面から離れ、前記第2表示パネルの表示面は、前記第2導光板の前記第4出射面から離れる。
本考案の1つの実施例では、前記第1表示パネルの表示面は、前記第1導光板の前記第3出射面に向いており、前記第2表示パネルの表示面は、前記第2導光板の前記第4出射面に向いている。
本考案の1つの実施例では、前記第1表示パネルの表示面は、前記第1導光板の前記第3出射面から離れ、前記第2表示パネルの表示面は、前記第2導光板の前記第4出射面に向いている。
本考案の1つの実施例では、前記光源モジュールは、前記第1導光板と前記第2導光板との間に配置された反射シートをさらに含む。
本考案の1つの実施例では、前記第1入射面は前記第2入射面に対向し、前記光スプリッタは、前記第1入射面と前記第2入射面との間に配置され、前記第1表示パネルの表示面は、前記第1導光板の前記第3出射面から離れ、前記第2表示パネルの表示面は、前記第2導光板の前記第4出射面から離れ、前記第3入射面には複数のマイクロ構造が設けられ、前記複数のマイクロ構造は前記光源から発せられた光線を特定の方向に向けるように導く。
本考案の1つの実施例では、前記第1入射面は前記第2入射面に対向し、前記光スプリッタは、前記第1入射面と前記第2入射面との間に配置され、前記第1表示パネルの表示面は、前記第1導光板の前記第3出射面に向いており、前記第2表示パネルの表示面は、前記第2導光板の前記第4出射面に向いており、前記第3入射面には複数のマイクロ構造が設けられ、前記複数のマイクロ構造は前記光源から発せられた光線を特定の方向に向けるように導く。
本考案の1つの実施例では、前記光スプリッタは、底面を有するプレートであり、前記第1出射面及び前記第2出射面は、前記プレートの対向する両端に位置し、且つ前記底面に接続され、前記底面の一部は、前記第3入射面である。
本考案の実施例の光源モジュールは、光スプリッタを用いることで、第1導光板と第2導光板が単一の光源を共用することができ、光源モジュールの体積を小さくすることができる。本考案の実施例のデュアルディスプレイ表示装置は、上記光源モジュールを用いるため、体積が小さいという利点を有する。
本考案の上記及び他の目的、特徴及び利点をより明確にするために、以下は図面を参照しながら好ましい実施例を詳細に説明する。
本考案の1つの実施例のデュアルディスプレイ表示装置の断面図である。 本考案の1つの実施例の光源モジュールの光スプリッタ及び光源の底面図である。 本考案のもう1つの実施例のデュアルディスプレイ表示装置の断面図である。 本考案のもう1つの実施例のデュアルディスプレイ表示装置の断面図である。 本考案のもう1つの実施例のデュアルディスプレイ表示装置の断面図である。 本考案のもう1つの実施例のデュアルディスプレイ表示装置の断面図である。 本考案のもう1つの実施例のデュアルディスプレイ表示装置の断面図である。
上述した本考案の上記及び他の技術的内容、特徴及び効果は、以下の図面を参照しながら、好ましい実施例の詳細な説明に示されるように、明らかである。以下実施例に言及される「上」、「下」、「左」、「右」、「前」、「後」等の方向の用語は、単なる図面の方向を参照するものである。よって、本考案は方向の用語に示されるものに限定されない。
図1は本考案の1つの実施例のデュアルディスプレイ表示装置の断面図である。図1に示すように、本実施例のデュアルディスプレイ表示装置10は、光源モジュール100、第1表示パネル20及び第2表示パネル30を含む。光源モジュール100は、第1導光板110、第2導光板120、光スプリッタ130及び光源140を含む。第1導光板110は、第1入射面111及び第3出射面112を有する。第2導光板120は、第2入射面121及び第4出射面122を有する。第1入射面111と第2入射面121とは、例えば同一側に向いているが、これに限定されない。光スプリッタ130は、第1出射面131、第2出射面132、第3入射面133、第1導光部134及び第2導光部135を有する。第1入射面111は第1出射面131に対向し、第2入射面121は第2出射面132に対向する。第1導光部134は第3入射面133から第1出射面131に延在し、第2導光部135は第3入射面133から第2出射面132に延在する。光源140は、第3入射面133の傍に配置され、第3入射面133を介して光スプリッタ130に入射する光線(例えば光線L1、L2)を発する。第1表示パネル20は第1導光板110の第3出射面112に対向するように配置され、第1表示パネル20の表示面21は第1導光板110の第3出射面112から離れている。第2表示パネル30は第2導光板120の第4出射面122に対向するように配置され、第2表示パネル30の表示面31は第2導光板120の第4出射面122から離れている。
第1表示パネル20及び第2表示パネル30は、例えば液晶表示パネル(Liquid Crystal Display Panel)である。本実施例では、第1表示パネル20及び第2表示パネル30は、例えば透過型の表示パネルであるが、これに限定されない。
図2は本考案の1つの実施例の光源モジュールの光スプリッタ及び光源の底面図である。図2に示すように、光源140は、例えば複数の点光源142を有する光源アセンブリであり、ここで、点光源142は例えば発光ダイオード(LED:light emitting diode)であるが、これに限定されない。光源140は例えばライトチューブのような他の種類の光源アセンブリであってもよいが、本考案は光源の種類に限定されない。
光スプリッタ130の材料は、例えばプラスチック(PC)、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)、ガラス又は導光可能な他の材料であってもよい。光スプリッタ130は、例えば間隔をおいて設けられた複数の光スプリッタユニット136を含み、光源アセンブリ(光源140)の長辺141と平行な方向に沿って設けられる。もう1つの実施例では、光スプリッタ130は単一の素子であってもよく、即ち光スプリッタユニット136同士が接続され、1つの素子に統合される。
光スプリッタ130の第1出射面131、第2出射面132及び第3入射面133のうち少なくとも1つには例えば複数のマイクロ構造(図示せず)が設けられている。これらのマイクロ構造は、配列の密度、角度、方向又は形状等の設計要求に応じて、光源140から発せられた光線L1、L2を特定の方向に向けるように導くことができる。本実施例の光スプリッタ130は、例えばCML(Collimated Microstructure Light guide plate)又はIML(Innovation Microstructure Light guide plate)等のマイクロ構造技術を用いて光線L1及びL2それぞれを第1導光板110及び第2導光板120に向けるように導く。
本実施例では、第1導光板110と第2導光板120が光スプリッタにより光源140を共用することができ、光源モジュール100の体積を小さくすることができる。本実施例のデュアルディスプレイ表示装置10は、光源モジュール100を用いるため、体積が小さいという利点を有する。また、光スプリッタ130に複数のマイクロ構造が設けられているため、光線L1、L2の経路を変更して特定の方向に向けるように導くことができ、光線L1、L2をより正確に調整することができる。
なお、光源モジュール100は、第1調光素子150及び第2調光素子160をさらに含んでもよい。第1調光素子150は、例えば第1入射面111と第1出射面131との間に配置され、第1導光板110に入射する光線L1の強度を調整する。第2調光素子160は、例えば第2入射面121と第2出射面132との間に配置され、第2導光板120に入射する光線L2の強度を調整する。第1調光素子150及び第2調光素子160は。例えば高分子分散型液晶(PDLC:Polymer Dispersed Liquid Crystal)であってもよく、印加電圧を変更することで光線L1、L2の透過量を制御することができる。或いは、第1調光素子150及び第2調光素子160は、例えばマイクロ回路構造を有するバッフルであってもよく、必要に応じてバッフルの位置を変更するように駆動することで光線L1、L2を遮断することができる。本考案は、第1調光素子150及び第2調光素子160の種類に限定されない。
例えば、デュアルディスプレイ表示装置10の第1表示パネル20のみで表示したい場合、光線L1を通過させるように第1調光素子150を調整し、光線L2を通過させないように第2調光素子160を調整してもよい。デュアルディスプレイ表示装置10の両面で表示したい場合、光線L1及びL2を通過させるように第1調光素子150及び第2調光素子160を調整すると共に、通過する光の強度を第1調光素子150及び第2調光素子160により調整することで第1導光板110及び第2導光板120の光線L1及びL2の強度を制御してもよい。従って、本実施例の光源モジュール100は第1調光素子150及び第2調光素子160を設けることで光線L1及びL2を独立して調整することができ、或いは光線L1が第1導光板110に入ることを遮断し、光線L2が第2導光板120に入ることを遮断することができる。
光源モジュール100は、第1導光板110と第2導光板120との間に配置された反射シート170をさらに含んでもよく、反射シート170は第1導光板110及び第2導光板120から漏れた光線を反射する。
図3は本考案のもう1つの実施例のデュアルディスプレイ表示装置の断面図である。図3に示すように、本実施例のデュアルディスプレイ表示装置10aの構成及び利点は上記のデュアルディスプレイ表示装置10と類似し、以下は主にその構成の相違点を説明する。本実施例の光源モジュール100aでは、第1調光素子150は光スプリッタ130と光源140との間に配置され、より具体的には、第1調光素子150は第3入射面133の第1導光部134に対応する第1部分1331と光源140との間に配置され、第1導光部134に入射する光線L1の強度を調整する。第2調光素子160は光スプリッタ130と光源140との間に配置され、より具体的には、第2調光素子160は第3入射面133の第2導光部135に対応する第2部分1332と光源140との間に配置され、第2導光部135に入射する光線L2の強度を調整する。
また、光源140から出射した光線L1及びL2は第1調光素子150及び第2調光素子160により調整された後に、第3入射面133の第1部分1331から第1導光部134(図3の光スプリッタ130の破線よりも上の部分)に入射した光線L1は殆ど光スプリッタ130に設けられた複数のマイクロ構造(図示せず)により方向調整されて第1導光板110に導かれ、第3入射面133の第2部分1332から第2導光部135(図3の光スプリッタ130の破線よりも下の部分)に入射した光線L2は殆ど光スプリッタ130に設けられた複数のマイクロ構造(図示せず)により方向調整されて第2導光板120に導かれる。
図4は本考案のもう1つの実施例のデュアルディスプレイ表示装置の断面図である。図4に示すように、本実施例のデュアルディスプレイ表示装置10bの構成は上記のデュアルディスプレイ表示装置10と類似し、第1表示パネル及び第2表示パネルの種類にのみおいて異なる。具体的には、本実施例の第1表示パネル20b及び第2表示パネル30bは例えば反射型の表示パネルである。第1表示パネル20bは例えば第1導光板110と反射シート170との間に配置され、第1表示パネル20bの表示面21は第1導光板110の第3出射面112に向いている。第2表示パネル30bは例えば第2導光板120と反射シート170との間に配置され、第2表示パネル30bの表示面31は第2導光板120の第4出射面122に向いている。
図5は本考案のもう1つの実施例のデュアルディスプレイ表示装置の断面図である。図5に示すように、本実施例のデュアルディスプレイ表示装置10cの構成は上記のデュアルディスプレイ表示装置10と類似し、第2表示パネルの種類にのみおいて異なる。具体的には、本実施例の第2表示パネル30bは例えば反射型の表示パネルである。第2表示パネル30bは例えば第2導光板120と反射シート170との間に配置され、第2表示パネル30bの表示面31は第2導光板120の第4出射面122に向いている。即ち、本実施例における2つの表示パネルの種類は異なる。
図6は本考案のもう1つの実施例のデュアルディスプレイ表示装置の断面図である。図6に示すように、本実施例のデュアルディスプレイ表示装置10dの構成及び利点は上記のデュアルディスプレイ表示装置10と類似し、以下は主にその構成の相違点を説明する。本実施例の光源モジュール100dでは、第1導光板110の第1入射面111は例えば第2導光板120の第2入射面121に対向している。光スプリッタ130aは、第1入射面111と第2入射面121との間に配置されている。第1表示パネル20の表示面21は、第1導光板110の第3出射面112から離れている。第2表示パネル30の表示面31は、第2導光板120の第4出射面122から離れている。光スプリッタ130aの第3入射面133aには複数のマイクロ構造(図示せず)が設けられ、これらのマイクロ構造は光源140から発せられた光線L1、L2を特定の方向に向けるように導く。
光スプリッタ130aは、例えばプレートであるが、これに限定されない。プレート(光スプリッタ130a)は、光源140から離れた上面137、及び光源140に向いている底面138を有し、第1出射面131a及び第2出射面132aは、プレートの対向する両端に位置し、且つ上面137及び底面138に接続され、底面138の一部は第3入射面133aである。プレートの上面137及び底面138は、異なる構成上の設計要求に応じて、曲面、弧面又は平面であってもよい。また、第1出射面131a及び第2出射面132aには光線L1及びL2を導くための複数のマイクロ構造(図示せず)が設けられてもよいが、本考案はこれに限定されない。
デュアルディスプレイ表示装置10dは例えば折り畳むことができ、折り畳まれた場合、光スプリッタ130aは折り畳み方向に沿って複数の段階に分けられ、展開された場合、再び連結されてもよい。折り畳みは手動で行われてもよいし、自動的に行われてもよく、自動的に行われる場合は例えば回転素子を用いてもよいが、これに限定されない。
光源モジュール100dは、第1反射シート171及び第2反射シート172をさらに含んでもよい。第1反射シート171は、第1導光板110の下方に配置され、第1導光板100から漏れた光線を反射する。第2反射シート172は、第2導光板120の下方に配置され、第2導光板120から漏れる光線を反射する。また、本実施例では、第1表示パネル20及び第2表示パネル30は、例えば透過型の表示パネルであるが、これに限定されない。
図7は本考案のもう1つの実施例のデュアルディスプレイ表示装置の断面図である。図7に示すように、本実施例のデュアルディスプレイ表示装置10eの構成及び利点は上記のデュアルディスプレイ表示装置10dと類似し、以下は主にその構成の相違点を説明する。本実施例の光源モジュール100dでは、第1入射面111は例えば第2入射面121に対向している。光スプリッタ130aは、第1入射面111と第2入射面121との間に配置されている。第1表示パネル20の表示面21は、第1導光板110の第3出射面112に向いている。第2表示パネル30の表示面31は、第2導光板120の第4出射面122に向いている。第3入射面133aには複数のマイクロ構造(図示せず)が設けられ、これらのマイクロ構造は光源140から発せられた光線L1、L2を特定の方向に向けるように導く。本実施例では、第1表示パネル20及び第2表示パネル30は、例えば反射型の表示パネルであるが、これに限定されない。
以上のことから、本考案の実施例では、第1導光板と第2導光板が光スプリッタにより光源を共用することができ、光源モジュールの体積を小さくすることができる。本実施例のデュアルディスプレイ表示装置は、上記光源モジュールを用いるため、体積が小さいという利点を有する。また、光スプリッタに複数のマイクロ構造が設けられているため、光線の経路を変更して特定の方向に向けるように導くことができ、光線をより正確に調整することができる。
上記の説明は、本考案の好適な実施例に過ぎず、本考案の実施の範囲がこれらに限定されず、本考案の特許請求の範囲及び明細書の内容に基づいて、当業者によって何れの変更及び修飾が可能であり、本考案の保護範囲は特許請求の範囲を基準とする。また、本考案の実施例又は特許請求の範囲は何れも本考案により開示された目的又は利点又は特徴の全てを必ずしも実現する必要はない。また、要約部分と考案の名称は単に特許文献のサーチ作業を補助するためのものであり、本考案の権利範囲を限定するものではない。また、本明細書又は特許請求の範囲における「第1」、「第2」等の用語は単なる素子(element)の名称を命名する或いは異なる実施例又は範囲を区別するためのものであり、部材の数の上限又は下限を限定するものではない。
10、10a、10b、10c、10d、10e デュアルディスプレイ表示装置
100、100a、100d 光源モジュール
110 第1導光板
111 第1入射面
112 第3出射面
120 第2導光板
121 第2入射面
122 第4出射面
130、130a 光スプリッタ
131、131a 第1出射面
132、132a 第2出射面
133、133a 第3入射面
1331 第3入射面の第1部分
1332 第3入射面の第2部分
134 第1導光部
135 第2導光部
136 光スプリッタユニット
137 上面
138 底面
140 光源
141 長辺
142 点光源
150 第1調光素子
160 第2調光素子
170 反射シート
171 第1反射シート
172 第2反射シート
20、20b 第1表示パネル
21 第1表示パネルの表示面
30、30b 第2表示パネル
31 第2表示パネルの表示面
L1、L2 光線

Claims (17)

  1. 第1入射面を有する第1導光板と、
    第2入射面を有する第2導光板と、
    第1出射面、第2出射面、第3入射面、第1導光部及び第2導光部を有する光スプリッタであって、前記第1入射面は前記第1出射面に対向し、前記第2入射面は前記第2出射面に対向し、前記第1導光部は前記第3入射面から前記第1出射面に延在し、前記第2導光部は前記第3入射面から前記第2出射面に延在する、光スプリッタと、
    前記第3入射面の傍に配置され、前記第3入射面を介して前記光スプリッタに入射する光線を発する光源と、を含む、光源モジュール。
  2. 前記第1出射面、前記第2出射面及び前記第3入射面のうち少なくとも1つは、前記光源から発せられた光線を特定の方向に向けるように導く複数のマイクロ構造が設けられる、請求項1に記載の光源モジュール。
  3. 前記第1入射面と前記第1出射面との間に配置され、前記第1導光板に入射する光線の強度を調整する第1調光素子と、
    前記第2入射面と前記第2出射面との間に配置され、前記第2導光板に入射する光線の強度を調整する第2調光素子と、をさらに含む、請求項1に記載の光源モジュール。
  4. 前記第1調光素子及び前記第2調光素子は高分子分散型液晶である、請求項3に記載の光源モジュール。
  5. 前記第3入射面の前記第1導光部に対応する第1部分と前記光源との間に配置され、前記第1導光部に入射する光線の強度を調整する第1調光素子と、
    前記第3入射面の前記第2導光部に対応する第2部分と前記光源との間に配置され、前記第2導光部に入射する光線の強度を調整する第2調光素子と、をさらに含む、請求項1に記載の光源モジュール。
  6. 前記第1調光素子及び前記第2調光素子は高分子分散型液晶である、請求項5に記載の光源モジュール。
  7. 前記第1入射面と前記第2入射面とは同一側に向いている、請求項1に記載の光源モジュール。
  8. 前記第1入射面は前記第2入射面に対向し、
    前記光スプリッタは、前記第1入射面と前記第2入射面との間に配置され、
    前記第3入射面には複数のマイクロ構造が設けられ、前記複数のマイクロ構造は前記光源から発せられた光線を特定の方向に向けるように導く、請求項1に記載の光源モジュール。
  9. 前記光スプリッタは、底面を有するプレートであり、
    前記第1出射面及び前記第2出射面は、前記プレートの対向する両端に位置し、且つ前記底面に接続され、
    前記底面の一部は、前記第3入射面である、請求項8に記載の光源モジュール。
  10. 光源モジュールと、第1表示パネルと、第2表示パネルと、を含むデュアルディスプレイ表示装置であって、
    前記光源モジュールは、
    第1入射面及び第3出射面を有する第1導光板と、
    第2入射面及び第4出射面を有する第2導光板と、
    第1出射面、第2出射面、第3入射面、第1導光部及び第2導光部を有する光スプリッタであって、前記第1入射面は前記第1出射面に対向し、前記第2入射面は前記第2出射面に対向し、前記第1導光部は前記第3入射面から前記第1出射面に延在し、前記第2導光部は前記第3入射面から前記第2出射面に延在する、光スプリッタと、
    前記第3入射面の傍に配置され、前記第3入射面を介して前記光スプリッタに入射する光線を発する光源と、を含み、
    前記第1表示パネルは、前記第1導光板の前記第3出射面に対向するように配置され、
    前記第2表示パネルは、前記第2導光板の前記第4出射面に対向するように配置される、デュアルディスプレイ表示装置。
  11. 前記第1入射面と前記第2入射面とは同一側に向いている、請求項10に記載のデュアルディスプレイ表示装置。
  12. 前記第1表示パネルの表示面は、前記第1導光板の前記第3出射面から離れ、
    前記第2表示パネルの表示面は、前記第2導光板の前記第4出射面から離れる、請求項11に記載のデュアルディスプレイ表示装置。
  13. 前記第1表示パネルの表示面は、前記第1導光板の前記第3出射面に向いており、
    前記第2表示パネルの表示面は、前記第2導光板の前記第4出射面に向いている、請求項11に記載のデュアルディスプレイ表示装置。
  14. 前記第1表示パネルの表示面は、前記第1導光板の前記第3出射面から離れ、
    前記第2表示パネルの表示面は、前記第2導光板の前記第4出射面に向いている、請求項11に記載のデュアルディスプレイ表示装置。
  15. 前記光源モジュールは、前記第1導光板と前記第2導光板との間に配置された反射シートをさらに含む、請求項11に記載のデュアルディスプレイ表示装置。
  16. 前記第1入射面は前記第2入射面に対向し、
    前記光スプリッタは、前記第1入射面と前記第2入射面との間に配置され、
    前記第1表示パネルの表示面は、前記第1導光板の前記第3出射面から離れ、
    前記第2表示パネルの表示面は、前記第2導光板の前記第4出射面から離れ、
    前記第3入射面には複数のマイクロ構造が設けられ、前記複数のマイクロ構造は前記光源から発せられた光線を特定の方向に向けるように導く、請求項10に記載のデュアルディスプレイ表示装置。
  17. 前記第1入射面は前記第2入射面に対向し、
    前記光スプリッタは、前記第1入射面と前記第2入射面との間に配置され、
    前記第1表示パネルの表示面は、前記第1導光板の前記第3出射面に向いており、
    前記第2表示パネルの表示面は、前記第2導光板の前記第4出射面に向いており、
    前記第3入射面には複数のマイクロ構造が設けられ、前記複数のマイクロ構造は前記光源から発せられた光線を特定の方向に向けるように導く、請求項10に記載のデュアルディスプレイ表示装置。
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