JP3221016U - 着座クッション - Google Patents

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高田 学
学 高田
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沙織 中橋
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Abstract

【課題】使用中に運転者などの使用者が臀部を動かしても、その影響で大腿部に対する疲労軽減作用が損なわれにくく、逆に、使用者が大腿部を動かしても、その影響で臀部に対する疲労軽減作用が損なわれにくく、さらに、使用者が左右の大腿部のうちの片側の大腿部を動かしても、その反対側の大腿部に対する疲労軽減作用が損なわれにくい着座クッションを提供する。【解決手段】使用者の臀部が乗せ掛けられる第1領域Z1と使用者の左右の大腿部が乗せ掛けられる左右一対の第2領域Z2,Z2とを有して、柔軟な下地シートに積層一体化されたクッション材10を備える。第1領域Z1及び左右一対の第2領域Z2,Z2の相互間、及び、左右一対の第2領域Z2,Z2の相互間に、クッション材10を欠除させることにより形成した隙間12を設ける。【選択図】図1

Description

本考案は、着座クッション、詳しくは、座席シートなどに着席した使用者の臀部や大腿部の疲労を軽減するための対策が講じられた着座クッションに関する。
自動車の運転を同じ姿勢で長時間し続けることによる運転者の臀部や大腿部の疲労を軽減し、ひいては腰痛を予防したり軽減したりするために、従来より、座席シートに敷いた着座クッションに運転者が着座して運転を続けるということが多々行われていた。従来のこの種の着座クッションでは、そのクッション性によって運転者の臀部や大腿部に加わる負担が軽減され、腰痛を予防したり軽減したりすることができるとされている。
一方、先行例として、クッション材にラテックスフォームを採用したフォームレイヤーが知られていた(たとえば、特許文献1参照)。この特許文献1によって提案されているフォームレイヤーによれば、ラテックスフォームの特性である正反発性により身体の表面で受ける圧迫が均等に分散されてストレス感などを緩和することができ、ベッドや椅子などの硬さから来るストレスや圧迫などが原因となる疲労などを防止することができるとされている。
実用新案登録第3070824号公報
しかしながら、特許文献1によって提案されているフォームレイヤーでは、着座時に使用者の身体に作用するラテックスフォームに特有の弾力性が臀部や大腿部に加わる負担を緩和することに役立って臀部や大腿部の疲労が軽減される、という作用が発揮されるに留まっていた。このため、自動車の運転者が座席シートに上記フォームレイヤーを敷いて使用した場合、たとえば、運転者が臀部を動かすと、フォームレイヤーの変形を通じて、そのフォームレイヤーに乗せ掛けている左右の大腿部に作用するフォームレイヤーの弾力性に顕著な変化が生じたりして大腿部の疲労を軽減する作用が損なわれたり、これとは逆に、運転者が大腿部を動かすと、フォームレイヤーの変形を通じて、そのフォームレイヤーに乗せ掛けている臀部に作用するフォームレイヤーの弾力性に顕著な変化が生じたりして臀部の疲労を軽減する作用が損なわれたりするおそれがあった。
本考案は、以上の状況に鑑みてなされたものであり、使用中に運転者などの使用者が臀部を動かしても、その影響で大腿部に対する疲労軽減作用が損なわれにくく、これとは逆に、使用者が大腿部を動かしても、その影響で臀部に対する疲労軽減作用が損なわれにくく、さらに、使用者が左右の大腿部のうちの片側の大腿部を動かしても、その反対側の大腿部に対する疲労軽減作用が損なわれにくい着座クッションを提供することを目的とする。
座席シートに敷いて使用される着座クッションであって、使用者の臀部が乗せ掛けられる第1領域と使用者の左右の大腿部が乗せ掛けられる左右一対の第2領域とを有して、柔軟な下地シートに積層一体化されたクッション材を備えていると共に、上記第1領域及び左右一対の上記第2領域の相互間の第1境界部の全域と、左右一対の上記第2領域の相互間の第2境界部の全域とに、上記クッション材を欠除させることにより形成された隙間が設けられている、というものである。
このように構成された着座クッションによれば、クッション材の第1領域及び左右一対の第2領域の相互間の第1境界部と左右一対の第2領域の相互間の第2境界部とに設けられた隙間によって、クッション材の第1領域と左右一対の第2領域とが分割された形態になり、同様に、クッション材の左側の第2領域と右側の第2領域とが分割された形態になる。このため、第1領域が属するクッション材の変形による影響が左右一対の第2領域が属するクッション材に及びにくくなり、同様に、左側又は右側の第2領域が属するクッション材の変形による影響が反対側の第2領域が属するクッション材に及びにくくなる。したがって、当該着座クッションの使用中に使用者が臀部を動かしても、その影響で左右の大腿部に対する疲労軽減作用が損なわれるという事態が起こりにくくなり、左側又は右側の大腿部を動かしても、その影響で臀部や反対側の大腿部に対する疲労軽減作用が損なわれるという事態が起こりにくくなる。
本考案では、平面視が矩形又は略矩形の上記クッション材の前側左右のコーナ部のそれぞれに盗み凹所が具備されている、という構成を採用することが望ましい。この構成であれば、座席シートに敷いた当該着座クッションに使用者が横方向から乗り掛かって座るときに、クッション材の前側左右のコーナ部が、盗み凹所の作用によって引掛からなくなり、それだけ使い勝手が向上する。
本考案では、上記クッション材が、通口又は凹所でなる凹み部を有する正反発性を備えたラテックスフォームでなる、という構成を採用することが望ましい。この考案において、クッション材を形成しているラテックスフォームは、当該ラテックスフォームに接触する臀部や大腿部を均一に支えるという体圧分散力に優れた特有の弾力性、すなわち正反発性を有しているので、第1領域では臀部を包み込むような弾力性を発揮し、第2領域では大腿部を包み込むような弾力性を発揮して、臀部や大腿部の疲労感緩和作用を顕著に発揮する。しかも、ラテックスフォームが通口又は凹所でなる凹み部を有していることにより発揮される通気性によって多湿による不快感を生じにくくなるという利点もある。
本考案では、上記下地シートがウレタンフォームでなる、という構成を採用することが望ましい。ウレタンフォームは、ハードタイプ(かちっとした硬い感触)やラバータイプ(もっちりした反発力のある感触)を発揮するものなどを容易に製作することが可能であるだけでなく、上記した第1領域や左右一対の第2領域が上記隙間によって分割されているとしても、それらの各領域が属するクッション材を連結しておくのに十分な強度や耐久性を発揮する。
本考案では、上記クッション材の厚さが15〜29mmであり、上記下地シートの厚さが5〜15mmであり、上記隙間の幅が5〜15mmである、という構成を採用することが望ましい。クッション材や下地シートの厚さが厚すぎると適切な使用場所が顕著に限定され、薄すぎると、底づきし臀部や大腿部の疲労を軽減させるための着座クッションとしての用途に適さなくなったりして使用汎用性が低下する。クッション材や下地シートの厚さが上記範囲内であると、臀部や大腿部の疲労を軽減させるための汎用的な着座クッションとして好適に使用することができる。また、クッション材の第1領域及び第2領域の相互間の隙間や左右の第2領域の相互間の隙間が広すぎると、臀部や大腿部を乗せ掛ける第1領域や第2領域に十分に広いサイズを確保しにくくなり、隙間が狭すぎると、使用者の重さで当該着座クッションが曲がり変形したときに、第1領域や第2領域が属しているクッション材の変形による影響を他の領域に及びにくくするという作用が損なわれやすくなる。隙間の幅が上記範囲内であると、臀部や大腿部を乗せ掛ける第1領域や第2領域に十分に広いサイズを確保しやすく、また、第1領域や第2領域が属しているクッション材の変形による影響を他の領域に及びにくくするという作用が損なわれにくい。
本考案では、当該着座クッションが、上記下地シート及び上記クッション材と、これらの下地シート及びクッション材を覆う通気性を有する柔軟なカバーと、でなる、という構成を採用することが望ましい。カバーには布地、皮革、紙といった種々の素材を選択して使用することが可能であり、カバーでクッション材を覆っておくことによって、当該着座クッションの取扱性や肌触りを向上させたり、座席シートに敷いて使用するときに滑りにくくすることも容易に可能である。
以上説明したように、本考案に係る着座クッションによると、使用者が使用中に臀部を動かしても、その影響で大腿部に対する疲労軽減作用が損なわれるという事態が起こりにくく、これとは逆に、使用者が左側又は右側の大腿部を動かしても、その影響で臀部や反対側の大腿部に対する疲労軽減作用が損なわれるという事態が起こりにくくなり、ひいては腰痛を予防したり軽減したりするが可能になる着座クッションを提供することが可能になる。
本考案の実施形態に係る着座クッションの一部破断斜視図である。 下地シートに積層一体化されたクッション材の正面図である。 クッション材の側面図である。 自動車用座席シートに着座クッションを配置した状態を示した概略斜視図である。 作用説明図である。
図1は本考案の実施形態に係る着座クッションAの一部破断斜視図である。同図において、10はクッション材、40は柔軟な下地シート、50はカバーをそれぞれ示している。
図2は下地シート40に積層一体化されたクッション材10の正面図、図3は同クッション材10の側面図である。
図2に示したように、クッション材10は、1つの第1領域Z1と左右一対の対称形状の第2領域Z2,Z2とを有している。第1領域Z1は使用者の臀部が乗せ掛けられる領域であり、左右一対の第2領域Z2,Z2は使用者の左右の大腿部が各別に乗せ掛けられる領域である。また、クッション材10は、柔軟な下地シート40に積層一体化されていて、クッション材10と下地シート40とは適宜の接合手段、たとえば接着によって接合されている。
図1又は図2に示したように、クッション材10の第1領域Z1及び左右一対の第2領域Z2,Z2の相互間の第1境界部aの全域と左右一対の第2領域Z2,Z2の相互間の第2境界部bの全域とには、クッション材10を欠除させた箇所(欠除箇所)により形成された一定幅の隙間12が設けられている。このため、第1領域Z1が属するクッション材10と左右一対の第2領域Z2,Z2が属するクッション材10とが、下地シート40によって連結された状態のまま、第1領域Z1と第2領域Z2,Z2との相互間の隙間12によって完全に分割されている。同様に、左側の第2領域Z2が属するクッション材10と右側の第2領域Z2が属するクッション材10とも、下地シート40によって連結された状態のまま、それらの第2領域Z2,Z2の相互間の隙間12によって完全に分割されている。図例において、第1境界部aは、略円弧状を形成してその両末端がクッション材10の後端縁に位置しているのに対し、第2境界部bは、略円弧状の第1境界部aの中央に位置する始点から前方に向けて真っ直ぐに延び出てその終端がクッション材10の前端縁に位置している。この点に関して、第1境界部aの形状は図例に限定されるものではなく、使用者の臀部を乗せ掛けることのできる形状及びサイズの第1領域Z1を形作ることのできる形状であればよく、たとえば第1境界部aが横に延びる直線形状であっても、角張った凹入形状であってもよい。同様に、第2境界部bの形状も図例に限定されるものではなく、使用者の大腿部を乗せ掛けることのできる形状及びサイズの第2領域Z2を形作ることのできる形状であればよく、たとえば第2境界部bが波形であってもよい。
第1領域Z1や第2領域Z2,Z2が属するクッション材10には、ポリエチレン発泡体やウレタン発泡体といった合成樹脂発泡体、多数の気泡を備えた樹脂シート、綿布といった柔軟性を備える素材を採用することができるけれども、この実施形態では、正反発性を備えたラテックスフォームが採用されている。ラテックスフォームの正反発性は、加えられた荷重の大きさに見合う比率だけ沈み込み、その荷重と同等の力で内側から反発するという弾力性のことである。この正反発性は、柔軟性を有する上掲した合成樹脂発泡体や綿布などの弾力性とは異なるラテックスフォームに特有の弾力性である。
図2に示したように、第1領域Z1や第2領域Z2,Z2が属するクッション材10に採用されているラテックスフォームは、その全体に亘って多数の貫通状の通口でなる凹み部21を有していて、これらの凹み部21によって放熱作用や放湿作用などが高められるようになっている。また、凹み部21は、クッション材10の柔軟性を調節することにも役立っていて、凹み部21の数を増やしたり、凹み部21のサイズを大きくすることによって柔軟性が高まることが判っている。この実施形態では、凹み部21を貫通状の通口によって形成しているけれども、この点は、非貫通状の凹所によって形成しても、スリット状の通口や凹所によって形成してもよい。さらに、多数の凹み部21に通口と凹所とを混在させておいてもよい。
下地シート40は一定の柔軟性を備えている。この実施形態では、下地シート40の柔軟度がクッション材10の柔軟度よりも小さい。言い換えると、柔軟なクッション材10の柔軟度よりも下地シート40の柔軟度がさらに大きい。この実施形態では、下地シート40にシート状のウレタンフォームが採用されている。ウレタンフォームは、第1領域Z1や左右一対の第2領域Z2,Z2が隙間12によって分割されているとしても、それらの各領域Z1,Z2,Z2が属するクッション材10…を連結しておくのに十分な強度や耐久性を発揮する。なお、下地シート40には、ウレタンフォームの代わりに、シート状の布や皮革、紙を用いることも可能である。
図3に示したクッション材10の厚さT1は15〜29mmであり、下地シート40の厚さT2は5〜15mmであり、図2に示した上記隙間12の幅Sが5〜15mmであることが望ましい。クッション材10や下地シート40の厚さを適切に定めることは、当該着座クッションAの用途を選択したり汎用性を高めたりすることに役立つ。クッション材10や下地シート40の厚さが厚すぎたり薄すぎたりすると、臀部や大腿部の疲労を軽減させるための着座クッションとしての用途に適さなくなったり適切な使用場所が顕著に限定されたりして使用汎用性が低下する。クッション材10や下地シート40の厚さが上記範囲内であると、臀部や大腿部の疲労を軽減させるための汎用的な着座クッションを提供することが可能であり、特に自動車の座席シートで汎用的に使用するのに適する。また、クッション材の第1領域Z1及び第2領域Z2,Z2の相互間の隙間12や左右の第2領域Z2,Z2の相互間の隙間12が広すぎると、臀部や大腿部を乗せ掛ける第1領域や第2領域に十分に広いサイズを確保しにくくなり、隙間12が狭すぎると、使用者の重さで当該着座クッションAが曲がり変形したときに、第1領域Z1や第2領域Z2,Z2が属しているクッション材10の変形による影響を他の領域に及びにくくするという作用が損なわれやすくなる。上記隙間12の幅Sが上記範囲内であると、臀部や大腿部を乗せ掛ける第1領域Z1や第2領域Z2,Z2に十分に広いサイズを確保しやすく、また、第1領域Z1や第2領域Z2,Z2が属しているクッション材10の変形による影響を他の領域に及びにくくするという作用が損なわれにくい。
一方、図1に示したカバー50は、伸縮性を備えた布生地を、クッション材10の形状に合わせて縫製することによって形成されている。このカバー50において、クッション材10の上端面と左右の側面を覆う部分にはメッシュ生地51を採用することによって通気性を高めている。カバー50には布地のほか、皮革、紙といった種々の素材を選択して使用することが可能であり、カバー50の素材を適切に選択することにより、当該着座クッションAの取扱性や肌触りを向上させたり、座席シートに敷いて使用するときに滑りにくくすることも容易に可能である。
以上説明した着座クッションAの使用状態及び作用を次に説明する。図4は自動車用座席シート100に着座クッションAを敷いた状態を示した概略斜視図、図5は作用説明図である。
図4のように、着座クッションAは、座席シート100の着座部110に重なり姿勢で載置される。そして、着座クッションAを敷いた座席シート100の着座部110に使用者が着座すると、図1又は図2に示した第1領域Z1が属するクッション材10に使用者の臀部が乗せ掛けられ、左右一対の第2領域Z2,Z2が属するクッション材10,10に使用者の左右の大腿部が乗せ掛けられる。
この着座クッションAでは、クッション材10の第1領域Z1と左右一対の第2領域Z2,Z2とが分割され、クッション材10の左側の第2領域Z2と右側の第2領域Z2とも分割されているために、第1領域Z1が属するクッション材10の変形による影響が左右一対の第2領域Z2,Z2が属するクッション材10,10に及びにくくなり、同様に、左側又は右側の第2領域Z2が属するクッション材10の変形による影響が反対側の第2領域Z2が属するクッション材10に及びにくくなる。たとえば、図5のように、使用者の片側(右側)の大腿部Fの重さによって右側の第2領域Z2が属するクッション材10が変形して正反発性を発揮したとしても、そのクッション材10の変形による影響が他側(左側)の第2領域Z2が属するクッション材10の正反発性に及びにくい。第1領域Z1と左右一対の第2領域Z2,Z2との関係においても同様である。したがって、着座クッションAの使用中に使用者が臀部を動かしても、その影響で左右の大腿部に対する疲労軽減作用が損なわれるという事態が起こりにくくなり、左側又は右側の大腿部を動かしても、その影響で臀部や反対側の大腿部に対する疲労軽減作用が損なわれるという事態が起こりにくくなる。
ところで、自動車の座席シート100に着座するときには、座席シート100に使用者が横方向から乗り掛かって座ることが多く、そのときには、着座クッションAの形状が平面視略矩形であると、着座クッションAの前側左右のコーナ部に使用者が引掛かって乗りにくいという事態が多々起こり得る。そこで、この実施形態では、図1、図2、図4などに示したように、クッション材10の前側左右のコーナ部のそれぞれに盗み凹所11,11を具備させている。こうしておくと、使用者が座席シート100に横から乗り掛かるときに、盗み凹所11,11の作用によってコーナ部に引掛からなくなる。
本考案に係る着座クッションAは、自動車の座席シート100に敷いて使用することができるほか、居室のソファや椅子、公園のベンチ、列車の座席などの様々な座席シートで使用することが可能である。
A 着座クッション
a 第1境界部
b 第2境界部
S 隙間の幅
T1 クッション材の厚さ
T2 下地シートの厚さ
Z1 第1領域
Z2 第2領域
10 クッション材
11 盗み凹所
12 隙間
21 凹み部
40 下地シート
50 カバー
100 座席シート

Claims (6)

  1. 座席シートに敷いて使用される着座クッションであって、
    使用者の臀部が乗せ掛けられる第1領域と使用者の左右の大腿部が乗せ掛けられる左右一対の第2領域とを有して、柔軟な下地シートに積層一体化されたクッション材を備えていると共に、上記第1領域及び左右一対の上記第2領域の相互間の第1境界部の全域と、左右一対の上記第2領域の相互間の第2境界部の全域とに、上記クッション材を欠除させることにより形成された隙間が設けられていることを特徴とする着座クッション。
  2. 平面視が矩形又は略矩形の上記クッション材の前側左右のコーナ部のそれぞれに盗み凹所が具備されている請求項1に記載した着座クッション。
  3. 上記クッション材が、通口又は凹所でなる凹み部を有する正反発性を備えたラテックスフォームでなる請求項1又は請求項2に記載した着座クッション。
  4. 上記下地シートがウレタンフォームでなる請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載した着座クッション。
  5. 上記クッション材の厚さが15〜29mmであり、上記下地シートの厚さが5〜15mmであり、上記隙間の幅が5〜15mmである請求項3又は請求項4に記載した着座クッション。
  6. 上記下地シート及び上記クッション材と、これらの下地シート及びクッション材を覆う通気性を有する柔軟なカバーと、でなる請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載した着座クッション。
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