JP3220861U - 卓球練習機 - Google Patents

Abstract

【課題】組立や設置に手間がかからず、使用や収納にも場所を取らず、さらに難易度の変化を加えることのできる卓球練習器を提供する。
【解決手段】土台・弾性体、球という簡素な構造を取った。土台に弾性体を取付け弾性体のもう一方に球を取り付けるだけで使用ができる。組立や設置にかかる手間はほとんど発生しない。使用に必要とするスペースもごく少数である。また、弾性体の任意の場所にカバーを取り付けることでしなり具合に変化が加わる為、難易度の調整が可能である。
【選択図】図１

Description

本考案はスポーツやレクリエーションとして多くの人々に親しまれている卓球の練習道具に関する。

近年、日本では卓球競技で活躍する選手が増加傾向にある。国際大会で優勝するという事例も多く出ており、国内での卓球熱が強まりつつある。それを受けて、レクリエーションで卓球を行ったり、本格的に競技に身を投じる人々も増えてきている。

このような状況の中で、狭い室内で練習するための道具や一人で練習する為の道具が発明、販売されるようになった。しかし、道具はどれも組立や設置が難しく、構造も複雑なことから高額な物が多かった。また、これまでの練習器において、相手がいなくても一人でできるものはあったが、実力に応じて難易度を上げるということができる物は未だ発明されていない。

本考案は、土台・弾性体・球を組み合わせた非常に簡素な構造にした。

本考案は土台に弾性体を取付け、弾性体のもう一方に球を取り付けるという非常に簡単な作業で組み立てられる。

練習時は本考案単体の使用ができる。そのため、設置するための卓球台やそれに準ずる物の準備は不要である。

本考案は小型な土台から真っすぐに弾性体が伸びた構造であり、使用する際に広い場所を全く必要としない。部品は組立同様に簡単に取り外しができるため、分解すれば小さな道具箱1個あれば保存ができるようになっている。

また、弾性体の一部にカバーや重りを付ける事で弾性体のしなりの程度を調節することができる。これによって返球のスピードや強さが変わる。そのため、練習に変化が加わり、レベルや年齢に合わせた練習・レクリエーションができる。

球を打った時の衝撃はほとんど弾性体が吸収するため、土台が倒れる恐れはまずない。その為、使用中に土台が倒れる度に何度も元に戻すという手間は生じない。

本考案を構成する土台・弾性体・球・重りは基本的に既存品もしくは既存品に一部加工をした物である。その為、生産コストも安価に抑えられるので低価格での販売が可能となっている。

以上の要素から簡単に組立や設置ができ、使用にも収納にも場所を取らず難度の調整もできる卓球練習器の提供を可能にした。この発明により、多くの人が勢いのある卓球という競技に本格的に、あるいはレクリエーション目的で取り組むことができる。

本考案の全体図を示す図である。 本考案の各部名称を示す図である。

本考案は土台、弾性体、球と弾性体のカバー及び重りから成る。土台に弾性体を取付け、弾性体のもう一方に球を取り付ける。必要に応じて弾性体の任意の場所にカバーや重りを取り付ける。

弾性体は鉄もしくはプラスチック、木などを原材料とする。

Claims (2)

1. 土台、弾性体、球、弾性体に取り付けるカバーや重りから成り、土台に弾性体を取付け、弾性体のもう一方に球を取りつけて使用する卓球練習器。
2. 弾性体の任意の場所にカバーや重りを取り付けて難易度の調整が可能な卓球練習器。