JP3220852U - 正座補助椅子 - Google Patents

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保夫 野村
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保夫 野村
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Abstract

【課題】天板と左右の側板を一体化したコの字型の本体を、足首により確実に装着できるようにし、また、本体を組立・分解できるようにする正座補助椅子を提供する。【解決手段】着座者の左右のそれぞれの足首に、天板1と左右の側板2を一体化したコの字型の本体と伸縮性マジックベルト3とにより本体の開口部を塞いだ正座補助椅子100を装着し、正座した時に天板1が座面となるようにした。また、本体の天板1と左右の側板2を差込み方式と、はめ込み方式に区分して組立・分解できるようにした。【選択図】図1

Description

本考案は、足首に装着する正座補助椅子に関するものである。
正座補助椅子に関する発案は多数ある中で、天板と左右の側板を一体化したコの字型の本体に関しては、特許文献1に示したものが知られているが、一体化したものを組立・分解できる形態にしたものは見受けられない。特許文献1のものは、右側部と左側部とが天井部で連結されているコの字型の本体と、右側部と左側部の各内面に設けられたクッションを有する一対の部分椅子を、右側部と左側部との間にクッションを介して正座者の両ふくらはぎを挟み込む様にそれぞれを装着し、これらの天井部を正座者の座面となるようにしたものである。この発案は手軽に、周囲に気づかれることなく使用出来る利点はあるが、装着に関して、正座椅子を装着して歩行した場合に正座椅子がズリ落ちたり、回転する可能性がある。また、階段を降りる時に正座椅子が階段に接触することが考えられ安全面で配慮をする必要がある。
実用新登録第3217706号(U3217706)
本体を足首に、より確実に装着できるようにする。
本体を差込み方式と、はめ込み方式に区分して組立・分解できるようにする。
本体の開口部を塞ぐことが正座補助椅子のズリ落ちや回転を防ぐ第一歩であり、足の中で最も細い足首に密着させることが重要な要素である。本考案は、天板と左右の側板を一体化したコの字型の本体の開口部を伸縮性マジックベルト用い天板を介して左右の側板の孔に通し接着して塞ぐ。伸縮性マジックベルトの弾力を活用し、本体を足首(アキレス腱側)に装着して密着性を高める。これは結果的には安全歩行に寄与する。
本体の天板と左右の側板とを差込み方式と、はめ込み方式とに区分して、組立・分解できるようにする。はめ込み方式の連結部分には抜き差しできる心棒となるピンを通す。
装着をより確実なものにするためには、開口部を塞ぐ形にして、本体を足の中で最も細い足首(アキレス腱側)と密着させることが必須であり、伸縮性マジックベルトを用いることにより着座者に違和感を与えることなく足首(アキレス腱側)と本体との密着性を高めることができ、本体の回転やズレを防止することができる。アキレス腱側に密着させるもう一つの効果は、本体を踵よりはみ出す部分を小さくすることができ、着座者は安全に歩行することができる。伸縮性マジックベルトを用いての装着は、完全固定でないため正座した時に足首に自由度を与え、アキレス腱側に空間を作ることができ、最も足の「しびれ」の原因となる足首に正座補助椅子を装着する効果は極めて高い。
組立・分解する最大の利点は、コンパクトにして携帯できることである。
本体の天板と側板を差込み方式、はめ込み方式とすることにより、組立・分解が可能となり、前述[0009]の効果も満たし、未使用時には本体を分解して重ね、伸縮性マジックベルトで留めて、コンパクトにして携帯することができる。はめ込み方式の連結部分にピンを通すことにより本体が補強され、安定性を高めることができる。
全体の外観図 全体の正面図 一体化した本体の正面図 一体化した本体の天板から見た図 一体化した本体の側板から見た図 伸縮性マジックベルトのフック側の表面図(点線は背面のループ) 組立・分解(差込み方式)本体の正面図 組立・分解(差込み方式)本体の天板図 組立・分解(差込み方式)本体の側板図 組立・分解(はめ込み方式)本体の正面図 組立・分解(はめ込み方式)本体の天板図 組立・分解(はめ込み方式)本体の側板図 はめ込み方式の連結部分に通すピン 正座補助椅子を足首に装着して立った状態を背後から見た図 正座補助椅子を足首に装着して立った状態を前面から見た図 正座補助椅子を装着した状態で正座した時の側面及び背後から見た図 大腿下部から下の人の足の姿図(足首、ふくらはぎ、踵とアキレス腱側の間隙)
正座した時の足の「しびれ」は、体重が足首や膝にかかることにより、神経を圧迫したり血流が悪くなることが原因といわれている。したがって、足首とふくらはぎにゆとり、即ち僅かな間隙を取ることにより「しびれ」から解放される。標準的な足首とふくらはぎの太さは身長と関係があるといわれており、身長150〜200cmでは、足首回りは18〜24cm(直径にして6〜8cm相当)、ふくらはぎ回りは30〜40cm(直径にして10〜13cm相当)である。本考案は、請求権1及び2とも、左右のそれぞれの足首に適度な幅と高さの本体を伸縮性マジックバンドで装着する形態にする。請求権1は本体が一体化したものを、請求権2は本体を組立・分解できるものを提供するものである。
以下、添付図面に従って一事例を説明する。請求権1の構成は、図3で示す本体10と図4で示す伸縮性マジックベルトで成りたち、図1で示すように天板1と左右の側板2とを一体化したコの字型の本体10に、伸縮性マジックベルト3を天板1を介して左右の側板2の孔22に通して輪にして開口部でフック31とループ32とを接着した一対の正座補助椅子100である。これを足首に装着した時の状態を図8及び8aに、正座した時の状態を図9に示す。図3に示す本体10は、木材又は耐久性のプラスチックなどを適宜素材として、左右の側板2には安定性を高めるために足21を設け、伸縮性マジックベルト3を通す孔22を施す。左右の側板2の孔22の高さHaは、天板1の底部から足首の
密着を高める。左右の側板2の間隔La及び天板1底部と床面との高さHbは、前述[0
それぞれ適合させる。天板1及び左右の側板2の幅は、左右の側板の間隔Laに準じる。天板1の厚さは、図10に示すように人が直立した時の踵と足首(アキレス腱側)との間
る。左右の側板2の厚みもこれに準じる。身体が接する天板1の上下及び左右の側板2の前後には面取りを施し、特に座面となる天板1の上部は十分に行う。図4に示す伸縮性マジッククベルト3の幅Lbは、側板2の幅Laの3分の1程度のものとする。伸縮性マジックベルト3は、天板1を介して左右の側板2の孔22に通し開口部でループ32にフック31を接着させ、天板1、左右の側板2及び伸縮性マジックベルト3とで囲まれた空間図1の4に、着座者が足首を入れた時に適度な張力をもった長さとする。更に、装着を確実にするために伸縮性マジックベルト3のフック31の長さをループ32の2倍程度長くし、余った部分を身体に着けている靴下等(ループ相当)に接着させるようにする。装着手順の例は以下のとおりである。図1に示すように、伸縮性マジックベルト3を天板1を介して左右の側板2の孔22に通しループ32とフック31を開口部で接着させた正座補助椅子100を暫定仕上をする。着座者は、図8に示すように天板1が足首の背後(アキレス腱側)になるようにして、図1に示す空間4に足先から足を潜らせ、図8aに示すようにくるぶしの上部足首の前面(脛側)に留めて、改めて天板1と伸縮性マジックベルト3の密着具合を考慮しながらループ32とフック31を再接着させる。この時フックの余った部分を身体に着けている靴下等に接着させ、正座補助椅子100のズリ落ち、回転防止に資する。これにより[0009]で述べたように装着を確実なもにすることができる。座面となる天板1の上面に施す十分な面取りは大腿部から臀部にかけての当りを和らげ、着座者の負担を軽減することができる。装着位置を足首にしたことにより、本体10を小型化(軽量化)することでき、本体10の周囲寸法は身長150〜200cmで、仮
、裾広の袴等は勿論のことズボン内にも装着することが可能となる。特に、長時間の正座を余儀なされる能楽に於いて、着座者はあらかじめ袴内に装着し舞台に上がり、装着していることを周囲に気付かれることなく姿勢よく正座できる。衣服内に装着せずとも着座する時に衣服の上から正座補助椅子100を足首部位に当てはめるだけで利用できる。個人差のある足首やふくらはぎの太さに対応させて大中小などに区分して提供することもできる。
差し込み方式は、本体図3の10を図5a及び5bに示すように天板1の凹部11に左右の側板2の凸部23を差込み、組立・分解できるようにしたものである。天板1の凹部11及び左右の側板2の凸部23の幅Lcは側板2の幅Laの3分の1とし、天板1の凹部
手順は、天板1に左右の側板2を差込んで本体10aを組立て、その後は、[0013]に準じる。使用後は伸縮性マジックベルト3の接着を解き、本体10aを分解して重ね、それを伸縮性マジックベルト3で留める。
はめ込み方式は、本体図の3の10を図6a及び6bに示したように、天板1の凹部12に左右の側板2の凸部24をはめ込み、天板1と左右の側板2が連結する部分にそれぞれ孔121を施し、本体10bの安定性を高めるために抜き差しできる心棒となるピン図7の5を通したものである。ピン5は、心棒にするに適度な強度を持つ木・竹材や金属などを適
しがし易いように適当な大きさのつまみ51をピン5の片方に付ける。装着手順は、天板1に左右の側板2をはめ込み、連結部分の孔121にピン5を通して本体10bを組立て、その後は、[0013]に準じる。使用後は、伸縮性マジックベルト3の接着を解き、ピン5を抜いて本体10bを分解して重ね、それを伸縮性マジックベルト3で留めて、抜いたピン5は紛失防止のため天板の両側の孔121に戻しておく。
足の「しびれ」は辛いものであり、これまでにも正座に関する補助椅子の発案が多い。身近な例として、長時間正座をする能楽においては、囃子方、地謡方や仕舞・謡を習う多数の弟子などの需要が見込まれる。その他、座しての習いごと長唄、三味線など、儀式(例えば、葬儀)などの実生活面においても広くが需要が見込まれる。
1 天板
10 本体
10a 差込み方式本体
10b はめ込み方式本体
100 正座補助椅子
11 図5aの天板凹部(差込み方式)
12 図6aの天板凹部(はめ込み方式)
121 図6、6a、6bの天板凸部及び側板凸部にピン5を通す孔
2 側板
21 側板に設けた足
22 側板に施した孔
23 図5bの側板凸部(組立・分解:差込み方式)
24 図6bの側板凸部(組立・分解:はめ込み方式)
3 伸縮性マジックベルト
31 伸縮性マジックベルトのフック
32 伸縮性マジックベルトのループ
4 図1、2の天板、左右の側板、伸縮性マジックベルトで囲まれた空間
5 図7の天板と側板に通すピン
51 図7のピンの片方に付けたつまみ
Ha 図3、3a、3bの側板に施す孔の天板底部からの下がり高さ
Hb 図3、3bの天板底面の高さ
La 図3、3a、3bの左右の側板間の間隔
Lb 図4の伸縮性マジックベルトの幅
Lc 図5a、5bの天板凹部及び側板凸部の幅
Ld 図5a、5bの天板凹部及び側板凸部の厚み幅
Le 図7のピンの直径

Claims (2)

  1. 着座者の左右のそれぞれの足首に、天板と左右の側板を一体化したコの字型の本体と伸縮性マジックベルトとにより本体の開口部を塞いだ椅子を装着し、正座した時に天板が座面となるようにした正座補助椅子。
  2. 請求権1の本体の天板と左右の側板を組立・分解できるようにした正座補助椅子。
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