JP3220787U - 極細多段折り畳み傘用の傘骨 - Google Patents
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Abstract
【課題】開く時、長溝の潰し部が保護されて湾曲することなく、安定性及び耐久性が向上した極細多段折り畳み傘用の傘骨を提供する。【解決手段】極細多段折り畳み傘用の傘骨は、長溝1、短溝2、引き線骨5、引き線4及び尾骨6を備え、引き線骨と長溝が引き線骨ジョイント51によって連結され、長溝の引き線骨との接合部位の内側に、引き線骨ジョイントに対応して設けられる凹状構造14を有する。傘骨を開く時、長溝が引き線骨ジョイントを密に覆い、耐久性が向上し、長溝の潰し部が保護されて湾曲することなく、安定性が向上し、長溝と引き線骨が一直線となり、歪みが生じにくい。【選択図】図1
Description
本考案は傘骨に関し、特に多段折り畳み傘の傘骨構造に関する。
傘は、人々に日常的に使用される日よけ又は雨よけ用具として、人々の生活において必需品であり、現在使用されている傘は、使用目的によって、日傘、雨傘、ゴルフ傘に分類されるが、構造によって、直骨傘、多段折り畳み傘に分類される。
多段折り畳み傘は、その傘骨が、長溝、短溝、尾骨などを含む複数の節から構成されており、例えば、中国出願200420014767.1は、前端部がそれぞれ傘の上、下ロクロに枢接された主骨及び短骨を備え、前記短骨の後端部のジョイントがピン軸によって主骨の中部の孔部にヒンジ連結されており、さらに、一端が主骨における短骨との連結箇所の前端に固定された引張バネを備え、該引張バネの他端がピン軸に連結されており、前記孔部が長尺状孔であり、前記ピン軸が風力及び引張バネの共同作用で該長尺状孔部の長手方向に沿って往復摺動可能になっている多段折り畳み傘の耐風傘骨を開示した。また、中国出願200720048999.2に開示された多段折り畳み傘の傘骨は、主骨、挟み骨、短骨、支骨、長骨及び引き線を備え、該短骨が主骨と挟み骨との間に枢接され、該支骨、引き線が主骨と長骨との間に枢接され、該支骨には引き線に固定連結される可動のプラスチックチャックが嵌合されている。支骨に沿って移動可能なプラスチックチャック構造を追加することによって、支骨の連動を確保するための引き線を固定連結し、引き線をプラスチックチャックによって支骨に沿って摺動させることで伸縮して、引き線、支骨の磨耗を低減し、折りたたむ時に支骨からずれないようにするので、スムーズな折り畳み、良好な安定性という効果を有効に達成する。該出願で形成された傘骨構造は現在の製品に基本的に使用されている。
しかしながら、使用時において、傘骨間の結合がジョイント又はヒンジ連結構造のみによるため、構造の安定性が確保されておらず、特に、長溝が引き線骨ジョイントに緊密に結合せず、歪みやすくなっており、長溝の潰し部に湾曲が生じ、安定性が低く、長持ちできず、傘骨の使用寿命が縮まってしまう。
上記問題を解決するために、本考案の目的は、開く時、長溝が引き線骨ジョイントを密に覆い、歪みにくく、耐久性が向上し、長溝の潰し部が保護されて湾曲することなく、安定性及び耐久性が向上した極細多段折り畳み傘用の傘骨を提供することにある。
本考案のもう一つの目的は、傘骨の折り畳み空間を十分に使用することができ、閉傘後の体積が減少し、携帯及び使用に便利な極細多段折り畳み傘用の傘骨を提供することにある。
本考案のさらにもう一つの目的は、構造が簡単で、実現しやすく、極細多段折り畳み傘の傘骨構造として幅広く使用可能な極細多段折り畳み傘用の傘骨を提供することにある。
上述した目的を実現するために、本考案の技術的手段は下記通りである。
長溝、短溝、引き線骨、引き線及び尾骨を備え、引き線骨と長溝が引き線骨ジョイントによって連結される極細多段折り畳み傘用の傘骨は、前記長溝の引き線骨との接合部位の内側には引き線骨ジョイントに対応して設けられる凹部を有することを特徴としている。この設計により、傘骨を開くとき、長溝が引き線骨ジョイントを密に覆い、耐久性が向上し、長溝の潰し部が保護されて湾曲することなく、安定性が向上し、長溝と引き線骨が一直線となり、歪みが生じにくい。
前記長溝は引き線骨との接合部位にハトメが設けられた扁平部を有し、前記引き線骨ジョイントは該ハトメにヒンジ連結され、かつ該扁平部に覆われる。
前記扁平部の内側には凹状構造を有する接合部を備え、前記凹状構造は引き線骨ジョイントに対応して設けられ、傘骨を開く時、該ジョイントの一部が該凹状構造に収容される。
前記長溝には短溝にヒンジ連結されるためのヒンジ部を有し、前記ヒンジ部の前端には短溝を収容するための拡張部を有する。傘骨を閉じるとき、短溝の一部を該拡張部に収納することができ、上述した構造によって、傘骨が効果的に閉じられ、傘骨の体積が減少し、閉傘後の体積が小さくなり、携帯が便利になる。
さらに、短溝を収容すべく、前記拡張部の内壁の幅が短溝の外壁の幅よりも大きくなっている。
本考案に係る極細多段折り畳み傘用の傘骨は、傘骨を開く時、長溝が引き線骨ジョイントを密に覆い、耐久性が向上し、長溝の潰し部が保護されて湾曲することなく、安定性が向上し、長溝と引き線骨が一直線となり、歪みが生じにくい。
また、長溝と引き線骨の構造を改良することによって、傘骨の折り畳み空間を十分に使用することができ、閉傘後の体積が減少し、携帯及び使用が便利になる。
そして、該傘骨は、構造が簡単で、実現しやすく、極細多段折り畳み傘の傘骨構造として幅広く使用することができる。
本考案の目的、技術的手段及び利点をより明確にするために、以下図面を参照しながら実施例によって本考案を詳細に説明する。ここで記載する具体的な実施例は本考案を説明するためのものであり、本考案を限定するためのものではないことは理解すべきである。
図1、図2に示されるように、本考案に係る極細多段折り畳み傘用の傘骨は、長溝1、短溝2、鋼線3、引き線骨5、引き線4及び尾骨6を備え、長溝1は、短溝2がヒンジ連結されるヒンジ部11を有し、外端にハトメによって引き線骨ジョイント51がヒンジ連結されており、引き線骨5は該引き線骨ジョイント51に固定され、引き線4は長溝1に固定され、鋼線3は短溝2と引き線骨ジョイント51との間に設けられている。
図3、図4に示されるように、前記長溝1には短溝2とヒンジ連結されるためのヒンジ部11を有し、前記ヒンジ部11の前端には短溝2及び短溝2と鋼線3との連結部を収容するための拡張部15を有し、傘骨を閉じる時、短溝及び短溝と鋼線との連結部は部分的に該拡張部15に収容されることができ、上述した構造によって、傘骨が効果的に閉じられ、傘骨の体積が減少し、閉傘後の体積が小さくなり、携帯が便利になる。拡張部15により長溝のその部分が広くなり、閉傘後に短溝2を突き上げることなく、傘がより細くなる。
前記長溝1は引き線骨5との接合部位にハトメが設けられた扁平部13を有し、前記引き線骨ジョイント51は該ハトメにヒンジ連結され、かつ該扁平部13に覆われる。通常は、引き線骨ジョイント51には長溝の扁平部をちょうど覆うほどの凹溝を有し、このように装着される引き線骨ジョイントは長溝の扁平部13を覆うことができ、引き線骨ジョイントを細く設計することができ、軽量化が図れる。
図5に示されるように、本考案は、扁平部13の内側に、凹状構造14を有する接合部12を備え、該凹状構造14は引き線骨ジョイント51に対応して設けられ、傘骨を開く時に、該引き線骨ジョイント51の一部が該凹状構造14に収容される。
短溝2を収容すべく、前記拡張部15の内壁の幅は短溝2の外壁の幅よりも大きくなっている。扁平部13の一側を凹状構造14にし、引き線骨ジョイント51を収容することで、強固に覆うことができる。これにより、傘骨を開く時、長溝1が引き線骨ジョイント21を密に覆い、耐久性が向上し、長溝1の潰し部(扁平部13)が保護されて湾曲することなく、安定性が向上し、長溝1と引き線骨5が一直線をなすことができて、歪みが生じにくい。
さらに、図1に示されるように、閉傘時、短溝2と鋼線3が長溝1に近接し、この時、短溝2と鋼線3との連結部を拡張部15内に可能な限り収納することができ、傘骨を効果的に閉じ、傘骨の体積を減少することができ、閉傘後には短溝2を突き上げることなく、傘がより細くなり、携帯が便利になる。
さらに、図2に示されるように、開傘後、長溝1、短溝2、引き線4、引き線骨5及び尾骨6がいずれも広げられ、この時、該凹状構造14が引き線骨ジョイント51に対応して配置され、傘骨を開く時に、該引き線骨ジョイント51の一部が該凹状構造14に収納され、凹状構造14で引き線骨ジョイント51を収容することで、強固に覆うことができ、構造が安定化され、そして、この構造により、設計の時に引き線骨ジョイント51のサイズを減らすことができ、軽量化が実現できる。
したがって、本考案に係る極細多段折り畳み傘用の傘骨は、傘骨を開く時、長溝が引き線骨ジョイントを密に覆い、耐久性が向上し、長溝の潰し部が保護されて湾曲することなく、安定性が向上し、長溝と引き線骨が一直線となり、歪みが生じにくい。
また、本考案は、長溝及び引き線骨の構造を改良することにより、傘骨の折り畳み空間を十分に使用することができ、閉傘後の体積が低減し、携帯及び使用が便利になる。
そして、該傘骨は、構造が簡単で、実現しやすく、極細多段折り畳み傘の傘骨構造として幅広く使用することができる。
以上の説明は本考案の好ましい実施形態に過ぎず、本考案を限定するためのものではなく、本考案の精神及び原則内で行われる全ての修正、同等置換及び変更などは、いずれも本考案の保護範囲内に含まれるべきである。
Claims (4)
- 長溝、短溝、引き線骨、引き線及び尾骨を備え、引き線骨と長溝が引き線骨ジョイントによって連結される極細多段折り畳み傘用の傘骨であって、
前記長溝の引き線骨との接合部位の内側に、引き線骨ジョイントに対応して設けられる凹部を有し、長溝には短溝とヒンジ連結されるためのヒンジ部を有し、前記ヒンジ部の前端には短溝を収容するための拡張部を有することを特徴とする極細多段折り畳み傘用の傘骨。 - 前記長溝は、引き線骨との接合部位に、ハトメが設けられた扁平部を有し、前記引き線骨ジョイントは、該ハトメにヒンジ連結され、かつ該扁平部に覆われることを特徴とする請求項1に記載の極細多段折り畳み傘用の傘骨。
- 前記扁平部の内側には、凹部を有する接合部を備え、前記凹部は、引き線骨ジョイントに対応して設けられる凹状構造であることを特徴とする請求項2に記載の極細多段折り畳み傘用の傘骨。
- 前記拡張部の内壁の幅が短溝の外壁の幅よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の極細多段折り畳み傘用の傘骨。
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