JP3220734U - 傘及びその縫付不要露先 - Google Patents

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肖清江
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晋江市佳楽美洋傘有限公司
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Abstract

【課題】傘生地と露先とを縫付不要で連結することが可能で、傘の製造の効率を上げ、コストを下げることができる縫付不要露先を提供する。【解決手段】露先は、柱部11、上嵌合部12と下嵌合部13を備え、柱部の内側に差込穴111が軸方向に設けられ、上嵌合部が柱部の外端に固定された状態で接続され、上嵌合部の下表面に下に向く嵌合柱121が成形され、下嵌合部に嵌合穴131が設けられ、傘生地は上嵌合部の上表面から下表面へ外回って嵌合柱に外側より被覆される。嵌合柱と嵌合穴とを嵌合することによって傘生地は上嵌合部と下嵌合部との間に固定して挟まれる。上嵌合部と下嵌合部とは分離又は一体可能に構成される。【選択図】図1

Description

本考案は傘道具の分野に関し、特に一種の傘及びその縫付不要露先に関する。
傘は人の生活においてしばしば使用する日用品として、晴れの日に日差しを遮ったり、雨の日に雨を遮ることができるため、広く使用されている。露先は傘生地を固定するのに用いられ、傘にとって不可欠なパーツである。傘の構造は絶えず改善されているが、露先の基本構造は殆ど改善されず、通常長粒状になっており、軸方向に設置された差込穴を備え、且つ糸を貫通させるための糸穴が設けられており、人手で露先を一個一個に傘生地の外縁に縫わなければならなく、また露先を傘の親骨の末端に差し込んで装着する必要があるため、傘の製造の面倒さが増え、傘の製造の効率が下がり、必要な作業員が多くなり、製造コストが大きく増えた。
上記に言及した技術の不足に対して、本考案は傘及びその縫付不要露先を提供することを目的とし、組立作業が更に安全になり、傘の製造の効率が高くなる。
以上の目的を実現するために、本考案の使用する技術的な解決方案は以下の通りである。縫付不要露先であって、それは柱部、上嵌合部と下嵌合部を備え、柱部の内側に差込穴が軸方向に設けられ、上嵌合部が柱部の外端に固定された状態で接続され、上嵌合部の下表面に下に向く嵌合柱が成形され、下嵌合部に嵌合穴が設けられ、傘生地は上嵌合部の上表面から下表面へ外回って嵌合柱に外側より被覆され、嵌合柱と嵌合穴とを嵌合することによって傘生地を上嵌合部と下嵌合部との間に固定して挟むことで、上嵌合部と下嵌合とは分離する又は一体となる構成されている。
好ましくは、嵌合柱は上柱と下柱を備え、上柱は円柱状を成し、下柱の上端は円柱状を成し、下端は、その直径が、上部が大きく下部が小さい錐体状を成し、嵌合穴は上穴と下穴を備え、上穴は上部が大きく下部が小さい錐台状を成して傾斜するガイド側壁を形成し、下穴は円柱状を成し、下穴の直径は上穴の一番小さい直径に等しく、上柱の直径は下穴の直径より大きくなく、嵌合柱と嵌合穴とを嵌合する際に、下柱の円柱状部分は下穴と合わせて且つ両者が締まり嵌めによって係合され、嵌合柱の底端が下嵌合部の下表面を露出しない。
好ましくは、上穴のガイド側壁は下嵌合部の上表面から上へ伸びて形成されたものであり、嵌合柱と上嵌合部との間にベースが成形され、上穴の側壁の外径はベースの直径に等しい。
好ましくは、下嵌合部の下表面に上に向かって凹んで凹槽が成形され、嵌合穴は凹槽の中部に位置し、下穴の側壁は凹槽の頂壁から下へ伸びて形成されたものであり、嵌合柱と嵌合穴とを嵌合する際に、下柱の錐体状部分が下穴を露出した部分の高さが下柱の円柱状部分の高さより大きい。
好ましくは、上嵌合部には柱部に近い一側が柱部から遠い一側より、下に向かって突出され、突出した部分は凸部とし、凸部の真ん中には柱部の一側に向かって凹んだV形溝が設けられ、V形溝が柱部の中心軸に関して対称となっており、上嵌合部に二つの嵌合柱が設けられ、二つの嵌合柱はV形溝に関して対称となっており、下嵌合部に互いに対応する嵌合穴が二つ設けられる。
好ましくは、上嵌合部と下嵌合部において、両者の接触面以外面には、すべて角が無く、上嵌合部と下嵌合部とは一体成形され、両者の間に折り目がある。
好ましくは、嵌合柱の上端には、径方向に弾性があり 、嵌合柱と嵌合穴とを嵌合する際に、嵌合柱の上端が嵌合穴の下方に係止される。
本考案において一種の傘も開示し、傘本体を備え、傘本体は直骨式傘又は折畳式傘であり、傘本体の親骨の外端に縫付不要露先が被覆されており、傘生地の縁が上嵌合部と下嵌合部との間に固定された状態で挟まれる。
さらに、傘本体は、直骨式傘であり、それは中棒、親骨、受骨、上ろくろ、下ろくろ、石突き、手元と傘生地を備え、石突きは中棒の頂端に固定され、手元は中棒の底端に位置され、上ろくろは中棒の上部に固定され、下ろくろは中棒に摺動被覆され、親骨の内端が上ろくろにピン接続され、受骨の内端が下ろくろにピン接続され、受骨の末端が親骨にヒンジ接続され、傘生地が親骨の上方に被覆され、中棒の上端の中空部に固定ローラー台座が設けられ、可動ローラー台座が中棒の中空部に摺動設置され、固定ローラー台座に固定ローラーが設けられ、可動ローラー台座に可動ローラーが設けられ、中棒の中空部に引きロープと牽引スプリングが設けられ、牽引スプリングの一端が中棒の底端に固定され、もう一端が可動ローラー台座に掛けられ、引きロープの一端が固定ローラー台座に固定され、もう一端が順次に可動ローラーと固定ローラーをよけて、中棒の外へ伸出して且つ下ろくろに固定される。
さらに、親骨がガラス繊維を用いて一体成形され、親骨の中部に糸打ち穴が設けられる。
以上の技術方案を採用し、本考案の有益な効果は以下の通りである。
1、本考案では嵌合柱と嵌合穴とを嵌合することによって傘生地を固定して挟むことができるため、傘生地と露先とを縫付不要で連結することが可能になり、傘の製造の効率を上げ、コストを下げる。
2、嵌合柱の底端に錐体状の突端設計を採用することにより、傘生地を直接に突き破ることが可能になり、傘にほかの加工穴を設けなくてもよく、工程を簡略化し、生産効率を上げる。一方、嵌合柱の下端の錐体状の設計により、嵌合穴の傾斜するガイド側壁と組み合わせることで、ガイドの役割を果たし、上下嵌合部を快速に組立て嵌合できるようになり、組立効率を上げ、作業員の労働強度を下げる。
3、下柱の上端は下穴と対応になって且つ両者が締まり嵌めによって係合されることにより、嵌合構造の安定性と信頼性を高める。
4、上嵌合部と下嵌合部とが一体成形され、両者の間に折り目があるため、パーツの数を下げ、傘を快速に組立てることができるようになる。また、パーツの数が少なくなり、且つ開発必要な金型が少なくなるため、企業が金型や生産ラインへの投入を減らし、露先の生産コストを下げ、企業の利益を大幅に向上させる
5、凸部の真ん中には柱部の一側に向かって凹んだV形溝が設けられており、V形溝によって傘生地の縁部の位置決め溝としてもよく、傘生地の余分な糸屑も収納可能である。
6、上嵌合部と下嵌合部において、両者の接触面の以外、他の面はすべて角がないデザインを採用するため、人を突いて傷つける状況を避けられ、傘を使用する際、安全性を確保する。
7、親骨がガラス繊維を用いて一体成形され、親骨の中部に糸打ち穴が設けられることにより、糸打ち機を使って糸を打つことが可能になるため、人手による糸打ちと比べて、効率が高くなる。
8、中棒に引きロープと牽引スプリングが設けられることにより、自動開傘を実現し、傘の構造のコストを下げ、外観構造が更に簡単且つ美観になる。
実施例1の下視角の構造を示す図である。 実施例1の底面図である。 A-A箇所の断面図である。 B-B箇所の断面図である。 実施例1における嵌合状態を示す断面図である。 実施例2の下視角の構造を示す図である。 実施例2における嵌合状態を示す断面図である。 実施例4の構造を示す図である。 実施例4におけるC箇所の部分拡大図である。 実施例4における中棒の断面図である。 実施例4におけるD箇所の部分拡大図である。 固定ローラー台座の構造の模式図である。 可動ローラー台座の構造の模式図である。
以下、本考案の実施例における図面と合わせて、本考案の実施例における技術手段について具体的に説明する。
注意すべきなのは、本考案に言及した方向に係る用語は、例えば、上、下、頂、底などは、添付の図面に基づく方位又は位置関係のことを指し、ただ本考案を簡略に説明するために用いられるものであり、言及した装置又はパーツが必ず特定の方位に設けられるとは指示又は暗示していないため、本考案を限定されるものとはならない。
図1-2に示すように、縫付不要露先であって、それは柱部11、上嵌合部12と下嵌合部13を備える(本考案において、上、下、頂、底等は添付図面5に基づく方位の関係を指す)。柱部11は円柱状を成し、その内側が中空をなし、差込穴111が軸方向に設けられ、該当差込穴111は傘骨の外端に挿入するために用いられる(本考案において、内は中棒の中心軸に近い側を指し、外は中棒の中心軸から遠い側を指す)。上嵌合部12が柱部11の外端に接続され、上嵌合部12が直接に柱部11と一体成形されてもよく、相応しい連結方式(差込接続、係止接続、溶接等の方式)を介して柱部11の外端に固定された状態で接続されてもよい。上嵌合部12の下表面に下に向く嵌合柱121が成形される。それに対して、下嵌合部13に嵌合穴131が設けられる。傘を製造する際に、まず傘生地の真ん中を石突きに固定して被覆してから、本考案の縫付不要露先を傘骨の外端部に挿入して、次に傘骨の縁における一つの角を引っ張って、傘生地を上嵌合部12の上表面から下表面へ外回って嵌合柱121に外側より被覆させ、最後は下嵌合部13を上嵌合部12に押圧することで、嵌合柱121と嵌合穴131とを嵌合させて、更に傘生地2を上嵌合部12と下嵌合部13の間に固定して挟む。傘生地の縁の角に、嵌合柱121を被覆する穴を事前に打ってもよく、嵌合柱121より直接に穴を突き破ってもよい。
図4 に示すように、嵌合柱121は上柱1211と下柱1212を備える。上柱1211は円柱状を成し、下柱1212の上端は円柱状を成し、下端は、その直径が、上部が大きく下部が小さい錐体状を成し、且つ柱部1212の一番大きい直径は上柱1211の直径より大きいため、嵌合柱1212全体が傘状の構造を成す。嵌合柱121と上嵌合部12との間にベース122が成形され、嵌合柱121を強化することができると共に、傘生地2を被覆することにも用いられる。また、ベースは嵌合柱1212の直径より大きいため、更なる遠い所から傘生地2を引っ張ることができ、傘生地2が変位する状況を減少させることができる。また、ベース122により傘生地の引っ張り力を受けることで、傘生地2により嵌合柱121に作用し、嵌合構造の堅牢性に影響を与えることを防止する。
図3に示すように、嵌合穴131は上穴1311と下穴1312を備える。上穴1311は上部が大きく下部が小さい錐台状を成して傾斜するガイド側壁を形成し、その側壁は下嵌合部13の上表面から上に向かって伸びて形成されたものであり、且つ上穴1311の側壁の外径はベース122に等しく、上穴1311の側壁とベース122とは傘生地2を被覆する柱部を形成する。下穴1312は円柱状を成し、下穴1312の直径は上穴1311の一番小さい直径に等しく、下穴1312の直径は上柱1211の直径より大きい又は上柱1211の直径と等しく、下穴1312の側壁は下嵌合部13の凹槽132の頂壁から下に伸びて形成されたものである。その中で、凹槽132は下嵌合部13の下表面が上に向かって凹状に形成されたものである。
図5に示すように、嵌合柱121と嵌合穴131とを嵌合する際に、下柱1212の円形状部分が下穴1312と対応になって且つ両者が締まり嵌めによって係合され、上柱1211が上穴1311と対応になって又は上柱の一部が下穴1312と対応になる。ただし、上柱1211と下穴1312とは、締まり嵌めによって係合できず、隙間嵌めによって係合される。ベース122は上穴1311の上部の側壁の頂面と互いに突っ張り合う。嵌合柱121の底端が下嵌合部13の下表面から露出せず、且つ下柱1212の錐体状部分が下穴1312から露出した部分の高さが下柱1212の円柱状部分の高さより大きい。図5に示すように、下柱1212の円柱状部分が下穴1312と締まり嵌めによって係合されることで、嵌合構造の安定性と信頼性を確保する。嵌合柱121の先端部が、穴径が小さい嵌合穴131の中に収納されていないが、穴径が大きい凹槽13の中に隠されているため、嵌合柱121により人を傷つけることを避け、安全を保障することができると共に、凹溝13の中に入って嵌合部の先端部を押すことで、嵌合を解除し、縫付不要露先を取り外すことができる。
図1に示すように、上嵌合部12には柱部11に近い一側が柱部から遠い一側より、下に向かって突出され、突出した部分は凸部14とし、凸部14の真ん中には柱部11の一側に向かって凹んだV形溝141が設けられ、V形溝141は柱部11の中心軸に関して対称になる。傘生地2の角はV形を成し、V形溝141が位置規制溝としてもよく、快速に傘生地2を合わせることができ、傘生地2が傾斜した状態で固定されることを避け、傘の美しさを確保する。本実施例において、一つの縫付不要露先ずつに二つの嵌合柱121が設けられ、且つ二つの嵌合穴131も設けられている。また、二つの嵌合柱121はV形溝に関して対称となっており、よりよく固定効果を実現する。
上嵌合部12と下嵌合部13において、両者の接触面の以外、他の面にはすべて角が無いデザインを採用するため、傘生地2が突き破れることを避けると共に、人を傷つけることも防止することができ、全体の構造が良い。
図1に示すように、本実施例における縫付不要露先は、柱部11、上嵌合部12と下嵌合部13を備え、射出一体成形される。下嵌合部12と下嵌合部13との間に折り目(図に示さない)があり、快速に嵌合することができ、且つ折り目の周りに傾斜状の割れ目を採用することで、更に順調に嵌合することができる。
図6に示すように、縫付不要露先であって、それは柱部11、上嵌合部12と下嵌合部13を備える。柱部11は円柱状を成し、その内側が中空状を成し、差込穴111が軸方向に設けられ、該当差込穴111は傘骨の外端に挿入するために用いられる。上嵌合部12が柱部11の外端に接続され、上嵌合部12が直接柱部11と一体成形されてもよく、相応しい連結方式を介して柱部11の外端に固定された状態で接続されてもよい。上嵌合部12の下表面に下に向く嵌合柱121が成形される。それに対して、下嵌合部13に嵌合穴131が設けられる。傘を製造する際に、まず傘生地の真ん中を石突きに固定して被覆してから、本考案の縫付不要露先を傘骨の外端部に挿入して、次に傘骨の縁における一つの角を引っ張って、傘生地を上嵌合部12の上表面から下表面へ外回って嵌合柱121に外側より被覆させ、最後は下嵌合部13を上嵌合部12に押圧することで、嵌合柱121と嵌合穴131とを嵌合させて、更に傘生地2を上嵌合部12と下嵌合部13の間に固定して挟む、傘生地の縁の角に、嵌合柱121を被覆する穴を事前に打ってもよく、嵌合柱121より直接に穴を突き破ってもよい。
図7に示すように、嵌合柱121の上端には、径方向に弾性を持たせるために、嵌合柱121の上端の真ん中に一つの割れ目が開けられるだけでいい。嵌合柱121と嵌合穴131とを嵌合する際に、嵌合柱121をまず径方向に収縮させて、その上端を嵌合穴131の下方から露出させ、嵌合柱121の上端が嵌合穴131の下方を拡張し、且つ嵌合穴131の下方に係止される。
傘であって、傘本体を備え、傘本体は直骨式傘又は折畳式傘であり、傘本体の親骨の外端に実施例1又は実施例2に記載の縫付不要露先が被覆されており、傘生地の縁が上嵌合部12と下嵌合部12との間に固定された状態で挟まれる。
図8に示すように、直骨式傘であり、それは中棒3、親骨4、受骨5、上ろくろ6、下ろくろ7、石突き8、手元9、傘生地2と露先1を備え、石突き8は中棒3の頂端に固定され、手元9は中棒3の底端に位置され、上ろくろ6は中棒3の上部に固定され、下ろくろ7は中棒3に摺動被覆され、いくつかの親骨4の内端が上ろくろ6にピン接続され、いくつかの受骨5の内端が下ろくろ7にピン接続され、受骨5の末端が対応する親骨4にヒンジ接続され、傘生地2が親骨4の上方に被覆され、縁部が縫付不要露先1の上嵌合部12と下嵌合部13の間に固定されて挟まれる。
本実施例において親骨4と受骨5は何れも金属を用いて作られてもよく、ガラス繊維を用いて作られてもよい。図9に示すように、本実施例において親骨4はガラス繊維を用いて一体成形され、且つその中部に糸打ち穴41が設けられる。当該糸打ち穴41の穴径は既存の糸通し穴より大きく、糸打ち機のヘッド部が直接に貫通することができ、糸打ち機を使って糸を通すことができ、既存の人手による糸通しと比べて、効率が高くなる。
本実施例において露先1は実施例1と2における縫付不要露先である。
図10−13に示すように、中棒3の上端の中空部に固定ローラー台座31が設けられ、可動ローラー台座32が中棒3の中空部に摺動設置され、固定ローラー台座31に固定ローラー311が設けられ、可動ローラー台座32に可動ローラー321が設けられ、中棒3の中空部に引きロープ33と牽引スプリング34が設けられ、牽引スプリング34の一端が中棒3の底端に固定され、もう一端が可動ローラー台座32に掛けられ、引きロープ33の一端が固定ローラー台座31に固定され、もう一端が順次に可動ローラー321と固定ローラー311をよけて、中棒3の外へ伸出して且つ下ろくろ7に固定される。
本実施例において、よりよく中棒3の中に取付られて、また中棒3にスムーズに摺動できるように、固定ローラー台座31と可動ローラー台座32は何れも円柱体を基本形状とする。固定ローラー311はピン軸(図面に示さない)を介して固定ローラー台座31に固定され、可動ローラー321はピン軸を介して可動ローラー台座32に固定され、可動ローラー台座32にもう一つのピン軸が設置されており、牽引スプリング34を掛けるのにも用いられる。
中棒3の頂部に一つの割れ目(図面に示さない)が設けられており、該当割れ目によって固定ローラー台座31の一部を外に露出させることができ、一つのピンを上ろくろ6、中棒3と固定ローラー台座31を順次貫通させて、固定ローラー台座31に固定する。上ろくろ6が成形された際に、一部が径方向に外側に突出して、固定ローラー台座31の外に露出した部分を収納できるスペースに形成し(図面に示さない)、同時に引きロープ33がこのスペースを貫通して且つ下方の下ろくろ7に接続される。
本実施例の応用は以下の通りである。傘をつぼめる際に、下ろくろ7が手元9の開傘ボタンに係止されるまで、手動に下ろくろ7を下に向かって押動し、下ろくろ7に固定された引きロープ33により可動ローラー台座32を動かせ、牽引スプリング34を長く引っ張らせる。傘を開ける際に、開傘ボタンを押して、下ろくろ7が開傘ボタンに制限されず、牽引スプリング34の作用の下で、可動ローラー台座32により引きロープ33を引っ張って、下ろくろ7を上に向かって開傘位置まで移動させる。
上記説明した内容は、ただ本考案にとっていくつかの良い実施例に過ぎなく、本実用新案の保護範囲を限定されるものとならない。
本考案の原理及び精神から逸脱しない前提において行った改善と修正、変化または組み合わせは、いずれも本考案の保護範囲とみなすべきである。
1 露先
11 柱部
111 差込穴
12 上嵌合部
121 嵌合柱
1211 上柱
1212 下柱
122 ベース
13 下嵌合部
131 嵌合穴
1311 上穴
1322 下穴
132 凹槽
14 凸部
141 V形溝
2 傘生地
3 中棒
31 固定ローラー台座
311 固定ローラー
32 可動ローラー台座
321 可動ローラー
33 引きロープ
34 牽引スプリング
4 親骨
41 糸打ち穴
5 受骨
6 上ろくろ
7 下ろくろ
8 石突き
9 手元

Claims (10)

  1. 柱部、上嵌合部と下嵌合部を備え、柱部の内側に差込穴が軸方向に設けられ、上嵌合部が柱部の外端に固定された状態で接続され、上嵌合部の下表面に下に向く嵌合柱が成形され、下嵌合部に嵌合穴が設けられ、傘生地は上嵌合部の上表面から下表面へ外回って嵌合柱に外側より被覆され、嵌合柱と嵌合穴とを嵌合することによって傘生地を上嵌合部と下嵌合部との間に固定して挟むことで、上嵌合部と下嵌合とは分離する又は一体となる構成されていることを特徴とする縫付不要露先。
  2. 嵌合柱は上柱と下柱を備え、上柱は円柱状を成し、下柱の上端は円柱状を成し、下端は、その直径が、上部が大きく下部が小さい錐体状を成し、嵌合穴は上穴と下穴を備え、上穴は上部が大きく下部が小さい錐台状を成して傾斜するガイド側壁を形成し、下穴は円柱状を成し、下穴の直径は上穴の一番小さい直径に等しく、上柱の直径は下穴の直径より大きくなく、嵌合柱と嵌合穴とを嵌合する際に、下柱の円柱状部分は下穴と合わせて且つ両者が締まり嵌めによって係合され、嵌合柱の底端が下嵌合部の下表面を露出しないことを特徴とする請求項1に記載の縫付不要露先。
  3. 上穴のガイド側壁は下嵌合部の上表面から上へ伸びて形成されたものであり、嵌合柱と上嵌合部との間にベースが成形され、上穴の側壁の外径はベースの直径に等しいことを特徴とする請求項2に記載の縫付不要露先。
  4. 下嵌合部の下表面には、上に向かって凹んで凹槽が成形され、嵌合穴は凹槽の中部に位置し、下穴の側壁は凹槽の頂壁から下へ伸びて形成されたものであり、嵌合柱と嵌合穴とを嵌合する際に、下柱の錐体状部分が下穴から露出した部分の高さが下柱の円柱状部分 の高さより大きいことを特徴とする請求項3に記載の縫付不要露先。
  5. 上嵌合部には柱部に近い一側が柱部から遠い一側より、下に向かって突出され、突出した部分は凸部とし、凸部の真ん中には柱部の一側に向かって凹んだV形溝が設けられ、V形溝が柱部の中心軸に関して対称となっており、上嵌合部に二つの嵌合柱が設けられ、二つの嵌合柱はV形溝に関して対称となっており、下嵌合部に互いに対応する嵌合穴が二つ設けられることを特徴とする請求項4に記載の縫付不要露先。
  6. 上嵌合部と下嵌合部において、両者の接触面以外の面にはすべて角が無く、上嵌合部と下嵌合部とは一体成形され、両者の間に折り目があることを特徴とする請求項5に記載の縫付不要露先。
  7. 嵌合柱の上端には、径方向に弾性があり 、嵌合柱と嵌合穴とを嵌合する際に、嵌合柱の上端が嵌合穴の下方に係止されることを特徴とする請求項1に記載の縫付不要露先。
  8. 傘であって、傘本体を備え、傘本体は直骨式傘又は折畳式傘であり、
    傘本体の親骨の外端に請求項1〜7の何れか1項記載の縫付不要露先が被覆されており、傘生地の縁が上嵌合部と下嵌合部との間に固定された状態で挟まれることを特徴とする傘。
  9. 傘本体は、直骨式傘であり、それは中棒、親骨、受骨、上ろくろ、下ろくろ、石突き、手元と傘生地を備え、石突きは中棒の頂端に固定され、手元は中棒の底端に位置され、上ろくろは中棒の上部に固定され、下ろくろは中棒に摺動被覆され、親骨の内端が上ろくろにピン接続され、受骨の内端が下ろくろにピン接続され、受骨の末端が親骨にヒンジ接続され、傘生地が親骨の上方に被覆され、中棒の上端の中空部に固定ローラー台座が設けられ、可動ローラー台座が中棒の中空部に摺動設置され、固定ローラー台座に固定ローラーが設けられ、可動ローラー台座に可動ローラーが設けられ、中棒の中空部に引きロープと牽引スプリングが設けられ、牽引スプリングの一端が中棒の底端に固定され、もう一端が可動ローラー台座に掛けられ、引きロープの一端が固定ローラー台座に固定され、もう一端が順次に可動ローラーと固定ローラーをよけて、中棒の外へ伸出して且つ下ろくろに固定されることを特徴とする請求項8に記載の傘。
  10. 親骨がガラス繊維を用いて一体成形され、親骨の中部に糸打ち穴が設けられることを特徴とする請求項9に記載の傘。
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