JP3220514U - ベルトドライブ式布帛染色機の軸距調整手段 - Google Patents

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Abstract

【課題】ベルトの作動を安定させ、かつ円滑に行い、チェーンが外れたり、過度の摩耗が発生したりすることを防ぐベルトドライブ式染色機の軸距調整手段を提供する。
【解決手段】内部空間を有する本体1と、本体1の内部空間に設ける一組、又は複数組の搬送手段とを含んでなり、搬送手段が、エンドレス状にかけ渡されたベルト11と、ベルト11の一端に設ける可動プーリ12Aと、及びベルト11の他端に設ける固定プーリ12Bと、を含んでなり、固定プーリ12B両端の回転軸122が、それぞれ軸受を介して本体1の側壁の軸受座に取付けられ、可動プーリ12A両端の回転軸121が軸受を介して位置調整軸受座に取付けられ、かつ位置調整軸受座がドーナッツ状の軸受座ベースに取り付けられ、位置調整軸受座の軸受座ベースに対する位置の違いによって固定プーリ12Bの回転軸122と可動プーリ12Aの回転軸121との間に異なる軸距が発生してベルト11の引っ張りの度合いを調整するように構成する。
【選択図】図1

Description

この考案は、布帛染色機に関し、特にベルトドライブ式布帛染色機において、搬送ベルトが摩耗したり、ゆるんだりした場合に搬送ベルトの緊張度を調整するベルトドライブ式布帛染色機の軸距調整手段に関する。
台湾特許第101488号公報に開示される、搬送手段を具える染色機は、かつて本願の出願人が発明したものであって、その主な構造は、染色機の本体に搬送ベルトを具える搬送手段を内設してなり、該搬送手段によって被染色物である布帛を循環させて染色を行なう。
上述する染色機は、搬送手段を染色機本体に内設してなり、搬送ベルトのプーリの回転軸は固定されていて、チェーンベルトの長さは制御しにくく、恐らくはきつすぎたり、緩すぎたりする。このため、取付けの不良及び順調に運転できないなどの状況を招く。同時に、搬送手段は本体内に在ってある程度の使用時間が経過すると、搬送ベルトの部品の摩耗が発生する。
また、従来の搬送ベルトの両端のプーリ軸は固定式である。即ち、軸距が固定されていて調整することができないため搬送ベルトのゆるみを招き、搬送ベルトの運転に不利な状況となる。よって、搬送ベルトのゆるみの問題を解決するために、専業の作業員によって搬送ベルトのチェーンの長さを調整するか、もしくはチェーンベルトの適宜な位置に支持手段を設けて緊張度を調整する必要がある。
台湾特許第101488号公報
この考案は、上述する従来の布帛染色機のaHN層手段において、被染色物である布帛を搬送するベルトが、摩耗によってベルトが伸びて長くなるか、又はベルトが短いことによって、ベルトがきつかったり、緩かったりする状況が発生するという問題を解決し、同時にベルトを最適の長さに調整してベルトの作動を安定させ、かつ円滑に行い、チェーンベルトが外れたり、過度の摩耗が発生したりすることを防ぐベルトドライブ式布帛染色機の軸距調整手段を提供することを課題とする。
そこで、本考案のベルトドライブ式布帛染色機の軸距調整手段は、内部空間を有する本体と、該本体の内部空間に設ける一組、又は複数組の搬送手段とを含んでなり、該搬送手段がエンドレス状にかけ渡されたベルトと、該ベルトの一端に設ける可動プーリと、及び該ベルトの他端に設ける固定プーリと、を含んでなり、該可動プーリは回転軸に固定され、該固定プーリは他の回転軸に固定され、該固定プーリの回転軸は、軸受を介して該本体の側壁に回動自在に、かつ位置が変化することなく取り付けられ、該可動プーリの回転軸は、軸受を介して該本体の側壁に回動自在に、かつ位置が変化するように取り付けられ、該可動プーリの両端は、それぞれ本体側壁の対向する位置に設けたドーナッツ形状の軸受座ベースの中心孔部を通過するように設けられ、さらに該軸受座ベースに対して位置調整軸受座の位置が移動するよう取付け、該位置調整軸受座と該軸受座ベースとが互いに接触し、かつ接触面に止水部材を設けて該位置調整軸受座と該軸受座ベースとの接触面の間からの液漏れ、または圧力の漏れを防ぐ。また、該可動プーリ両端の回転軸と軸受座ベースとの間には軸封手段を設けて液漏れ、又は圧力の漏れを防ぐ。位置を調整する軸受座と軸受座ベースとの間の形状の大きさは、軸距調整の大きさと、密封性によって規定し、設計する。即ち、軸受座と軸受座ベースとの間において如何に位置を変更しようとも、両者の接触面ではいずれからの漏れをも防ぐことができる。
この考案のベルトドライブ式染色機の軸距調整手段は、ベルトの長さが不適当であった場合、又は摩耗によって緩んだ場合、ベルトのゆるみ具合を迅速に、かつ容易に調整することができ、ベルトの安定した作動を確保することができ、摩耗を減少させることができる。このため、布帛染色機の使用寿命を延長させるという効果が得られる。
この考案における布帛染色機の構造を示した平面説明図である。 図1に開示する1A部分の拡大図である。 この考案における位置調整軸受座を示した斜視図である。 図2に開示する位置調整軸受座の正面図である。 図2Aに開示する2B−2B線に沿った断面図である。 この考案における軸受座ベースを示した斜視図である。 図3に開示する軸受座ベースの正面図である。 図3Aに開示する3B−3B線に沿った断面図である。 この考案における位置調整軸受座と軸受座ベースとの中心が完全に合わさった状態を示した説明図である。 この考案における位置調整軸受座が軸受座ベースに対して左方向に移動して軸距を延長させた状態を示した説明図である。 この考案における位置調整軸受座が軸受座ベースに対して右方向に移動して軸距を縮小させた状態を示した説明図である。
図1に、この考案によるベルトドライブ方式の布帛染色機Mは、内部空間を有する本体1と、本体1の内部空間に設ける搬送手段とを含んでなる。該搬送手段は、エンドレス状にかけ渡されたベルト11と、ベルト11の一端に設ける可動プーリ12Aと、ベルト11の他端に設ける固定プーリ12Bとを含んでなる。可動プーリ12Aは、両端面の中心にそれぞれ回転軸121を設け、固定プーリ12Bは、両端面の中心にそれぞれ回転軸122を設ける。固定プーリ12Bの回転軸122は、それぞれ固定プーリ回転軸取付け手段2を介して本体1の側壁に取付け、かつ回転軸122は本体1の側壁の一定の位置に回動自在に取り付けられ、取付け位置が移動することはない。可動プーリ12Aの両端の回転軸121は、それぞれ可動プーリ回転軸取付け手段3を介して本体1の側壁に取付け、かつ回転軸122は本体1内において回動自在に設けられるとともに、本体1内において位置が移動し、自在に変更できるように設ける。明確に述べると、固定プーリ回転軸取付け手段2は、本体1の側壁に設ける軸受座として用い、固定プーリ12の両端の回転軸122は、軸受を介して軸受座に回動自在に支持され、固定プーリ12Bと回転軸122は、回転はしても、本体1に対して位置が移動することがない。
図1A、図2、図2A、図2B、図3、図3A及び図3Bに開示するように、この考案における可動プーリ回転軸取付け手段3の好ましい実施の形態は、位置調整軸受座31と、ドーナッツ状の軸受座ベース32とを含む。図2、図2A、図2Bに開示するように、位置調整軸受座31は、円形の板体311を具え、板体311の一方の面を軸受座として軸受を設けるとともに、板体311には軸孔313を形成する。また、位置調整軸受座31の板体311には、水平方向に長い複数の横長孔314を形成し、かつ複数の横長孔314は、円を描いて軸孔313を取り囲むように配置される。必要に応じて、さらに板体311の水平方向の両側に、突起部315をそれぞれ形成し、位置調整軸受座31の移動に便利なようにするか、又は位置を固定して位置調整軸受座31の位置の移動を防ぐ。
図3、3A、3Bに開示するように、この考案におけるドーナッツ状の軸受座ベース32は、円盤状の板体の中心の位置に中心孔部322を穿設した固定座本体321と、固定座本体321に形成され、かつ円を描いて中心孔部322と取り囲むように配置される複数の円形孔323とを具え、円形孔323は、位置調整軸受座31に形成する横長孔314と同数穿設し、かつ横長孔314に対応する位置に穿設する。よって、位置調整軸受座31と軸受座ベース32とが重なり合うと、それぞれの横長孔314と円形孔323とが軸方向に対応して固定部材の固定に供する。また、軸受座ベース32の一方の側には軸方向に沿って延伸し、本体1の側壁への取付けに用いる筒状部324が形成される。
また、位置調整軸受座31と軸受座ベース32との互いに接触するそれぞれの面の間には、例えば液漏れを防ぐ防水パッキン(図示しない)などの止水部材を設け、位置調整軸受座31と軸受座ベース32との接触面において密閉作用を付与し、液漏れ、または圧力の漏れを防ぐ。
この考案は、可動プーリ回転軸取付け手段3を利用して、回転軸121が本体1に対して移動可能に本体1に設ける。その取付け構造は、軸受座ベース32の筒状部324を溶接して固定し、軸受座ベース32と本体1とを一体に連結する。
可動プーリ12Aの回転軸121の両端は、それぞれ軸受座ベース32の中心孔部322を通過して本体1の外部に出て、回転軸121は軸受(図示しない)を介して位置調整軸受座31に設けられる。よって、回転軸121は軸孔313において軸受にしたがって回転する。位置調整軸受座31と軸受座ベース32は、それぞれの対向する面が接触する。さらに、複数のボルト33を円形孔323と、対応する横長孔314とに挿通しナット34を螺着して締結する。同時に、位置調整軸受座31と軸受座ベース32との互いに接触するそれぞれの面の間には止水部材を設け、位置調整軸受座31と軸受座ベース32との接触面の間からの液漏れ、または圧力の漏れを防ぐ。また、位置調整軸受座31と軸受座ベース32とが平行移動することで行われる軸距の調整を確保するために、位置調整軸受座31には水平スライドレール312を形成し、軸受座ベース32には水平スライドレール支持部325を形成して両部材の間の相対的な水平方向のシフトを確保する。
この考案は、可動プーリ回転軸取付け手段3を介して回転軸121を本体1に設け、実際の状況に応じて回転軸121と固定プーリ12Bの回転軸122との間の軸距を調整する。例えば、図4に開示するように、位置調整軸受座31と軸受ベース32の中心が完全に重畳するよう調整した状態にあって、ベルト11の引っ張る力がきつすぎれば、ナット34を緩めた後、位置調整軸受座31と回転軸121とを共に図面の右方向に距離dだけ移動させて、回転軸121と回転軸122との間の軸距を短縮し、再度ナット34で締結する(図4Bに開示するとおり)。同時に、位置調整軸受座31の水平方向の両側の突起部315を利用して固定し、ボルト33が緩んで抜けて、位置調整軸受座31の位置が左右にずれることを防ぐ。逆にベルト11の引っ張る力が緩いか、又は摩耗によって緩んだ場合は、ナット34を緩めて、位置調整軸受座31と回転軸121とを共に図面の左方向に距離dだけ移動させて、回転軸121と回転軸122との間の軸距を延長し、再度ナット34で締結する(図4Aに開示するとおり)。横長孔314の長さは、軸距を調整する最大範囲の距離である。係る構成によって、ベルト11のゆるみ具合を迅速に、かつ容易に調整することができ便利であり、染色機本体内において調整する必要がない。
M 布帛染色機
1 本体
11 ベルト
12A 可動プーリ
12B 固定プーリ
121 回転軸
122 回転軸
14 孔部
2 固定プーリ回転軸取付け手段
3 可動プーリ回転軸取付け手段
31 位置調整軸受座
311 板体
312 水平スライドレール
313 軸孔
314 横長孔
315 突起部
32 軸受座ベース
321 固定座本体
322 中心孔部
323 円形孔
324 筒状部
325 水平スライドレール支持部
33 ボルト
34 ナット
d 距離

Claims (2)

  1. 内部空間を有する本体と、該本体の内部空間に設ける一組、又は複数組の搬送手段とを含んでなり、
    該搬送手段が、エンドレス状にかけ渡されたベルトと、該ベルトの一端に設ける可動プーリと、及び該ベルトの他端に設ける固定プーリと、を含んでなり、
    該固定プーリ両端の回転軸が、それぞれ軸受を介して該本体の側壁の軸受座に取付けられ、
    該可動プーリ両端の回転軸が軸受を介して位置調整軸受座に取付けられ、かつ該位置調整軸受座がドーナッツ状の軸受座ベースに取り付けられ、該位置調整軸受座の該軸受座ベースに対する位置の違いによって該固定プーリの回転軸と該可動プーリの回転軸との間に異なる軸距が発生して該ベルトの引っ張りの度合いを調整するように構成することを特徴とするベルトドライブ式染色機の軸距調整手段。
  2. 前記ベルトの両端のいずれにも前記可動プーリを設け、該可動プーリの回転軸を軸距調整可能に支持することを特徴とする請求項1に記載のベルトドライブ式染色機の軸距調整手段。
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