JP3220467U - ミキサーの粉砕刃物 - Google Patents

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Abstract

【課題】食物を切る時間が短く、汁の絞り出しが速く、ユーザーの使用体験を向上させるミキサーの粉砕刃物を提供する。【解決手段】接続部3及び接続部3に接続された複数組のブレード4を含み、接続部3は、ミキサー本体内のモータに接続され、一部の組のブレード4が接続部3の方向に沿って上向きに傾斜し、他の一部の組のブレード4が接続部3の方向に沿って下向きに傾斜する。ブレード4は三組あり、第1の組のブレード41と第2の組のブレード42が接続部3に位置ずれして設けられて接続部3の方向に沿って上向きに傾斜し、第3の組のブレード43が第1の組のブレード41から位置ずれして接続部3の方向に沿って下向きに傾斜し、第1の組のブレード41及び第3の組のブレード43の長さがいずれも第2の組のブレード42の長さより長い。【選択図】図1

Description

本考案は、家庭用電気器具の技術分野に関し、より具体的には、ミキサーの粉砕刃物に関する。
ミキサーは、モータによって粉砕刃物を回転させるように駆動することで食物を切ることにより、汁を絞り出してユーザが飲むために提供する従来のミキサーの粉砕刃物は、ブレードが水平方向に延びるため、食物を切る場合に均一に切ることができず、かつ食物の破片が連続的にブレードの上面で回転しているので、破片がブレードに接触しにくく、食物を切る時間が長く、汁の絞り出しが遅く、ユーザの待ち時間を延長した。
本考案は、従来技術の欠陥を解消するために、食物を均一に切ることができ、食物を切る場合に食物の破片が渦流を形成して上下に反転し、食物を切る時間が短く、汁の絞り出しが速く、ユーザの使用体験を向上させるミキサーの粉砕刃物を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案の技術手段は、
ミキサーのカップ本体内の食物を切るためのミキサーの粉砕刃物であって、接続部及び接続部に接続された複数組のブレードを含み、接続部は、ミキサー本体内のモータに接続され、一部の組のブレードが接続部の方向に沿って上向きに傾斜し、他の一部の組のブレードが接続部の方向に沿って下向きに傾斜するミキサーの粉砕刃物を提供する。
上記技術手段において、モータが接続部を回転させるように駆動する場合、接続部の方向に沿って上向きに傾斜して設けられたブレードと接続部の方向に沿って下向きに傾斜して設けられたブレードは、同時に回転して食物を均一に切り、また、上向きに傾斜したブレードも下向きに傾斜したブレードもあるため、食物を切る場合に食物の破片が渦流を形成して上下に反転してブレードに接触し、食物を切る時間が短く、汁の絞り出しが速く、ユーザーの使用体験を向上させる。
好ましくは、前記ブレードは三組あり、第1の組のブレードと第2の組のブレードが接続部に位置ずれして設けられて接続部の方向に沿って上向きに傾斜し、第3の組のブレードが第1の組のブレードから位置ずれして接続部の方向に沿って下向きに傾斜し、第1の組のブレード及び第3の組のブレードの長さがいずれも第2の組のブレードの長さより長い。位置ずれして設けることで三組のブレードと食物との接触面が同一の垂直面に位置せず、食物を切る場合に食物が均一な力を受けるため、食物が受けた力が不均一な場合の飛散によるアイドリングの状況の発生を回避し、第1の組のブレードと第3の組のブレードは、それぞれ食物の上縁と下縁を切るものであり、第2の組のブレードは、食物の中部を切るものであり、三組のブレードは、互いに協働して食物を均一に切るものであり、第1の組のブレード及び第3の組のブレードが回転する場合に、食物の破片が渦流を形成して上下に反転して三組のブレードに接触し、三組のブレードは、食物の破片を連続的に切って迅速に汁を絞り出す。
好ましくは、第1の組のブレードの垂直軸に対する傾斜角度は、第2の組のブレードの垂直軸に対する傾斜角度より大きい。このように設けることにより、第2の組のブレードが食物の中部を切る効果を向上させることに役立つ。
好ましくは、各組のブレードは、いずれも二つのカッターを含み、カッターの両側にそれぞれ刃部と峰部が設けられ、かつ峰部の縁部に面取りが設けられている。刃部は食物を切るものであり、峰部に面取りを設けることで切った後の液体がスムーズに流れ、液体とカッターが相対的に移動する場合に発生する騒音を低減する。
好ましくは、第1の組のブレードは、順に接続された複数の傾斜部で構成され、かつ複数の傾斜部の垂直軸に対する傾斜角度が順に小さくなり、及び/又は、第3の組のブレードは、順に接続された複数の傾斜部で構成され、かつ複数の傾斜部の垂直軸に対する傾斜角度が順に大きくなる。このように設けることにより、該粉砕刃物は、強い渦流を形成し、食物の上下反転に役立ち、食物を切る時間を短縮し、迅速な汁の絞り出しを実現することができる。
好ましくは、第1の組のブレードは、第1の傾斜部及び第2の傾斜部で構成され、かつ二つの傾斜部の接続部位の中間点位置が所在する接線は、径方向と垂直でない。前記径方向は、二つの傾斜部の接続部位の中間点と接続部の中心とを繋ぐ線の方向であり、従来のブレードの接続部位の中間点の接線は、径方向と垂直であり、規則的な螺旋渦流のみを形成できるが、本発明のように設けることにより、ブレードを回転させて螺旋状に交差した渦流を形成し、規則的な螺旋渦流に対して、螺旋状に交差した渦流により、食物の破片をより十分に混合し、食物を切る時間をさらに短縮し、汁の絞り出し速度を加速することができる。
好ましくは、第1の組のブレードは、第1の傾斜部及び第2の傾斜部で構成され、二つの傾斜部の接続部位は、径方向に沿って内向きに傾斜する。さらに好ましくは、二つの傾斜部の接続部位は、径方向に沿って内向きに1°〜15°傾斜する。
さらに好ましくは、二つの傾斜部の接続部位は、垂直軸に沿って上向きに傾斜する。具体的には、接続部位の両端は、それぞれA点とB点であり、A点の垂直軸方向での高さは、B点の垂直軸方向での高さより高く、かつ両点間の全ての点の垂直軸方向での高さは、順に遷移し、このように設けることにより、ブレードを回転させて螺旋状に交差した渦流を形成し、規則的な螺旋渦流に対して、螺旋状に交差した渦流により、食物の破片をより十分に混合し、食物を切る時間をさらに短縮し、汁の絞り出し速度を加速することができる。さらに好ましくは、二つの傾斜部の接続部位は、垂直軸に沿って上向きに1°〜15°傾斜する。
二つの傾斜部の接続部位を、径方向に沿って内向きに、かつ垂直軸に沿って上向きに傾斜するように設けることにより、ブレードを回転させて螺旋状に交差した渦流を形成し、規則的な螺旋渦流に対して、螺旋状に交差した渦流により、食物の破片をより十分に混合し、食物を切る時間をさらに短縮し、汁の絞り出し速度を加速することができる。
好ましくは、第1の組のブレードにおける二つのカッターの開口距離は、第3の組のブレードにおける二つのカッターの開口距離より小さく、第1の組のブレードにおける二つのカッターの最大の開口距離は、47.15mmであり、第3の組のブレードにおける二つのカッターの最大の開口距離は、54mmである。このように設けることにより、該粉砕刃物は、食物が上下反転しやすくなるように渦流をより形成しやすい。
好ましくは、三組のブレードの底部は、接続部に隙間なく設けられている。このように設けることにより、三組のブレードと接続部との間に死角がなく、ブレードをきれいに洗浄しやすい。
好ましくは、さらにブレードベースを含み、前記ブレードベースにそれと回転接続する第1のモータ接続構造が設けられ、ミキサー本体にモータと接続する第2のモータ接続構造が設けられ、第1のモータ接続構造の一端が第2のモータ接続構造に合わせて取り外し可能に接続され、第1のモータ接続構造の他端が接続部に接続されている。ブレードベースを設けることにより、ブレードを取り付けやすくなり、モータが回転する場合に、第2のモータ接続構造を回転させるように駆動し、第2のモータ接続構造が回転して、第1のモータ接続構造を回転させるように駆動し、さらに接続部を回転させるように駆動することにより、ブレードが回転して食物を切ることを実現し、第1のモータ接続構造及び第2のモータ接続構造を設けることにより、ブレードベースを取り外して該粉砕刃物を洗浄しやすい。
さらに好ましくは、第1のモータ接続構造は、取付ディスク及び取付ディスクの周方向に沿って傾斜して設けられた複数の係合部を含み、隣接する係合部の間に取付ディスクの周方向に隙間が設けられている。第2のモータ接続構造と第1のモータ接続構造は、構造が類似しているため、第1のモータ接続構造を第2のモータ接続構造に配置する場合に、第1のモータ接続構造の係合部は自重の作用で第2のモータ接続構造の係合部の縁部に沿って第2のモータ接続構造上の隣接する係合部の間の隙間までにスライドして係合を行って、第2のモータ接続構造と第1のモータ接続構造の回転伝達を実現する。
好ましくは、ブレードベースの側壁にミキサーのカップ本体の雌ネジと接続するための雄ネジが設けられている。ブレードで食物を切る過程で、ブレードベースにも破片及び汁が付着することがあるので、食物の切りを終了した後に、ブレードベースを洗浄する必要があり、従来のブレードベースの側壁が雌ネジ構造を用いたので、側壁に環状深溝が形成され、きれいに洗浄しにくく、雄ネジを設けることにより、該ブレードベースが開放式構造となり、側壁に死角がなく、ブレードベースを徹底的に洗浄しやすい。
さらに好ましくは、ミキサー本体内にリミットスイッチ、リンク及びバッフルプレートが設けられ、リミットスイッチは、モータの回転を制御し、リンクは、リミットスイッチの上側に設けられてリミットスイッチを制御し、バッフルプレートは、リンク及びリミットスイッチを遮蔽し、ブレードベースの側壁の雄ネジ下側の位置にバッフルプレートの頂部を格納するための溝が設けられ、ミキサーのカップ本体を下向きに押圧する場合、ミキサーのカップ本体がリンクに触れてモータを回転させるように制御する。ミキサーのカップ本体とブレードベースは接続された後に一体構造となり、溝とバッフルプレートとの組み合わせによって、ユーザが上記一体構造をミキサー本体に見えずに取り付けることができ、ユーザの使用体験を向上させ、見えずに取り付けることが完了した後、ユーザがミキサーのカップ本体を下向きに押圧する場合、ミキサーのカップ本体の底部がリンクに下向きの圧力を印加して、モータを回転させるように制御することにより、ブレードで食物を切ることを実現し、バッフルプレートを設けることにより、ユーザの手がリンクに誤って触れてモータが回転するという状況の発生を防止できる。
従来の技術に比べて、本考案は次の有益な効果を有する。
本考案のミキサーの粉砕刃物によれば、モータが接続部を回転させるように駆動する場合、接続部の方向に沿って上向きに傾斜して設けられたブレードと接続部の方向に沿って下向きに傾斜して設けられたブレードは、同時に回転して食物を均一に切り、また、上向きに傾斜したブレードも下向きに傾斜したブレードもあるため、食物を切る場合に食物の破片が渦流を形成して上下に反転してブレードに接触し、食物を切る時間が短く、汁の絞り出しが速く、ユーザーの使用体験を向上させる。
本実施例のミキサーの粉砕刃具の概略図である。 本実施例におけるブレードベースの概略図である。 本実施例におけるミキサーの立体分解図である。 図3の一部拡大図である。 本実施例におけるブレードの概略図である。
以下、具体的な実施形態を参照して本考案をさらに説明する。図面は、例示的に説明するものであり、実物図ではなく、概略図のみを示し、本考案を限定するものとして理解されるべきではない。本考案の実施例をよりよく説明するために、図面におけるいくつかの部材は、省略、拡大又は縮小され、実際の製品の寸法を示しない。当業者にとって、図面におけるいくつかの公知の構造及びその説明の省略は、理解されるべきである。
本考案の実施例の図面中の同一又は類似の符号は、同一又は類似の部材に対応し、本考案の説明において、「上」、「下」、「左」、「右」等の用語が示す方位又は位置関係は、図面に示す方位又は位置関係に基づいて、本考案を便利かつ簡潔に説明するためのものであり、示された装置又は素子が特定の方位を有し特定の方位で構成して操作されることを指示又は暗示するものではないと理解すべきであるので、図面において位置関係を示す用語は、例示的に説明するためのものであり、本考案を限定するものとして理解してはならない。当業者にとって、具体的な状況に基づいて上記用語の具体的な意味を理解すべきである。
実施例
本実施例のミキサーの粉砕刃物は、ミキサーのカップ本体内の食物を切るものであり、図1に示すように、接続部3及び接続部3に接続された複数組のブレード4を含み、接続部3は、ミキサー本体2内のモータに接続され、一部の組のブレード4が接続部3の方向に沿って上向きに傾斜し、他の一部の組のブレード4が接続部3の方向に沿って下向きに傾斜する。
モータが接続部3を回転させるように駆動する場合、接続部3の方向に沿って上向きに傾斜して設けられたブレード4と接続部3の方向に沿って下向きに傾斜して設けられたブレード4は、同時に回転して食物を均一に切り、また、上向きに傾斜したブレード4も下向きに傾斜したブレード4もあるため、食物を切る場合に食物の破片が渦流を形成して上下に反転してブレード4に接触し、食物を切る時間が短く、汁の絞り出しが速く、ユーザーの使用体験を向上させる。
前記ブレード4は三組あり、第1の組のブレード41と第2の組のブレード42が接続部3に位置ずれして設けられて接続部3の方向に沿って上向きに傾斜し、第3の組のブレード43が第1の組のブレード41から位置ずれして接続部3の方向に沿って下向きに傾斜し、第1の組のブレード41及び第3の組のブレード43の長さがいずれも第2の組のブレード42の長さより長い。位置ずれして設けることで三組のブレード4と食物との接触面が同一の垂直面に位置せず、食物を切る場合に食物が均一な力を受けるため、食物が受けた力が不均一な場合の飛散によるアイドリングの状況の発生を回避し、第1の組のブレード41と第3の組のブレード43は、それぞれ食物の上縁と下縁を切るものであり、第2の組のブレード42は、食物の中部を切るものであり、三組のブレード4は、互いに協働して食物を均一に切るものであり、第1の組のブレード41及び第3の組のブレード43が回転する場合に、食物の破片が渦流を形成して上下に反転して三組のブレード4に接触し、三組のブレード4は、食物の破片を連続的に切って迅速に汁を絞り出す。
また、第1の組のブレード41の垂直軸に対する傾斜角度は、第2の組のブレード42の垂直軸に対する傾斜角度より大きい。このように設けることにより、第2の組のブレード42が食物の中部を切る効果を向上させることに役立つ。
各組のブレード4は、いずれも二つのカッターを含み、カッターの両側にそれぞれ刃部と峰部が設けられ、かつ峰部の縁部に面取りが設けられている。刃部は食物を切るものであり、峰部に面取りを設けることで切った後の液体がスムーズに流れ、液体とカッターが相対的に移動する場合に発生する騒音を低減する。
また、第1の組のブレード41は、順に接続された複数の傾斜部で構成され、かつ複数の傾斜部の垂直軸に対する傾斜角度が順に小さくなり、及び/又は、第3の組のブレード43は、順に接続された複数の傾斜部で構成され、かつ複数の傾斜部の垂直軸に対する傾斜角度が順に大きくなる。このように設けることにより、該粉砕刃物は、強い渦流を形成し、食物の上下反転に役立ち、食物を切る時間を短縮し、迅速な汁の絞り出しを実現することができる。図1に示すように、本実施例では、第3の組のブレード43は、順に接続された複数の傾斜部で構成され、かつ複数の傾斜部の垂直軸に対する傾斜角度が順に大きくなる。
第1の組のブレード41は、第1の傾斜部411及び第2の傾斜部412で構成され、かつ二つの傾斜部の接続部位の中間点位置が所在する接線は、径方向と垂直でない。前記径方向は、二つの傾斜部の接続部位の中間点と接続部3の中心とを繋ぐ線の方向であり、従来のブレード4の接続部位の中間点の接線は、径方向と垂直であり、規則的な螺旋渦流のみを形成できるが、本発明のように設けることにより、ブレード4を回転させて螺旋状に交差した渦流を形成し、規則的な螺旋渦流に対して、螺旋状に交差した渦流により、食物の破片をより十分に混合し、食物を切る時間をさらに短縮し、汁の絞り出し速度を加速することができる。
また、第1の組のブレード41は、第1の傾斜部411及び第2の傾斜部412で構成され、二つの傾斜部の接続部位は、径方向に沿って内向きに傾斜する。具体的には、二つの傾斜部の接続部位は、径方向に沿って内向きに1°〜15°傾斜し、本実施例では、該角度は6.3°である。
二つの傾斜部の接続部位は、垂直軸に沿って上向きに傾斜する。具体的には、図5に示すように、接続部位の両端は、それぞれA点とB点であり、A点の垂直軸方向での高さは、B点の垂直軸方向での高さより高く、かつ両点間の全ての点の垂直軸方向での高さは、順に遷移し、このように設けることにより、ブレード4を回転させて螺旋状に交差した渦流を形成し、規則的な螺旋渦流に対して、螺旋状に交差した渦流により、食物の破片をより十分に混合し、食物を切る時間をさらに短縮し、汁の絞り出し速度を加速することができる。
具体的には、二つの傾斜部の接続部位は、垂直軸に沿って上向きに1°〜15°傾斜し、本実施例では、該角度は6.3°である。
二つの傾斜部の接続部位を、径方向に沿って内向きに、かつ垂直軸に沿って上向きに傾斜するように設けることにより、ブレード4を回転させて螺旋状に交差した渦流を形成し、規則的な螺旋渦流に対して、螺旋状に交差した渦流により、食物の破片をより十分に混合し、食物を切る時間をさらに短縮し、汁の絞り出し速度を加速することができる。
本実施例では、第1の組のブレード41における二つのカッターの開口距離は、第3の組のブレード43における二つのカッターの開口距離より小さく、第1の組のブレード41における二つのカッターの最大の開口距離は、47.15mmであり、第3の組のブレード43における二つのカッターの最大の開口距離は、54mmである。このように設けることにより、該粉砕刃物は、食物が上下反転しやすくなるように渦流をより形成しやすい。
また、三組のブレード4の底部は、接続部3に隙間なく設けられている。このように設けることにより、三組のブレード4と接続部3との間に死角がなく、ブレードをきれいに洗浄しやすい。
図2〜図3に示すように、さらにブレードベース6を含み、前記ブレードベース6にそれと回転接続する第1のモータ接続構造7が設けられ、ミキサー本体2にモータと接続する第2のモータ接続構造が設けられ、第1のモータ接続構造7の一端が第2のモータ接続構造に合わせて取り外し可能に接続され、第1のモータ接続構造7の他端が接続部3に接続されている。ブレードベース6を設けることにより、ブレード4を取り付けやすくなり、モータが回転する場合に、第2のモータ接続構造を回転させるように駆動し、第2のモータ接続構造が回転して、第1のモータ接続構造を回転させるように駆動し、さらに接続部3を回転させるように駆動することにより、ブレード4が回転して食物を切ることを実現し、第1のモータ接続構造7及び第2のモータ接続構造を設けることにより、ブレードベース6を取り外して該粉砕刃物を洗浄しやすい。
また、第1のモータ接続構造7は、取付ディスク71及び取付ディスク71の周方向に沿って傾斜して設けられた複数の係合部72を含み、隣接する係合部72の間に取付ディスク71の周方向に隙間が設けられている。第2のモータ接続構造と第1のモータ接続構造7は、構造が類似しているため、第1のモータ接続構造7を第2のモータ接続構造に配置する場合に、第1のモータ接続構造7の係合部72は自重の作用で第2のモータ接続構造の係合部の縁部に沿って第2のモータ接続構造上の隣接する係合部の間の隙間までにスライドして係合を行って、第2のモータ接続構造と第1のモータ接続構造7の回転伝達を実現する。
ブレードベース6の側壁にミキサーのカップ本体1の雌ネジと接続するための雄ネジが設けられている。ブレード4で食物を切る過程で、ブレードベース6にも破片及び汁が付着することがあるので、食物の切りを終了した後に、ブレードベース6を洗浄する必要があり、従来のブレードベースが雌ネジ構造を用いたので、側壁に環状深溝が形成され、きれいにを洗浄しにくく、雄ネジを設けることにより、該ブレードベース6が開放式構造となり、側壁に死角がなく、ブレードベース6を徹底的に洗浄しやすい。
また、図3〜図4に示すように、ミキサー本体2内にリミットスイッチ9、リンク10及びバッフルプレート11が設けられ、リミットスイッチ9は、モータの回転を制御し、リンク10は、リミットスイッチ9の上側に設けられてリミットスイッチ9を制御し、バッフルプレート11は、リンク10及びリミットスイッチ9を遮蔽し、ブレードベース6の側壁の雄ネジ下側の位置にバッフルプレート11の頂部を格納するための溝8が設けられ、ミキサーのカップ本体1を下向きに押圧する場合、ミキサーのカップ本体1がリンク10に触れてモータを回転させるように制御する。ミキサーのカップ本体1とブレードベース6は接続された後に一体構造となり、溝8とバッフルプレート11との組み合わせによって、ユーザが上記一体構造をミキサー本体2に見えずに取り付けることができ、ユーザの使用体験を向上させ、リンク10の下部にバネが嵌設され、バネが自然状態にある場合、リンク10がリミットスイッチ9に触れることができず、この場合にモータが回転せず、見えずに取り付けることが完了した後、ユーザがミキサーのカップ本体1を下向きに押圧する場合、ミキサーのカップ本体1の底部がリンク10に下向きの圧力を印加してバネが変形し、リンク10がリミットスイッチ9に触れてモータを回転させるように制御することにより、ブレード4で食物を切ることを実現し、バッフルプレートを設けることにより、ユーザの手がリンク10に誤って触れてモータが回転するという状況の発生を防止できる。
明らかに、本考案の上記実施例は、本考案を明らかに説明するための例に過ぎず、本考案の実施形態を限定するものではない。当業者にとって、上記説明を基にさらに他の異なる形態の変化又は変動を行うことができる。ここでは、全ての実施形態を網羅する必要性も可能性もない。本考案の精神及び原則内に行ったいかなる修正、同等置換、改良なども、いずれも本考案の登録請求の範囲に含まれるべきである。

Claims (11)

  1. ミキサーのカップ本体(1)内の食物を切るためのミキサーの粉砕刃物であって、
    接続部(3)及び接続部(3)に接続された複数組のブレード(4)を含み、接続部(3)は、ミキサー本体(2)内のモータに接続され、一部の組のブレード(4)が接続部(3)の方向に沿って上向きに傾斜し、他の一部の組のブレード(4)が接続部(3)の方向に沿って下向きに傾斜する、
    ことを特徴とするミキサーの粉砕刃物。
  2. 前記ブレード(4)は三組あり、第1の組のブレード(41)と第2の組のブレード(42)が接続部(3)に位置ずれして設けられて接続部(3)の方向に沿って上向きに傾斜し、第3の組のブレード(43)が第1の組のブレード(41)から位置ずれして接続部(3)の方向に沿って下向きに傾斜し、第1の組のブレード(41)及び第3の組のブレード(43)の長さがいずれも第2の組のブレード(42)の長さより長い、
    ことを特徴とする請求項1に記載のミキサーの粉砕刃物。
  3. 第1の組のブレード(41)の垂直軸に対する傾斜角度は、第2の組のブレード(42)の垂直軸に対する傾斜角度より大きい、
    ことを特徴とする請求項2に記載のミキサーの粉砕刃物。
  4. 各組のブレード(4)は、いずれも二つのカッターを含み、カッターの両側にそれぞれ刃部と峰部が設けられ、かつ峰部の縁部に面取りが設けられている、
    ことを特徴とする請求項2に記載のミキサーの粉砕刃物。
  5. 第1の組のブレード(41)は、順に接続された複数の傾斜部で構成され、かつ複数の傾斜部の垂直軸に対する傾斜角度が順に小さくなり、及び/又は、第3の組のブレード(43)は、順に接続された複数の傾斜部で構成され、かつ複数の傾斜部の垂直軸に対する傾斜角度が順に大きくなる、
    ことを特徴とする請求項4に記載のミキサーの粉砕刃物。
  6. 第1の組のブレード(41)は、第1の傾斜部(411)及び第2の傾斜部(412)で構成され、かつ二つの傾斜部の接続部位の中間点位置が所在する接線は、径方向と垂直でない、
    ことを特徴とする請求項2〜5のいずれか一項に記載のミキサーの粉砕刃物。
  7. 第1の組のブレード(41)は、第1の傾斜部(411)及び第2の傾斜部(412)で構成され、二つの傾斜部の接続部位は、径方向に沿って内向きに傾斜する、
    ことを特徴とする請求項2〜5のいずれか一項に記載のミキサーの粉砕刃物。
  8. 二つの傾斜部の接続部位は、径方向に沿って内向きに1°〜15°傾斜する、
    ことを特徴とする請求項7に記載のミキサーの粉砕刃物。
  9. 二つの傾斜部の接続部位は、垂直軸に沿って上向きに傾斜する、
    ことを特徴とする請求項7に記載のミキサーの粉砕刃物。
  10. 二つの傾斜部の接続部位は、垂直軸に沿って上向きに1°〜15°傾斜する、
    ことを特徴とする請求項9に記載のミキサーの粉砕刃物。
  11. 三組のブレード(4)の底部は、接続部(3)に隙間なく設けられている、
    ことを特徴とする請求項2に記載のミキサーの粉砕刃物。
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