JP3220451U - パネル部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】パネル部材同士の連結容易性を高めるとともに、様々な方向への連結が可能となるパネル部材を提供する。
【解決手段】パネル部材100は、板状の発泡プラスチックで構成される。パネルの上端、下端、左端、または右端のうちの少なくとも一端に、パネル部材同士を連結孔102と連結軸200を介して連結させるための連結形状103、104が形成される。連結形状は、少なくとも2つの凸部103と少なくとも2つの凹部104で構成される。板状の発泡プラスチックの内部には鉄筋が設けられる。
【選択図】図1

Description

本考案は、パネル部材に関し、特に連結容易性を高めたパネル部材に関する。
従来、他の部材との締結または他の発泡体パネルとの締結が容易な発泡体パネルが知られている(例えば、特許文献1)。
特開2018−123493号公報
しかし、特許文献1に示す発泡体パネルは、締結部を介して複数の発泡体パネルが締結される構成であるが、その構造上、一方向にのみ複数の発泡体パネルを締結することしかできないという課題がある。
本考案は、このようなことに鑑みてなされたものであり、パネル部材同士の連結容易性を高めるとともに、様々な方向への連結が可能となるパネル部材を提供することである。
上記目的は、
板状の発泡プラスチックで構成されたパネル部材(100、300)であって、
上端、下端、左端、または右端のうちの少なくとも一端に、パネル部材同士を連結させるための連結形状(103、104、303、304)が形成され、
前記連結形状は、少なくとも2つの凸部(103、303)と少なくとも2つの凹部(104、304)で構成され、
前記凸部は、他のパネル部材の前記凹部に嵌る形状である、パネル部材(100、300)、によって達成される。
本考案によれば、連結容易性を高めるとともに、様々な方向への連結が可能となるパネル部材を提供することができる。
本考案の第1の実施形態によるパネル部材100を説明する図である。 本考案の第1の実施形態によるパネル部材100を説明する図である。 本考案の第1の実施形態によるパネル部材300を説明する図である。 本考案の第1の実施形態によるパネル部材300を用いた部屋設備400を説明する図である。 本考案の第1の実施形態によるパネル部材300を用いた部屋設備400、500を説明する図である。 本考案の第1の実施形態によるパネル部材300を用いた集合部屋設備450を説明する図である。 本考案の第1の実施形態によるパネル部材100、300を用いた救命筏600を説明する図である。 本考案の第2の実施形態によるパネル部材1000を説明する図である。 本考案の第2の実施形態によるパネル部材1000を用いたフロート1500を説明する図である。 本考案の第2の実施形態によるパネル部材2000を説明する図である。 本考案の第2の実施形態によるパネル部材2000を用いたフロート2500を説明する図である。 本考案の第2の実施形態によるパネル部材2000を用いた避難用集合部屋設備2500の見取り図である。 本考案の第2の実施形態によるパネル部材1000、2000を用いた避難用集合部屋設備3000の見取り図である。
以下、図1〜図7を用いて、本考案の第1の実施形態によるパネル部材100、300を説明する。なお、以下の全ての図面においては、理解を容易にするため、各構成要素の寸法や比率などは適宜異ならせて図示する場合がある。また、同じ構成については、符号を同一にすることでその説明を省略する場合がある。なお、外観に表れない隠れ線を点線にて表している。
図1は、本実施形態によるパネル部材100とパネル部材100同士を連結する連結軸200の斜視図である。
パネル部材100は、板状で構成され、板状の左端及び右端に、凸部103が6個、凹部104が6個からなる連結形状101a、101bがそれぞれ設けられる。凸部103には、凸部103が設けられた端部に対して平行な方向に伸びる連結孔102が設けられる。連結孔102の内径は、連結軸200が通る大きさである。また、凸部103は、凹部104に嵌る形状であり、パネル部材100同士を連結させた場合に、凸部103が他のパネル100の凹部104に嵌り、凹部104に他のパネル100の凸部103が嵌るように構成される。また、パネル部材100は、無垢材や集成材や合板等の木材で形成されてもよいし、木材パルプを原料とした合成繊維で形成されてもよいし、合成樹脂で形成されてもよい。合成樹脂としては、例えば、エチレン酢酸ビニル、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、アルキド樹脂、ポリウレタン、熱硬化性ポリイミド、ポリエチレン、高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、合成樹脂としては、例えば、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、アルキド樹脂、ポリウレタン、熱硬化性ポリイミド、ポリエチレン、高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニル、ポリウレタン、テフロン(登録商標)、ABS樹脂、AS樹脂、アクリル樹脂、ポリアミド、ナイロン、ポリアセタール、ポリカーボネート、変性ポリフェニレンエーテル、ポリエステル、ポリエチレンテレフタレート、グラスファイバー強化ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、環状ポリオレフィン等の高分子化合物が含まれるがこれら以外の高分子化合物が含まれてもよい。また、パネル部材100には、上記の合成樹脂を発泡させた発泡プラスチックを用いるのが好適である。発泡させることでパネルの重量を抑えることが可能であると共に、断熱性を高めることが可能となる。また、パネル部材100に発泡プラスチックを用いた場合に、内部に鉄筋を設ける構成であってもよい。内部に鉄筋を設けることで、パネルの強度を高めることが可能である。
パネル部材100には、切取線100a、100bが設けられる。切り口100a、100bは、後述する救命筏として使用する場合においてポールを挿入させるための孔を作り出す切取線である。
連結軸200は、パネル部材100同士を連結させるための棒状の軸である。連結孔102に連結軸200を通すことでパネル100が連結される。連結軸200は、円柱状であるが、端面が楕円の棒状であってもよいし、端面が多角形の棒状であってもよいし、管状であってもよい。また、連結軸200は、パネル部材100同士を連結させるために機能するが、建物の柱としても機能させることが可能である。このため、連結軸200は、強度(引張強度、圧縮強度、曲げ強度)や剛性の高い材質を用いるのが好適であり、木材や金属を用いてもよいし、パネル部材100よりも強度や剛性の高い樹脂材料(合成樹脂も含む)を用いてもよいし、グラスファイバーや炭素繊維等の材質を用いてもよい。また、連結軸200は、管状(金属製)の内部に棒(木製)を詰めることで構成してもよい。また、連結軸200を連結孔102に通した場合において、両端の凸部103に設けられた連結孔102に、軸受キャップ(ねじ込み式)を埋め込むことで、連結軸200が動かないように固定する場合があってもよい。
図2は、連結軸200を用いてパネル部材100に入口110を設けたパネル部材100を連結させた状態を示している。また、左側のパネル部材100の連結形状101bと右側のパネル部材100の連結形状101aを嵌合し、連結形状101a、101bのそれぞれに設けられた連結孔102に連結軸200を通すことで、パネル部材100同士が連結される。また、凸部103と凹部104が嵌合する構成であるため、パネル部材100が連結する角度を+90°(前方)〜−90°(後方)の範囲で自由に定めることが可能となる。
図3は、本実施形態によるパネル部材300の斜視図である。
パネル部材300は、板状で構成され、板状の左端、右端、上端及び下端に、連結形状301a、301b、301c、及び301dがそれぞれ設けられる。連結形状301a、301bは、凸部103が6個、凹部104が6個からなり、連結形状301c、301dは、凸部103が3個、凹部104が3個からなる。また、パネル部材300は、集成材や合板等の木材で形成されてもよいし、木材パルプを原料とした合成繊維で形成されてもよいし、合成樹脂で形成されてもよい。合成樹脂としては、例えば、エチレン酢酸ビニル、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、アルキド樹脂、ポリウレタン、熱硬化性ポリイミド、ポリエチレン、高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、合成樹脂としては、例えば、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、アルキド樹脂、ポリウレタン、熱硬化性ポリイミド、ポリエチレン、高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニル、ポリウレタン、テフロン(登録商標)、ABS樹脂、AS樹脂、アクリル樹脂、ポリアミド、ナイロン、ポリアセタール、ポリカーボネート、変性ポリフェニレンエーテル、ポリエステル、ポリエチレンテレフタレート、グラスファイバー強化ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、環状ポリオレフィン等の高分子化合物が含まれるがこれら以外の高分子化合物が含まれてもよい。また、パネル部材300には、上記の合成樹脂を発泡させた発泡プラスチックを用いるのが好適である。発泡させることでパネルの重量を抑えることが可能であると共に、断熱性を高めることが可能となる。また、パネル部材300に発泡プラスチックを用いた場合に、内部に鉄筋を設ける構成であってもよい。内部に鉄筋を設けることで、パネルの強度を高めることが可能である。なお、パネル部材300に上述の切取線100a、100bが設けられる場合があってもよい。
図4は、パネル部材300を組み合わせた部屋設備400の斜視図である。
部屋設備400は、12個のパネル部材300(1個のパネル部材300に入口を設けている。)を組み合わせることで構成される。
図5は、部屋設備400の見取り図と部屋設備500の見取り図である。部屋設備500は、8個のパネル部材300(1個のパネル部材300に入口を設けている。)を組み合わせることで構成される。
図6は、部屋設備400を集合させた集合部屋設備600の見取り図である。また、部屋設備400や部屋設備500を様々な組合せで集合させた集合部屋設備を作り出すことも可能である。
図7は、パネル部材100またはパネル部材300をフロートとして用いた救命筏700の正面図である。なお、外観に表れない隠れ線を点線にて表している。
救命筏700は、複数のパネル部材200またはパネル部材300を連結したものを3層に重ねることで構成される。また、パネル部材200またはパネル部材300に設けられた切取線100a、100bのいずれかに複数のポール701が固定され、複数のポール701にビニール製の屋根703を架設する。なお、ポール701には、上述の連結軸200を用いてもよい。
また、救命筏700の上部に上述の部屋設備400、500を設ける場合があってもよいし、上述以外の部屋設備を設ける場合があってももちろんよい。また、この場合において、部屋設備400、500の外側部分に防水加工を施してもよい。
本実施形態によるパネル部材100、300は、以下の様に使用するのが好適である。
(実施例1)パネル部材100、300に合成樹脂(特に発泡プラスチック)を用いることで、軽量化を図ることが可能である。
(実施例2)パネル部材100、300を建物(特に学校の校舎)の屋上にて保管し、津波や洪水等の自然災害が発生した場合に、非常用の救命筏として用いる。
(実施例3)自然災害が発生した場合に体育館等の施設が避難所として用いられる場合において、パネル部材100、300を用いて、臨時の集合部屋設備(体育館等の屋内に設置する仮設住居や屋外の仮設住居等)を作ることができる。パネル部材100、300は、軽量化され、連結軸200を用いることで簡単に連結することが可能であり、かつ様々な形状に組み合わせることが可能でもあるため、避難してきた人でも容易に集合部屋設備を作ることができる。特に、パネル部材100、300には断熱性に優れた発泡プラスチックを用いるのが好適である。
(実施例4)建築材としてパネル部材100、300を用いて、住宅等の建築物を建築してもよい。パネル部材100、300の連結に用いる連結軸200が柱としても機能するため、柱の構造物を省略することが可能である。また、パネル部材100、300に断熱性に優れた発泡プラスチックを用いることで、断熱材も不要になる。
(実施例5)パネル部材100、300を用いて、持ち運び可能な倉庫(コンテナ)設備を作成してもよい。
次いで、図8〜図13を用いて、本考案の第2の実施形態によるパネル部材1000、2000を説明する。なお、以下の全ての図面においては、理解を容易にするため、各構成要素の寸法や比率などは適宜異ならせて図示する場合がある。また、同じ構成については、符号を同一にすることでその説明を省略する場合がある。
図8は、パネル部材1000の斜視図である。パネル部材1000は、板状の基材の表面にシート状の合成皮革や合成樹脂を接着してなるパネルに、2つの切れ目(表側の切れ目と裏側の切れ目)を設けることで作られる。パネル部材1000は、3つに分割されたパネル1001がシート状の合成皮革や合成樹脂によって屏風状に連結して構成される。パネル部材1000の基材は、木材パルプを原料とした合成繊維で形成されてもよいし、合成樹脂で形成されてもよい。合成樹脂としては、例えば、エチレン酢酸ビニル、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、アルキド樹脂、ポリウレタン、熱硬化性ポリイミド、ポリエチレン、高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、合成樹脂としては、例えば、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、アルキド樹脂、ポリウレタン、熱硬化性ポリイミド、ポリエチレン、高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニル、ポリウレタン、テフロン(登録商標)、ABS樹脂、AS樹脂、アクリル樹脂、ポリアミド、ナイロン、ポリアセタール、ポリカーボネート、変性ポリフェニレンエーテル、ポリエステル、ポリエチレンテレフタレート、グラスファイバー強化ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、環状ポリオレフィン等の高分子化合物が含まれるがこれら以外の高分子化合物が含まれてもよい。また、パネル部材1000の基材には、上記の合成樹脂を発泡させた発泡プラスチックを用いるのが好適である。発泡させることでパネルの重量を抑えることが可能であると共に、断熱性を高めることが可能となる。また、パネル部材1000の基材に発泡プラスチックを用いた場合に、内部に鉄筋を設ける構成であってもよい。内部に鉄筋を設けることで、パネルの強度を高めることが可能である。なお、本例のパネル部材1000は、入口が設けられたパネル1001を一つ備える構成であるが、入口が設けられないパネル1001のみで構成される場合があってもよい。なお、
図9は、フロート1500の正面図である。フロート1500は、パネル部材1000を折りたたむことで構成され、図7等に示す救命用筏のフロートとしても用いることが可能である。
図10は、パネル部材2000の斜視図と平面図である。パネル部材2000は、板状の基材の表面にシート状の合成皮革や合成樹脂を接着してなるパネルに、2つの切れ目(表側の切れ目を2つ)を設けることで作られる。パネル部材2000は、3つに分割されたパネル1001がシート状の合成皮革や合成樹脂によってコの字状に連結して構成される。なお、本例のパネル部材2000は、入口が設けられたパネル1001を一つ備える構成であるが、入口が設けられないパネル1001のみで構成される場合があってもよい。
図11を用いて、二つのパネル部材2000を用いて作り出すフロート2500を説明する。図11(b)は、フロート2500の正面図である。二つの折り畳んだパネル部材2000を図11(a)に示すように、重ね合わせて固定することで、図11(b)に示すフロート2500が作り出される。
図12は、パネル部材2000を用いた避難用集合部屋設備3000の見取り図であり、図13は、パネル部材1000、2000を用いた避難用集合部屋設備4000の見取り図である。このように、パネル部材1000、2000の組合せによって、最低限のプライバッシーを確保することを目的とした避難用集合部屋設備を簡単に作り出すことが可能である。
また、パネル部材1000、2000は、2箇所の切れ目を設けることで3つのパネルが連結する構成であるが、切れ目を1箇所として2つのパネルを連結するようにしてもよいし、3箇所以上の切れ目を設けることで4つ以上のパネルが連結する構成であってもよい。
本実施形態によるパネル部材1000、2000は、以下の様に使用するのが好適である。
(実施例1)パネル部材1000、2000の基材に合成樹脂(特に発泡プラスチック)を用いることで、軽量化を図ることが可能である。
(実施例2)パネル部材1000、2000を建物(特に学校の校舎)の屋上にて保管し、津波や洪水等の自然災害が発生した場合に、非常用の救命筏として用いる。
(実施例3)自然災害が発生した場合に体育館等の施設が避難所として用いられる場合において、パネル部材1000、2000を用いて、臨時の避難用集合部屋設備(体育館等の屋内に設置する仮設住居や屋外の仮設住居等)を作ることができる。パネル部材1000、2000は、軽量化され、かつ様々な形状に組み合わせることが可能でもあるため、避難してきた人でも容易に避難用集合部屋設備を作ることができる。特に、パネル部材1000、2000には断熱性に優れた発泡プラスチックを用いることで、パネル部材1000、2000を床として使用するのが適している。
上述の実施形態は、本考案の好適な一例であるので、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本考案の範囲は、上述の説明によって不当に限定されるものではない。また、上述の実施形態で説明される構成の全てが本考案の必須の構成要件ではない。また、上述の実施形態で説明される構成は相互に付け足したり組み合わせたりしてもよい。
本考案は、パネル部材に関しにおいて広く利用可能である。本考案のパネル部材は、軽量化や連結容易性の向上によって、建築材としてのみならず、避難所等で用いるパネル部材や救命用筏のフロート材としても広く利用可能である。
100、300、1000、2000 パネル部材
100a、100b 切取線
101a、101b、301a〜d 連結形状
102 連結孔
103 凸部
104 凹部
200 連結軸
400、500 部屋設備
600 集合部屋設備
700 救命筏
701 ポール
703 屋根
1001 パネル
1500、2500 フロート
3000、4000 避難用集合部屋設備

Claims (2)

  1. 板状の発泡プラスチックで構成されたパネル部材であって、
    上端、下端、左端、または右端のうちの少なくとも一端に、パネル部材同士を連結させるための連結形状が形成され、
    前記連結形状は、少なくとも2つの凸部と少なくとも2つの凹部で構成され、
    前記凸部は、他のパネル部材の前記凹部に嵌る形状であり、
    前記板状の発泡プラスチックの内部に鉄筋が設けられる、パネル部材。
  2. 請求項1に記載のパネル部材を用いた建築物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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