JP3220014B2 - 水切り用組成物、それを用いた水切り乾燥方法および水切り用組成物の製造方法 - Google Patents
水切り用組成物、それを用いた水切り乾燥方法および水切り用組成物の製造方法Info
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Description
器、電子機器等の部品を水で処理した後、部品表面に付
着した水を除去する水切り用組成物、それを用いた水切
り乾燥方法および水切り用組成物の製造方法に関するも
のである。
ックス等の各材料を表面処理したものは、通常、後工程
で水洗されるが、その際水洗物の表面には水が付着す
る。
く除くために、IPA(イソプロピルアルコール)のよ
うな親水性溶剤中に、水洗後の物品を浸漬し、物品に付
着している水を溶剤中に拡散させて水切りする方法や、
フロンや塩化メチレンなどの不燃性溶剤や炭化水素系溶
剤等の可燃性溶剤に界面活性剤を添加した洗浄剤中に水
の付着している物品を浸漬し、付着水を除去して水切り
乾燥する方法などが採用されている。
水切り性能には優れているものの、溶剤自体が引火点の
低い可燃性有機溶剤であるため安全性の確保が困難であ
り、洗浄装置の面で防爆仕様などを施す結果、コスト面
でも高くなる傾向がある。また、これらの溶剤を単独で
用いた場合、特にプラスチックスなどの材料に対してケ
ミカルアタックを起こすという問題がある。
不燃性溶剤や炭化水素系溶剤等の可燃性溶剤に界面活性
剤を添加した洗浄剤を用いる方法では、フロンは不燃性
であるがオゾン層破壊物質であるため生産、消費が規制
されており、また、塩化メチレン等の塩素系溶剤は地下
水汚染、さらには人体への悪影響が懸念されているとい
う問題がある。
て、フルオロカ−ボン類であるパ−フルオロヘキサンと
トリフルオロエタノールとの混合系による水切り洗浄方
法が提案されているが、このような混合系を用いる方法
では、親水性のないパ−フルオロヘキサンを含むため
に、水切り性に乏しいという問題がある。しかも、パ−
フルオロヘキサンとトリフルオロエタノールとは、液体
状態では相溶していないために、液管理が困難であるう
えに、乾燥対象物の表面に凝縮液が不均一に漏れるため
に、乾燥ジミが生じやすいというような問題を有してい
る。
いる方法は水切り性能には優れているものの、安全性、
コスト面で改善すべき点があり、プラスチックス材料に
対してケミカルアタックを起こすという問題もある。ま
た、フロンや塩化メチレンなどの不燃性溶剤や炭化水素
系溶剤等の可燃性溶剤に界面活性剤を添加した洗浄剤を
用いる方法では、オゾン層破壊や環境・衛生上の問題が
ある。
水切り性を満足しながら、上述した問題のない水切り用
組成物、それを用いた水切り乾燥方法および水切り用組
成物の製造方法を提供することを目的とする。
は、(A)フルオロカーボン類と(B)親水性溶剤と
(C)界面活性剤との混合物からなることを特徴とする
水切り用組成物により達成される。
フルオロカーボン類、ハイドロフルオロカーボン類、ハ
イドロフルオロエーテル類等が例示される。
が低いため乾燥性に優れている。そのため洗浄分野では
蒸気乾燥剤として広く利用されている。さらに粘性も低
いため、部品への浸透性に優れている。
えば 一般式:Cn F2n+2(式中、nは 4〜12の整数を示す) で表されるパーフルオロアルカンや、
9 )3 N、(C5 F11)3 N、(C2 F5 )3 N、(C
2 F5 )(C3 F8 )NF、(CF3 )2 NC2F5 、
(CF3 )2 NCF=CF2 、(CF3 )2 NCF2 C
F2 Η、(CF3)2 NCF2 CF3 、C5 F10NC2
F5 、等のトリフルオロラジカルを生じるパーフルオロ
アミン、またはパーフルオロモルホリン等が挙げられ
る。
1〜 7の整数を示す)で示されるパーフルオロエーテル
化合物を挙げることができる。
F2p-2-q (pは 1〜10、qは 1〜20の整数を示す)で示される化
合物が使用でき、さらに具体的にはC5 Η1 F11、C5
H2 F8 、C5 Η2 F10、C5 Η3 F9 、C4 Η
3 F7 、C6 Η2 F12等を挙げることができる。
は、例えばCF3 CF2 CF2 I、CΗ2 FI、CF3
CF2 CF2 CF2 I、CF2 I2 、CF3 (CF2 )
4 I等を挙げることができる。
は、 一般式:(Ct H2t+1-uFu )−O−(Cv H +2v+1-w
Fw ) (t、u、vおよびwは任意の整数を示し、好ましくは
u=2t+1、w=0である)で示される化合物が使用
できる。さらに具体的には、C3 F7 OCΗ3 、C4 F
9 OCH3 、C5 F11OCH3 、C3 F7 OC2 H5 、
C4 F9 OC2 H5 、C5 F11OC2 H5 等を挙げるこ
とができる。ハイドロフルオロエーテルやハイドロフル
オロカーボンはパーフルオロカーボンらに比べ親水性溶
剤や低分子シロキサンとの溶解性の自由度が高く、混合
溶剤を調整しやすいという特徴を有する。
浄剤全量に対して60重量%から99重量%未満であること
が好ましく、70重量%以上95重量%以下であることがよ
り好ましい。60重量%未満であると、混合物が引火しや
すくなる、あるいは乾燥性を損なうといった不具合が生
じる。また、99重量%以上であると混合物の相溶性が得
にくくなる結果、水切り性を損なう。
類、グリコール類が挙げられるが、水と任意の割合で混
合する溶剤であれば任意の溶剤が使用可能である。
め水切り性能に優れている。
の低級アルコールであることが好ましく、炭素数 5以上
のアルコールの場合、水との任意相溶性が損なわれる。
しては、メタノール、エタノール、イソプロパノール、
tert−ブタノール、トリフルオロエタノール等が挙
げられる。特にtert−ブタノール(分子量: 74.1
2、沸点:82.5℃( 760mmHg))は、C4 アルコー
ルのなかでも唯一、水と任意相溶する性質が有り、沸点
が最も低い特徴を有しており、本発明に好適している。
エーテル類が挙げられる。より具休的には、プロピレン
グリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコール
モノエチルエーテル、プロピレングリコールモノプロピ
ルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテ
ルが例示され、これらは単独、または組み合わせて使用
することができる。
るための必須の成分であり、なかでも脂肪酸系およびア
ミン系の界面活性剤の2成分系を合わせて使用すると水
切り性能が著しく向上する。
酸、カプリン酸、カプロン酸等が挙げられ、アミン系の
界面活性剤としては、カプリルアミン、ラウリルアミ
ン、オレイルアミン、オレイルプロピレンジアミン等が
挙げられる。
(モル比)は脂肪酸 1モルに対し、アミン化合物が 1/3
モルから 3モルの範囲であることが好ましく、より好ま
しくは1/モルから 2モルの範囲である。
対するそれぞれの添加割合は、少なくとも0.0003重量%
であり、また脂肪酸とアミン化合物を合わせた総添加量
は洗浄剤全量の 0.001〜 5重量%が好ましく、 0.005〜
1重量%がより好ましい。
重量%未満であると、水切り性能が低下し、特に複雑な
形状の非洗浄物を処理する場合に水切り性能が不十分と
なり、水切り乾燥後に、水の残存やシミ発生等の不貝合
が生じやすい。また、 5重量%を越えると、部品への界
面活性剤の残存吸着が生じるため乾燥性が悪くなる。
分子シロキサンを混合することができる。
同様に、蒸発潜熱、表面張力、粘性が低いために乾燥性
に優れている。
る。ここでRは同一または相異なる置換または非置換の
1価の有機基を表す。
サン(ΜΜ)オクタメチルトリシロキサン(MDM)、
デカメチルテトラシロキサン(MD2M)、ドデカメチ
ルペンタシロキサン(ΜD3Μ)、オクタメチルシクロ
テトラシロキサン(D4)、デカメチルシクロペンタシ
ロキサン(D5)、ドデカメチルシクロヘキサシロキサ
ン(D6)等を挙げることができる。
することが望ましい。
水性溶剤には溶けやすいが、フルオロカーボン類には溶
けにくい。したがって、低分子シロキサンや親水性溶剤
はそれぞれ上述した特長をもつ他に、フルオロカーボン
類と界面活性剤を相溶化させる「つなぎ剤」として機能
する。
剤または親水性溶剤と低分子シロキサンの混合溶剤に添
加した後、フルオロカーボン類を混合することが好まし
い。すなわち、界面活性剤を他の構成成分を混合した後
添加すると溶解性が悪くなり、均一な溶解液が得られに
くい。
共沸組成物であることが好ましい。ここで共沸組成物と
は、液相組成と気相組成が一致し、組成の変化なしに蒸
留し得る化合物であり、また共沸混合物を形成しないも
のの、温度−組成により表される沸点図に置いて沸騰曲
線と凝縮曲線が近接している場合、各々の成分の揮発性
が近い場合、各々の成分の沸点が近接している場合等の
ように、液相の組成と気相の組成が近似するような現象
を擬似共沸といい、このような擬似共沸を形成する混合
物を擬似共沸混合物と言う。
固有の沸点よりも低くなる、あるいは高くなる場合に発
現する。したがって、共沸性を得るためには、単に各成
分を混合しただけで得られない場合が多く、混合物の沸
点が各成分の固有の沸点よりも低くなる場合には、任意
の割合で混合した液を蒸留し、留分を繰り返し蒸留した
り、あるいは段数を設けた精留により得ることができ
る。この様にして得られる共沸組成物(混合物)は、さ
らに一定圧力のもとで蒸留を繰り返しても、留分の実質
的な変化は見られないという特徴を有する。なお、擬似
共沸組成物についても同様にして得ることができる。
であり、さらに界面活性剤自体の沸点が 150℃を越える
ものを使用した場合で、他の成分に比べ沸点差が著しく
大きくなる場合には、フルオロカーボン類と親水性溶剤
のみからなる共沸組成物、もしくは、それに低分子シロ
キサンを添加した共沸組成物であれば、この共沸組成物
に界面活性剤を添加しても実質的に共沸性は損なわれず
に維持させることが可能となる。
もしくは難燃性であることが望ましい。
定義する。
て引火点をタグ密閉式引火点測定器およびクリーブラン
ド開放式引火点測定器で測定する。その結果、タグ密閉
式およびクリーブランド開放式のいずれにおいても、引
火点が測定不可であるものを不燃性と、タグ密閉式およ
びクリーブランド開放式のいずれかにおいて、引火点が
測定不可であるものを難燃性と定義する。
ついて説明する。
漬して水切りの際、浸漬して放置しても水切りは可能で
あるが、より効果的に水切りを行うためには部品を揺動
させる、あるいは洗浄剤に噴流やバブリングを併用して
水切りをすることが好ましい。水切りの際、水は液面に
上昇する。したがって液面に浮遊している水をオーバー
フローなどによって回収分離することが好ましい。
燥、温風乾燥等、特に方法は限定されないが、精密乾燥
性、速乾性の点から蒸気乾燥が好ましい。この際の蒸気
乾燥剤には本発明の組成物を用いることができる。特に
共沸組成物であれば蒸気組成に変化が生じないため、乾
燥仕上がり性を良好に保つことができる。さらに、界面
活性剤が他の成分に比べ著しく高い場合には、界面活性
剤は蒸気雰囲気中には存在しないため乾燥への悪影響は
ほとんどない。したがって本発明の組成物は水切り剤の
みでなく、蒸気乾燥剤にも使用できるため、水切り乾燥
を1種の液のみで可能となり、液管理が容易になる。
り詳細に説明する。
ジシロキサンTSF451-0.65(商品名、東芝シリコーン
(株)製)(純度99%以上))、tert−2ブタノ一
ルおよびハイドロフルオロエーテル(住友3M製)であ
るノナフルオロメトキシブタン(C4 F9 OCH3 )を
容積比1:1:1の割合で蒸留フラスコにいれ、理論段
数30段の精留塔を用いて常圧下で蒸留を行った。この蒸
留によって、328K〜333Kにおいて共沸留分が得られた。
より分析し、実際の配合割合を定量した結果、ハイドロ
フルオロエーテルが84重量部、ヘキサメチルジシロキサ
ンが7重量部、tert−ブタノ一ルが 9重量部であっ
た。
サンとtert−ブタノ一ルの混合液に、あらかじめ脂
肪酸としてカプリン酸、アミン類としてオレイルプロピ
レンジアミンを1:1モル比の割合で、0.01重量部添加
したのち、ハイドロフルオロエーテルを84重量部添加し
て水切り組成物を得た。
イドロフルオロエーテルの 2成分でも同様の方法で蒸留
を行った。この蒸留によって327K〜334Kにおいて共沸留
分が得られた。
ハイドロフルオロエーテルが87重量部、tert−ブタ
ノールが13重量部であった。
フルオロカ−ボンであるオクタフルオロシクロペンタ
ン、パ−フルオロカ−ボンであるパ−フルオロNメチル
モルホリンを用いてもよい。
成物中に室温で浸漬し、揺動しながら付着した純水を除
去した。このレンズを引き上げた後、蒸気乾燥を同じ組
成の組成物で 2分間行った。この水切り乾燥後の状態
(表面状態や乾燥ジミの有無)を目視および走査型電子
顕微鏡で観察して乾燥後の外観評価を行った。また、水
分除去率を下記の方法にしたがって求めた。
レンズを脱水エタノール中に移して残留する水分を溶解
させ、この水分をカールフィッシャー法で定量(a)
し、一方水切り乾燥を行わないレンズの水分を同様に定
量(b)して、これらから下記の式にしたがって求め
た。
同一の水切り対象物(ガラスレンズ)について、CFC113
/界面活性剤系(ノニオン系界面活性剤 0.5重量部)に
よる水切りとCFC113による引上げ乾燥(比較例1)、お
よびIPΑによる水切り乾燥(比較例2)、ヘキサメチ
ルジシロキサンにカプリン酸、アミン類としてオレイル
プロピレンジアミンを1:1モル比の割合で、0.01重量
部添加した水切り剤(比較例3)による水切り乾燥を行
った。
較例1〜3をそれぞれタグ密閉式で引火点測定を行っ
た。タグ密閉式で引火点が測定されなかったものについ
てはクリーブランド開放式でも測定した。
ッキ処理後のガラスフィルタ(10枚/バスケット)をサ
ンプルとし、このサンプルを純水で水洗後、実施例3〜
の水切り組成物で水切り乾燥をそれぞれ 100回連続して
行った。 100回目の水切り乾燥品に対して、実施例1お
よび2と同様にして、水分除去率の算出と乾燥後の外観
検査を行った。それらの評価結果を表2に示す。
Claims (33)
- 【請求項1】 フルオロカーボン類と親水性溶剤と界面
活性剤との混合物からなることを特徴とする水切り用組
成物。 - 【請求項2】 フルオロカーボン類と親水性溶剤と界面
活性剤との混合物からなる水切り用組成物で水切り後、
前記水切り用組成物と実質的に同組成の組成物を用いて
蒸気乾燥することを特徴とする水切り乾燥方法。 - 【請求項3】 フルオロカーボン類と親水性溶剤と界面
活性剤との混合物を製造するにあたり、前記界面活性剤
を前記親水性溶剤に混合して溶解させた後、この混合液
に前記フルオロカーボン類を混合して相溶した液にする
ことを特徴とする水切り用組成物の製造方法。 - 【請求項4】 前記混合物に、低分子シロキサンを混合
したことを特徴とする請求項1記載の水切り用組成物。 - 【請求項5】 前記混合物において、フルオロカーボン
類がハイドロフルオロエーテル類、ハイドロフルオロカ
ーボン類およびパーフルオロカーボン類から選ばれた少
なくとも1種であることを特徴とする請求項1記載の水
切り用組成物。 - 【請求項6】 前記ハイドロフルオロエーテル類がノナ
フルオロメトキシブタンであることを特徴とする請求項
5記載の水切り用組成物。 - 【請求項7】 前記ハイドロフルオロカーボン類がオク
タフルオロシクロペンタンであることを特徴とする請求
項5記載の水切り用組成物。 - 【請求項8】 前記パーフルオロカーボン類がパーフル
オロNメチルモルホリンであることを特徴とする請求項
5記載の水切り用組成物。 - 【請求項9】 前記低分子シロキサンがヘキサメチルジ
シロキサンであることを特徴とする請求項4記載の水切
り用組成物。 - 【請求項10】 前記親水性溶剤がアルコール類である
ことを特徴とする請求項1記載の水切り用組成物。 - 【請求項11】 前記アルコール類が炭素数1〜4の低級
アルコールであることを特徴とする請求項10記載の水
切り用組成物。 - 【請求項12】 前記低級アルコールがtert-ブタノー
ルであることを特徴とする請求項11記載の水切り用組
成物。 - 【請求項13】 前記界面活性剤が脂肪酸およびアミン
化合物からなることを特徴とする請求項1記載の水切り
用組成物。 - 【請求項14】 前記飽和脂肪酸がカプリン酸であるこ
とを特徴とする請求項13記載の水切り用組成物。 - 【請求項15】 前記アミン化合物がオレイルプロピレ
ンジアミンであることを特徴とする請求項13記載の水
切り用組成物。 - 【請求項16】 前記混合物が共沸および/または擬共
沸組成物であることを特徴とする請求項1または請求項
4記載の水切り用組成物。 - 【請求項17】 前記混合物が不燃性または難燃性であ
ることを特徴とする請求項1または請求項4記載の水切
り用組成物。 - 【請求項18】 前記混合物に、低分子シロキサンを混
合したことを特徴とする請求項2記載の水切り乾燥方
法。 - 【請求項19】 前記混合物において、フルオロカーボ
ン類がハイドロフルオロエーテル類、ハイドロフルオロ
カーボン類およびパーフルオロカーボン類から選ばれた
少なくとも1種であることを特徴とする請求項2記載の
水切り乾燥方法。 - 【請求項20】 前記低分子シロキサンがヘキサメチル
ジシロキサンであることを特徴とする請求項18記載の
水切り乾燥方法。 - 【請求項21】 前記親水性溶剤がアルコール類である
ことを特徴とする請求項2記載の水切り乾燥方法。 - 【請求項22】 前記界面活性剤が脂肪酸およびアミン
化合物からなることを特徴とする請求項2記載の水切り
乾燥方法。 - 【請求項23】 前記混合物が共沸および/または擬共
沸組成物であることを特徴とする請求項2または請求項
18記載の水切り乾燥方法。 - 【請求項24】 前記混合物が不燃性または難燃性であ
ることを特徴とする請求項2または請求項18記載の水
切り乾燥方法。 - 【請求項25】 前記混合物に、低分子シロキサンを混
合したことを特徴とする請求項3記載の水切り用組成物
の製造方法。 - 【請求項26】 前記混合物において、フルオロカーボ
ン類がハイドロフルオロエーテル類、ハイドロフルオロ
カーボン類およびパーフルオロカーボン類から選ばれた
少なくとも1種であることを特徴とする請求項3記載の
水切り用組成物の製造方法。 - 【請求項27】 前記低分子シロキサンがヘキサメチル
ジシロキサンであることを特徴とする請求項25記載の
水切り用組成物の製造方法。 - 【請求項28】 前記親水性溶剤がアルコール類である
ことを特徴とする請求項3記載の水切り用組成物の製造
方法。 - 【請求項29】 前記界面活性剤が脂肪酸およびアミン
化合物からなることを特徴とする請求項3記載の水切り
用組成物の製造方法。 - 【請求項30】 前記フルオロカーボン類の配合割合
が、混合物全体の60〜99重量%であることを特徴と
する請求項1記載の水切り用組成物。 - 【請求項31】 前記親水性溶剤の配合割合が、前記フ
ルオロカーボン類70〜90重量部に対して4〜30重
量部であることを特徴とする請求項1記載の水切り用組
成物。 - 【請求項32】 前記低分子シロキサンの配合割合が、
前記フルオロカーボン類70〜90重量部に対して22
重量部以下であることを特徴とする請求項4記載の水切
り用組成物。 - 【請求項33】 前記脂肪酸とアミン化合物の混合比
が、脂肪酸1モルに対してアミン化合物が1/3モルか
ら3モルの範囲であり、かつ前記脂肪酸とアミン化合物
の総添加量が0.001から5重量%であることを特徴とする
請求項13記載の水切り用組成物。
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JP17385296A JP3220014B2 (ja) | 1996-07-03 | 1996-07-03 | 水切り用組成物、それを用いた水切り乾燥方法および水切り用組成物の製造方法 |
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JPH1015303A JPH1015303A (ja) | 1998-01-20 |
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R370 | Written measure of declining of transfer procedure |
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