JP3219968B2 - 医療用バルーン拡張カテーテル - Google Patents
医療用バルーン拡張カテーテルInfo
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- JP3219968B2 JP3219968B2 JP12081795A JP12081795A JP3219968B2 JP 3219968 B2 JP3219968 B2 JP 3219968B2 JP 12081795 A JP12081795 A JP 12081795A JP 12081795 A JP12081795 A JP 12081795A JP 3219968 B2 JP3219968 B2 JP 3219968B2
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- Japan
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- dilatation catheter
- balloon
- outer diameter
- inner tube
- ray opaque
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、血管内に発生した狭窄
部を拡張して、狭窄部の末梢側における血液の流量を増
大させるための医療用バルーン拡張カテーテルに関す
る。さらに詳しくは、拡張バルーンの内部にある内管の
外周面上にX線不透過マーカーを有する医療用バルーン
拡張カテーテルの改良に関するものである。
部を拡張して、狭窄部の末梢側における血液の流量を増
大させるための医療用バルーン拡張カテーテルに関す
る。さらに詳しくは、拡張バルーンの内部にある内管の
外周面上にX線不透過マーカーを有する医療用バルーン
拡張カテーテルの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、冠状動脈等の狭窄した動脈の
手術として採用されている血管形成術には、中空のシャ
フトの先端部にバルーンを備えた拡張カテーテルが使用
されている。これらのバルーン拡張カテーテルでは、バ
ルーン内の、外径が一定の内管外周面上にX線不透過マ
ーカーリングを嵌め込み、またその固定のため、マーカ
ーリングを覆うように熱収縮チューブが被着されてい
る。また、熱収縮チューブを被着させる他の目的は、金
属であるX線不透過マーカーとバルーンとの接触による
バルーンの損傷を防ぐことである。従来のバルーン拡張
カテーテルは、例えば図3に示す如く、拡張バルーン1
の内部にある、外径が一定の内管2の外周面上にX線不
透過マーカーリング3を嵌め込み、またその固定および
バルーンの損傷防止のために、マーカーリング3を覆う
ように熱収縮チューブ4が被着されているので、その部
分の外径は内管の外径よりも大となっている。
手術として採用されている血管形成術には、中空のシャ
フトの先端部にバルーンを備えた拡張カテーテルが使用
されている。これらのバルーン拡張カテーテルでは、バ
ルーン内の、外径が一定の内管外周面上にX線不透過マ
ーカーリングを嵌め込み、またその固定のため、マーカ
ーリングを覆うように熱収縮チューブが被着されてい
る。また、熱収縮チューブを被着させる他の目的は、金
属であるX線不透過マーカーとバルーンとの接触による
バルーンの損傷を防ぐことである。従来のバルーン拡張
カテーテルは、例えば図3に示す如く、拡張バルーン1
の内部にある、外径が一定の内管2の外周面上にX線不
透過マーカーリング3を嵌め込み、またその固定および
バルーンの損傷防止のために、マーカーリング3を覆う
ように熱収縮チューブ4が被着されているので、その部
分の外径は内管の外径よりも大となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、バルーン拡
張カテーテルを臨床上使用する際には、狭くなった血管
などの狭窄部を通過させるため、バルーンを収縮させた
ときの外径を如何に小さくするかが非常に重要である。
バルーン収縮時のバルーン部分の最大外径(クロシング
・プロファイル)Pは、下記式によって決定される。 P=Id +2C+2Tm +2Tc +2Tb Id :内管の外径 C :X線不透過マーカー内径と内管外径との間のクリ
アランス Tm :X線不透過マーカーの厚み Tc :熱収縮チューブの厚み Tb :バルーンを収縮させ折り畳んだときのバルーン層
全体の厚み 従来のバルーン拡張カテーテルでは、図3から明らかな
ように、構造上X線不透過マーカーを装着した部分で凸
部を生じ、その部分の外径がその分だけ大きくなり、狭
窄がひどい病変部では拡張カテーテルを通過させること
ができないという問題があった。
張カテーテルを臨床上使用する際には、狭くなった血管
などの狭窄部を通過させるため、バルーンを収縮させた
ときの外径を如何に小さくするかが非常に重要である。
バルーン収縮時のバルーン部分の最大外径(クロシング
・プロファイル)Pは、下記式によって決定される。 P=Id +2C+2Tm +2Tc +2Tb Id :内管の外径 C :X線不透過マーカー内径と内管外径との間のクリ
アランス Tm :X線不透過マーカーの厚み Tc :熱収縮チューブの厚み Tb :バルーンを収縮させ折り畳んだときのバルーン層
全体の厚み 従来のバルーン拡張カテーテルでは、図3から明らかな
ように、構造上X線不透過マーカーを装着した部分で凸
部を生じ、その部分の外径がその分だけ大きくなり、狭
窄がひどい病変部では拡張カテーテルを通過させること
ができないという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明者等は鋭意研究した結果、X線不透過マーカ
ーが位置する部位における内管の外径を他の部位の内管
の外径より小さくすることにより上記問題を解決できる
ことを見出し、さらには、金もしくは白金またはそれら
とイリジウムの合金等のX線不透過物質を蒸着、スパッ
タリング等により設けることにより、X線不透過マーカ
ー内径と内管外径との間のクリアランス(C)を無くす
ことができ、バルーン収縮時のバルーン部分の最大外径
を一層効果的に小さくできることを見出し、本発明を完
成するに至った。
に、本発明者等は鋭意研究した結果、X線不透過マーカ
ーが位置する部位における内管の外径を他の部位の内管
の外径より小さくすることにより上記問題を解決できる
ことを見出し、さらには、金もしくは白金またはそれら
とイリジウムの合金等のX線不透過物質を蒸着、スパッ
タリング等により設けることにより、X線不透過マーカ
ー内径と内管外径との間のクリアランス(C)を無くす
ことができ、バルーン収縮時のバルーン部分の最大外径
を一層効果的に小さくできることを見出し、本発明を完
成するに至った。
【0005】上記目的を達成するために、本発明の医療
用バルーン拡張カテーテルは、拡張バルーンの内部にあ
る内管の外周面上にX線不透過マーカーを有するバルー
ン拡張カテーテルにおいて、少なくともX線不透過マー
カーが位置する部位における内管の外径が他の部位の外
径より小さい構成としたものである。また、上記目的を
達成するために、本発明の医療用バルーン拡張カテーテ
ルは、金、白金、イリジウムまたはそれらの合金等のX
線不透過物質を蒸着またはスパッタリングにより被覆形
成したものである。
用バルーン拡張カテーテルは、拡張バルーンの内部にあ
る内管の外周面上にX線不透過マーカーを有するバルー
ン拡張カテーテルにおいて、少なくともX線不透過マー
カーが位置する部位における内管の外径が他の部位の外
径より小さい構成としたものである。また、上記目的を
達成するために、本発明の医療用バルーン拡張カテーテ
ルは、金、白金、イリジウムまたはそれらの合金等のX
線不透過物質を蒸着またはスパッタリングにより被覆形
成したものである。
【0006】
【作用】上記構成のバルーン拡張カテーテルにより、バ
ルーン収縮時の最大外径を、従来の拡張カテーテルに比
べて、小さくした外径の分だけ小さくすることができ、
狭窄がひどい病変部でも拡張カテーテルを通過させるこ
とができる。また、X線不透過物質を蒸着又はスパッタ
リングにより被覆形成することにより、少なくともX線
不透過マーカー内径と内管外径との間のクリアランス
(C)を無くすることができるので、バルーン収縮時の
最大外径を効果的に小さくすることが可能である。
ルーン収縮時の最大外径を、従来の拡張カテーテルに比
べて、小さくした外径の分だけ小さくすることができ、
狭窄がひどい病変部でも拡張カテーテルを通過させるこ
とができる。また、X線不透過物質を蒸着又はスパッタ
リングにより被覆形成することにより、少なくともX線
不透過マーカー内径と内管外径との間のクリアランス
(C)を無くすることができるので、バルーン収縮時の
最大外径を効果的に小さくすることが可能である。
【0007】
【実施例】本発明を実施例を示す添付図面に基づいて具
体的に説明するが、本発明はこれらのみに限定されるも
のではない。
体的に説明するが、本発明はこれらのみに限定されるも
のではない。
【0008】本発明の拡張カテーテルは、図1に示すよ
うに、バルーン1内部の内管2の外周面上のX線不透過
マーカー3が取り付けられる位置に、凹溝6を設け、該
凹溝6内にX線不透過マーカー3を嵌め込み、その上に
熱収縮チューブ4を被覆してなる。凹溝6の深さはX線
不透過マーカー3の厚みと熱収縮チューブ4の厚みの合
計厚みと同等又はそれ以上であり、両者の厚みにより適
宜決定されるが一般的には10〜150μm程度の深さ
である。凹溝6は内管の外周面上の少なくとも180°
にわたって設けられる。凹溝6を設ける方法としては、
研磨や、ウェットもしくはドライのエッチングの方法が
利用できる。エッチングの場合は、非エッチング部にマ
スクが必要であることは常法のとおりである。
うに、バルーン1内部の内管2の外周面上のX線不透過
マーカー3が取り付けられる位置に、凹溝6を設け、該
凹溝6内にX線不透過マーカー3を嵌め込み、その上に
熱収縮チューブ4を被覆してなる。凹溝6の深さはX線
不透過マーカー3の厚みと熱収縮チューブ4の厚みの合
計厚みと同等又はそれ以上であり、両者の厚みにより適
宜決定されるが一般的には10〜150μm程度の深さ
である。凹溝6は内管の外周面上の少なくとも180°
にわたって設けられる。凹溝6を設ける方法としては、
研磨や、ウェットもしくはドライのエッチングの方法が
利用できる。エッチングの場合は、非エッチング部にマ
スクが必要であることは常法のとおりである。
【0009】図2は、本発明の他の実施例を示し、内管
2のX線不透過マーカー3より遠位部全ての外径を小さ
くした構成(外径を小さくした部分7)からなる。熱収
縮チューブ4の角部は丸く面取加工が施され、バルーン
収縮時にバルーン1が該チューブ4に接触してもバルー
ン1が損傷しないように配慮してある。
2のX線不透過マーカー3より遠位部全ての外径を小さ
くした構成(外径を小さくした部分7)からなる。熱収
縮チューブ4の角部は丸く面取加工が施され、バルーン
収縮時にバルーン1が該チューブ4に接触してもバルー
ン1が損傷しないように配慮してある。
【0010】本発明において、X線不透過マーカー3と
しては従来のマーカーリングを用いることができるが、
X線不透過物質を蒸着またはスパッタリングにより成膜
することにより、X線不透過マーカー3の内径と内管2
の外径との間のクリアランスを零とすることができ、バ
ルーン収縮時の最大外径を一層効果的に小さくすること
が可能である。X線不透過物質の膜厚は20〜100μ
m程度の範囲が好ましく、20μm未満ではX線不透過
マーカーとしての効果が不充分であり、一方、100μ
mを越えても更なる効果は得られず、却って不経済とな
る。X線不透過物質としては、原子番号がおよそ50以
上のもの、例えば、鉛、バリウム、ヨウ素、タングステ
ン、金、白金、イリジウム等を使用することができる
が、生体内での使用ということを考えると、バリウム、
ヨウ素、タングステン、金、白金、イリジウム等が安全
面、加工性、コスト面で優れている。また蒸着、スパッ
タリング物質としては、金、白金、イリジウム、または
それらの合金等が好ましい。この中でも膜厚を薄くする
ことを考えた場合は白金の方が有利で、この場合は30
μm程度でX線透視画像上で充分な濃度の映像を作るこ
とができる。また、スパッタ装置、蒸着装置等でのX線
不透過物質の成膜によれば、密着性もよく、またそのエ
ッジ部を滑らかに、つまり面取りされたような状態にす
ることも可能であり、この場合は、固定保護用の熱収縮
チューブを不要とすることができ、工程を簡略化できる
利点がある。
しては従来のマーカーリングを用いることができるが、
X線不透過物質を蒸着またはスパッタリングにより成膜
することにより、X線不透過マーカー3の内径と内管2
の外径との間のクリアランスを零とすることができ、バ
ルーン収縮時の最大外径を一層効果的に小さくすること
が可能である。X線不透過物質の膜厚は20〜100μ
m程度の範囲が好ましく、20μm未満ではX線不透過
マーカーとしての効果が不充分であり、一方、100μ
mを越えても更なる効果は得られず、却って不経済とな
る。X線不透過物質としては、原子番号がおよそ50以
上のもの、例えば、鉛、バリウム、ヨウ素、タングステ
ン、金、白金、イリジウム等を使用することができる
が、生体内での使用ということを考えると、バリウム、
ヨウ素、タングステン、金、白金、イリジウム等が安全
面、加工性、コスト面で優れている。また蒸着、スパッ
タリング物質としては、金、白金、イリジウム、または
それらの合金等が好ましい。この中でも膜厚を薄くする
ことを考えた場合は白金の方が有利で、この場合は30
μm程度でX線透視画像上で充分な濃度の映像を作るこ
とができる。また、スパッタ装置、蒸着装置等でのX線
不透過物質の成膜によれば、密着性もよく、またそのエ
ッジ部を滑らかに、つまり面取りされたような状態にす
ることも可能であり、この場合は、固定保護用の熱収縮
チューブを不要とすることができ、工程を簡略化できる
利点がある。
【0011】
【発明の効果】本発明の医療用バルーン拡張カテーテル
は、バルーン収縮時のバルーン部分の最大外径(クロシ
ング・プロファイル)を従来品に較べて、少なくとも内
管外径を小さくした分(凹溝を設けた場合は、凹溝の深
さの2倍)だけ小さくすることができ、狭窄がひどい病
変部でも患部を損傷することなく通過させることができ
る。
は、バルーン収縮時のバルーン部分の最大外径(クロシ
ング・プロファイル)を従来品に較べて、少なくとも内
管外径を小さくした分(凹溝を設けた場合は、凹溝の深
さの2倍)だけ小さくすることができ、狭窄がひどい病
変部でも患部を損傷することなく通過させることができ
る。
【図1】本発明のバルーン拡張カテーテルの実施例を示
す要部概略断面図である。
す要部概略断面図である。
【図2】本発明のバルーン拡張カテーテルの他の実施例
を示す要部概略断面図である。
を示す要部概略断面図である。
【図3】従来のバルーン拡張カテーテルの要部概略断面
図である。
図である。
1 バルーン 2 内管 3 X線不透過マーカー 4 熱収縮チューブ 5 外管 6 凹溝 7 外径を小さくした部分
Claims (4)
- 【請求項1】 拡張バルーンの内部にある内管の外周面
上にX線不透過マーカーを有するバルーン拡張カテーテ
ルにおいて、少なくともX線不透過マーカーが位置する
部位における内管外径を他の部位の内管外径より小さく
したことを特徴とする医療用バルーン拡張カテーテル。 - 【請求項2】 内管の外周面上の少なくとも180°に
わたって、X線不透過マーカーとしてX線不透過物質が
被覆されている請求項1記載の医療用バルーン拡張カテ
ーテル。 - 【請求項3】 X線不透過物質が蒸着もしくはスパッタ
リングによって被覆されている請求項2記載の医療用バ
ルーン拡張カテーテル。 - 【請求項4】 X線不透過物質が金、白金、イリジウム
またはそれらの合金である請求項2または3記載の医療
用バルーン拡張カテーテル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12081795A JP3219968B2 (ja) | 1995-04-20 | 1995-04-20 | 医療用バルーン拡張カテーテル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12081795A JP3219968B2 (ja) | 1995-04-20 | 1995-04-20 | 医療用バルーン拡張カテーテル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08289934A JPH08289934A (ja) | 1996-11-05 |
JP3219968B2 true JP3219968B2 (ja) | 2001-10-15 |
Family
ID=14795710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12081795A Expired - Lifetime JP3219968B2 (ja) | 1995-04-20 | 1995-04-20 | 医療用バルーン拡張カテーテル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3219968B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3072551A1 (en) | 2015-03-27 | 2016-09-28 | Asahi Intecc Co., Ltd. | Balloon catheter |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1340516A4 (en) | 2000-11-09 | 2008-06-11 | Kaneka Corp | MEDICAL BALLOON CATHETER |
JP5993551B2 (ja) * | 2011-06-28 | 2016-09-14 | 株式会社グッドマン | 生体器官拡張器具の製造方法及び生体器官拡張器具 |
JP6037334B2 (ja) * | 2013-06-27 | 2016-12-07 | 朝日インテック株式会社 | バルーンカテーテル |
US10531876B2 (en) * | 2016-05-31 | 2020-01-14 | Spartan Micro, Inc. | Systems and methods for delivering intravascular implants |
JP6195396B2 (ja) * | 2016-10-24 | 2017-09-13 | 朝日インテック株式会社 | バルーンカテーテル |
WO2024071011A1 (ja) * | 2022-09-30 | 2024-04-04 | テルモ株式会社 | カテーテルおよびカテーテルへのマーカー部材の固定方法 |
-
1995
- 1995-04-20 JP JP12081795A patent/JP3219968B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3072551A1 (en) | 2015-03-27 | 2016-09-28 | Asahi Intecc Co., Ltd. | Balloon catheter |
US10252028B2 (en) | 2015-03-27 | 2019-04-09 | Asahi Intecc Co., Ltd. | Balloon catheter |
EP3556421A1 (en) | 2015-03-27 | 2019-10-23 | Asahi Intecc Co., Ltd. | Balloon catheter |
US10933220B2 (en) | 2015-03-27 | 2021-03-02 | Asahi Intecc Co., Ltd. | Balloon catheter |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08289934A (ja) | 1996-11-05 |
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US20040064070A1 (en) | Guidewire having measurement indicia |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20010710 |