JP3219627B2 - 露光装置 - Google Patents

露光装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パルス発振方式のレー
ザを光源として用いる露光装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体技術は高集積化、微細化の一途を
たどり、光学的な露光方式も高解像力のレンズの開発等
でますますその領域を拡げつつある。このような露光装
置において、マスクまたはレチクルの回路パターンをウ
エハ上に転写して焼きつける場合、回路パターンの解像
線幅は光源の波長に比例するため、近年では遠紫外領域
の短い波長の光源が用いられている。しかしながら、現
在、主に用いられている高圧水銀ランプ等の光源は遠紫
外領域において出力が低く、またウエハ上に塗布される
フォトレジスト材の感光性も低いので、露光時間が長く
なり、スループットが低下する。
【0003】一方、近年エキシマレーザという遠紫外領
域において高出力の光源が、露光装置において有力な手
段となることが知得されている。しかしながら、エキシ
マレーザは従来の重水素ランプやXe−Hgランプと異
なってパルス発振方式であるため、従来のアナログ的な
露光量制御方式、すなわちシャッタを用いてタイマで設
定される時間を制御する方式等を用いることができな
い。
【0004】そこで、図10に示すようなステップにし
たがって行われるパルス露光による露光量制御の方法が
提案されている。この方法は、前のパルス強度に応じて
レーザの発光エネルギを変えるため、レーザに充電する
充電電圧(チャージ電圧)を1パルスごとに計算してい
る。そして、チャージ電圧の計算が終わる前に、レーザ
に対して充電を始める指令(チャージ指令)を入力させ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ような従来の方法では、チャージ指令とレーザを発光さ
せる発光指令のそれぞれの入力時刻の間隔が固定されて
いた。したがって、どのチャージ電圧に対しても目標と
する電圧のチャージ後に発光指令を出さねばならないた
め、最大のチャージ電圧、すなわち最長のチャージ時間
を想定して発光指令を出すタイミングを設定せねばなら
なかった。そのため、チャージ電圧が小さく、チャージ
時間が短い場合には発光指令を待つ時間が存在し、この
待ち時間が露光時間を長くする要因となっていた。
【0006】本発明は、パルス発振方式のレーザを光源
に用いる露光装置の露光時間を、短縮させることを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するため、本願第1発明は、レーザの発光エネルギを
決める充電電圧の充電を開始させる第1信号が入力され
た後に、前記レーザを発光させる第2信号が入力される
ことにより、パルスレーザ光を発生するレーザと、前記
レーザ光のエネルギを検出するエネルギ検出手段とを有
し、該エネルギ検出手段によって得られた検出結果に基
づいて前記レーザの次回の充電電圧を制御する露光装置
において、前記第1信号と前記第2信号の入力時刻の間
隔を前記充電電圧に応じて変える手段を有することを特
徴とする。これにより、露光時間を短くすることがで
き、スループットが向上する。
【0008】また、本願第2発明は、本願第1発明の露
光装置を用いてデバイスを製造することを特徴とするデ
バイスの製造方法である。これにより、従来は難しかっ
た高集積度の半導体デバイスを製造することが可能にな
る。
【0009】
【実施例】以下、図面を用いて実施例を説明する。
【0010】図1は本発明の特徴を最もよく表す露光装
置の構成図である。同図において、1は例えばKrFや
ArFが封入され、パルス化されたレーザ光を発光する
エキシマレーザ光源である。2はエキシマレーザ光源が
発するレーザ光を所望のビーム形状に整形し光束の配光
特性を均一にして出射する照明系であり、ビーム整形光
学系、ハエノ目レンズ等のオプティカルインテグレー
タ、コリメータレンズ、ミラー等により構成される。
【0011】Mは照明系2の出射光路上に配置され、集
積回路パターンが形成されたマスクまたはレチクル(以
下は単にマスクと記す)、3は投影光学系、Wはウエハ
であり、マスクMに形成された集積回路パターンは投影
光学系3を介してウエハW上に投影露光されるようにな
っている。
【0012】4はミラー、5はセンサであり、照明系2
が射出する光束の一部をミラー4によってセンサ5の光
電変換面に入射させている。6はセンサ5に入射したパ
ルス光の光量を積算する光量積算回路である。7はCP
Uであり、エキシマレーザ1が発光する度に、光量積算
回路6から1パルスのエネルギの信号が入力される。C
PU7はレーザ制御部8を介してエキシマレーザ1に対
し発光指令等の制御指令およびチャージ電圧の設定を行
う。また、CPU7はレーザ制御部8を介してエキシマ
レーザ1からレーザ側で測定したレーザ1パルスの出力
エネルギ(パルスエネルギ)の信号を得ている。
【0013】次に、この構成における露光量制御を図
2、図3、図4、図5、図6に基づいて説明する。
【0014】図2はエキシマレーザ1のレーザ発振シー
ケンスのブロック図である。本実施例の回路は、OR回
路201、パルス発生回路202,205、AND回路
203,206、入力した信号を遅らせて出力するディ
レイ回路204,207により構成されている。
【0015】本実施例のディレイ回路204は、ディレ
イ(遅れ)時間を自由に設定できるような構成になって
いるため、チャージ電圧に応じてディレイ時間を制御
し、露光時間の短縮化を図ることができる。
【0016】図3は、エキシマレーザ1のチャージ電圧
とレーザ発振の関係を示すタイミングチャートである。
【0017】図3において、301は前回のレーザへの
発光指令であり、302は前回のレーザの発光時刻を示
すものである。発光指令302とほぼ同時にレーザの発
光は行われる。
【0018】303は今回のチャージ指令であり、この
信号が入力されるとレーザに充電が始まる。この今回の
チャージ指令303と前回の発光指令301との時間間
隔は、ディレイ回路207によって決められる。ディレ
イ回路207のディレイ時間は可変である必要はない。
【0019】304はチャージ電圧と時間の関係を示し
ており、チャージ電圧は充電曲線に沿って変化してい
る。305は、目標とする露光量を達成するために計算
によって出されたチャージ電圧である。
【0020】前述のように、チャージ電圧とチャージ時
間の関係は充電曲線で表されるため、チャージ時間によ
ってチャージ電圧は容易に推測できる。したがって、目
標とするチャージ電圧のチャージに要する時間をCPU
7によって計算し、その時間を可変ディレイ回路204
に設定することにより、目標とするチャージ電圧になっ
たと同時にレーザを発光させることができる。306は
目標とするチャージ電圧になったと同時に出された今回
の発光指令であり、307は今回のレーザの発光時間で
ある。破線部は次回のチャージ指令とチャージ電圧を表
している。
【0021】次に図2と図3を関連づけて本実施例を説
明する。
【0022】露光開始時に、OR回路201にスタート
パルス211を入力する。そして、イネーブル信号21
2をONにして、AND回路203、206、ディレイ
回路204、207がそれぞれ働くようにする。
【0023】OR回路201の出力はパルス発生回路2
02、AND回路203を通して、エキシマレーザ1に
チャージ指令303を出す。これにより、エキシマレー
ザ1のチャージが始まる。
【0024】前回のレーザが発光した後に、後に説明す
る露光量の計測と、積算露光量、チャージ電圧等の計算
が行なわれる。時刻308は、この計算が終了する時間
を表している。
【0025】本実施例では、更に、目標とするチャージ
電圧を充電するのに必要な時間の計算もこの時刻302
から308の間に行ない、ディレイ回路204に計算結
果に応じたディレイ時間を設定する。
【0026】パルス発生回路202の出力信号はディレ
イ回路204に入り、前述の設定したディレイ時間が経
過した後、パルス発生回路205に入り、AND回路2
06を通してエキシマレーザ1に発光指令306を出
す。これにより、エキシマレーザ1は目標のエネルギを
得るチャージ電圧で発光307を起こす。パルス発生回
路205の出力信号はディレイ回路207にも入り、こ
の回路で信号を遅らせてOR回路に入る。後はスタート
パルス211が入った場合と同じシーケンスが始まる。
【0027】積算露光量が目標露光量になり、露光をや
める場合はイネーブル信号212をOFFにして、AN
D回路203、206、ディレイ回路204、207の
それぞれが働かないようにし、エキシマレーザ1の発振
を止める。
【0028】図4、図5、図6はCPU7による露光量
制御のフローチャートである。
【0029】ステップ401でレーザ発振のシーケンス
のスタートした後に、ステップ402において、発光パ
ルス回数nを0にセットし、加算露光量Jsを0にセッ
トするとともに、エキシマレーザ1に設定するチャージ
電圧とその時の1パルスあたりの露光量の関係を示すデ
ータベースを初期化する。
【0030】ステップ403で前回ショットまでの露光
で決められた中心となるチャージ電圧HVc(例えば1
4000V)からチャージ電圧の最大可変幅ΔHV(例
えば500V)を減算して、最低チャージ電圧を一時的
に変数hvとしてメモリに記憶させる。ステップ404
で変数hvに記憶されているチャージ電圧をエキシマレ
ーザ1に対して、レーザ制御部8のパラレル信号ライン
208を通して設定して、発光307が起きるのをステ
ップ405で待つ。発光すると、ステップ406で発光
回数nをカウントアップし、ステップ407でセンサ5
および光量積算回路6を通して1パルスあたりの露光量
Jpを計測し、記憶する。
【0031】次にステップ408で加算露光量Jsに今
回のパルスの露光量Jpを加算する。ステップ409で
今回のパルスで使った変数hvに記憶されているチャー
ジ電圧と露光量Jpをチャージ電圧対露光量のデータベ
ースとして蓄積する。ステップ410で変数hvに記憶
させているチャージ電圧に、最大可変幅ΔHVを加算し
て、それをhvに記憶させる。ステップ411で変数h
vに記憶させているチャージ電圧とHVc+ΔHVと比
べて、変数hvの値の方が大きくなるまでステップ40
4から繰り返す。
【0032】以上までのステップで最低チャージ電圧
(HVc−ΔHV)、中心チャージ電圧HVc、最高チ
ャージ電圧(HVc+ΔHV)とそれに対する露光量J
pをチャージ電圧対露光量のデータベースに登録するこ
とができる。
【0033】図4のAは図5のAに続いている。
【0034】ステップ501でチャージ電圧対露光量デ
ータベースを使って中心チャージ電圧HVcに対応した
露光量Jcを算出する。ステップ502で目標露光量が
Joの時、1ショットを露光するのに必要なパルス数P
(整数)を算出する。ステップ503で次の1パルスの
露光量Jeを算出する。ステップ504でチャージ電圧
対露光量データベースを使って次の1パルスの露光量を
Jeにするためのチャージ電圧を算出し、変数hvに記
憶させる。ステップ505で変数hvに記憶させたチャ
ージ電圧をエキシマレーザ1に設定し、ステップ506
でエキシマレーザ1が発光するのを待つ。ステップ50
7で発光回数nをカウントアップし、ステップ508で
今回の1パルス分の露光量を測定してJpとしてメモリ
に記憶する。ステップ509で加算露光量Jsに今回の
露光量Jpを加算する。ステップ510で変数hvに記
憶されているチャージ電圧と露光量Jpのデータによっ
てチャージ電圧対露光量データベースを更新する。
【0035】図5のB、Cは図6のB、Cに続いてい
る。
【0036】ステップ601で目標露光量Joから加算
露光量Jsを減算したものを必要パルス数Pから発光回
数nを減算したもので割って、次の1パルスの露光量を
算出する。
【0037】ステップ602で発光回数nが必要パルス
数Pになるまで、ステップ504から繰り返す。
【0038】目標露光量になった時ステップ603でイ
ネーブル信号212をOFFにして、エキシマレーザ1
の発振を止める。ステップ603でエキシマレーザ1か
らレーザ制御部8を通して、レーザ側で測定した最後の
1パルスのパルスエネルギをEpに取り込む。ステップ
605でパラメータ等で指定されている目標パルスエネ
ルギEoに対応する露光量Jcを最後の1パルスのパル
スエネルギEpとその時の露光量Jpから求める。ステ
ップ606でチャージ電圧対露光量データベースを使っ
て露光量Jcを出すために必要なチャージ電圧HVc′
を算出する。
【0039】ステップ607でこのショットで使った中
心チャージ電圧HVc′から、次回の1ショットを露光
する時に中心となるチャージ電圧HVcを算出する。
【0040】計算例としては、 HVc←K×HVc′+(1−K)×HVc ここで、Kは0≦K≦1であり、レーザの特性によって
決まるパラメータである。
【0041】なお、次の1パルスの露光量を算出するス
テップ503の算出式は、 Je←Jc ステップ601の算出式は、 Je←Jc+Je−Jp でもよい。このような算出式を用いる場合、ステップ5
09は不要になる。
【0042】また、ステップ502において、 m←n Jsdat ←Js といった処理を行うことにより、ステップ503とステ
ップ601の次の1パルスを算出する算出式を、 Je←Jsdat +(n−m+1)Jc−Js とすることも可能である。
【0043】本実施例ではレーザ発振シーケンスをハー
ドウェア的に行っているが、ソフトウェア的に行っても
よい。また、本実施例ではレーザにチャージ指令を出す
前にはチャージ電圧は設定しないで前回設定したチャー
ジ電圧をそのまま使っているが、チャージ指令を出す前
に高めのチャージ電圧を設定することにより、チャージ
時間が短縮できる。また、計算に時間がかかる場合に
は、チャージ指令を出す前に低めのチャージ電圧を設定
することにより、計算終了後にチャージ電圧を再設定す
る余裕ができる。本実施例では、チャージ電圧の設定は
一度だけしか行っていないが、前述のように複数回設定
してもよい。
【0044】次に本願第2発明の実施例を上記第1実施
例の関連で説明する。
【0045】第1実施例の図2で示しているレーザの発
振シーケンスのブロック図が図7で示しているブロック
図に代わる。チャージ電圧とレーザ発振の関係を示すタ
イミングは、第1実施例と同様に図3で示される。
【0046】図7において、701はOR回路、70
2,705はパルス発生回路、703,706はAND
回路、707はディレイ回路である。
【0047】第1実施例のブロック図と異なるのは、可
変ディレイ回路204がなくなり、比較回路704が加
わっている点である。比較回路704は、実際にチャー
ジされている電圧をモニターし、チャージ電圧が目標値
になると出力がONになり、パルス発生回路からパルス
が出て、AND回路706を通してエキシマレーザ1に
発光指令306を出す。
【0048】これにより、エキシマレーザ1は目標のエ
ネルギを得るチャージ電圧で発光307を起こす。他の
シーケンスは第1実施例と同様である。
【0049】図4、図5、図6の露光量制御フローでス
テップ404、505において、第1実施例ではチャー
ジ電圧に対応したディレイ時間をディレイ回路204に
設定しているが、第2実施例では、目標のチャージ電圧
を比較回路704に設定する。
【0050】本実施例でも、第1の実施例と同様に次の
1パルスの露光量を算出するステップ503の算出式
は、 Je←Jc ステップ601の算出式は、 Je←Jc+Je−Jp としてもよい。このような算出式を用いる場合、ステッ
プ509は不要になる。
【0051】また、ステップ502において、 m←n Jsdat ←Js といった処理を行うことにより、ステップ503とステ
ップ601の次の1パルスを算出する算出式を、 Je←Jsdat +(n−m+1)Jc−Js とすることも可能である。
【0052】本実施例でも第1実施例と同様に、レーザ
発振シーケンスをハードウェア的に行っているが、ソフ
トウェア的に行ってもよい。また、レーザにチャージ指
令を出す前に高めの、あるいは低めのチャージ電圧を設
定してもよい。また、チャージ電圧の設定は、複数回行
ってもよい。
【0053】また、第1、第2実施例共に、投影光学系
3によりマスクMのパターンを縮小投影しているが、投
影光学系3は必ずしも必要でなく、等倍投影でも本発明
になんら影響しない。
【0054】これらの実施例によれば、エキシマレーザ
に充電を開始するチャージ指令とレーザを発光させる発
光指令の時間間隔を可変とすることにより、その時の発
光エネルギに対応するチャージ電圧に対して最適なチャ
ージ指令と発光指令の時間間隔を設定でき、1ショット
あたりの露光時間を短縮できる。
【0055】次に図1の投影露光装置を利用した半導体
デバイスの製造方法の実施例を説明する。図8は半導体
装置(ICやLSI等の半導体チップ、液晶パネルやC
CD)の製造フローを示す。ステップ1(回路設計)で
は半導体装置の回路設計を行う。ステップ2(マスク制
作)では設計した回路パターンを形成したマスク(マス
クM)を制作する。一方、ステップ3(ウエハ製造)で
はシリコン等の材料を用いてウエハ(ウエハW)を製造
する。ステップ4(ウエハプロセス)は前工程と呼ば
れ、上記用意したマスクとウエハとを用いて、リソグラ
フィー技術によってウエハ上に実際の回路を形成する。
次のステップ5(組み立て)は後工程と呼ばれ、ステッ
プ4によって作成されたウエハを用いてチップ化する工
程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディン
グ)、パッケージング工程(チップ封入)等の工程を含
む。ステップ6(検査)ではステップ5で作成された半
導体装置の動作確認テスト、耐久性テスト等の検査を行
う。こうした工程を経て半導体装置が完成し、これが出
荷(ステップ7)される。
【0056】図9は上記ウエハプロセスの詳細なフロー
を示す。ステップ11(酸化)ではウエハ(ウエハW)
の表面を酸化させる。ステップ12(CVD)ではウエ
ハの表面に絶縁膜を形成する。ステップ13(電極形
成)ではウエハ上にイオンを打ち込む。ステップ15
(レジスト処理)ではウエハにレジスト(感材)を塗布
する。ステップ16(露光)では上記投影露光装置によ
ってマスク(マスクM)の回路パターンの像でウエハを
露光する。ステップ17(現像)では露光したウエハを
現像する。ステップ18(エッチング)では現像したレ
ジスト以外の部分を削り取る。ステップ19(レジスト
剥離)ではエッチングが済んで不要となったレジストを
取り除く。これらステップを繰り返し行うことによりウ
エハ上に回路パターンが形成される。
【0057】本実施例の製造方法を用いれば、従来は難
しかった高集積度の半導体デバイスを製造することが可
能になる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
露光時間の短縮化が可能になる。また、本発明によれば
高集積度の半導体デバイスを製造することが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の縮小投影露光装置の概略図である。
【図2】本発明の第1実施例のレーザ発振シーケンスの
ブロック図である。
【図3】本発明のチャージ電圧とレーザ発振の関係を示
すタイミングチャートである。
【図4】本発明の露光量制御のフローチャートである。
【図5】本発明の露光量制御のフローチャートである。
【図6】本発明の露光量制御のフローチャートである。
【図7】本発明の第2実施例のレーザ発振シーケンスの
ブロック図である。
【図8】半導体デバイスの製造工程を示す図である。
【図9】図9の工程中のウエハプロセスの詳細を示す図
である。
【図10】露光量制御のフローチャートである。
【符号の説明】
1 エキシマレーザ 2 照明系 3 投影光学系 4 ミラー 5 フォトセンサ 6 光量積算回路 7 CPU 8 レーザ制御部 M マスク W ウエハ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/027 G03F 7/20 521 H01S 3/097

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザの発光エネルギを決める充電電圧
    の充電を開始させる第1信号が入力された後に、前記レ
    ーザを発光させる第2信号が入力されることにより、パ
    ルスレーザ光を発生するレーザと、前記レーザ光のエネ
    ルギを検出するエネルギ検出手段とを有し、該エネルギ
    検出手段によって得られた検出結果に基づいて前記レー
    ザの次回の充電電圧を制御する露光装置において、前記
    第1信号と前記第2信号の入力時刻の間隔を前記充電電
    圧に応じて変える手段を有することを特徴とする露光装
    置。
  2. 【請求項2】 前記充電電圧を実測することにより、前
    記レーザに出す第1の信号と第2の信号の時間間隔を制
    御する手段を有することを特徴とする請求項1記載の露
    光装置。
  3. 【請求項3】 前記充電電圧を充電時間から予測するこ
    とにより、前記レーザに出す第1の信号と第2の信号の
    時間間隔を制御する手段を有することを特徴とする請求
    項1記載の露光装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3記載の露光装置を用いて
    デバイスを製造することを特徴とするデバイスの製造方
    法。
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