JP3219466B2 - ビデオカメラ - Google Patents
ビデオカメラInfo
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Description
画面を選択的に撮影可能なビデオカメラに係り、特に音
声を集音する際の音声処理に関するものである。
あるNTSC方式の画質及び臨場感の改善を目的とし
て、画面のアスペクト比(縦横比)を拡大したワイド画
面のテレビジョン方式が提案されている。
ペクト比の映像を撮像及び記録するために、撮像面上に
結像する光像を所定方向に縮小または拡大する光学手段
を用いることで、従来の撮像素子を用いて現行と比べて
ワイドな画面を撮像、記録することが可能とする装置が
提案されている。
行のテレビジョン方式と両立性のある映像信号への変換
が可能な装置も提案されている。
て、数種のアスペクト比の画像を撮影可能にしたビデオ
カメラでは、外部音声を集音するためのマイクロホンに
ついて配慮がなされておらず、アスペクト比の変更がな
された場合、撮影画像には臨場感があるのに、その撮影
画像と共に集音された音声が従来のままであるので、撮
影画像と集音された音声とに不釣り合いが生じるという
問題がある。
画像のアスペクト比変換に際して、撮影画像と集音音声
とをマッチングせしめることのできるビデオカメラを提
供することを目的とする。
にその一つの発明として、被写体像を撮像し、画像信号
を発生する撮像手段と、音声を集音するマイクロホン
と、前記撮像手段によって撮像された画像のアスペク比
を判断する判断手段と、前記判断手段の判断結果に応じ
て前記マイクロホンの指向特性を変更させる指向特性変
更手段とを有することを特徴とするビデオカメラを提示
するものである。
のとれた臨場感のある映像(音声を含む)を提供するこ
とができる。
カメラを詳細に説明する。
構成を示すブロック図である。
式時の音声信号の記録処理について説明する。
向性を持つマイクであり、マイクロホン2は左右(Si
de側)に指向性を持つマイクである。本実施例のマイ
クロホン方式は一般にMS(Mid−Side)方式と
称されるシステムを採用している。
圧制御回路(以下、VCAと称す)3とVCA4でMi
d側とSide側のバランスが調整される。尚、VCA
はゲインが1以下のアッテネータであってもよい。
ス回路5により、音声信号のL(Left)信号及びR
(Right)信号を作り出す。
増幅器7で増幅され、音声記録処理回路8で所定の記録
するための処理がなされる。
号の記録処理について説明する。
像された撮影画像は、例えばCCD等の撮像素子を含む
撮像回路11で電気信号に変換され、カメラ信号処理回
路12で輝度信号や色差信号を作り出し、ガンマ補正等
の所定の処理がおこなわれる。
映像信号は映像記録処理回路13でエンファシス等の記
録のための処理が行われて、ミックス回路9により音声
信号と混合されて磁気ヘッド14により磁気テープ15
上に記録される。
レンズを操作した場合の音声処理について説明する。
るとズームレンズ制御回路16からズームレンズ駆動部
17に制御信号が入力される。
部17は、ズームレンズを動作させる。また、前記制御
信号はシフト回路14にも入力されるが、シフト回路1
4は前記制御信号をそのまま音声制御回路19に入力す
る。前記音声制御回路19は前記制御信号に応じてVC
A3,4を調整してマイクの指向特性を変化させる。
スペクト比の画像を撮影する場合の音声処理について以
下説明する。
光学像を所定の倍率で横又は縦方向に縮小拡大するアナ
モルフィックレンズ20を用いている。前記レンズ20
を光学系10の前面に装着可能としてアスペクト比の変
換を可能としている。
と検出回路21によりレンズ20の変倍情報を検出す
る。前記変倍情報の検出方法の一つとして、レンズ20
に変倍情報を記憶させたROMを具備させて、前記RO
Mから前記記憶された変倍情報を読み出して検出を行
う。あるいは、レンズ20の装着に応じて、ON/OF
Fされるスイッチを設けて、そのON/OFF信号に応
じて検出を行ってもよい。
情報はシフト回路18に入力され、シフト回路18では
前記変倍情報に応じて音声制御回路19を制御し、制御
された音声制御回路19によりVCA3,VCA4を制
御する。
るように映像を取り込む場合、横にワイドな画面を撮影
していることになるため、マイクロホン2より出力され
る左右の差信号のレベルをVCA4で持ち上げ指向角が
広がったワイドな音声の収録を行うように制御する。
ブロック図である。尚、図2中で図1と同一部分には同
一符号を付し、その説明を省略する。
画像のアスペクト比の変更を行った場合の例を述べた
が、撮像素子から映像信号を抽出する範囲を変えてもア
スペクト比の変更は可能である。
ト比の変更を行う際の音声処理について説明する。
クト比変換の指示を行うと、アスペクト比変換指示回路
22から撮像回路23にその指示信号が入力され、撮像
回路23は前記指示信号により撮像素子の駆動を制御す
る。
入力されて、シフト回路18は前記指示信号に応じて音
声制御回路19を調整し、調整された音声制御回路19
はVCA3及びVCA4の電圧レベルを制御する。
6に切り換えられると、撮像される映像は横にワイドな
画面になるため、マイクロホン2からの左右の差信号の
レベルをVCA4で上げて、指向角が広がったワイドな
音声の収録を行うように制御する。
要部ブロック図である。図3中で図1と同一部分には同
一符号を付し、その説明を省略する。
向性を可変するマイクロホンが設けられているビデオカ
メラにアスペクト比変換の際に、そのマイクロホンの特
性を補正して撮影画像と音声との釣合をとったが、別に
ズーム連動になっていない装置であっても同様に撮影画
像と音声の不釣り合いが改善できる。
び第2の実施例で示したようなアスペクト比が変換され
たことを示す信号が音声ワイド制御回路24に入力され
ると、VCA3及びVCA4を制御して、マイクロホン
の指向角を制御して撮影画像にあった音声が集音できる
ように制御する。
マイクロホンシステムの例を述べたがL−R独立方式で
あって、機械的に指向角や感度を変換する方式のもの
や、その他の方式で指向角や感度が切り換えられるもの
でも本発明が適応できることは言うまでもない。
カメラは、撮影画像のアスペクト比に応じて音声を集音
するマイクの指向特性を変化させるので、撮影画像及び
音声のマッチングのとれた臨場感のある映像及び音声を
楽しむことができる。
ブロック図である。
ブロック図である。
要部ブロック図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 被写体像を撮像し、画像信号を発生する
撮像手段と、 音声を集音するマイクロホンと、 前記撮像手段によって撮像された画像のアスペク比を判
断する判断手段と、 前記判断手段の判断結果に応じて前記マイクロホンの指
向特性を変更させる指向特性変更手段とを有することを
特徴とするビデオカメラ。 - 【請求項2】 前記撮像手段はズームレンズを備え、前
記指向特性変更手段は前記ズームレンズの動作に応じて
前記マイクロホンの指向特性を変更させることを特徴と
する請求項1記載のビデオカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16487292A JP3219466B2 (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | ビデオカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16487292A JP3219466B2 (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | ビデオカメラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH066648A JPH066648A (ja) | 1994-01-14 |
JP3219466B2 true JP3219466B2 (ja) | 2001-10-15 |
Family
ID=15801532
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16487292A Expired - Fee Related JP3219466B2 (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | ビデオカメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3219466B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4502608B2 (ja) * | 2003-08-22 | 2010-07-14 | Necディスプレイソリューションズ株式会社 | プロジェクション方法並びにプロジェクション装置 |
-
1992
- 1992-06-23 JP JP16487292A patent/JP3219466B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH066648A (ja) | 1994-01-14 |
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