JP3219466B2 - ビデオカメラ - Google Patents

ビデオカメラ

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博行 福岡
純 牧野
信一 小山
崇史 小林
宏之 滝本
▲吉▼宏 中谷
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明はアスペクト比の異なる
画面を選択的に撮影可能なビデオカメラに係り、特に音
声を集音する際の音声処理に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現行テレビジョンの標準方式のひとつで
あるNTSC方式の画質及び臨場感の改善を目的とし
て、画面のアスペクト比(縦横比)を拡大したワイド画
面のテレビジョン方式が提案されている。
【0003】この現行のテレビジョン方式と異なるアス
ペクト比の映像を撮像及び記録するために、撮像面上に
結像する光像を所定方向に縮小または拡大する光学手段
を用いることで、従来の撮像素子を用いて現行と比べて
ワイドな画面を撮像、記録することが可能とする装置が
提案されている。
【0004】また、撮像素子の駆動を制御することで現
行のテレビジョン方式と両立性のある映像信号への変換
が可能な装置も提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術を用い
て、数種のアスペクト比の画像を撮影可能にしたビデオ
カメラでは、外部音声を集音するためのマイクロホンに
ついて配慮がなされておらず、アスペクト比の変更がな
された場合、撮影画像には臨場感があるのに、その撮影
画像と共に集音された音声が従来のままであるので、撮
影画像と集音された音声とに不釣り合いが生じるという
問題がある。
【0006】上述したような背景から、本願発明は撮影
画像のアスペクト比変換に際して、撮影画像と集音音声
とをマッチングせしめることのできるビデオカメラを提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願発明はかかる目的下
にその一つの発明として、被写体像を撮像し、画像信号
を発生する撮像手段と、音声を集音するマイクロホン
と、前記撮像手段によって撮像された画像のアスペク比
を判断する判断手段と、前記判断手段の判断結果に応じ
て前記マイクロホンの指向特性を変更させる指向特性変
更手段とを有することを特徴とするビデオカメラを提示
するものである。
【0008】
【作用】上記発明により、撮影画像及び音声の釣り合い
のとれた臨場感のある映像(音声を含む)を提供するこ
とができる。
【0009】
【実施例】以下、本願発明の第1の実施例に係るビデオ
カメラを詳細に説明する。
【0010】図1は第1の実施例に係るビデオカメラの
構成を示すブロック図である。
【0011】図1において、まず現行のテレビジョン方
式時の音声信号の記録処理について説明する。
【0012】マイクロホン1は前方向(Mid側)に指
向性を持つマイクであり、マイクロホン2は左右(Si
de側)に指向性を持つマイクである。本実施例のマイ
クロホン方式は一般にMS(Mid−Side)方式と
称されるシステムを採用している。
【0013】電圧のコントロールで増幅率が変化する電
圧制御回路(以下、VCAと称す)3とVCA4でMi
d側とSide側のバランスが調整される。尚、VCA
はゲインが1以下のアッテネータであってもよい。
【0014】バランスが調整された音声信号はマトリク
ス回路5により、音声信号のL(Left)信号及びR
(Right)信号を作り出す。
【0015】前記L信号とR信号はそれぞれ増幅器6、
増幅器7で増幅され、音声記録処理回路8で所定の記録
するための処理がなされる。
【0016】以下、現行のテレビジョン方式時の映像信
号の記録処理について説明する。
【0017】ズームレンズを有する光学系10により結
像された撮影画像は、例えばCCD等の撮像素子を含む
撮像回路11で電気信号に変換され、カメラ信号処理回
路12で輝度信号や色差信号を作り出し、ガンマ補正等
の所定の処理がおこなわれる。
【0018】前記カメラ信号処理回路12で処理された
映像信号は映像記録処理回路13でエンファシス等の記
録のための処理が行われて、ミックス回路9により音声
信号と混合されて磁気ヘッド14により磁気テープ15
上に記録される。
【0019】以下では前記光学系10に含まれるズーム
レンズを操作した場合の音声処理について説明する。
【0020】撮影者が不図示のズームスイッチを操作す
るとズームレンズ制御回路16からズームレンズ駆動部
17に制御信号が入力される。
【0021】前記制御信号に基づいてズームレンズ駆動
部17は、ズームレンズを動作させる。また、前記制御
信号はシフト回路14にも入力されるが、シフト回路1
4は前記制御信号をそのまま音声制御回路19に入力す
る。前記音声制御回路19は前記制御信号に応じてVC
A3,4を調整してマイクの指向特性を変化させる。
【0022】次に、現行のテレビジョン方式ではないア
スペクト比の画像を撮影する場合の音声処理について以
下説明する。
【0023】本実施例ではアスペクト比変換手段として
光学像を所定の倍率で横又は縦方向に縮小拡大するアナ
モルフィックレンズ20を用いている。前記レンズ20
を光学系10の前面に装着可能としてアスペクト比の変
換を可能としている。
【0024】アナモルフィックレンズ20が装着される
と検出回路21によりレンズ20の変倍情報を検出す
る。前記変倍情報の検出方法の一つとして、レンズ20
に変倍情報を記憶させたROMを具備させて、前記RO
Mから前記記憶された変倍情報を読み出して検出を行
う。あるいは、レンズ20の装着に応じて、ON/OF
Fされるスイッチを設けて、そのON/OFF信号に応
じて検出を行ってもよい。
【0025】上記の方法で検出されたレンズ20の変倍
情報はシフト回路18に入力され、シフト回路18では
前記変倍情報に応じて音声制御回路19を制御し、制御
された音声制御回路19によりVCA3,VCA4を制
御する。
【0026】例えば、レンズ20によって左右を圧縮す
るように映像を取り込む場合、横にワイドな画面を撮影
していることになるため、マイクロホン2より出力され
る左右の差信号のレベルをVCA4で持ち上げ指向角が
広がったワイドな音声の収録を行うように制御する。
【0027】以下、第2の実施例を説明する。
【0028】図2は第2の実施例に係るビデオカメラの
ブロック図である。尚、図2中で図1と同一部分には同
一符号を付し、その説明を省略する。
【0029】第1の実施例では光学的な手段により撮影
画像のアスペクト比の変更を行った場合の例を述べた
が、撮像素子から映像信号を抽出する範囲を変えてもア
スペクト比の変更は可能である。
【0030】以下、撮像素子の駆動を制御してアスペク
ト比の変更を行う際の音声処理について説明する。
【0031】撮影者が不図示のスイッチ等によりアスペ
クト比変換の指示を行うと、アスペクト比変換指示回路
22から撮像回路23にその指示信号が入力され、撮像
回路23は前記指示信号により撮像素子の駆動を制御す
る。
【0032】また、前記指示信号はシフト回路18にも
入力されて、シフト回路18は前記指示信号に応じて音
声制御回路19を調整し、調整された音声制御回路19
はVCA3及びVCA4の電圧レベルを制御する。
【0033】例えば、アスペクト比が3:4から9:1
6に切り換えられると、撮像される映像は横にワイドな
画面になるため、マイクロホン2からの左右の差信号の
レベルをVCA4で上げて、指向角が広がったワイドな
音声の収録を行うように制御する。
【0034】以下、第3の実施例を説明する。
【0035】図3は第3の実施例に係るビデオカメラの
要部ブロック図である。図3中で図1と同一部分には同
一符号を付し、その説明を省略する。
【0036】第3の実施例ではズームレンズに応じて指
向性を可変するマイクロホンが設けられているビデオカ
メラにアスペクト比変換の際に、そのマイクロホンの特
性を補正して撮影画像と音声との釣合をとったが、別に
ズーム連動になっていない装置であっても同様に撮影画
像と音声の不釣り合いが改善できる。
【0037】24は音声ワイド制御回路であり、第1及
び第2の実施例で示したようなアスペクト比が変換され
たことを示す信号が音声ワイド制御回路24に入力され
ると、VCA3及びVCA4を制御して、マイクロホン
の指向角を制御して撮影画像にあった音声が集音できる
ように制御する。
【0038】尚、各実施例ではMid−Side方式の
マイクロホンシステムの例を述べたがL−R独立方式で
あって、機械的に指向角や感度を変換する方式のもの
や、その他の方式で指向角や感度が切り換えられるもの
でも本発明が適応できることは言うまでもない。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本願発明のビデオ
カメラは、撮影画像のアスペクト比に応じて音声を集音
するマイクの指向特性を変化させるので、撮影画像及び
音声のマッチングのとれた臨場感のある映像及び音声を
楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1の実施例に係るビデオカメラの
ブロック図である。
【図2】本願発明の第2の実施例に係るビデオカメラの
ブロック図である。
【図3】本願発明の第3の実施例に係るビデオカメラの
要部ブロック図である。
【符号の説明】
1 Midマイクロホン 2 Sideマイクロホン 3,4 電圧コントロールアンプ 11,23 撮像回路 16 ズームレンズ制御回路 18 シフト回路 19 音声制御回路 21 アスペクト比検出回路 22 アスペクト比変換指示回路 24 音声ワイド制御回路
フロントページの続き (72)発明者 小山 信一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 小林 崇史 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 滝本 宏之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 中谷 ▲吉▼宏 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭49−43638(JP,A) 特開 昭63−62500(JP,A) 特開 昭61−80233(JP,A) 実開 昭55−135568(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/222 - 5/232

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体像を撮像し、画像信号を発生する
    撮像手段と、 音声を集音するマイクロホンと、 前記撮像手段によって撮像された画像のアスペク比を判
    断する判断手段と、 前記判断手段の判断結果に応じて前記マイクロホンの指
    向特性を変更させる指向特性変更手段とを有することを
    特徴とするビデオカメラ。
  2. 【請求項2】 前記撮像手段はズームレンズを備え、前
    記指向特性変更手段は前記ズームレンズの動作に応じて
    前記マイクロホンの指向特性を変更させることを特徴と
    する請求項1記載のビデオカメラ。
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