JP3219398U - レコード盤 - Google Patents

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克治 萩原
克治 萩原
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Abstract

【課題】デザイン性に優れたレコード盤を提供する。【解決手段】レコード盤1であって、レコード盤1を構成する円盤状の透明な基材10を有し、基材10の第1面10aには音溝102が形成され、基材10の第1面10aとは反対側の第2面10bは平面であり、第2面10b上に第1印刷層20が形成され、第1印刷層20上に第2印刷層30が形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、レコード盤に関する。
スマートフォンなどの携帯情報端末の普及により、音楽メディアでは、ダウンロードやストリーミングが主流となる一方、近年では、ジャケットのデザイン性などが注目され、レコード盤が復活してきている。レコード盤は、一般的に、LPと呼ばれる直径30cmのレコード盤と、EPと呼ばれる直径17cmのレコード盤とに大別される(特許文献1参照)。また、レコード盤の派生として、直径8cmのレコード盤も存在する。
特開2017−126391号公報
しかしながら、レコード盤には、一般的に、音楽再生用の溝(音溝)がレコード盤の両面に設けられており、レコード盤自体のデザイン性を高めようとしても盤面の中央にレーベルを貼り付ける程度しかできないため、デザイン性に乏しい面がある。これは、一般的なレコード盤よりも小さい直径8cmのレコード盤で顕著となる。
本考案は、このような従来技術の課題に鑑みてなされ、デザイン性に優れたレコード盤を提供することを例示的目的とする。
上記目的を達成するために、本考案の一側面としてのレコード盤は、前記レコード盤を構成する円盤状の透明な基材を有し、前記基材の第1面には音溝が形成され、前記基材の前記第1面とは反対側の第2面は平面であり、前記第2面上に第1印刷層が形成され、前記第1印刷層上に第2印刷層が形成されていることを特徴とする。
本考案の更なる目的又はその他の側面は、以下、添付図面を参照して説明される好ましい実施形態によって明らかにされるであろう。
本考案によれば、例えば、デザイン性に優れたレコード盤を提供することができる。
本考案の一側面としてのレコード盤の構成を示す概略図である。 図1に示すレコード盤の平面図である。 本考案の一側面としてのレコード盤の断面図である。
以下、添付図面を参照して、本考案の好適な実施の形態について説明する。なお、各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本考案の一側面としてのレコード盤1の構成を示す概略図であって、図1(a)は、レコード盤1の断面図であり、図1(b)は、レコード盤1の斜視図である。レコード盤1は、音楽や音声などの音情報(データ)が記録(録音)されたメディアである。レコード盤1には、その中心に、レコード盤1に記録された音情報を再生するためのレコードプレーヤ装置に対して位置決めの基準となる貫通孔THが設けられている。
レコード盤1は、本実施形態では、レコード盤1(レコード盤本体)を構成する円盤状の透明な基材10を有する。ここで、「透明」とは、本実施形態では、実質的に透明であることを意味し、例えば、半透明(一方の面から他方の面を見て透けている状態)なども含む。以下では、このような実質的な透明を含むものとして「透明」を使用する。基材10は、具体的には、スチロール樹脂で構成され、8cmの直径を有する。
基材10の第1面10aには、レコードプレーヤ装置で再生する音情報、即ち、音楽再生用の溝(以下、「音溝」と称する)102が形成されている。また、基材10の第1面10aには、貫通孔THを取り囲むように、レコード盤1の種々の情報を示す円環状のレーベルが貼り付けられていてもよい。一方、基材10の第1面10aとは反対側の第2面10bには、音溝102が形成されておらず、基材10の第2面10bは平面である。基材10は、第1面10aに音溝102を形成するための凸部を有する第1スタンパと、第2面10bを平面にするための平坦部を有する第2スタンパとを含むスタンパ(金型)を用いて、透明な材料をプレスすることによって製造される。
また、図1(a)に示すように、基材10の第2面上には、第1印刷層20が形成され、第1印刷層上には、第2印刷層30が形成されている。第1印刷層20は、基材10の第2面10bの全面に形成された第1印刷面202を有し、第2印刷層30は、第1印刷層20の全面又は一部に形成された第2印刷面302を有する。第1印刷面202及び第2印刷面302のそれぞれは、例えば、文字、数字、模様、絵(写真)などを含む、デザイン性を有する図柄で構成されている。ここで、上述したように、本実施形態では、基材10が透明な材料で構成されているため、図2(a)に示すように、基材10の第2面上に設けられた第1印刷層20の第1印刷面202を、基材10の第1面10aの側から視認することができる(即ち、第1印刷面202に構成されたデザイン性を有する図柄を視認可能である)。なお、本実施形態では、第1印刷面202は、アルファベット文字の「A」、「B」、「C」及び「D」で構成されているが、これに限定されるものでではない。一方、図2(b)に示すように、第1印刷層上に設けられた第2印刷層30の第2印刷面302は、第1印刷層20が存在するため、基材10の第1面10aの側から視認することはできず、基材10の第2面10bの側から視認することができる(即ち、第2印刷面302に構成されたデザイン性を有する図柄は、基材10の第2面10bの側から視認可能である)。なお、本実施形態では、第2印刷面302は、アルファベット文字の「E」、「F」、「G」及び「H」で構成されているが、これに限定されるものでではない。図2は、レコード盤1の平面図であって、図2(a)は、基材10の第1面10aの側から見たレコード盤1(第1面10aの側から視認可能な第1印刷面202)を示し、図2(b)は、基材10の第2面10bの側から見たレコード盤1(第2面10bの側から視認可能な第2印刷面302)を示している。
第1印刷層20は、例えば、基材10の第2面10bに対する、インクジェットプリンタによるダイレクト印刷によって形成されている。同様に、第2印刷層30は、例えば、第1印刷層20に対する、インクジェットプリンタによるダイレクト印刷によって形成されている。具体的には、インクジェットプリンタのヘッドに対して第2面10bが対向するように基材10を印刷台に固定し、基材10(第2面10b)に対して、ヘッドからインクを吹き付けながらヘッドを相対的に移動させることによって、基材10の第2面上に第1印刷層20を形成する。そして、基材10の第2面上に第1印刷層20を定着(乾燥)させた後、第1印刷層20に対して、再度、ヘッドからインクを吹き付けながらヘッドを相対的に移動させることによって、第1印刷層上に第2印刷層30を形成する。なお、印刷台に対する基材10の固定には、基材10の形状と同じ形状の窪み又は孔を有する専用の治具が用いられる。また、印刷台に対して固定する基材10の数は1つに限定されるものではなく、複数であってもよい(即ち、複数の基材10に対して第1印刷層20及び第2印刷層30を一括して形成してもよい)。
なお、本実施形態では、第1印刷層20及び第2印刷層30をインクジェットプリンタによるダイレクト印刷によって形成する場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。第1印刷層20及び第2印刷層30は、それぞれ、第1印刷面202を含む第1シール及び第2印刷面302を含む第2シールに置換することが可能である。この場合、基材10の第2面上に第1シールを貼り付け、その後、第1シール上に第2シールを貼り付ければよい。
また、本実施形態では、第1印刷層20が基材10の第2面10bの全面に形成される場合を例に説明したが、第1印刷層20は、基材10の第2面10bの一部に形成されていてもよい。但し、この場合、第2印刷層30(第2印刷面302)の一部は第1印刷層上に設けられていないことになるため、かかる第2印刷層30の第2印刷面302の一部(第1印刷層20が存在しない部分)が基材10の第1面10aの側から視認可能になってしまう。このような場合には、図3に示すように、第1印刷層20と第2印刷層30との間に、第1印刷層20と第2印刷層30とを分離する分離層40を更に設けるとよい。これにより、第1印刷層上に設けられた第2印刷層30の第2印刷面302は、分離層40が存在するため、基材10の第1面10aの側から視認することができなくなる。なお、分離層40は、必須なものではなく、第2印刷層30の第2印刷面302の一部を、意図的に、基材10の第1面10aの側から視認可能にしてもよい。また、第1印刷層20が基材10の第2面10bの全面に形成される場合であっても、分離層40を設けてもよい。図3は、本考案の一側面としてのレコード盤1の断面図である。
このように、本実施形態のレコード盤1では、透明な基材10に対して、デザイン性を有する図柄で構成された第1印刷面202及び第2印刷面302をそれぞれ含む第1印刷層20及び第2印刷層30を設けることによって、基材10の第1面10aの側から第1印刷面202を視認可能とし、基材10の第2面10bの側から第2印刷面302を視認可能としている。従って、本実施形態によれば、デザイン性に優れたレコード盤1を提供することができる。特に、8cmの直径を有するレコード盤1であっても、レコード盤1の両面に、基材10の第1面10aの側及び第2面10bの側から視認可能なデザイン性を有する図柄を設けることができるため、十分なデザイン性を確保することができる。
以上、本考案の好ましい実施形態について説明したが、本考案はこれらの実施形態に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
1:レコード盤 10:基材 10a:第1面 10b:第2面 102:音溝 20:第1印刷層 202:第1印刷面 30:第2印刷層 302:第2印刷面

Claims (7)

  1. レコード盤であって、
    前記レコード盤を構成する円盤状の透明な基材を有し、
    前記基材の第1面には音溝が形成され、
    前記基材の前記第1面とは反対側の第2面は平面であり、
    前記第2面上に第1印刷層が形成され、前記第1印刷層上に第2印刷層が形成されていることを特徴とするレコード盤。
  2. 前記第1印刷層は、前記第1面の側から視認可能な第1印刷面を含み、
    前記第2印刷層は、前記第2面の側から視認可能な第2印刷面を含むことを特徴とする請求項1に記載のレコード盤。
  3. 前記第1印刷層と前記第2印刷層とを分離する分離層を更に有することを特徴とする請求項1又は2に記載のレコード盤。
  4. 前記第1印刷層は、前記第2面に対する、インクジェットプリンタによるダイレクト印刷によって形成され、
    前記第2印刷層は、前記第1印刷層に対する、インクジェットプリンタによるダイレクト印刷によって形成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載のレコード盤。
  5. 前記第1印刷層は、前記第1印刷面を含む第1シールで構成され、
    前記第2印刷層は、前記第2印刷面を含む第2シールで構成されていることを特徴とする請求項2に記載のレコード盤。
  6. 前記基材は、8cmの直径を有することを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか1項に記載のレコード盤。
  7. 前記基材は、スチロール樹脂で構成されていることを特徴とする請求項1乃至6のうちいずれか1項に記載のレコード盤。
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