JP3219345U - 溜池の取水装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】取水口へのゴミの侵入を効果的に防止する溜池の取水装置を提供する。【解決手段】溜池の傾斜面3に配置され長さ方向一端側を溜池の上側にした斜樋管5と、斜樋管5の長さ方向に間隔を置いて複数配置され溜池側に開口する取水口26と、取水口26にそれぞれ設けられ該取水口26を開閉する開閉ゲート31と、開閉ゲート31を長さ方向にスライドして取水口26を開閉する開閉ロッド7と、開閉ロッド7の長さ方向一端側に設けられ該開閉ロッド7を長さ方向にスライド操作して取水口26を開閉する開閉操作部と、傾斜面3に沿って長さ方向に設けられ取水口26、開閉ゲート31及び開閉ロッド7の一部を収納する収納凹部13と、収納凹部13の溜池側開口部14に設けられ複数の取水口26を覆うスクリーン6とを備える。また、1本の開閉ロッド7により複数の開閉ゲート31を開閉することができ、非常放流に対応可能となる。【選択図】図1
Description
本考案は、溜池の取水装置に関する。
従来、この種の取水装置として、それぞれ独立して開閉操作可能な取水ゲートを備えた複数の呑口(取水口に相当)が異なる高さに配設されて構成され、任意の呑口の取水ゲートを開閉操作することによって任意の位置から取水して取水管に導く取水装置(例えば特許文献1の図8)があり、この取水装置では、濁りがなく温まった表層からの選択取水を可能としている。
また、上端が開口せられ且つ下端が貯水池等の吐出導水管に接続された取水主管を貯水池の傾斜面に沿って配設し、取水本管には、上下方向に複数の取水枝管を、バルブゲートを介して配設し、各取水枝管の取水開口にはそれぞれスクリーンを配設した取水装置(例えば特許文献2)がある。
上記特許文献1の取水装置は、各呑口ごとに取水ゲートを開閉する駆動手段を設け、且つ駆動手段として油圧シリンダーやモータを用いているため、構造が複雑になると共に、駆動手段の動力源も必要になるという問題がある。
そして、近年の異常気象により、豪雨が頻繁に発生し、溜池における余水吐の設計洪水量を上回る洪水の発生が懸念されており、豪雨により流入量が増加して放水が間に合わないと、水が溢れ出すことが懸念され、これを防止するには、効率よく、全呑口を全開する必要がある。
一方、特許文献2の取水装置では、取水開口にそれぞれスクリーンを設けることにより、ゴミなどの侵入を防止することはできるが、スクリーンに溜まったゴミの除去作業が煩雑となる。
また、取水のために取水開口が露出して設けられているため、雪に埋まると、積雪荷重を受けることや積雪が傾斜面に沿って滑り落ちることにより、スクリーンやバルブゲート等が損傷する虞がある。
そして、上述したように洪水が発生すると、多くのゴミがスクリーンに付着することが予想され、洪水後のゴミ除去及び装置の点検が一層煩雑であった。
そこで、本考案は、上記問題点を解決するものであり、取水口へのゴミの侵入を効果的に防止することができる溜池の取水装置を提供することを目的とし、加えて、複数の開閉ゲートを開閉操作部により人力で開閉することができ、非常放流に対応可能で、また、ゴミの除去作業が容易な溜池の取水装置を提供することを目的とする。
請求項1の考案は、溜池の傾斜面に配置され長さ方向一端側を溜池の上側にした斜樋管と、前記傾斜面に埋設され前記斜樋管の水を放水する放水管と、前記斜樋管の長さ方向に間隔を置いて複数配置され前記溜池側に開口する取水口と、前記取水口にそれぞれ設けられ該取水口を開閉する開閉ゲートと、前記開閉ゲートを前記長さ方向にスライドして前記取水口を開閉する開閉ロッドと、前記開閉ロッドの前記長さ方向一端側に設けられ該開閉ロッドを長さ方向にスライド操作して前記取水口を開閉する開閉操作部と、前記傾斜面に沿って前記長さ方向に設けられ前記取水口,前記開閉ゲート及び前記開閉ロッドの一部を収納する収納凹部と、前記収納凹部の溜池側開口部に設けられ複数の前記取水口を覆うスクリーンとを備えることを特徴とする。
請求項2の考案は、前記開閉ゲートにゲート操作部を設け、前記複数の開閉ゲートの前記ゲート操作部に1本の前記開閉ロッドを挿通し、前記ゲート操作部を挟んで前記開閉ロッドの長さ方向一端側と長さ方向他端側に閉成用ストッパーと開成用ストッパーを設けると共に、前記閉成用ストッパーと前記開成用ストッパーは前記ゲート操作部の一端側と他端側に当接可能に設けられ、前記開閉ゲートが前記取水口を閉めた閉成位置で前記閉成用ストッパーが前記ゲート操作部の一端側に当接し、前記開閉ゲートの前記閉成位置で、他端側の前記開閉ゲートの前記ゲート操作部と前記開成用ストッパーとの間隔が、前記他端側の前記開閉ゲートに隣り合う一端側の前記開閉ゲートの前記ゲート操作部と前記開成用ストッパーとの間隔に比べて広く設定され、前記開閉ロッドの長さ方向一端側へのスライドにより一端側の前記開閉ゲートから順次開成するように構成したことを特徴とする。
請求項3の考案は、前記開閉操作部は、溜池の水圧の加わった複数の前記開閉ゲートを手動ハンドルの回転操作により開閉可能に構成したことを特徴とする。
請求項4の考案は、前記スクリーンは前記長さ方向に分割した複数の分割スクリーンを備え、前記分割スクリーンを前記収納凹部の前記溜池側開口部に着脱可能に設けたことを特徴とする。
請求項5の考案は、前記スクリーンは前記長さ方向に分割した複数の分割スクリーンを備え、前記分割スクリーンを前記収納凹部側に回動可能に連結すると共に、該分割スクリーンを回動して前記収納凹部の前記溜池側開口部を開閉可能に構成したことを特徴とする。
請求項6の考案は、前記収納凹部の幅方向他側に、前記長さ方向の階段を設け、前記分割スクリーンの幅方向一側を、前記収納凹部の幅方向一側に回動可能に連結し、前記分割スクリーンは、前記収納凹部の前記溜池側開口部を塞ぐ閉塞位置と、該分割スクリーンの上面を前記収納凹部の幅方向一側に反転した開成位置との間で回動可能に設けられていることを特徴とする。
請求項7の考案は、前記分割スクリーンは、相互に間隔を置いて配置した複数の横バーと、これら複数の横バーに交差して設けられ相互に間隔を置いて配置した複数の縦バーとを備え、前記スクリーンの前記長さ方向一端側の上部には、該スクリーンと前記収納凹部の内面との間を覆う覆い部材を設け、この覆い部材に、前記開閉ロッドを挿通する挿通部を設けたことを特徴とする。
請求項1の構成によれば、開閉操作部を操作し、開閉ロッドを上昇せしめて、複数の取水口を開き、溜池の水を放水管に放水する。この際、複数の取水口は収納凹部に収納されており、この収納凹部の溜池側開口部にスクリーンを設けたため、取水口の目詰まりが防止され、ゴミの除去も容易に行うことができる。しかも、雪が降っても、雪はスクリーンに積もり、積雪荷重が開閉ゲートなどに直接加わることが無いと共に、積雪が収納凹部に沿って滑り落ちることがないため、収納凹部内の取水口,開閉ゲート及び開閉ロッドの損傷を防止できる。
請求項2の構成によれば、全ての開閉ゲートが閉成した状態で、開閉操作部を操作して開閉ロッドを長さ方向一側にスライドすると、一端側の開閉ゲートからゲート操作部に開成用ストッパーが当接して開き、順次他端側の開閉ゲートが開成する。また、全ての開閉ゲートが開成した状態で、開閉操作部を操作して開閉ロッドを長さ方向他側にスライドすると、一端側の開閉ゲートから順次ゲート操作部に閉成用ストッパーが当接して開閉ゲートが他側に移動し、全ての開閉ゲートが同時に閉成する。このようにゲート操作部とストッパーとの組み合わせにより、取水口を開閉操作することができ、1本の開閉ロッドの操作によって非常放流に対応することができる。
請求項3の構成によれば、洪水の発生が予想される場合などには、人力で手動ハンドルを回転操作し、1本の開閉ロッドにより、溜池の水圧が加わった複数の開閉ゲートを開閉することができ、非常放流に対応可能となる。
請求項4の構成によれば、収納凹部から分割スクリーンを取り外し、該分割スクリーンに付着したゴミを取り、スクリーンを外した状態で、収納凹部内のゴミの除去作業及び開閉ロッドや開閉ゲートの点検を行うことができる。
請求項5の構成によれば、分割スクリーンを回動して収納凹部を開閉できるため、分割スクリーンからのゴミの除去や、収納凹部内のゴミの除去及び開閉ロッドや開閉ゲートの点検を一層簡便に行うことができ、しかも、分割スクリーンを持ち上げて外す場合に比べて、分割スクリーンを回動して開閉することにより簡便に収納凹部の溜池側開口部の開閉を行うことができる。
請求項6の構成によれば、分割スクリーンを階段と反対の開成位置に開き、収納凹部内のゴミの除去及び開閉ロッドや開閉ゲートの点検することができる。
請求項7の構成によれば、覆い部材により上部からの収納凹部内への雪などの侵入を防止することができ、積雪による損傷を防止できる。また、分割スクリーンが複数の横バーと縦バーとを有するから、取っ手などの出っ張りを設ける必要がなく、間隔を置いて配置した横バー又は縦バーに器具を引っ掛けて分割スクリーンを開くことができる。
本考案における好適な実施の形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
以下、本考案の実施例を添付図面を参照して説明する。図1〜図6は本考案の実施例1を示す。同図に示すように、取水装置1は、溜池2の傾斜した堰堤たる傾斜面3の下方に埋設した放水管4と、前記傾斜面3に沿って設けられ前記放水管4に溜池2の水を流す斜樋管5などを備え、この斜樋管5はその長さ方向一端側を溜池2の上側にして配置される。尚、以下、長さ方向とは、特に断りのない場合、斜樋管5の長さ方向を意味する。
前記傾斜面3にはコンクリート製のベース部11が設けられ、このベース部11は、そのベース上面12が前記傾斜面3と略面一に形成されている。また、前記ベース部11内に前記斜樋管5が埋設されている。さらに、前記ベース部11のベース上面12の幅方向一側には、収納凹部13が形成されており、この収納凹部13の溜池側開口部14は、該収納凹部13の底部15より幅広に形成され、その溜池側開口部14の幅方向両側には、スクリーン6の幅方向両側の下部を載置する受け段部16,16が設けられている。また、前記ベース部11の幅方向他側には、段差式の階段17が設けられている。
図4に示すように、前記ベース部11の他端側には、コンクリート製の取水ボックス21が設けられ、この取水ボックス21内に前記斜樋管5の下端部5Kが連通している。また、前記下端部5Kの下方において、前記取水ボックス21内に前記放水管4の基端が連通している。さらに、取水ボックス21の溜池側取水口22には、昇降式の水門扉23が設けられ、取水ボックス21上には、前記水門扉23の開閉手段23Aが設けられている。
前記斜樋管5には、該斜樋管5の長さ方向に間隔を置いて複数の取水管25が突設され、この取水管25の上端に、溜池2側に開口する取水口26が設けられている。また、図3に示すように、各取水口26にはそれぞれ案内板27が設けられ、上側の取水口26に設けられた案内板27は、下側の取水口26に設けられた案内板27に比べて、長く形成されている。尚、前記取水管25には、前記取水口26の周囲に鍔部28を設け、この鍔部28上に重ね合わせて前記案内板27を取り付けることにより、案内板27が前記収納凹部13の底部15に固定されている。また、前記案内板27には前記取水口26に対応して透孔29が穿設されている。
前記案内板27上には、前記取水口26を開閉する板状の開閉ゲート31が配置され、この開閉ゲート31の下面には、前記案内板27に当接するパッキンなどの止水材32が設けられ、前記開閉ゲート31は前記案内板27の上面に沿ってスライドする。また、前記開閉ゲート31の上部に、一対の取付部材33,33を前記長さ方向に間隔を置いて突設し、それら一対の取付部材33,33間に前記長さ方向の操作スリーブ34を設けている。そして、前記取付部材33,33と前記操作スリーブ34により、前記開閉ゲート31のゲート操作部31Aを構成している。
各開閉ゲート31,31・・・の前記ゲート操作部31A,31A・・・には、1本の開閉ロッド7が挿通され、この開閉ロッド7の長さ方向一端側には、該開閉ロッド7を長さ方向にスライド操作する開閉操作部8が設けられ、この開閉操作部8は前記ベース部11に固定されている。
前記開閉操作部8は、前記開閉ロッド7を挿通する筒体35と、手動ハンドル36と、この手動ハンドル36の回転を前記開閉ロッド7の昇降に変換する変換手段37と、この変換手段37に設けられた減速ギア装置38とを備える。この減速ギア装置38は、前記手動ハンドル36により得られる回転数を減じて、開閉ロッド7を昇降するための力を増加する装置である。
図5などに示すように、前記開閉ロッド7には、各開閉ゲート31,31・・・に対応して、開成用ストッパー41と閉成用ストッパー42とがそれぞれ外装状態で固定されている。前記開閉ゲート31が取水口26を閉めた閉成位置で、前記閉成用ストッパー42は前記ゲート操作部31Aの一端側に当接する。一方、開閉ゲート31の前記閉成位置で、開成用ストッパー41とゲート操作部31Aとの間隔Kは、下側の開閉ゲート31が上側の開閉ゲート31に比べて広く設定されている。また、最上部の開閉ゲート31においては、前記ゲート操作部31Aの両側に開成用ストッパー41と閉成用ストッパー42が当接している。
従って、図3〜図5のように全ての取水口26が閉成している位置から、手動ハンドル36を回転して開閉ロッド7を上昇せしめると、ゲート操作部31Aと開成用ストッパー41との当接により、上側(開閉ゲート31の長さ方向の一端側)の開閉ゲート31から順次開成し、最後に最下部の開閉ゲート31が開成する。そして、全ての取水口26,26・・・を開成したり、放水管4の容量に対応して上側から必要な複数個の取水口26,26・・・を開成したりすることにより、豪雨などにおいて、一度に多量の水を放水することができ、非常放流に対応することができる。特に、開閉操作部8は、減速ギア装置38などの減速機により小さな力で開閉ロッド7を昇降することができるため、水中に没して水圧が加わった複数の開閉ゲート31を手動で開くことができる。
一方、手動ハンドル36を逆方向に回転して開閉ロッド7を降下せしめると、ゲート操作部31Aと閉成用ストッパー42の当接により、全ての開閉ゲート31を閉成することができる。この場合、上側の開閉ゲート31から順次そのゲート操作部31Aに閉成用ストッパー42が当接して開閉ゲート31が降下し、最後に最下部の開閉ゲート31のゲート操作部31Aに閉成用ストッパー42が当接し、全ての取水口26を開閉ゲート31により同時に閉じることができる。このように開閉ゲート31を閉める際は、溜池2の水位が下がっているため、手動ハンドル36の操作も比較的容易に行うことができる。
尚、図2などに示すように、前記案内板27の幅方向両側には、前記開閉ゲート31の浮き上がりを防止する押え部材45,45が設けられ、これら押え部材45,45は、略L型をなし、案内板27に固定されている。そして、前記開閉ゲート31は、前記案内板27と押え部材45との間に挟まれて、前記案内板27の長さ方向にスライドする。
前記スクリーン6は、金属製であって、例えばステンレス製であり、図3に示すように、前記長さ方向に分割した複数の分割スクリーン51,51・・・を備え、この例では分割スクリーン51はグレーチングからなる。その分割スクリーン51は、周囲の外枠部52と、この外枠部52内に配置され、長さ方向に間隔を置いて複数配置された横バー53と、前記外枠部52内に配置され幅方向に間隔を置いて複数配置された縦バー54とを備える(図2)。尚、スクリーン6の下部側の2枚の分割スクリーン51A,51Aは略水平に配置されている。
また、前記分割スクリーン51の幅方向一側には、蝶番などのヒンジ部56が設けられ、このヒンジ部56は、一側片56Aと他側片56Bを枢着部56Cにより回動可能に連結し、一側片56Aを分割スクリーン51の上面に固定すると共に、他側片56Bを前記収納凹部13の幅方向一側のベース上面12に固定してなり、前記分割スクリーン51を、前記収納凹部13の溜池側開口部14を塞ぐ閉塞位置と、該分割スクリーン51の上面側を前記収納凹部13の幅方向一側のベース上面12に載置する開成位置との間で回動することができる。尚、ヒンジ部56は1枚の分割スクリーン51に2つ設けられている。
図4に示すように、前記収納凹部13には、最上部の開閉ゲート31の上部に、覆い部材たる覆い板61が設けられ、この覆い板61は、最上部の分割スクリーン51と収納凹部13の内面との間を塞ぐものであって、略水平に配置されている。尚、この例では、前記覆い板61は、収納凹部13に固定されているが、収納凹部13に着脱可能に設けてもよい。また、前記覆い板61には、前記開閉ロッド7を挿通する挿通部たる挿通孔62が穿設されている。そして、覆い板61は、スクリーン6の前記長さ方向一端側の上部61Jに配置される。尚、この例では、挿通孔62は、覆い板61の前記底部15側が開口する略U字状に形成されているが、閉塞した円形でもよい。
このように収納凹部13内の前記取水口26,前記開閉ゲート31及び前記開閉ロッド7の一部が、スクリーン6及び覆い板61により覆われているから、積雪時に開閉ゲート31や案内板27などの損傷を防止することができる。尚、覆い板61の上部において、前記収納凹部13の溜池側開口部14には、複数(3枚)の縞鋼板65が着脱可能に設けられている。
次に、前記取水装置1の使用方法について説明する。豪雨などにより余水吐の設計洪水量を上回る洪水の発生が予想される場合などには、手動ハンドル36を回転して開閉ロッド7を上昇し、全ての取水口26を開く。この場合、開閉操作部8には、手動ハンドル36の回転を減速して開閉ロッド7を昇降する力を大きくする減速ギア装置38が設けられているため、1本の開閉ロッド7により、溜池2の水圧が加わった複数の開閉ゲート31を人力で開閉することができる。
また、従来のように取水口毎にスクリーンを設けたものでは、スクリーンが目詰まりを起こすと、放水ができなくなる場合があるが、本実施例の取水装置1では、全て又は複数の取水口26を開いて一度に大量の水を排出し、スクリーン6に部分的に目詰まりを起こしても、ゴミはスクリーン6の現在の水面付近の位置に集まるから、目詰まりした部分のスクリーン6の下の収納凹部13内を流れて取水口26から水を放水することができ、取水時にゴミを除去する必要が無い。
この場合、分割スクリーン51をヒンジ部56により回動可能に設けると共に、分割スクリーン51がグレーチングであるから、溜池2中で水垢等が付着した分割スクリーン51を、グレーチングの隙間に器具などを入れて簡便に開閉することができる。
さらに、収納凹部13の上部に覆い板61を設けたから、収納凹部13内への上部からのゴミの侵入を防止でき、収納凹部13内への雪の侵入を防止できる。
一方、取水装置1に溜まったゴミを除去する際には、分割スクリーン51からゴミを除去し、必要に応じて回動し、分割スクリーン51を立てて、分割スクリーン51のゴミを収納凹部13の外部に落とすようにして除去することができる。また、分割スクリーン51を開いて溜池側開口部14を全開することにより、収納凹部13内のゴミも簡便に除去することができる。
このように本実施例では、請求項1に対応して、溜池2の傾斜面3に配置され長さ方向一端側を溜池2の上側にした斜樋管5と、傾斜面3に埋設され斜樋管5の水を放水する放水管4と、斜樋管5の長さ方向に間隔を置いて複数配置され溜池2側に開口する取水口26と、取水口26にそれぞれ設けられ該取水口26を開閉する開閉ゲート31と、開閉ゲート31を前記長さ方向にスライドして取水口26を開閉する開閉ロッド7と、開閉ロッド7の前記長さ方向一端側に設けられ該開閉ロッド7を長さ方向にスライド操作して取水口26を開閉する開閉操作部8と、傾斜面3に沿って前記長さ方向に設けられ取水口26,開閉ゲート31及び開閉ロッド7の一部を収納する収納凹部13と、収納凹部13の溜池側開口部14に設けられ複数の取水口26を覆うスクリーン6とを備えるから、開閉操作部8を操作し、開閉ロッド7を上昇せしめて、複数の取水口26を開き、溜池2の水を放水管4に放水する。この際、複数の取水口26は収納凹部13に収納されており、この収納凹部13の溜池側開口部14にスクリーン6を設けたため、取水口26の目詰まりが防止され、ゴミの除去も容易に行うことができる。しかも、雪が降っても、雪はスクリーン6に積もり、積雪荷重が開閉ゲート31などに直接加わることが無いと共に、積雪が収納凹部13に沿って滑り落ちることがないため、収納凹部13内の取水口26,開閉ゲート31及び開閉ロッド7の損傷を防止できる。
このように本実施例では、請求項2に対応して、開閉ゲート31にゲート操作部31Aを設け、複数の開閉ゲート31,31・・・のゲート操作部31A,31A・・・に1本の開閉ロッド7を挿通し、ゲート操作部31Aを挟んで開閉ロッド7の長さ方向一端側と長さ方向他端側に閉成用ストッパー42と開成用ストッパー41を設けると共に、閉成用ストッパー42と開成用ストッパー41はゲート操作部31Aの一端側と他端側に当接可能に設けられ、開閉ゲート31が取水口26を閉めた閉成位置で閉成用ストッパー42がゲート操作部31Aの一端側に当接し、開閉ゲート31の前記閉成位置で、他端側の開閉ゲート31のゲート操作部31Aと開成用ストッパー41との間隔Kが、前記他端側の開閉ゲート31に隣り合う一端側の開閉ゲート31のゲート操作部31Aと開成用ストッパー41との間隔Kに比べて広く設定され、開閉ロッド71の長さ方向一端側へのスライドにより一端側の開閉ゲート31から順次開成するように構成したから、全ての開閉ゲート31が閉成した状態で、開閉操作部8を操作して開閉ロッド7を長さ方向一側にスライドすると、一端側の開閉ゲート31からゲート操作部31Aに開成用ストッパー41が当接して開き、順次他端側の開閉ゲート31が開成する。また、全ての開閉ゲート31が開成した状態で、開閉操作部8を操作して開閉ロッド7を長さ方向他側にスライドすると、一端側の開閉ゲート31から順次ゲート操作部31Aに閉成用ストッパー42が当接して開閉ゲート31が他側に移動し、全ての開閉ゲート31が同時に閉成する。このようにゲート操作部31Aとストッパー41,42との組み合わせにより、取水口26を開閉操作することができ、1本の開閉ロッド7の操作によって非常放流にも対応可能となる。
このように本実施例では、請求項3に対応して、開閉操作部8は、溜池2の水圧の加わった複数の開閉ゲート31を手動ハンドル36の回転操作により開閉可能に構成したから、洪水の発生が予想される場合などには、人力で手動ハンドル36を回転操作し、1本の開閉ロッド7により、溜池2の水圧が加わった複数の開閉ゲート31を開閉することができる。
このように本実施例では、請求項4に対応して、スクリーン6は前記長さ方向に分割した複数の分割スクリーン51を備え、分割スクリーン51を収納凹部13の溜池側開口部14に着脱可能に設けたから、収納凹部13から分割スクリーン51を取り外し、該分割スクリーン51に付着したゴミを取り、分割スクリーン51を外した状態で、収納凹部13内のゴミの除去作業及び開閉ロッド7や開閉ゲート31の点検を行うことができる。
このように本実施例では、請求項5に対応して、スクリーン6は前記長さ方向に分割した複数の分割スクリーン51を備え、分割スクリーン51を収納凹部13側に回動可能に連結すると共に、該分割スクリーン51を回動して収納凹部13の溜池側開口部14を開閉可能に構成したから、分割スクリーン51を回動して収納凹部13を開閉できるため、分割スクリーン51からのゴミの除去や、収納凹部13内のゴミの除去及び開閉ロッド7や開閉ゲート31の点検を一層簡便に行うことができ、しかも、分割スクリーン51を持ち上げて外す場合に比べて、分割スクリーン51を回動して開閉することにより簡便に収納凹部13の溜池側開口部14の開閉を行うことができる。
このように本実施例では、請求項6に対応して、収納凹部13の幅方向他側に、前記長さ方向の階段17を設け、分割スクリーン51の幅方向一側を、収納凹部13の幅方向一側に回動可能に連結し、分割スクリーン51は、収納凹部13の溜池側開口部14を塞ぐ閉塞位置と、該分割スクリーン51の上面を収納凹部13の幅方向一側に反転した開成位置との間で回動可能に設けられているから、分割スクリーン51を階段17と反対の開成位置に開き、収納凹部13内のゴミの除去及び開閉ロッド7や開閉ゲート31の点検することができる。
このように本実施例では、請求項7に対応して、分割スクリーン51は、相互に間隔を置いて配置した複数の横バー53と、これら複数の横バー53に交差して設けられ相互に間隔を置いて配置した複数の縦バー54とを備え、スクリーン6の前記長さ方向一端側の上部には、該スクリーン6と収納凹部13の内面との間を覆う覆い部材たる覆い板61を設け、この覆い板61に、開閉ロッド7を挿通する挿通部たる挿通孔62を設けたから、覆い板61により上部からの収納凹部13内への雪などの侵入を防止することができ、積雪による損傷を防止できる。また、分割スクリーン51が複数の横バー53と縦バー54とを有するから、取っ手などの出っ張りを設ける必要がなく、間隔を置いて配置した横バー53又は縦バー54に器具を引っ掛けて分割スクリーン51を開くことができる。
以下、実施例上の効果として、溜池2の傾斜面3に配置され長さ方向一端側を溜池2の上側にした斜樋管5と、傾斜面3に埋設され斜樋管5の水を放水する放水管4と、斜樋管5の長さ方向に間隔を置いて複数配置され溜池2側に開口する取水口26と、取水口26にそれぞれ設けられ該取水口26を開閉する開閉ゲート31と、開閉ゲート31を前記長さ方向にスライドして取水口26を開閉する開閉ロッド7と、開閉ロッド7の前記長さ方向一端側に設けられ該開閉ロッド7を長さ方向にスライド操作して取水口26を開閉する開閉操作部8とを備え、開閉ゲート31にゲート操作部31Aを設け、複数の開閉ゲート31,31・・・のゲート操作部31A,31A・・・に1本の開閉ロッド7を挿通し、ゲート操作部31Aを挟んで開閉ロッド7の長さ方向一端側と長さ方向他端側に閉成用ストッパー42と開成用ストッパー41を設けると共に、閉成用ストッパー42と開成用ストッパー41はゲート操作部31Aの一端側と他端側に当接可能に設けられ、開閉ゲート31が取水口26を閉めた閉成位置で閉成用ストッパー42がゲート操作部31Aの一端側に当接し、開閉ゲート31の前記閉成位置で、他端側の開閉ゲート31のゲート操作部31Aと開成用ストッパー41との間隔Kが、前記他端側の開閉ゲート31に隣り合う一端側の開閉ゲート31のゲート操作部31Aと開成用ストッパー41との間隔Kに比べて広く設定され、開閉ロッド71の長さ方向一端側へのスライドにより一端側の開閉ゲート31から順次開成するように構成したから、ゲート操作部31Aとストッパー41,42との組み合わせにより、取水口26を開閉操作することができ、1本の開閉ロッド7の操作によって非常放流にも対応可能となる。また、傾斜面3に沿って前記長さ方向に設けられ取水口26,開閉ゲート31及び開閉ロッド7の一部を収納する収納凹部13と、収納凹部13の溜池側開口部14に設けられ複数の取水口26を覆うスクリーン6とを備えことが好ましく、さらに、請求項3〜7の構成を採用することが好ましい。
図7〜図8は本考案の実施例2を示し、上記実施例1と同一部分に同一符号を付し、その説明を省略して詳述すると、この例の取水装置1は、複数(3本)の開閉ロッド7L,7,7Rを前記収納凹部13の幅方向に並設すると共に、各開閉ロッド7L,7,7Rにそれぞれ開閉操作部8,8,8を設けている。また、開閉ロッド7L,7,7Rには、それぞれ2つの取水口26,26を開閉するために、2つの開閉ゲート31,31が設けられ、これら2つの開閉ゲート31,31に対応して2つの案内板27,27が前記収納凹部13に設けられている。尚、3本の開閉ロッド7L,7,7Rにより開閉する取水口26,26,26は、前記長さ方向に異なる位置に配置されている。なお、この例では、前記覆い板61には、3本の開閉ロッド7L,7,7Rに対応して3個の挿通孔62,62,62がそれぞれ設けられている。
図8に示すように、前記斜樋管5には、前記取水管25の前記幅方向両側に取水管25L,25Rを突設し、これら取水管25L,25,25Rの取水口26,26,26の位置が幅方向に並ぶように配置されている。
従って、取水口26が全て閉じた状態で、開閉操作部8,8,8を操作して開閉ロッド7L,7,7Rを上昇せしめると、上側から取水口26,26が開き、取水口26,26・・・を全て開成したり、放水管4の容量に対応して上側から必要な複数個の取水口26,26・・・を開成したりすることにより、多量の放水が可能となり、非常放流に対応することができる。また、開閉操作部8,8,8を操作して開閉ロッド7L,7,7Rを降下せしめることにより、取水口26,26・・・を全て閉めることができる。
このように本実施例では、収納凹部13の溜池側開口部14に設けられ複数の取水口26を覆うスクリーン6とを備え、また、傾斜面3に沿って前記長さ方向に設けられ取水口26,開閉ゲート31及び開閉ロッド7L,7,7Rの一部を収納する収納凹部13と、開閉操作部8は、溜池2の水圧の加わった複数の開閉ゲート31を手動ハンドル36の回転操作により開閉可能に構成したから、全請求項に対応して、上記実施例1と同様な作用・効果を奏する。
尚、本考案は、本実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、溜池は、灌漑用以外でも、上水道や・水力発電などの各種の水を溜める池でもよい。また、実施例では、開閉ロッドが1本と3本の例を示したが、開閉ロッドが2本又は4本以上のものでも良い。さらに、実施例では、分割スクリーンをヒンジ部により連結したが、ヒンジ部を設けなければ、分割スクリーンを溜池側開口部に着脱可能に設けることができる。また、実施例では、分割スクリーンをヒンジ部により左右一側に開閉するものを示したが、請求項5においては、分割スクリーンをヒンジ部により左右他側に開閉したり、分割スクリーンを上下方向に開閉したりするように構成してもよい。
1 取水装置
2 溜池
3 傾斜面
4 放水管
5 斜樋管
6 スクリーン
7 開閉ロッド
8 開閉操作部
13 収納凹部
14 溜池側開口部
17 階段
25 取水管
26 取水口
31 開閉ゲート
31A ゲート操作部
36 手動ハンドル
41 開成用ストッパー
42 閉成用ストッパー
51 分割スクリーン
52 外枠部
61 覆い板(覆い部材)
62 挿通孔(挿通部)
K 間隔
2 溜池
3 傾斜面
4 放水管
5 斜樋管
6 スクリーン
7 開閉ロッド
8 開閉操作部
13 収納凹部
14 溜池側開口部
17 階段
25 取水管
26 取水口
31 開閉ゲート
31A ゲート操作部
36 手動ハンドル
41 開成用ストッパー
42 閉成用ストッパー
51 分割スクリーン
52 外枠部
61 覆い板(覆い部材)
62 挿通孔(挿通部)
K 間隔
Claims (7)
- 溜池の傾斜面に配置され長さ方向一端側を溜池の上側にした斜樋管と、
前記傾斜面に埋設され前記斜樋管の水を放水する放水管と、
前記斜樋管の長さ方向に間隔を置いて複数配置され前記溜池側に開口する取水口と、
前記取水口にそれぞれ設けられ該取水口を開閉する開閉ゲートと、
前記開閉ゲートを前記長さ方向にスライドして前記取水口を開閉する開閉ロッドと、
前記開閉ロッドの前記長さ方向一端側に設けられ該開閉ロッドを長さ方向にスライド操作して前記取水口を開閉する開閉操作部と、
前記傾斜面に沿って前記長さ方向に設けられ前記取水口,前記開閉ゲート及び前記開閉ロッドの一部を収納する収納凹部と、
前記収納凹部の溜池側開口部に設けられ複数の前記取水口を覆うスクリーンとを備えることを特徴とする溜池の取水装置。 - 前記開閉ゲートにゲート操作部を設け、前記複数の開閉ゲートの前記ゲート操作部に1本の前記開閉ロッドを挿通し、前記ゲート操作部を挟んで前記開閉ロッドの長さ方向一端側と長さ方向他端側に閉成用ストッパーと開成用ストッパーを設けると共に、前記閉成用ストッパーと前記開成用ストッパーは前記ゲート操作部の一端側と他端側に当接可能に設けられ、前記開閉ゲートが前記取水口を閉めた閉成位置で前記閉成用ストッパーが前記ゲート操作部の一端側に当接し、前記開閉ゲートの前記閉成位置で、他端側の前記開閉ゲートの前記ゲート操作部と前記開成用ストッパーとの間隔が、前記他端側の前記開閉ゲートに隣り合う一端側の前記開閉ゲートの前記ゲート操作部と前記開成用ストッパーとの間隔に比べて広く設定され、前記開閉ロッドの長さ方向一端側へのスライドにより一端側の前記開閉ゲートから順次開成するように構成したことを特徴とする請求項1記載の溜池の取水装置。
- 前記開閉操作部は、溜池の水圧の加わった複数の前記開閉ゲートを手動ハンドルの回転操作により開閉可能に構成したことを特徴とする請求項1又は2記載の溜池の取水装置。
- 前記スクリーンは前記長さ方向に分割した複数の分割スクリーンを備え、
前記分割スクリーンを前記収納凹部の前記溜池側開口部に着脱可能に設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の溜池の取水装置。 - 前記スクリーンは前記長さ方向に分割した複数の分割スクリーンを備え、
前記分割スクリーンを前記収納凹部側に回動可能に連結すると共に、該分割スクリーンを回動して前記収納凹部の前記溜池側開口部を開閉可能に構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の溜池の取水装置。 - 前記収納凹部の幅方向他側に、前記長さ方向の階段を設け、
前記分割スクリーンの幅方向一側を、前記収納凹部の幅方向一側に回動可能に連結し、
前記分割スクリーンは、前記収納凹部の前記溜池側開口部を塞ぐ閉塞位置と、該分割スクリーンの上面を前記収納凹部の幅方向一側に反転した開成位置との間で回動可能に設けられていることを特徴とする請求項5記載の溜池の取水装置。 - 前記分割スクリーンは、相互に間隔を置いて配置した複数の横バーと、これら複数の横バーに交差して設けられ相互に間隔を置いて配置した複数の縦バーとを備え、
前記スクリーンの前記長さ方向一端側の上部には、該スクリーンと前記収納凹部の内面との間を覆う覆い部材を設け、この覆い部材に、前記開閉ロッドを挿通する挿通部を設けたことを特徴とする請求項6記載の溜池の取水装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018003860U JP3219345U (ja) | 2018-10-04 | 2018-10-04 | 溜池の取水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018003860U JP3219345U (ja) | 2018-10-04 | 2018-10-04 | 溜池の取水装置 |
Publications (1)
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JP3219345U true JP3219345U (ja) | 2018-12-13 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018003860U Expired - Fee Related JP3219345U (ja) | 2018-10-04 | 2018-10-04 | 溜池の取水装置 |
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JP (1) | JP3219345U (ja) |
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2018
- 2018-10-04 JP JP2018003860U patent/JP3219345U/ja not_active Expired - Fee Related
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