JP3219095U - 棚板取付け具 - Google Patents
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Abstract
【課題】棚板が安定して取り付けられ、地震の際等に棚板が離脱することを確実に防止できる棚板取付け具を提供する。
【解決手段】棚を構成する側枠30への係止部11、13を備えるとともに、上方に突出して棚板40の取付け穴42に嵌入される内周面をネジ部15とする筒状係止部17を備える本体部3と、ネジ部15に螺入装着される棚板押さえネジ5とからなり、筒状係止部17が棚板40の上下に連通する取付け穴42に下方から嵌入された状態において、棚板押さえネジ5が上方から筒状係止部17のネジ部15に螺入装着され、棚板押さえネジ5の頭部23の周縁部23aが棚板40上面の取付け穴42の周縁部43を押さえ固定する。
【選択図】図5
【解決手段】棚を構成する側枠30への係止部11、13を備えるとともに、上方に突出して棚板40の取付け穴42に嵌入される内周面をネジ部15とする筒状係止部17を備える本体部3と、ネジ部15に螺入装着される棚板押さえネジ5とからなり、筒状係止部17が棚板40の上下に連通する取付け穴42に下方から嵌入された状態において、棚板押さえネジ5が上方から筒状係止部17のネジ部15に螺入装着され、棚板押さえネジ5の頭部23の周縁部23aが棚板40上面の取付け穴42の周縁部43を押さえ固定する。
【選択図】図5
Description
この考案は、棚板取付け具に関する。
棚板は、例えば、ダボと呼ばれる突起物が棚板の底面に設けられた取付け穴に嵌入されることで取り付けられ、これにより棚板の横ずれによる離脱が防止されている。しかしながら、最近、強い地震の際にダボが取付け穴から外れて棚板が離脱することが多発し、とくに、縦揺れが有る際に多く棚板が離脱しているとみられる。
この考案では、棚板が安定して取り付けられ、地震の際等に棚板が離脱することを確実に防止できる棚板取付け具を提供することを目的とする。
この考案では、棚を構成する側枠への係止部を備えるとともに、上方に突出して棚板の取付け穴に嵌入される内周面をネジ部とする筒状係止部を備える本体部と、前記ネジ部に螺入装着される棚板押さえネジとからなり、前記筒状係止部が棚板の上下に連通する取付け穴に下方から嵌入された状態において、前記棚板押さえネジが上方から前記筒状係止部の前記ネジ部に螺入装着され、前記棚板押さえネジの頭部の周縁部が前記棚板上面の前記取付け穴の周縁部を押さえ固定することを特徴とする棚板取付け具を提供する。
上記構成の棚板取付け具によれば、棚板押さえネジの頭部の周縁部が棚板上面の取付け穴の周縁部を押さえ固定することで、棚板は安定して強固に取り付けられ、上下の揺れ発生の場合も筒状係止部が取付け穴から抜けることがなく、棚板の離脱が確実に防止される。
棚板押さえネジの頭部が扁平とされることで、棚板上に物品が支障なく載置できる。
取付け穴の下部が太径とされてその部分に前記筒状係止部が嵌入されることで、取付け穴の上部は細径となっており、棚板押さえネジとして頭部が大きくなくて目立つことが無く、且つ汎用の安価なものが使用される。
この考案によれば、棚板が強固に安定して取り付けられ、地震の際等に棚板が離脱することを確実に防止できるようになる。
図1はこの考案の棚板取付け具の実施形態の上面側斜視図、図2は同下面側斜視図である。棚板取付け具1は本体部3と棚板押さえネジ5とから構成される。本体部3はステンレス製のプレートが折り曲げ加工され、2層の折り重ね部7と折り重ね部7から下方に延び出す垂下部9とを備えるプレート片6と、折り重ね部7に取り付けられるステンレス製の筒状ボス(筒状係止部)17とから構成される。折り重ね部7端からは上方に突出する係止部11が、垂下部9の下端からは外方に突出する係止部13がそれぞれ設けられている。折り重ね部7のほぼ中央位置には、内周面をネジ部15とするステンレス製の筒状ボス17がその基部が固定穴19に嵌入固定されて立設されている。棚板押さえネジ5はステンレス製で、頂面にプラス溝21が形成された扁平の頭部23を備えている。
図3〜図5を参照して、棚板取付け具1の使用について説明する。まず、本体部3を、棚を構成する垂直方向に配置される側枠30の係止穴31それぞれに、係止部11、13のそれぞれを係止して、筒状ボス17が上方に突出するように取り付ける。次に、棚板40の取付け穴42に筒状ボス17を嵌入させて棚板40を本体部3上に載置する。取付け穴42は棚板40を連通するように設けられ、下端から途中部までが太径となっており、その太径部分に筒状ボス17は納められる。棚板押さえネジ5は取付け穴42の細径部分の上端から挿し入れられて筒状ボス17のネジ部15に螺入装着され、頭部23の周縁部23aが棚板40上面の取付け穴42の周縁部43を押さえ固定する。
上記のように棚板押さえネジ5の頭部23の周縁部23aが、棚板40上面の取付け穴42の周縁43を押さえ固定することで、棚板40は強固に取り付けられ、とくに、地震時に上下の揺れ発生した場合も筒状ボス17が取付け穴42から抜けることがなく、棚板40の離脱が確実に防止される。棚板押さえネジ5の頭部23が扁平とされていることで、棚板40上に物品を支障なく載置できる。また、取付け穴42の下部が太径とされ、その太径部分に筒状ボス17が嵌入されて取付け穴42の上部は細径となっているので、棚板押さえネジ5として頭部23が大きくなくて目立つことの無く、且つ、汎用の安価なものが使用される。
1 棚板取付け具
3 本体部
5 棚板押さえネジ
11 係止部
13 係止部
15 ネジ部
17 筒状ボス(筒状係止部)
23 頭部
23a 周縁部
30 側枠
40 棚板
42 取付け穴
3 本体部
5 棚板押さえネジ
11 係止部
13 係止部
15 ネジ部
17 筒状ボス(筒状係止部)
23 頭部
23a 周縁部
30 側枠
40 棚板
42 取付け穴
Claims (3)
- 棚を構成する側枠への係止部を備えるとともに、上方に突出して棚板の取付け穴に嵌入される内周面をネジ部とする筒状係止部を備える本体部と、
前記ネジ部に螺入装着される棚板押さえネジとからなり、
前記筒状係止部が棚板の上下に連通する取付け穴に下方から嵌入された状態において、前記棚板押さえネジが上方から前記筒状係止部の前記ネジ部に螺入装着され、前記棚板押さえネジの頭部の周縁部が前記棚板上面の前記取付け穴の周縁部を押さえ固定することを特徴とする棚板取付け具。 - 前記頭部が扁平である請求項1記載の棚板取付け具。
- 前記取付け穴の下部が太径とされ、その部分に前記筒状係止部が嵌入される請求項1記載の棚板取付け具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018003712U JP3219095U (ja) | 2018-09-05 | 2018-09-05 | 棚板取付け具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018003712U JP3219095U (ja) | 2018-09-05 | 2018-09-05 | 棚板取付け具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3219095U true JP3219095U (ja) | 2018-11-29 |
Family
ID=64457182
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018003712U Active JP3219095U (ja) | 2018-09-05 | 2018-09-05 | 棚板取付け具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3219095U (ja) |
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2018
- 2018-09-05 JP JP2018003712U patent/JP3219095U/ja active Active
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