JP3219001B2 - 頭部動き検出装置 - Google Patents

頭部動き検出装置

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JP3219001B2
JP3219001B2 JP00092797A JP92797A JP3219001B2 JP 3219001 B2 JP3219001 B2 JP 3219001B2 JP 00092797 A JP00092797 A JP 00092797A JP 92797 A JP92797 A JP 92797A JP 3219001 B2 JP3219001 B2 JP 3219001B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠距離体面システ
ムにおけるオペレータの頭部の動きを検出し相手方に送
信する頭部動き検出装置に関し、特に、簡易かつ小型,
軽量な構成のみによって、頭部の動きを直接検出するこ
とができる頭部動き検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビ会議等として使用される遠距離体
面システムにおいては、オペレータの頭部の動き(例え
ば、肯く,首を振る)を検出し、その検出結果を電話回
線等を通じて相手方に送信し、相手方モニターの人物モ
デルをその動きに応じて動かす(肯かせる,首を振らせ
る)ようにしている。
【0003】これまで、このような遠距離体面システム
におけるオペレータの頭部の動きは、例えばカメラによ
り頭部の画像を取り込み、画像処理によって動きを検出
する手段や、その他オペレータの頭部にジャイロ等のレ
ベルゲージを取り付けて動きを検出する手段等が採られ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のカメラやジャイロを備えた遠距離体面システ
ムでは、画像の入力及び処理作業やジャイロの取付け等
自体が大がかりなものとなり、これらを実施するための
装置も複雑かつ高価なものとなってしまうという問題が
あった。
【0005】特に、カメラによる画像の取り込み及び画
像処理を行なう従来装置では、頭部の動きの検出及び処
理が画像を通じて間接的に行なわれることになり、装置
の複雑化や高コスト化が顕著であった。
【0006】本発明は、このような従来の技術が有する
問題を解決するために提案されたものであり、簡易かつ
小型,軽量な構成のみによって、頭部の動きを直接検出
することができる頭部動き検出装置の提供を目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の請求項1記載の頭部動き検出装置は、オペレー
タの頚部に巻装着可能な環状に形成された装置本体と、
この装置本体の、前記頚部の前面と左面及び右面に対応
する位置に配設され、前記オペレータの頭部の動きにと
もなう頚部の傾斜と捻じり動作に応じて信号を発するセ
ンサ部と、このセンサ部からのオペレータの頚部の傾斜
と捻じり動作量信号をオペレータの頭部の動きの状態と
その大きさに応じた信号として、データ送信部からコン
ピュータ本体に送信させる制御部とを具備した構成とし
てある。
【0008】また、請求項2記載の頭部動き検出装置
は、前記装置本体のセンサ部が、前記頚部上方に位置す
る押圧補助具を有する構成としてある。
【0009】このような構成からなる本発明の頭部動き
検出装置によれば、オペレータの頸部によって圧電素子
からなるセンサ部を押圧するだけで、オペレータの頭部
の動きを検出することができるので、きわめて簡易かつ
小型,軽量な構成のみによって、頭部の動きを直接検出
できる。
【0010】また、請求項3記載の頭部動き検出装置
は、前記装置本体が、前記オペレータの頸部背面側の上
方及び下方に分離して取り付けられる一対の固定部から
なり、前記センサ部が、前記上方及び下方の一対の固定
部間に張架されるとともに、前記頸部の前傾及び左右向
きの動きによって引き出し自在なケーブルと、当該ケー
ブルの引き出し量に応じて抵抗値を変える可変抵抗器に
より構成してある。
【0011】さらに、請求項4記載の頭部動き検出装置
は、前記センサ部を構成するケーブルが、前記上方及び
下方の一対の固定部間に間隔をもって張架される2本の
ケーブルからなり、当該2本のケーブルの間隔が、前記
下方の固定部側に狭く、上方の固定部側に広くなった構
成としてある。
【0012】このような構成からなる本発明の頭部動き
検出装置によれば、オペレータの頭部の動きに応じて引
き出されるケーブルの引き出し量によって、オペレータ
の頭部の動きを検出することができるので、きわめて簡
易かつ小型,軽量な構成のみによって、頭部の動きを直
接検出できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の頭部動き検出装置
の実施の形態について、図面を参照して説明する。 [第一実施形態]まず、本発明の頭部動き検出装置の第
一の実施形態について説明する。図1は、本実施形態の
頭部動き検出装置をオペレータに装着した状態の背面図
であり、図2は、図1におけるオペレータが肯いた状態
の左側面図である。
【0014】図3は、図1におけるオペレータが右に向
いた状態の背面図であり、図4は、図1に示す本装置を
装着したオペレータの頸部を示す要部断面背面図であ
る。また、図5は、本実施形態の頭部動き検出装置のセ
ンサ部,A/D変換部,制御部及びデータ送信部を示す
ブロック図である。
【0015】これらの図に示すように、本実施形態の頭
部動き検出装置は、テレビ会議等の遠距離体面システム
を使用するオペレータ1の頭部2の動きを検出し、図示
しないコンピュータ本体にそのデータを送信する装置で
ある。
【0016】10は、オペレータ1の頸部3に取付けら
れる装置本体で、図1〜図3に示すように、頸部3に巻
装可能な環状に形成されている。そして、この装置本体
10の内周面には、圧電素子20a,20b,20cに
より構成されるセンサ部20が配設してある。
【0017】なお、この装置本体10は、頸部3への着
脱を可能とするため、例えば、センサ部20のない部分
で、係脱自在に2分割された環状部材として構成するこ
とが好ましい。また、この装置本体10は、後述するよ
うに頸部3によってセンサ部20を構成する圧電素子2
0a,20b,20cが十分に押圧されるように、一定
の硬度を有する材質で形成してあり、例えばプラスチッ
ク製等が望ましい。
【0018】圧電素子20a,20b,20cは、装置
本体10の内周面に固定して配設され、頸部3の前傾,
左傾及び右傾の動き量に応じて押圧されるセンサを構成
している。
【0019】すなわち、これら圧電素子20a,20
b,20cは、装置本体10の内周面に所定間隔をもっ
て3箇所に配設され、各圧電素子が、それぞれ頸部3の
前面,左面及び右面によって押圧されるようになってい
る。
【0020】そして、押圧された圧電素子20a,20
b,20cは、押圧量に応じた電圧を頸部3の移動量と
して、図4に示すA/D変換部40(図1〜図3におい
ては図示省略)に出力する。
【0021】A/D変換部40(40a,40b,40
c)は、三つの圧電素子20a,20b,20cにそれ
ぞれ対応して設けられており、各圧電素子20a,20
b,20cからの電圧信号をA/D変換して、図4に示
す制御部50(図1〜図3においては図示省略)に出力
するようになっている。
【0022】図4に示すように、制御部50は、各A/
D変換部40(40a,40b,40c)からの各信号
の大きさにもとづいて、オペレータ1の頭部2の動き状
態に応じた移動情報を求め、この移動量情報を図示しな
いコンピュータ本体に送信するよう、データ送信部60
に指示する。
【0023】そして、データ送信部60は、図1〜図3
に示すように、装置本体10の側面に設けられ、制御部
50からの出力指示により、例えば赤外線通信等の手段
によって、図示しないコンピュータ本体の制御部に移動
情報を送信するようになっている。
【0024】次に、このような構成からなる本実施形態
の頭部動き検出装置の動作について説明する。まず、本
装置を装着したオペレータ1が前方を目視した垂直状態
の場合には、センサ部20の各圧電素子20a,20
b,20cには圧力が加わらない。
【0025】次に、オペレータ1が「肯定」の意志表示
として肯いた場合は、オペレータ1の頭部2が前方に傾
斜する。頭部2が前傾すると、頸部3の前部が、頸部前
方の圧電素子20aを一定の力(例えば10N前後)で
押圧する。押圧された圧電素子20aには歪みが生じ、
例えば10mV程度の電圧が発生する。
【0026】一方、オペレータ1が「拒否」の意志表示
として頭部2を左右に振ると、例えば図3に示すよう
に、右方向に頭部2を振った場合、頸部3の左側筋肉3
aが外側に膨出変形し約5mm程度盛り上がる。そし
て、この盛り上がった筋肉3aによって頸部左方の圧電
素子20bが一定の力(例えば10N前後)で押圧さ
れ、例えば10mV程度の電圧を発生する。
【0027】頭部2が左方向に振られた場合も同様に、
頸部3の右側筋肉3bが外側に膨出変形し約5mm程度
盛り上がり、頸部右方の圧電素子20cが一定の力で押
圧されて、電圧を発生する。
【0028】そして、これら各圧電素子20a,20
b,20cで発生した電圧は、各A/D変換部40a,
40b,40cに出力され、各A/D変換部40におい
てデジタル信号に変換された後、制御部50に入力され
る。制御部50は、この信号を処理して頭部2の移動情
報とし、データ送信部60を介して外部のコンピュータ
本体に送信する。
【0029】このように本実施形態の頭部動き検出装置
によれば、オペレータの頸部によって圧電素子からなる
センサ部20を押圧するだけで、オペレータの頭部の動
きを検出することができるので、きわめて簡易かつ小
型,軽量な構成のみによって、頭部の動きを直接検出で
きる。
【0030】本実施形態の頭部動き検出装置の変形例と
して、図5に示すような装置とすることもできる。同図
に示す頭部動き検出装置は、上述した装置本体10に押
圧補助具11を付加した構成となっている。
【0031】すなわち、この押圧補助具11は、頸部3
の左右方向に位置する圧電素子20b,20cに当接す
る逆T字形状の部材をオペレータ1の頸部上方において
固定した構成となっている。
【0032】このような押圧補助具11を用いることに
よって、オペレータ1の頭部2に伴って押圧補助具11
の逆T字形状の各先端部が、頸部左右の圧電素子20
b,20cを押圧するので、オペレータ1の頸部3の筋
肉によって押圧する場合と比較して、より確実にセンサ
部20を押圧することが可能となる。
【0033】なお、本実施形態では特に示していない
が、制御部50において、三つの圧電素子20a,20
b,20cからの測定信号の大きさによって、頭部2の
複合的な動き(例えば、肯きつつ首を傾げる等)を演算
して求め、これをコンピュータ本体に送信することもで
きる。
【0034】[第二実施形態]次に、本発明の頭部動き
検出装置の第二の実施形態について説明する。図6は、
本実施形態の頭部動き検出装置をオペレータに装着した
状態の背面図であり、図7は、図6におけるオペレータ
が肯いた状態の左側面図である。
【0035】図8は、図6におけるオペレータが右に向
いた状態の背面図であり、図9は、図6に示す本装置の
装置本体を示す拡大図である。また、図10は、本実施
形態の頭部動き検出装置のセンサ部,A/D変換部,制
御部及びデータ送信部を示すブロック図である。
【0036】これらの図に示すように、本実施形態の頭
部動き検出装置では、装置本体70が、オペレータ1の
背面側において、頸部3の上方及び下方に分離して取り
付けられる一対の固定部71,72からなっている。
【0037】この一対の固定部71,72は、上方の固
定部71は固定フック71aをオペレータ1の耳部に引
っ掛けることにより、また下方の固定部72はベルト7
2aをオペレータ1の頸部3に巻装することにより、オ
ペレータ1に固定されるようになっている。
【0038】そして、本実施形態では、オペレータ1の
頭部2の動きを検知するセンサ部30を、上方及び下方
の一対の固定部71,72間に張架されるとともに、頭
部2の前傾,左傾及び右傾の動きによって引き出し自在
な2本のケーブル31(31a,31b)と、このケー
ブル31a,31bの引き出し量に応じて抵抗値を変化
させる可変抵抗器(図示せず)からなる信号変換部32
(32a,32b)によって構成してある。
【0039】このセンサ部30を構成する2本のケーブ
ル31a,31bは、それぞれ上端が上方の固定部71
に固定されており、かつ、各下端側は、下方の固定部7
2内に引き出し可能に収納され、図9に示す引き出し孔
72a,72bを介して固定部72の外部に引き出され
ている。
【0040】そして、この下方の固定部72内に収納さ
れる各ケーブル31a,31bが、特に図示はしない
が、下方の固定部72内に備えられた可変抵抗器からな
る信号変換部32a,32bの回転可能な移動量測定軸
に接続されている。この可変抵抗器からなる信号変換部
32a,32bは、ケーブル31a,31bの引き出し
量に応じて移動量測定軸が回転することにより抵抗値が
変化するようになっている。
【0041】そして、この信号変換部32a,32b
が、抵抗値の変化に応じた電気信号を、対応するA/D
変換部40(40a,40b)にそれぞれ出力するよう
になっている。なお、センサ部30を構成する2本のケ
ーブル31a,31bは、それぞれ下方の固定部72に
引き出し自在に収納されるよう、常に下方の固定部72
側に付勢されるようになっている。
【0042】さらに、本実施形態では、このセンサ部3
0を構成するケーブル31は、図9に示すように、2本
のケーブル31a,31bの間隔が、下方の固定部72
側に狭く、上方の固定部71側に広く構成されている。
【0043】例えば、図9においては、ケーブル31
a,31bの下方の固定部72側の引き出し部分(測定
点82a,82b)が、上方の固定部71側の固定部分
(固定点81a,81b)のそれぞれ内側20mmとな
るように構成されている。これによって、後述するよう
に、オペレータ1の頭部が右又は左に振られた場合にも
確実に検出できるようになっている。
【0044】次に、このような構成からなる本実施形態
の頭部動き検出装置の動作について説明する。まず、本
装置を装着したオペレータ1が前方を目視した垂直状態
の場合には、センサ部30を構成するケーブル31a,
31bは引き出されない。次に、オペレータ1が「肯
定」の意志表示として肯いた場合は、オペレータ1が肯
くと頭部2が前方に傾斜する。
【0045】頭部2が前傾すると頸部3も傾斜し、上方
の固定部71と下方の固定部72との間の距離が、例え
ば30mm程度増加する。すると、下方の固定部72内
に収納されたケーブル31a,31bも、引き出し孔7
2a,72bを介して同時に引き出され、図9に示す固
定点81a,81bと測定点82a,82bの距離が、
ともに30mm程度長くなる。
【0046】ケーブル31a,31bが引き出される
と、引き出し量に応じて信号変換部32a,32bの抵
抗値が変化し、両ケーブル31a,31bの引き出し量
が同量であることが検出され、電気信号がA/D変換部
40(40a,40b)に出力される。これによって、
上述した第一実施形態の場合と同様、A/D変換部4
0,制御部50を介して、オペレータ1が「肯いた」と
の移動情報がデータ送信部60からコンピュータ本体側
に送信される。
【0047】一方、オペレータ1が「拒否」の意志表示
として頭部2を左右に振ると、例えば図9に示すよう
に、右方向に頭部2を振った場合、上方の固定部71
が、頭部2の動きに伴って左側に移動する(例えば20
mm程度)。これに伴って、図9に示す固定点81a,
81bと測定点82a,82bの距離がそれぞれ伸び、
ケーブル31a,31bも引き出される。
【0048】ここで、本実施形態では、2本のケーブル
31a,31bの間隔は、図9における測定点82a,
82bが、固定点81a,81bのそれぞれ内側20m
mとなるように配置されている。このため、上方の固定
部71が左に20mm移動すると、固定点81aと測定
点82aの距離は15mm程度増加することになるが、
固定点81bと測定点82bの距離は15mm程度減少
することになる。
【0049】これによって、ケーブル31a,31b
も、左側のケーブル80aについては15mm程度引き
出されることになる一方、右側のケーブル80bについ
ては、15mm程度下方の固定部72内に引きも戻され
て収納されることになる。
【0050】信号変換部32a,32bは、この2本の
ケーブル31a,31bの引き出し量及び引き戻り量に
応じて抵抗値を変化させ、その電気信号をA/D変換部
40に出力する。
【0051】これによって、上述した第一実施形態の場
合と同様、A/D変換部40,制御部50を介して、オ
ペレータ1が「右に首を振った」との移動情報がデータ
送信部60からコンピュータ本体側に送信される。
【0052】同様に、頭部2が左方向に振られた場合に
は、上方の固定部71が、頭部2の動きに伴って右側に
移動すると、ケーブル31a,31bが引き出され、図
9における固定点81aと測定点82aの距離が15m
m程度減少するとともに、固定点81bと測定点82b
の距離は15mm程度増加する。
【0053】これによって、信号変換部32a,32b
が、左側のケーブル80aが引き戻され、右側のケーブ
ル80bが引き出されたことを検出し、オペレータ1の
頭部2が左側方向に振られたことを検出する。そして、
A/D変換部40,制御部50を介して、オペレータ1
が「左に首を振った」との移動情報がデータ送信部60
からコンピュータ本体側に送信される。
【0054】このように本実施形態の頭部動き検出装置
によれば、オペレータの頭部の動きに応じて引き出され
るケーブル31の引き出し量によって、オペレータの頭
部の動きを検出することができるので、きわめて簡易か
つ小型,軽量な構成のみによって、頭部の動きを直接検
出できる。
【0055】なお、本実施形態の頭部動き検出装置の変
形例として、図11に示すような装置とすることもでき
る。同図に示す頭部動き検出装置は、上述した装置本体
70の上方の固定部71についてのオペレータ1への固
定手段が異なっている。
【0056】すなわち、上述した装置では、上方の固定
部71を固定フック71aをオペレータ1の耳に引っ掛
けて固定するようにしていたが、この変形例では、上方
の固定部71を2本のベルト71b,71cで固定する
ようにしてあり、ベルト71bについてはオペレータ1
の鼻部に、ベルト71cについては顎部に巻装するよう
にしてある。その他の構成部分については上述した装置
と同様となっている。
【0057】このような2本のベルト71b,71cを
用いて上方の固定部71を固定することによって、上方
の固定部71がオペレータ1の頭部2の動きにより密着
して移動することになり、さらに確実にオペレータ1の
動きを検出することが可能となる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明の頭部動き検
出装置によれば、簡易かつ小型,軽量な構成のみによっ
て、頭部の動きを直接検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態にかかる頭部動き検出
装置をオペレータに装着した状態の背面図である。
【図2】図1におけるオペレータが肯いた状態の左側面
図である。
【図3】図1におけるオペレータが右に向いた状態の背
面図である。
【図4】本発明の第一の実施形態にかかる頭部動き検出
装置のセンサ部,A/D変換部,制御部及びデータ送信
部を示すブロック図である。
【図5】本発明の第一の実施形態にかかる頭部動き検出
装置の変形例をオペレータに装着した状態の背面図であ
る。
【図6】本発明の第二の実施形態にかかる頭部動き検出
装置をオペレータに装着した状態の背面図である。
【図7】図6におけるオペレータが肯いた状態の左側面
図である。
【図8】図6におけるオペレータが右に向いた状態の背
面図である。
【図9】図7に示す本装置の装置本体を示す拡大図であ
る。
【図10】本発明の第二の実施形態にかかる頭部動き検
出装置のセンサ部,A/D変換部,制御部及びデータ送
信部を示すブロック図である。
【図11】本発明の第二の実施形態にかかる頭部動き検
出装置の変形例をオペレータに装着した状態の左側面図
である。
【符号の説明】
1 オペレータ 2 頭部 3 頸部 10 装置本体 11 押圧補助具 20 センサ部 30 信号変換部 40 A/D変換部 50 制御部 60 データ送信部 70 装置本体

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オペレータの頚部に巻装着可能な環状に
    形成された装置本体と、 この装置本体の、前記頚部の前面と左面及び右面に対応
    する位置に配設され、前記オペレータの頭部の動きにと
    もなう頚部の傾斜と捻じり動作に応じて信号を発するセ
    ンサ部と、 このセンサ部からのオペレータの頚部の傾斜と捻じり動
    作量信号をオペレータの頭部の動きの状態とその大きさ
    に応じた信号として、データ送信部からコンピュータ本
    体に送信させる制御部と、 を具備したことを特徴とする頭部動き検出装置。
  2. 【請求項2】 前記装置本体のセンサ部が、前記頚部上
    方に位置する押圧補助具を有する請求項1記載の頭部動
    き検出装置。
  3. 【請求項3】 前記装置本体が、前記オペレータの頚部
    背面側の上方及び下方に分離して取り付けられる一対の
    固定部からなり、 前記センサ部が、前記上方及び下方の一対の固定部間に
    張架されるとともに、前記頚部の前傾及び左右向きの動
    きによって引き出し自在なケーブルと、当該ケーブルの
    引き出し量に応じて抵抗値を変える可変抵抗器により構
    成された請求項1記載の頭部動き検出装置。
  4. 【請求項4】 前記センサ部を構成するケーブルが、前
    記上方及び下方の一対の固定部間に間隔をもって張架さ
    れる2本のケーブルからなり、 当該2本のケーブルの間隔が、前記下方の固定部側に狭
    く、上方の固定部側に広く構成された請求項3記載の頭
    部動き検出装置。
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