JP3218901U - 容器入りニンニク加工食品 - Google Patents

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Abstract

【課題】黒ニンニクの、プルーンやグミ等にも似た食感や、蜂蜜の食感を大きく損なうことがない、容器入りニンニク加工食品を提供する。
【解決手段】容器1と、容器1中に貯蔵されたニンニク加工食品2と、を有する容器入りニンニク加工食品であって、ニンニク加工食品2は、主成分として、黒ニンニク鱗片21と、黒ニンニク鱗片21が漬け込まれた蜂蜜22と、を含む。
【選択図】図1

Description

本考案は容器入りニンニク加工食品に関する。
従来、蜂蜜やニンニクは、栄養、滋養、強壮等に富むとされ、広く愛好されている。蜂蜜やニンニクは、食感が異なり別々の食材として提供されることが多いが、両者を一体化する食材の提案もなされている。例えば、生ニンニクを発酵させ生ニンニクの臭いを改善した黒ニンニクに、蜂蜜、食酢等を加えてペースト状としたペースト状食品の提案がある(特開2006−149325号公報参照)。黒ニンニクと蜂蜜等よりなるペースト状食品は、黒ニンニクの栄養等と蜂蜜の栄養等を合わせて摂ることができる点で優れている。
特開2006−149325号公報
しかし、黒ニンニクに蜂蜜等を加えペースト状食品にすると(特開2006−149325号公報参照)、両者が混ざり、黒ニンニクでも蜂蜜でもない別の食感の食材となり、黒ニンニクの愛好者や、蜂蜜の愛好者のどちらからも好まれない場合がある。特に、黒ニンニクのプルーンやグミ等にも似た食感は損なわれる。
そこで、本考案は、黒ニンニクのプルーンやグミ等にも似た食感や蜂蜜の食感を大きく損なうことがない容器入りニンニク加工食品を提供することを目的とする。
[1]本考案の容器入りニンニク加工食品は、
容器と、
前記容器中に貯蔵されたニンニク加工食品と、を有する容器入りニンニク加工食品であって、
前記ニンニク加工食品は、主成分として、黒ニンニク鱗片と、前記黒ニンニク鱗片が漬け込まれた蜂蜜と、を含むことを特徴とする。
本考案の容器入りニンニク加工食品によれば、容器中に貯蔵されたニンニク加工食品は、主成分として、黒ニンニク鱗片と、前記黒ニンニク鱗片が漬け込まれた蜂蜜と、を含むことから、黒ニンニクの愛好家は黒ニンニク鱗片を食することで黒ニンニクのプルーンやグミ等にも似た食感を得ることができ、蜂蜜の愛好家は蜂蜜を食することで蜂蜜の食感を得ることができ、黒ニンニクや蜂蜜の食感を大きく損なうがない。
[2]本考案の容器入りニンニク加工食品においては、
前記ニンニク加工食品は、副成分としてロイヤルゼリーを含むことが好ましい。
このように、前記ニンニク加工食品は副成分としてロイヤルゼリーを含むことから、黒ニンニク及び蜂蜜の食感を大きく損なうことなく、ロイヤルゼリーを摂ることができる。
[3]本考案の容器入りニンニク加工食品においては、
前記ニンニク加工食品は、副成分としてプロポリスを含むことが好ましい。
このように、前記ニンニク加工食品は副成分としてプロポリスを含むことから、黒ニンニク及び蜂蜜の食感を大きく損なうことなく、プロポリスを摂ることができる。
また、前記ニンニク加工食品は副成分としてロイヤルゼリー及びプロポリスを含むことから、黒ニンニク及び蜂蜜の食感を大きく損なうことなく、ロイヤルゼリー及びプロポリスを摂ることができる。
[4]本考案の容器入りニンニク加工食品においては、
前記蜂蜜は常温で結晶化しない蜂蜜であることが好ましい。
このように、前記蜂蜜は常温で結晶化しない蜂蜜であると、黒ニンニク鱗片が蜂蜜の結晶化により押しつぶされる等されることがなく、その形態を保つため、黒ニンニク鱗片の食感が損なわれない。
[5]本考案の容器入りニンニク加工食品においては、
前記ニンニク加工食品は、前記黒ニンニク鱗片として前記蜂蜜に漬け込まれた複数の黒ニンニク鱗片を含み、前記複数の黒ニンニク鱗片のうち少なくとも過半数は前記蜂蜜の上面に浮かばず、その下に沈んでいることが好ましい。
このように、前記ニンニク加工食品は、前記黒ニンニク鱗片として前記蜂蜜に漬け込まれた複数の黒ニンニク鱗片を含み、前記複数の黒ニンニク鱗片のうち少なくとも過半数は前記蜂蜜の上面に浮かばず、その下に沈んでいることから、生産者あるいは購入者にとっては蜂蜜が充分に浸み込んでいることの目安にできる。
[6]本考案の容器入りニンニク加工食品においては、
前記蜂蜜は、前記黒ニンニク鱗片が混ざって黒変した蜂蜜であることが好ましい。
このように、前記蜂蜜は前記黒ニンニク鱗片が混ざって黒変した蜂蜜であることから、生産者あるいは購入者にとっては蜂蜜に黒ニンニク鱗片の一部が溶解、分散等して充分に混ざっていることの目安にできる。
[7]本考案の容器入りニンニク加工食品においては、
前記容器の少なくとも一部は透明乃至半透明で、
前記蜂蜜は、
前記容器の手前側から見たとき、手前側にある前記黒ニンニク鱗片を視認できる一方、奥側にある前記黒ニンニク鱗片を視認できない程度の黒変を有する蜂蜜であることが好ましい。
このように、前記蜂蜜が、前記容器の手前側から見たとき、手前側にある前記黒ニンニク鱗片を視認できる一方、奥側にある前記黒ニンニク鱗片を視認できない程度の黒変を有する蜂蜜であることから、生産者あるいは購入者にとっては黒ニンニク鱗片がその形態を保って蜂蜜中にあること、及び、蜂蜜中に黒ニンニク鱗片の一部が溶解、分散等して充分に混ざっていることが分かる。
実施形態1に係る容器入りニンニク加工食品の外観を説明するための図である。 図1と併せて実施形態1に係る容器入りニンニク加工食品を説明するための図である。 実施形態2に係る副成分を含む容器入りニンニク加工食品を説明するための図である。 実施形態1及び2に係る容器入りニンニク加工食品に用いる黒ニンニク鱗片の製造方法を説明するための図である。 実施形態1及び2に係る容器入りニンニク加工食品に用いる黒ニンニク鱗片の製造方法を説明するための図である。 実施形態1及び2に係る容器入りニンニク加工食品に用いる黒ニンニク鱗片の他の製造方法を説明するための図である。 実施形態1及び2に係る容器入りニンニク加工食品に用いる黒ニンニク鱗片の例を説明するための図である。 実施形態3に係る容器入りニンニク加工食品に用いる黒ニンニク鱗片の例を説明するための図である。 実施形態3に係る容器入りニンニク加工食品に用いる黒ニンニク鱗片の他の例を説明するための図である。 実施形態4に係る容器入りニンニク加工食品について説明するための図である。 実施形態5に係る容器入りニンニク加工食品について説明するための図である。
以下、本考案に係る容器入りニンニク加工食品について、図に示す実施形態に基づいて説明する。なお、各図面は模式図であり、必ずしも実際の構造、外観等を厳密に反映したものではない。
[実施形態1]
実施形態1に係る容器入りニンニク加工食品は、容器と、前記容器中に貯蔵されたニンニク加工食品と、を有する容器入りニンニク加工食品であって、前記ニンニク加工食品は、主成分として、黒ニンニク鱗片と、前記黒ニンニク鱗片が漬け込まれた蜂蜜と、を含む。
図1は、実施形態1に係る容器入りニンニク加工食品の外観を説明するための図である。図2は、図1と併せて実施形態1に係る容器入りニンニク加工食品を説明するための図であり、図1の容器入りニンニク加工食品を横から見た図である。分かりやすくするため、内部を透視した箇所を破線で示している。
図1及び図2に示すように、本考案の容器入りニンニク加工食品は、容器1と、前記容器1中に貯蔵されたニンニク加工食品2と、を有する容器入りニンニク加工食品であって、前記ニンニク加工食品2は、黒ニンニク鱗片21と、前記黒ニンニク鱗片21が漬け込まれた蜂蜜22と、を主成分とする。
図1及び図2に示す実施形態1に係る容器入りニンニク加工食品では、容器1は、容器本体11と、容器本体11の入り口を覆う蓋12と、を有する。
容器本体11は透明なガラスとし、蓋(キャップ)12はステンレス製とした。容器本体11の口部には凹凸を設け、蓋12にも凹凸を設け、蓋12は少ない回転で開閉が出来きるタイプのツイストキャップとした。
容器本体11の形状は円柱状であり、蓋12は容器本体11に比べて柱が短い円柱状である。
「黒ニンニク鱗片」とは、黒色のニンニク鱗片をいう。黒ニンニク鱗片とは、白色の生ニンニク鱗片が、発酵、熟成等で、黒く変色したものである。白色の生ニンニク鱗片が、熟成、発酵熟成等で、ニンニクに含まれる糖質とアミノ化合物(アミノ酸、たんぱく質)が、メイラード反応と思われる化学反応で褐色(黒色)に変化して黒くなったものである。黒色ニンニク鱗片には、生ニンニク鱗片では少ししか含まれないS−アリルシステイン、シクロアリイン、ピログルタミン酸などが豊富に含まれるとされている。
黒ニンニク鱗片は、蜂蜜に漬け込まれているが、蜂蜜に溶解することなく粒状形状を保っている。生のニンニクのように固い状態ではなく、柔らかくなり食べ易くなっている。硬さは、発酵や熟成の程度によっても異なるが、他の食品に例えると、プルーン、グミ、トマトの中果皮、桃のような硬さである。
黒ニンニク鱗片についてはより詳しく後述する。
「蜂蜜」とはミツバチが花の蜜を採集し、巣の中で加工、貯蔵したものをいう。約8割の糖分と約2割の水分によって構成され、ビタミンとミネラル類などの栄養素を含む。
例えば、水分が約20質量%、ブドウ糖(グルコース)が約25〜40質量%、果糖(フルクトース)が約30〜44%、その他に数%ずつの、その他糖分、ビタミン、ミネラル、酵素、食物繊維等である。
蜂蜜の味や色は蜜源植物によって様々である。本考案で用いる蜂蜜は種類を問わない。
「主成分」とは、「主な成分」の意味である。黒ニンニク鱗片21と、黒ニンニク鱗片21が漬け込まれた蜂蜜22と、が、ニンニク加工食品2の主な成分となっている、の意味である。
例えば、容器2の内容積を200ccで換算して、黒ニンニク鱗片は5個〜50個程度含まれているのが好ましい。ニンニク加工食品2の残りが全て蜂蜜22であってもよい。
黒ニンニク鱗片21と、蜂蜜22と、の合計した割合(質量%)は、ニンニク加工食品2全体の50質量%を超えることが好ましい。80%以上が更に好ましい。95質量%以上が更に好ましい。質量%が大きい程、黒ニンニク鱗片21と、蜜22との合計割合が高まり、いわば純度が高まる。
容器1の中に貯蔵されるニンニク加工食品2は、容器1(容器本体11)の内容積の例えば70%〜97%程度を占める。80%〜95%が更によい。85%〜90%が更によい。あまり少ないと、容器1の大きさが無駄になる。あまりに多いとニンニク加工食品2が溢れ易い。
本考案の容器入りニンニク加工食品2によれば、容器1中に貯蔵されたニンニク加工食品2が、黒ニンニク鱗片21と、前記黒ニンニク鱗片21が漬け込まれた蜂蜜22と、を主成分とするため、黒ニンニクや蜂蜜の食感を大きく損なうことがない。つまり、黒ニンニクの愛好家は黒ニンニク鱗片を食することで黒ニンニクのプルーンやグミ等にも似た食感を得ることができ、蜂蜜の愛好家は蜂蜜を食することで蜂蜜の食感を得ることができ、黒ニンニクや蜂蜜の味覚や食感等を大きく損なうことなく両者の栄養等を摂ることができる。
蜂蜜の形態
実施形態1及び2に係る容器入りニンニク加工食品では、前記蜂蜜を常温で結晶化しない蜂蜜とした。実施形態1及び2の容器入りニンニク加工食品で、前記蜂蜜は常温で結晶化しない蜂蜜とした。
「常温」とは、特に冷やしたり熱したりしない温度をいう。平常の温度である。例えば、15℃〜25℃である。
常温で結晶化しない蜂蜜とするには、例えば、水分量を10質量%〜22質量%とする。15質量%〜22質量%とすると更によい。18質量%〜22質量%とすると更によい。
また、ブドウ糖(グルコース)の割合(質量%)を果糖(フルクトース)の割合以下としてもよい。ブドウ糖(グルコース)の割合(質量%)を果糖(フルクトース)の割合未満とすると更によい。ブドウ糖(グルコース)の割合(質量%)を果糖(フルクトース)の割合の95%以下とすると更によい。ブドウ糖(グルコース)の割合(質量%)を果糖(フルクトース)の割合の90%以下とすると更によい。ブドウ糖(グルコース)の割合(質量%)を果糖(フルクトース)の割合の80%以下とすると更によい。ブドウ糖(グルコース)の割合(質量%)を果糖(フルクトース)の割合の70%以下とすると更によい。果糖の方がより水溶性が高いためである。
このように、前記蜂蜜は常温で結晶化しない蜂蜜であると、黒ニンニク鱗片が蜂蜜の結晶化により押しつぶされる等されることがなく、その形態を保つため、黒ニンニク鱗片の食感が損なわれない。
なお、容器本体11は、ガラス、プラスチック、鉄、ステンレス等の金属、紙、またはこれらが積層されている複合部材や、部分的に込み合わされている複合部材等で構成される。容器本体11の内部が防水膜等でコーティングされていてもよい。
容器等の形態
容器1は、缶詰のように容器本体11だけで構成されていてもよいが、容器本体11と容器本体11を覆う蓋12とを有していてもよい。蓋12は、ガラス、プラスチック、鉄、ステンレス等の金属、紙、またはこれらが積層されている複合部材や、部分的に込み合わされている複合部材等で構成される。容器本体11の内部が防水等でコーティングされていてもよい。
容器1としては、例えば、ガラスよりなる本体11と、ステンレス等の金属の蓋12の組み合わせで構成する他、本体11と蓋12の組み合わせの例として、ガラス−ガラス、プラスチック−ガラス、プラスチック−金属、プラスチック−プラスチック、金属−金属、紙−プラスチック等がある。
容器本体11は透明でなく半透明、あるいは不透明でもよい。また、蓋12も不透明でなく、透明又は半透明でもよい。
[実施形態2]
副成分を含む容器入りニンニク加工食品
本考案においては、ニンニク加工食品2は、黒ニンニク鱗片21と、黒ニンニク鱗片21が漬け込まれた蜂蜜22と、を主成分とするが、副成分23を含んでいてもよい。
実施形態2に係る容器入りニンニク加工食品は、実施形態1に係る容器入りニンニク加工食品に、副成分としてロイヤルゼリーとプロポリスと加えたものである。
図3は、実施形態2に係る容器入りニンニク加工食品を説明するための図である。
なお、実施形態2に係る容器入りニンニク加工食品は、基本的には図1に示す実施形態1に係る容器入りニンニク加工食品と同様であり、図1に示す実施形態1に係る容器入りニンニク加工食品と同じ符号は同じ意味を有する。実施形態2に係る容器入りニンニク加工食品では、実施形態1が有する効果のうち、実施形態2に係る容器入りニンニク加工食品に該当する効果については同様の効果を有する。
「ローヤルゼリー」とは、働き蜂が花粉を材料として体内で合成し分泌したものをいう。とろりとした乳白色の物質で、酸味が強い。働き蜂が花蜜を餌として巣に蓄え熟成させた甘味料である蜂蜜とは異なる。
容器1の内容積200cc換算で、20℃でロイヤルゼリーを耳かきですくったとき(ロイヤルゼリーは耳かき上でやや山盛りになる)の4分の1程度から1cc程度あればよい。2分の1〜3杯程度が更に好ましい。
少し含むだけでも充分な効果が得られる。
「プロポリス」とは、ミツバチが木の芽や樹液、あるいはその他の植物源等から集めた樹脂製混合物をいう。蜂ヤニともいう。色は植物源等に依存するが、一般的には暗褐色であり、室温以上で粘着性を有する。
ロイヤルゼリーやプロポリスは、容器1の内容積200cc換算で、20℃において耳かきですくったとき(耳かき上でやや山盛りになる)の一杯程度でも充分である。
このように、ニンニク加工食品2が副成分と23してロイヤルぜり及びプロポリスを含むと、黒ニンニク鱗片21や蜂蜜22を食することで、黒ニンニク及び蜂蜜に、ロイヤルセリー及びプロポリスを加えた栄養等を摂ることができる。
なお、ロイヤルセリー及びプロポリスの一方だけでもよい。
この他、副成分23としては、水、酒(日本酒、焼酎、ウイスキー、スコッチ、ビール等)、酒カス、果汁(ブルーベリー、ミカン、グレープフルーツ等)、果実(クルミ、栗等)、砂糖、塩、ゴマ等を含むこともできる。
副成分の合計含有割合(質量%)は、ニンニク加工食品2全体の50質量%未満であることが好ましい。20質量%未満が更に好ましい。5質量%未満が更に好ましい。質量%が小さい程、黒ニンニク鱗片21と、蜜22との合計割合が高まり、いわば純度が高まる。
[実施形態1及び2で用いる黒ニンニク鱗片の製造方法]
実施形態1及び2で用いる黒ニンニク鱗片の製造方法について説明する。
黒ニンニク鱗片は、白いニンニク鱗片を高温、高湿という一定の環境に例えば10日から20日置くことで、熟成あるいは発酵熟成させ黒ニンニク鱗片とすることができる。
図4、図5は、実施形態1及び2の容器入りニンニク加工食品に用いる黒ニンニク鱗片21の製造方法を説明するための図である。
黒ニンニク鱗片を作るには、図4に示すように、黒ニンニク鱗片に加工する前のニンニク(白色の生ニンニク又は乾燥ニンニク)の球根210を炊飯器3の中に入れる。球根210には鱗片(種球といいこともある)が複数個(数個〜十数個程度)含まれている。炊飯器3の中には、金網31が置かれている。その上に、ニンニクの球根210をキッチンペーパー32で包んで置く。そして、炊飯器3を例えば60℃〜80℃程度の保温にして、16週間経過すると球根210中の白い鱗片(果実、果肉)が熟成して黒変し、黒ニンニク鱗片となる。保温期間は黒ニンニク鱗片に加工する前の球根210の状態によって熟成の進行速度が異なり、1〜6週間程度である。加工前のニンニクが乾燥していると、乾燥していないニンニクに比べ、熟成期間は一般的には短くなる。
金網31を用いるのは、主としてニンニクから出る水分を除去するためである。キッチンペーパーを用いるのは主として水分ムラを無くしニンニク全体を極力均一に熟成するためである。
なお、金網31の代わりに、ざるや簀の子を用いてもよい。キッチンペーパー32の代わりに新聞紙や布を用いてもよい。
鱗片(果実、果肉)が熟成して黒変した球根210は図5の上部に示すようになっている。球根210には、短い花茎212と、盤茎213と、外側の皮214の中に鱗片211が含まれている。これを鱗片211毎にバラバラにする。鱗片211の外側の保護葉をむくと黒変した黒ニンニク鱗片211が現れる。なお、黒ニンニク鱗片21として、外側の保護葉をむいた黒ニンニク鱗片211を用いるのが好ましいが、外側の保護葉をむかずに残したままの黒ニンニク鱗片を用いてもよい。
黒ニンニク鱗片の他の製造方法
図6は、実施形態1及び2に係る容器入りニンニク加工食品に用いる黒ニンニク鱗片の他の製造方法を説明するための図である。
花茎212、盤茎21と、外側の皮214、その中の鱗片211を有する球根210(一番上の図)から個々に分けた鱗片211を取り出す(2番目の図)。炊飯器3の中に金網31を置き、その上に、鱗片211をキッチンペーパー32で包んで置き、炊飯器3を保温にして熟成する(3番目の図)。熟成した鱗片211を炊飯器3の中から外に取り出す(4番目の図)。鱗片211の保護葉を剥くと熟成して黒変した鱗片211が現れる(一番下の図)。
黒ニンニク鱗片の形状
図7は、実施形態1〜3に係る容器入りニンニク加工食品に用いる黒ニンニク鱗片を説明するための図である。
図7に示す黒ニンニク鱗片211は、元々の鱗片の形状をしている。やや細長く、細長い一方の径が太く、他方の径が細い。細長い方向を長軸方向、それに直交する方向を短軸方向とすると、長軸方向はやや三日月形状ともいえる形状をしている。但し、ニンニクの種類により形状が異なる。
黒ニンニク鱗片
実施形態1及び2で主成分として含む黒ニンニク鱗片は、図7に示すように、生のニンニクで球根210を構成する数個〜十数個の鱗片を、熟成等したものである。鱗片211は、やや三日月状で曲がった長軸の一方が太く他方が細くなっている。
[実施形態3]
実施形態3に係る容器入りニンニク加工食品では、実施形態1及び2で、黒ニンニク鱗片211として1つの鱗片を切断等して小さくした黒ニンニク鱗片(図8及び9参照)を用いた。
図8は黒ニンニク鱗片221を長軸と直角方向等の交差する方向に切断等で分けて、小さな黒ニンニク鱗片221とした例である。
図9は黒ニンニク鱗片221を長軸方向に切断等で分けて、小さな黒ニンニク鱗片222とした例である。
熟成等した黒ニンニク鱗片21を切って図8及び9に示すような小さな黒ニンニク鱗片221、222とする他、生のニンニク鱗片を切断等で分けてから熟成等してもよい。
黒ニンニク鱗片21の全てを図8及び9に示す小さな黒ニンニク鱗片221、222としてもよいが、切断等しない図7の黒ニンニク鱗片211と、切断等で小さくした黒ニンニク鱗片221、222とを混合してもよい。
図7のような大きな黒ニンニク鱗片211を好む人には、図7のような形状の黒ニンニク鱗片211の食感が好まれる。
一方、高齢者や病人等では、図8及び9のような小さな形状の黒ニンニク鱗片221、222が食べやすい。小さいが食感はそれ程損なわれない。また、黒ニンニク鱗片221、222から熟成等した液が蜂蜜22に混ざりやすい。黒ニンニク鱗片221、222も蜂蜜22が浸透しやすい。
[実施形態4]
実施形態4では、実施形態1〜3に係る容器入りニンニク加工食品において、ニンニク加工食品は、黒ニンニク鱗片21として蜂蜜22に漬け込まれた複数の黒ニンニク鱗片21を含み、複数の黒ニンニク鱗片21のうち少なくとも過半数は蜂蜜22の上面に浮かばず、その下に沈んでいる(中頃を浮遊したり底に沈んでいる)構成とした。
図10は、実施形態4に係る容器入りニンニク加工食品で黒ニンニク鱗片21の蜂蜜22の中での状態を説明するための図であり、模式的に示した図である。
図10に示すように、複数の黒ニンニク鱗片21が蜂蜜22に漬け込まれている。蜂蜜22は容器1中に貯蔵されているが、約20℃では粘性を有する液状になっており、重力の影響で上面221を有する。複数の黒ニンニク鱗片21は、蜂蜜22中に漬け込まれているが、場合によっては、蜂蜜22の上下方向(重力方向)に散らばっている。図10で、黒ニンニク鱗片21が、蜂蜜22の上面に浮かんでいる黒ニンニク鱗片21U、蜂蜜22の中頃に浮遊している黒ニンニク鱗片21M、蜂蜜22の下(底部)に沈んでいる黒ニンニク鱗片21Dと重力方向で分かれて貯蔵されている様子(存在している様子)を示している。
蜂蜜22の上面221にある黒ニンニク鱗片21Uでは、黒ニンニク鱗片21Uの比重が蜂蜜22の比重より軽い。蜂蜜22の中頃にある黒ニンニク鱗片21Mでは、黒ニンニク鱗片21Mの比重が蜂蜜22の比重とほぼ同じである。蜂蜜22の下に沈んでいる黒ニンニク鱗片21Dでは、黒ニンニク鱗片21Dの比重が蜂蜜22の比重より大きい。
一般的に、黒ニンニク鱗片21への蜂蜜22の浸み込みが充分でないと、黒ニンニク鱗片21は蜂蜜22の上面221に浮かぶ(黒ニンニク鱗片21U)。
黒ニンニク鱗片21への蜂蜜22の浸み込みが充分であると、黒ニンニク鱗片21は蜂蜜22の上面221より下にある(黒ニンニク鱗片21M、21D)。
このように、前記黒ニンニク鱗片として前記蜂蜜に漬け込まれた複数の黒ニンニク鱗片を含み、前記複数の黒ニンニク鱗片のうち少なくとも過半数は前記蜂蜜の上面に浮かばず、その下に沈んでいることから、生産者あるいは購入者にとっては蜂蜜が充分に浸み込んでいることの目安にできる。
[実施形態5]
実施形態5に係る容器入りニンニク加工食品では、実施形態1〜4で、蜂蜜22を、黒ニンニク鱗片21が混ざって黒変した蜂蜜とする構成とした。
図11は、実施形態5に係る容器入りニンニク加工食品で蜂蜜の黒変について説明するための図である。
図11に示す実施形態5に係る容器入りニンニク加工食品では、黒ニンニク鱗片21が漬け込まれた蜂蜜22は黒ニンニク鱗片21が混ざって黒変した蜂蜜となっている。黒ニンニク鱗片21が蜂蜜22に溶解、分散等することにより、蜂蜜22は黒変する。単位体積当たりの蜂蜜22に混ざっている量(割合)により、量が少なければ薄い黒変で。量が多ければ濃い黒変となっている。
「黒変」とは、黒が黒く変わることをいう。換言すれば明度が低下することをいう。色が黒く変わる(明度が低下する)ことに伴い、色彩や彩度が変化する場合も含まれる。
蜂蜜22は黒ニンニク鱗片21が混ざって黒変した蜂蜜であることから、生産者あるいは購入者にとっては蜂蜜22に黒ニンニク鱗片21が充分混ざっていることの目安にできる。
実施形態5では、実施形態1〜4に係る容器入りニンニク加工食品において、容器1の少なくとも一部は透明乃至半透明で、蜂蜜22は、容器1の手前側から見たとき、手前側にある黒ニンニク鱗片21を視認できる一方、奥側にある黒ニンニク鱗片21を視認できない程度に黒変した蜂蜜22とする構成とすることができる。
図11で、容器1の容器本体11を可視光に対して透明又は半透明なガラスで構成すると、容器1の外部から内部を見ることができる。
「透明」とは容器本体11を通して容器1の内部がはっきりと透けて見えることをいう。「不透明」とは容器本体11を通して容器1の内部が全く透けて見えないことをいう。「半透明」とは透明と不透明との中間をいい、容器本体11を通して容器1の内部が少し透けて見えることをいう。「透明」と「半透明」とを一緒にして「透明」とし、「不透明」との反対語をして使用する場合もある。
換言すると、「透明」「半透明」は、容器1の奥側42が透けて見える程度、透明であることをいう。「不透明」は、容器1の奥側42が透けて見えない程度、不透明であることをいう。
生産者あるいは購入者の目4が図11に示すように、容器1の右側にある場合、容器1を見る際、矢印41が生産者あるいは購入者にとって手前側、矢印42が奥側となる。
蜂蜜22を、容器1の手前側41から見たとき、手前側41にある黒ニンニク鱗片21Fを視認できる一方、奥側42にある黒ニンニク鱗片21Rを視認できない程度の黒変を有する蜂蜜22とした。
目4の方向での容器内部の距離を100としたとき、「手前側」とは、目に近い方から見て1〜50未満の箇所、「奥側」とは50以上〜100の箇所をいう。
このように、蜂蜜22が、容器1の手前側41から見たとき、手前側41にある黒ニンニク鱗片21を視認できる一方、奥側42にある黒ニンニク鱗片21を視認できない程度の黒変を有する蜂蜜であることから、生産者あるいは購入者にとっては黒ニンニク鱗片が蜂蜜中にあること、及び、蜂蜜22中に黒ニンニク鱗片21が充分に混ざっていることが分かる。
蜂蜜22が、「手前側」を目に近い方から見て1〜40以下の箇所、「奥側」を60以上〜100の箇所をいうような黒変の蜂蜜であると、蜂蜜22中に黒ニンニク鱗片21が一層充分に混ざっている
蜂蜜22が、「手前側」を目に近い方から見て1〜30以下の箇所、「奥側」を少なくとも70以上〜100の箇所をいうような黒変の蜂蜜であると、蜂蜜22中に黒ニンニク鱗片21が更に一層充分に混ざっている
蜂蜜22が、「手前側」を目に近い方から見て1〜20以下の箇所、「奥側」を少なくとも80以上〜100の箇所をいうような黒変の蜂蜜であると、蜂蜜22中に黒ニンニク鱗片21が更に一層充分に混ざっている
蜂蜜22が、「手前側」を目に近い方から見て1〜10以下の箇所、「奥側」を少なくとも90以上〜100の箇所をいうような黒変の蜂蜜であると、蜂蜜22中に黒ニンニク鱗片21が更に一層充分に混ざっている
以上、本考案を上記の実施形態に基づいて説明したが、本考案は上記の実施形態に限定されるものではない。その趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態において実施することが可能である。
例えば、下記に示すような変形実施も可能である。
(1)図1に示す容器1の形状を、容器本体11を水平断面が該正方形、長方形、該正三角形、該正五角形、概正六角形又は該正八角形のいずれかとし、蓋12は柱の高さが低い円柱状とする。
(2)透明又は半透明の容器本体11を少し白濁させた。
(3)透明又は半透明の容器本体11を少し着色した。着色は黄色、赤、青等である。黄色に着色すると紫外線の透過を抑制できる。
1…容器、11…容器本体、12…蓋、2…ニンニク加工食品、21…黒ニンニク鱗片、
22…蜂蜜、23…副成分、3…炊飯器、31…金網、32…キッチンペーパー、4…目、41…手前側、42…奥側、210…球根、211…鱗片、212…花茎、213…盤茎、214…外側の皮、211…切断等しない黒ニンニク鱗片、221…短軸方向に切断等して小さくした黒ニンニク鱗片、222…長軸方向に切断等して小さくした黒ニンニク鱗片、231…蜂蜜の上面(表面)、21U…蜂蜜の上面に浮き上がっている黒ニンニク鱗片、21M…蜂蜜の中頃にある黒ニンニク鱗片、21…蜂蜜の下に沈んでいる黒ニンニク鱗片、21F…手前側の黒ニンニク鱗片、21R…奥側の黒ニンニク鱗片

Claims (7)

  1. 容器と、
    前記容器中に貯蔵されたニンニク加工食品と、を有する容器入りニンニク加工食品であって、
    前記ニンニク加工食品は、主成分として、黒ニンニク鱗片と、前記黒ニンニク鱗片が漬け込まれた蜂蜜と、を含むことを特徴とする容器入りニンニク加工食品。
  2. 請求項1に記載の容器入りニンニク加工食品において、
    前記ニンニク加工食品は、副成分としてロイヤルゼリーを含むことを特徴とする容器入りニンニク加工食品。
  3. 請求項1又は2に記載の容器入りニンニク加工食品において、
    前記ニンニク加工食品は、副成分としてプロポリスを含むことを特徴とする容器入りニンニク加工食品。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の容器入りニンニク加工食品において、
    前記蜂蜜は常温で結晶化しない蜂蜜であることを特徴とする容器入りニンニク加工食品。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の容器入りニンニク加工食品において、
    前記ニンニク加工食品は、前記黒ニンニク鱗片として前記蜂蜜に漬け込まれた複数の黒ニンニク鱗片を含み、前記複数の黒ニンニク鱗片のうち少なくとも過半数は前記蜂蜜の上面に浮かばず、その下に沈んでいることを特徴とする容器入りニンニク加工食品。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の容器入りニンニク加工食品において、
    前記蜂蜜は、前記黒ニンニク鱗片が混ざって黒変した蜂蜜であることを特徴とする容器入りニンニク加工食品。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の容器入りニンニク加工食品において、
    前記容器の少なくとも一部は透明乃至半透明で、
    前記蜂蜜は、
    前記容器の手前側から見たとき、手前側にある前記黒ニンニク鱗片を視認できる一方、奥側にある前記黒ニンニク鱗片を視認できない程度に黒変した蜂蜜であることを特徴とする容器入りニンニク加工食品。
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