JP3218810B2 - Ｘ線検査車両 - Google Patents
Ｘ線検査車両Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は航空貨物や船舶貨物など
をＸ線によって透過検査する装置に関し、特にＸ線検査
装置を搭載し所望の場所に出向いて検査を行うＸ線検査
車両に関するものである。
をＸ線によって透過検査する装置に関し、特にＸ線検査
装置を搭載し所望の場所に出向いて検査を行うＸ線検査
車両に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】この種の装置として、車両後部の検査室
に、被検査物へＸ線を照射するためのＸ線発生器と透過
Ｘ線を検出するためのＸ線検出器とを互いに向き合わせ
て設け、その検査室に被検査物を車両の後端から搬入
し、Ｘ線透過検査を行ったのち車両の後端から搬出する
タイプの装置が知られている（例えば、特開昭 60-2608
31号、同 61-205851号、同 63-67552 号等）。
に、被検査物へＸ線を照射するためのＸ線発生器と透過
Ｘ線を検出するためのＸ線検出器とを互いに向き合わせ
て設け、その検査室に被検査物を車両の後端から搬入
し、Ｘ線透過検査を行ったのち車両の後端から搬出する
タイプの装置が知られている（例えば、特開昭 60-2608
31号、同 61-205851号、同 63-67552 号等）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の装置は
検査室への被検査物の搬入ならびに搬出を車両の後端に
設けた搬入・搬出口より行うため、１つの被検査物の検
査が終了してもその被検査物を検査室から出し終えるま
では次の被検査物を搬入することができず、検査能率が
悪い。また、従来の装置はいずれもＸ線発生器とＸ線検
出器の組を被検査物の移動方向に対して１組しか備えて
いないため、１つの被検査物の全体の透視像を得るため
に被検査物をその長さ分移動させる必要があり、しかも
搬出の際には搬入経路を後戻りする往復移動を余儀無く
されるため、被検査物１つ当りの検査時間についても短
縮化が困難であった。
検査室への被検査物の搬入ならびに搬出を車両の後端に
設けた搬入・搬出口より行うため、１つの被検査物の検
査が終了してもその被検査物を検査室から出し終えるま
では次の被検査物を搬入することができず、検査能率が
悪い。また、従来の装置はいずれもＸ線発生器とＸ線検
出器の組を被検査物の移動方向に対して１組しか備えて
いないため、１つの被検査物の全体の透視像を得るため
に被検査物をその長さ分移動させる必要があり、しかも
搬出の際には搬入経路を後戻りする往復移動を余儀無く
されるため、被検査物１つ当りの検査時間についても短
縮化が困難であった。
【０００４】本発明はこのような事情の下に創案された
もので、その目的は被検査物１つ当りの検査時間が短縮
化でき、しかも１つの被検査物の検査が終了した後直ち
に次の検査に移行できる検査能率の良いＸ線検査車両を
提供することにある。
もので、その目的は被検査物１つ当りの検査時間が短縮
化でき、しかも１つの被検査物の検査が終了した後直ち
に次の検査に移行できる検査能率の良いＸ線検査車両を
提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のＸ線検査車両は、車両の左側あるいは右側の
いずれか一方の側面に被検査物の搬入口を形成すると共
に他方の側面に搬出口を形成し、その車両内には、上記
搬入口から搬出口へ被検査物を移動させるための搬送機
構を設け、車両の左右一方の側面から搬入された被検査
物を他方の側面から搬出できるように構成する。Ｘ線発
生器とＸ線検出器の組を上記搬送機構による被検査物の
移動空間を挟むように配置し、これを被検査物の移動方
向に互いに離間させて少なくとも２組設け、且つＸ線発
生器とＸ線検出器の組を被検査物の移動可能範囲を長さ
方向に等分割して配置しておく。
に本発明のＸ線検査車両は、車両の左側あるいは右側の
いずれか一方の側面に被検査物の搬入口を形成すると共
に他方の側面に搬出口を形成し、その車両内には、上記
搬入口から搬出口へ被検査物を移動させるための搬送機
構を設け、車両の左右一方の側面から搬入された被検査
物を他方の側面から搬出できるように構成する。Ｘ線発
生器とＸ線検出器の組を上記搬送機構による被検査物の
移動空間を挟むように配置し、これを被検査物の移動方
向に互いに離間させて少なくとも２組設け、且つＸ線発
生器とＸ線検出器の組を被検査物の移動可能範囲を長さ
方向に等分割して配置しておく。
【０００６】
【作用】上記のように構成される本発明のＸ線検査車両
においては、被検査物は車両の左右一方の側面から車両
内に搬入され、搬送機構によって移動されつつＸ線発生
器によってＸ線照射され、その透過Ｘ線がＸ線検出器に
よって検出される。Ｘ線透過検査を終えた被検査物は搬
送機構によって他方の側面の搬出口へ移動され車両の外
へ搬出される。このように被検査物を車両内へ一方通行
的に搬入し搬出できるようにしたことで、検査を終了し
た被検査物の搬出動作と次の被検査物の搬入動作を同時
に行うことができる。したがって、被検査物が多数ある
場合でも能率良く検査を行うことができる。また、Ｘ線
発生器とＸ線検出器の組を被検査物の移動方向に互いに
離間させて少なくとも２組設け、且つＸ線発生器とＸ線
検出器の組を被検査物の移動可能範囲を長さ方向に等分
割して配置し、これらを同時に使用することで、１つの
被検査物の全体の透視像を得るために必要となる被検査
物の移動距離を短くでき、被検査物１つ当りの検査時間
についても短縮化できる。
においては、被検査物は車両の左右一方の側面から車両
内に搬入され、搬送機構によって移動されつつＸ線発生
器によってＸ線照射され、その透過Ｘ線がＸ線検出器に
よって検出される。Ｘ線透過検査を終えた被検査物は搬
送機構によって他方の側面の搬出口へ移動され車両の外
へ搬出される。このように被検査物を車両内へ一方通行
的に搬入し搬出できるようにしたことで、検査を終了し
た被検査物の搬出動作と次の被検査物の搬入動作を同時
に行うことができる。したがって、被検査物が多数ある
場合でも能率良く検査を行うことができる。また、Ｘ線
発生器とＸ線検出器の組を被検査物の移動方向に互いに
離間させて少なくとも２組設け、且つＸ線発生器とＸ線
検出器の組を被検査物の移動可能範囲を長さ方向に等分
割して配置し、これらを同時に使用することで、１つの
被検査物の全体の透視像を得るために必要となる被検査
物の移動距離を短くでき、被検査物１つ当りの検査時間
についても短縮化できる。
【０００７】
【実施例】図１に、本発明のＸ線検査車両の一実施例を
示す。同図（ａ）はＸ線検査車両を左側から見た概略構
成図、（ｂ）はＸ線検査車両を上から見た概略構成図で
あり、車両１の最前部には右側に運転席２、左側に同乗
席３が設けられ、これらの背後に隣接させてＸ線検査の
際の制御室４が設けられている。この車両１において、
Ｘ線検査時に人の立ち入ることのできる領域は制御室４
から前側の領域であり、車両１の車室領域は制御室４を
境に仕切壁５によって前後に仕切られている。仕切壁５
で仕切られた後側の領域は、車両１の後端から仕切壁５
の近くまで大部分がＸ線検査室６で占められ、Ｘ線検査
室６と仕切壁５との間の空間には、制御盤７、電源８及
び空調装置９が設けられている。
示す。同図（ａ）はＸ線検査車両を左側から見た概略構
成図、（ｂ）はＸ線検査車両を上から見た概略構成図で
あり、車両１の最前部には右側に運転席２、左側に同乗
席３が設けられ、これらの背後に隣接させてＸ線検査の
際の制御室４が設けられている。この車両１において、
Ｘ線検査時に人の立ち入ることのできる領域は制御室４
から前側の領域であり、車両１の車室領域は制御室４を
境に仕切壁５によって前後に仕切られている。仕切壁５
で仕切られた後側の領域は、車両１の後端から仕切壁５
の近くまで大部分がＸ線検査室６で占められ、Ｘ線検査
室６と仕切壁５との間の空間には、制御盤７、電源８及
び空調装置９が設けられている。
【０００８】Ｘ線検査室６は全体を遮蔽壁10で取り囲ん
で形成されており、その左右の側壁11,12 及び後部側壁
は車両１の側壁の一部を成している。車両１の左右の側
壁を構成するＸ線検査室６の側壁11,12 の中央部には被
検査物13をＸ線検査室６に搬入・搬出するための搬入・
搬出口14，15（ここでは左側が搬入口14、右側が搬出口
15）が設けられている。Ｘ線検査室６の底部には、搬入
口14と搬出口15間を結ぶようにして搬送機構16が設けら
れており、車両１の一方の側面（ここでは左側面11）か
ら搬入された被検査物13を他方の側面（ここでは右側面
12）から搬出できるようになっている。搬入・搬出口1
4，15は側壁11,12 の内側に設けられたスライド式の開
閉手段23によって開閉されるようになっている。開閉手
段23は、図２乃至図３に示すように、遮蔽壁10の壁材と
同じＸ線遮蔽板で作られた遮蔽扉17と、短冊状のＸ線遮
蔽シ−ト18を３列以上並べ互い違いに重ね合わせるよう
にして吊設してなる遮蔽カーテン19の二重構造になって
おり、両者は図示しない駆動機構によって別々にスライ
ド移動できるようになっている。Ｘ線検査室６内には、
搬送機構16による被検査物13の移動空間を挟んで、２つ
のＸ線発生器（Ｘ線管）20R ，20L とＸ線検出器21R ，
21L とが設けられている。すなわち、右側のＸ線発生器
20R とＸ線検出器21R を１組、左側のＸ線発生器20L と
Ｘ線検出器21Lを１組とする２組のＸ線検査システム22R
，22L は、被検査物13の移動方向に互いに離間させて
設けられている。この場合、遮蔽壁10を閉めた状態での
Ｘ線検査室６内における被検査物13の移動可能範囲は図
３の長さＬの範囲であり、２組のＸ線検査システム22R
，22L は、被検査物の移動可能範囲を長さ方向に等分
割した位置、具体的には、長さＬを３等分する位置に設
けられている。検査可能な被検査物13の長さはＬ×2/3
である。
で形成されており、その左右の側壁11,12 及び後部側壁
は車両１の側壁の一部を成している。車両１の左右の側
壁を構成するＸ線検査室６の側壁11,12 の中央部には被
検査物13をＸ線検査室６に搬入・搬出するための搬入・
搬出口14，15（ここでは左側が搬入口14、右側が搬出口
15）が設けられている。Ｘ線検査室６の底部には、搬入
口14と搬出口15間を結ぶようにして搬送機構16が設けら
れており、車両１の一方の側面（ここでは左側面11）か
ら搬入された被検査物13を他方の側面（ここでは右側面
12）から搬出できるようになっている。搬入・搬出口1
4，15は側壁11,12 の内側に設けられたスライド式の開
閉手段23によって開閉されるようになっている。開閉手
段23は、図２乃至図３に示すように、遮蔽壁10の壁材と
同じＸ線遮蔽板で作られた遮蔽扉17と、短冊状のＸ線遮
蔽シ−ト18を３列以上並べ互い違いに重ね合わせるよう
にして吊設してなる遮蔽カーテン19の二重構造になって
おり、両者は図示しない駆動機構によって別々にスライ
ド移動できるようになっている。Ｘ線検査室６内には、
搬送機構16による被検査物13の移動空間を挟んで、２つ
のＸ線発生器（Ｘ線管）20R ，20L とＸ線検出器21R ，
21L とが設けられている。すなわち、右側のＸ線発生器
20R とＸ線検出器21R を１組、左側のＸ線発生器20L と
Ｘ線検出器21Lを１組とする２組のＸ線検査システム22R
，22L は、被検査物13の移動方向に互いに離間させて
設けられている。この場合、遮蔽壁10を閉めた状態での
Ｘ線検査室６内における被検査物13の移動可能範囲は図
３の長さＬの範囲であり、２組のＸ線検査システム22R
，22L は、被検査物の移動可能範囲を長さ方向に等分
割した位置、具体的には、長さＬを３等分する位置に設
けられている。検査可能な被検査物13の長さはＬ×2/3
である。
【０００９】なお、上記Ｘ線発生器20R ，20L の管電圧
の上限は300 kV程度と高電圧に設定され、上記Ｘ線検査
室６は、その両側の搬入・搬出口14，15の遮蔽壁10を閉
めることにより、このような高強度（150 kV超）のＸ線
を十分に遮蔽できる構造になっている。また、Ｘ線発生
器20R ，20L の管電圧が150kV 以下であれば、図２に示
すように遮蔽カーテン19だけの使用でＸ線を十分に遮蔽
できる構造になっている。
の上限は300 kV程度と高電圧に設定され、上記Ｘ線検査
室６は、その両側の搬入・搬出口14，15の遮蔽壁10を閉
めることにより、このような高強度（150 kV超）のＸ線
を十分に遮蔽できる構造になっている。また、Ｘ線発生
器20R ，20L の管電圧が150kV 以下であれば、図２に示
すように遮蔽カーテン19だけの使用でＸ線を十分に遮蔽
できる構造になっている。
【００１０】以上のように構成される本実施例のＸ線検
査車両は、被検査物13が小物の場合（Ｘ線が透過し易
い）と大物の場合（Ｘ線が透過しにくい）とで適宜使用
方法を変えて能率良く検査を行うことができる。
査車両は、被検査物13が小物の場合（Ｘ線が透過し易
い）と大物の場合（Ｘ線が透過しにくい）とで適宜使用
方法を変えて能率良く検査を行うことができる。
【００１１】例えば、大量の小物の被検査物の検査を行
う場合には、図２に示すように遮蔽カーテン19を使用
し、Ｘ線発生器20R ，20L の管電圧を150kV 以下に設定
した状態で、被検査物13を遮蔽カーテン19をくぐらせて
次々にＸ線検査室６内に搬入し、次々に通過させてＸ線
透過検査を行うことができる。
う場合には、図２に示すように遮蔽カーテン19を使用
し、Ｘ線発生器20R ，20L の管電圧を150kV 以下に設定
した状態で、被検査物13を遮蔽カーテン19をくぐらせて
次々にＸ線検査室６内に搬入し、次々に通過させてＸ線
透過検査を行うことができる。
【００１２】また、大物の被検査物（長さ2/3 Ｌ以下）
を検査する場合には、被検査物13をＸ線検査室６内に搬
入した後、図３に示すように両方の遮蔽壁10を閉め、Ｘ
線発生器20R ，20L の管電圧を150kV 〜300 kVの範囲に
設定してＸ線透過検査を行う。この場合、Ｘ線検査シス
テム22R ，22L が上記の配置で２組設けられているの
で、例えば長さが2/3 Ｌ（検査可能最大長）の被検査物
13でも1/3 Ｌだけ移動させればその全体像を得ることが
できる。このように、被検査物13の移動距離を短くでき
ることで、被検査物１つ当りの検査時間を短縮化でき
る。また、被検査物13をＸ線検査室６内へ一方通行的に
搬入し搬出できるので、検査を終了した被検査物13の搬
出動作と次の被検査物13の搬入動作を同時に行うことが
でき、被検査物13が多数ある場合でも能率良く検査を行
うことができる。
を検査する場合には、被検査物13をＸ線検査室６内に搬
入した後、図３に示すように両方の遮蔽壁10を閉め、Ｘ
線発生器20R ，20L の管電圧を150kV 〜300 kVの範囲に
設定してＸ線透過検査を行う。この場合、Ｘ線検査シス
テム22R ，22L が上記の配置で２組設けられているの
で、例えば長さが2/3 Ｌ（検査可能最大長）の被検査物
13でも1/3 Ｌだけ移動させればその全体像を得ることが
できる。このように、被検査物13の移動距離を短くでき
ることで、被検査物１つ当りの検査時間を短縮化でき
る。また、被検査物13をＸ線検査室６内へ一方通行的に
搬入し搬出できるので、検査を終了した被検査物13の搬
出動作と次の被検査物13の搬入動作を同時に行うことが
でき、被検査物13が多数ある場合でも能率良く検査を行
うことができる。
【００１３】なお、現行の道路交通法では公道を走るこ
とのできる車両の車幅が 2.5ｍ以下に規制されており、
本実施例の場合、車両内寸法（上記移動可能範囲Ｌ）が
2,200 ｍｍであるとすると、検査可能最大寸法はその３
分の２の1.400 ｍｍ、移動範囲（Ｘ線検査システム22R
，22L の間隔）は３分の１の700 ｍｍである。
とのできる車両の車幅が 2.5ｍ以下に規制されており、
本実施例の場合、車両内寸法（上記移動可能範囲Ｌ）が
2,200 ｍｍであるとすると、検査可能最大寸法はその３
分の２の1.400 ｍｍ、移動範囲（Ｘ線検査システム22R
，22L の間隔）は３分の１の700 ｍｍである。
【００１４】また、従来のこの種の検査装置ではＸ線管
電圧を 140kV以上に設定して検査を行うものは実現され
ておらず、本実施例のようにＸ線発生器20R ，20L の管
電圧を140kV 以上に設定できることにより、大型貨物に
限らず、従来の装置では検査できなかったような比重の
大きい物の透過像を得ることが可能になる。参考まで
に、Ｘ線管電圧が 140kVの場合と 300kVの場合の比較例
を示しておく。
電圧を 140kV以上に設定して検査を行うものは実現され
ておらず、本実施例のようにＸ線発生器20R ，20L の管
電圧を140kV 以上に設定できることにより、大型貨物に
限らず、従来の装置では検査できなかったような比重の
大きい物の透過像を得ることが可能になる。参考まで
に、Ｘ線管電圧が 140kVの場合と 300kVの場合の比較例
を示しておく。
【００１５】 [比較例] Ｘ線管電圧（ｋＶ） 被検査物 透過能力（ｍｍ） 140 鉄 15 140 水（氷） 150 300 鉄 65 300 水（氷） 500
【００１６】
【発明の効果】以上要するに本発明のＸ線検査車両によ
れば、被検査物の移動方向を車両の一方の側面から他方
の側面への一方向としたので、検査を終了した被検査物
の搬出動作と次の被検査物の搬入動作を同時に行うこと
ができ、能率良く検査を行うことができる。また、Ｘ線
発生器とＸ線検出器の組を被検査物の移動方向に互いに
離間させて少なくとも２組設け、且つＸ線発生器とＸ線
検出器の組を被検査物の移動可能範囲を長さ方向に等分
割して配置し、これらを同時に使用して透過像を得るの
で、１つの被検査物の全体の透視像を得るために必要と
なる被検査物の移動距離を短くでき、被検査物１つ当り
の検査時間を短縮化できる。
れば、被検査物の移動方向を車両の一方の側面から他方
の側面への一方向としたので、検査を終了した被検査物
の搬出動作と次の被検査物の搬入動作を同時に行うこと
ができ、能率良く検査を行うことができる。また、Ｘ線
発生器とＸ線検出器の組を被検査物の移動方向に互いに
離間させて少なくとも２組設け、且つＸ線発生器とＸ線
検出器の組を被検査物の移動可能範囲を長さ方向に等分
割して配置し、これらを同時に使用して透過像を得るの
で、１つの被検査物の全体の透視像を得るために必要と
なる被検査物の移動距離を短くでき、被検査物１つ当り
の検査時間を短縮化できる。
【図１】本発明に係るＸ線検査車両の一実施例を示す図
であり、（ａ）は側面から見たときの概略構成図、
（ｂ）は上から見たときの概略構成図である。
であり、（ａ）は側面から見たときの概略構成図、
（ｂ）は上から見たときの概略構成図である。
【図２】図１に示すＸ線検査車両における検査の実行状
態の一例を示す要部平面図である（小物検査の場合）。
態の一例を示す要部平面図である（小物検査の場合）。
【図３】図１に示すＸ線検査車両における検査の実行状
態の一例を示す要部平面図である（大物検査の場合）。
態の一例を示す要部平面図である（大物検査の場合）。
１ 車両 ６ Ｘ線検査室 10 遮蔽壁 11 左側壁 12 右側壁 13 被検査物 14 搬入・搬出口（搬入口） 15 搬入・搬出口（搬出口） 16 搬送機構 17 遮蔽扉 18 Ｘ線遮蔽シ−ト 19 遮蔽カーテン 20R Ｘ線発生器（Ｘ線管） 20L Ｘ線発生器（Ｘ線管） 21R Ｘ線検出器 21L Ｘ線検出器 22R Ｘ線検査システム 22L Ｘ線検査システム
Claims (1)
- 【請求項１】 車両の左右一方の側面に被検査物の搬入
口を形成すると共に他方の側面に搬出口を形成し、その
車両内に、上記搬入口から搬出口へ被検査物を移動させ
るための搬送機構を設け、その搬送機構による被検査物
の移動空間を挟んで向き合うＸ線発生器とＸ線検出器の
組を被検査物の移動方向に互いに離間させて少なくとも
２組設け、且つ上記Ｘ線発生器とＸ線検出器の組を上記
被検査物の移動可能範囲を長さ方向に等分割して配置し
たことを特徴とするＸ線検査車両。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15547393A JP3218810B2 (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | Ｘ線検査車両 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15547393A JP3218810B2 (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | Ｘ線検査車両 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0712756A JPH0712756A (ja) | 1995-01-17 |
| JP3218810B2 true JP3218810B2 (ja) | 2001-10-15 |
Family
ID=15606824
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15547393A Expired - Fee Related JP3218810B2 (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | Ｘ線検査車両 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3218810B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8223919B2 (en) | 2003-04-25 | 2012-07-17 | Rapiscan Systems, Inc. | X-ray tomographic inspection systems for the identification of specific target items |
| GB0903198D0 (en) * | 2009-02-25 | 2009-04-08 | Cxr Ltd | X-Ray scanners |
| GB0525593D0 (en) | 2005-12-16 | 2006-01-25 | Cxr Ltd | X-ray tomography inspection systems |
| US8243876B2 (en) | 2003-04-25 | 2012-08-14 | Rapiscan Systems, Inc. | X-ray scanners |
| US8837669B2 (en) | 2003-04-25 | 2014-09-16 | Rapiscan Systems, Inc. | X-ray scanning system |
| JP5508751B2 (ja) * | 2009-04-01 | 2014-06-04 | 株式会社Ｉｈｉ検査計測 | Ｘ線検査車両 |
| JP5813520B2 (ja) * | 2012-01-24 | 2015-11-17 | 成田空港警備株式会社 | 移動式検査用車両及び検査方法 |
| JP6540282B2 (ja) * | 2015-06-30 | 2019-07-10 | 中国電力株式会社 | 移動式爆発物検査用車両 |
| CN109047025A (zh) * | 2018-07-24 | 2018-12-21 | 广东正业科技股份有限公司 | 一种x光自动检测系统 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6128039U (ja) * | 1984-07-25 | 1986-02-19 | 株式会社日立メディコ | 自動車搭載型ｘ線荷物透視検査装置 |
| JPS61205851A (ja) * | 1985-03-11 | 1986-09-12 | Hitachi Medical Corp | 大型荷物ｘ線検査装置 |
| JPS6367552A (ja) * | 1986-09-10 | 1988-03-26 | Hitachi Medical Corp | Ｘ線検査装置 |
-
1993
- 1993-06-25 JP JP15547393A patent/JP3218810B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0712756A (ja) | 1995-01-17 |
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