JP3218609U - ねじ - Google Patents
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Abstract
【課題】螺合初期に螺合物の繊維を効果的にカットでき、これにより螺合抵抗力を低下させて螺合速度を速め、螺合後にはより良い螺合定位効果を達成できるねじの提供。【解決手段】軸体31、軸体31の一端に設置されるねじ頭部32、軸体31の反対端に設置されるねじ先部、軸体31の表面に設置される第一ねじ山34、ねじ先部に設置される少なくとも2条の第二ねじ山を有し、第一ねじ山34は軸体31からねじ先部へと螺旋延伸して端点で停止し、第二ねじ山はねじ先部からねじ頭部32方向へと延伸し、第一ねじ山34と交わって接続点を形成し、少なくとも1条の第二ねじ山が第一ねじ山34の端点と相互につながって接続点を形成し、ねじ先部は、軸体から下方へと順に延伸する穴拡張セクション、定位セクション及びとがり先333を有する。【選択図】図2
Description
本考案は、締付け固定部材に関し、特に螺合後に優れた螺合定位効果を備えるねじに関する。
図1に示す通り、従来の締付け固定部材1は、軸体11、軸体11の一端に設置されるねじ頭部12、軸体11の反対端に設置され、しかもねじ頭部12の逆側に位置するねじ先部13、及び軸体11に環状に設置される複数のねじ山14を有する。
ねじ先部13は、下方へと向かって径が徐々に縮小し、とがり先131を形成する。
螺合作業を行う時には、まずとがり先131を螺合物(図示なし)の表面上に強く押し付け、ねじ頭部12に回転トルクを加えることにより、とがり先131が螺合物を圧迫する。
とがり先131が徐々に螺合物に螺入した後、各ねじ山14はとがり先131に続き、螺合物に対して切削を行う。
これにより、軸体11は、各ねじ山14の切削に従い、徐々に螺合物内に進入し、しかも螺合時に発生する一部の切り屑は、各ねじ山14に沿って外へと排出され、こうして締付け固定部材1の螺合作業を完成する。
ねじ先部13は、下方へと向かって径が徐々に縮小し、とがり先131を形成する。
螺合作業を行う時には、まずとがり先131を螺合物(図示なし)の表面上に強く押し付け、ねじ頭部12に回転トルクを加えることにより、とがり先131が螺合物を圧迫する。
とがり先131が徐々に螺合物に螺入した後、各ねじ山14はとがり先131に続き、螺合物に対して切削を行う。
これにより、軸体11は、各ねじ山14の切削に従い、徐々に螺合物内に進入し、しかも螺合時に発生する一部の切り屑は、各ねじ山14に沿って外へと排出され、こうして締付け固定部材1の螺合作業を完成する。
しかし、上記従来の締付け固定部材1を実際に使用した場合に、以下の問題が発見された。
締付け固定部材1を螺合物にねじ込む時、その螺合初期には、とがり先131が徐々に進んで圧迫する方式だけを利用して螺合物内に進入し、ねじ先部13が螺合物に進入して初めて各ねじ山14はとがり先131に続き螺合物の切削作業を行うことができる。
そのため、螺合過程では、各ねじ山14によってのみ、螺合物の繊維に対して切削作動を行うので、とがり先131は、螺合初期には、螺合物を圧迫するだけで、螺合物の繊維を有効に切断することはできない。
これにより、繊維はねじ先部13に纏わりつきやすく、螺合の抵抗力が大幅に上昇する。
締付け固定部材1を螺合物にねじ込む時、その螺合初期には、とがり先131が徐々に進んで圧迫する方式だけを利用して螺合物内に進入し、ねじ先部13が螺合物に進入して初めて各ねじ山14はとがり先131に続き螺合物の切削作業を行うことができる。
そのため、螺合過程では、各ねじ山14によってのみ、螺合物の繊維に対して切削作動を行うので、とがり先131は、螺合初期には、螺合物を圧迫するだけで、螺合物の繊維を有効に切断することはできない。
これにより、繊維はねじ先部13に纏わりつきやすく、螺合の抵抗力が大幅に上昇する。
同時に、後続の螺合で発生する切屑がスムーズに外へと排出されることはなく、この結果、切屑は螺合物内にたまって邪魔になり、螺合速度が低下するという悪影響を引き起こす。
この時、締付け固定部材1がもし持続的に螺動螺旋作用を受けたなら、螺合作業に過大な労力がかかるばかりか、締付け固定部材1が持続的にたまった切屑を圧迫することで、螺合物が断裂する状況さえ発生しかねず、螺合効果全体に影響を及ぼす。
この時、締付け固定部材1がもし持続的に螺動螺旋作用を受けたなら、螺合作業に過大な労力がかかるばかりか、締付け固定部材1が持続的にたまった切屑を圧迫することで、螺合物が断裂する状況さえ発生しかねず、螺合効果全体に影響を及ぼす。
本考案が解決しようとする課題は、螺合初期に螺合物の繊維を効果的にカットでき、これにより螺合抵抗力を低下させて螺合速度を速め、螺合後にはより良い螺合定位効果を達成できるねじを提供することにある。
本考案のねじは、軸体中心線が定義された軸体、前記軸体の一端に設置されるねじ頭部、前記ねじ頭部の反対に位置し、しかも前記軸体の反対端に設置されるねじ先部、螺旋を描き前記軸体の表面に環状に設置される第一ねじ山、及び螺旋を描き前記ねじ先部に環状に設置される少なくとも2条の第二ねじ山を有し、前記第一ねじ山は、前記軸体から前記ねじ先部へと螺旋延伸して、端点で停止し、前記各第二ねじ山は前記ねじ先部から前記ねじ頭部方向へと持続的に上方へ延伸し、前記第一ねじ山と相互に交わって、交わった部分に接続点を形成し、しかも少なくとも1条の第二ねじ山が上方へと延伸して前記第一ねじ山の端点と相互につながり、接続点を形成し、前記ねじ先部は、前記軸体から下方へと延伸する穴拡張セクション、前記穴拡張セクションに連接する定位セクション、及び前記定位セクションから下方へと延伸し徐々に縮小して形成されるとがり先を有する。
前記第一ねじ山は複数条設置されることがある。
前記第一ねじ山のねじ山ピークには、複数の鋸歯を設置することが望ましい。
前記各第二ねじ山が上方へと傾斜して延伸する長さは、前記第一ねじ山のねじ山ピッチより大きいことがある。
前記第二ねじ山は上方へと延伸し、前記第一ねじ山と相互に交わり、前記各接続点を形成し、さらに持続的に上方へと延伸し、前記第一ねじ山と複数個所で相互に交わって複数の接続点を形成してもよい。
前記定位セクションの母線と前記軸体中心線間に形成される角度は、前記穴拡張セクションの母線の延長線と前記軸体中心線との交差する角度より小さいことがある。
前記第一ねじ山のねじ山ピークには、複数の鋸歯を設置することが望ましい。
前記各第二ねじ山が上方へと傾斜して延伸する長さは、前記第一ねじ山のねじ山ピッチより大きいことがある。
前記第二ねじ山は上方へと延伸し、前記第一ねじ山と相互に交わり、前記各接続点を形成し、さらに持続的に上方へと延伸し、前記第一ねじ山と複数個所で相互に交わって複数の接続点を形成してもよい。
前記定位セクションの母線と前記軸体中心線間に形成される角度は、前記穴拡張セクションの母線の延長線と前記軸体中心線との交差する角度より小さいことがある。
本考案のねじは、螺合初期に各第二ねじ山により螺合物の繊維を効果的にカットし、繊維がねじ先部上に纏わりつく状況の発生を回避でき、ねじ先部の螺旋進入を補助できるばかりか、螺合抵抗力を大幅に低下させられる。
また、螺合時に発生する切屑は、即時に外へと排出され、該切屑が過度にたまることによる該螺合物が断裂する状況の発生を回避でき、さらに該各接続点は一部の切り屑を適度に圧迫するため、該ねじと該螺合物間には堅固な定位効果が生じ、より良い螺合定位効果を達成できる。
また、螺合時に発生する切屑は、即時に外へと排出され、該切屑が過度にたまることによる該螺合物が断裂する状況の発生を回避でき、さらに該各接続点は一部の切り屑を適度に圧迫するため、該ねじと該螺合物間には堅固な定位効果が生じ、より良い螺合定位効果を達成できる。
以下、図面に基づいて本考案の実施例を詳細に説明する。
図1〜図4は、本考案の実施例1を示す。
図2及び図3に示す通り、実施例1のねじ3は、軸体31、軸体31の一端に設置されるねじ頭部32、ねじ頭部32の反対に位置し、しかも軸体31の反対端に設置されるねじ先部33、軸体31の表面に螺設され、ねじ先部33方向へと延伸する第一ねじ山34、及びねじ先部33からねじ頭部32方向へと延伸する少なくとも2条の第二ねじ山35を有する。
図1〜図4は、本考案の実施例1を示す。
図2及び図3に示す通り、実施例1のねじ3は、軸体31、軸体31の一端に設置されるねじ頭部32、ねじ頭部32の反対に位置し、しかも軸体31の反対端に設置されるねじ先部33、軸体31の表面に螺設され、ねじ先部33方向へと延伸する第一ねじ山34、及びねじ先部33からねじ頭部32方向へと延伸する少なくとも2条の第二ねじ山35を有する。
軸体31には、軸体中心線Rが定義され、ねじ先部33は、軸体31から下方へと延伸する穴拡張セクション331、穴拡張セクション331に連接する定位セクション332、及び定位セクション332から下方へと延伸し徐々に縮小して形成されるとがり先333を有する。
しかも、定位セクション332の母線と軸体中心線Rとの間に形成される定位セクション角度332aは、穴拡張セクション331の母線の延長線と軸体中心線Rとの交差角度である穴拡張セクション角度331aより小さい。
しかも、定位セクション332の母線と軸体中心線Rとの間に形成される定位セクション角度332aは、穴拡張セクション331の母線の延長線と軸体中心線Rとの交差角度である穴拡張セクション角度331aより小さい。
第一ねじ山34は、軸体31からねじ先部33方向へと螺旋状に延伸して端点341で停止し、しかも第一ねじ山34のねじ山ピーク342の一部には、複数の鋸歯343を設置する。
各鋸歯343も、すべての第一ねじ山34のねじ山ピーク342上に設置できる(図示なし)。
以下では、第一ねじ山34のねじ山ピーク342の一部に、鋸歯343が設置されているとして説明する。
各鋸歯343も、すべての第一ねじ山34のねじ山ピーク342上に設置できる(図示なし)。
以下では、第一ねじ山34のねじ山ピーク342の一部に、鋸歯343が設置されているとして説明する。
各第二ねじ山35は、とがり先333まで延伸(図示なし)でき、或いはとがり先333に近接し、すなわち、とがり先333まで延伸せず、とがり先333と繋がらない形態で設置される。
以下ではすべて、各第二ねじ山35は、とがり先333に近接するように設置されているとして説明する。
しかも、各第二ねじ山35は、ねじ先部33から上方へ延伸し、ねじ頭部32方向から螺旋延伸した第一ねじ山34と相互に交わって、交わった部分に接続点36を形成する。
同時に、少なくとも1条の第二ねじ山35は上方へと延伸して、ちょうど第一ねじ山34の端点341と相互につながり、接続点36を形成する。
また、各第二ねじ山35が上方へと傾斜して延伸する軸方向の長さ35aは、第一ねじ山34のねじ山ピッチ34aより大きい。
以下ではすべて、各第二ねじ山35は、とがり先333に近接するように設置されているとして説明する。
しかも、各第二ねじ山35は、ねじ先部33から上方へ延伸し、ねじ頭部32方向から螺旋延伸した第一ねじ山34と相互に交わって、交わった部分に接続点36を形成する。
同時に、少なくとも1条の第二ねじ山35は上方へと延伸して、ちょうど第一ねじ山34の端点341と相互につながり、接続点36を形成する。
また、各第二ねじ山35が上方へと傾斜して延伸する軸方向の長さ35aは、第一ねじ山34のねじ山ピッチ34aより大きい。
図2〜図4に示す通り、螺合作業を行う時には、使用者はまずねじ先部33のとがり先333を、螺合物4の表面上に押し付ける。
同時に、螺合工具(図示なし)でねじ頭部32に回転トルクを加え、これによりとがり先333は、回転トルクを受けて連動され、螺合物4をドリリングする。
この時、穴拡張セクション331より細長く尖鋭な定位セクション332と、その先端に形成されたとがり先333を利用し、螺合初期に迅速な定位を達成する。
さらに、穴拡張セクション331で穴拡張作業を行うことにより、ねじ先部33は螺合物4内に迅速に進入し、初期螺合定位効果を達成する。
同時に、螺合工具(図示なし)でねじ頭部32に回転トルクを加え、これによりとがり先333は、回転トルクを受けて連動され、螺合物4をドリリングする。
この時、穴拡張セクション331より細長く尖鋭な定位セクション332と、その先端に形成されたとがり先333を利用し、螺合初期に迅速な定位を達成する。
さらに、穴拡張セクション331で穴拡張作業を行うことにより、ねじ先部33は螺合物4内に迅速に進入し、初期螺合定位効果を達成する。
同時に、各第二ねじ山35で螺合物4の繊維をカットし、これにより螺合初期にねじ先部33に纏わりつく繊維を効果的にカットでき、螺合初期の螺合抵抗力を低下させられるばかりか、螺合速度を大幅に高めることができる。
この結果、螺合作業にかかる時間と労力を節約することができ、ねじ先部33が螺合物4に徐々に進入後、第一ねじ山34は各第二ねじ山35に続き螺合物4の切削作業を行い、同時に、各鋸歯343に補助されて、各第一ねじ山34は、軸体31に纏わりつく一部の繊維をカットし、ねじ3の切削能力をさらに高め、全体の螺合速度を向上させることができる。
この結果、螺合作業にかかる時間と労力を節約することができ、ねじ先部33が螺合物4に徐々に進入後、第一ねじ山34は各第二ねじ山35に続き螺合物4の切削作業を行い、同時に、各鋸歯343に補助されて、各第一ねじ山34は、軸体31に纏わりつく一部の繊維をカットし、ねじ3の切削能力をさらに高め、全体の螺合速度を向上させることができる。
さらに、これに伴って増加する切屑は、各第二ねじ山35及び第一ねじ山34に沿って外へと排出され、これにより切屑を迅速に導引し、切屑排出のスムーズ性をさらに向上させ、しかも各鋸歯343には排出が間に合わない切屑を一時的に収容し、最後には各接続点36が一部の未排出の切屑を適度に圧迫し、これによりねじ3と螺合物4間は、堅固な定位効果を達成することができる。
こうして、ねじ3が螺合物4に完全に螺入された後も、外力の要因を受けて抜けてしまうことがなく、より良い螺合定位効果を達成することができる。
こうして、ねじ3が螺合物4に完全に螺入された後も、外力の要因を受けて抜けてしまうことがなく、より良い螺合定位効果を達成することができる。
図5及び図6は、本考案の実施例2を示す。実施例2は、実施例1とほぼ同様の構成を有するが、以下の特徴を有する。
第二ねじ山35は、ねじ先部33より上方へと延伸し、第一ねじ山34と相互につながった後、第二ねじ山35はねじ頭部32方向へと延伸を続け、第一ねじ山34と複数個所で接続する。
これにより、実施例1のものより多くの接続点36を形成するため、各接続点36は一部の切り屑を圧迫し、ねじ3と螺合物4との間には、より緊密な噛み合い作用を形成し、ねじ3と螺合物4間の螺合定位効果をより向上させる。
第二ねじ山35は、ねじ先部33より上方へと延伸し、第一ねじ山34と相互につながった後、第二ねじ山35はねじ頭部32方向へと延伸を続け、第一ねじ山34と複数個所で接続する。
これにより、実施例1のものより多くの接続点36を形成するため、各接続点36は一部の切り屑を圧迫し、ねじ3と螺合物4との間には、より緊密な噛み合い作用を形成し、ねじ3と螺合物4間の螺合定位効果をより向上させる。
図7及び図8は、本考案の実施例3を示す。実施例3の構成は上記実施例1および実施例2とほぼ同様であるが、以下の特徴を有する。
第一ねじ山34は2条設置され、各第一ねじ山34は、軸体31からねじ先部33方向へと延伸し、2条の端点341で停止する。
各第二ねじ山35は、ねじ先部33からねじ頭部32方向へと延伸し、各端点341とそれぞれ相互につながり、接続点36を形成する。
また、各第二ねじ山35は、各端点341で第一ねじ山34と相互につながった後、持続的に上方へと延伸し、より多くの箇所で第一ねじ山34と相互につながり、より多くの接続点36(図示なし)を形成し、より良い螺合定位効果を達成する。
第一ねじ山34は2条設置され、各第一ねじ山34は、軸体31からねじ先部33方向へと延伸し、2条の端点341で停止する。
各第二ねじ山35は、ねじ先部33からねじ頭部32方向へと延伸し、各端点341とそれぞれ相互につながり、接続点36を形成する。
また、各第二ねじ山35は、各端点341で第一ねじ山34と相互につながった後、持続的に上方へと延伸し、より多くの箇所で第一ねじ山34と相互につながり、より多くの接続点36(図示なし)を形成し、より良い螺合定位効果を達成する。
上記を総合すると、本考案のねじは、ねじ先部の表面に第二ねじ山を設置し、しかも各第二ねじ山は、ねじ先部の上方へと延伸し、第一ねじ山34と相互に交わって接続点を形成し、また、ねじ先部の穴拡張セクション及び定位セクションの構造により、螺合初期には、定位セクションにより迅速に定位され、及び穴拡張セクションは効果的に穴を拡張し、同時に各第二ねじ山は螺合物の繊維をカットし、ねじ先部の螺合物内への螺旋進入を助け、螺合速度を大幅に向上させるばかりか、繊維がねじ先部に纏わりつく状況の発生を回避でき、これにより螺合抵抗力を低下させられ、さらに各接続点は一部の切り屑を適度に圧迫するため、ねじと螺合物間には堅固な定位効果が生まれ、より良い螺合定位効果を達成することができる。
上記実施例は本考案を限定するものではなく、本考案の権利範囲は実用新案登録請求の範囲を基準とする。
1 締付け固定部材
11 軸体
12 ねじ頭部
13 ねじ先部
14 ねじ山
131 とがり先
3 ねじ
31 軸体
32 ねじ頭部
33 ねじ先部
34 第一ねじ山
35 第二ねじ山
36 接続点
331 穴拡張セクション
332 定位セクション
333 とがり先
331a 穴拡張セクション角度
332a 定位セクション角度
341 端点
342 ねじ山ピーク
343 鋸歯
34a 第一ねじ山のねじ山ピッチ
35a 第二ねじ山の長さ
R 軸体中心線
4 螺合物
11 軸体
12 ねじ頭部
13 ねじ先部
14 ねじ山
131 とがり先
3 ねじ
31 軸体
32 ねじ頭部
33 ねじ先部
34 第一ねじ山
35 第二ねじ山
36 接続点
331 穴拡張セクション
332 定位セクション
333 とがり先
331a 穴拡張セクション角度
332a 定位セクション角度
341 端点
342 ねじ山ピーク
343 鋸歯
34a 第一ねじ山のねじ山ピッチ
35a 第二ねじ山の長さ
R 軸体中心線
4 螺合物
Claims (6)
- ねじであって、軸体中心線が定義された軸体、前記軸体の一端に設置されるねじ頭部、前記ねじ頭部の反対に位置し、しかも前記軸体の反対端に設置されるねじ先部、螺旋を描き前記軸体の表面に環状に設置される第一ねじ山、及び螺旋を描き前記ねじ先部に環状に設置される少なくとも2条の第二ねじ山を有し、
前記第一ねじ山は、前記軸体から前記ねじ先部へと螺旋延伸して、端点で停止し、
前記第二ねじ山は前記ねじ先部から前記ねじ頭部方向へと持続的に上方へ延伸し、前記第一ねじ山と相互に交わって交わった部分に接続点を形成し、しかも少なくとも1条の第二ねじ山が上方へと延伸して前記第一ねじ山の端点と相互につながり、接続点を形成し、
前記ねじ先部は、前記軸体から下方へと延伸する穴拡張セクション、前記穴拡張セクションに連接する定位セクション、及び前記定位セクションから下方へと延伸し徐々に縮小して形成されるとがり先を有することを特徴とするねじ。 - 前記第一ねじ山が複数条設置されていることを特徴とする請求項1に記載のねじ。
- 前記第一ねじ山のねじ山ピークには、複数の鋸歯を設置することを特徴とする請求項1又は2に記載のねじ。
- 前記各第二ねじ山が上方へと傾斜して延伸する長さは、前記各第一ねじ山間のねじ山ピッチより大きいことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のねじ。
- 前記第二ねじ山は上方へと延伸し、前記第一ねじ山と相互に交わり、前記接続点を形成し、さらに持続的に上方へと延伸し、前記第一ねじ山と複数個所で相互に交わって複数の接続点を形成することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のねじ。
- 前記定位セクションの母線と前記軸体中心線間に形成される角度は、前記穴拡張セクションの母線の延長線と前記軸体中心線との交差する角度より小さいことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のねじ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018003158U JP3218609U (ja) | 2018-08-16 | 2018-08-16 | ねじ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018003158U JP3218609U (ja) | 2018-08-16 | 2018-08-16 | ねじ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3218609U true JP3218609U (ja) | 2018-10-25 |
Family
ID=63921465
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018003158U Active JP3218609U (ja) | 2018-08-16 | 2018-08-16 | ねじ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3218609U (ja) |
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2018
- 2018-08-16 JP JP2018003158U patent/JP3218609U/ja active Active
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